JPH0249659Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249659Y2 JPH0249659Y2 JP5731085U JP5731085U JPH0249659Y2 JP H0249659 Y2 JPH0249659 Y2 JP H0249659Y2 JP 5731085 U JP5731085 U JP 5731085U JP 5731085 U JP5731085 U JP 5731085U JP H0249659 Y2 JPH0249659 Y2 JP H0249659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- locking
- fitting
- connector plug
- lock fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 17
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はロツク金具を簡単かつ確実に組込みで
きるようにしたコネクタプラグに関するものであ
る。
きるようにしたコネクタプラグに関するものであ
る。
「従来の技術」
従来、第4図に示すように、コネクタプラグの
ロツク金具1は、板ばねの先端を3角形に打抜い
て上方へ折返して係止突起2を形成し、また、基
端部付近を十字形に打抜いて両側の舌片3,3を
下向きに折曲し、さらに、基端を上方へ折曲して
係止基端部4を形成してなるものであつた。この
ようにして形成したロツク金具1は、第5図に示
す金属円筒体5に係合される。この金属の円筒体
5には長孔6が穿設され、また基部の連結片7を
内方へくぼませ、この連結片7に隣設して角形の
小孔8を穿設する。そして、この円筒体5の小孔
8に、ロツク金具1の2本の舌片3,3を上方よ
り嵌合し、嵌合した後、第4図の鎖線のように、
この舌片3,3をそれぞれ外方へ折曲して加締め
る。また、円筒体5の連結片7と一体の挾持片9
でコード10を挾持し、リード線11…は円筒体
5の内部に固着された絶縁体13内のプラグピン
12…に連結する。さらに、コード10側からプ
ラスチツクの絶縁ケース14を円筒体5に圧入す
る。このとき、円筒体5の先端部分と係止突起2
が露出する。圧入組立後、ロツク金具1の係止基
端部4が絶縁ケース14の内側面に密着してロツ
ク金具1は固定的に保持される。なお、15は揺
動可能なロツク解除釦である。
ロツク金具1は、板ばねの先端を3角形に打抜い
て上方へ折返して係止突起2を形成し、また、基
端部付近を十字形に打抜いて両側の舌片3,3を
下向きに折曲し、さらに、基端を上方へ折曲して
係止基端部4を形成してなるものであつた。この
ようにして形成したロツク金具1は、第5図に示
す金属円筒体5に係合される。この金属の円筒体
5には長孔6が穿設され、また基部の連結片7を
内方へくぼませ、この連結片7に隣設して角形の
小孔8を穿設する。そして、この円筒体5の小孔
8に、ロツク金具1の2本の舌片3,3を上方よ
り嵌合し、嵌合した後、第4図の鎖線のように、
この舌片3,3をそれぞれ外方へ折曲して加締め
る。また、円筒体5の連結片7と一体の挾持片9
でコード10を挾持し、リード線11…は円筒体
5の内部に固着された絶縁体13内のプラグピン
12…に連結する。さらに、コード10側からプ
ラスチツクの絶縁ケース14を円筒体5に圧入す
る。このとき、円筒体5の先端部分と係止突起2
が露出する。圧入組立後、ロツク金具1の係止基
端部4が絶縁ケース14の内側面に密着してロツ
ク金具1は固定的に保持される。なお、15は揺
動可能なロツク解除釦である。
「考案が解決しようとする問題点」
従来のロツク金具1は、コネクタの円筒体5に
取付ける際、2個の舌片3,3を小孔8に嵌合し
た後、外方へそれぞれ折曲して加締める作業を必
要とするが、この折曲加締め作業が円筒体5の内
側で行なわれるため極めて面倒であること、ま
た、圧接片4が樹脂製絶縁ケース14の内側面に
密着しているため、熱で絶縁ケース14が柔かく
なるとロツク金具1の支持にゆるみが生じてソケ
ツトとの結合が不十分になるなどの問題があつ
た。
取付ける際、2個の舌片3,3を小孔8に嵌合し
た後、外方へそれぞれ折曲して加締める作業を必
要とするが、この折曲加締め作業が円筒体5の内
側で行なわれるため極めて面倒であること、ま
た、圧接片4が樹脂製絶縁ケース14の内側面に
密着しているため、熱で絶縁ケース14が柔かく
なるとロツク金具1の支持にゆるみが生じてソケ
ツトとの結合が不十分になるなどの問題があつ
た。
「問題点を解決するための手段」
本考案は上述のような問題点を解決するために
なされたもので、金属円筒体と、この金属円筒体
に取付けたロツク金具との一部がそれぞれ露出す
るようにして絶縁ケースに嵌合してなるコネクタ
プラグにおいて、前記金属円筒体の軸方向に、長
孔、連結部、小孔、係止部の順に形成し、前記連
