JP5884813B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジングに取り付けられて回路基板に固定されるホールドダウンを有する電気コネクタに関する。
従来、回路基板に実装されて相手側コネクタと嵌合すると共に、ハウジングに取り付けられたホールドダウンと呼ばれる金具を、実装先の回路基板に固定する電気コネクタが知られている。
図12は、従来の電気コネクタの斜視図であり、図13は、従来のホールドダウンの斜視図である。
図12に示す従来の電気コネクタ200は、ハウジング202と、一対のホールドダウン210と、を有している。なお、電気コネクタ200は、ハウジング202に加えて、コンタクトが取り付けられた内部ハウジング(図示省略)を有している。
ハウジング202は、回路基板に実装された際に回路基板から突出して相手側コネクタと嵌合する突出部201を有している。また、ハウジング202は、上面に開放した一対の溝部203を左右に有している。
ホールドダウン210は、図13に示すように、左右両端が同一方向に湾曲してハウジング202の溝部203に保持される保持部211と、保持部211から垂下された脚部212と、を有している。ホールドダウン210は、ハウジング202の溝部203に上方より圧入されて保持部211が溝部203内部に保持されると共に、保持部211の下端が溝部203の図示しない内底面に当接することにより、ハウジング202から下方への脱落が防止される。ホールドダウン210の脚部212は、ハウジング202の底面から外部に突出し、回路基板に半田付けされることにより、回路基板に固定される。
このように、ハウジング202に保持されたホールドダウン210を回路基板に固定することにより、相手側コネクタをハウジング202に嵌合した際のハウジング202に対するこじり等の負荷に対する強度を向上させることができる。
一方、図12に示す従来の電気コネクタ200は、突出部201側に重心位置が偏っており、回路基板に載置した際には図12のR方向に傾いてしまうので、電気コネクタ200を治具等で押さえつけた状態で回路基板に半田付けする必要がある。特に、突出部201は、相手側コネクタの嵌合時の挿入のガイドになると共に、嵌合後には相手側コネクタをがたつきなく保持する必要があり、突出方向の長さをある程度長くする必要がある。従って、図12に示す従来の電気コネクタ200は、突出部201側に重心位置が偏り易いという課題がある。
かかる状況において、特許文献1及び特許文献2は、回路基板に実装する際に、重心位置の偏りに伴う半田付け作業時等における傾きを防止するために、重心位置を調整する電気コネクタを開示する。
具体的には、特許文献1は、コネクタ本体を前後方向にスライド自在にハウジングに収容し、コネクタ本体に設けられたコンタクトリードと半田付け用リードとをフレキシブルケーブルで接続する電気コネクタを開示する。これにより、特許文献1では、コネクタ本
体をスライドさせることにより重心位置を調整することができる。
また、特許文献2は、ハウジングの載置底面の前後方向の中心位置に対するハウジング全体の前後方向の重心位置の反対側に、バランス重りを配置する電気コネクタを開示する。これにより、特許文献2では、ハウジングの前後方向の重心位置を載置底面の前後方向の中心位置に近づけることができるので、半田付け前において安定した状態で回路基板に電気コネクタを載置しておくことができる。
特開平10−340767号公報 特開平10−172632号公報
しかしながら、特許文献1においては、コネクタ本体を可動させるための機構を設ける必要があるため、コネクタ全体の構成が複雑になって製造工程が煩雑になるという課題を有する。
また、特許文献2においては、重心位置を調整するための一対のバランス重りを新たな部品として追加する必要があるので、部品点数の増加に伴う製造コストの増大を招くという課題を有する。また、特許文献2においては、ネジ又は釘状のバランス重りを挿抜するための保持孔を有する固定部を別途形成する必要があり、コネクタ全体の大型化を招くという課題を有する。
本発明の目的は、製造工程を煩雑にすることなく、大型化及び製造コストの増大を招くことのない電気コネクタを提供することである。
