JPH027146B2 - - Google Patents

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JPH027146B2
JPH027146B2 JP57500260A JP50026082A JPH027146B2 JP H027146 B2 JPH027146 B2 JP H027146B2 JP 57500260 A JP57500260 A JP 57500260A JP 50026082 A JP50026082 A JP 50026082A JP H027146 B2 JPH027146 B2 JP H027146B2
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centering
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JP57500260A
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JPS58500094A (ja
Inventor
Hansu Yurugen Tetsushu
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SHII DEII EMU KONEKUTAAZU DEV ANDO Manufacturing AG
Original Assignee
SHII DEII EMU KONEKUTAAZU DEV ANDO Manufacturing AG
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Publication date
Application filed by SHII DEII EMU KONEKUTAAZU DEV ANDO Manufacturing AG filed Critical SHII DEII EMU KONEKUTAAZU DEV ANDO Manufacturing AG
Publication of JPS58500094A publication Critical patent/JPS58500094A/ja
Publication of JPH027146B2 publication Critical patent/JPH027146B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/15Connectors for wire wrapping
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/405Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
    • H01R13/41Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting by frictional grip in grommet, panel or base

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気絶縁性合成物質から成るコネク
タハウジングの円筒形のコンタクト穴内に巻線コ
ネクタを調心し且つ空転しないよう保持しコンタ
クト片を担持するバネ鋼製コンタクトスリーブに
固定した線巻支柱を備えた巻線コンタクトに関す
る。
ワイヤ接続を、いわゆる、巻線技術(ワイヤー
ラツプ技術)における無ハンダ結合として構成し
た巻線コンタクトを備えた差込形コネクタの場
合、線巻時に線巻支柱(ワイヤーラツプ支柱)に
現れる回転モーメントをコンタクトで受けなけれ
ばならず、従つて、コンタクトは、コネクタハウ
ジングのコンタクト穴内で回転してはならない。
従つて、巻線コンタクトには、空転防止機構を設
けなければならない。
コンタクト穴の軸線方向範囲を円形に構成し、
コンタクトを対応して構成すれば、構造的に簡単
な空転防止機構が得られる。この種の差込形コネ
クタは、例えば、西独公開第2616621号に記載し
てある。この種の空転防止機構の場合、各コネク
タハウジングについて、ハウジングに適合するコ
ンタクタを設けなければならず、この場合、通常
の円形コンタクトを使用できないので、経済的に
望ましいプラグハウジングの普遍性が得られな
い。
コンタクトの空転防止には、例えば、西独特許
第2350775号、米国特許第4090771号および仏国特
許第2263615Hに記載の如き、多様の補助部材が
使用される。独立のアンカ部材は、多くの場合、
板片またはホゾから構成でき、コンタクトに固定
するか、線巻支柱に差込む。空転防止せる2分割
