JP2008091318A - 直列ユニット - Google Patents

直列ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2008091318A
JP2008091318A JP2007132996A JP2007132996A JP2008091318A JP 2008091318 A JP2008091318 A JP 2008091318A JP 2007132996 A JP2007132996 A JP 2007132996A JP 2007132996 A JP2007132996 A JP 2007132996A JP 2008091318 A JP2008091318 A JP 2008091318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
unit
housing
input terminal
series unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007132996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4789858B2 (ja
Inventor
Masahiro Otsu
正裕 大津
Hozumi Takeda
穂積 武田
Tsuneyuki Inayoshi
常之 稲吉
Akira Hayakawa
彰 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP2007132996A priority Critical patent/JP4789858B2/ja
Publication of JP2008091318A publication Critical patent/JP2008091318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4789858B2 publication Critical patent/JP4789858B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】壁面への取付時の作業性に優れた直列ユニットを提供する。
【解決手段】直列ユニット1は、テレビ端子6以外に、ユニット筐体3に対して回転可能に枢着されたL字型の入力端子5及び出力端子8を備える。これら入力端子5及び出力端子8は、直列ユニット1をスイッチボックスに収納した時に、入力端子5の回転面(ケーブルのコネクタが着脱される着脱端15の中心軸がなす平面)が、スイッチボックスの開口面と直交し、出力端子8の回転面がスイッチボックスの開口面と平行となるように配置されていると共に、出力端子8の回転範囲は水平方向を0°として±90°以上と成るように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主にテレビ受信システムに利用される直列ユニットに関し、詳しくは特に既設の直列ユニットをリニューアルする場合に作業性のよい直列ユニットの構造に関する。
従来より、アウトレット端子(テレビ端子ともいう)として同軸接栓座を用い、入力端子および出力端子として同軸ケーブルの先端を所定寸法に加工したものを直接接続する、所謂直付けタイプと呼ばれる直列ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年では、地上テレビ放送ばかりでなく、衛星放送を受信するために、衛星コンバータから出力される中間周波数帯の信号を通過させる必要があり、直列ユニットも超広帯域な周波数特性を求められている。このため、アウトレット端子だけでなく、入力端子や出力端子にも、高周波特性やシールド性に優れた同軸接栓座を用いた直列ユニットが主流となっている。
この同軸接栓タイプの直列ユニットでは、略直方体に形成されたハウジングの前面(室内の壁面に沿って配置される面)にアウトレット端子用接栓座を突設すると共に、前記ハウジングの平坦な下面に少なくとも1つの接栓を突設した形状を有するものが一般的である(例えば、特許文献2参照)。
特許3066542号公報 特開2000−173730号公報
ところで、現状は、UHF帯を用いた地上ディジタル放送が各地で放送開始を迎え、2011年には地上アナログ放送が終了する状況にある。しかし、従来の直付けタイプの直列ユニットを用いて構成された受信システムにおいて地上ディジタル放送を受信しようとすると、シールド性の低い直付け部分から外部の妨害電波等が混入する等して、ディジタル放送特有のブロックノイズが映像に現れたり、映像が遮断してしまったりする場合があるという問題があった。
そこで、直付けタイプの直列ユニットを、上記特許文献2に示されているような高周波特性およびシールド性に優れた(イミュニティ特性のよい)直列ユニットに取替えることによって、妨害のない美しい画像の地上ディジタル放送の提供を可能とすることが行われている。
