JP2541256Y2 - 小型多極電気コネクタ - Google Patents
小型多極電気コネクタInfo
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- JP2541256Y2 JP2541256Y2 JP1990405192U JP40519290U JP2541256Y2 JP 2541256 Y2 JP2541256 Y2 JP 2541256Y2 JP 1990405192 U JP1990405192 U JP 1990405192U JP 40519290 U JP40519290 U JP 40519290U JP 2541256 Y2 JP2541256 Y2 JP 2541256Y2
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- Japan
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- connector
- contact
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/901—Connector hood or shell
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、小型多極電気コネクタ
におけるシールド用金属シェルの変形防止構造に関する
ものである。
におけるシールド用金属シェルの変形防止構造に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】電子機器の小型化に伴い回路各部間の接
続に使用される多極コネクタの小型化が強く要請され、
また機器によって設置スペースの制約から長手方向の長
さを長くできても、幅を極めて小にすることが要求され
る場合がある。そこで例えば幅が約６mm、長さが５０mm
程度の大きさの絶縁ブロック内に８０芯にも及ぶ多数の
コンタクトをもたせた薄形の小型多極電気コネクタも珍
しくない。
続に使用される多極コネクタの小型化が強く要請され、
また機器によって設置スペースの制約から長手方向の長
さを長くできても、幅を極めて小にすることが要求され
る場合がある。そこで例えば幅が約６mm、長さが５０mm
程度の大きさの絶縁ブロック内に８０芯にも及ぶ多数の
コンタクトをもたせた薄形の小型多極電気コネクタも珍
しくない。
【０００３】ところで電子機器に使用されるコネクタに
おいては、外来ノイズによる機器の誤動作などの事故を
防止するため、次のような手段がとられている。即ち図
５（ａ）（ｂ）に示すプラグコネクタＡの平面図及び正
面図のように、コンタクト（１）が配設された絶縁ブロ
ック（２）の嵌合凸部（２ａ）を間隔をおいて囲むよう
に、例えば両側面に一列に接触用打出し突起（３ａ）を
備えた取付用のフランジ部（３ｂ）を両端にもつ台形状
の金属シェル（３）を、両端に取付用フランジ部（２
ｂ）を備えた絶縁ブロック（２）上に固定する。一方図
５（ｃ）（ｄ）に示すレセプタクルコネクタ（Ｂ）の平
面図と正面図のように、コンタクト（４）が２列に配設
された絶縁ブロック（５）の嵌合凹部（５ａ）の周囲
に、前記プラグコネクタ（Ａ）の金属シェル（３）内に
入って前記打出し突起（３ａ）を介して接触する、両端
に取付用フランジ部（６ａ）を備えた台形状の金属シェ
ル（６）を、絶縁ブロック（５）の取付用フランジ部
（５ｂ）上に固定する。そしてプラグコネクタ（Ａ）を
レセプタクルコネクタ（Ｂ）に差込んだとき、コンタク
ト（１）（４）の接触と同時に金属シェル（３）と
（６）相互が電気的に接続され、ここに接続された接地
回路と接続されるようにして、コネクタの導電部分をシ
ールドすることが行われている。
おいては、外来ノイズによる機器の誤動作などの事故を
防止するため、次のような手段がとられている。即ち図
５（ａ）（ｂ）に示すプラグコネクタＡの平面図及び正
面図のように、コンタクト（１）が配設された絶縁ブロ
ック（２）の嵌合凸部（２ａ）を間隔をおいて囲むよう
に、例えば両側面に一列に接触用打出し突起（３ａ）を
備えた取付用のフランジ部（３ｂ）を両端にもつ台形状
の金属シェル（３）を、両端に取付用フランジ部（２
ｂ）を備えた絶縁ブロック（２）上に固定する。一方図
５（ｃ）（ｄ）に示すレセプタクルコネクタ（Ｂ）の平
面図と正面図のように、コンタクト（４）が２列に配設
された絶縁ブロック（５）の嵌合凹部（５ａ）の周囲
に、前記プラグコネクタ（Ａ）の金属シェル（３）内に
入って前記打出し突起（３ａ）を介して接触する、両端
に取付用フランジ部（６ａ）を備えた台形状の金属シェ
ル（６）を、絶縁ブロック（５）の取付用フランジ部
（５ｂ）上に固定する。そしてプラグコネクタ（Ａ）を
レセプタクルコネクタ（Ｂ）に差込んだとき、コンタク
ト（１）（４）の接触と同時に金属シェル（３）と
（６）相互が電気的に接続され、ここに接続された接地
回路と接続されるようにして、コネクタの導電部分をシ
