JP2002189034A - プローブ固定用のソケット - Google Patents

プローブ固定用のソケット

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JP2002189034A
JP2002189034A JP2000390104A JP2000390104A JP2002189034A JP 2002189034 A JP2002189034 A JP 2002189034A JP 2000390104 A JP2000390104 A JP 2000390104A JP 2000390104 A JP2000390104 A JP 2000390104A JP 2002189034 A JP2002189034 A JP 2002189034A
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probe
socket
connection terminal
fixing
conductive metal
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JP2000390104A
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Takashi Kaseda
傑 悴田
Satoshi Kakegawa
聡 掛川
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Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】細径な接続端子32bをL字状に折り曲げて
も、半田付けを必要とせずに、確実な電気的導通が得ら
れるプローブ固定用のソケットを提供する。 【解決手段】 導電金属筒体32の一端32aを開口と
してプローブ26が挿入し得るようになし、他端側を絞
り加工により細径の接続端子32bを形成して一体に構
成する。さらに、細径の接続端子32bをL字状に折り
曲げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブを挿入し
てこれを固定するとともに電気的導通させるためのプロ
ーブ固定用のソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプローブ固定用のソケットの一例
を図2および図3を参照して説明する。図2は、従来の
プローブ固定用のソケットの一例を示し、(a)は縦断
面図であり、(b)は接続端子部をL字状に折り曲げて
回路基板に接続した状態の外観図である。図3は、多数
の従来のプローブ固定用のソケットをベース部材に配設
した一例の縦断面図である。
【0003】図2(a)において、従来のプローブ固定
用のソケット10は、導電金属筒体12の一端12aが
開口されてプローブが挿入嵌合し得る内径とされ、他端
側に導電金属からなる接続端子部材14が固定される。
この接続端子部材14は、導電金属筒12内の他端側か
ら挿入される挿入部14aと細径の接続端子部14bと
からなり、切削加工により形成される。そして、導電金
属筒体12の他端側に挿入部14aを挿入した状態で、
全体を軸回りに回転させながら導電金属筒体12の他端
側の外方より回転ローラ16,16を強く押圧して塑性
変形させて周方向の溝18を形成してカシメにより固定
がなされる。さらに、導電金属筒体12の他端側にポン
チング20,20…がなされて、導電金属筒体12と接
続端子部材14の軸回りの相対回転が阻止される。な
お、先にポンチング20,20…を行ってからカシメが
なされても良い。
【0004】かかるプローブ固定用のソケット10,1
0…は、一例として図3のごとく、絶縁材からなるベー
ス部材22に穿設された多数の孔に圧入固定され、さら
に接続端子部14b,14b…がL字状に折り曲げられ
る。図3にあっては、プローブ固定用のソケット10,
10…が上下2段しか図示されていないが、紙面と直交
する方向にも多数配列される。そして、図2(b)に示
すごとく、折り曲げられた接続端子部14b,14b…
の先端が、回路基板24の孔に挿入されて適宜に半田付
けなどにより電気的接続がなされる。図2(b)および
図3で、26,26…は、例えばスプリングコンタクト
プローブなどの被検査物に当接して電気的接続するプロ
ーブである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき従来のプ
ローブ固定用のソケット10の構造は、カシメにより導
電金属筒体12と接続端子部材14の2部材が固定され
て電気的導通が図られている。そこで、接続端子部14
bをL字状に折り曲げる工程において、カシメ固定され
た箇所に大きな力が作用して変形し、カシメが不十分と
なって導電金属筒体12と接続端子部材14の間に隙間
を生じ、または固定にガタを生じる場合がある。この変
形は、導電金属筒体12と接続端子部材14の2部材間
の電気的導通が不安定となる要因であり、信頼性に欠け
たものとなる。そこで、従来にあっては、電気的導通を
確実とするために、接続端子部14bの折り曲げ加工後
に、導電金属筒体12と接続端子部材14に跨って半田
付け28,28…がなされていた。なお、前述のごと
く、導電金属筒体12と接続端子部材14を軸回りに回