本発明に係る電気コネクタは、回路基板に載置される本体部と、前記本体部より突出して相手側コネクタと嵌合可能な突出部と、を有する絶縁性のハウジングと、前記相手側コネクタの導電端子と接続する第1の接続部と、前記回路基板の導電部に接続する第2の接続部と、を有すると共に、前記ハウジングに取り付けられる導電性のコンタクトと、前記本体部に取り付けられると共に前記回路基板に固定されるホールドダウンと、を有する電気コネクタにおいて、前記ホールドダウンは、単一の金属板により形成されており、前記本体部に保持される保持部と、前記保持部から延設されると共に前記回路基板に載置された前記本体部の前記回路基板に対する対向面から突出して前記回路基板に固定される脚部と、前記保持部から前記相手側コネクタの嵌合方向と平行な方向に延設される延設部と、を有し、前記第2の接続部は、前記導電部に表面実装で接続し、前記ハウジングは、前記導電部に接続された前記第2の接続部を上方から視認可能にする凹部を有する
保持部と、保持部から相手側コネクタの嵌合方向と平行な方向に延設される延設部と、を有するホールドダウンをハウジングの本体部に取り付け、電気コネクタの重心位置を相手側コネクタの嵌合方向の前方側にすることにより、電気コネクタを回路基板に実装する際に、電気コネクタを押さえ付けなくても回路基板上に安定して載置することができる。
また、ホールドダウンを単一の金属板により形成し、ホールドダウンを重心位置の調整部材として本体部に取り付けることにより、ホールドダウンを単一の部材にすることができ、ホールドダウンを取り付けるための取り付け部をハウジングに別途形成する必要がないと共に、回路基板に対する固定部材であるホールドダウンを重心位置の調整部材としても用いることができる。
本発明によれば、重心位置を調整するための可動機構を設けないことにより、製造工程の煩雑化を避けることができると共に、単一の金属板により形成したホールドダウンを重心位置の調整部材として本体部に取り付けることにより、大型化及び製造コストの増大を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る電気コネクタの上方の斜め後方から視た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気コネクタの下方の斜め後方から視た斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気コネクタの背面図である。 本発明の実施形態における回路基板に実装した電気コネクタの上方の斜め前方から視た斜視図である。 本発明の実施形態における回路基板に実装した電気コネクタの上方の斜め後方から視た斜視図である。 本発明の実施形態における回路基板に実装した電気コネクタの平面図である。 本発明の実施形態における回路基板に実装した電気コネクタの正面図である。 本発明の実施形態におけるホールドダウンの上方の斜め前方から視た斜視図である。 本発明の実施形態におけるホールドダウンの上方の斜め後方から視た斜視図である。 本発明の実施形態におけるホールドダウンの下方の斜め後方から視た斜視図である。 本発明の実施形態の変形例1における回路基板に実装した電気コネクタの平面図である。 従来の電気コネクタの斜視図である。 従来のホールドダウンの斜視図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態に係る電気コネクタにつき、詳細に説明する。図中、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成し、y軸の正方向を前方向、y軸の負方向を後ろ方向、x軸方向を左右方向、z軸の正方向を上方向、及びz軸の負方向を下方向として説明する。
<電気コネクタの全体構成>
本発明の実施形態に係る電気コネクタ1の全体構成につき、図1から図7を参照しながら、以下詳細に説明する。
電気コネクタ1は、第1のハウジング10と、第2のハウジング20と、シールドケース30と、コンタクト40と、ホールドダウン50と、を備えている。なお、第1のハウジング10及び第2のハウジング20は、一体に形成して単一のハウジングとして構成してもよい。また、シールドケース30は、無くてもよい。
第1のハウジング10は、絶縁性を有する材料により形成されている。第1のハウジング10は、左右の側壁に設けられ、後端から前方に延設された一対のガイド部12と、一対のガイド部12の下端から下方に延設されて回路基板Pに固定される脚部13と、前方側に設けられて相手側コネクタが挿入される開口14と、を有している。第1のハウジング10の後方壁には、コンタクト40を外部に導出するための複数の開口11が所定間隔で配列して設けられている。第1のハウジング10は、回路基板Pに載置された際に回路基板Pに対向する対向面15を有している。
