JP6937081B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
すなわち、ハウジングが相手側ハウジングに嵌合するものであるため、ハウジングが相手側ハウジングに対してガタつくことがある。その場合、相手側ハウジングに保持された接続対象物と、ハウジングに保持された端子との接点で摺動(以下、「接点摺動」)が起こるおそれがある。
また、端子の他端に接続された電線(ハーネス)は可撓性を有するため、電線がバタつくことがあり、その場合、電線のバタつきの影響が端子に伝わって接点摺動が起こるおそれがある。
接点摺動が起こると、例えば、端子や接続対象物のめっきの剥がれが懸念される。
ここで、第一の態様に係るコネクタでは、端子の先端部が、コネクタ前後方向に挿抜される接続対象物と接触する接触部と、内側ハウジングに保持される先端側被保持部と、を有している。つまり、端子の先端部は、接続対象物と接触すると共に内側ハウジングに保持される。そして、先端部を保持する内側ハウジングが、外側ハウジングに対して所定の可動域でコネクタ前後方向に移動可能となる。
このため、外側ハウジングが相手側ハウジングに対してコネクタ前後方向にガタついた場合でも、内側ハウジングが、外側ハウジングに対してコネクタ前後方向に移動することで、接続対象物と接触部との接点摺動を抑制することができる。
ここで、第一の態様に係るコネクタでは、端子が、先端部と基端部との間に位置するバネ部を有している。
このため、可撓性を有する配線材がバタつき、端子を押し込んだりひっぱったりしても、基端部と先端部との間に位置するバネ部が弾性変形することで、可撓性を有する配線材のバタつきから端子の先端部が影響を受けることを抑制することができる。よって、可撓性を有する配線材のバタつきによる接点摺動を抑制することができる。
この際、内側ハウジングの被係止部は、一旦弾性変形し、ハウジング収容部に形成された係止部に到達すると、弾性変形が解消されて係止部に係止される。内側ハウジングの被係止部が外側ハウジングの係止部に係止されることで、内側ハウジングのコネクタ後方向の移動範囲が制限される(つまり、内側ハウジングが外側ハウジングから抜け止めされる)ようになっている。
ここで、可撓性配線材接続部が電線接続部である場合、端子の電線接続部を押し込むことで圧入することが考えられる。しかし、電線接続部では治具等で押し込む際に押す部分(圧入肩部)が小さくなりやすく、また、電線接続部は電線にかしめた部分となるため平坦でないことがある。そのため、正確に圧入することが困難である。また、圧入により、かしめた部分が変形、損傷するおそれもある。
また、可撓性配線材接続部が電線接続部以外である場合、例えばFPC接続部である場合、端子のFPC接続部を押し込むことで圧入することが考えられる。しかし、FPC接続部は、単にFPCに弾性接触する部分である場合が多く、その場合、治具等で押し込むには適さない。
そこで、第三の態様に係るコネクタでは、可撓性配線材接続部とバネ部との間に基端側被保持部が位置しており、この基端側被保持部が、当該基端側被保持部を圧入する際にコネクタ後方向からコネクタ前方向へ向けて押し込むための圧入肩部を有している。このため、基端側被保持部を適切に圧入することができる。
すなわち、第三の態様に係るコネクタでは、可撓性配線材接続部が電線接続部である場合、電線接続部とバネ部との間に基端側被保持部が位置しているので、基端側被保持部の圧入肩部を電線側から押し込もうとしても、電線接続部が邪魔になりやすい。そこで、第四の態様に係るコネクタでは、外側ハウジングが、基端部を収容する基端収容部の底面を貫通し、基端収容部と外側ハウジングの外部空間とを連通する治具挿入孔を有している。このため、治具挿入孔から治具等を挿入することで、電線接続部に邪魔をされずに、基端側被保持部の圧入肩部を押し込むことができる。
なお、可撓性配線材接続部が電線接続部以外である場合、例えばFPC接続部である場合であっても、この第四の態様を採用することで、基端側被保持部の外側ハウジングに対する圧入を容易になることは当然に理解される。
図1に示すように、本実施形態のコネクタ10は、外側ハウジング70と、内側ハウジング60と、複数(6つ)の端子20と、を備える。内側ハウジング60に複数の端子20を組付け(図2参照)、その後、端子20及び内側ハウジング60を外側ハウジング70に組付けることで、コネクタ10が組み立てられる(図3参照)。
以下、端子20について説明する。複数の端子20は、互いに同一の構成である。図4は、複数の端子20のうちの1つの端子20を示す斜視図である。図4には、電線80と接続した状態の端子20が示されている。
