JP6078919B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、接続対象に電気的に接続されるコネクタ、特に、金属製のシェルを備えたコネクタに関する。
このようなコネクタは、EMI特性を向上させるために、金属製のシェルで本体を覆っている。シェルと本体との固定は、例えば、特許文献1や特許文献2に記載された方法が知られている。特許文献1では、絶縁ボディにシールドカバーを被せた後、シールドカバーの裏蓋を折り曲げて閉塞している。また、特許文献2では、筒状体のシェルに絶縁ハウジングを挿入した後、シェルに設けられた覆壁を折り曲げて、絶縁ハウジングの抜け落ちを防止している。
しかし、これらのコネクタでは、シェルとボディを組み立てた後に、シェルを折り曲げて固定するため、曲げ不足や曲げ忘れにより、十分にシェルと本体とを固定できないおそれがあった。
この問題点に対し、特許文献3に記載された固定方法がある。特許文献3では、シールドフレームに係止爪が設けられており、本体には接続対象の接続方向に溝が設けられており、本体をシールドフレームに挿入すると、シールドフレームの係止爪が本体の溝に嵌入し、固定される。
特開平09−097647号公報 特開2008−243689号公報 実公平07−029586号公報
しかし、このようなコネクタは、接続対象の挿抜方向と、シールドフレームと本体との係止方向が同じであるため、強い力で接続対象を挿抜すると、シールドフレームから本体が抜け出るおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、接続対象を挿抜しても、シェルが本体から外れるおそれのないコネクタを提供することにある。
本発明のコネクタの好適な実施形態の一つでは、接続対象と電気的に接続されるコンタクトと、前記コンタクトを保持する本体と、前記本体を覆うシェルと、を備え、前記本体は、前記接続対象が接続される第1端部と、前記第1端部に対向する第2端部と、前記第2端部側に背面と、を備え、前記本体に、前記接続対象の接続方向と直交する方向に溝が設けられ、前記シェルは、内側へ突出するとともに前記溝に嵌入する突出部と、前記背面を覆う背面部と、前記背面部の側端から前記第1端部側に延出する側部と、を備え、
前記突出部は、前記側部の前記第1端部側の端部に形成されている
この構成では、本体の溝にシェルの突出部が嵌入し、シェルと本体とを固定することができる。また、接続対象の接続方向と直交する方向に溝が形成されているため、接続対象の接続方向と平行する方向に溝が形成されている場合に比べ、より強固にシェルと本体とを固定することができる。さらに、突出部は、コネクタの組み立て後に後曲げによって形成されるものではないため、曲げ忘れや、曲げ不足のおそれがない。また、組み立て前にシェルを加工することができるため、シェルを強固な材料で形成することができる。また、例えば、突出部が板状の部材で形成されていれば、溝と突出部とが当接する面積を大きく確保することができるため、さらに強固にシェルと本体とを固定することができる。
また、この構成では、接続対象の挿抜によって突出部に力が加わっても、突出部が形成された側部および側部が延出する背面部にその力が分散される。そのため、シェルの側壁に突出部を設けた場合に比べ、突出部の強度を大きくすることができる。また、例えば、シェルの側部および突出部が、背面部を折り曲げて形成されていれば、これらを同一部材から加工することができるため、加工を容易に行うことができ、コストを低減することができる。
本発明のコネクタの好適な実施形態の一つでは、前記側部は、前記シェルの側壁に係止固定される被固定部を備える。
この構成では、シェルの側壁と背面部とを固定することができるため、シェルを強固に形成することができる。
本発明のコネクタの好適な実施形態の一つでは、前記本体は、第1本体と第2本体とを備え、前記第2本体は、前記第2端部側から前記第1本体の内側に挿入される被挿入部を備え、前記溝は、前記第1本体に貫通形成され、前記被挿入部は、前記溝と連通する切欠きを備え、前記切欠きは、前記突出部に前記第1端部側から当接する当接面を備える。
この構成では、シェルの突出部が、シェルの第1端部側および第2端部側への変位の防止と、第2本体の第2端部側への変位の防止とを、同時に行うことができる。したがって、本体が複数部品からなる場合でも、本体の構成部品同士を固定する部材を設ける必要がないため、構造を簡単にすることができる。