第2のハウジング20は、絶縁性を有する材料により形成され、回路基板Pに載置される本体部22と、本体部22から前方に突出する突出部21と、を一体に有している。突出部21は、第2のハウジング20が回路基板Pに実装された際に、回路基板Pから前方に突出して相手側コネクタと嵌合可能になっている(図4から図6参照)。ここで、相手側コネクタの嵌合方向は、y軸の負方向である。
本体部22は、回路基板Pに載置された際に、回路基板Pに対向する対向面23を有している。第2のハウジング20には、左右の対向面23から下方に直線状に延設された一対の係止部19が設けられている。係止部19は、係止爪を下方先端に有し、第1のハウジング10のガイド部12と係合する。ガイド部12と係止部19とが係合することにより、係止部19の係合爪の上端と、ガイド部12の下端と、が当接した状態になる。
本体部22には、上面より下方に窃設された溝部26と、溝部26の底部を上下方向に貫通して溝部26に連通する貫通孔27と、が形成されている。本体部22には、本体部22と突出部21との上下方向の長さの相違に伴って、当接部16が形成されている。
突出部21には、開口24と、開口24に挿入される相手側コネクタと係合する係合片25と、が形成されている。開口24は、第1のハウジング10の開口14を前方に露出させるために前後方向に貫通すると共に枠部18により囲まれた窓部を有している。
第2のハウジング20の後方には、後方壁28aと、後方壁28aよりも前方側に凹んだ後方壁28bと、が形成されることにより、凹部17が形成されている。
シールドケース30は、金属板を打ち抜き加工して形成されると共に、第1のハウジング10の外形形状に沿って折り曲げて第1のハウジング10に取り付けられている。シールドケース30には、金属板を打ち抜いて下方に曲げられた舌片31と、左右側壁部から下方に直線状に延設された一対の脚部32と、左右後端から内側に折り曲げられた折り曲げ部33と、が設けられている。舌片31は、シールドケース30を第1のハウジング10に取り付けた際に、一部が開口11の内部に突出する。一対の脚部32は、回路基板Pに半田付けされて固定される。
シールドケース30は、脚部32の後端と、第1のハウジング10のガイド部12の先端と、が当接すると共に、ガイド部12の上方で折り曲げ部33と第1のハウジング10の後方面とが当接することにより、第1のハウジング10に固定されている。シールドケース30は、電気コネクタ1に嵌合された相手側コネクタの導電端子と、コンタクト40と、により信号の受け渡しを行う際に、信号に対するノイズの重畳を抑制する。
コンタクト40は、導電性の金属板を細長帯状に打ち抜いて折り曲げて形成し、第1のハウジング10に取り付けられている。コンタクト40は、開口14の内部に露出して相手側コネクタの図示しない導電端子に接続する第1の接続部41と、第1のハウジング10の開口11から後方外部に突出して回路基板Pの導電部Q(図5及び図6参照)に半田付けされる第2の接続部42と、を有している。
第2の接続部42は、第2のハウジング20の後方壁28aよりも前方側に配置されている。第2の接続部42は、第2のハウジング20の後方壁28bよりも後方側に突出していると共に、第2のハウジング20に凹部17を設けたことにより、回路基板Pの導電部Qに半田付けされた際に上方から視認可能になっている。
第2の接続部42は、第2のハウジング20の後方壁28aよりも前方側に配置されて
いるので、電気コネクタ1を回路基板Pに実装する際等に加わる外力による第2の接続部42の変形を、左右の後方壁28aにより極力防ぐことができると共に、電気コネクタ1の回路基板Pに対する実装面積を小さくすることができる。
ホールドダウン50は、黄銅等の比重が高い材料により形成されている。ホールドダウン50は、第2のハウジング20の溝部26に圧入されて第2のハウジング20に保持されている。ホールドダウン50は、回路基板Pに半田付けにより固定される。ホールドダウン50は、第2のハウジング20を回路基板Pに固定するための部材と、重心位置を後方に偏らせるための部材とを兼用している。これにより、重心位置を調整するための新たな部材を設ける必要がないので、部品点数を増やすことなく製造コストの増大を抑制することができる。
<ホールドダウンの構成>
本発明の実施形態におけるホールドダウン50の構成につき、図8から図10を参照しながら、以下詳細に説明する。
ホールドダウン50は、第2のハウジング20に保持される保持部60と、保持部60から下方に直線状に延設される脚部51と、保持部60から後方に延接される延設部54と、を有している。ホールドダウン50は、単一の金属板を折り曲げることにより、保持部60と、脚部51と、延設部54と、が一体に形成されている。これにより、本実施形態では、ホールドダウン50を1つの部品にすることができることにより、従来に比べて、部品点数を減らすことができるので、製造コストを低減することができる。
