JP2817573B2 - 表示計器のターミナルピン接続構造 - Google Patents

表示計器のターミナルピン接続構造

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JP2817573B2 JP5129717A JP12971793A JP2817573B2 JP 2817573 B2 JP2817573 B2 JP 2817573B2 JP 5129717 A JP5129717 A JP 5129717A JP 12971793 A JP12971793 A JP 12971793A JP 2817573 B2 JP2817573 B2 JP 2817573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピードメータ、タコ
メータ等、表示計器のターミナルピン接続構造、詳しく
は、表示計器本体とターミナルピンとの接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、表示計器本体とターミナルピンと
の接続構造は、図に示すように、表示計器本体2の絶
縁性かつ中空筒状のピン保持部4に対し、棒状ターミナ
ルピン3を圧入し、ターミナルピン3の先端部外周面
を、板ばね状の導電性の接続端子9に圧接させることに
より、表示計器本体2とターミナルピン3とを電気的に
接続させた構造をとっている。また、ターミナルピン3
に形成したストッパー部13が、ピン保持部4の端面4
aに当接することによって、ターミナルピン3の過侵入
を規制し、また、ピン保持部4の内周面4bが、ターミ
ナルピン3の外周面3aを締め付けることにより、ター
ミナルピン3の抜けを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、上記のようにターミナルピン3の外
周面3aがピン保持部4の内周面4aで締め付けられて
いるため、ターミナルピン3は、ほとんど傾動すること
ができない。このため、表示計器1を回路基板、配線板
等、相手側部材11(図参照)に取り付ける際、その
接続端子12及び接続部材11等に寸法誤差があり、ま
たは、取付後、各部材の温度による膨張により部品寸法
にずれが生じると、ターミナルピン3を相手側部材11
の接続端子12に圧入する作業が困難になったり、無理
やり圧入するとターミナルピン3及び相手側部材11の
接続端子12の変形を生じ、接触不良を招く場合があっ
た。
【0004】本発明は、上記問題点を解決し、表示計器
を相手側部材に組み付ける作業が円滑になるとともに、
ターミナルピン及び相手側部材の接続端子の変形を防止
することができる表示計器のターミナルピン接続構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る表示計器のターミナルピン接続構造
は、表示計器本体の絶縁性かつ中空筒状のピン保持部に
対し、棒状ターミナルピンを圧入して構成される、表示
計器のターミナルピン接続構造において、前記ターミナ
ルピンに設けられた鍔部と、前記ピン保持部の内周面に
設けられ、前記鍔部を変位可能に収容する凹部とを備
え、前記凹部は、前記ターミナルピンの圧入方向に間隔
を置いて形成された一対の凸部の対向面を含んで形成さ
れ、前記一対の凸部のうち一方の凸部は、前記鍔部の当
該凹部への侵入を許容しかつ該鍔部の当該凹部からの抜
けを防止するよう構成され、他方の凸部は、当該凹部に
侵入した前記鍔部を当該凹部内に保持するよう構成さ
れ、前記ターミナルピンは前記鍔部を支点として傾動可
能とされることを特徴とする。
【0006】
【発明の作用効果】表示計器は、ターミナルピンを相手
側部材の接続端子に圧入することで相手側部材に組み付
けられる。この組み付けの際、相手側部材及び接続端子
に寸法誤差がある場合、ターミナルピンは、鍔部を支点
として円滑に傾動して接続端子に圧入されるようにな
る。このため、組み付けが円滑に行なわれ、また、ター
ミナルピン及び相手側部材の接続端子の変形を防止でき
る。また、本発明によると、組付後の温度による熱膨張
差により生じる寸法のずれ、それによる接続端子の変形
も防止できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0008】 図1は、一実施例に係る表示計器のター
ミナルピン接続構造を示し、図1(A)及び図1(B)
は、互いに切口が直交する縦断面図、図2(A)はター
ミナルピンの斜視図、図2(B)はピン保持部の断面斜
視図、図3はターミナルピン接続構造の断面斜視図であ
る。また、図は、該接続構造を有する表示計器を相手
側部材に組み付ける状態を示す部分断面図である。