形コンタクトは、製造コストが高く、非経済的で
あり、更に、取扱いが煩瑣である。コンタクトの
交換に際して、コンタクト穴の壁が、損傷され易
く、あるいは、多数のコンタクトを密に並置した
多重プラグの場合には特に、完全に破損されるの
で、コネクタハウジングの損耗が増加する。
更に、本質的にスリーブ状の弾性的空転防止部
材をコンタクトと一体に構成した空転防止せる単
体形コンタクトは市販されている。しかしなが
ら、この種の公知のコンタクトは満足できない。
何故ならば、弾性的空転防止部材が弾性的に変形
し、コンタクト穴に挿入したコンタクトに作用す
る回転モーメントおよび半径方向の力が、空転防
止部材の径を変化せしめ、およびまたは、コンタ
クト穴の壁に対する係止要素の侵入深さを減少す
るので、線巻時に空転防止部材が外れるのを確実
に防止するため、作製時、加える回転モーメント
を比較的小さくしなければならず、従つて、多く
の場合、リード線とコンタクト片との間の電気的
集合が不十分となるからである。
従つて、本発明の目的は、断面円形のコンタク
ト穴に巻線コンタクトを挿入した際に、差込結合
に通常望ましい、コンタクト穴内のコンタクト片
の可動性が得られ、この場合、差込結合部分およ
び線巻支柱が良好に調心されると云う前提のもと
で、特に差込操作に際してあるいは接続せるリー
ド線を引張つた際に現れるような接触負荷を受け
ても、空転防止が確実に行われ、回転モーメント
および半径方向の力を受けても、コンタクト穴の
壁に対する係止部材の侵入深さが不利な方向へ変
化することのない、冒頭に述べた種類の、空転防
止せる巻線コンタクトを創成することにある。更
に目的とするところは、巻線コンタクトの交換可
能性を確保することにある。即ち、コネクタハウ
ジングのコンタクト穴からコンタクトを引出す際
に、コンタクト穴の壁が、破壊されないよう、あ
るいは、絶縁厚に関する条件を満足しなくなるほ
ど大きく破損されることのないよう、巻線コンタ
クトを構成することにある。更に別の目的は、巻
線コンタクトの経済的な大量生産を可能とするこ
とにある。
この目的は、本発明にもとづき、特許請求の範
囲第1項に請求せる巻線コンタクトによつて達成
される。
本発明によつて得られる利点は、特に、コンタ
クトスリーブのコンタクト片から遠い側の比較的
細い部分を特殊に構成するだけで、巻線コンタク
トの空転を完全に防止でき、線巻支柱は、単に、
上記空転防止ゾーンに機械的に固定するだけでよ
く、更に、線巻支柱およびコンタクト片(例え
ば、差込ブツシユまたはピン)の構造について
は、すべての可能性が与えられると云う点にあ
る。コンタクト穴の相互に対向する2つの点に空
転防止ゾーンを係止することによつて、コンタク
ト穴内のコンタクト片の所望の可動性が得られ、
回転モーメントおよび半径方向の力が、空転防止
ゾーンの調心部分において、径を減少することは
なく、逆に、径を増大し、その結果、コンタクト
スリーブがコンタクト穴内に強固に保持され、従
つて、コンタクト片および線巻支柱が良好に調心
される。すべての場合、コンタクト穴の壁に対す
るツメの侵入深さは所定の最大値に限定されるの
で、本発明に係る巻線コンタクトは、任意の合成
物質から成るコネクタハウジングに使用でき、コ
ネクタハウジングは、特に、軟質合成物質(例え
ば、サーモプラスト)から構成することができ
る。侵入深さが限定されることによつて、コンタ
クト穴から巻線コンタクトを引出す際に、コンタ
クト穴の壁が大きく損傷されることはなく、従つ
て、交換性が確保される。即ち、交換する場合、
新しい巻線コンタクトを、もとの位置に対して幾
分ずらしてコンタクト穴に挿入すれば、最適条件
が得られる。コンタクトスリーブは、バネ鋼截片
を管状に曲げることによつて容易に大量生産でき
る。
本発明の有利な実施例は、従属請求の範囲に示
してある。
本発明を、添付の図面に示した好ましい実施例
を参照して以下に説明する。
第1図に示した巻線コンタクト(いわゆる、ワ
イヤーラツプ形コンタクト)は、バネ鋼截片1′
(第5図)から管状に曲げ、コンタクト片2(差
込ブシユまたはプラグピン)を一端に担持したコ
ンタクトスリーブ1を有する。同軸の線巻支柱3
は、コンタクトスリーブ1を通つてコンタクト片
の反対側へ延びている。巻線接続(ワイヤーラツ
プ接続)のための線巻支柱3の断面は、長方形
(第1図、例えば、0.8mm×1.6mm)または正方形
(第2,3図、例えば1mm×1mm)であつてよい。
コンタクトスリーブ1、コンタクト片2および線
巻支柱3は、この種の差込形コネクタに慣用の材
料から成る。コンタクトスリーブは、例えば、青
銅板から構成する。巻線コンタクトは、合成物質
(例えば、フエノプラスト、サーモプラスト)か
ら成る電気絶縁性ハウジング4(第2図、第3