保持部60は、複数の側壁部52a、52bと、側壁部52aと側壁部52bとを連結する連結部53と、側壁部52aの後端から連結部53と対向するように折り曲げられた端部55と、側壁部52bの後端から連結部53と対向するように折り曲げられた端部56と、から構成されている。
延設部54は、第2のハウジング20の本体部22の上面に露出すると共に上面に沿って平坦な平坦部57と、平坦部57より下方に折り曲げられた折り曲げ部58と、折り曲げ部58より左右に延設された先端部59と、を有している。
脚部51は、複数の側壁部52a、52bの各々から下方に直線状に延設されている。脚部51は、第2のハウジング20の貫通孔27に上方から挿入されて貫通孔27を貫通することにより対向面23より下方に突出し、回路基板Pに半田付けにより固定される。一対の脚部51は、対向面23から下方に突出する第1のハウジング10の一対の脚部13の左右方向の間隔、及びシールドケース30の一対の脚部32の左右方向の間隔よりも、大きな左右方向の間隔を有して対向面23から下方に突出している。脚部51は板状であるため、回路基板Pにおける脚部51を固定する際の領域を最小限にすることができる。
側壁部52aは、前端が連結部53と接続し、後端が端部55と接続している。側壁部52bは、側壁部52aに対向すると共に、前端が連結部53と接続し、後端が端部56と接続している。側壁部52a、52bは、板幅方向が相手側コネクタの嵌合方向と平行になるように第2のハウジング20に保持されている。
連結部53は、側壁部52a、52b、端部55及び端部56よりも前方側であって、板幅方向が左右方向と平行になるように第2のハウジング20に保持されている。
平坦部57は、連結部53より後方に折り曲げられることにより形成されている。平坦
部57は、第2のハウジング20の上面と平行であると共に、第2のハウジング20の上面の保持面29(図1参照)に当接して第2のハウジング20の上面(対向面23の反対側の面)に露出するように第2のハウジング20に配置されている。
平坦部57は、電気コネクタ1を吸着して回路基板P上に載置して自動実装する際に、吸着ノズルと当接可能な面積を有している。平坦部57は、電気コネクタ1を回路基板Pに実装した際に、回路基板Pと上下に重なる位置になるように第2のハウジング20に配置されている(図6参照)。これにより、電気コネクタ1を回路基板Pに載置する際に、平坦部57が吸着ノズルにより下方に押圧されても、回路基板Pと吸着ノズルとで平坦部57を介して本体部22を挟持できるので、電気コネクタ1が前方に傾くことを防ぐことができる。また、ホールドダウン50の平坦部57を吸着ノズルの吸着面にすることにより、第2のハウジング20に吸着面を設ける必要がないので、電気コネクタ1の大型化を抑制することができる。
折り曲げ部58は、平坦部57より下方に折り曲げられることにより形成され、第2のハウジング20の後方壁28bに沿って配置されている。従って、上方から視認した際に、コンタクト40の第2の接続部42が折り曲げ部58により隠されてしまうことがない。
先端部59は、折り曲げ部58より左右に折り曲げて形成されており、第2のハウジング20の後方壁28aに沿って配置されている。
このように、第2のハウジング20の後方壁28bに沿って折り曲げ部58を配置すると共に、第2のハウジング20の後方壁28aに沿って先端部59を配置することにより、ある程度の重量を有するホールドダウン50を第2のハウジング20にコンパクトに取り付けることができる。また、後方壁28aを先端部59により覆うと共に、後方壁28bを折り曲げ部58で覆うことにより、電気コネクタ1の後方側の強度を向上させることができる。
上記構成を有するホールドダウン50を第2のハウジング20の本体部22に取り付けることにより、図12に示す従来の電気コネクタに比べて、重心位置を後方にすることができる。これにより、電気コネクタ1は、回路基板Pに載置された際に、回路基板Pと上下方向で重なる位置に重心位置を有することにより、回路基板Pに載置された際に前方へ傾くことがないので、前方への傾きを押さえるための治具等を用いることなく、回路基板Pに自動実装することができる。
因みに、図12に示す従来の電気コネクタ200は、重心位置が前方側に偏ってしまうため、回路基板に載置された際に前方に傾いてしまうので、自動実装できなかった。従って、従来の電気コネクタ200は、最初にハウジング202と別体の図示しない内部ハウジングを回路基板Pに自動実装し、その後にホールドダウン210を取り付けたハウジング202を手作業により別途回路基板Pに実装する必要があり、製造工程が煩雑となって製造コストの増大を招いていた。
