JPH0635398Y2 - 係止機構を有するコネクタ - Google Patents

係止機構を有するコネクタ

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JPH0635398Y2
JPH0635398Y2 JP1988065981U JP6598188U JPH0635398Y2 JP H0635398 Y2 JPH0635398 Y2 JP H0635398Y2 JP 1988065981 U JP1988065981 U JP 1988065981U JP 6598188 U JP6598188 U JP 6598188U JP H0635398 Y2 JPH0635398 Y2 JP H0635398Y2
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JP
Japan
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connector
locking
locking piece
plug
piece
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JP1988065981U
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Inventor
博 土屋
Original Assignee
中南電機産業株式会社
有限会社八千代製作所
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気機器類のコネクタに関するもので、特に
コードなどを引張るも接続が外れないような係止機構を
有するコネクタ。
(従来の技術) 電気機器類の接続に使用されるコネクタは、一般には差
込コネクタを単に機器コネクタに差し込む機構となつて
いるが、電気機器を動かし使用するため外れては困るも
のは外殻を金属で製作し、螺子山を設けるなどして差込
コネクタと機器コネクタをソケツト継手を用いて螺合結
合するか、スライド式の係止機構を設けるなどして市場
要望に応えてきた。
(考案が解決しようとする課題) 近時、光センサなどを内蔵した測定機器などは、手で持
つなどして操作をするため、これら機器に使用されるコ
ネクタは引つ張つても外れない係止機構を有することが
要望され、かつ軽量で係止機構が簡単で取扱いが容易な
ものが種々考案されるようになつてきたが、単に外筒を
構成する金属の弾性を利用して係止する機構は外れ易す
く、従つて係止されたのち係止機構が解除されない機構
を付加する必要があり、第6図に示す如く金属の弾性を
利用した係止片(24)が係止されたのちに係止が外れな
いように係止片(24)の下面に移動して拘持する拘持金
具(25)を設ける必要があり、さらにはこの拘持金具
(25)が拘持位置から移動しないようにスプリングなど
で保持しておく必要があり、これらの組合わされた機構
を構成するための各部品を組立てることは手間のかゝる
ことであり、従つて価額も高価となることはさけられ
ず、安価で組立の容易な引張つても係止が簡単に外れな
いようなコネクタが要望されている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、かゝる安価で組立容易で係止が引張つても簡
単に外れないコネクタを、という市場の要求する課題を
解決すべく種々検討の結果なされたもので、差込コネク
タにおいては、接続ピンを保護する金属製の円筒状をな
す外筒を相対する側面においてコ字状に切断し、差込方
向に片持ばりとした係止片を形成させると共に先端に外
方に突出する係止部を成型し、該係止片の内面に添つて
係止片を保持するように板ばねを添着せしめ、該係止片
の基部を外側面より被覆すると共に係止片の内側面すな
わち板ばねの下面に係止片が遊挿する空隙を有するよう
な外殻を弾性を有する合成樹脂により一体成型し、該差
込コネクタの金属外筒が挿入される機器コネクタにおい
ては、差込コネクタの金属外筒の形成せしめた係止片の
突出部が係止する係止孔を穿設した金属内筒を設けるこ
とにより解決せるものである。
(作用) 差込コネクタの金属外筒に設けた片持ばりの係止片は、
一般に金属円筒が真鍮で作られるので弾性は弱く、従つ
て係止は差込コネクタのコードなどを引張ると容易に外
れる恐れがあるが,係止片の下面に燐青銅などよりなる
板ばねを添着せしめているため、係止片の弾性が強くな
り単にコードなどを引張つても抜けない係止機構となる
作用を有するものである。
(実施例) 本考案を図面に示す実施例に従つて説明する。第1図に
示す如く、差込コネクタ(1)は機器コネクタ(2)に
先端の金属製の外筒(4)が差込まれ、嵌合し、接続ピ
ン(11)が受金具(14)に嵌合接続され、電気信号など
が伝達されるよう構成されるが、差込コネクタ(1)は
第3、4図に示す如く金属製の外筒(4)の側面におい
て、相対する位置をコ字状に切断して差込み方向に片持
ばりの係止片(5)を形成させると共に、先端に外方に
突出するへ字状または凸状の係止部(8)を成型し、該
係止片(5)の内面に添つて係止片(5)を保持するよ
うな燐青銅などよりなる板ばね(6)を添着せしめる。