ールドすることが行われている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来においては
絶縁ブロックへの金属シェルの固定に当って組立ての簡
単化のため、以下にのべるような手段がとられるため、
プラグコネクタ（Ａ）のレセプタクルコネクタ（Ｂ）へ
の差込み時、レセプタクルコネクタ側の金属シェル
（６）が変形してプラグコネクタの両差込みができなく
なる問題がある。即ち従来におけるレセプタクルコネク
タ（Ｂ）における金属シェル（６）の絶縁ブロック
（５）への固定手段は、前記図５（ｃ）（ｄ）及び図６
に示す断面図のように、金属シェル（６）の長手方向の
両下辺部の複数箇所、例えば両端部と中央部の３箇所に
下方に突出する係止穴（６ｃ）を有する固定用舌片（６
ｂ）を設け、また絶縁ブロック（５）の長手方向の両側
面下部には金属シェル（６）の固定用舌片（６ｂ）の係
止穴（６ｃ）内に入る固定用係止突起（５ｃ）を設けて
固定する方法である。
絶縁ブロックへの金属シェルの固定に当って組立ての簡
単化のため、以下にのべるような手段がとられるため、
プラグコネクタ（Ａ）のレセプタクルコネクタ（Ｂ）へ
の差込み時、レセプタクルコネクタ側の金属シェル
（６）が変形してプラグコネクタの両差込みができなく
なる問題がある。即ち従来におけるレセプタクルコネク
タ（Ｂ）における金属シェル（６）の絶縁ブロック
（５）への固定手段は、前記図５（ｃ）（ｄ）及び図６
に示す断面図のように、金属シェル（６）の長手方向の
両下辺部の複数箇所、例えば両端部と中央部の３箇所に
下方に突出する係止穴（６ｃ）を有する固定用舌片（６
ｂ）を設け、また絶縁ブロック（５）の長手方向の両側
面下部には金属シェル（６）の固定用舌片（６ｂ）の係
止穴（６ｃ）内に入る固定用係止突起（５ｃ）を設けて
固定する方法である。
【０００５】この固定手段は金属シェル（６）を絶縁ブ
ロック（５）上に重ね合わせながら差しこむことによ
り、固定用舌片（６ｂ）が固定用係止突起（５ｃ）を乗
り越えたのち、係止突起（５ｃ）が係止穴（６ｃ）内に
落ちこんで係止される構造である。従って組立てが簡単
であり、また薄い構造にできると云う利点がある。しか
しその一方レセプタクルコネクタ（Ｂ）へのプラグコネ
クタ（Ａ）の差込み時、固定用舌片（６ｂ）と係止突起
（５ｃ）によるレセプタクルコネクタ（Ｂ）の金属シェ
ル（６）の固定、特に中心部の固定が解除され、更に続
く差込みにより金属シェル（６）の大きな変形を招く。
ロック（５）上に重ね合わせながら差しこむことによ
り、固定用舌片（６ｂ）が固定用係止突起（５ｃ）を乗
り越えたのち、係止突起（５ｃ）が係止穴（６ｃ）内に
落ちこんで係止される構造である。従って組立てが簡単
であり、また薄い構造にできると云う利点がある。しか
しその一方レセプタクルコネクタ（Ｂ）へのプラグコネ
クタ（Ａ）の差込み時、固定用舌片（６ｂ）と係止突起
（５ｃ）によるレセプタクルコネクタ（Ｂ）の金属シェ
ル（６）の固定、特に中心部の固定が解除され、更に続
く差込みにより金属シェル（６）の大きな変形を招く。
【０００６】このためプラグコネクタ（Ａ）をレセプタ
クルコネクタ（Ｂ）から引抜けても、変形した金属シェ
ル（６）に邪魔されて両差込みができなくなるため、レ
セプタクルコネクタ（Ｂ）を交換せざるを得ない。しか
し例えば多数の回路素子と共に、印刷配線基板上に密に
組込まれたレセプタクルコネクタ（Ｂ）を交換するのは
実際上困難であり、印刷配線基板そのものを交換せざる
を得なくなる大きな欠点がある。
クルコネクタ（Ｂ）から引抜けても、変形した金属シェ
ル（６）に邪魔されて両差込みができなくなるため、レ
セプタクルコネクタ（Ｂ）を交換せざるを得ない。しか
し例えば多数の回路素子と共に、印刷配線基板上に密に
組込まれたレセプタクルコネクタ（Ｂ）を交換するのは
実際上困難であり、印刷配線基板そのものを交換せざる
を得なくなる大きな欠点がある。
【０００７】
【考案の目的】本考案は以上のようなレセプタクルコネ
クタにおける金属シェルの変形を確実に防止しうるコネ
クタの構造の提供を目的とするものである。
クタにおける金属シェルの変形を確実に防止しうるコネ
クタの構造の提供を目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための本考案の手段】本考案者は上記
課題の分析及び研究の結果、前記の如きレセプタクルコ
ネクタにおける金属シェルの変形が次の原因によるもの
であることを明らかにしてなされたものである。即ち一
般に印刷配線基板、或いはパネル上に固定されたレセプ
タクルコネクタへのプラグコネクタの差込みに当って
は、図６の断面図のようにプラグコネクタ（Ａ）はレセ
プタクルコネクタ（Ｂ）に対して曲がって差込まれるの
が殆どである。従って差込み時プラグコネクタ（Ａ）の
金属シェル（３）の一方の長手方向の上部曲げ縁端部
が、先ずレセプタクルコネクタの金属シェル（６）の一
方の長手方向の上部曲げ縁端部に突き当たり、これに大
きな圧下力を与える。このため厚さの薄い金属板で作ら
れた機械的強度の弱い金属シェル（６）は左右端、即ち