【0009】 図1〜図4において、表示計器1は、表
示計器本体2に対し棒状ターミナルピン3を接続するこ
とによって製造される。
【0010】 表示計器本体2は、ターミナルピン3を
保持するピン保持部4を有する。ピン保持部4は、絶縁
材料で中空筒状に形成されており、表示計器本体2のケ
ース5に対し、その底面5aから下方へ部分的に突出す
るよう固定して設けられている。ピン保持部4は、中間
部内側に凹部6を有する。この凹部6は、図1、図2
(B)に示すように、上側凸部(一対の凸部のうち他方
の凸部)7の下端面(対向面)7aと下側凸部(一対の
凸部のうち一方の凸部)8の上端面(対向面)8aとを
含んで形成されており、上側凸部7及び下側凸部8は、
いずれも、ピン保持部4の内周面において周方向に沿っ
て断続的に形成されている。下側凸部8は、図1
(B)、図2(B)から明らかなように、下方に向かう
に従って高さが徐々に低くなるよう形成されている。ピ
ン保持部4の上部内側には、接続端子9が配置されてい
る。この接続端子9は、板ばね状の導電部材で構成さ
れ、ターミナルピン3の先端部外周面に圧接されてい
る。
【0011】ターミナルピン3は、中間部に鍔部10を
有している。鍔部10は、図1に示すように、ピン保持
部4の凹部6に収容されている。ここで、鍔部10の径
Rは凹部6の内径rよりも僅かに小さく、また、鍔部1
0の厚みTは凹部6の幅tよりも僅かに小さく設定さ
れ、鍔部10は、凹部6に収容された状態で変位可能と
されている。換言すると、ターミナルピン3は、ピン保
持部4に傾動可能に保持されている。鍔部10の下端面
10aの径Rd は、下側凸部8の上端面8aの内径rd
よりも大きく設定され、鍔部10の抜けを不可能にして
いる。なお、ターミナルピン3は、ピン保持部4に圧入
操作されて表示計器本体2と一体化されている。
【0012】上記構成の表示計器1は、ターミナルピン
3を相手側部材11の接続端子12に圧入することで相
手側部材11に組み付けられる。この組み付けの際、相
手側部材11の接続端子12に寸法誤差がある場合、タ
ーミナルピン3は、相手側部材11の接続端子12に応
じて鍔部10を支点として円滑に傾動し、接続端子12
に圧入される。このため、組み付けが円滑に行なわれ、
また、ターミナルピン3及び相手側部材11の接続端子
12の変形が生じない。また、本表示計器1によると、
組付後の温度による熱膨張差により生じる寸法のずれ、
それによる接続端子12の変形も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る表示計器のターミナルピン接続
構造を示す縦断面図
【図2】(A)はターミナルピンの斜視図、(B)はピ
ン保持部の断面斜視図
【図3】ターミナルピン接続構造の断面斜視図
【図4】上記接続構造を有する表示計器を相手側部材に
組み付ける状態を示す部分断面図
【図5】従来の接続構造を有する表示計器の部分断面図
【符号の説明】
1 表示計器 2 表示計器本体 3 ターミナルピン 4 ピン保持部 6 凹部7 上側凸部(一対の凸部のうち他方の凸部) 7a 下端面(対向面) 8 下側凸部(一対の凸部のうち一方の凸部) 8a 上端面(対向面) 10 鍔部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示計器本体の絶縁性かつ中空筒状のピ
    ン保持部に対し、棒状ターミナルピンを圧入して構成さ
    れる、表示計器のターミナルピン接続構造において、前記ターミナルピンに設けられた鍔部と、前記ピン保持
    部の内周面に設けられ、前記鍔部を変位可能に収容する
    凹部とを備え、 前記凹部は、前記ターミナルピンの圧入方向に間隔を置
    いて形成された一対の凸部の対向面を含んで形成され、 前記一対の凸部のうち一方の凸部は、前記鍔部の当該凹
    部への侵入を許容しかつ該鍔部の当該凹部からの抜けを
    防止するよう構成され、他方の凸部は、当該凹部に侵入
    した前記鍔部を当該凹部内に保持するよう構成され、 前記ターミナルピンは前記鍔部を支点として傾動可能と
    される ことを特徴とする表示計器のターミナルピン接続
    構造。
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JP3110313U (ja) * 2005-02-10 2005-06-16 義範 佐藤 引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システムと総合警報システム

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