JP4007970B2 - コネクタ固定部材とそれを用いたコネクタ - Google Patents

コネクタ固定部材とそれを用いたコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4007970B2
JP4007970B2 JP2004100384A JP2004100384A JP4007970B2 JP 4007970 B2 JP4007970 B2 JP 4007970B2 JP 2004100384 A JP2004100384 A JP 2004100384A JP 2004100384 A JP2004100384 A JP 2004100384A JP 4007970 B2 JP4007970 B2 JP 4007970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
fixing member
fixing
insulator
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004100384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005285654A (ja
Inventor
聖一 原
正 石和
康史 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2004100384A priority Critical patent/JP4007970B2/ja
Priority to DE602005014701T priority patent/DE602005014701D1/de
Priority to EP05006734A priority patent/EP1583179B1/en
Priority to US11/092,536 priority patent/US7052317B2/en
Priority to CNB200510062731XA priority patent/CN100358188C/zh
Publication of JP2005285654A publication Critical patent/JP2005285654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4007970B2 publication Critical patent/JP4007970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/7005Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
    • H01R12/7011Locking or fixing a connector to a PCB
    • H01R12/7017Snap means
    • H01R12/7029Snap means not integral with the coupling device

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

本発明は、コネクタを基板に組み込み固定するためのコネクタ固定部材に関し、詳しくは、このコネクタ固定部材を備えたコネクタに関する。
従来、コネクタを基板に組み込むには、図10に示すコネクタ固定部材が使用されている(例えば、特許文献1、以下、従来技術1と呼ぶ、参照)。
図10(A)は、従来技術1に係る電気コネクタ50の斜視図であり、(B)は、ロックピン54とこのロックピン54を挿入する以前の電気コネクタ50の斜視図である。従来技術1に係るコネクタ50は、主にコンタクト(図示せず)とインシュレータ58とシェル56とロックピン54とから構成されている。
このシェル56には、インシュレータ58に固定するためのシェル56の幅方向に突出した2つの舌片52が設けられている。シェル56は、2つの前記舌片2を治具(図示せず)でカシメることによってインシュレータ58に固定されている。また、シェル56の厚み方向には、相手コネクタ(図示せず)と嵌合する際のロック機構として、4つの係止部59が設けられている。
ロックピン54は、シェル56との導通をとるため、良導電性のある金属材料で作られ、公知技術のプレス加工等によって加工される。ロックピン54は、主に押圧部66と接触部64及び連結部68と脚部61から構成されている。押圧部66は、ロックピン54をインシュレータ58に圧入する際に、治具(図示せず)等で押す場所であり、かつ、ロックピン54の圧入の位置決めの役割も持っている。接触部64はロックピン54がインシュレータ58に取付けられたときにシェル56の舌片52と接触するところであり、脚部61はコネクタ50を図示しない基板に取付る部分である。また、連結部68は接触部64と脚部61の間に位置する部分である。
この従来技術1によるコネクタ50を組み立てるには,まず、インシュレータ58をシェル56に嵌合口51の反対側から挿入し、インシュレータ58が所定の位置まで挿入された段階で、シェル56の舌片52をインシュレータ58の取付部53に治具等でカシメる。カシメることでインシュレータ58はシェル56に固定される。次に、ロックピン54をインシュレータ58の係合溝55に図10(B)のように矢印65で示す方向から治具等で圧入する。この係合溝55はロックピン60を圧入することにより固定しているため、ロックピン54の外径より幾分小さい。シェル56の舌片52をインシュレータ58の取付部53にカシメる際に、舌片52の接触面がインシュレータ58の係合溝55の面A55aより若干突出するようにする。このように突出させることで、ロックピン54の接触部64との接触を確実なものにするためである。また、シェル56の舌片52が突出しているため、ロックピン54をインシュレータ58に挿入する上で舌片52にはバネ性が要求される。このように組立られたコネクタ50は、基板にロックピン54で仮止めされた後に、半田付けされる。