取付用フランジ部（６ａ）を有する部分に比べて特に圧
下力に対する機械的強度の弱い金属シェル（６）の一方
の中央部分が、絶縁ブロック（５）面上を下方に滑っ
て、図６中の点線図示のように外方に開く。このため絶
縁ブロック（５）側に設けた中央部の係止突起（５ｃ）
が、固定用舌片（６ｂ）の係止穴（６ｃ）からはずれる
ため続いて加えられる圧下力により機械的強度の弱い中
央部が更に押されて変形する。
課題の分析及び研究の結果、前記の如きレセプタクルコ
ネクタにおける金属シェルの変形が次の原因によるもの
であることを明らかにしてなされたものである。即ち一
般に印刷配線基板、或いはパネル上に固定されたレセプ
タクルコネクタへのプラグコネクタの差込みに当って
は、図６の断面図のようにプラグコネクタ（Ａ）はレセ
プタクルコネクタ（Ｂ）に対して曲がって差込まれるの
が殆どである。従って差込み時プラグコネクタ（Ａ）の
金属シェル（３）の一方の長手方向の上部曲げ縁端部
が、先ずレセプタクルコネクタの金属シェル（６）の一
方の長手方向の上部曲げ縁端部に突き当たり、これに大
きな圧下力を与える。このため厚さの薄い金属板で作ら
れた機械的強度の弱い金属シェル（６）は左右端、即ち
取付用フランジ部（６ａ）を有する部分に比べて特に圧
下力に対する機械的強度の弱い金属シェル（６）の一方
の中央部分が、絶縁ブロック（５）面上を下方に滑っ
て、図６中の点線図示のように外方に開く。このため絶
縁ブロック（５）側に設けた中央部の係止突起（５ｃ）
が、固定用舌片（６ｂ）の係止穴（６ｃ）からはずれる
ため続いて加えられる圧下力により機械的強度の弱い中
央部が更に押されて変形する。
【０００９】上記のような変形を防ぐためには係止突起
（５ｃ）の高さを高くして、金属シェル（６）の外方へ
の変形にもかかわらず、係止突起（５ｃ）が固定用舌片
（６ｂ）の係止穴（６ｃ）内から抜け出せないようにす
ればよい。しかしそれでなくても係止突起（５ｃ）の高
さは、コネクタの幅例えば６mmに対して１〜1.５mm程度
であって、これ以上に高くすることはコネクタの幅の制
限から困難であり、この方法の採用は難しい。本考案は
以上からレセプタクルコネクタ（Ｂ）の金属シェル
（６）に、プラグコネクタ（Ａ）の金属シェル（３）に
よる圧下力に抵抗する手段を設ければよいことを着想
し、次の各種の手段を提示するものである。
（５ｃ）の高さを高くして、金属シェル（６）の外方へ
の変形にもかかわらず、係止突起（５ｃ）が固定用舌片
（６ｂ）の係止穴（６ｃ）内から抜け出せないようにす
ればよい。しかしそれでなくても係止突起（５ｃ）の高
さは、コネクタの幅例えば６mmに対して１〜1.５mm程度
であって、これ以上に高くすることはコネクタの幅の制
限から困難であり、この方法の採用は難しい。本考案は
以上からレセプタクルコネクタ（Ｂ）の金属シェル
（６）に、プラグコネクタ（Ａ）の金属シェル（３）に
よる圧下力に抵抗する手段を設ければよいことを着想
し、次の各種の手段を提示するものである。
【００１０】
【手段１】図１（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すレセプタクル
コネクタの平面図、部分断面正面図及び要部斜視図のよ
うに、レセプタクルコネクタ（Ｂ）の絶縁ブロック
（５）の長手方向の中央部に係止段部（７）を設ける。
一方金属シェル（６）の長手方向の中央部には、係止舌
片（８）、即ち金属シェル（６）の上部前縁部の突出さ
せた先端部を、下方に屈曲させて形成した係止舌片
（８）を設ける。そして金属シェル（６）を絶縁ブロッ
ク（５）の外周に組込んだとき、係止舌片（８）が絶縁
ブロック（５）側に設けた係止段部（７）に係止される
ようにしたことを特徴とするものである。
コネクタの平面図、部分断面正面図及び要部斜視図のよ
うに、レセプタクルコネクタ（Ｂ）の絶縁ブロック
（５）の長手方向の中央部に係止段部（７）を設ける。
一方金属シェル（６）の長手方向の中央部には、係止舌
片（８）、即ち金属シェル（６）の上部前縁部の突出さ
せた先端部を、下方に屈曲させて形成した係止舌片
（８）を設ける。そして金属シェル（６）を絶縁ブロッ
ク（５）の外周に組込んだとき、係止舌片（８）が絶縁
ブロック（５）側に設けた係止段部（７）に係止される
ようにしたことを特徴とするものである。
【００１１】
【作用】以上のようにすれば図示しないプラグコネクタ
（Ａ）の金属シェル（３）により前記のようにレセプタ
クルコネクタ（Ｂ）の金属シェル（６）に圧下力が働い
ても、左右端部に比べて機械的強度の弱い中央部は、係
止段部（７）による係止舌片（８）の引留めにより圧下
力に対抗するので、金属シェル（６）の中央部が下方に
ずり下がって外側方向の開くのを防ぐことができる。従
って係止突起（５ｃ）が固定舌片（６ｂ）の係止穴（６
ｃ）からはずれ出るのを防ぐことができ、金属シェル
（６）の変形を防ぐことができる。なお以上では係止段
部（７）と係止舌片（８）を中央部の１箇所に設けた側
を示したが、分散して複数箇所に設けてもよい。
