JP2005050752A - 同軸ケーブル用中継アダプタ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は同軸ケーブル用中継アダプタに関し、中心コンタクトにおける組立て作業の際の、ハンダ付け作業を解消して、コストの削減と、部品点数の削減を図ることが課題である。
【解決手段】同軸ケーブルを接続する接続部をアダプタ本体から突出させた中継アダプタであって、前記中継アダプタにおける中心導体接続用の中心コンタクト5は、同軸ケーブルに接続される接続側コンタクト7と、該接続側コンタクトの内部側端部に接続される中央部コンタクト6とからなり、前記中央部コンタクトの両端部が圧入接続構造にされている同軸ケーブル用中継アダプタ1とする。
【選択図】図1
【解決手段】同軸ケーブルを接続する接続部をアダプタ本体から突出させた中継アダプタであって、前記中継アダプタにおける中心導体接続用の中心コンタクト5は、同軸ケーブルに接続される接続側コンタクト7と、該接続側コンタクトの内部側端部に接続される中央部コンタクト6とからなり、前記中央部コンタクトの両端部が圧入接続構造にされている同軸ケーブル用中継アダプタ1とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、デジタル交換機等の装置において、同軸ケーブル同士を接続するための同軸ケーブル用中継アダプタに関するものである。
従来の同軸ケーブル用中継アダプタ11は、図6に示すように、中継アダプタ本体12の内部空間12aに、絶縁体13で支持された中心コンタクト14がある。そして、前記中継アダプタ本体12には、二つの同軸ケーブル接続用の接続部(BNCタイプ)15、15が同方向に突設され、全体として略U字状又は略コ字状の中継アダプタになっている。
前記中心コンタクト14は、図7(B)に示すように、前記接続部15における中心コンタクト15aと、中継アダプタ本体12における中心コンタクト12bとを電気的に接続して形成される。
しかしながら、前記中心コンタト15aと前記中心コンタクト12bとの接続には、ハンダ付けが行われている。このハンダ付け作業には、図7(B)において、側方の蓋部材であるキャップ16をはずして、前記両中心コンタクト15a,12bとの交差部にハンダを落として行われる。
この際に、前記ハンダ付け作業によるハンダの量が、作業者によって異なる。そのハンダ量のバラツキによって、高周波信号を扱う同軸ケーブル用中継アダプタとしての特性が変化してしまうことがある。また、中心コンタクト12bを支持する絶縁体(誘電体)13による反射が大きく、特性に悪影響を与えている。
また、ネジ止めによる接続方法もあるが、部品点数が増えて構造も複雑となる。
特開2000−100532公報
また、ネジ止めによる接続方法もあるが、部品点数が増えて構造も複雑となる。
解決しようとする問題点は、中心コンタクトの接続において、ハンダ付け量の相違により特性が変化し、また、中心コンタクトを支持する絶縁体で反射が大きいことである。
本発明に係る同軸ケーブル用中継アダプタは、同軸ケーブルを接続する接続部をアダプタ本体から突出させた中継アダプタであって、前記中継アダプタにおける中心導体接続用の中心コンタクトは、同軸ケーブルに接続される接続側コンタクトと、該接続側コンタクトの内部側端部に接続される中央部コンタクトとからなり、前記中央部コンタクトの両端部が圧入接続構造にされていることである。
また、前記中央部コンタクトと接続側コンタクトとの接続状態は、略直行方向に屈曲して略L字型にされていることを含むものである。
また、前記中央部コンタクトと接続側コンタクトとの接続状態は、略直行方向に屈曲して略L字型にされていることを含むものである。
本発明の同軸ケーブル用中継アダプタは、同軸ケーブルに接続される接続側コンタクトと、該接続側コンタクトの内部側端部に接続される中央部コンタクトとでなる中心コンタクトが、ハンダ付け方法により接続され形成されることなく、雄型接続部と雌型接続部とで圧入方法等されて接続されて形成される。よって、この中継アダプタを形成する際のハンダ付けの手間が省けるとともに、アダプタの特性も変化することがなく安定すると言う優れた効果を奏するものである。
また、中央部コンタクトを支持する絶縁体が減少して、アダプタ本体の内部空間の空気量が増えて、反射面が減少して低反射となって好ましく、同時にアダプタ本体をコンパクトにできる。
更に、従来の中継アダプタに比べて、簡易な構造となって組立て工数及び部品点数も削減されコストが低減されると言う優れた効果を奏するものである。
また、中央部コンタクトを支持する絶縁体が減少して、アダプタ本体の内部空間の空気量が増えて、反射面が減少して低反射となって好ましく、同時にアダプタ本体をコンパクトにできる。
更に、従来の中継アダプタに比べて、簡易な構造となって組立て工数及び部品点数も削減されコストが低減されると言う優れた効果を奏するものである。
本発明に係る中継アダプタの、ハンダ付け作業を省くことと、部品点数を削減して全体をコンパクトにすることの目的を、圧着作業に変えることと、中央部コンタクトを支持する絶縁体を薄くすることで達成する。
図1は、本発明に係る中継アダプタ1の断面図(A)と側面図(B)とを示している。前記中継アダプタ1は、中央部の金属製筒状のシェル2と、その両端部の開口部に圧入して接続される金属製でL字型筒状のシェル3,4と、前記シェル2,3,4の内部空間に捜通される中心コンタクト5とから、概ね構成されている。
前記シェル2は、図1(B)に示すように、電子機器への取付用にフランジ部2aを有し、そこに取付孔2bが設けられている。また、長手方向の両端部には外周縁部に圧入・接続用の段部2cが形成されている。
前記シェル3,4は、同一物品であり、その内部空間はL字型に屈曲していて、両端部が開口している。これらのシェル2,3,4の内部空間には、連通されて中心コンタクト5がある。この中心コンタクト5は、図3に示すように、中心部コンタクト6と、図4に示すように、接続側コンタクト7とを連結して形成されるものである。
