JP3243201B2 - スプリングコネクタおよび該スプリングコネクタを用いた装置 - Google Patents
スプリングコネクタおよび該スプリングコネクタを用いた装置Info
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- JP3243201B2 JP3243201B2 JP13586297A JP13586297A JP3243201B2 JP 3243201 B2 JP3243201 B2 JP 3243201B2 JP 13586297 A JP13586297 A JP 13586297A JP 13586297 A JP13586297 A JP 13586297A JP 3243201 B2 JP3243201 B2 JP 3243201B2
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Description
ち背丈が低く、しかも取り付けが容易なスプリングコネ
クタに関するものである。また、該スプリングコネクタ
を用いた各種の装置に関するものである。
を図12を参照して説明する。図12は、従来のスプリ
ングコネクタの一例の縦断面図である。図において、一
端側が閉塞された導電性チューブ90内にコイルスプリ
ング92と導電性可動端子94が挿入され、導電性チュ
ーブ90の開口端が狭搾されて導電性可動端子94の突
出部94aを外方に突出させるとともに導電性可動端子
94が外方に抜け出ないようにして軸方向に移動自在に
構成される。また、導電性チューブ90の中間部に膨大
部90aが形成され、この導電性チューブ90の閉塞端
にケーブル96の一端が半田付け等により接続される。
そして、絶縁保持板98に穿設した孔98aに、導電性
チューブ90が嵌合圧入されて膨大部90aの弾力によ
り固定される。
グコネクタにあっては、導電性チューブ90を絶縁保持
板98の孔98aに圧入等により挿入しなければなら
ず、その作業が煩雑であるとともに、圧入するために導
電性チューブ90とその膨大部90aおよび孔98aの
寸法精度が高くなければならず、加工に手間がかかりそ
の改善が望まれていた。さらに、膨大部90aの弾力に
より固定するため、絶縁保持板98の孔98aの軸方向
長さが短かいと、導電性チューブ90の固定姿勢のバラ
ツキが大きくなり、精度高く多数のスプリングコネクタ
を密に配設するためには絶縁保持板98を厚くせざるを
得ない。したがって、背丈の低いスプリングコネクタを
実現することができなかった。
タの事情に鑑みてなされたもので、背丈が低くできると
ともに取り付けが容易なスプリングコネクタを提供する
ことを目的とする。
めに、本発明のスプリングコネクタは、導電材からなる
コイルスプリングを、中央部をスペース巻きとし、すく
なくとも一端部を密着巻きでその巻径を前記中央部より
も細くし、さらに前記中央部と一端部の軸心をずらして
形成し、前記コイルスプリングの他端部に導電材からな
る当接部材を挿入固定し、この当接部材から前記コイル
スプリングの前記一端部側に向けて軸方向の細径部を伸
設し、前記当接部材の先端と前記コイルスプリングの前
記一端部の先端間が押圧により前記コイルスプリングの
中央部の巻きピッチが減少されて軸方向寸法が縮まる
と、前記当接部材の細径部が前記コイルスプリングの一
端部内にその軸心のずれを修正する方向に弾性変形させ
て挿入弾接するように構成されている。
電材からなるコイルスプリングを、中央部をスペース巻
きとし、すくなくとも一端部を密着巻きでその巻径を前
記中央部よりも細く形成し、前記コイルスプリングの他
端部に導電材からなる当接部材を挿入固定し、この当接
部材から前記コイルスプリングの前記一端部側に向けて
軸方向の細径部を前記コイルスプリングと軸心をずらし
て伸設し、前記当接部材の先端と前記コイルスプリング
の前記一端部の先端間が押圧により前記コイルスプリン
グの中央部の巻きピッチが減少されて軸方向寸法が縮ま
ると、前記当接部材の細径部が前記コイルスプリングの
一端部内にその軸心をずらす方向に弾性変形させて挿入
弾接するように構成されても良い。
持構造は、スプリングコネクタの前記当接部材の径を前