基端部30は、端子20の後端20Bから前方へ向けて直線状に延びている。基端部30は、全体として幅方向両側が上方(板厚方向内面側)へ曲げられており、前後方向に直交する断面形状が上方に開放された略U字状または略C字状とされている。基端部30は、その一端側から他端側へ向けて、電線接続部31と基端側被保持部32とをこの順に有している。
バネ部40は、他の部分と比較して容易に弾性変形するように構成されている。バネ部40が弾性変形することで、先端部50が基端部30に対して前後左右上下方向に相対移動できる。
先端部50は、先端側被保持部51と、接触部52と、を有している。先端側被保持部51は、内側ハウジング60に保持される部分である。接触部52は、接続対象物94(図8参照)と接触する部分である。
次に、内側ハウジング60について説明する。
図5に示すように、先端収容部62に端子20の先端部50が保持された状態では、突出部62LDの上側に、端子20の先端側被保持部51の上板部51Tの左端が配置され、突出部62LDの下側に、端子20の先端側被保持部51の下板部51Bの左端が配置される。
更に詳細には、段差部64は、先端収容部62の後部62Bの右壁62Rに対して垂直に接続した垂直面64Aと、先端収容部62の前部62Aの右壁62Rに斜めに接続した角面64Bと、から構成されている。角面64Bは、先端収容部62の前部62Aの右壁62Rと、垂直面64Aとの間を面取りしたような斜めの面となっている。
次に、外側ハウジング70について説明する。
図8や図10に示すように、収容上部72には、内側ハウジング60が収容される。具体的には、図7や図8に示すように、内側ハウジング60は、収容上部72の後端のハウジング組込口72RRから差し込まれ、収容上部72の後部72Rを通過して、収容上部72の前部72Fに収容される。つまり、収容上部72の前部72Fが、内側ハウジング60が収容されるハウジング収容部72Fとなる。また、収容上部72の後部72Rが、内側ハウジング60が通過するハウジング通過部72Rとなる。
また、図7、8に示すように、収容上部72の前部(ハウジング収容部72F)には、係止部75が形成されている。係止部75は、ハウジング収容部72Fの上壁71U(の幅方向中央位置)を上下方向に貫通する孔である。
内側ハウジング60が外側ハウジング70に収容された状態では、係止部75内に内側ハウジング60の被係止部65の本体部65Bが配置される。このため、内側ハウジング60が後方へ移動すると、被係止部65の本体部65Bが係止部75に当接する。つまり、被係止部65が係止部75に係止されており、内側ハウジング60の後方向の移動範囲が制限されている。つまり、内側ハウジング60が外側ハウジング70から抜け止めされている。
図9に示すように、収容下部73は、幅方向に並んで形成された複数(6つ)の端子収容部73(収容下部73と同じ参照符号を用いる。)から構成されている。複数の端子収容部73は、互いに区画されており、互いに同一の構造である。
図11は、図8の11−11線断面図である。図11に示すように、電線配置部73Cの上端部における幅寸法W1は、端子20の電線接続部31の幅寸法よりも小さく形成されており、電線接続部31は、電線配置部73Cの上端部よりも下側の部分に配置されるようになっている。また、電線配置部73Cの上端部の幅寸法W1は、バネ部40の幅寸法よりも大きく形成されている。これにより、電線配置部73Cの上端部は、バネ部40(の第二曲部45)が前後方向に通過可能になっている。
また、電線配置部73Cの下端部における幅寸法W2は、上下方向中間部の幅寸法W3よりも拡大されており、その幅寸法W2は、基端側被保持部32の係止突起32Kも含めた幅寸法よりも大きくなっている。これにより、電線配置部73Cの下端部は、電線接続部31よりも大きな幅寸法の基端側被保持部32が前後方向に通過可能になっている。
図12は、図8の12−12線断面図である。図12に示すように、端子保持部73Bの下端部の幅寸法W4は、電線配置部73Cの下端部の幅寸法W2(図11参照)よりも縮小されており、その幅寸法W4は、基端側被保持部32の係止突起32Kも含めた幅寸法よりも小さくなっている。これにより、基端側被保持部32を端子保持部73Bの下端部に押し込むことで、端子保持部73Bの下端部における左右の側壁73Sに係止突起32Kが食い込むようになっている。このようにして、基端側被保持部32が外側ハウジング70に圧入される。
電線配置部73Cの下端部より上側の幅寸法W5は、バネ部40が前後方向に通過可能な寸法になっており、具体的には、電線配置部73Cの上端部の幅寸法W1と同一である。
