JP3264310B2 - 低背型コネクタソケット - Google Patents

低背型コネクタソケット

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JP3264310B2
JP3264310B2 JP25509195A JP25509195A JP3264310B2 JP 3264310 B2 JP3264310 B2 JP 3264310B2 JP 25509195 A JP25509195 A JP 25509195A JP 25509195 A JP25509195 A JP 25509195A JP 3264310 B2 JP3264310 B2 JP 3264310B2
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shield cover
connector socket
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low
insulating body
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恭介 田島
淳一 荒井
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Hosiden Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】この発明は各種の電子機器等に利
用されるコネクタソケットであって特に低背型とし電子
機器の薄型化に貢献しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】図8に一般によく知られている小型多極
コネクタソケットの外観構造を示す。1は絶縁ボディを
示す。この絶縁ボディ1の前面に環状凹溝2が形成さ
れ、この環状凹溝2に相手となるプラグ(特に図示しな
い)の円筒状の金属ボディが挿入され、環状凹溝2内に
設けられたアース片と接触してアース回路の接続を達す
ると共に、環状凹溝2で囲まれて形成された柱状部分3
に複数の雌コンタクト収納孔4が形成され、この雌コン
タクト収納孔4内に雌コンタクトが収納され、この雌コ
ンタクト収納孔4内に収納された雌コンタクトに相手プ
ラグの絶縁ボディに植設された雄コンタクトが接触して
コネクタソケットとプラグとの接続が達せられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の小型多極コネク
タソケットは環状凹溝2の周囲が更に絶縁ボディ1で覆
われているから、特に環状凹溝2の上と下に存在する絶
縁ボディの外周部分5及び6によって背丈けHを小さく
できない不都合がある。更に取付用孔7を具備した突片
8を上面に突出させて設けた場合は更に背丈けHが高く
なってしまう不都合がある。
【0004】つまり、最近の傾向としてノート型パーソ
ナルコンピュータ或は電子手帳或は携帯型ワープロ等の
機器では小形化、特に薄形化が要求されている。このた
めコネクタソケットにも背の低いコネクタソケットが求
められている。この発明の目的は背が低く、然もほぼ完
全にシールドを施したコネクタソケットを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では絶縁ボディ
として柱状体と、この柱状体の後端側に突出させて形成
したフランジとによって構成し、このフランジの外周に
シールドカバーを当接させて折曲げることにより絶縁ボ
ディをシールドカバーで覆う構造としたものである。
【0006】従ってこの発明によるコネクタソケットに
よれば、柱状体の上側と下側には直接シールドカバーが
存在するだけであるからコネクタソケットとしての高さ
Hを低くすることができる。シールドカバーは柱状体部
分を円形に被覆する形状とするか又は柱状体の部分をU
字状に折曲げたシールドカバーで覆う構造とすることが
できる。
【0007】U字状に折曲げたシールドカバーによって
絶縁ボディを覆う構造とした場合にはU字状の開放され
た端部をプリント基板への取付面とすることができる。
このようにU字状の開放された端部をプリント基板への
取付面とすることにより、シールドカバーで柱状体の部
分を円形に覆う場合と比較してプリント基板への取付面
においてシールドカバーの板厚分だけ背を低くすること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図3にこの発明による低
背型コネクタソケットの一実施例を示す。図1におい
て、10は絶縁ボディ、20は端子台、30はシールド