記コイルスプリングの中央部の外径よりも小さく形成
し、一方の絶縁保持板に前記当接部材の先端側を外方に
突出させるが前記コイルスプリングの中央部は外方に抜
け出させない孔を穿設し、他方の絶縁保持板に前記コイ
ルスプリングの前記一端部の先端側を外方に突出させる
が前記中央部は外方に抜け出させない孔を穿設し、前記
2枚の絶縁保持板により前記スプリングコネクタを軸方
向に抜け出ないように保持して構成されている。
タの保持構造は、スプリングコネクタの前記当接部材に
先端側の径を細くして段差部を形成し、一方の絶縁保持
板に前記当接部材の先端側を外方に突出させるが前記段
差部により外方への抜けが阻止される孔を穿設し、他方
の絶縁保持板に前記コイルスプリングの一端部の先端側
を外方に突出させるが前記中央部は外方に抜け出させな
い孔を穿設し、前記2枚の絶縁保持板により前記スプリ
ングコネクタを軸方向に抜け出ないように保持して構成
されても良い。
コネクタの保持構造の前記2枚の絶縁保持板を重ねて配
設し、この重ねて配設した2枚の絶縁保持板の両面側に
当接設置される基板または電子機器または回路素子間を
前記スプリングコネクタにより導通接続するように構成
されている。
スプリングコネクタの保持構造の前記絶縁保持板の一方
の面から突出する前記当接部材の先端部または前記コイ
ルスプリングの前記一端部の先端部に検査機器に接続さ
れるケーブルの一端を固定ならびに電気的接続し、他方
の面から突出する前記コイルスプリングの前記一端部の
先端または前記当接部材の先端を被検査基板に当接させ
るように構成されている。
ケットは、絶縁材からなるソケット本体に、下面に端子
が配設された集積回路素子を嵌合挿入できる凹部を形成
し、この凹部の底板に重ねて絶縁材からなる保持板を配
設し、前記集積回路素子の端子に対応した位置で、前記
底板と保持板による請求項3または4記載の構造によっ
て前記スプリングコイルを保持させるように構成されて
いる。
びその保持構造の第1実施例を図1および図2を参照し
て説明する。図1は、本発明のスプリングコネクタおよ
びその保持構造の第1実施例の縦断面図であり、(a)
は自由な状態を示し、(b)は両面側に配設された基板
によって押圧された状態を示す。図2は、図1に示すコ
イルスプリングの縦断面図である。
0が、導電性バネ材で形成される。そして、その中央部
10aがスペース巻きでその径が大きく形成され、両端
部10b,10cが密着巻きでその径が中央部10aよ
りも小さなものとされ、さらに、一端部10bの軸心が
中央部10aおよび他端部10cの軸心からdだけずら
して形成されている。当接部材12は、導電材からな
り、中間で段差を設け、中間部12aがやや細く形成さ
れ、さらに段差を設けて細径部12bが伸設され、同一
軸上に形成されている。そして、当接部材12の中間部
12aにコイルスプリング10の端部10cが挿入され
弾力により固定される。なお、当接部材12の細径部1
2bは、コイルスプリング10の中間部10aの巻きピ
ッチが減少されて軸方向寸法が縮めれると、軸心をdだ
けずらして形成されたコイルスプリング10の一端部1
0bにその軸心のずれを修正する方向に弾性変形させて
挿入されるように形成され、また当接部材12は、コイ
ルスプリング10の中間部10aの外径より細く形成さ
れている。かかるコイルスプリング10と当接部材12
の2部材によりスプリングコネクタ30が構成されてい
る。
材12を外方に突出させるがコイルスプリング10の中
間部10aを抜け出せない段差を有する孔14aが穿設
される。また、第2絶縁保持板16には、コイルスプリ
ングの一端部10bを外方に突出させるが、中間部10
aを抜け出させない段差を有する孔16aが穿設され
る。そして、孔14,16を対向させて、第1と第2絶
縁保持板14,16が重ねて配設され、第1絶縁保持板
14の外側面から当接部材12の先端部を突出させ、第
2絶縁保持板16の外側面からコイルスプリング10の
一端部10bの先端部を突出させて、スプリングコネク
タ30が第1と第2絶縁保持板14,16で軸方向に抜
け出ないように、図1(a)に示されるごとく、保持さ
れる。
の両側面に基板18,20をそれぞれ配設するならば、