図8に示すように、収容下部73の底壁73Uには、底壁73Uを上下方向に貫通する治具挿入孔76が形成されている。治具挿入孔76は、端子保持部73Bのすぐ後側かつ電線配置部73Cのすぐ前側に形成されている。図13に示すように、端子保持部73Bに対して、端子20の基端側被保持部32をある程度圧入した状態で治具挿入孔76から治具を挿入することで、治具によって基端側被保持部32の圧入肩部32Rを押し込むことができるようになっている。
図14、15に示すように、外側ハウジング70は、接続対象物94を保持する相手側ハウジング92に嵌合するように構成されている。具体的には、外側ハウジング70の上面側に被係止部77が形成されており、相手側ハウジング92の嵌合口95に対して外側ハウジング70を前面側から差し込むことで、図15に示すように、相手側ハウジング92に外側ハウジング70が嵌合する。これにより、複数の接続対象物94と複数の端子20とが導通接続する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
ここで、本実施形態に係るコネクタ10では、図4に示すように、端子20の先端部50が、コネクタ前後方向に挿抜される接続対象物94と接触する接触部52と、内側ハウジング60に保持される先端側被保持部51と、を有している。つまり、端子20の先端部50は、接続対象物94と接触すると共に内側ハウジング60に保持される。そして、図8や図10に示すように、先端部50を保持する内側ハウジング60が、外側ハウジング70に対して所定の可動域でコネクタ前後、左右、上下方向に移動可能となる。
このため、外側ハウジング70が相手側ハウジング92に対してガタついた場合でも、内側ハウジング60が、外側ハウジング70に対して移動することで、接続対象物94と接触部52との接点摺動を抑制することができる。
ここで、本実施形態に係るコネクタ10では、端子20が、先端部50と基端部30との間に位置するバネ部40を有している。
このため、電線80がバタつき、端子20を押し込んだりひっぱったりしても、基端部30と先端部50との間に位置するバネ部40が弾性変形することで、電線80のバタつきから端子20の先端部50が影響を受けることを抑制することができる。よって、電線80のバタつきによる接点摺動を抑制することができる。
この際、内側ハウジング60の被係止部65は、一旦は弾性変形し(図13参照)、ハウジング収容部72Fに形成された係止部75に到達すると、弾性変形が解消されて係止部75に係止される。内側ハウジング60の被係止部65が外側ハウジング70の係止部75に係止されることで、内側ハウジング60のコネクタ後方向の移動範囲が制限される(つまり、内側ハウジング60が外側ハウジング70から抜け止めされる)ようになっている。
ここで、端子20の電線接続部31を押し込むことで圧入することが考えられる。しかし、電線接続部31では治具等で押し込む際に押す部分(圧入肩部)が小さくなりやすく、また、電線接続部31は電線80にかしめた部分となるため平坦でないことがある。そのため、正確に圧入することが困難である。また、圧入により、かしめた部分が変形、損傷するおそれもある。
そこで、本実施形態に係るコネクタ10では、電線接続部31とバネ部40との間に基端側被保持部32が位置しており、この基端側被保持部32が、当該基端側被保持部32を圧入する際にコネクタ後方向からコネクタ前方向へ向けて押し込むための圧入肩部32Rを有している。このため、基端側被保持部32を適切に圧入することができる。
すなわち、本実施形態に係るコネクタ10では、電線接続部31とバネ部40との間に基端側被保持部32が位置しているので、基端側被保持部32の圧入肩部32Rを電線80側から押し込もうとしても、電線接続部31が邪魔になりやすい。そこで、本実施形態に係るコネクタ10では、外側ハウジング70が、基端部30を収容する基端収容部(電線配置部73Cや端子保持部73Bを含む部分)の底面(底壁73U)を貫通し、基端収容部と外側ハウジング70の外部空間とを連通する治具挿入孔76を有している。このため、治具挿入孔76から治具等を挿入することで、電線接続部31に邪魔をされずに、基端側被保持部32の圧入肩部32Rを押し込むことができる。
なお、上記実施形態では、端子20の基端側被保持部32が外側ハウジング70に圧入されることで保持される例を説明したが、本発明はこれに限定されず、その他の保持方法を用いることもできる。また、端子20の先端側被保持部51が内側ハウジング60に圧入されることで保持される例を説明したが、本発明はこれに限定されず、その他の保持方法を用いることもできる。
最後に、図16〜図21を用いて、本発明の他の実施形態に係るコネクタ110(FPC接続用コネクタ)について説明する。