一方、図11(A)及び(B)に示されるコネクタ固定部材も提案されている(例えば、特許文献2、以下、従来技術2と呼ぶ、参照)。
図11(A)は、従来技術2による電気コネクタ70と基板73の部分的な斜視図であり、(B)は固定金具80の斜視図である。
従来技術2による電気コネクタ70はインシュレータ72とコンタクト74と固定金具80とから構成されている。
図11を参照すると、固定金具80は、金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。この固定金具80は、バネ性を備え、インシュレータ72が圧入やインサート成形などによって固定されている。この固定金具80はインシュレータ72に図11(A)の矢印85の方向から挿入固定される。
固定金具80は、インシュレータ72に固定される圧入部86と基板73の固定金具用ランド77に接続するランド用接続部84と基板73に固定される固定用脚部82と圧入部86と固定用脚部82を繋ぐ連結部88とから構成されている。
圧入部86は、インシュレータ72のフランジ部78の挿入孔に図示しない治具等を用いて圧入することによって固定金具80をインシュレータ72に固定する。圧入部86の反対側には、ほぼ90度回転した方向に突出した固定用脚部82が設けられている。この固定用脚部82は、電気コネクタ70を基板73の取付孔73aに仮止めする役割とリフローなどの半田付けされた後に電気コネクタ70を完全に基板73に固定するためのものであり、図示の例ではバネ性を持たせた2股状にしている。
圧入部86と固定用脚部82の間には、圧入部86と固定用脚部82を繋ぐための連結部88が設けられている。圧入部86の連結部88側には、前記固定用脚部82と同一方向に突出した略L字形状をしたランド用接続部84が設けられている。このランド用接続部84は、コンタクト74や固定用脚部82と同時にリフロー時に半田付けすることによって、電気コネクタ70をより強固に固定するためのものであり、かつ、相手コネクタ(図示せず)の挿抜の際に前記コンタクト74への負荷をなくすためのものである。この例では、基板74のパターンを考慮して、ランド用接続部84を略L字形状のものを使用しているが固定用脚部82と同様のものでもよい。
次に、インシュレータ72は電気絶縁性のプラスチックであり、公知の射出成形等で製作されている。インシュレータ72は主に本体部75と嵌合部76とフランジ部78とからなっている。インシュレータ72の本体部75には、所要数のコンタクト74が挿入される孔が設けられている。この孔にコンタクト74は、圧入やパッチン止め(ランス)などによって保持・固定されている。
インシュレータ72の本体部75のほぼ中央部分には、コンタクト74の接続部71が突出した反対方向に突出した嵌合部76が設けられている。この嵌合部76は、相手コネクタと嵌合する部分である。また、インシュレータ72の本体部75の長さ方向両側には、嵌合部76と反対方向に突出したフランジ部78が設けられている。このフランジ部78には、固定金具80が固定される挿入孔が設けられている。
また、インシュレータ72は、本体部75とフランジ部78とでコンタクト74の接続部71を覆うように配置されている。
このコンタクト74は、面実装タイプ(SMTタイプ)であり、インシュレータ72に圧入やパッチン止め(ランス)によって固定されている。このコンタクト74は、金属製で、公知技術のプレス加工によって製作されている。このコンタクト74は、基板73のランド79に接続する接続部71とインシュレータ72に固定される固定部と相手コネクタのコンタクトと接触する接触部の3部分から構成されている。
しかしながら、従来技術1では、固定金具60の板幅方向63をインシュレータ58の係合溝55に組み込むものであるが、プリント基板に無造作に取り付けたり、誤って取り付けたりしたときになど、固定金具の係合方向67と逆方向65に力が加えられた場合には、外れてしまう。
また、インシュレータ58に形成される係合溝55は、板厚方向62、即ち嵌合方向69と直交する方向に対する強度を得難い。
一方、従来技術2によるコネクタにおいては、固定金具80をインシュレータ72に後方から組み込むものなので、インシュレータ72と固定金具80の固定部分とプリント基板73との固定用脚部82が離れているので、外力に対して十分な耐力を得難い。
特開平9−283223号公報 特開平11−67374号公報
そこで、本発明の技術的課題は、プリント基板に搭載するコネクタにおいて、プリント基板への搭載作業時及び使用時に、コンタクトの半田付け部にストレスが加わり難いように、インシュレータをプリント基板に強固に固定することができるコネクタを提供することにある。