図1(b)に示されるごとく、基板18に当接部材12
の先端が弾接し、基板20にコイルスプリング10の一
端部10bの先端が弾接される。さらに、コイルスプリ
ング10の中間部10aの巻きピッチが減少されて軸方
向寸法が縮められ、当接部材12の細径部12aが軸心
からdだけずらされたコイルスプリング10の一端部1
0bにその軸心のずれを修正する方向に弾性変形させな
がら挿入され、細径部12aが一端部10bの内周に弾
接される。
から細径部12aへさらにコイルスプリング10の一端
部10bを経て基板20に導通接続される。ここで、コ
イルスプリング10の一端部10bは密着巻きであって
筒状の導電材と同様に導電抵抗値は小さなものである。
そこで、2枚の基板18,20間を小さくしかも安定し
た抵抗値で導通させることができる。
クタの一部を変更した要部縦断面図であり、(a)はコ
イルスプリングの一端部の連結部をテーパ状としたもの
であり、(b)は当接部材の細径部の先端をテーパ状と
したものである。
グ10の中間部10aから軸心をずらした細径の一端部
10bに至る連結部において、一端部10bの連結部側
を中間部10a側が広いテーパ状に形成されている。ス
プリングコネクタ30が押圧されて縮められる際に、細
径部12aが一端部10b内に容易かつ確実に挿入され
る。しかも、挿入し易い分だけ、軸心のずれdの量を大
きくすることができ、縮められた状態で、細径部12a
をより強い弾力でコイルスプリング10の一端部10b
の内周に弾接させることができる。
12の細径部12aの先端側が先端で狭いテーパ状に形
成されている。図3(a)のものと同様に、挿入し易
く、それだけスプリングコネクタ30が縮められた状態
で、確実な導通が得られる。
びその保持構造の第2実施例の縦断面図である。図4に
おいて、図1と同じ若しくは均等な部材には同じ符号を
付けて重複する説明を省略する。
ルスプリング40は、一端部40bを密着巻きで細い径
とし、中間部40aから他端部はスペース巻きで一端部
40bより太い径とし、さらに一端部40bはその軸心
が中間部40aの軸心からずらして形成される。また、
導電材からなる当接部材42は、その中間部がコイルス
プリング40の他端部に挿入されて弾性固定される。こ
の中間部より同軸方向に細径部42aが伸設される。ま
た、中間部より先端側には段差を設けてその径を大きく
して抜け止め太径部42bを形成し、さらにその先端側
に段差でその径を細くして当接部42cが形成される。
なお、コイルスプリング40と当接部材42により、ス
プリングコネクタ44が形成される。そして、第1絶縁
保持板14により、当接部材42の当接部42cを外方
に突出させ、抜け止め太径部42bにより外方への抜け
が阻止される。また、第2絶縁保持板16により、コイ
ルスプリング40の一端部40bを外方に突出させ、中
間部40aの段差により外方への抜けが阻止される。軸
方向に押圧されてコイルスプリング40の中間部40a
のスペース巻きの巻きピッチが減少されると、当接部材
42の細径部42aが軸心がずれたコイルスプリング4
0の一端部40aをずれを修正するように弾性変形させ
て挿入され、導通接続される。
接部材が挿入固定されるコイルスプリングの中間部に対
して、一端部が軸心を平行にずらして形成されている
が、これに限られず、コイルスプリングの中間部に対し
て一端部が軸心を斜めとして中間部の軸心と交叉するよ
うにずらして形成しても良い。
タおよびその保持構造の第3実施例の縦断面図である。
図5において、図1および図4と同じ若しくは均等な部
材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
ルスプリング50は、一端部50bを密着巻きで細い径
とし、中間部50aから他端側はスペース巻きで一端部
50bより大きい径とされる。この第3実施例では、コ
イルスプリング50の一端部50bと中間部50aは同
一軸上である。そして、導電材からなる当接部材52
は、その中間部がコイルスプリング50の他端部に挿入
されて弾性固定される。この中間部より先端側は第2実
施例と同様である。しかるに、中間部より一端部50b
側に伸設された細径部50aの軸心がdだけずらされて