（Ａ）の金属シェル（３）により前記のようにレセプタ
クルコネクタ（Ｂ）の金属シェル（６）に圧下力が働い
ても、左右端部に比べて機械的強度の弱い中央部は、係
止段部（７）による係止舌片（８）の引留めにより圧下
力に対抗するので、金属シェル（６）の中央部が下方に
ずり下がって外側方向の開くのを防ぐことができる。従
って係止突起（５ｃ）が固定舌片（６ｂ）の係止穴（６
ｃ）からはずれ出るのを防ぐことができ、金属シェル
（６）の変形を防ぐことができる。なお以上では係止段
部（７）と係止舌片（８）を中央部の１箇所に設けた側
を示したが、分散して複数箇所に設けてもよい。
【００１２】
【手段２】この手段は図２（ｂ）及び（ｄ）に示すレセ
プタクルコネクタの平面図及び斜視図のように、レセプ
タクルコネクタ（Ｂ）の金属シェル（６）の長手方向の
中央部に、金属シェル（６）の両上部縁端間に跨がる架
橋部（９）を設ける。また図２（ａ）（ｃ）に示すプラ
グコネクタ（Ａ）の平面図及び斜視図のように、絶縁ブ
ロック（２）の嵌合凸部（２ａ）の、前記レセプタクル
コネクタ（Ａ）の架橋部（９）との対応部位に、架橋部
（９）の逃げ用切欠部（１０）を設けたことを特徴とす
る。
プタクルコネクタの平面図及び斜視図のように、レセプ
タクルコネクタ（Ｂ）の金属シェル（６）の長手方向の
中央部に、金属シェル（６）の両上部縁端間に跨がる架
橋部（９）を設ける。また図２（ａ）（ｃ）に示すプラ
グコネクタ（Ａ）の平面図及び斜視図のように、絶縁ブ
ロック（２）の嵌合凸部（２ａ）の、前記レセプタクル
コネクタ（Ａ）の架橋部（９）との対応部位に、架橋部
（９）の逃げ用切欠部（１０）を設けたことを特徴とす
る。
【００１３】
【作用】以上のようにすれば、プラグコネクタ（Ａ）の
差込み時、レセプタクルコネクタ（Ｂ）の金属シェル
（６）の架橋部（９）が、絶縁ブロック（５）の上表面
によって引留められて、プラグコネクタ（Ａ）の金属シ
ェル（３）による圧下力に抵抗する。従って手段１に述
べたと同様に、金属シェル（６）の変形を防ぐことがで
きる。なおこの場合架橋部（９）及び逃げ用切欠部（１
０）は複数箇所に分散配置してもよい。
差込み時、レセプタクルコネクタ（Ｂ）の金属シェル
（６）の架橋部（９）が、絶縁ブロック（５）の上表面
によって引留められて、プラグコネクタ（Ａ）の金属シ
ェル（３）による圧下力に抵抗する。従って手段１に述
べたと同様に、金属シェル（６）の変形を防ぐことがで
きる。なおこの場合架橋部（９）及び逃げ用切欠部（１
０）は複数箇所に分散配置してもよい。
【００１４】
【手段３】以上の手段１，２は、レセプタクルコネクタ
（Ｂ）の金属シェル（６）に変形防止機能をもたせたも
のであるが、これ以下の手段においてはプラグコネクタ
（Ａ）に変形防止機能をもたせたものである。この手段
３はプラグコネクタ（Ａ）の金属シェル（３）と、レセ
プタクルコネクタ（Ｂ）の金属シェル（６）との電気的
接続が、プラグコネクタの金属シェル（３）に設けた前
記接触用打出し突起（３ａ）によって行われるようにし
た構造のものに適用した場合である。即ち前記図５のよ
うに、金属シェル（３）の差込み縁部側に近く１列に設
けられている接触用打出し突起（３ａ）を、図３（ａ）
の正面図のように左右両端部から中央部に行くに伴い、
差込み縁部側から後退させて設けたことを特徴とする。
（Ｂ）の金属シェル（６）に変形防止機能をもたせたも
のであるが、これ以下の手段においてはプラグコネクタ
（Ａ）に変形防止機能をもたせたものである。この手段
３はプラグコネクタ（Ａ）の金属シェル（３）と、レセ
プタクルコネクタ（Ｂ）の金属シェル（６）との電気的
接続が、プラグコネクタの金属シェル（３）に設けた前
記接触用打出し突起（３ａ）によって行われるようにし
た構造のものに適用した場合である。即ち前記図５のよ
うに、金属シェル（３）の差込み縁部側に近く１列に設
けられている接触用打出し突起（３ａ）を、図３（ａ）
の正面図のように左右両端部から中央部に行くに伴い、
差込み縁部側から後退させて設けたことを特徴とする。
【００１５】以上のようにすれば、レセプタクルコネク
タへのプラグコネクタの差込み時、先ずプラグコネクタ
の両端部に近い接触用打出し突起（３ａ）がレセプタク
ルコネクタの金属シェル（６）の両端部に近い部分に接
触し、その接圧力により金属シェル（６）の両端面を絶
縁ブロック（５）の側面に圧接して固定する。プラグコ
ネクタの差込みが深くなると順次中央部に近い接触用打
出し突起（３ａ）が金属シェル（６）に接触して行き、
金属シェル（６）を順次絶縁ブロック（５）の側面に圧
接して固定する。そして最後に中央部の接触用打出し突
起（３ａ）が金属シェル（６）の中央部に接触する。即
ちこの手段においては取付用フランジ部（３ｂ）を有す
る変形しにくい金属シェル（６）の左右端部から順次固
定して機械的強度の弱い中央部の長さを見掛上短くした
ものである。従って金属シェル（６）の中央部に圧下力
が加わっても金属シェル（６）は外側方向に変形しにく
くなり、プラグコネクタ側の係止突起（５ｃ）が固定用
舌片（６ｂ）の係止穴（６ｃ）からはずれるのが防止さ
