JP5071587B2 - 検査用同軸コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、検査用同軸コネクタに関し、より特定的には、被検査体である相手方レセプタクルに着脱自在な検査用同軸コネクタに関する。
従来の検査用同軸コネクタとしては、特許文献1に記載のスイッチ付き同軸コネクタの検査装置が知られている。以下に、該検査装置について図面を参照しながら説明する。図8(a)は、特許文献1に記載の検査装置101の先端部分の断面構造図である。図8(b)は、検査装置101が装着される同軸コネクタ201である。図8において、プローブ110が延在している方向を上下方向とする。
検査装置101は、図示しない同軸ケーブルの先端に設けられ、図8(a)に示すように、プローブ110、ブッシング120及びハウジング125を備えている。プローブ110は、上下方向に延在しており、同軸ケーブルの中心導体と接続されている。ハウジング125は、円筒形をなし、図示しない同軸ケーブルのシールド導体と接続されている。前記プローブ110は、ハウジング125内を挿通している。ブッシング120は、プローブ110とハウジング125とを絶縁している。
以上のような構成を有する検査装置101は、図8(a)に示すように、同軸コネクタ201に装着される。同軸コネクタ201は、例えば、携帯電話のアンテナと送受信回路との間に設けられるスイッチ付同軸コネクタであり、ケース203、外部導体205、固定端子206及び可動端子207を備えている。固定端子206はアンテナに接続され、可動端子207は送受信回路に接続される。そして、通常では、図8(b)に示すように、固定端子206と可動端子207とが接触しているので、アンテナと送受信回路とが接続されている。一方、セットメーカーが携帯電話の送受信回路の電気特性をチェックする場合には、図8(a)に示すように、測定器が接続されたプローブ110が上側から下側へとケース203の孔204に挿入される。これにより、可動端子207がプローブ110により矢印aの方向に倒される。その結果、固定端子206と可動端子207とが離れると共に、プローブ110と可動端子207とが接続され、送受信回路と測定器とが接続されるようになる。
また、検査装置101が同軸コネクタ201に装着される際には、図8(a)に示すように、ハウジング125内に外部導体205が挿入される。この際、ハウジング125は、外部導体205がその内周面に接触することにより、径が広がる方向に僅かに弾性変形させられる。その結果、ハウジング125が外部導体205を締め付け、検査装置101が同軸コネクタ201に対して固定される。
ところで、前記検査装置101は、以下に説明するように、ハウジング125を外部導体205に適切な大きさの力で嵌合させることが困難となる。より詳細には、近年、携帯電話の小型化の需要に伴って、同軸コネクタ201の小型化が進んでいる。同軸コネクタ201が小型化すると、図8に示す外部導体205の径も小さくなる。したがって、該外部導体205が挿入されるハウジング125の径も小さくなる。
前記のようにハウジング125の径が小さくなると、ハウジング125が弾性変形することができる範囲が狭くなってしまう。そのため、ハウジング125を外部導体205に十分な大きさの力で嵌合させるために、ハウジング125の径を小さめに作製すると、ハウジング125が塑性変形してしまうおそれがある。一方、ハウジング125が塑性変形しないように、ハウジング125の径を大きめに作製すると、ハウジング125が外部導体205に十分な大きさの力で嵌合しなくなってしまう。よって、検査装置101は、ハウジング125を精度よく加工する必要があり、製造コストが高くなってしまうという問題を有する。
特開2004−319227号公報(図11)
そこで、本発明の目的は、適切な力で相手方レセプタクルに嵌合できる検査用同軸コネクタを提供することである。
本発明の一形態に係る検査用同軸コネクタは、外部導体を有する被検査体である相手方レセプタクルに着脱自在な検査用同軸コネクタにおいて、前記外部導体が挿入される筒状の先端部分を有しているハウジングと、前記ハウジングと絶縁された状態で前記先端部分内を延在しているプローブと、前記先端部分の外周面の少なくとも一部に対向するように設けられている規制部、及び、前記ハウジングに取り付けられる筒状の固定部を有する規制部材と、を備えており、前記固定部の径は、前記先端部分の径よりも大きく、前記先端部分は、該先端部分の径が伸縮可能な構造を有しており、前記相手方レセプタクルが装着されているときに、前記先端部分が前記規制部に接触することにより該先端部分の径が広がることが規制されること、を特徴とする。