結部の外側面に、前記ロツク金具の途中の揺動支
点を、この揺動支点の長孔側と小孔側に設けた挾
持片で位置決めしつつ係止し、前記ロツク金具の
係止基端部を前記円筒体の係止部内側面に当接し
てなるものである。
なされたもので、金属円筒体と、この金属円筒体
に取付けたロツク金具との一部がそれぞれ露出す
るようにして絶縁ケースに嵌合してなるコネクタ
プラグにおいて、前記金属円筒体の軸方向に、長
孔、連結部、小孔、係止部の順に形成し、前記連
結部の外側面に、前記ロツク金具の途中の揺動支
点を、この揺動支点の長孔側と小孔側に設けた挾
持片で位置決めしつつ係止し、前記ロツク金具の
係止基端部を前記円筒体の係止部内側面に当接し
てなるものである。
「作用」
ロツク金具の係止基端部を小孔に挿入して内側
面に接触しつつ、ロツク金具の揺動支点を連結部
の外側面から接触させ、かつ挾持片で連結部を挾
持する。この状態で、絶縁ケースを基端部から嵌
め込むことによつてコネクタプラグの組立てが完
了する。そのため、組立て作業性が良好で、しか
もロツク金具は長期間安定に保持される。
面に接触しつつ、ロツク金具の揺動支点を連結部
の外側面から接触させ、かつ挾持片で連結部を挾
持する。この状態で、絶縁ケースを基端部から嵌
め込むことによつてコネクタプラグの組立てが完
了する。そのため、組立て作業性が良好で、しか
もロツク金具は長期間安定に保持される。
「実施例」
以下、本考案の一実施例を図面について説明す
る。なお、第1図と同一部分については同一符号
を付す。
る。なお、第1図と同一部分については同一符号
を付す。
5は両端開口した金属製の円筒体で、この円筒
体5には、軸方向に、長孔6、連結部7、小孔
8、係止部16、アース接続部17を順に形成す
る。これらの連結部7、基端側係止部16および
アース接続部17は円筒体5を内方へややくぼま
せて形成されている。
体5には、軸方向に、長孔6、連結部7、小孔
8、係止部16、アース接続部17を順に形成す
る。これらの連結部7、基端側係止部16および
アース接続部17は円筒体5を内方へややくぼま
せて形成されている。
つぎに、1はロツク金具で、このロツク金具1
は、金属製板ばね材を細板状に打抜き、この細板
の先端を3角形に形成してこれを両側から上方へ
折返して係止突起2となし、また、この細板の途
中を揺動支点18とし、この揺動支点18の両側
に所定間隔をもつて、2個ずつの舌片を突設し、
これを下方へ垂直に折曲して挾持片19,19,
20,20となし、さらに、基端を下方へ折曲し
た後、再び水平に折曲して係止基端部4を形成し
てなるものである。
は、金属製板ばね材を細板状に打抜き、この細板
の先端を3角形に形成してこれを両側から上方へ
折返して係止突起2となし、また、この細板の途
中を揺動支点18とし、この揺動支点18の両側
に所定間隔をもつて、2個ずつの舌片を突設し、
これを下方へ垂直に折曲して挾持片19,19,
20,20となし、さらに、基端を下方へ折曲し
た後、再び水平に折曲して係止基端部4を形成し
てなるものである。
前記円筒体5の内部には、ピン12…を固定し
た絶縁体21が固定的に取付けられ、また、前記
ピン12…には、コード10のリード線11…が
接続され、アース線22は、前記円筒体5のアー
ス接続部17に半田にて接続されている。
た絶縁体21が固定的に取付けられ、また、前記
ピン12…には、コード10のリード線11…が
接続され、アース線22は、前記円筒体5のアー
ス接続部17に半田にて接続されている。
14は絶縁ケースで、この絶縁ケース14は内
径が前記円筒体5の外径と略等しく形成され、ま
た上方には、コ字形すり割23を形成することに
より、前記ロツク金具1を押圧してロツクを解除
するためのロツク解除釦15が形成されている。
径が前記円筒体5の外径と略等しく形成され、ま
た上方には、コ字形すり割23を形成することに
より、前記ロツク金具1を押圧してロツクを解除
するためのロツク解除釦15が形成されている。
つぎに、以上のように構成された各部品をもつ
てコネクタプラグを組立てるには、まず、コード
10の先端に絶縁ケース14を挿入し、このコー
ド10のリード線11…を絶縁体14のピン12
…に接続し、これを円筒体5の内側へ嵌め込み等
により固定し、さらにアース線22をアース接続
部17に半田にて接続する。
てコネクタプラグを組立てるには、まず、コード
10の先端に絶縁ケース14を挿入し、このコー
ド10のリード線11…を絶縁体14のピン12
…に接続し、これを円筒体5の内側へ嵌め込み等
により固定し、さらにアース線22をアース接続
部17に半田にて接続する。
つぎに、ロツク金具1の係止基端部4を小孔8
へ差込みつつ揺動支点18を連結部7に挾持片1
9,19,20,20で位置決めして嵌め込む。
この状態でロツク金具1の係止突起2側を押圧す
ると、係止基端部4が係止部17の内面に接しつ
つ、連結部7を支点として弾性的に揺動する状態
に係止される。この状態で予めコード10に嵌め
込まれた絶縁ケース14を円筒体5にかぶせるよ