転させながらカシメて2部材を固定するので、予め接続
端子部材14bがL字状に折り曲げられた接続端子部1
4を導電金属筒体12にカシメにより固定することは現
実的でない。なぜならば、カシメ工程で、接続端子部材
14はに回転による大きなブレが生ずる。また、接続端
子部14bが折り曲げられていない直線状の方が、ベー
ス部材22への圧入がより容易である。さらに、図3に
示すごとく、ベース部材22に圧入固定した後に接続端
子部14bを折り曲げ加工した方が作業が容易であり、
また折り曲げられた姿勢にバラツキを生じない。
【0006】しかしながら、上記従来構造では、電気的
導通を確実なものとするために半田付け28,28…が
必要であり、多数のプローブ固定用のソケット10,1
0…を半田付けすることは極めて煩雑である。しかも、
プローブ固定用のソケット10,10…は、外径の直径
が1.3mmなどと極めて細径であり、その作業は熟練
作業者が1本ずつ手作業によりなされていた。
【0007】本発明は、上述のごとき従来技術の不具合
に鑑みてなされたもので、半田付けを必要とせずに確実
な電気的導通が得られるプローブ固定用のソケットを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のプローブ固定用のソケットは、導電金属
筒体の一端を開口としてプローブが挿入し得るようにな
し、他端側を絞り加工により細径の接続端子を形成して
一体に構成されている。
【0009】そして、細径の前記接続端子をL字状に折
り曲げて構成しても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1を参
照して説明する。図1は、本発明のプローブ固定用のソ
ケットの実施例を示し、(a)は縦断面図であり、
(b)は接続端子をL字状に折り曲げて回路基板に接続
した状態の外観図である。図1において、図2に示す部
材と同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複す
る説明を省略する。
【0011】図1において、本発明のプローブ固定用の
ソケット30は、導電金属筒体32の一端32aが開口
されてプローブ26が挿入嵌合し得る内径とされ、他端
側を絞り加工により細径の接続端子32bが一体に形成
される。なお、導電金属筒体32の中間部に適宜にカシ
メにより周方向の溝32cを形成して内面に細径部を形
成し、プローブ26の挿入の位置規制とされる。
【0012】かかる構造の本発明のプローブ固定用のソ
ケット30にあっては、接続端子32bをL字状に折り
曲げても、全体が1つの部材であり、電気的導通が不安
定となるようなことがない。しかも、本発明のプローブ
固定用のソケット30は、1本の導電金属筒体32を絞
り加工して形成しているので、加工工数が少ないととも
に部品点数が少なく、量産に好適で安価に製造し得る。
【0013】なお、本発明のプローブ固定用のソケット
30で、接続端子32bが折り曲げられずに直線状のま
ま使用されても良いことは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプローブ
固定用のソケットは構成されているので、以下のごとき
格別の効果を奏する。
【0015】請求項1記載のプローブ固定用のソケット
は、全体が一部材であり、接続端子を折り曲げても電気
的導通が不安定となるようなことがない。よって、従来
のごとき半田付けを必要としない。また、1本の導電金
属筒体を絞り加工して本発明のプローブ固定用のソケッ
トを形成するので、製造するための加工工数も少なく、
量産に好適である。
【0016】請求項2記載のプローブ固定用のソケッッ
トは、細径の接続端子をL字状に折り曲げても、電気的
導通が変化せず、信頼性の高いソケットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブ固定用のソケットの実施例を
示し、(a)は縦断面図であり、(b)は接続端子をL
字状に折り曲げて回路基板に接続した状態の外観図であ
る。
【図2】従来のプローブ固定用のソケットの一例を示
し、(a)は縦断面図であり、(b)は接続端子部をL
字状に折り曲げて回路基板に接続した状態の外観図であ
る。
【図3】多数の従来のプローブ固定用のソケットをベー
ス部材に配設した一例の縦断面図である。
【符号の説明】
10,30 ソケット 12,32 導電金属筒体 14a,32a 開口 26 プローブ 32a 接続端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電金属筒体の一端を開口としてプロー
    ブが挿入し得るようになし、他端側を絞り加工により細
    径の接続端子を形成して一体に構成したことを特徴とす
    るプローブ固定用のソケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプローブ固定用のソケッ
    トにおいて、細径の前記接続端子をL字状に折り曲げて
    構成したことを特徴とするプローブ固定用のソケット。
JP2000390104A 2000-12-22 2000-12-22 プローブ固定用のソケット Pending JP2002189034A (ja)

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