本発明によれば、検査用同軸コネクタにおいて、適切な力で相手方レセプタクルに嵌合できる。
本発明の一実施形態に係る検査用同軸コネクタの断面構造図である。 図1の検査用同軸コネクタの外観斜視図である。 図1の検査用同軸コネクタの分解斜視図である。 規制部材を平面視した図である。 プローブの分解斜視図である。 被検査体である相手方レセプタクルへの装着前及び装着後における検査用同軸コネクタの先端部分の断面構造図である。 変形例に係る規制部材を斜視及び平面視した図である。 図8(a)は、特許文献1に記載の検査装置の先端部分の断面構造図である。図8(b)は、検査装置が装着される同軸コネクタである。
(検査用同軸コネクタの構造)
以下に、本発明の一実施形態に係る検査用同軸コネクタの構造について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る検査用同軸コネクタ1の断面構造図である。図2は、図1の検査用同軸コネクタ1の外観斜視図である。図3は、図1の検査用同軸コネクタ1の分解斜視図である。図4は、規制部材50を平面視した図である。図1及び図2において、プローブ10が延在している方向を上下方向とする。
検査用同軸コネクタ1は、図1に示すように、プローブ10、ブッシング20、ハウジング25及び規制部材50を備えている。プローブ10は、図1に示すように、プランジャ11、コイルばね12及びバレル13にて構成されている。プランジャ11は、図1に示すように、上側の端部に平坦部分を有するベリリウム銅製のピンである。バレル13は、下側に開口を有する真鍮製の筒状の部材である。バレル13の内部には、プランジャ11及びコイルばね12が挿入されている。これにより、プランジャ11は、下側から押さえつけられた場合、コイルばね12が縮んで上側に退避することができる。
また、バレル13の上側には、同軸ケーブル40の中心導体41がはんだ付けされている。プランジャ11の上側の端部近傍の外周面は、バレル13の円筒部分の内周面に接触しているので、プランジャ11と中心導体41とがバレル13を介して電気的に接続されている。
ハウジング25は、図1ないし図3に示すように、ディスク21、上部25a及び下部25bにより構成されている。上部25aは、相対的に大きな径を有する導電性部材(例えば、ベリリウム銅)からなる筒状体である。上部25aには、開口部29が設けられている。下部25bは、上部25aの下側において該上部25aと一体的に設けられており、相対的に小さな径を有する導電性部材(例えば、ベリリウム銅)からなる筒状体である。上部25a及び下部25bは、同軸ケーブル40のシールド導体42にアダプタ43を介して電気的に接続されている。
下部25bは、図1に示すように、先端部26a及び突部26bを含んでいる。先端部26aは、下部25bの下側における先端部分であり、後述する相手方レセプタクルの外部導体が挿入される。先端部26aは、下部25bの該先端部26a以外の部分よりも小さな径を有し、かつ、該先端部26aの径が伸縮可能な構造を有している。具体的には、図3に示すように、先端部26aには、先端部26aの先端から上方向に延在するスリットS2が設けられている。これにより、先端部26aのばね性により、スリットS2が広がることにより、先端部26aは、水平方向に広がることができる。また、突部26bは、図1に示すように、先端部26aの内周面において、先端部26aの中心方向に突出するように設けられている。
ディスク21は、円盤状の部材であり、図1に示すように、ハウジング25の上部25aの上側の開口をふさぐように設けられている。
ブッシング20は、樹脂等の絶縁体からなる筒状体である。ブッシング20には、図1に示すように、プローブ10が挿入されて固定されている。ブッシング20の先端からは、プローブ10の先端が突出している。
更に、プローブ10が挿入されたブッシング20は、図1に示すように、筒状のハウジング25に挿入されて固定されている。ブッシング20は絶縁体により構成されているので、プローブ10とハウジング25とは絶縁されている。また、プランジャ11は、ハウジング25の先端部26a内を延在していると共に、該先端部26aから、突出している。
規制部材50は、図1ないし図4に示すように、固定部50a及び規制部50bを有している。固定部50aは、図4に示すように、円筒形状をなしており、ハウジング25に取り付けられている。具体的には、固定部50aの内径は、先端部26aの外径よりも大きい。そして、固定部50aは、先端部26a側(すなわち、下側)から、ハウジング25の下部25bに対して圧入されることにより、ハウジング25に固定されている。固定部50aは、図1に示すように、先端部26aの上側において下部25bに対して固定されている。