うに圧入する。このときロツク解除釦15の下面
にロツク金具1が位置して組立てを完了する。
へ差込みつつ揺動支点18を連結部7に挾持片1
9,19,20,20で位置決めして嵌め込む。
この状態でロツク金具1の係止突起2側を押圧す
ると、係止基端部4が係止部17の内面に接しつ
つ、連結部7を支点として弾性的に揺動する状態
に係止される。この状態で予めコード10に嵌め
込まれた絶縁ケース14を円筒体5にかぶせるよ
うに圧入する。このときロツク解除釦15の下面
にロツク金具1が位置して組立てを完了する。
「考案の効果」
本考案は上述のように構成したので、つぎのよ
うな効果を有する。
うな効果を有する。
(1) ロツク金具を円筒体に組込むだけでよく、組
込み後に加締め等の作業を必要とせず、作業性
にすぐれている。
込み後に加締め等の作業を必要とせず、作業性
にすぐれている。
(2) ロツク金具に弾性をもたせるための圧接部は
絶縁ケースではなく円筒体に接しているので、
絶縁ケースが熱で柔くなつたり、長期間使用し
たりしてもロツク金具の弾性力が変化するよう
なことがない。
絶縁ケースではなく円筒体に接しているので、
絶縁ケースが熱で柔くなつたり、長期間使用し
たりしてもロツク金具の弾性力が変化するよう
なことがない。
第1図は本考案によるコネクタプラグの一実施
例を示す縦断面図、第2図は同上円筒体にロツク
金具を組込んだ平面図、第3図は同上ロツク金具
の斜視図、第4図は従来のロツク金具の斜視図、
第5図は同上縦断面図である。 1……ロツク金具、2……係止突起、4……係
止基端部、5……円筒体、6……長孔、7……連
結部、8……小孔、10……コード、11……リ
ード線、12……ピン、14……絶縁ケース、1
5……ロツク解除釦、16……係止部、18……
揺動支点、19,20……挾持片。
例を示す縦断面図、第2図は同上円筒体にロツク
金具を組込んだ平面図、第3図は同上ロツク金具
の斜視図、第4図は従来のロツク金具の斜視図、
第5図は同上縦断面図である。 1……ロツク金具、2……係止突起、4……係
止基端部、5……円筒体、6……長孔、7……連
結部、8……小孔、10……コード、11……リ
ード線、12……ピン、14……絶縁ケース、1
5……ロツク解除釦、16……係止部、18……
揺動支点、19,20……挾持片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属円筒体と、この金属円筒体に取付けたロ
ツク金具との一部がそれぞれ露出するようにし
て絶縁ケースに嵌合してなるコネクタプラグに
おいて、前記金属円筒体の軸方向に、長孔、連
結部、小孔、係止部の順に形成し、前記連結部
の外側面に、前記ロツク金具の途中の揺動支点
を、この揺動支点の長孔側と小孔側に設けた挾
持片で位置決めしつつ係止し、前記ロツク金具
の係止基端部を前記円筒体の係止部内側面に当
接してなることを特徴とするコネクタプラグ。 (2) 円筒体の連結部と係止部は、内方へややくぼ
ませて形成した実用新案登録請求の範囲第1項
記載のコネクタプラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5731085U JPH0249659Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5731085U JPH0249659Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61172479U JPS61172479U (ja) | 1986-10-27 |
JPH0249659Y2 true JPH0249659Y2 (ja) | 1990-12-27 |
Family
ID=30581718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5731085U Expired JPH0249659Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249659Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635398Y2 (ja) * | 1988-05-19 | 1994-09-14 | 中南電機産業株式会社 | 係止機構を有するコネクタ |
JPH0817102B2 (ja) * | 1988-07-15 | 1996-02-21 | 日本エー・エム・ピー株式会社 | 電気コネクタ |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP5731085U patent/JPH0249659Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61172479U (ja) | 1986-10-27 |
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