JP3282158B2 - ロック機構付コネクタソケット - Google Patents

ロック機構付コネクタソケット

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JP3282158B2
JP3282158B2 JP23163695A JP23163695A JP3282158B2 JP 3282158 B2 JP3282158 B2 JP 3282158B2 JP 23163695 A JP23163695 A JP 23163695A JP 23163695 A JP23163695 A JP 23163695A JP 3282158 B2 JP3282158 B2 JP 3282158B2
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JP
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annular groove
hole
female contact
protruding
bent
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JP23163695A
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淳一 荒井
和弘 木村
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Hosiden Corp
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Hosiden Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は各種の電子機器等
に用いられるロック機構付コネクタソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の多極コネクタソケットの構
造を示す。図では絶縁ボディにシールドカバー20を被
せた構造の場合を示す。シールドカバー20は絶縁ボデ
ィ10の前面と、上面、両側面及び背面を覆う前面板2
1と、上面板22と、側面板23と、背面板24を有し
ている。
【0003】絶縁ボディの前面には円形の環状凹溝11
が形成され、この環状凹溝11で囲まれて形成された柱
状体12に複数の雌コンタクト収納孔13が形成され
る。シールドカバー20の前面板21には図7に示すよ
うに、環状凹溝11の外側と同等の形状の孔21Aが形
成され、この孔21Aによって絶縁ボディの環状凹溝1
1と柱状体12が露出される。これと共に、孔21Aの
縁に複数のバネ片21Bと突片25が孔21Aの内側に
向かって突出形成され、このバネ片21Bと突片25が
環状凹溝11内に折り曲げられて挿入される。このバネ
片21Bが相手プラグの筒状メタルカバーと接触し、ア
ース回路の接続が行われる。
【0004】柱状体12の上側にはロック機構を構成す
る凹溝14が形成される。この凹溝14に相手プラグに
設けたロック用爪26が挿入され、このロック用爪26
がシールドカバー20から突出形成した突片25の折り
曲げられた端部に係合し、ロック機構を構成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】突片25及びバネ片2
1Bは孔21Aの縁に形成される。従って突片25及び
バネ片21Bは拡大して見れば、図8に示すように板面
が円弧を描いて折り曲げられる。このように、突片25
及びバネ片21Bを円弧を描くように折り曲げるには折
り曲げ時に絞りを加えながら折り曲げなければならな
い。このため加工が難しくなる欠点がある。また、折り
曲げられた特にロック機構を構成する突片25は円弧面
を持つため、この突片25と係合する相手プラグから突
出したロック用爪26との係合が円弧で外側に膨らんだ
分Δt(図8)だけ浅くなるため外れ易くなる不都合も
ある。
【0006】この発明の目的は、ロック機構を構成する
突片25の折曲加工を容易に行える構造とすると共に、
ロック用爪との係合が外れ難い構造としたロック機構付
コネクタソケットを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1では
ロック用突片の形成位置が円弧に沿って形成されていた
としても、突片を平板形状を保って折り曲げる構造とす
るものである。このためには突片の両側に切込みを形成
し、この切込みの形成によって円弧の縁からの影響を除
去し、突片を平板形状を保って折り曲げることができる
ように構成したものである。
【0008】この発明の請求項2では環状凹溝の正面形
状を一部に直線部分を持たせ、この直線部分において、
ロック用突片を形成する構成としたものである。請求項
1及び2の何れの発明においても、ロック用突片は平板
形状を保持して折り曲げられる。従って折曲加工時に絞
りを加えなくてよく、加工を容易に行うことができる。
更に、請求項2によれば環状凹溝の正面形状を一部に直
線部分を持たせた構成としたから、ロック用突片が平板
形状を保持して折り曲げられることによる作用効果に加