れて変形を防ぐことができる。なお以上では接触用打出
し突起（３ａ）を、中央部に行くに伴い順次後退させる
ようにしたが、図３（ｂ）（ｃ）のように接触用打出し
突起（３ａ）の位置を選定してもよい。
タへのプラグコネクタの差込み時、先ずプラグコネクタ
の両端部に近い接触用打出し突起（３ａ）がレセプタク
ルコネクタの金属シェル（６）の両端部に近い部分に接
触し、その接圧力により金属シェル（６）の両端面を絶
縁ブロック（５）の側面に圧接して固定する。プラグコ
ネクタの差込みが深くなると順次中央部に近い接触用打
出し突起（３ａ）が金属シェル（６）に接触して行き、
金属シェル（６）を順次絶縁ブロック（５）の側面に圧
接して固定する。そして最後に中央部の接触用打出し突
起（３ａ）が金属シェル（６）の中央部に接触する。即
ちこの手段においては取付用フランジ部（３ｂ）を有す
る変形しにくい金属シェル（６）の左右端部から順次固
定して機械的強度の弱い中央部の長さを見掛上短くした
ものである。従って金属シェル（６）の中央部に圧下力
が加わっても金属シェル（６）は外側方向に変形しにく
くなり、プラグコネクタ側の係止突起（５ｃ）が固定用
舌片（６ｂ）の係止穴（６ｃ）からはずれるのが防止さ
れて変形を防ぐことができる。なお以上では接触用打出
し突起（３ａ）を、中央部に行くに伴い順次後退させる
ようにしたが、図３（ｂ）（ｃ）のように接触用打出し
突起（３ａ）の位置を選定してもよい。
【００１６】
【手段４】手段３はプラグコネクタが接触用打出し突起
（３ａ）を備えた場合であるが、接触用打出し突起（３
ａ）を設けることなく、直接プラグコネクタの金属シェ
ル（３）とレセプタクルコネクタの金属シェル（６）を
直接接触させて電気的接続を図るものもある。手段４は
この場合を示すもので、図４（ａ）（ｂ）に示す正面図
と斜視図のように、プラグコネクタ（Ａ）の金属シェル
（３）の差込み側縁部を、両端部から中央部方向に行く
に伴い後退させた変形防止用切欠き部（１３）を設けた
ものである。なお、この場合最後退部分の高さは電気的
接続を得るに必要な高さに選定される。
（３ａ）を備えた場合であるが、接触用打出し突起（３
ａ）を設けることなく、直接プラグコネクタの金属シェ
ル（３）とレセプタクルコネクタの金属シェル（６）を
直接接触させて電気的接続を図るものもある。手段４は
この場合を示すもので、図４（ａ）（ｂ）に示す正面図
と斜視図のように、プラグコネクタ（Ａ）の金属シェル
（３）の差込み側縁部を、両端部から中央部方向に行く
に伴い後退させた変形防止用切欠き部（１３）を設けた
ものである。なお、この場合最後退部分の高さは電気的
接続を得るに必要な高さに選定される。
【００１７】
【作用】以上のようにすれば手段３と同様に金属シェル
（６）の絶縁ブロック（５）の側面への固定が、変形し
にくい左右端部から中央部方向に行われるので、金属シ
ェル（６）の変形を防止できる。なおこの場合変形防止
用切欠き部（１３）を三角状としたが階段状としてもよ
い。
（６）の絶縁ブロック（５）の側面への固定が、変形し
にくい左右端部から中央部方向に行われるので、金属シ
ェル（６）の変形を防止できる。なおこの場合変形防止
用切欠き部（１３）を三角状としたが階段状としてもよ
い。
【００１８】
【考案の効果】本考案によれは金属シェルに設けた固定
用舌片の角形穴に、絶縁ブロックに設けた係止突起を落
としこんで絶縁ブロックに金属シェルを組込むレセプタ
クルコネクタにおいて、プラグコネクタ差込み時に加え
られる圧下力に基づき生ずる絶縁ブロックと金属シェル
の位置ずれの変形により、係止突起と固定用舌片による
金属シェルの固定が解除されて金属シェルが変形して使
用できなくなるのをコネクタの長さや幅を変えることな
く確実に防止できる。更に手段２においては架橋部
（９）をコネクタの中央部より若干ずらせておけば誤嵌
合防止用のキーとして機能する。従って例えば図２
（ａ）（ｂ）に示される金属シェル（３）のように偏平
な台形状として誤嵌合防止を計るなどの手段を省略する
ことができる。また、その他の手段では従来の同種の電
気コネクタとの互換性が失われないという利点がある。
用舌片の角形穴に、絶縁ブロックに設けた係止突起を落
としこんで絶縁ブロックに金属シェルを組込むレセプタ
クルコネクタにおいて、プラグコネクタ差込み時に加え
られる圧下力に基づき生ずる絶縁ブロックと金属シェル
の位置ずれの変形により、係止突起と固定用舌片による
金属シェルの固定が解除されて金属シェルが変形して使
用できなくなるのをコネクタの長さや幅を変えることな
く確実に防止できる。更に手段２においては架橋部
（９）をコネクタの中央部より若干ずらせておけば誤嵌
合防止用のキーとして機能する。従って例えば図２
（ａ）（ｂ）に示される金属シェル（３）のように偏平
な台形状として誤嵌合防止を計るなどの手段を省略する
ことができる。また、その他の手段では従来の同種の電
気コネクタとの互換性が失われないという利点がある。
【図１】本考案の手段１の説明図
【図２】本考案の手段２の説明図