本発明のコネクタの好適な実施形態の一つでは、前記シェルは、前記接続対象の接続方向と直交する方向から前記本体に外嵌し、前記シェルの側壁には、内側に突出し、外側に弾性変形可能な弾性部が形成され、前記本体は、前記弾性部が入り込む凹部を備え、前記凹部は、前記弾性部が前記シェルの取付け方向下流側から当接して前記シェルの変位を規制する規制面を備える。
この構成では、シェルの外嵌を解除する方向に力が加わっても、凹部に嵌入した弾性部が当接面に当接するため、シェルの外嵌が解除されることを防ぐことができる。
本発明のコネクタの好適な実施形態の一つでは、前記シェルは、前記接続対象の接続方向と直交する方向から前記本体に外嵌し、前記シェルの側壁には、前記シェルの取付け方向下流側に延出する突片が形成され、前記本体の側壁には、前記シェルの取付け方向上流側に開口し、前記突片が挿入される開口部が形成されている。
この構成では、シェルを本体に外嵌した際に、シェルに形成された突片が本体に設けられた開口部に挿入される。これにより、接続対象の挿抜によって、シェルに、第1端部側および第2端部側への力が加わっても、シェルの突片が開口部の内面に当接するため、シェルが本体から抜き出ることを防ぐことができる。したがって、より強固にシェルと本体とを固定することができる。
コネクタの上方斜視図である。 コネクタの後上方からの分解斜視図である。 コネクタの前下方からの分解斜視図である。 コネクタの後方からの一部分解斜視図である。 コネクタの上方からの横断面図である。 コネクタの後断面図である。 コネクタの上方からの横断面の部分拡大図である。 コネクタの後断面の部分拡大図である。
以下に図面を用いて、本発明に係るコネクタCの実施形態を説明する。図1は、本実施形態におけるコネクタCの斜視図であり、図2,3は、コネクタCを後上方から見た分解斜視図およびコネクタCを前下方から見た分解斜視図である。また、図4は、コネクタCを後上方から見た一部分解斜視図、図5は、コネクタCのV−V断面矢視図、図6はコネクタCのVI−VI断面矢視図である。さらに、図7はコネクタCのVII−VII断面矢視の部分拡大図であり、図8はコネクタCのVIII−VIII断面矢視の部分拡大図である。尚、コネクタCを図1の状態に置いた場合を基準として上下を規定する。また、接続対象が接続される側(図1の左)を前方と称し、これと対向する側を後方と称する。
コネクタCは、樹脂等の絶縁体からなる本体を備えている。本実施形態では、本体は、第1本体1および第2本体2から構成されている。さらに、コネクタCは、第2本体2に保持されるコンタクト4と、第2本体2に取付けられ、コンタクト4を囲む金属体3と、第1本体1を覆う金属製のシェル5とを備える。
第1本体1は、筒状に形成されており、接続対象(図示しない)が接続される被接続部11と、シェル5に覆われる被覆部12とを備える。被接続部11の前方の端部には、接続対象が接続される第1開口部13aが形成されている。また、被覆部12の後方の端部である背面には、第2本体2が挿入される第2開口部14aが形成されている。また、被接続部11の外周には第1パッキン15が外嵌されており、接続対象の筐体の内周面と密接するように構成されている。さらに、被覆部12の内側には、被覆部12の内周面に当接するように、第2パッキン16が内嵌されている。また、被覆部12の上面の両側端には、曲面部12aが設けられている。尚、第1本体1の前方側の端部が、本発明における第1端部13であり、第1本体1の後方側の端部が、本発明における第2端部14である。
第1開口部13aに接続された接続対象は、接続対象の端子が第1本体1の内部において、第2本体2に保持されたコンタクト4と接触する。これにより、接続対象の端子とコンタクト4とが電気的に接続される。
被覆部12の上面は、被接続部11の上面よりも低く形成されている。また、被覆部12は両側に側壁17を備え、この両側壁17には、前方から順に開口部17a、凹部17b、溝18が形成されている。さらに、被覆部12の底壁の後端中央部分には、切欠き14bが形成されている。
開口部17aは、第1本体1の側壁17に、下端部分を所定量残して切欠きが設けられ、その下端部分に、上方から下方へ貫通する孔として形成されている。
凹部17bは、側壁17の下端が所定幅切欠かれて形成されている。また、凹部17bの上端には、シェル5の上方への変位を規制する規制面17cが設けられている。
溝18は、曲面部12aから側壁17の中間位置にわたる、側壁17の外側から内側へ貫通する縦長の孔として形成されている。