なお、直列ユニットは従来例に示されているように、壁面に設置されたアウトレットボックスやスイッチボックスに取付けられているのが一般的であり、その収納スペースは間口も奥行も極めて狭い限られた空間である。従って、壁面内を引き回されてきた同軸ケーブルは、スイッチボックス等に余長部分を残して収納するような配線はできず、直付けタイプの直列ユニットを取付ける最適な寸法で同軸ケーブルが配設されることになる。つまり、スイッチボックス内に引き込まれている同軸ケーブルは、更に引き出すこともできないし、引き込まれる位置や方向を替える事もできない。
そして、直列ユニットを直付けタイプから同軸接栓座タイプに取替える場合、直付けタイプの直列ユニットから取り外された同軸ケーブルの先端に、同軸接栓座との接続を可能とするためのF型同軸ケーブルコネクタを取付ける必要がある。
この場合、具体的には、直付けされていた同軸ケーブルの先端部分をニッパ等で切断した後、あらためて同軸ケーブルの先端部分を、前記F型同軸ケーブルコネクタに対応した所定長に加工して取付けることになるため、コネクタが取り付けられた同軸ケーブルは、更に短くて余裕のないものとなる。
従って、既設の同軸ケーブルの配線状態によっては、同軸接栓座タイプの直列ユニットに取り替えても、同軸ケーブルの接続ができなかったり、接続できたとしてもスイッチボック等に収納できなかったり、接続や収納ができたとしてもその作業に大きな手間を要したりする場合があるという問題があった。
そこで本発明は、こうした問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、壁面への取付時の作業性に優れた直列ユニットを提供することにある。
他の目的は、既設の直付けタイプの直列ユニットの取り替え用として好適な直列ユニットを提供することにある。
他の目的は、既設の直付けタイプの直列ユニットの取り替え時の作業性の極めてよい直列ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、中心導体および該中心導体と同心的に設けられた外部導体を有する円筒状接栓座から成る入力端子および出力端子、ならびにテレビ端子と、前記入力端子および出力端子、ならびにテレビ端子を支持するユニット筐体と、からなり、各端子は、前記外部導体が前記ユニット筐体を介して電気的に接続され、前記中心導体はユニット筐体内部に形成された空間内において電気的に接続された直列ユニットにおいて、前記入力端子および出力端子は、いずれも、前記ユニット筐体との接続端の向きとケーブル側の端子が着脱される着脱端の向きとが直交する形状を有し、且つ、前記ユニット筐体との接続端において回転可能な可動端子として構成され、しかも、両可動端子の回転により前記着脱端の中心軸がなす平面が、互いに交差するように配設されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の直列ユニットにおいて、前記可動端子のいずれか一方は、該可動端子の回転により前記着脱端の中心軸がなす平面が前記テレビ端子の中心軸に直交するように配設されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、中心導体および該中心導体と同心的に設けられた外部導体を有する円筒状接栓座から成る入力端子および出力端子、ならびにテレビ端子と、前記入力端子および出力端子、ならびにテレビ端子を支持するユニット筐体とを備え、各端子は、前記外部導体が前記ユニット筐体を介して電気的に接続され、前記中心導体はユニット筐体内部に形成された空間内において電気的に接続された直列ユニットにおいて、前記入力端子および出力端子のうち少なくとも一方は、前記ユニット筐体との接続端の向きとケーブル側の端子が着脱される着脱端の向きとが直交する形状を有し、且つ、前記ユニット筐体との接続端において回転可能な可動端子として構成され、しかも、該可動端子の回転により前記着脱端の中心軸がなす平面が、前記テレビ端子の中心軸に直交するように配設されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の直列ユニットにおいて、前記ユニット筐体は、前記テレビ端子が形成された面を前面とする第1筐体部、及び該第1筐体部の背面の一部に突設され、前記第1筐体部の内部に形成された空間と連設した空間を内部に有する第2筐体部を備えた形状に形成され、前記入力端子及び出力端子のうち、一方の端子は前記第1筐体の背面に配置され、他方の端子は前記第1筐体部の背面から立設された前記第2筐体部の側面に配置されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、中心導体および該中心導体と同心的に設けられた外部導体を有する円筒状接栓座から成る入力端子およびテレビ端子と、前記入力端子およびテレビ端子を支持するユニット筐体とを備え、各端子は、前記外部導体が前記ユニット筐体を介して電気的に接続され、前記中心導体はユニット筐体内部に形成された空間内において電気的に接続された直列ユニットにおいて、前記入力端子は、前記ユニット筐体との接続端の向きとケーブル側の端子が着脱される着脱端の向きとが直交する形状を有し、且つ、前記ユニット筐体との接続端において回転可能な可動端子として構成され、しかも、該可動端子の回転により前記着脱端の中心軸がなす平面が、前記テレビ端子の中心軸に直交するように配設されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の直列ユニットにおいて、前記可動端子の回転範囲は180°より大きいことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の直列ユニットにおいて、前記入力端子の代わりに、前記ユニット筐体との接続端と、ケーブル側の端子が着脱され、一方が入力用に他方が出力用に使用される一対の着脱端とを有する二叉端子を備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の直列ユニットにおいて、前記可動端子の着脱端が、同軸ケーブルの先端に接続されたF型プラグを接続可能なF型コネクタからなることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の直列ユニットにおいて、前記可動端子の接続端は、前記外部導体が前記ユニット筐体と電気的接続を保ち、且つ当該接続端の中心軸を回転軸として当該可動端子が回動するように、前記ユニット筐体に形成された取付孔に枢着される構造を有することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載の直列ユニットにおいて、前記ユニット筐体は、前記取付孔を2分割するように形成された一対の分割筐体を一体に固着した構造を有し、前記可動端子の前記接続端の外周面、及び前記分割筐体の前記取付孔を形成するを取付孔形成縁には、一方が溝部、他方が前記溝と係合する凸部となる端子側接続手段及び筐体側接続手段が形成され、前記端子側接続手段を、前記一対の分割筐体にそれぞれ形成された筐体側接続手段で挟み込むことによって、前記可動端子は前記ユニット筐体に枢着可能に組み付けられていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項9に記載の直列ユニットにおいて、前記可動端子の接続端は、前記取付孔を挿通可能な挿通部と、前記取付孔の孔径より大径に形成された鍔部と、前記挿通部の外周面上、かつ、少なくとも前記取付孔の形成部位における前記ユニット筐体の壁面の厚さに等しい長さだけ前記鍔部から離れた位置に形成された溝部とを有し、前記取付孔に前記挿通部を挿通させた状態で、前記溝部に前記取付孔の孔径より大径の係止片を固定することによって、前記可動端子は前記ユニット筐体に枢着可能に組み付けられていることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の直列ユニットにおいて、前記可動端子と前記ユニット筐体との間には、座金が挿入されていることを特徴とする。
本発明では、入力端子及び出力端子のいずれもが回転可能な可動端子として構成され、しかも、両者の回転面が互いに異なるようにされている。このため、壁面に取付けられたスイッチボックスやアウトレットボックス等に引き込まれている引込線の長さに余裕がなくても、可動端子を回転させることにより、引込線をほぼ最短距離で配線することができる。
つまり、既に配線されている引込線の長さや配設方向に制限されることないため、スイッチボックス等の極めて狭い場所であっても、容易に接続作業を行うことができ、ひいては作業時間の短縮を図ることができる。
なお、スイッチボックスやアウトレットボックス等に引き込まれる引き込み線は、一般的には、テレビ端子の中心軸に直交する面に沿って配線される場合が多いため、可動端子のいずれか一方を、その可動端子の回転により着脱端の中心軸がなす平面が、テレビ端子の中心軸に直交するように配設することにより、接続作業の作業性をより確実に向上させることができる。
なお、入力端子及び出力端子は、必ずしもその両方を可動端子として構成する必要はなく、少なくともその一方が、可動端子として構成され、しかも、その可動端子の回転により着脱端の中心軸がなす平面が、テレビ端子の中心軸に直交するように配設されていてもよい。
即ち、上述したように、引込線がテレビ端子の中心軸に直交する面に沿って配線されている状況では、このような構成でも十分に接続作業の作業性を向上させることができる。
この場合、入力端子を可動端子とし、出力端子を省略した構成としてもよい。
また、可動端子の回転範囲を180°より大きくすることにより、様々な引込線の配線状況に対してより好適に対応することができる。
更に、入力端子の代わりに二又端子を備えることにより、さまざまな形態の受信システムにより柔軟に対応することができる。
以下に、本発明を具体化した実施形態の例を、図面を基に詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<全体構成>
図1(a)〜(d)は本発明に係る直列ユニットの模式図であり、図1(a)は背面図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図、図1(d)は上面図である。尚、以下の説明において方向を示す場合、特に明記されない限リ図1(b)における状態を基準としテレビ端子6が突設する方向を前面若しくは正面とし、図1(a)(b)における左右方向及び図1(d)における上下方向を水平方向、図1(c)(d)における左右方向を前後方向、図1(a)(b)(c)における上下方向をそのまま上下方向とする。