本発明によれば、コネクタを取り付け対象物に固定するためのコネクタ固定部材を備えたコネクタにおいて、前記コネクタは、コンタクトと、前記コネクタ固定部材を収容する固定部材収容部が設けられたインシュレータとを有し、前記コネクタ固定部材は、平板状で、インシュレータへの当接部と、前記固定部材収容部に収容される本体部と、前記本体部から延設され前記コネクタを取り付け対象物へ固定するための脚部と、前記脚部と同一方向に延設された少なくとも1つの分岐部とを有し、前記本体部は、前記インシュレータへの圧入固定部を有し、前記コネクタ固定部材を前記固定部材収容部に挿入した後、前記分岐部の自由端の所定個所を折り曲げて折り曲げ部を形成し、前記折り曲げ部と前記当接部とで、前記固定部材収容部を挟持するとともに、前記折り曲げ部と前記圧入固定部とによって、前記コネクタ固定部材を前記インシュレータに2重に固定する構造を備えていることを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、前記コネクタにおいて、前記取り付け対象物はプリント基板又はパネルであることを特徴とするコネクタが得られる。
また、本発明によれば、コネクタを取り付け対象物に固定するためのコネクタ固定部材において、前記コネクタ固定部材は、平板状で、前記コネクタのインシュレータへ当接する当接部と、前記インシュレータに設けられた固定部材収容部に収容される本体部と、前記本体部から延設され前記コネクタを取り付け対象物へ固定するための脚部と、前記脚部と同一方向に延設された少なくとも1つの分岐部とを有し、前記本体部は、前記インシュレータへ圧入し固定するための圧入固定部を有し、前記コネクタ固定部材を前記固定部材収容部に挿入した後、前記分岐部の自由端の所定個所を折り曲げて折り曲げ部を形成し、前記折り曲げ部と前記当接部とで、前記固定部材収容部を挟持するとともに、前記折り曲げ部と前記圧入固定部とによって、前記コネクタ固定部材を前記インシュレータに2重に固定する構造を備えていることを特徴とするコネクタ固定部材が得られる。
本発明においては、プリント基板に搭載するコネクタにおいて、プリント基板への搭載作業時及び使用時に、コンタクトの半田付け部にストレスが加わり難いように、インシュレータをプリント基板に強固に固定することができるコネクタを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態によるコネクタ固定部材によって基板上に固定されたコネクタを示す正面図、図2は図1のコネクタへコネクタ固定部材を取り付ける操作の説明に供せられる側面図である。
図1及び図2を参照すると、コネクタ101は、基板に半田付け固定されるものであり、正面に相手側コネクタ等の嵌合部を備えた箱型のインシュレータ11とインシュレータ11の両側面に設けられた固定部材収容部12とを備えている。また、インシュレータ11の底面には、基板に接触する支持部18が夫々設けられている。
コネクタ101の背面から、コンタクト13が引き出され、このコンタクトはL字を描いて下方に伸びて、基板40に設けられたスルーホールを貫通して、このスルーホール部分で図示しない半田固定されるものである。
固定部材収容部12は、中空でコネクタ101の上下、すなわち、基板40面に対して垂直に貫通するスリットが設けられており、このスリット中に略T字形状のコネクタ固定部材10が収容される。このスリットは上方は開放しているが、下方は固定バネ部6,6及び折り曲げタブ5,5が夫々通過可能な孔部を残して封じられても良いことは勿論である。
図2に最も良く示されるように、コネクタ固定部材10は、金属製の板材の打ち抜き加工によって形成され、頭部1と、当接部と、圧入部と、脚部と、一対の分岐部とを一体に備えている。より具体的に、コネクタ固定部材10は、最上部の突出片からなる頭部1と、左右に伸びるとともにインシュレータ11への当接部をなす圧入ストッパ部2,2と、圧入ストッパ部2,2の下部両側に、突出した圧入固定部としての圧入用の突起3a,3a,3a,3aを両側に夫々備えた圧入部としての本体部3と、突起3a,3a,3a,3aの間で本体部3にこの本体部3の板体面から厚さ方向に突出した、スリット内で厚さ方向の位置決めを行う位置決めダボ4と、下方に伸び両側に三角形状に突出するとともに、下方に移動するにつれて次第に間隔がやや広がるように形成された基板へ固定するための弾性を備えた脚部をなす固定バネ部6,6と、この固定バネ部6,6の両側に分岐して互いに伸びる抜け防止の一対の分岐部をなす折り曲げ部として折り曲げタブ5,5とを備えている。
このコネクタ固定部材10は図2に示すように、コネクタ101のインシュレータ11の両側に設けられたコネクタ固定部材10を収容する固定部材収容部12のスリットに圧入され、圧入ストッパ部2,2の下面がスリットの左右の縁に当接することで、下降が防止され、位置決めダボ4によって位置決めされた後、折り曲げタブ5を図1に示すように、後方に図示しない冶具等によって折り曲げて、コネクタ101のインシュレータ11に固定され、これによって、上方向へのコネクタ固定部材10の抜け防止される。その後、コネクタ101が基板40に実装される際に、固定バネ部6,6が基板に圧入されてコネクタ101が基板40に固定される。固定バネ部6,6は先端面にテーパー部を備えているとともに、先端に移動するにつれて次第にその間隔が広くまるように形成されているので、基板に設けられた孔の若干の位置ずれにも適用できる。なお、コネクタ101を実装した後、コネクタ固定部材10をインシュレータの固定部材収容部12のスリット12aに圧入して、折り曲げタブ5を折り曲げても、良いことは勿論である。
図3は本発明の第2の実施の形態によるコネクタ固定部材を示す斜視図である。