【図３】本考案の手段３の説明図
【図４】本考案の手段４の説明図
【図５】従来コネクタの説明図
【図６】絶縁ブロックへの金属シェルの固定手段の説明
図
図
Ａ プラグコネクタ Ｂ レセプタクルコネクタ １ コンタクト ２ 絶縁ブロック ２ａ 嵌合凸部 ３ 金属シェル ３ａ 接触用打出し突起 ３ｂ 取付用フランジ部 ４ コンタクト ５ 絶縁ブロック ５ａ 嵌合凹部 ５ｂ 取付用フランジ部 ５ｃ 係止突起 ６ 金属シェル ６ａ 取付用フランジ部 ６ｂ 固定用舌片 ６ｃ 係止穴 ７ 係止段部 ８ 係止舌片 ９ 架橋部 １０ 逃げ用切欠部 １３ 変形防止用切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 昭男 東京都渋谷区代々木二丁目７番12号 第 一電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−154588（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−294382（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−38282（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−5279（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−13681（ＪＰ，Ｕ)
Claims (4)
- 【請求項１】 コンタクト（１）を配列した絶縁ブロッ
ク（２）の嵌合凸部の周囲に間隔をおいて金属シェル
（３）を固定したプラグコネクタと、コンタクト（４）
を配列した絶縁ブロック（５）の嵌合凹部の周囲に接し
て前記プラグコネクタの金属シェル（３）内に接触して
入る金属シェル（６）を設けると共に、前記絶縁ブロッ
ク（５）の長手方向の側面に設けた係止突起（５ｃ）
を、前記金属シェル（６）に設けた固定用舌片（６ｂ）
の係止穴（６ｃ）内に落しこんで金属シェル（６）を絶
縁ブロック（５）に固定したレセプタクルコネクタから
なる小型多極電気コネクタにおいて、前記レセプタクル
コネクタの金属シェル（６）の長手方向の中央部付近の
１乃至複数箇所の上端差込み口縁部を延長かつ屈曲させ
て係止舌片（８）を設け、また絶縁ブロック（５）の上
端差込み口の中央部付近には、絶縁ブロック（５）への
金属シェルの組込み時前記係止舌片（８）を係止する係
止段部（７）を設けたことを特徴とする小型多極電気コ
ネクタ。 - 【請求項２】 コンタクト（１）を配列した絶縁ブロッ
ク（２）の嵌合凸部の周囲に間隔をおいて金属シェル
（３）を固定したプラグコネクタと、コンタクト（４）
を配列した絶縁ブロック（５）の嵌合凹部の周囲に接し
て前記プラグコネクタの金属シェル（３）内に接触して
入る金属シェル（６）を設けると共に、前記絶縁ブロッ
ク（５）の長手方向の側面に設けた係止突起（５ｃ）
を、前記金属シェル（６）に設けた固定用舌片（６ｂ）
の係止穴（６ｃ）内に落しこんで金属シェル（６）を絶
縁ブロック（５）に固定したレセプタクルコネクタから
なる小型多極電気コネクタにおいて、前記レセプタクル
コネクタの金属シェル（６）の長手方向の中央部付近の
１乃至複数箇所に、金属シェル（６）の長手方向の上縁
端間に跨がる架橋部（９）を設け、またプラグコネクタ
は前記架橋部の逃げ用切欠部（１０）を設けたことを特
徴とする小型多極電気コネクタ。 - 【請求項３】 コンタクト（１）を配列した絶縁ブロッ
ク（２）の嵌合凸部の周囲に間隔をおいて金属シェル
（３）を固定したプラグコネクタと、コンタクト（４）
を配列した絶縁ブロック（５）の嵌合凹部の周囲に接し
て前記プラグコネクタの金属シェル（３）内に接触して
入る金属シェル（６）を設けると共に、前記絶縁ブロッ
ク（５）の長手方向の側面に設けた係止突起（５ｃ）
を、前記金属シェル（６）に設けた固定用舌片（６ｂ）
の係止穴（６ｃ）内に落しこんで金属シェル（６）を絶
縁ブロック（５）に固定したレセプタクルコネクタから
なる小型多極電気コネクタにおいて、前記プラグコネク
タの金属シェル（３）の長手方向の両側面においてはプ
ラグコネクタの差込み口上端に近く、中央部またはその
付近においてはプラグコネクタ差込み方向に後退する前
記金属シェル（３）と（６）の接触用打出し突起（３
ａ）を設けたことを特徴とする小型多極電気コネクタ。 - 【請求項４】 コンタクト（１）を配列した絶縁ブロッ
ク（２）の嵌合凸部の周囲に間隔をおいて金属シェル
（３）を固定したプラグコネクタと、コンタクト（４）
を配列した絶縁ブロック（５）の嵌合凹部の周囲に接し
て前記プラグコネクタの金属シェル（３）内に接触して
入る金属シェル（６）を設けると共に、前記絶縁ブロッ
ク（５）の長手方向の側面に設けた係止突起（５ｃ）
を、前記金属シェル（６）に設けた固定用舌片（６ｂ）
の係止穴（６ｃ）内に落しこんで金属シェル（６）を絶
縁ブロック（５）に固定したレセプタクルコネクタから
なる小型多極電気コネクタにおいて、前記プラグコネク