まず、端子120について説明する。コネクタ110は、複数(6つ)の端子120を備えている。複数の端子120は、互いに同一の構成である。図17は、複数の端子120のうちの1つの端子120を示す斜視図である。
基端部30は、その一端側から他端側へ向けて、FPC接続部131と基端側被保持部32とをこの順に有している。
内側ハウジング160は、前述の実施形態に係るコネクタ10の内側ハウジング60と同一の構造のため、説明を省略する。
次に、外側ハウジング170について説明する。
収容上部72は、前述の実施形態に係るコネクタ10の外側ハウジング70の収容上部72と同様の構成なので、説明を省略する。
図20に示すように、収容下部73は、幅方向に並んで形成された複数(6つ)の端子収容部73(収容下部73と同じ参照符号を用いる。)から構成されている。複数の端子収容部73は、互いに区画されており、互いに同一の構造である。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
ここで、本実施形態に係るコネクタ110では、図19に示すように、端子120の先端部50が、コネクタ前後方向に挿抜される接続対象物94と接触する接触部52と、内側ハウジング160に保持される先端側被保持部51と、を有している。つまり、端子120の先端部50は、接続対象物94と接触すると共に内側ハウジング160に保持される。そして、図19や図21に示すように、先端部50を保持する内側ハウジング160が、外側ハウジング170に対して所定の可動域でコネクタ前後、左右、上下方向に移動可能となる。
このため、外側ハウジング170が相手側ハウジング92に対してガタついた場合でも、内側ハウジング160が、外側ハウジング170に対して移動することで、接続対象物94と接触部52との接点摺動を抑制することができる。
ここで、本実施形態に係るコネクタ110では、端子120が、先端部50と基端部30との間に位置するバネ部40を有している。
このため、FPC180がバタつき、端子120を押し込んだりひっぱったりしても、基端部30と先端部50との間に位置するバネ部40が弾性変形することで、FPC180のバタつきから端子120の先端部50が影響を受けることを抑制することができる。よって、FPC180のバタつきによる接点摺動を抑制することができる。
20 端子
30 基端部
31 電線接続部(可撓性配線材接続部)
32 基端側被保持部
32R 圧入肩部
40 バネ部
43 第一曲部(折返し部)
44 第二直線部(折返し部)
45 第二曲部(折返し部)
50 先端部
51 先端側被保持部
52 接触部
60 内側ハウジング
65 被係止部
70 外側ハウジング
70R 後面(外側ハウジングのコネクタ後側の面)
71 収容部
72F ハウジング収容部
72RR ハウジング組込口
73B 端子保持部(基端収容部)
73C 電線配置部(基端収容部)
73U 底壁(底面)
75 係止部
76 治具挿入孔
80 電線(可撓性を有する配線材)
92 相手側ハウジング
94 接続対象物
AX1 挿抜軸
AX2 電線接続軸(可撓性配線材接続部の接続軸)
110 コネクタ
120 端子
131 FPC接続部(可撓性配線材接続部)
160 内側ハウジング
170 外側ハウジング
180 FPC(可撓性を有する配線材)
Claims (9)
- 接続対象物を保持する相手側ハウジングに係止される相手側ハウジング被係止部を有し、前記相手側ハウジングに嵌合する外側ハウジングと、
前記外側ハウジングに対して所定の可動域でコネクタ前後方向に移動可能となるように、前記外側ハウジングに収容される内側ハウジングと、
前記外側ハウジングに収容される端子と、
を備えるコネクタであって、
前記端子は、先端部と、基端部と、前記先端部と前記基端部との間に位置するバネ部と、を有しており、
前記先端部は、コネクタ前後方向に挿抜される前記接続対象物と接触する接触部と、前記内側ハウジングに保持される先端側被保持部と、を有しており、
前記基端部は、可撓性を有する配線材と接続する可撓性配線材接続部と、前記外側ハウジングに保持される基端側被保持部と、を有している、
コネクタ。 - 接続対象物を保持する相手側ハウジングに嵌合する外側ハウジングと、
前記外側ハウジングに対して所定の可動域でコネクタ前後方向に移動可能となるように、前記外側ハウジングに収容される内側ハウジングと、
前記外側ハウジングに収容される端子と、
を備え、可撓性を有する平型配線材が挿抜自在に構成されたコネクタであって、
前記端子は、先端部と、基端部と、前記先端部と前記基端部との間に位置するバネ部と、を有しており、
前記先端部は、コネクタ前後方向に挿抜される前記接続対象物と接触する接触部と、前記内側ハウジングに保持される先端側被保持部と、を有しており、