形成される。なお、コイルスプリング50と当接部材5
2により、スプリングコネクタ54が形成される。そし
て、第1と第2絶縁保持板14,16により第1と第2
実施例と同様に軸方向への抜けが阻止されて保持され
る。軸方向に押圧されると、当接部材52の細径部52
aが、コイルスプリング50の一端部50bを軸心をず
らす方向に弾性変形させて挿入され、当接部材52の細
径部52aがコイルスプリング50の一端部50bの内
周に弾接されて、導通接続される。
リングコネクタを用いた本発明の集積回路素子用ソケッ
トを図6ないし図8を参照して説明する。図6は、本発
明の集積回路素子用ソケットの一実施例を示し、(a)
は平面図であり、(b)は(a)のA−A矢視断面図で
ある。図7は、図6(b)の拡大部分図である。図8
は、図7に集積回路素子を配置して固定した図である。
ソケット本体60には、集積回路素子62を嵌合挿入し
得る凹部60aが形成される。また、周辺部より側方に
突出させて金属からなる半田付け用プレート60b,6
0bがインサート成形等により設けられ、基板64に対
してソケット本体60が半田付けで適宜に固定できるよ
うになされる。そして、凹部60aの底部60cは、上
述のスプリングコネクタの説明における第2絶縁保持板
16として作用し、集積回路素子62の下面に設けられ
た端子に対応して孔16aに相当する孔60d,60
d...が設けられる。また、この底板60cの上に、第
1絶縁保持板14として作用する絶縁保持板66が重ね
て配設されるとともに集積回路素子62の端子に対応し
て孔14aに相当する孔66a,66a...が設けられ
る。そして、孔60d,60d...と66a,66a...
が連通され、スプリングコネクタ30,30...(4
4,54)がそれぞれ挿入されて保持される。さらに、
凹部60aの外方の周縁に軸68,68により揺動自在
に固定用レバー70,70が設けられて、集積回路素子
用ソケット72が構成される。そして、凹部60aに集
積回路素子62を嵌合挿入して固定用レバー70,70
を略90度揺動させると、集積回路素子62が下方に向
けて押圧され、集積回路素子62は取り外しが阻止され
て固定されるとともにスプリングコネクタ30,3
0...(44,54)を押圧し、集積回路素子62の端
子がスプリングコネクタ30,30...(44,54)
を介して基板64に確実に電気的接続がなされる。
リングコネクタを用いた本発明の接続装置を図9および
図10を参照して説明する。図9は、本発明の接続装置
の一実施例を示し、(a)は平面図であり、(b)は一
部切り欠き正面図である。図10は、本発明の接続装置
を介装して基板と電子機器等の端子を電気的接続させた
状態の断面部分図である。
リングコネクタ30,30...(44,54)が適宜に
多数配列されて、第1と第2絶縁保持板14,16によ
り保持されている。そして、図1(b)に示すごとく、
第1と第2絶縁保持板14,16の両側面に重ねて配設
した基板18,20の間を、スプリングコネクタ30,
30...(44,54)で電気的接続させる。また、図
10に示すごとく、一側面に基板20を重ねて配設し、
他側面にスピーカやマイク等の適宜な電子機器または回
路素子76の端子76aを配設して、電子機器または回
路素子76の端子76aを基板20に電気的接続させ得
る。
プリングコネクタを用いた本発明の検査用基板装置を図
11を参照して説明する。図11は、本発明の検査用基
板装置の一実施例の縦断面図である。
は、当接部材12の当接部先端が一例として円錐状で先
端が尖って形成される。また、コイルスプリング10の
一端側10bの先端が一例として立ち上げられ、テスタ
ー等の検査機器に接続されるケーブル82の一端が半田
付け等により接続される。被検査基板84の検査用端子
に当接部材12の尖った先端が押圧され、確実な電気的
接続を得る。なお、当接部材12の先端形状は、検査用
端子に確実な電気的接続を得るために、複数本の突起や
菊形状等のいかなる形状であっても良い。また、スプリ
ングコネクタ30,30...(44,54)は、被検査
基板84の検査用端子に対応して配設されることは勿論
である
グコネクタおよび該スプリングコネクタを用いた装置は