図3を参照すると、コネクタ固定部材20は、当接部と、圧入部と、一対の脚部と、一対の分岐部とを備えている。より具体的に、コネクタ固定部材20は、最上部から左右に伸びるとともにインシュレータ11との当接部をなす圧入ストッパ部2,2と、圧入ストッパ部2,2の下部両側に、楔形状をなすように突出した圧入固定部としての突起3a,3a,3a,3aを備えた圧入部をなす本体部3と、本体部3の突起3a,3a,3a,3a間に板体面から厚さ方向に突出し、スリット12a内での板厚方向の位置決めを行う位置決めダボ4と、下方に伸びて次第に先端が互いに幅方向外側をむくように突出した角部を備え、三角形状で幅が広い部分を備えた基板へ固定するための脚部をなす固定バネ部(フック)6,6と、この固定バネ部6,6の両側に、固定バネ部6,6と平行に伸びる分岐部をなす抜け防止のための折り曲げ部としての折り曲げタブ5,5とを備えている。
図3に示す例においては、折り曲げタブ5,5は後方に折れ曲がっているが、コネクタに固定できるのであるならば、横に折り曲げても良い。
図4は本発明の第3の実施の形態によるコネクタ固定部材を示す斜視図である。図5乃至図9は図4のコネクタ固定部材を組み込んだコネクタを夫々示す側面図、部分平面図、部分底面図、部分正面図、及び部分は背面断面図である。
図4を参照すると、コネクタ固定部材30は、頭部1と、当接部と、圧入部と、脚部と、分岐部とを備えている。より具体的には、コネクタ固定部材30は、最上部に設けられた頭部1と、頭部の下から、頭部1と同じ高さとなるように、左右に伸びるとともにインシュレータ11との当接部をなす圧入ストッパ部2,2と、圧入ストッパ部2,2の下部両側に、楔形状をなすように突出した圧入固定部としての突起3a,3a,3a,3aを備えた圧入部をなす本体部と、突起3a,3a間に本体部3の板体面から厚さ方向に突出し、スリット12a内での位置決めを行う位置決めダボ4と、下方に伸び先端が互いに幅方向外側をむくように突出した角部を備えた三角形状で幅が広い部分を備えた基板へ固定するための脚部をなす固定バネ部(フック)6,6と、この固定バネ部6,6の中心に、固定バネ部6,6とは分岐して下方に伸びる分岐部をなす抜け防止のための折り曲げ部としての折り曲げタブ7とを備えている。
図5乃至図9を参照すると、コネクタ102は、一側部に相手側コネクタ等の嵌合部を備えた箱型のインシュレータ11と、インシュレータ11の側面17に設けられた固定部材収容部12とを備えている。また、コネクタ102の背面から、コンタクト13が引き出され、このコンタクトはL字を描いて下方に伸びて、図示しない基板に設けられたスルーホールを貫通して、このスルーホール部分で図示しない半田固定されるものである。
固定部材収容部12は、中空で上下に貫通するスリット12aが設けられており、このスリット12a中に略T字形状のコネクタ固定部材30が圧入される。
このコネクタ固定部材30は図8及び図9に示すように、コネクタ102のインシュレータ11の両側に設けられた固定部材収容部12のスリット12aに、上方から圧入され、位置決めダボ4によって位置決めされた後、折り曲げタブ7を図7乃至図9に示すように、後方に図示しない冶具等によって、コネクタ102の底面15側に向かって折り曲げて、折り曲げ部7aを形成し、コネクタ102のインシュレータ11に固定される。その後、コネクタ102が基板に実装される際に、固定バネ部6,6が基板に圧入されて、固定バネ部6,6の先端のフックによってコネクタ102が基板からの抜けを防止し、固定される。なお、コネクタ102を実装した後、コネクタ固定部材30をインシュレータの固定部材収容部12のスリット12aに圧入して基板に固定した後、折り曲げタブ7を折り曲げても、良いことは勿論である。
このように、本発明の第1乃至第3の実施の形態によるコネクタ固定部材10,20,30はインシュレータ11にプリント基板面と垂直方向に形成されたスリット(閉じた孔)に組み込むものであり、ストッパー部とプリント基板へ固定される固定バネ部はプリント基板面に対して上下に位置し、インシュレータ11から脱落防止のための折り曲げ部を曲げて固定されるため、外力に対して十分な強度を得られる。
したがって、プリント基板に搭載するコネクタにおいて、プリント基板への搭載作業時及び使用時に、コンタクトの半田付け部にストレスが加わり難いように、インシュレータをプリント基板に強固に固定することができるコネクタを提供することができる。
また、本発明の実施の形態によるコネクタ固定部材は、プリント基板面に垂直方向にインシュレータに対して圧入固定されることにより、特にコネクタをプリント基板から引き剥がす方向の外力に対しても大きな耐力を発揮することができる。
以上説明したように、本発明のコネクタ固定部材は、基板に実装され固定されるコネクタに適用される。
本発明の第1の実施の形態によるコネクタ固定部材によって基板上に固定されたコネクタを示す正面図である。 図1のコネクタへコネクタ固定部材を取り付ける操作の説明に供せられる側面図である。 本発明の第2の実施の形態によるコネクタ固定部材を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態によるコネクタ固定部材を示す正面図である。 図4のコネクタ固定部材を組み込んだコネクタを示す側面図である。 図4のコネクタ固定部材を組み込んだコネクタを示す部分平面図である。 図4のコネクタ固定部材を組み込んだコネクタを示す部分底面図である。 図4のコネクタ固定部材を組み込んだコネクタを示す部分底面図である。 図4のコネクタ固定部材を組み込んだコネクタを示す背面断面図である。 (A)は、従来技術1に係る電気コネクタ50の斜視図であり、(B)は、ロックピン54とこのロックピン54を挿入する以前の電気コネクタ50の斜視図である。 (A)は、従来技術2による電気コネクタ70と基板73の部分的な斜視図で、(B)は固定金具80の斜視図である。