カバーをそれぞれ示す。この発明による低背型コネクタ
ソケットの特徴とする構造は絶縁ボディ10を構成する
柱状部11の周面11Aが露出して形成されている点に
ある。つまり柱状部11の周面11Aが露出して形成さ
れ、その後方に柱状部11の周面から突出してフランジ
12を形成し、フランジ12の外周面に当接してシール
ドカバー30を被せる。従って柱状部11の周面11A
とシールドカバー30の内周面との間に図2に示すよう
に環状の凹溝KJが形成される。尚、図1に示す例では
シールドカバー30の断面形状をU字状とした場合を示
す。このため柱状部11の両側の下辺部分にはシールド
カバー30と係合させるための係止部13を突設してい
る。
【0009】柱状部11の前面には従来のコネクタソケ
ットと同様に複数の雌コンタクト収納孔14と相手のコ
ネクタプラグとの係合条件(ピン数)を合致させるため
のキィー孔15が形成される。柱状部11の周面には相
手のコネクタプラグとの係合の向を合致させるための溝
16Aと、切欠16Bが形成される。フランジ12の後
方に端子支持部17を突出して形成する。端子支持部1
7の両側に段部17Aを形成し、この段部17Aに端子
台20に設けた爪21を係合させ、端子台20を絶縁ボ
ディ10に係合させる。端子台20には端子挿通孔22
が下向に貫通して形成される。この端子貫通孔22に端
子40(図2参照)が挿通され、端子台20の下面から
下向に突出して支持される。端子の上端側は図3に示す
ように直角に折曲げられてその折曲げられた方向に雌コ
ンタクト41(図3参照)が形成され、この雌コンタク
ト41が柱状部11に形成して雌コンタクト収納孔14
の内部に収納される。
【0010】シールドカバー30は断面がU字状に折曲
て形成され、その開放端の辺に脚31を突出形成する。
図の例では一辺に2個の脚31を形成した場合を示す。
この脚31はプリント基板(特に図示しない)に形成し
た取付孔に挿入され、裏側に形成されたプリント導体に
半田付されてコネクタソケットをプリント基板に固定す
るために設けられる。脚31と並んで突片32を形成
し、この突片32によってシールドカバー30を絶縁ボ
ディ10に加締付ける。
【0011】シールドカバー30の前端側には切溝33
A(図2)で切り分けて形成した複数の舌片(図の例で
は7枚)を突出して形成し、この舌片を内側の折返して
接触片33を形成する。この接触片33はその先端が内
向に偏倚されて配置され、相手のプラグの円筒状金属カ
バーを環状凹溝KJに挿入した際に、その金属カバーに
接触し、シールドカバー30をプラグの金属カバーに接
触させ、コネクタプラグとソケット間においてアース回
路の接続を行なう。尚、切溝33Aで切り分けて形成し
た舌片は全て接触片33として使用しなくてもよい。つ
まり、周方向に1枚おきに短かく切断して短かい舌片を
形成し、この短かい舌片は単に環状凹溝KJに折込むだ
けの構造にしてもよい。シールドカバー30の前端に形
成した接触片33の他に、下辺部の両側に、係止体13
の前面を覆う前面シールド板34を配置し、コネクタソ
ケットのほぼ前面をシールドする構造としている。また
シールドカバー30の後端側は裏蓋35で閉塞される。
裏蓋35を閉塞位置に保持させる手段として図1に示す
例では裏蓋35の回動遊端側の両側に突片36を突設
し、この突片36をシールドカバー30の側面板と平行
する向に折曲げる。突片36に角形の抜け孔36Aを形
成し、この抜け孔36Aにシールドカバー30の側面に
内向に形成した突き出し部分36Bを係合させて裏蓋3
5を閉塞位置に係止する構造とした場合を示す。
【0012】図4はこの発明の他の実施例を示す。この
例ではシールドカバー30に形成した前面シールド板3
4の一方に取付孔37を持つ突片38を脚31の突出方
向と同一方向に突出させて一体に成形し、プリント基板
の裏側(下側)の位置でセットのケース等にコネクタソ
ケットをビス止めできる構造とした場合を示す。このよ
うに突片38を脚31の突出方向に延長して設けること
により、コネクタソケットをセットのケースにビス止め
する部分を、プリント基板の裏側にわずかに突出する程
度に配置することができる。よって突片38を設けたこ
とにより、低背化が阻害されることはない。
【0013】図5はこの発明の更に他の実施例を示す。
この実施例では、絶縁ボディ10に形成した柱状部11
を覆うシールドカバー30の部分の断面形状を円筒形状
とし、柱状部11の周面を全てシールドカバー30で覆
う構造にすると共に、フランジ12の部分から後方の位
置ではシールドカバー30の断面形状をU字状とした場
合を示す。この場合にはシールドカバー30の後端に設