タの金属シェル（３）の長手方向の両側面に、両端部が
差込み口から浅く中央部付近が深い変形防止用切欠き部
（１３）を設けたことを特徴とする小型多極電気コネク
タ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990405192U JP2541256Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 小型多極電気コネクタ |
| CA002058318A CA2058318A1 (en) | 1990-12-27 | 1991-12-23 | Miniature multiple electrical connector |
| US07/814,405 US5201675A (en) | 1990-12-27 | 1991-12-23 | Miniature multiple electrical connector |
| EP19910312007 EP0493107A3 (en) | 1990-12-27 | 1991-12-24 | Minature multiple electrical connector |
| US08/127,335 US5326282A (en) | 1990-12-27 | 1993-09-27 | Miniature multiple electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990405192U JP2541256Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 小型多極電気コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0492384U JPH0492384U (ja) | 1992-08-11 |
| JP2541256Y2 true JP2541256Y2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=31882673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990405192U Expired - Lifetime JP2541256Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 小型多極電気コネクタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5201675A (ja) |
| EP (1) | EP0493107A3 (ja) |
| JP (1) | JP2541256Y2 (ja) |
| CA (1) | CA2058318A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107534234A (zh) * | 2015-05-01 | 2018-01-02 | 株式会社村田制作所 | 多极连接器 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE9208703U1 (de) * | 1992-06-29 | 1993-10-28 | Siemens AG, 80333 München | Filter-Steckverbinder mit Schirmgehäuse |
| US5810620A (en) * | 1992-10-29 | 1998-09-22 | Olympus Optical Co., Ltd. | Electric connector provided with a shielding part for electrical contacts at the distal end of the plug |
| JP3016128U (ja) * | 1995-02-23 | 1995-09-26 | モレックス インコーポレーテッド | シールド付コネクタ |
| CN2731782Y (zh) * | 2004-08-19 | 2005-10-05 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器 |
| JP4222613B2 (ja) * | 2005-02-01 | 2009-02-12 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
| JP4391975B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2009-12-24 | ヒロセ電機株式会社 | 電気コネクタ |
| CN203250925U (zh) | 2013-05-03 | 2013-10-23 | 泰科电子(上海)有限公司 | 连接器插头和连接器组件 |