えて、環状凹溝で囲まれて形成される柱状体の面積を丸
形の場合と比較して大きく得られる。この結果、雌コン
タクト収納孔を形成可能とする面積が大きくなり、多極
化を達することができる利点も得られる。更に、環状凹
溝の正面形状を一部に直線部分を持たせることにより、
プラグ側の断面形状も環状凹溝の直線部分と係合する平
面部分が形成される。この結果、差込みの向きを視覚か
らも、また手の感触からもよく解り、取扱いが容易なコ
ネクタを得ることができる効果も得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1にこの出願の請求項1で提案
するコネクタソケットの実施例を示す。請求項1で提案
するコネクタソケットでは絶縁ボディの正面に形成する
環状凹溝の形状が丸形の場合において、ロック用突片2
5を形成すべき部分の両側に切込25A,25Bを形成
した構成を特徴とするものである。
【0010】この切込25A,25Bを形成することに
より、突片25は円弧の形状に関係なく、図1に点線で
示す直線25Cに沿って折り曲げることができる。この
結果、突片25は図2に拡大して示すように、平板形状
を維持して折り曲げることができ、プラグに設けられる
ロック用爪26との係合が深くなり、係合が外れ難くな
る利点が得られる。
【0011】図3はこの出願の請求項2で提案するコネ
クタソケットの実施例を示す。請求項2では環状凹溝1
1の形状を一部に直線部分11Aを持たせた形状とし、
この直線部分11Aに対向した位置にロック用突片25
を形成する構成としたものである。この例でもロック用
突片25の両側に切込25A,25Bを形成している
が、この切込25A,25Bはこの例では必ずしも必要
でない。つまり、この例では環状凹溝11に形成される
直線部分11Aに沿ってロック用突片25を折り曲げる
から、ロック用突片25は直線に沿って折り曲げられ、
平板形状を保って折り曲げられる。
【0012】従ってこの場合も、プラグ側から凹溝14
に挿入されるロック用爪26は図2に示したようにロッ
ク用突片25と深く係合し、外れ難い係合状態を得るこ
とができる。なお、ロック用突片25の形状としては図
4に示すように、単に突片25を折り曲げた形状の場合
と、図5に示すように突片25を長目に形成し、この長
目に形成した突片25に角孔25Dを形成し、角孔25
Dにロック用爪26を係合させる構造とすることもでき
る。
【0013】ここで、環状凹溝11の形状を直線部分1
1Aと平行する2線J1とJ2に内接する2点間の寸法
Yと、この寸法Yの採寸方向と直交する向きの寸法Xと
の比をほぼ1:1に選定する。このように環状凹溝11
の形状を選定することにより、寸法Xを直径とする丸形
の場合と比較して、ほぼ同等の占有面積でありながら、
柱状体12の面積を丸形にした場合より、大きく得るこ
とができる。よって柱状体12に形成することができる
雌コンタクト収納孔13の数を増すことができる利点が
得られる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
ロック用突片25を平板形状を保って折り曲げることが
できるから、このロック用突片25とプラグ側に設けた
ロック用爪26とが深く係合し、ロックが不用意に外れ
てしまう事故が起きることはない。従って、実用に際し
て信頼性の高いコネクタを提供することができる。
【0015】また、この出願の請求項2では絶縁ボディ
10に形成する環状凹溝11の形状を一部に直線部分1
1Aを持つ構造としたから、柱状体12の面積を大きく
得ることができる。この結果、柱状体12に収納できる
雌コンタクトの本数を丸形の場合と比較して増すことが
できる。よって、丸形の場合より極数の多いコネクタソ
ケットを得ることができる。また雌コンタクトの本数を
増やさない代わりに、一部の雌コンタクトの形状を大き
くすることができる。この結果、信号線に加えて電源回
路の接続を行うことができる多極コネクタソケットを提
供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の請求項1で提案するコネクタソケッ
トの要部の構造を説明するための正面図。
【図2】この出願の請求項1で提案するコネクタソケッ
トの要部の構造を説明するための拡大正面図。
【図3】この出願の請求項2で提案するコネクタソケッ
トの構造を説明するための正面図。
【図4】この発明の要部の変形実施例を示す拡大断面
図。
【図5】図4と同様の拡大断面図。
【図6】従来の技術を説明するための斜視図。
【図7】図6に示した実施例の構造を得るためにシール
ドカバーに形成した孔と突片の関係を説明するための正
面図。
【図8】この発明で解決すべき課題を説明するための拡
大正面図。
【符号の説明】
11 環状凹溝 11A 直線部分 12 柱状体 13 雌コンタクト収納孔 20 シールドカバー 21 前面板 22 上面板 23 側面板 24 背面板 25 ロック用突片 25A,25B 切込
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/639 H01R 33/74