図1(a)〜(d)に示すように、直列ユニット1は、電子部品等を収納する空間を有した箱体からなるユニット筐体3と、ユニット筐体3の背面側に回動可能に取り付けられたL字型の入力端子5と、同じくユニット筐体3の背面側に回動可能に取り付けられたL字型の出力端子8と、ユニット筐体3の正面側に設けられたテレビ端子6と、ユニット筐体3の正面側に、テレビ端子6が露出した状態となるように取り付けられ、当該直列ユニット1をスイッチボックスに固定するための端子台7とを備えている。
そして、直列ユニット1は、入力端子5から入力された信号を分岐して、出力端子8とテレビ端子6とから出力するように構成されている。
<端子台の構成>
端子台7は、図10に示すように、テレビ端子6を露出させる孔71と、スイッチボックスに収納される取り付け枠に当該直列ユニットを固定するための係止部73とを備えた周知のものであり、直列ユニット1はこの取り付け枠を介して、壁等に設けられたスイッチボックスに収納,固定される。
<各端子の構成>
図2(a)は、ユニット筐体3に対して回動可能に取り付けられる可動端子としての入力端子5及び出力端子8を拡大した側面図であり、図2(b)は正面図、図2(c)は図2(b)におけるB−B線断面図である。
尚、説明を簡単にするために以下の説明では入力端子5について説明し、同様の構成である出力端子8の説明は省略する。
図2(a)〜(c)に示すように、入力端子5はL字状に接続された中心導体11,17と、その中心導体11,17に対して同心的(即ち断面が円形の円筒状)に設けられた外部導体12とを有し、L字状の外形を有するF型接栓座からなる。
なお、以下では、入力端子5において、L字を形成する二つの部位のうち、ユニット筐体3に取り付けられる側の部位を接続端16、F型プラグが着脱される側の部位を着脱端15と呼ぶ。
また、着脱端15に設けられた中心導体11を第1中心導体、接続端16に設けられた中心導体17を第2中心導体と呼び、第2中心導体17の先端部17aは、接続端16の外部導体12が形成する開口19から外部導体12の外部に突出するように構成されている。
また、着脱端15における外部導体12の外周面にはネジ山が形成されている。一方、接続端16には、着脱端15に連接される側の端面に、外部導体12の内部空間に貫通する貫通孔16aが形成され、その貫通孔16aは蓋体14により閉じられている。更に、接続端16における外部導体12の外周面には、ユニット筐体3と電気的接続を保ちながら該ユニット筐体3に形成された後述する筐体側接続手段(図3に示される30)に枢着するための端子側接続手段20が形成されている。
この端子側接続手段20は、接続端16における外部導体12の先端部に全周に亘って形成された一対の突起部21からなり、この一対の突起部21により溝部22が形成されている。但し、突起部21は、溝部22の底面が接続端16の中心軸から同心円上に適宜に配設されてさえいればよく、必ずしも全周に亘って設ける必要はない。
第1中心導体11は、薄板状の金属材を折り曲げ成形することで製造されたものであり、一端側には同軸ケーブルの中心軸を受入れるバネ性を有した受け部11aが形成されている。一方、第2中心導体17は、少なくともその先端部17aの断面が略円形状に形成されたピン状のコンタクトピンからなる。
そして、これら中心導体11,17は、それぞれ絶縁体13,18により、着脱端15及び接続端16の中心軸の位置に配置され、且つ、受け部11a,先端部17aとは反対側の端部11b,17bが互いに接触するように保持されている。尚、絶縁体13,18は周知の圧入や接着剤等によって外部導体12の内部に固着される。
また、外部導体12の内部で互いに接触する中心導体11,17の端部11b,17bは、貫通孔16aを介して、例えば半田付け等によって固着される。そして、蓋体14は、貫通孔16aを隙間なく塞ぎ、良好なシールド性が確保されるように、圧入や螺合によって固定される。
また、テレビ端子6(図1(b)参照)は、中心導体と、その中心導体に対して同心的(即ち断面が円形の円筒状)に設けられた外部導体とからなる円筒状接栓座からなり、入力端子5の着脱端15と同様に構成されている。
<ユニット筐体の構成>
次に、ユニット筐体3は、図1(a)〜(d)に示すように、前方に位置する第1筐体部3aと、第1筐体部3aの背面から後方に突設され、水平方向の寸法が第1筐体部3aより短い第2筐体部3bとからなる。これら第1筐体部3aと第2筐体部3bとは、連続した内部空間を形成するように構成されている。つまり、ユニット筐体3は、上下方向に直交する面に沿った断面形状が略凸の字状となるように構成されている。
そして、入力端子5は、第2筐体部3bの水平方向の両側に位置する側面のうち、一方の側面(図1(a)中では左側の側面)に突設され、水平方向に沿った軸を中心にして回動するように取り付けられている。また、出力端子8は、入力端子5とは第2筐体部3bを挟んで反対側(図1(a)中では右側)、且つ第1筐体部3aの後側面に突設され、前後方向に沿った軸を中心にして回動するように取り付けられている。
つまり、入力端子5は、当該入力端子5を回転させることで着脱端15の中心軸がなす平面(以下、入力端子5の回転面という)が、水平方向と直交するようにされており、出力端子8は、当該出力端子8を回転させることで着脱端の中心軸がなす平面(以下、出力端子8の回転面という)が前後方向(即ち、テレビ端子6の中心軸に沿った方向)と直交するようにされている。