規制部50bは、図4に示すように、固定部50aの下側に接続されており、円筒形状を有している。ただし、規制部50bは、上下方向に延在するスリットS1が設けられることにより、C字型をなしている。これにより、規制部50bは、その径が伸縮可能な構造を有している。よって、規制部50bのばね性により、スリットS1が広がることにより、規制部50bは、水平方向に広がることができる。
更に、規制部50bの内径は、先端部26aの外径よりも僅かに大きい。そのため、固定部50aが下部25bに取り付けられると、規制部50bは、先端部26aの周囲を取り囲むようになる。すなわち、規制部50bの内周面は、先端部26aの外周面の少なくとも一部に対向するようになる。更に、規制部50bの下端は、図1に示すように、先端部26aの下端と一致している。以上のように構成された規制部50bは、後述するように、相手方レセプタクルが装着されているときに、先端部26aの径が広がることを規制する役割を果たす。
(検査用同軸コネクタの組立て手順)
次に、検査用同軸コネクタ1の組立て手順について図3及び図5を参照しながら説明する。図5は、プローブ10の分解斜視図である。
まず、図5に示すように、下側からバレル13にコイルばね12及びプランジャ11を挿入し、プローブ10を組み立てる。次に、図3に示すように、上側から該プローブ10をブッシング20の中心孔に挿入する。次に、上側からブッシング20をハウジング25の中心孔に挿入する。
次に、図3に示すように、同軸ケーブル40の中心導体41をハウジング25の開口部29(図1参照)から挿入してバレル13の溝部13aにはんだ付けする。これにより、中心導体41は、バレル13及びコイルばね12を介してプランジャ11と電気的に接続される。また、同軸ケーブル40のシールド導体42と接続されているアダプタ43をハウジング25の開口部29に嵌合させ、リング44をアダプタ43の外周部にかしめる。これにてシールド導体42がアダプタ43を介してハウジング25と電気的に導通状態となる。なお、図1に示すように、同軸ケーブル40の一端には、図示しない測定器への接続用コネクタ45(図1参照)が設けられている。
次に、図3に示すように、ディスク21をハウジング25の上面に載置する。最後に、規制部材50を下側から下部25bに対して圧入する。これにより、図1及び図2に示す検査用同軸コネクタ1が完成する。
(検査用同軸コネクタの動作)
次に、検査用同軸コネクタ1の動作について図6を参照して説明する。図6は、被検査体である相手方レセプタクル301への装着前及び装着後における検査用同軸コネクタ1の先端部分の断面構造図である。
まず、相手方レセプタクル301について説明する。相手方レセプタクル301は、例えば、携帯電話のアンテナと送受信回路との間に設けられるスイッチ付同軸コネクタであり、ケース303、外部導体305、固定端子306及び可動端子307を備えている。固定端子306はアンテナに接続され、可動端子307は送受信回路に接続される。
まず、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル301に装着されていない状態について説明する。図6(a)に示すように、プローブ10は、先端部26a及び規制部50bから下側に突出している。また、先端部26aの外周面は、規制部50bに僅かに接触しているか、又は、僅かな隙間を介して離れている。このとき、相手方レセプタクル301では、図6(a)に示すように、固定端子306と可動端子307とが接触しているので、アンテナと送受信回路とが接続されている。
次に、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル301に装着された状態について説明する。セットメーカーが携帯電話の送受信回路の電気特性をチェックする場合には、図6(b)に示すように、測定器が接続されたプローブ10が上側から下側へとケース303の孔304に挿入される。これにより、可動端子307がプローブ10により下側に押される。その結果、固定端子306と可動端子307とが離れると共に、プローブ10と可動端子307とが接続され、送受信回路と測定器とが接続されるようになる。この際、可動端子307からの反発力によりコイルばね12が縮んでプローブ10が上側に退避する。これにより、可動端子307の破損が防止されている。