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.絶縁ブロックの一つの面から他の面
    に向かって割り込まれて形成された環状凹溝と、この環
    状凹溝で囲まれた柱状体に形成された雌コンタクト収納
    孔とを具備して構成された絶縁ボディと、 B.上記雌コンタクト収納孔に収納された雌コンタクト
    と、 C.この雌コンタクトと一体に成形され、上記絶縁ブロ
    ックの他の一つの面から突出された複数の端子と、 D.上記絶縁ボディの前面、上面、両側面及び背面を覆
    う前面板、上面板、側面板、背面板を具備し、上記前面
    板に上記環状凹溝の形状にほぼ合致した孔が形成され、
    この孔の周縁に孔の内側に向かって突出して複数の突片
    が形成され、この複数の突片が折り曲げられて上記環状
    凹溝に挿入され、これら複数の突片の中の一つは相手プ
    ラグのロック用爪と係合するロック用突片を構成し、他
    はプラグのメタルカバーと接触してアース回路の接続を
    行う複数のバネ片とされたシールドカバーとを具備して
    構成されるロック機構付コネクタソケットにおいて、 E.上記ロック用突片の両側に切込みを形成し、この切
    込みの形成によって上記ロック用突片を平板形状を保っ
    て折曲形成したことを特徴とするロック機構付コネクタ
    ソケット。
  2. 【請求項2】 A.絶縁ブロックの一つの面から他の面
    に向かって割り込まれて形成され、少なくとも一部に直
    線部分を有し、この直線部分と平行する2線に内接する
    2点間の寸法と、この寸法の採寸方向と直交する向きの
    寸法との比がほぼ1:1とされた異形環状凹溝と、この
    異形環状凹溝で囲まれた柱状体に形成された雌コンタク
    ト収納孔とを具備して構成された絶縁ボディと、 B.上記雌コンタクト収納孔に収納された雌コンタクト
    と、 C.この雌コンタクトと一体に成形され、上記絶縁ブロ
    ックの他の一つの面から突出された複数の端子と、 D.上記絶縁ボディの前面、上面、両側面及び背面を覆
    う前面板、上面板、側面板、背面板を具備し、上記前面
    板に上記環状凹溝の形状にほぼ合致した孔が形成され、
    この孔の周縁に孔の内側に向かって突出して複数の突片
    が形成され、この複数の突片が折り曲げられて上記環状
    凹溝に挿入され、これら複数の突片の中の一つは相手プ
    ラグのロック用爪と係合するロック用突片を構成し、他
    はプラグのメタルカバーと接触してアース回路の接続を
    行う複数のバネ片とされたシールドカバーと、 を具備して構成されるロック機構付コネクタソケットに
    おいて、 E.上記ロック用突片は上記環状凹溝の直線部分と対向
    して形成した突片によって構成し、この突片を直線に沿
    って折り曲げることにより平板形状を保って上記ロック
    用突片として折曲形成したことを特徴とするロック機構
    付コネクタソケット。
JP23163695A 1995-09-08 1995-09-08 ロック機構付コネクタソケット Expired - Lifetime JP3282158B2 (ja)

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TW084110428A TW366606B (en) 1995-09-08 1995-10-04 Connector socket having locking structure

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JPH0982412A JPH0982412A (ja) 1997-03-28
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