図)の円筒形コンタクト穴5に挿入する。この場
合、コンタクトスリーブ1の外面は、コンタクト
穴の壁6に当接し、巻線コンタクトは、コンタク
ト片2によつて、コンタクト穴5内に調心され、
縦軸線7のまわりの回転が防止され、縦方向へは
不動であり、差込部分の差込を容易にするために
幾分可能である。これらの利点は、本発明に係る
巻線コンタクトにおいて、第1図および第4図を
参照して以下に詳細に説明する如く、コンタクト
片2の特殊な形状によつて得られる。
第1、4図に示した如く、コンタクトスリーブ
1は、本質的に、3つのゾーン、即ち、コンタク
ト片担持ゾーン10、線巻支柱担持ゾーン20お
よび空転防止ゾーン30を有し、これらゾーン
は、結合ウエブ8,9の半径方向端部によつて相
互に分離されている。結合ウエブ8,9にコンタ
クトスリーブ1の縦方向に順次に設けてあり、ス
リーブ周面の約75゜にわたつて延びている。
コンタクトスリーブ1のコンタクト片担持ゾー
ン10は、コンタクト片2の方向へ引込んだ肩部
分12を形成するよう段をつけた本質的に円筒形
の段付リング11として構成してある。段付リン
グ11の小さい方の外径は、コンタクト片2の径
より小さくない。巻線コンタクトをコンタクト穴
に挿入すると、コンタクト片担持ゾーン10は、
穴の対応する狭窄部分に位置し、この狭窄部分に
は、通常の如く、肩部分12が当接し、その結
果、差込形コネクタを外す際、巻線コンタクトの
引抜けは防止されるが、差込操作が容易なよう、
コンタクト片担持ゾーンには、半径方向につい
て、ある程度の運動自由度が与えられる。
線巻支柱担持ゾーン20は、双方の結合ウエブ
8,9の間で凹ませてあり、線巻支柱3のため
に、平担な載置面22を有する受け台21を形成
する(第4図)。この載置面は、載せた線巻支柱
3が、コンタクト片担持ゾーン10の段付リング
11およびコンタクト片2自体と同軸をなすよう
に、スリーブ内に構成してある。線巻支柱3の縦
方向の運動をより確実に防止するよう線巻支柱3
の突起が係合する横方向ミゾ23を載置面22に
設ければ合目的的である。線巻支柱3は、この支
柱に作用する回転モーメントがコンタクトスリー
ブ1に伝達されるよう、載置面22に固定する。
このため、図示の実施例では、受け台21には、
側方へ突出するローブ24a,24bが設けてあ
る。これらローブは、載せた線巻支柱3のまわり
に折曲げて上記支柱を受け台21に押圧固定する
のに役立つ。
結合ウエブ9に続く空転防止ゾーン30の端部
の上半部には、係止部分41および上記部分に続
く調心部分40が設けてある。これらの部分は、
切込み31によつて相互に分離されている。結合
ウエブ9に関連する空転防止ゾーン30の下半部
は、共通のベース部分32として構成してある。
調心部分40は、ベース部分32から延びる側方
の調心ローブ35a,35bから成る。これらロ
ーブは、折曲げて、縦目地37で相互に突合さ
れ、ベース部分32とともに、ハウジング4のコ
ンタク穴5(第3図)に整合し線巻支柱3を間隔
を置いて囲すリングを形成する。調心部分40の
断面は、第3図に示した如く、凹んだ卵形または
開いた8の字形である。ベース部分32の平担な
底部33は、結合ウエブ9に移行し、側部の波状
に湾曲した双方の凹部34a,34bは、一部は
ベース部分32内にあり、一部は双方の調心ロー
ブ35a,35b内にある。調心部分40の目的
は、ハウジング4のコンタクト穴5の公差を補償
し、挿入した巻線コンタクトをコンタクト穴5内
で調心状態に保持することにある。この場合、波
状凹部34a,34bは、弾性要素として働き、
縦目地37は閉じた状態に保持される。コンタク
ト穴5にコンタクトスリーブ1を挿入し易いよ
う、第4図の38で示した如く、調心部分40の
縦目地37の範囲は円すい形に構成するのが好ま
しい。
空転防止ゾーン30の係止部分41は、ベース
部分32から上方へ突出する2つのツメアーム4
2a,42bを含む。これらツメアームは、切込
み31a,31bによつて調心ローブ35a,3
5bから分離してあり、上記ローブよりも短い。
ツメアーム42a,42bは、凹部34a,34
bの最深個所から上方外へ傾斜しており(第2
図)、細い面43a,43bのエツジは、鋭いコ
ーナを形成する。各ツメアーム42a,42b
の、調心部分40から遠い外側のコーナは、ツメ
44a,44bとして役立つ。ツメアーム42
a,42bでは、ツメ44a,44bは調心部分
40の外周面を越えて突出するが、調心部分40
に近い外側のコーナ45a,45bは上記外周面
内にあるよう、ねじつてあり、従つて、上記コー
ナ45a,45bは、コンタクト穴5(第2図)
にコンタクトスリーブ1を挿入する際、抵抗とは
ならず、ツメ44a,44bのみが穴の壁6に圧
入される。