また、図1(a)に示すように、出力端子8を回動させた時に、出力端子8に当接して出力端子の回転範囲を制限する場所に位置する第2筐体部3b側面は、出力端子8の回転範囲が180°を超えるように、傾斜が設けられている。なお、本実施形態では、出力端子8の回転角度は、水平方向を0°として±110°に設定され、即ち、220°の回転範囲を有するように構成されている。
また、ユニット筐体3は、後述するように主として下面を開口した上側筐体31と、主として上面を開口した下側筐体32とからなり、これら上下に2分割された上側筐体31及び下側筐体32を一体に固着することで形成されている。なお、ユニット筐体3(即ち、上側筐体31および下側筐体32)は、例えば、アルミダイカストのような導電材を成形することにより製造されている。
<ユニット筐体の内部構成>
次に図3(a)(b)を用いてユニット筐体3の内部構成を説明する。
なお、図3(a)は図1(a)におけるA−A線断面図であり、上側筐体31を外した状態の下側筐体32と、入力端子5およびテレビ端子6の断面とが示されている。また、図3(b)は下側筐体の一部を破断した斜視図である。但し、上側筐体31及び下側筐体32の外形形状は、図面を見やすくするために一部簡略化されている。
図3(a)に示すように、下側筐体32は、主として上面(図における手前)を開口し内部に空間を有する箱体であり、上側筐体31と組み合わせた時に、その上側筐体31と接触する下側筐体32の開口端面32aを有する。
また、下側筐体32の前面壁33には、テレビ端子6の外部導体を形成する突起が一体的に形成されている。そして、テレビ端子6の内部には、絶縁体によって中心導体9が、その先端部9aが筐体内部に突設するように保持されている。
下側筐体32の内部に形成された空間内には、電子部品が組み込まれたプリント配線板50が組付けられている。このプリント配線板50は、下側筐体32内部に形成された複数の突設片38に半田付け等によって固着されている。つまり、この突設片38を介して、プリント配線板50上に形成されたアース側導電体と下側筐体32との電気的な導通状態が確保されるように構成されている。また、テレビ端子6の中心導体9の先端部9aは、プリント配線板50上に形成された信号側導電体と半田付け等によって接続されている。
そして、下側筐体32の中で、入力端子5の取付位置となる第2筐体部3bの側面に対応する位置には、図3(b)に示すように、開口端面32aから半円状に筐体を切り欠いてなる下側凹部30aが形成されている。
また、上側筐体31にも、この下側凹部30aと対向する位置に上側凹部30a(図において破線で示される)が形成されており、上側筐体31と下側筐体32とを組み合わせることによって、これら凹部30aが略円形状の孔からなる筐体側接続手段30を形成するように構成されている。そして、筐体側接続手段30を構成する孔の周縁には、その全周にわたって、一定の厚さを有するリング状壁30bが形成されている。
なお、このような筐体側接続手段30は、出力端子8の取付位置となる第1筐体部3aの背面にも形成されている。
そして、上側筐体31と下側筐体32とを一体に固着する際には、筐体側接続手段30を形成する下側筐体32の下側凹部30aに形成されたリング状壁30bに、入力端子5の端子側接続手段20を構成する溝部22が嵌り込むように入力端子5を載置し、その後、上側筐体31の上側凹部30aに形成されたリング状壁30bに、端子側接続手段20を構成する溝部22が嵌り込むように上側筐体31を組み付けることで、入力端子5はユニット筐体3に枢着される。これは出力端子8も同様である。
図3(b)に示すように、下側筐体32の端面32aの所定位置には、内部に雌ねじが形成されたネジ孔34が形成され、また上側筐体31にはこれらのネジ孔34に対向する位置に上側筐体31を貫通する貫通孔35が形成されている。
そして、互いに閉じ合わされた上側筐体31と下側筐体32とは、ネジ孔34,35に上側筐体31側からネジ棒36を挿入螺合することによって一体に固着される。
次に、図4(a)〜(d)を用いて入力端子5および出力端子8の中心導体17とプリント配線板50に形成された信号側導電体との接続について説明する。
図4(a)〜(c)は、入力端子5及び出力端子8の中心導体17を筐体内部に引き込むための構造である接続端子55の構成、およびその接続端子55に中心導体17を接続する手順を示す説明図である。また、図4(d)は、プリント配線板50に固定された接続端子55を、図4(a)〜(c)中の上方から見た平面図である。
図4(a)〜(d)に示すように、プリント配線板50上には、入力端子5および出力端子8が取付けられる位置に対向して、接続端子55が備えられている。
この接続端子55は、弾性を有する薄板状の導電材を折り曲げ加工した一対の接続片55aから構成されており、各接続片55aは、基体56と、基体からプリント配線板50の上方に向かって折り曲げ形成された接触片57とから成る。接触片57は基体56に連設され接触片57を中心導体に向かって付勢する付勢片57aと、該付勢片57aに引き続いて形成された前記中心導体17を摺動保持する摺動保持部57bと、摺動保持部57bから上方に向かって拡開する受け部57cとから構成されている。