また、図6(b)の状態において、外部導体305が先端部26a内に挿入される。先端部26aの内径は、外部導体305の外径よりも僅かに小さい。そのため、先端部26aは、外部導体305により僅かに押し広げられる。ただし、先端部26aの外周面は、図6(a)の状態において、規制部50bの内周面と接触又は僅かな隙間を介して離れている。そのため、先端部26aが広げられると、先端部26aの外周面は、規制部50bの内周面に圧接するようになる。その結果、規制部50bは、先端部26aにより僅かに押し広げられる。これにより、規制部50bは、先端部26aが広がりすぎることを抑制している。そして、突部26bが外部導体305の外周に形成された溝305aに係合すると共に、先端部26a及び規制部50bが外部導体305の上面305bに接触する。これにより、検査用同軸コネクタ1は、適切な力で相手方レセプタクル301に嵌合するようになる。
(効果)
以上のように構成された検査用同軸コネクタ1は、以下に説明するように、適切な力で相手方レセプタクル301に嵌合できる。より詳細には、近年、携帯電話の小型化の需要に伴って、図8に示すタイプの同軸コネクタ201の小型化が進んでいる。同軸コネクタ201が小型化すると、図8に示す外部導体205の径も小さくなる。したがって、該外部導体205が挿入されるハウジング125の径も小さくなる。
前記のようにハウジング125の径が小さくなると、ハウジング125が弾性変形することができる範囲が狭くなってしまう。そのため、ハウジング125を外部導体205に十分な大きさの力で嵌合させるために、ハウジング125の径を小さめに作製すると、ハウジング125が塑性変形してしまうおそれがある。一方、ハウジング125が塑性変形しないように、ハウジング125の径を大きめに作製すると、ハウジング125が外部導体205に十分な大きさの力で嵌合しなくなってしまう。よって、検査装置101は、ハウジング125を精度よく加工する必要があり、製造コストが高くなってしまうという問題を有する。
そこで、検査用同軸コネクタ1では、規制部50bが設けられている。規制部50bは、図6(b)に示すように、相手方レセプタクル301に検査用同軸コネクタ1が装着された場合には、先端部26aにより僅かに押し広げられている。これにより、従来の検査装置101は、ハウジング125が外部導体205を締め付ける力のみで同軸コネクタ201に嵌合していたのに対して、検査用同軸コネクタ1は、先端部26aが外部導体305を締め付ける力及び規制部50bが先端部26aを締め付ける力によって、相手方レセプタクル301に嵌合している。
以上のような検査用同軸コネクタ1では、規制部50bは、先端部26aが外部導体305を締め付けることを補助している。よって、先端部26aが締め付ける力は、ハウジング125が締め付ける力よりも小さくてもよい。その結果、先端部26aの径を大きめに作製したり、スリットS2を大きく形成したりすることにより、先端部26aが塑性変形することを抑制することができる。更に、該検査用同軸コネクタ1では、規制部50bが締め付ける力が存在するので、先端部26aの径を大きめに作製したり、スリットS2を大きく形成しても、検査用同軸コネクタ1は、適切な力で相手方レセプタクル301に嵌合できる。
また、検査用同軸コネクタ1は、以下に説明するように、規制部材50を容易に下部25bに取り付けることができる。より詳細には、検査用同軸コネクタ1では、規制部材50は、固定部50a及び規制部50bにより構成されている。更に、固定部50a及び規制部50bは、図1に示すように、先端部26aの外径よりも大きな内径を有している。よって、先端部26aは、固定部50a及び規制部50b内を通過することができる。その結果、検査用同軸コネクタ1では、規制部材50を下側から下部25bに対して取り付けることができる。これにより、検査用同軸コネクタ1では、固定部50a及び規制部50bを変形させることなく、下側から押し込むという簡単な操作により下部25bに取り付けることができる。
更に、検査用同軸コネクタ1では、図6(b)に示すように、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル301に装着された際に、先端部26a及び規制部50bが外部導体305に接触している。そのため、規制部50bは、外部導体305からの反発力により上側に押し上げられる。よって、検査用同軸コネクタ1の相手方レセプタクル301への装着の度に、下部25bに対する固定部50aの圧入が繰り返されるようになる。その結果、下部25bから規制部材50が外れることが抑制される。