前記基端部は、前記平型配線材と接続する可撓性配線材接続部と、前記外側ハウジングに保持される基端側被保持部と、を有している、
コネクタ。 - 前記外側ハウジングは、当該外側ハウジングのコネクタ後側の面に形成されていると共に前記内側ハウジングが収容されるハウジング収容部と繋がるハウジング組込口と、前記ハウジング収容部に設けられた係止部と、を有しており、
前記内側ハウジングは、当該内側ハウジングが前記ハウジング組込口から前記ハウジング収容部に向けて押し込まれる際に弾性変形すると共に、前記係止部に到達すると弾性変形が解除されて前記係止部に係止される被係止部を有しており、
前記被係止部が前記係止部に係止されることで、前記内側ハウジングのコネクタ後方向の移動範囲が制限される、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。 - 前記基端側被保持部は、前記外側ハウジングに圧入されることで前記外側ハウジングに保持され、
前記基端側被保持部は、当該基端側被保持部を圧入する際にコネクタ後方向からコネクタ前方向へ向けて押し込むための圧入肩部を有しており、
前記基端側被保持部は、前記可撓性配線材接続部と前記バネ部との間に位置している、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記外側ハウジングは、
前記基端部を収容する基端収容部の底面を貫通し、前記基端収容部と前記外側ハウジングの外部空間とを連通する治具挿入孔を有している、
請求項4に記載のコネクタ。 - 前記接触部の挿抜軸は、前記可撓性配線材接続部の接続軸と略平行で、かつ、コネクタ前後方向に直交する方向の位置がずれている、
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記バネ部は、前記接続対象物の挿入方向であるコネクタ後方向へ折り返された折返し部を含んで構成されている、
請求項6に記載のコネクタ。 - 接続対象物を保持する相手側ハウジングに嵌合する外側ハウジングと、
前記外側ハウジングに対して所定の可動域でコネクタ前後方向に移動可能となるように、前記外側ハウジングに収容される内側ハウジングと、
前記外側ハウジングに収容される端子と、
を備えるコネクタであって、
前記端子は、先端部と、基端部と、前記先端部と前記基端部との間に位置するバネ部と、を有しており、
前記先端部は、コネクタ前後方向に挿抜される前記接続対象物と接触する接触部と、前記内側ハウジングに保持される先端側被保持部と、を有しており、
前記基端部は、可撓性を有する配線材と接続する可撓性配線材接続部と、前記外側ハウジングに保持される基端側被保持部と、を有しており、
前記外側ハウジングは、当該外側ハウジングのコネクタ後側の面に形成されていると共に前記内側ハウジングが収容されるハウジング収容部と繋がるハウジング組込口と、前記ハウジング収容部に設けられた係止部と、を有しており、
前記内側ハウジングは、当該内側ハウジングが前記ハウジング組込口から前記ハウジング収容部に向けて押し込まれる際に弾性変形すると共に、前記係止部に到達すると弾性変形が解除されて前記係止部に係止される被係止部を有しており、
前記被係止部が前記係止部に係止されることで、前記内側ハウジングのコネクタ後方向の移動範囲が制限される、
コネクタ。 - 接続対象物を保持する相手側ハウジングに嵌合する外側ハウジングと、
前記外側ハウジングに対して所定の可動域でコネクタ前後方向に移動可能となるように、前記外側ハウジングに収容される内側ハウジングと、
前記外側ハウジングに収容される端子と、
を備えるコネクタであって、
前記端子は、先端部と、基端部と、前記先端部と前記基端部との間に位置するバネ部と、を有しており、
前記先端部は、コネクタ前後方向に挿抜される前記接続対象物と接触する接触部と、前記内側ハウジングに保持される先端側被保持部と、を有しており、
前記基端部は、可撓性を有する配線材と接続する可撓性配線材接続部と、前記外側ハウジングに保持される基端側被保持部と、を有しており、
前記基端側被保持部は、前記外側ハウジングに圧入されることで前記外側ハウジングに保持され、
前記基端側被保持部は、当該基端側被保持部を圧入する際にコネクタ後方向からコネクタ前方向へ向けて押し込むための圧入肩部を有しており、
前記基端側被保持部は、前記可撓性配線材接続部と前記バネ部との間に位置しており、
前記外側ハウジングは、
前記基端部を収容する基端収容部の底面を貫通し、前記基端収容部と前記外側ハウジングの外部空間とを連通する治具挿入孔を有している、
コネクタ。
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