そして、このような構成を有する一対の接続片55aを対向させて配設する事によって接続端子55は形成されている。なお、各接続片55aは、基体56から下方に向い突設した止着爪54を、プリント配線板50に形成されたスルーホールに挿通させて半田付けすることによって、プリント配線板50に固着されている。
そして、入力端子5を下側筐体32に装着する際に、中心導体17は受け部57cを外方向に広げながらプリント配線板50方向に進む(図4(b)参照)。そして、入力端子5の端子側接続手段20が下側筐体32の筐体側接続手段30に正しく載置されると、中心導体17は摺動保持部57bに正しく収まるように構成されている。
そして、付勢片57aに付勢された接触片57が中心導体17との接触を良好に保持する。また、中心導体17は上述のように、少なくともその先端部分の断面形状が円形のピン状に形成されていることから中心導体17が回転しても接続端子55と良好な接触が保持される。
<作用効果>
ここで直列ユニット1の取り付けについて説明し、この直列ユニット1が持つ作用効果について詳細に説明する。
なお、 図5は直列ユニットをスイッチボックスに取付けるための配線の状態を示す概略説明図である。特に、図5中のA−1〜A−3は、既設の直付けタイプの直列ユニットを取り外し、各引込線の先端部を再加工した後に同軸ケーブルコネクタを組付けた状態を示す図である。図5中のB−1〜B−3は、入力端子,出力端子がいずれも上方に突出するように形成された従来の同軸接栓座タイプの直列ユニット(従来品1という)についての配線状態を示す図である。図5中のC−1〜C−3は、入力端子が上方に突出するように固定され、出力端子のみ本発明に係る直列ユニット1の入力端子5と同様な回動動作が可能となるように構成された従来の同軸接栓座タイプの直列ユニット(従来品2という)についての配線状態を示す図である。図5 D−1〜D−3が本発明に係る直列ユニット1の場合についての配線状態を示す図である。
但し、図5中のA−1,B−1,C−1,D−1は入力側の引込線と出力側の引込線が同一方向に配設された場合を示すものであり、図5中のA−2,B−2,C−2,D−2は入力側の引込線と出力側の引込線が同一軸線上に沿うように上下方向から配設された場合を示すものであり、図5中のA−3,B−3,C−3,D−3は入力側の引込線と出力側の引込線が軸線の異なる位置の上下方向から配設された場合を示すものである。
尚、実験の条件として入力側の引込線の長さが7cm、出力側の引込線の長さが8cmであり、夫々の同軸ケーブルはS5CFBの先端部に同軸ケーブルコネクタを接続したものとする。
先ず、従来品1についてその取付性を評価すると、図5中のB−1に示すように、引込線が同一方向であればその取付性に問題はない。図5中のB−2、B−3に示すように、引込線が同一軸線に沿うように若しくは異なる位置の上下方向から引き込まれている場合は、取り付け可能であるもものの、一方の同軸ケーブルが長くないと取り付けができないと言った条件付きで取付可となる。
次に、従来品2についてその取付性を評価すると、図5中のC−1に示すように、引込線が同一方向であればその取付性に問題はない。図5中のC−2に示すように、引込線が同一軸線に沿うように上下方向から引き込まれている場合は、(a)のように出力端子を上側に向けた状態で引き回せば取り付け可能であるもものの、一方の同軸ケーブルが長くないと取り付けができないと言った条件付きでの取付が可能となる。また(b)のように出力端子を下側に回転させれば、コネクタの接続時の容易性は有するものの、直列ユニットを収納する時に、同軸ケーブルが直列ユニットを取付ける為の取付枠取付用ボスに接触して収納できない場合がある。また、収納できたとしてもケーブルを急激に曲げる必要があり、これによって生じる無理な力が引込線の先端に接続されたコネクタの着脱端に加わることとなり、信頼性の問題がある。図5中のC−3に示すように引込線が同一軸線の異なる位置の上下方向から引き込まれている場合、取付は問題ない。
次に、本実施形態の直列ユニット1についてその取付性を評価すると、図5中のD−1に示すように、引込線が同一方向であれば従来品と同様にその取付性に問題はない。図5中のD−2に示すように、引込線が同一軸線に沿うように上下方向から引き込まれている場合は、出力端子を下向きになるように回転させれば、直列ユニットを収納する時に、出力端子は下方向から更に内方向に傾く(直列ユニット1では、真下を基準として更に略20°内方向に傾く)ので、出力端子の突出方向が、下側から引き込まれている引込線の引き入れ口方向を向き、同軸ケーブルがボスに接触する事はない。これによって引込線を急激に曲げる必要がなく、引込線の先端に接続されたコネクタの着脱端に無理な力が加わることがないので、作業性よく取り付け可能であるばかりか、接続の信頼性の高い配線が可能となる。次に、図5中のD−3に示すように、引込線が異なる位置の上下方向から引き込まれている場合は、出力端子が下側の引込線の取り入れ口方向に向くので、引込線を格別に略S字状に加工しなくてもよく、その接続性は更に向上したものとなる。