更に、検査用同軸コネクタ1では、図6(b)に示すように、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル301に装着された際に、先端部26a及び規制部50bが外部導体305に接触している。そのため、検査用同軸コネクタ1では、規制部50bが外部導体305に接触していない場合に比べて、検査用同軸コネクタ1が外部導体305に接触している部分の水平方向の幅が大きくなる。そのため、検査用同軸コネクタ1は、外部からの力などによって傾きにくくなり、相手方レセプタクル301から外れにくくなる。
また、検査用同軸コネクタ1では、規制部材50は、固定部50a及び規制部50bにより構成されている。固定部50aは、下部25bに規制部材50を固定する役割を果たし、規制部50bは、先端部26aが広がることを規制する役割を果たしている。このように、規制部材50の2つの構成がそれぞれ別々の役割を果たすことにより、1つの構成が2つの役割を果たす場合に比べて、固定部50aと規制部50bとのそれぞれに適した設計を行うことが可能となる。
(変形例)
以下に、変形例に係る規制部材50'について図面を参照しながら説明する。図7は、変形例に係る規制部材50'を斜視及び平面視した図である。
規制部材50では、図4に示すように、一つのスリットS1が設けられている。一方、規制部材50'では、図7に示すように、複数(4つ)のスリットS1が設けられている。このように、スリットS1の数は、1つ以上であればよい。
なお、検査用同軸コネクタ1は、同軸ケーブル40を介して測定器に接続されているとしたが、例えば、同軸ケーブル40を介することなく直接に測定器に接続されていてもよい。
本発明は、検査用同軸コネクタに有用であり、特に、適切な力で相手方レセプタクルに嵌合できる点において優れている。
S1,S2 スリット
1 検査用同軸コネクタ
10 プローブ
11 プランジャ
12 コイルばね
13 バレル
20 ブッシング
21 ディスク
25 ハウジング
25a 上部
25b 下部
26a 先端部
26b 突部
50,50' 規制部材
50a 固定部
50b 規制部

Claims (6)

  1. 外部導体を有する被検査体である相手方レセプタクルに着脱自在な検査用同軸コネクタにおいて、
    前記外部導体が挿入される筒状の先端部分を有しているハウジングと、
    前記ハウジングと絶縁された状態で前記先端部分内を延在しているプローブと、
    前記先端部分の外周面の少なくとも一部に対向するように設けられている規制部、及び、前記ハウジングに取り付けられる筒状の固定部を有する規制部材と、
    を備えており、
    前記固定部の径は、前記先端部分の径よりも大きく、
    前記先端部分は、該先端部分の径が伸縮可能な構造を有しており、
    前記相手方レセプタクルが装着されているときに、前記先端部分が前記規制部に接触することにより該先端部分の径が広がることが規制されること、
    を特徴とする検査用同軸コネクタ。
  2. 前記固定部は、前記ハウジングに対して、前記先端部分側から圧入されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の検査用同軸コネクタ。
  3. 前記規制部は、前記先端部分の外周面と対向する筒状をなしていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の検査用同軸コネクタ。
  4. 前記規制部には、前記プローブが延在している方向に延在する1以上の第1のスリットが設けられていること、
    を特徴とする請求項3に記載の検査用同軸コネクタ。
  5. 前記先端部分には、前記プローブが延在している方向に延在する1以上の第2のスリットが設けられていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の検査用同軸コネクタ。
  6. 前記規制部は、前記相手方レセプタクルが装着されているときに、該相手方レセプタクルに接触していること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の検査用同軸コネクタ。
JP2011507052A 2009-04-01 2010-01-28 検査用同軸コネクタ Active JP5071587B2 (ja)

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