構成されているので、以下のごとき格別な効果を奏す
る。
タにあっては、押圧されて軸方向寸法が縮められると、
当接部材の細径部がコイルスプリングの密着巻きされた
一端部の内周に弾接され、当接部材から密着巻きされて
筒状導電材と同様なコイルスプリングの一端部に電気的
導通がなされるので、スプリングコネクタの両端間の電
気的抵抗が小さくしかも安定したものとなる。そして、
本発明のスプリングコネクタにあっては、当接部材とコ
イルスプリングの2部材で構成されており、構造が簡単
であるために、極めて小径なものが実現できて高い密度
で配設できるとともに、軸方向寸法も極めて短いものが
実現できる。さらに、コイルスプリングを形成する線材
の径に比べて径の大きな当接部材および一端部が電気経
路となるので、コイルスプリングのスペース巻き部分の
線材を電気経路とするものに比較して、高周波信号の減
衰が極めて少ない。
グコネクタの保持構造にあっては、2枚の絶縁保持板に
よってスプリングコネクタが軸方向に抜け出さないよう
に保持され、組み付けに圧入作業等を必要とせず、その
作業が簡単である。しかも、スプリングコネクタの姿勢
は、絶縁保持板に穿設した孔の軸方向に長い内周壁によ
り規制されるので、従来の圧入するものに比べて姿勢の
バラツキが少なく、それだけ背丈の短いものを実現する
ことができる。
は、対応する端子をそれぞれに有する基板または電子機
器等の間に、本発明の接続装置を介装させて押圧するこ
とで、双方の端子間を確実に電気的接続することがで
き、少ないスペースで電気的接続し得る。
あっては、スプリングコネクタの構造およびそれを保持
する構造が簡単であり、また組み付け作業も簡単であ
り、安価に製造することができる。そして、スプリング
コネクタの背丈が短い分だけ、装置の厚さを薄くでき
る。
用ソケットにあっては、背丈の低いソケットが実現でき
る。また、構造および組み付けが簡単であって、安価に
製造することができる。
造の第1実施例の縦断面図であり、(a)は自由な状態
を示し、(b)は両面側に配設された基板によって押圧
された状態を示す。
る。
変更した要部縦断面図であり、(a)はコイルスプリン
グの一端部の連結部をテーパ状としたものであり、
(b)は当接部材の細径部の先端をテーパ状としたもの
である。
造の第2実施例の縦断面図である。
造の第3実施例の縦断面図である。
示し、(a)は平面図であり、(b)は(a)のA−A
矢視断面図である。
る。
平面図であり、(b)は一部切り欠き正面図である。
等の端子を電気的接続させた状態の断面部分図である。
図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】導電材からなるコイルスプリングを、中央
部をスペース巻きとし、すくなくとも一端部を密着巻き
でその巻径を前記中央部よりも細くし、さらに前記中央
部と一端部の軸心をずらして形成し、前記コイルスプリ
ングの他端部に導電材からなる当接部材を挿入固定し、
この当接部材から前記コイルスプリングの前記一端部側
に向けて軸方向の細径部を伸設し、前記当接部材の先端
と前記コイルスプリングの前記一端部の先端間が押圧に
より前記コイルスプリングの中央部の巻きピッチが減少
されて軸方向寸法が縮まると、前記当接部材の細径部が
前記コイルスプリングの一端部内にその軸心のずれを修
正する方向に弾性変形させて挿入弾接するように構成し
たことを特徴とするスプリングコネクタ。 - 【請求項2】 導電材からなるコイルスプリングを、中
央部をスペース巻きとし、すくなくとも一端部を密着巻
きでその巻径を前記中央部よりも細く形成し、前記コイ
ルスプリングの他端部に導電材からなる当接部材を挿入
固定し、この当接部材から前記コイルスプリングの前記
一端部側に向けて軸方向の細径部を前記コイルスプリン
グと軸心をずらして伸設し、前記当接部材の先端と前記
コイルスプリングの前記一端部の先端間が押圧により前
記コイルスプリングの中央部の巻きピッチが減少されて
軸方向寸法が縮まると、前記当接部材の細径部が前記コ
イルスプリングの一端部内にその軸心をずらす方向に弾
性変形させて挿入弾接するように構成したことを特徴と