第2本体2は、予め金属体3が取付けられた状態で、第1本体1の後方から第2開口部14aに嵌入される。その際、第2本体2の前端面は、第1本体1の内部に備えられた第2パッキン16の後端面に当接する(図5参照)。尚、第2本体2のうち、第1本体1の内側に挿入される部分が、本発明における被挿入部であり、本実施形態においては、第2本体2は全部分が被挿入部として形成されている。
第2本体2の両側部には、切欠き22が設けられている。また、第2本体2の背面には、金属体3のカバー部32が取付けられる凹部21が形成されている。凹部21内には、コンタクト4を固定するためのコンタクト孔23および保持溝24と、金属体3が挿入されるU字状のU字孔25とが設けられている。
切欠き22は、第2本体2の両側部の後方に、上方から切欠いて設けられている。また、切欠き22の前方の端面は、シェル5の突出部55が後方から当接する当接面22aを備える。
コンタクト孔23は、凹部21の前端面の中央付近において、第2本体2の前方へ貫通して形成されている。また、凹部21内には、コンタクト4を保持する保持溝24が縦長の溝として形成されている。コンタクト4は、接続対象の端子と接触する接触部4aと、基板に挿入される挿入部4bとを備える。本実施形態では、接触部4aの後端から挿入部4bが下方に延出するように、折り曲げられて形成されている。コンタクト4は、接触部4aが第2本体2の後方からコンタクト孔23へ挿入され、挿入部4bの上側部分が保持溝24に嵌入することで第2本体2に保持される。
上述したように、第2本体2には、コンタクト4を囲む金属体3が取付けられる。この金属体3は、筒体31と、カバー部32と、折り曲げ部33と、脚部34と、を備える。
第2本体2のU字孔25に第1端部側から嵌入し、第2本体2に固定された筒体31は、コンタクト4の接触部4aを囲むように構成されている。また、カバー部32は、筒体31の上面の後端から折り曲げ部33を介して下方へ延出して形成されている。
脚部34は、カバー部32の両側端から下方に延出形成されており、基板に設けられた孔に挿入される。
金属体3は、図2、3の状態では、筒体31の上面と、カバー部32の背面とは略直角に形成されているが、第2本体2に取付けられる前においては、筒体31の上面と、カバー部32の背面とが同一平面上に位置している(二点鎖線の状態)。そして、金属体3が第2本体2に取付けられる際には、カバー部32は、第2本体2のU字孔25に前方から挿入された後、折り曲げ部33で下方に折り曲げられ、第2本体2の凹部21に嵌入する。この時、第2本体2の背面と、金属体3のカバー部32の背面とは、同一平面上に位置する。
シェル5は、第1本体1の被覆部12に、上方から被せられる。シェル5は、被覆部12の上面を覆う上面部51と、被覆部12の側壁17を覆う側壁52と、第1本体1および第2本体2の背面を覆う背面部53と、を備える。
シェル5の側壁52は、シェル5の上面部51の両側端から、下方に延出して形成されている。本実施形態では、同一部材の金属板を曲げ加工することで、上面部51と側壁52とが形成されている。この際、上面部51の両側端は、第1本体1の曲面部12aの形状に沿うように、曲面形状を有している。また、シェル5の両側壁52には、前方から順に、突片52a、第1脚部52b、弾性部52c、固定部52dが形成されている。
突片52aは、シェル5の側壁52の下端から延出形成されており、基端部から内側へ斜め下方に折り曲げられ、さらに下方へ折り曲げられて形成されている。
第1脚部52bは、側壁52の下端から下方に延出形成され、基板に設けられた孔に挿入される。
弾性部52cは、側壁52の下端に、前方内側に延出する片として設けられている。具体的には、側壁52を前方から後方へ切り欠いた切欠き片が形成され、その先端が内側へ傾くように折り曲げられて弾性部52Cが形成されている。
固定部52dは、側壁52の後端部の下方に設けられ、内側へ突出する突条として形成されている。
シェル5の背面部53は、上面部51の後端から下方に延出して形成されている。本実施形態では、シェル5が第1本体1に被せられた際に、背面部53の内面が、第1本体1および第2本体2の背面に面接触する。また、本実施形態では、背面部53は、上面部51および側壁52と同一部材の金属板からなり、上面部51の後端で下方に折り曲げられて形成されている。さらに、背面部53は、側部54と、突出部55と、第2脚部53aとを備える。