これに対して、本実施形態に係る電気コネクタ1は、ホールドダウン50を本体部22に取り付けることにより、重心位置を後方側にすることができるため、コンタクト40を取り付けた第1のハウジング10と第2のハウジング20とを一体にして一括で回路基板Pに自動実装できるので、製造コストの増大を招くことはない。
<電気コネクタの組み立て方法及び実装方法>
本発明の実施形態に係る電気コネクタ1の組み立て方法及び実装方法につき、図1から
図10を参照しながら、以下詳細に説明する。
まず、第1のハウジング10にコンタクト40を圧入して固定すると共に、金属板を打ち抜いて形成したシールドケース30を、第1のハウジング10の外形形状に沿って折り曲げて第1のハウジング10に取り付ける。
次に、シールドケース30及びコンタクト40を備えた第1のハウジング10を、第2のハウジング20の下方から第2のハウジング20に係合する。具体的には、第1のハウジング10を第2のハウジング20に向けて上方に移動させることにより、第2のハウジング20の一対の係止部19を、第1のハウジング10の一対のガイド部12に各々当接させて左右外方に弾性変形させる。そして、ガイド部12が係止部19の係止爪を通過した際に、係止部19が弾性復帰力により左右内方に復帰して、ガイド部12の下端と係止部19の係止爪の上端とが当接した状態で係止部19とガイド部12とが係合する。
次に、第2のハウジング20の溝部26にホールドダウン50を上方より圧入することにより、ホールドダウン50の一対の脚部51は、第2のハウジング20に形成された貫通孔27を貫通して対向面23から下方に突出すると共に第2のハウジング20にホールドダウン50が保持される。これにより、電気コネクタ1の組み立てが完了する。
ホールドダウン50の先端部59は、後方から視て、ガイド部12と係止部19との係合箇所を隠していることにより(図3参照)、回路基板Pに実装する前に前方からの強い外力が第1のハウジング10に加わった場合であっても、先端部59がストッパーとなって第2のハウジング20からの第1のハウジング10の後方への脱落を防止することができる。
次に、第2のハウジング20に取り付けられたホールドダウン50の平坦部57を吸着ノズルで吸着し、電気コネクタ1を実装先の回路基板Pまで搬送する。
次に、吸着ノズルで平坦部57を吸着しながら、第2のハウジング20の本体部22に形成された当接部16を回路基板Pの端部に当接させて、本体部22を回路基板Pに載置する。
回路基板Pの導電部Qにはペースト状の半田が予め塗布されており、コンタクト40の第2の接続部42は、このペースト状の半田の上に載置される。また、吸着ノズルにより平坦部57を下方に多少押圧して、コンタクト40の第2の接続部42を回路基板Pのペースト状の半田に圧接させる。この際、第2のハウジング20が平坦部57を介して吸着ノズルと回路基板Pとにより挟持されているので、電気コネクタ1が前方に傾くことを防止することができる。
回路基板P上に電気コネクタ1が載置された際に、ホールドダウン50の脚部51は、回路基板Pの予め穿設されている図示しない貫通孔を貫通し、回路基板Pの裏面においてDIP半田により半田付けされて、回路基板Pに固定される。また、第1のハウジング10の脚部13が回路基板Pの図示しない貫通孔を貫通して電気コネクタ1の位置決めがなされると共に、シールドケース30の脚部32が回路基板Pの図示しないグランドに半田付けにより固定されて接続される。
次に、吸着ノズルによる平坦部57の吸着を解除し、回路基板Pに載置された電気コネクタ1を高温度環境下のリフロー炉内に搬送する。これにより、回路基板Pのペースト状の半田が溶融して、コンタクト40の第2の接続部42と回路基板Pの導電部Qとが電気的に接続すると共に、導電部Qに第2の接続部42が固定される。これにより、電気コネ
クタ1の回路基板Pに対する実装が完了する。
最後に、回路基板Pに実装された電気コネクタ1を上方からカメラにより撮影して、コンタクト40の第2の接続部42と、回路基板Pの導電部Qと、の接続状態を、画像認識により確認する。この際、第2のハウジング20には、第2の接続部42を上方より視認可能にする凹部17が設けられているので、第2の接続部42と導電部Qとの接続状態を上方からカメラで容易に撮影することができる。従って、第2の接続部42と導電部Qとの半田不良等の検査を画像認識により行うことができるため、検査工程を省力化することができる。