| CN204361414U (zh) * | 2014-01-15 | 2015-05-27 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 插座连接器、插头连接器及其组合 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4579408A (en) * | 1983-04-11 | 1986-04-01 | Oki Densen Kabushiki Kaisha | Electrical connector structure with release and locking mechanism |
| JPS61201283U (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-17 | ||
| JPS62154588A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-09 | ヒロセ電機株式会社 | 電気コネクタ用シ−ルドケ−スおよびその製造方法 |
| EP0273589B1 (en) * | 1986-12-22 | 1993-09-01 | The Whitaker Corporation | High density coax connector |
| US4822303A (en) * | 1987-05-18 | 1989-04-18 | Hirose Electric Co., Ltd. | Electrical connector |
| JPH0749739Y2 (ja) * | 1987-12-16 | 1995-11-13 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| GB2218927B (en) * | 1988-02-08 | 1992-07-29 | Cinch Connectors Limited | Shielded cable connector |
| JPH01294382A (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-28 | Riyousei Denso Kk | コネクタハウジング |
| US5037330A (en) * | 1990-11-30 | 1991-08-06 | Amp Corporated | Stacked circular DIN connector |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP1990405192U patent/JP2541256Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-12-23 CA CA002058318A patent/CA2058318A1/en not_active Abandoned
- 1991-12-23 US US07/814,405 patent/US5201675A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-24 EP EP19910312007 patent/EP0493107A3/en not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-09-27 US US08/127,335 patent/US5326282A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107534234A (zh) * | 2015-05-01 | 2018-01-02 | 株式会社村田制作所 | 多极连接器 |
| CN107534234B (zh) * | 2015-05-01 | 2020-01-07 | 株式会社村田制作所 | 多极连接器 |
| US10573987B2 (en) | 2015-05-01 | 2020-02-25 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Multipolar connector |
| US11043765B2 (en) | 2015-05-01 | 2021-06-22 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Multipolar connector |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0493107A3 (en) | 1993-01-27 |
| EP0493107A2 (en) | 1992-07-01 |
| US5201675A (en) | 1993-04-13 |
| JPH0492384U (ja) | 1992-08-11 |
| US5326282A (en) | 1994-07-05 |
| CA2058318A1 (en) | 1992-06-28 |
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