この板ばね(6)は第4図に示す如くT字形をなし、基
部で字状に折り曲げて折曲げ部が係止片(5)を挾む
ようにして、係止片(5)に添着せしめるとよい。外殻
(3)の成型に使用する合成樹脂は塩化ビニルなどの弾
性を有するものを使用し、第1、2および5図に示す如
く、外筒(4)に形成した係止部(5)の基部を外側面
より被覆すると共に、係止片(5)の内側面、すなわち
板ばね(6)の下側に係止片(5)が遊挿する溝状の空
隙(9)を有するように一体成型される。なお、係止片
(5)の合成樹脂製の外殻(3)による被覆部に、変型
しない合成樹脂または金属よりなる押え片(7)を密着
させたのち、外殻(3)を成型するとよい。機器コネク
タ(2)は、第1図に示す如く差込コネクタ(1)の外
筒(4)が嵌合される金属製の内筒(12)を設け、差込
コネクタ(1)の係止片(5)の係止部(8)が係止す
る係止孔(13)を穿設し、合成樹脂で成型される。な
お、図示しなかつたが、差込コネクタ(1)を機器コネ
クタ(2)に嵌合するに際し、接続が正確に行なわれる
ように、差込コネクタ(1)の外筒(4)と機器コネク
タ(2)の内筒(12)に突条、溝などを設けることは、
従来行なわれている方式を採用すればよく、差込コネク
タ(1)の係止片(5)の位置を示すため合成樹脂の外
殻(3)に第1、5図に示す如く凸部(10)を設けると
よい。
(考案の効果) 本考案は、以上述べた如く係止機構が構成されているの
で、差込コネクタを機器コネクタに差込み嵌合すれば差
込コネクタの係止片の係止部が機器コネクタの係止孔に
係止され、係止片の係止部が板ばねで補強されているの
で、差込コネクタのコードを引張つても抜けて接続が脱
落する恐れがなく、また、取外す際には差込コネクタの
外殻が弾性のある合成樹脂で成型されているので、差込
コネクタの係止片形成部の基部を外側から指で圧すれば
係止片は押し下げられ容易に取外しが出来るものであ
り、構造が簡単であるので製作も簡単であり安価に提供
できるばかりでなく、複雑な螺合したりスライドする係
止機構などが無いので損傷する恐れも少なくなるなどの
効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図はコネク
タの接続部分の縦断面図、第2図は差込コネクタの斜視
図、第3図は差込コネクタに用いる部品外筒の側面図、
第4図は第3図の係止片の部分拡大斜視図、第5図は第
1図のA−A線断面図、第6図は従来例の部分断面図で
ある。 1…差込コネクタ、2…機器コネクタ、 3…外殻、4…外筒、 5…係止片、6…板ばね、 7…押え片、8…係止部、 9…空隙、10…凸部、 11…接続ピン、12…内筒、 13…係止孔、14…受金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の金属製の外筒(4)を有する差込
    コネクタ(1)と該差込コネクタ(1)の外筒(4)が
    嵌合し、接続する機器コネクタ(2)とよりなるコネク
    タにおいて、差込コネクタ(1)は金属製の外筒(4)
    の相対する側面の2箇所にコ字状に切断して差込み方向
    に片持ばりとした係止片(5)を形成させると共に係止
    片(5)の先端部に外方向に突出する係止部(8)を成
    型し、該係止片(5)の内面に添って係止片(5)を保
    持するように板ばね(6)を添着せしめると共に、係止
    片(5)の基部外面に硬質合成樹脂または金属製の押え
    片(7)を被着せしめ、該係止片(5)の押え片(7)
    被着部を被覆すると共に、係止片(5)の内面すなわち
    板ばね(6)の下側に係止片(5)が遊挿する空隙
    (9)を設け、かつ、係止片(5)形成部を被覆する外
    壁面に凸部(10)を形成した外殻(3)を弾性を有する
    合成樹脂で一体成型し、機器コネクタ(2)の金属製の
    内筒(12)には該差込コネクタ(1)の外筒(4)に設
    けた係止片(5)の係止部(8)が係止する係止孔(1
    3)を穿設したことを特徴とする係止機構を有するコネ
    クタ。
JP1988065981U 1988-05-19 1988-05-19 係止機構を有するコネクタ Expired - Lifetime JPH0635398Y2 (ja)

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JP1988065981U JPH0635398Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19 係止機構を有するコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH01168976U JPH01168976U (ja) 1989-11-29
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JPS52147291U (ja) * 1976-05-04 1977-11-08
JPS61172477U (ja) * 1985-04-17 1986-10-27
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