コンタクト穴に巻線支柱を挿入する際、空転防
止ゾーン30の調心部分40は、穴内をすべる円
すい面38(第4図)によつて圧縮されるので、
第3図から明らかな如く、縦目地37が閉じら
れ、弾性要素として働く凹部34a,34bの応
力によつて双方の細い側で、即ち、縦目地37の
両側の範囲およびベース部分32の底部33の範
囲において、調心部分40がコンタクト穴5の壁
6に押圧固定され、更に、第2図に示した如く、
調心部分40の周面を越えて側方へ突出するツメ
44a,44bが、ハウジング材料の硬さに応じ
て多少の差はあるが、穴の壁に深く圧入される。
係止部分41の双方のツメ44a,44bによつ
て上記の如く2点においてコンタクト穴6内に係
止されたコンタクトスリーブ1は、コンタクト穴
6内に巻線コンタクトを確実に保持する。この場
合、線巻支柱3は、コンタクト穴6内で調心さ
れ、調心部分40の縦目地37は、結合時または
解離時にコンタクトスリーブ1のコンタクト片担
持ゾーン10(第1図)が半径方向側へ幾分動い
ても、閉じた状態に保持される。何故ならば、空
転防止ゾーン30は上述の如くコンタクト片担持
ゾーンから離れているので、このような僅かな側
方運動は、調心部分40および係止部分41の係
止状態に何等の影響も及ぼさないからである。
巻線コンタクトの作製時に、コンタクト片2ま
たは線巻支柱3に回転モーメントが作用した場
合、この回転モーメントは、線巻支柱担持ゾーン
20の受け台21(第1図)および上記受け台に
続く結合ウエブ9を介して、調心部分40および
係止部分41に共通のベース部分32に伝達され
る。回転モーメントは、調心部分40(第3図)
において、縦目地37を開いて、この範囲のコン
タクトスリーブ1の周面を拡大するよう作用する
が、この作用は、凹部34a,34bの弾性作用
によつて阻止されるので、縦目地37は、常に、
閉じた状態に保持され、調心部分40が、縦目地
37の範囲において、開くことはない。係止部分
(第2図)において、回転モーメントが時計方向
(実線の矢印)へ作用した場合は、ツメ44aが、
穴の壁6により強く圧入され、回転モーメントが
逆時計方向(破線の矢印)へ作用した場合は、ツ
メ44bが、同様に、壁に圧入される。ツメアー
ム42a,42bは調心部分40と機械的に結合
されており、縦目地37は常に閉じられるので、
ツメ44a,44bの侵入深さは、調心部分40
の周面に対するツメ44a,44bの突出度によ
つて決まる最大値に限定され、従つて、ハウジン
グ4が軟質合成物質(例えば、サーモプラスト)
から成る場合も、ツメ44a,44bが、上記の
最大侵入深さを越えて穴の壁6に圧入されること
はなく、従つて、コンタクト穴5に巻線コンタク
トを多数回挿入しても、コンタクト穴の壁6の損
傷は極く僅かである。
第5図に、上述のコンタクトスリーブ1を作製
するためバネ鋼截片1′を示した。中心線14に
関して対称な截片1′は3つのゾーン10,20,
30に対応する範囲に、受け台21と等しい巾の
ストリツプ状中央部分15を有する。上記中央部
分の長辺側から、コンタクト片担持ゾーン10の
段付リング11(第1図)を形成するローブ1
1′,11″、受け台21の締付けローブ24a,
24bを形成するローブ24a′,24b′、ならび
に、切込み31a,31bで相互に分離された調
心ローブ35a,35bおよびツメアーム42
a,42bを含む空転防止ゾーン30のベース部
分32を形成するローブ32′,32″が延びてい
る。調心ローブ35a,35bは、円すい面38
(第4図)を形成するため、傾斜した細い面36
a,36bを有し、ツメアーム42a,42b
は、中心線14に平行な細い面43a,43bを
有する。ストリツプ状中央部分15は、第4図か
ら明らかな如く、コンタクト片担持ゾーン10に
段付リング11が形成され、線巻支柱ゾーン20
に受け台21が形成され、且つ、空転防止ゾーン
30にベース部分32の底部33が形成されるよ
うに、中心線14に沿つて曲げてある。ローブ1
1′,11″は、細い側が接合するよう円弧状に曲
げられ、かくして、縦目地13を有する段付リン
グ11(第1図)が形成される。ローブ24a′,
24b′は、受け台22に線巻支柱3を載せた後に
圧搾結合操作を行い易いよう、U字状に曲げる。
調心ローブ35a,35bおよびツメアーム42
a,42bを有するローブ32′,32″は、空転
防止ゾーン30の形状に曲げる。空転防止ゾーン
30を形成するための曲げ加工の3つの段階を第
6図に示した。
上述の形状の空転防止ゾーン30を作成する場
合、第1段階(第6a図)において、例えば、切
込み31a,31b(第5図)から遠い方の、ツ
メ44a,44bを形成する下方のコーナが截片
1′の下面から突出し、一方、切込み31a,3