符号の説明
1 頭部
2 圧入ストッパ部
3 圧入部
4 位置決めダボ
,7 折り曲げタブ
固定バネ部(フック)
10,20 コネクタ固定部材
11 インシュレータ
12 固定部材収容部
12a スリット
13 コンタクト
15 底面
30 コネクタ固定部材
40 基板
50 コネクタ
51 嵌合口
52 舌片
53 取付部
54 ロックピン
55 係合溝
55A 面A
56 シェル
58 インシュレータ
59 係止部
61 脚部
62 板厚方向
63 板幅方向
64 接触部
65 係合方向と逆方向
66 押圧部
67 係合方向
68 連結部
69 嵌合方向
70 電気コネクタ
71 接続部
72 インシュレータ
73 基板
73a 取付孔
74 コンタクト
75 本体部
76 嵌合部
77 固定金具用ランド
78 フランジ部
80 固定金具
82 固定用脚部
84 ランド用接続部
86 圧入部
88 連結部
101,102 コネクタ

Claims (3)

  1. コネクタを取り付け対象物に固定するためのコネクタ固定部材を備えたコネクタにおいて、前記コネクタは、コンタクトと、前記コネクタ固定部材を収容する固定部材収容部が設けられたインシュレータとを有し、前記コネクタ固定部材は、平板状で、インシュレータへの当接部と、前記固定部材収容部に収容される本体部と、前記本体部から延設され前記コネクタを取り付け対象物へ固定するための脚部と、前記脚部と同一方向に延設された少なくとも1つの分岐部とを有し、前記本体部は、前記インシュレータへの圧入固定部を有し、前記コネクタ固定部材を前記固定部材収容部に挿入した後、前記分岐部の自由端の所定個所を折り曲げて折り曲げ部を形成し、前記折り曲げ部と前記当接部とで、前記固定部材収容部を挟持するとともに、前記折り曲げ部と前記圧入固定部とによって、前記コネクタ固定部材を前記インシュレータに2重に固定する構造を備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、前記取り付け対象物はプリント基板又はパネルであることを特徴とするコネクタ。
  3. コネクタを取り付け対象物に固定するためのコネクタ固定部材において、前記コネクタ固定部材は、平板状で、前記コネクタのインシュレータへ当接する当接部と、前記インシュレータに設けられた固定部材収容部に収容される本体部と、前記本体部から延設され前記コネクタを取り付け対象物へ固定するための脚部と、前記脚部と同一方向に延設された少なくとも1つの分岐部とを有し、前記本体部は、前記インシュレータへ圧入し固定するための圧入固定部を有し、前記コネクタ固定部材を前記固定部材収容部に挿入した後、前記分岐部の自由端の所定個所を折り曲げて折り曲げ部を形成し、前記折り曲げ部と前記当接部とで、前記固定部材収容部を挟持するとともに、前記折り曲げ部と前記圧入固定部とによって、前記コネクタ固定部材を前記インシュレータに2重に固定する構造を備えていることを特徴とするコネクタ固定部材
JP2004100384A 2004-03-30 2004-03-30 コネクタ固定部材とそれを用いたコネクタ Expired - Lifetime JP4007970B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004100384A JP4007970B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 コネクタ固定部材とそれを用いたコネクタ
DE602005014701T DE602005014701D1 (de) 2004-03-30 2005-03-29 Verbinderbefestigungseinrichtung und solcher Verbinder
EP05006734A EP1583179B1 (en) 2004-03-30 2005-03-29 Fixing member used in a connector and connector using it
US11/092,536 US7052317B2 (en) 2004-03-30 2005-03-29 Connector capable of being firmly fixed to an object and a fixing member used in the connector
CNB200510062731XA CN100358188C (zh) 2004-03-30 2005-03-29 能牢固固定到目标物的连接器和在连接器中使用的固定件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004100384A JP4007970B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 コネクタ固定部材とそれを用いたコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005285654A JP2005285654A (ja) 2005-10-13