するスプリングコネクタ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のスプリングコネ
クタの前記当接部材の径を前記コイルスプリングの中央
部の外径よりも小さく形成し、一方の絶縁保持板に前記
当接部材の先端側を外方に突出させるが前記コイルスプ
リングの中央部は外方に抜け出させない孔を穿設し、他
方の絶縁保持板に前記コイルスプリングの前記一端部の
先端側を外方に突出させるが前記中央部は外方に抜け出
させない孔を穿設し、前記2枚の絶縁保持板により前記
スプリングコネクタを軸方向に抜け出ないように保持し
て構成したことを特徴とするスプリングコネクタの保持
構造。 - 【請求項4】 請求項1または2記載のスプリングコネ
クタの前記当接部材に先端側の径を細くして段差部を形
成し、一方の絶縁保持板に前記当接部材の先端側を外方
に突出させるが前記段差部により外方への抜けが阻止さ
れる孔を穿設し、他方の絶縁保持板に前記コイルスプリ
ングの一端部の先端側を外方に突出させるが前記中央部
は外方に抜け出させない孔を穿設し、前記2枚の絶縁保
持板により前記スプリングコネクタを軸方向に抜け出な
いように保持して構成したことを特徴とするスプリング
コネクタの保持構造。 - 【請求項5】 請求項3または4記載のスプリングコネ
クタの保持構造の前記2枚の絶縁保持板を重ねて配設
し、この重ねて配設した2枚の絶縁保持板の両面側に当
接設置される基板または電子機器または回路素子間を前
記スプリングコネクタにより導通接続するように構成し
たことを特徴とする接続装置。 - 【請求項6】 請求項3または4記載のスプリングコネ
クタの保持構造の前記絶縁保持板の一方の面から突出す
る前記当接部材の先端部または前記コイルスプリングの
前記一端部の先端部に検査機器に接続されるケーブルの
一端を固定ならびに電気的接続し、他方の面から突出す
る前記コイルスプリングの前記一端部の先端または前記
当接部材の先端を被検査基板に当接させるように構成し
たことを特徴とする検査用基板装置。 - 【請求項7】 絶縁材からなるソケット本体に、下面に
端子が配設された集積回路素子を嵌合挿入できる凹部を
形成し、この凹部の底板に重ねて絶縁材からなる保持板
を配設し、前記集積回路素子の端子に対応した位置で、
前記底板と保持板による請求項3または4記載の構造に
よって前記スプリングコイルを保持させるように構成し
たことを特徴とする集積回路素子用ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13586297A JP3243201B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | スプリングコネクタおよび該スプリングコネクタを用いた装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13586297A JP3243201B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | スプリングコネクタおよび該スプリングコネクタを用いた装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10312845A JPH10312845A (ja) | 1998-11-24 |
JP3243201B2 true JP3243201B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=15161507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13586297A Expired - Lifetime JP3243201B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | スプリングコネクタおよび該スプリングコネクタを用いた装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243201B2 (ja) |
Cited By (1)
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