以上説明したように、直列ユニット1は、スイッチボックスに収納された時に、入力端子5の回転面がスイッチボックスの開口面と直交し、且つ、スイッチボックスの後方底面に向かうように上下に回転)し、出力端子8の回転面がスイッチボックスの開口面と平行となるようにされていると共に、出力端子8の回転範囲は水平方向を0°として±90°以上(本願の実施形態では、±110°)と成るように構成されている。
これにより、直列ユニット1によれば、スイッチボックス内への引込線の引き込み方向に関係なく、常に、同軸ケーブルの最小曲げ半径を守って配線を行うことができ、また、その接続作業も容易となるため、作業時間の短縮を図ることができる。
また、直列ユニット1は、特に直付けタイプのものから同軸接栓座タイプのものにリニューアル工事するに際してその有用性を著しく示すものである。
即ち、直付けタイプの直列ユニットを外した後の引込線の先端に同軸ケーブルコネクタを付け直すためには、引込線の加工済み部分を切断する必要があり、コネクタ取付後はスイッチボックス内に突出している引込線は当初より短くなってしまう。
ところが、直列ユニット1を用いれば、入力端子5および出力端子8の回転と、出力端子8の回転範囲の広さによって、引込線が短い場合であっても、その接続性が損なわれることはないのである。
ここで、本実施形態の直列ユニット1を用いるリニューアル工事の好適な例について具体的に説明する。UHF帯を使った地上ディジタル放送が開始され、2011年7月には地上アナログ放送が終了する事になっている。この地上ディジタル放送を受信しようとすると、例えばすでに配線されているテレビ受信システムが直付けタイプの直列ユニットを使っていれば、直列ユニットと同軸ケーブルの着脱端である直付け部分から外部からの妨害電波を受けて、映像に、ディジタル放送特有のブロックノイズがでたり、ひどいときには映像が遮断してしまったりと言った問題が発生する場合がある。そこで、直付けタイプの直列ユニットを使用した受信システムを早急に地上ディジタル放送受信システムに対応させることが求められる。そこで、このリニューアル工事に、本発明に係る直列ユニットを用いれば、何れの受信システムにおいても、素早く容易に、且つ、安価に、地上ディジタル対応に変更することができるのである。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6(a)〜(d)は、本実施形態に係る直列ユニット1Aの模式図であり、図6(a)は背面図、図6(b)は正面図、図6(c)は側面図、図6(d)は上面図である。
なお、直列ユニット1Aは、直列ユニット1と一部構成が異なるだけであるため、構成の相違する部分を中心に説明する。
図6(a)〜(d)に示すように、直列ユニット1Aは、ユニット筐体3が第2筐体部3bのない第1筐体部3aだけからなる形状を有している。
そして、入力端子5は、出力端子8と同様に、ユニット筐体3の背面に回転可能に枢着支持され、入力端子5の回転面がユニット筐体3の背面と平行となるように配設されている。
このように構成された直列ユニット1Aは、第1実施形態の直列ユニット1とは入力端子5の回転方向が異なるだけであり、直列ユニット1と同様の効果を得ることができる。
なお、入力端子5および出力端子8のうちの一方は、回転不能に固定されていてもよい。
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図7(a)〜(d)は、本実施形態に係る直列ユニット1Bの模式図であり、図7(a)は背面図、図7(b)は正面図、図7(c)は側面図、図7(d)は上面図である。
なお、直列ユニット1Bは、直列ユニット1と一部構成が異なるだけであるため、構成の相違する部分を中心に説明する。
図7(a)〜(d)に示すように、直列ユニット1Bは、入力端子5の代わりに、F型プラグの外部導体と接続する接続部(着脱端)15を二つ備え、外形形状がT字型を有する二又端子95が用いられている以外は、直列ユニット1と同様に構成されている。
なお、二又端子95は、一方が入力用,他方が出力用として用いられる。
このように構成された直列ユニット1Bによれば、二又端子95の可動範囲が、直列ユニット1の入力端子5より制限されるものの、直列ユニット1と同様の効果を得ることができる。
また、直列ユニット1Bによれば、出力用の端子が二つ存在するため、より様々な形態の受信システムを柔軟に構成することができる。
なお、本実施形態では、二又端子95をその接続端16の中心軸を回転軸として回転するようにユニット筐体3に取り付けられているが、図8に示す直列ユニット1Cのように、接続端16の回転軸と直交し、且つ着脱端15の中心軸に沿った軸を回転軸として、回転するように取り付けてもよいし、回転不能に固定されていてもよい。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
なお、本実施形態の直列ユニット1Dは、外形形状が第1実施形態のものと同じであり、入力端子5(出力端子8も同様)をユニット筐体3に枢着する部分の構造が、第1の実施形態のものと一部異なるだけであるため、この異なる部分を中心に説明する。
図9(a)は、直列ユニット1Dの断面図(図1(a)におけるA−A線断面図に相当)、図9(b)は摺動部材を説明する概略図、図9(c)は摺動部材を2つ組み合わせた時の斜視図である。
図9(a)に示すように、リング状壁30bの側面と溝部22側面との間のどちらか一方若しくは両方(図では外側のみ)に、弾性導電材からなる摺動部材40が挿入されている。