JP4007970B2 true JP4007970B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=34879988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004100384A Expired - Lifetime JP4007970B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 コネクタ固定部材とそれを用いたコネクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7052317B2 (ja)
EP (1) EP1583179B1 (ja)
JP (1) JP4007970B2 (ja)
CN (1) CN100358188C (ja)
DE (1) DE602005014701D1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128772A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Tyco Electronics Amp Kk 保持部材、実装構造、および電子部品
JP4805683B2 (ja) * 2006-01-23 2011-11-02 株式会社東海理化電機製作所 固定部材、及び、固定構造
JP4833672B2 (ja) * 2006-01-23 2011-12-07 株式会社東海理化電機製作所 固定部材、及び、取付構造
JP2008027612A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Tokai Rika Co Ltd コネクタ装着構造
US20080084676A1 (en) * 2006-10-06 2008-04-10 Singatron Enterprise Co., Ltd. Connector structure
WO2008119561A1 (de) * 2007-04-02 2008-10-09 Johnson Controls Technology Company Vorrichtung zur kontaktgabe und befestigung eines elektrischen bauteils in einem kraftfahrzeug
CN201113031Y (zh) * 2007-10-12 2008-09-10 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器
JP5117872B2 (ja) * 2008-01-30 2013-01-16 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 保持部材、保持部材が電気回路基板に実装された実装構造、および保持部材を備えた電子部品
JP5581983B2 (ja) * 2010-11-11 2014-09-03 住友電装株式会社 基板用コネクタ
US8480412B2 (en) * 2011-06-21 2013-07-09 Lear Corporation Terminal and connector assembly
TWI535121B (zh) * 2012-12-19 2016-05-21 技嘉科技股份有限公司 電連接器
JP6148489B2 (ja) 2013-02-13 2017-06-14 矢崎総業株式会社 コネクタのペグ圧入構造
JP5884813B2 (ja) * 2013-11-21 2016-03-15 Smk株式会社 電気コネクタ
EP3471520B1 (en) * 2017-10-10 2021-10-06 Vitesco Technologies GmbH Printed circuit board mounting arrangement
US10826209B2 (en) * 2018-10-23 2020-11-03 Lotes Co., Ltd Buckle member and assembly device having same
JP7245432B2 (ja) 2019-09-19 2023-03-24 住友電装株式会社 コネクタ
US11456553B2 (en) * 2019-09-19 2022-09-27 J.S.T. Corporation Low profile high voltage connector and method for assemblying thereof
JP2022178837A (ja) * 2021-05-21 2022-12-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 基板用コネクタ
JP2023122821A (ja) * 2022-02-24 2023-09-05 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2386963A1 (fr) * 1977-04-07 1978-11-03 Cit Alcatel Dispositif de fixation pour connecteur
JPH0218527Y2 (ja) * 1985-04-04 1990-05-23
JPH0365115U (ja) 1989-10-30 1991-06-25
US5334049A (en) * 1993-05-13 1994-08-02 Molex Incorporated Hold-down clip for board mounted electrical connector and method of use