側部54は、背面部53の両側端から前方に延出するように折り曲げられて形成されている。また、側部54の下方には、側壁52の固定部52dに固定される被固定部54aが、貫通孔として形成されている。ここに、前述したシェル5の側壁52に設けられた突条が入り込み、側壁52と背面部53とが係止固定される(図7参照)。
突出部55は、側部54の前方の端部の上方から内側に延出形成されている。本実施形態では、突出部55は、板状の突片として形成されており、側部54の前端で折り曲げられて形成されている。
第2脚部53aは、背面部53の両側端近傍の下端から延出され、第1脚部52bと同様に、基板に設けられた孔に挿入される。
次に、コネクタCの組み立て方法を以下に示す。
まず、上述したように、コンタクト4および金属体3が第2本体2に組み付けられる。そして、第1本体1の第2開口部14aに、この第2本体2を挿入し、第2本体2の前方の端面を第1本体1内に取付けられた第2パッキン16の後端面に当接させる。この時、第2本体2および金属体3の背面は、第1本体1の背面と同一平面上に位置する。また、この時、第2本体2の切欠き22は、第1本体1の溝18と連通するとともに、溝18内の前方の面と、切欠き22の当接面22aとが、同一平面上に位置する(図5参照)。
また、図4に示すように、第2本体2を第1本体1に挿入した状態において、コンタクト4の挿入部4bと、金属体3の脚部34とは、第1本体1の切欠き14bを通して、コネクタCの下面よりも下方に延出している。これらは、基板に設けられた孔に挿入される。これにより、第1本体1は基板に対して位置決めされるとともに、コンタクト4および金属体3が基板に接続される。
次に、シェル5を第1本体1の被覆部12に上方から外嵌する。この時、シェル5の突出部55は、溝18に嵌入する。本発明においては、接続対象の接続方向と直交する方向に溝18が形成されているため、接続対象を挿抜しても、シェル5の突出部55が溝18の内面に当接するため、シェル5が前後方向に変位することを防ぐことができる。特に、本実施形態では、突出部55が板状の突片で構成され、溝18の内面と面接触するため、シェル5と第1本体1とを、より強固に固定することができる。したがって、シェル5が第1本体1から抜き出ること防ぐことができる。さらに、本実施形態では、シェル5は溝18が形成されている方向から外嵌するため、シェル5の外嵌によって突出部55が破損するおそれがない。そして、コネクタCの組み立て時に、シェル5を弾性変形させたり、後曲げ加工する必要がないため、シェル5および突出部55を強固な材料で形成することができる。
また、本実施形態では、シェル5の背面部53の側端から側部54が延出し、側部54から突出部55が延出しているため、接続対象の挿抜により、突出部55に力が加わっても、力がシェル5の側部54および背面部53に分散される。したがって、突出部55の強度を大きくすることができ、シェル5が第1本体1から抜け出すことを防ぐことができる。また、シェル5の側部54は、シェル5の側壁52に係止固定されているため、シェル5の背面部53と側壁52とを固定することができ、シェル5を強固に形成することができる。
また、本実施形態では、シェル5が第1本体1に外嵌した状態において、図5、6に示すように、シェル5の突出部55が、第1本体1の溝18に嵌入するとともに、第2本体2の切欠き22の当接面22aに当接する。これにより、シェル5の突出部55が、第1本体1とシェル5との固定と、第2本体2の後方への変位の防止とを、同時に行うことができる。したがって、本体が複数部品からなる場合でも、本体の構成部品同士を固定する部材を設ける必要がないため、構造を簡単にすることができる。さらに、上述したように、本実施形態では、第2本体2の背面にシェル5の背面部53が面接触する構成であるため、この接触によっても、第2本体2の後方への変位を防ぐことができる。
シェル5を第1本体1に外嵌すると、シェル5の側壁52の突片52aが、第1本体1の開口部17aに挿入される(図7参照)。これにより、接続対象を挿抜しても、突片52aが開口部17aの内面に当接し、シェル5が第1本体1から前後方向に抜き出ることを防ぐことができる。
また、シェル5を第1本体1に外嵌する際には、シェル5の弾性部52cが第1本体1の曲面部12aに当接して外側に弾性変形する。弾性変形した弾性部52cは、第1本体1の側壁17を摺接しながら下方へ移動し、凹部17bの位置に達すると弾性復帰する(図7,8参照)。これにより、弾性部52cは凹部17bへ入り込む。したがって、シェル5に上方へ引き抜く力が作用しても、弾性部52cの上端が凹部17bの規制面17cに当接するため、シェル5が上方へ変位することを防ぐことができる。そのため、シェル5と第1本体1とをさらに強固に固定することができる。