1bに近いコーナは切断面内にとどまるよう、ツ
メアーム42a,42bを下方へ曲げ、第2段階
(第6b図)において、調心ローブ35a,35
bを曲げ、第3段階(第6c図)において、ロー
ブ32′,32″を、まず、上方へ曲げてベース部
分32の底部33を形成し、次いで、横方向へ曲
げて凹部34a,34Bを形成する。コンタクト
スリーブの上述の如き製法は、経済的な大量生産
に特に適している。
上述のコンタクトスリーブ1を使用すれば、コ
ンタクト穴に巻線コンタクトを容易に挿入でき、
巻線コンタクトは、コンタクト穴内に確実に保持
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、コンタクトスリーブの空転防止ゾー
ンの係止部分および調心部分を含む、本発明に係
る巻線コンタクトの斜視図、第2図は、第1図の
巻線コンタクトの係止部分の範囲の断面図、第3
図は、第1図の巻線コンタクトの調心部分の範囲
の断面図、第4図は、コンタクトスリーブの縦断
面図、第5図は、第4図のコンタクトスリーブを
作製するためのバネ鋼截片の平面図、第6図は、
第5図のバネ鋼截片の対応する部分からコンタク
トスリーブの空転防止ゾーンを成形する際の3つ
の曲げ加工段階(a)、(b)、(c)を示す略図である。 1……コンタクトスリーブ、1′……バネ鋼截
片、2……コンタクト片、3……線巻支柱、5…
…コンタクト穴、7……スリーブ縦軸線、8,9
……結合ウエブ、10……コンタクト片担持ゾー
ン、11……(段付)リング、20……線巻支柱
担持ゾーン、21……受け台、24a,24b…
…(固定用)ローブ、30……空転防止ゾーン、
31……切込み、32……ベース部分、33……
底部、34a,34b……波状凹部、35a,3
5b……調心ローブ、37……縦目地、38……
円すい形外面部分、40……調心部分、41……
係止部分、42,42b……ツメアーム、43
a,43b……細い面、44a,44b……ツ
メ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気絶縁性合成物質から成るコネクタハウジ
    ングの円筒形のコンタクト穴内に巻線コンタクト
    を調心し且つ空転しないよう保持しコンタクト片
    を担持するバネ鋼製コンタクトスリーブに固定し
    た線巻支柱を備えた巻線コンタクトにおいて、コ
    ンタクトスリーブ1が、調心部分40と上記調心
    部分に軸線方向へ続く係止部分41とを含む空転
    防止ゾーン30を有し、上記調心部分は、縦方向
    に分断してあつて縦目地37の両側に相互に対向
    する波状凹部34a,34bを有し、線巻支柱3
    を間隔を置いて囲むリングの形に構成してあり、
    上記係止部分41は、ツメアーム42a,42b
    上に相互に対向し且つ調心部分40の周面から側
    方へ突出するツメ44a,44bを備えており、
    縦目地37は、コンタクト穴5にコンタクトスリ
    ーブ1を挿入した際、閉じられ、回転モーメント
    およびまたは半径方向の力が巻線コンタクトに作
    用すると、弾性要素をなす凹部34a,34bに
    よつて閉じた状態に保持され、線巻支柱3、調心
    部分40および係止部分41が機械的に結合され
    ているので、回転モーメントの作用方向に応じ
    て、何れか1つのツメ44aまたは44bのみが
    コンタクト穴の壁に圧入固定され、ツメ44a,
    44bの侵入深さは、調心部分40の周面に対す
    るツメの突出度によつて決まる最大値に限定され
    ることを特徴とする巻線コンタクト。 2 調心部分40が、縦目地37の範囲に、スリ
    ーブ1の挿入方向へスリーブ縦軸線7に向つて下
    降する円すい形外面部分38を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の巻線コンタク
    ト。 3 コンタクトスリーブ1の空転防止ゾーン30
    が、調心部分40および係止部分41に共通のベ
    ース部分32を有し、上記ベース部分は、底部3
    3と、調心部分40の調心ローブ35a,35b
    および係止部分41のツメアーム42a,42b
    に移行する凹んだ側部とを備えており、調心ロー
    ブ35a,35bは、円弧状に曲げて突合され、
    その細い面36a,36bの間に縦目地37を形
    成し、ツメアーム42a,42bは、スリーブ縦
    軸線7から遠ざかる方向へ拡開してあり、自由端
    にそれぞれ1つのツメ44a,44bを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の巻線コンタクト。 4 ツメアーム42a,42bの断面が長方形で