US5632649A (en) * 1994-12-22 1997-05-27 The Whitaker Corporation Hold-down device for a board mount connector
JPH09283223A (ja) 1996-04-10 1997-10-31 Dai Ichi Denshi Kogyo Kk 電気コネクタ
DE29613694U1 (de) * 1996-08-08 1997-12-18 Itt Cannon Gmbh Steckverbinder
TW385924U (en) * 1996-12-21 2000-03-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Fastener apparatus for substrate of electric connector
JP3895837B2 (ja) 1997-08-11 2007-03-22 第一電子工業株式会社 電気コネクタの固定金具
US6152765A (en) * 1999-05-04 2000-11-28 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Electrical connector
JP3512088B2 (ja) 1999-08-20 2004-03-29 住友電装株式会社 フラットケーブルの接続構造
TW461627U (en) 2000-12-21 2001-10-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
US6471544B1 (en) * 2001-06-25 2002-10-29 Ovilux Corporation Fixing structure for connecting a connector and a printed circuit board
JP2003189536A (ja) 2001-12-20 2003-07-04 Fujitsu General Ltd 電動機
US6638106B1 (en) * 2002-09-27 2003-10-28 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Multi-port electrical connector having improved board locks

Also Published As

Publication number Publication date
DE602005014701D1 (de) 2009-07-16
CN100358188C (zh) 2007-12-26
US20050221668A1 (en) 2005-10-06
EP1583179B1 (en) 2009-06-03
JP2005285654A (ja) 2005-10-13
CN1677765A (zh) 2005-10-05
US7052317B2 (en) 2006-05-30
EP1583179A1 (en) 2005-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4007970B2 (ja) コネクタ固定部材とそれを用いたコネクタ
TWI758905B (zh) 連接器組件
JP4287825B2 (ja) 基板接続用コネクタ
US5336111A (en) Boardlock for an electrical connector
KR100868567B1 (ko) 터미널 및 이를 사용한 커넥터
JP3109493U (ja) 電気コネクタ
US7972171B2 (en) Card edge connector
JP5117872B2 (ja) 保持部材、保持部材が電気回路基板に実装された実装構造、および保持部材を備えた電子部品
US7628660B2 (en) Battery connector having a bracket
JP2001006771A (ja) コネクタ
US10680361B2 (en) Card edge connector
JP2013529362A (ja) プラグコネクタソケット用のコンタクトスプリング
JP4506456B2 (ja) 回路基板への基板用端子の取付構造
JP3381879B2 (ja) ボードロック及びそれを使用した電気コネクタ
JP2013118141A (ja) 回路基板用電気コネクタ
US6139362A (en) Fastener for connecting an electrical device to a substrate
JP4876012B2 (ja) プラグインコネクタ
KR101787067B1 (ko) 플러그커넥터, 소켓커넥터 및 그 결합구조
KR101625691B1 (ko) 회로 기판용 전기 커넥터
KR20040050819A (ko) 커넥터 장치
JP2001052788A (ja) Fpcとプリント基板間の電気コネクタ装置
JP2012079664A (ja) 基板用コネクタ
JP6440345B2 (ja) コネクタ
JP2002100427A (ja) 配線基板接続用端子
JP4310941B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070828

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4007970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250