前記中心部コンタクト6は、図3に示すように、細い金属棒体であり、その長手方向の両端部には、ピン挿入用の孔6aが穿設され、雄雌を嵌合させる圧入接続構造にされている。弾性保持力を持たせるために、十字状のスリ割り6bが設けられている。
前記接続側コンタクト7は、図4に示すように、L字型に曲げられた金属製棒体であり、片側は先の尖ったピン部7aにされ、他側は長手方向に沿った接続用の孔7cが穿設され、その外周部には弾性保持力を持たせるために、十字状のスリ割り7bが設けられている。前記ピン部7aが、前記中央部コンタクト6の孔6aに圧入されるものである。また、前記孔7cには、接続する同軸ケーブルの中心導体が圧入・接続されるものである。
前記中心コンタクト5を、金属製のシェルの内部空間に捜通させて保持するための絶縁体が、図5に示すように、合成樹脂製の絶縁体8と絶縁体9とで構成されている。この絶縁体8,9には、中央部に挿通孔8a,9aが設けられている。
前記絶縁体8,9を用いて、中継アダプタ1の組立ての際には、例えば、図1に示すように、シェル3,4に接続側コンタクト7を差し込み、当該シェルの一方側開口部から前記絶縁体8を接続側コンタクト7を挿通孔8aに挿通させて差し込み、更に止めワッシャー10で押さえ、他方の開口部から絶縁体9を挿通孔9aにピン部7aを挿通させてシェル3,4に嵌合させて、組み立てられるものである。
そして、一方のシェル3の前記ピン部7aに中央部コンタクト6の一端側の孔6aを嵌合させ、更に、シェル2を段部2cに圧入し、他方のシェル4を、ピン部7aを中央部コンタクト6の他端側の孔6aに圧入しつつ、段部2cに圧入して嵌合させる。前記シェル2にシェル3,4を圧入して嵌合させる際に、同軸ケーブルの接続開口部3a,4aを、図1に示すような略コ字型にしたり、直交する方向に向けたり、180゜逆方向に向けたりすることができる。
こうして、中心コンタクト5において、中央部コンタクト6は、接続側コンタクト7,7によって支持されるようになる。これにより、中心コンタクト5において、ハンダ接続が解消されるものである。
このような同軸ケーブル用の中継アダプタにより、ハンダ付け作業の無い組立作業により形成する実装形態を採用したので、簡易な構造となって部品点数が大幅に削減され、その組立工数も削減されることになる。
同軸ケーブル以外にも、線材を電気的に接続を図るコネクタ等の用途にも適用できる。
1 同軸ケーブル用中継アダプタ、
2 シェル、
3 シェル、
4 シェル、
5 中心コンタクト、
6 中央部コンタクト、
6a 孔、
7 接続側コンタクト、
7a ピン部、
7b スリ割り、
7c 孔、
8 絶縁体、
8a 挿通孔、
9 絶縁体、
9a 挿通孔。
2 シェル、
3 シェル、
4 シェル、
5 中心コンタクト、
6 中央部コンタクト、
6a 孔、
7 接続側コンタクト、
7a ピン部、
7b スリ割り、
7c 孔、
8 絶縁体、
8a 挿通孔、
9 絶縁体、
9a 挿通孔。
Claims (2)
- 同軸ケーブルを接続する接続部をアダプタ本体から突出させた中継アダプタであって、
前記中継アダプタにおける中心導体接続用の中心コンタクトは、同軸ケーブルに接続される接続側コンタクトと、該接続側コンタクトの内部側端部に接続される中央部コンタクトとからなり、
前記中央部コンタクトの両端部が圧入接続構造にされていること、
を特徴とする同軸ケーブル用中継アダプタ。 - 中央部コンタクトと接続側コンタクトとの接続状態は、略直行方向に屈曲して略L字型にされていること、
を特徴とする請求項1に記載の同軸ケーブル用中継アダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003283936A JP2005050752A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 同軸ケーブル用中継アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003283936A JP2005050752A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 同軸ケーブル用中継アダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005050752A true JP2005050752A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34268682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003283936A Pending JP2005050752A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 同軸ケーブル用中継アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005050752A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008091318A (ja) * | 2006-05-18 | 2008-04-17 | Maspro Denkoh Corp | 直列ユニット |
JP2008251456A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Maspro Denkoh Corp | 信号処理ユニット |
CN107591659A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-16 | 上海航天科工电器研究院有限公司 | 一种u型射频同轴连接器 |
-
2003
- 2003-07-31 JP JP2003283936A patent/JP2005050752A/ja active Pending
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