    あり、各ツメアーム42a,42bの細い面43
    a,43bの、調心部分40から遠い方の外側コ
    ーナが、調心部分40の周面から突出するツメ4
    4a,44bをなし、調心部分40に近い外側コ
    ーナが、調心部分40の周面内にあることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の巻線コンタク
    ト。 5 コンタクトスリーブ1が、挿入方向で見て空
    転防止ゾーン30の前に、受け台21を備えた巻
    線支柱ゾーン20を有し、上記受け台は、結合ウ
    エブ9によつて空転防止ゾーン30に結合してあ
    り、受け台に固定した線巻支柱3を調心部分40
    と同軸に配列保持することを特徴とする特許請求
    の範囲第1〜4項の1つに記載の巻線コンタク
    ト。 6 コンタクトスリーブ1の巻線支柱担持ゾーン
    20が、受け台21から側方へ突出する固定用ロ
    ーブ24a,24bを有し、線巻支柱3が、固定
    用ローブ24a,24bの圧搾によつて受け台2
    1に結合固定されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載の巻線コンタクト。 7 コンタクトスリーブ1が、コンタクト片2を
    担持する端部に、第2結合ウエブ8によつて受け
    台21に結合し段をつけた、コンタクト片2およ
    び線巻支柱3と同軸のリング11の形のコンタク
    ト片担持ゾーン10を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の巻線コンタクト。 8 コンタクトスリーブ1が、管状に曲げたバネ
    鋼截片1′から成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜7項の1つに記載の巻線コンタクト。
JP57500260A 1981-02-10 1982-01-14 コネクタハウジングの断面円形の穴に插入するための空転防止せる巻線コンタクト Granted JPS58500094A (ja)

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CH870/81A CH653178A5 (de) 1981-02-10 1981-02-10 Kontaktanordnung mit einem wickelpfosten.
CH870/81-0 1981-02-10

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Publication Number Publication Date
JPS58500094A JPS58500094A (ja) 1983-01-13
JPH027146B2 true JPH027146B2 (ja) 1990-02-15

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ID=4197093

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JP57500260A Granted JPS58500094A (ja) 1981-02-10 1982-01-14 コネクタハウジングの断面円形の穴に插入するための空転防止せる巻線コンタクト

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EP (1) EP0058295B1 (ja)
JP (1) JPS58500094A (ja)
AT (1) ATE10559T1 (ja)
CH (1) CH653178A5 (ja)
DE (1) DE3261307D1 (ja)
WO (1) WO1982002801A1 (ja)

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ATE10559T1 (de) 1984-12-15
DE3261307D1 (en) 1985-01-10
WO1982002801A1 (en) 1982-08-19
EP0058295A1 (de) 1982-08-25
US4614400A (en) 1986-09-30
EP0058295B1 (de) 1984-11-28
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CH653178A5 (de) 1985-12-13

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