けた裏蓋35(図1参照)を予め開放しておき、この開
放されたシールドカバー30の後方から絶縁ボディ10
を挿入し、挿入後に裏蓋35を閉じて組立を終了する。
【0014】図6及び図7は提案された技術例を示す。
この例ではシールドカバー30の後方に横向きにスリッ
トを形成し、スリットの形成によって切開かれた面に雌
コンタクト41と一体に成形したコンタクト42を配置
させるように構成した場合を示す。このように構成した
場合にはスリットに回路基板50を挿入することによ
り、コンタクト42を回路基板50に形成した印刷導体
51を導通させることができる。
【0015】回路基板50との接続構造を図6及び図7
で示すような構成を採ることにより、回路基板50への
取付け位置が自由に採れる。この結果コネクタソケット
の低背化に伴なってセットの薄形化も実現できる利点が
得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
絶縁ボディ10を構成する柱状部11の周面11Aを直
接露出させて形成し、この露出して形成された柱状部1
1の周面11Aにシールドカバー30を被せる構造とし
たから、シールドカバー30の外径は、柱状部11の外
径に環状凹溝KJの溝幅とシールドカバー30の板厚を
加えた寸法となる。このために柱状部11の寸法が従来
のものと同じであってもコネクタソケットの外径を小さ
くすることができる。つまり、取付けたプリント基板か
らの背丈けを小さくすることができるからセット(装
置)の薄形化、小形化を容易に達することができる利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1に示した実施例を正面から見た図。
【図3】図2に示したA−A線上の断面図。
【図4】この発明の他の実施例を示す斜視図。
【図5】この発明の更に他の実施例を示す斜視図。
【図6】提案された技術例を示す斜視図。
【図7】図6に示した技術例を切断して示す断面図。
【図8】従来の技術を説明するための斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/648 H01R 12/04 H01R 12/20 H01R 24/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.コンタクト収納孔が形成された柱状
    部及びこの柱状部の後方の外周に突出して形成されたフ
    ランジとを具備した絶縁ボディと、 B.この絶縁ボディに形成された上記フランジの外周に
    当接して上記絶縁ボディに被せられ、上記柱状部の外周
    面との間に環状凹溝を形成するシールドカバーと、 C.このシールドカバーから一体に突出して形成され、
    シールドカバー及びこのシールドカバーに被われた絶縁
    ボディをプリント基板に固定する脚と D.上記シールドカバー前端から複数の舌片を突出形成
    し、この複数の舌片を上記柱状部とシールドカバーとに
    よって形成された環状凹溝に向って折曲げ、相手プラグ
    の金属カバーと電気的に接触する接触片と を具備して構
    成したことを特徴とする低背型コネクタソケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の低背型コネクタソケット
    において、上記シールドカバーは断面形状をU字状に折
    曲げられて構成し、U字状の開放端部をプリント基板へ
    の取付面とし、このU字状の開放端部に上記脚を突出形
    成したことを特徴とする低背型コネクタソケット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の低背型コネクタソケット
    において、上記シールドカバーは少なくとも上記絶縁ボ
    ディの柱状部の外周を被うほぼ円筒形状とされ、フラン
    ジ部より後方が断面形状をU字状とされ、このU字状の
    開放端部に上記脚を突出形成したことを特徴とする低背
    型コネクタソケット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至記載の低背型コネクタソ
    ケットの何れかにおいて、上記シールドカバーの前端部
    分から上記柱状部の前面と平行する面を持ち、上記脚の
    突出方向に突出して形成した突片を設け、この突片に装
    置取付用のネジ孔を設けたことを特徴とする低背型コネ
    クタソケット。
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