<変形例1>
本発明の実施形態に係る電気コネクタの変形例1につき、図11を参照しながら、以下詳細に説明する。図11は、図1から図10のホールドダウン50に代えてホールドダウン100を用いる。なお、図11において、ホールドダウン100以外の構成は図1から図7と同一構成であるので、その説明を省略する。また、ホールドダウン100において、ホールドダウン50と同一構成である部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
図11に示すように、ホールドダウン100は、ホールドダウン50の先端部59よりもさらに後方に先端部101を配置したものである。これにより、電気コネクタの重心位置をさらに後方にすることができるので、さらに安定して電気コネクタを回路基板に載置することができる。
先端部101を配置する前後方向の位置は、電気コネクタに要求される重心位置に応じて適宜変更することができる。また、ホールドダウン100の先端部101の後方における位置を調整するのみの簡単な構成により、電気コネクタの重心位置を容易に調整することができる。さらに、ホールドダウン100の保持部60の形状を、ホールドダウン50に対して変更しないので、第2のハウジング20の形状を変更することなく電気コネクタの重心位置を調整することができる。
<変形例2>
上記実施形態及び変形例1では、コンタクトを表面実装により回路基板の導電部に接続したが、回路基板Pに穿設した貫通孔を貫通させたコンタクトを回路基板の裏面に半田付けするように構成してもよい。この場合、電気コネクタを回路基板に載置した際に前方に傾かないので、電気コネクタを手若しくは治具で押さえる必要がなく、半田付け作業を容易にすることができると共に、表面実装により半田付けする場合と同様の効果を得ることができる。
<変形例3>
上記実施形態、変形例1及び変形例2では、ホールドダウン50、100の延設部54を、保持部60から後方に延設して設けたが、保持部60から前方に延設して設けてもよい。即ち、ホールドダウンの延設部は、保持部60から相手側コネクタの嵌合方向と平行な方向に延設することができる。
なお、本発明は、上記変形例1及び変形例2以外にも、部材の種類、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
例えば、ホールドダウンの保持部の形状は、上記実施形態に限らず、第2のハウジング
に保持できる形状であれば任意の形状にすることができる。この際、保持部の形状を大きくするほど、ホールドダウンの重量を重くすることができ、電気コネクタをより安定して回路基板に載置することができる。
本発明は、ハウジングに取り付けられると共に回路基板に固定されるホールドダウンを有する電気コネクタに好適である。
1 電気コネクタ
10 第1のハウジング
12 ガイド部
13 脚部
14 開口
17 凹部
18 枠部
19 係止部
20 第2のハウジング
21 突出部
22 本体部
23 対向面
40 コンタクト
41 第1の接続部
42 第2の接続部
50 ホールドダウン
51 脚部
54 延設部
57 平坦部
60 保持部
P 回路基板
Q 導電部

Claims (2)

  1. 回路基板に載置される本体部と、前記本体部より突出して相手側コネクタと嵌合可能な突出部と、を有する絶縁性のハウジングと、
    前記相手側コネクタの導電端子と接続する第1の接続部と、前記回路基板の導電部に接続する第2の接続部と、を有すると共に、前記ハウジングに取り付けられる導電性のコンタクトと、
    前記本体部に取り付けられると共に前記回路基板に固定されるホールドダウンと、
    を有する電気コネクタにおいて、
    前記ホールドダウンは、
    単一の金属板により形成されており、前記本体部に保持される保持部と、前記保持部から延設されると共に前記回路基板に載置された前記本体部の前記回路基板に対する対向面から突出して前記回路基板に固定される脚部と、前記保持部から前記相手側コネクタの嵌合方向と平行な方向に延設される延設部と、を有し、
    前記第2の接続部は、
    前記導電部に表面実装で接続し、
    前記ハウジングは、
    前記導電部に接続された前記第2の接続部を上方から視認可能にする凹部を有する、
    電気コネクタ。
  2. 前記延設部は、
    前記ハウジングの前記対向面の反対側の面に露出すると共に前記反対側の面に沿って平坦な平坦部を有する、
    請求項1記載の電気コネクタ。
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