さらに、シェル5を第1本体1へ外嵌すると同時に、シェル5の第1脚部52bおよび第2脚部53aが基板に設けられた孔へ挿入される。これにより、基板とシェル5とを固定することができる。
〔別実施形態〕
(1)上述の実施形態では、突出部55は、背面部53から延出された側部54の端部に延出形成されていたが、第1本体1の溝18に嵌入するものであれば、シェル5のどこに設けられていてもよい。例えば、シェル5の側壁52に設けられていてもよい。
(2)上述の実施形態では、シェル5は単品部材から折り曲げられて形成されていたが、別部材から形成されていてもよい。
(3)上述の実施形態では、コネクタCの本体は第1本体1と第2本体2とを備えていたが、本体は1つの部材から構成されていてもよい。この場合、第1本体1に設けられた溝18は、突出部55が嵌入するものであれば、貫通していなくてもよい。
(4)上述の実施形態では、第2本体2に切欠き22が設けられ、切欠き22が当接面22aを備えていたが、これを備えていなくてもよい。
(5)上述の実施形態では、シェル5に、突片52aおよび弾性部52cが設けられ、第1本体1に、開口部17aおよび凹部17bが設けられていたが、これらを設けていなくてもよい。
(6)上述の実施形態では、シェル5の側壁52の固定部52dは突条として形成され、側部54の被固定部54aは貫通孔として形成されていたが、側壁52と側部54とが係止固定されれば、どのような固定方法でも構わない。また、側壁52と側部54とが係止固定されていなくてもよい。
(7)上述の実施形態では、シェル5および金属体3に脚部が設けられていたが、これらを設けていなくてもよい。
本発明は、接続対象に電気的に接続するコネクタに利用することができる。
C:コネクタ
1:第1本体
13:第1端部
14:第2端部
17a:開口部
17b:凹部
17c:規制面
18:溝
2:第2本体
22:切欠き
22a:当接面
4:コンタクト
5:シェル
52:側壁
52a:突片
52c:弾性部
53:背面部
54:側部
54a:被固定部
55:突出部

Claims (5)

  1. 接続対象と電気的に接続されるコンタクトと、
    前記コンタクトを保持する本体と、
    前記本体を覆うシェルと、を備え、
    前記本体は、前記接続対象が接続される第1端部と、前記第1端部に対向する第2端部と、前記第2端部側に背面と、を備え、
    前記本体に、前記接続対象の接続方向と直交する方向に溝が設けられ、
    前記シェルは、内側へ突出するとともに前記溝に嵌入する突出部と、前記背面を覆う背面部と、前記背面部の側端から前記第1端部側に延出する側部と、を備え、
    前記突出部は、前記側部の前記第1端部側の端部に形成されているコネクタ。
  2. 前記側部は、前記シェルの側壁に係止固定される被固定部を備える請求項に記載のコネクタ。
  3. 前記本体は、第1本体と第2本体とを備え、
    前記第2本体は、前記第2端部側から前記第1本体の内側に挿入される被挿入部を備え、
    前記溝は、前記第1本体に貫通形成され、
    前記被挿入部は、前記溝と連通する切欠きを備え、
    前記切欠きは、前記突出部に前記第1端部側から当接する当接面を備える請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記シェルは、前記接続対象の接続方向と直交する方向から前記本体に外嵌し、
    前記シェルの側壁には、内側に突出し、外側に弾性変形可能な弾性部が形成され、
    前記本体は、前記弾性部が入り込む凹部を備え、
    前記凹部は、前記弾性部が前記シェルの取付け方向下流側から当接して前記シェルの変位を規制する規制面を備える請求項1からのいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記シェルは、前記接続対象の接続方向と直交する方向から前記本体に外嵌し、
    前記シェルの側壁には、前記シェルの取付け方向下流側に延出する突片が形成され、
    前記本体の側壁には、前記シェルの取付け方向上流側に開口し、前記突片が挿入される開口部が形成されている請求項1からのいずれか1項に記載のコネクタ。
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