なお、摺動部材40は、図9(b)に示すように、半円形状の弾性金属材を波型に成形することにより構成されている。
そして、この摺動部材40は、上側筐体31及び下側筐体32の凹部30aに入力端子5を組み付ける際に、筐体側接続手段30を構成するリング状壁30bと共に、端子側接続手段20を構成する溝部22に挟み込まれる。なお、各筐体31,32に一つずつ摺動部材40を挟み込むことにより、ユニット筐体3が組みあがった状態では、図9(c)に示すように、摺動部材40は上下合わせて略円形状に構成されてリング状壁30bの側面と溝部22側面との外側の間に取付けられることになる。
このように構成された本実施形態の直列ユニット1Dによれば、摺動部材40によって、入力端子5及び出力端子8の回動を滑らかにすることができると共に、入力端子5及び出力端子8とユニット筐体3との電気的接触が改善され、シールド性を向上させることができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図11は、直列ユニット1Eを、端子台7を取り外した状態で示した斜視図である。
図11に示すように、本実施形態の直列ユニット1Eは、ユニット筐体103の外形、及び入力端子105,出力端子108,テレビ端子106の配置、テレビ端子106の構成については、は第1実施形態のものと同様である。
但し、ユニット筐体103の分割構造、入力端子105及び出力端子108の構成、及びこれら端子105,108のユニット筐体103への枢着構造が第1実施形態とは異なっているため、以下では、その異なる部分を中心に説明する。
<入力端子及び出力端子の構成>
図12(a)は図11に示された入力端子105及び出力端子108を拡大した側面図であり、図12(b)は正面図、図12(c)は図12(b)におけるB−B線断面図である。
尚、説明を簡単にするために以下の説明では入力端子105について説明し、同様の構成である出力端子108の説明は省略する。
図12(a)〜(c)に示すように、入力端子105はL字状に接続された中心導体111と、その中心導体111に対して同心的(即ち断面が円形の円筒状)に設けられた外部導体112とを有し、L字状の外形を有するF型接栓座からなる。なお、以下では、入力端子105において、L字を形成する二つの部位のうち、ユニット筐体103に取り付けられる側の部位を接続端116、F型プラグが着脱される側の部位を着脱端115という。
また、着脱端115における外部導体112の外周面にはネジ山が形成されている。一方、接続端116における外部導体112の外周面には、ユニット筐体103と電気的接続を保ちながら該ユニット筐体103に形成された後述する筐体側接続手段(図13に示される130)に枢着するための端子側接続手段120が形成されている。
なお、端子側接続手段120は、接続端116における外部導体112に全周に亘って形成された鍔部121と、鍔部121より接続端116の先端側に全周に亘って形成された溝部122とからなる。
中心導体111は、薄板状の金属材を折り曲げ成形することで製造されたものであり、その両端には、同軸ケーブルの中心軸や断面が円形に形成されたコンタクトピンを受入れるバネ性を有した受け部111a,111bが形成されている。
そして、中心導体111は、L字を形成する直線状に形成された二つの部分が、それぞれ絶縁体113,118によって、それぞれ着脱端115及び接続端116の中心軸の位置に配置されるように保持されている。
尚、絶縁体113,118は周知の圧入や接着剤等によって外部導体112の内部に固着される。また、中心導体111及び絶縁体113,118を外部導体112に組み付ける際には、中心導体111を弾性変形させて外部導体112に挿入すればよい。
<ユニット筐体の構成>
ユニット筐体103は、図11に示すように、第1実施形態におけるユニット筐体3と同様に、前方に位置する第1筐体部103aと、第1筐体部103aの背面から後方に突設され、水平方向の寸法が第1筐体部103aより短い第2筐体部103bとからなり、これら第1筐体部103aと第2筐体部103bとは、連続した内部空間を形成するように構成されている。
ここで、図13は、直列ユニット1Eを分解した状態で示す斜視図である。
図13に示すように、ユニット筐体103は、上面に開口を有し、プリント配線板150を収納する箱状ケース131と、箱状ケース131の開口を塞ぐ蓋体132とからなり、これら箱状ケース131及び蓋体132を一体に固着することで形成されている。
そして、箱状ケース131には、入力端子105及び出力端子108の取付位置に、箱状ケース131を円形状に切り欠いてなる筐体側接続手段としての取付孔130が形成されている。
また、プリント配線板150には、入力端子105及び出力端子108の受け部111bに接続されるコネクトピン153が設けられており、これらコネクトピン153は、プリント配線板150を箱状ケース131内に収納した時に、取付孔130の中心を貫通するように配置されている。また、コネクトピン153は、プリント配線板150上に形成された信号側導体に半田付け等によって接続されている。
<入力端子及び出力端子の取付>
図14(a)は、入力端子105を枢着する取付孔130付近の構造を示す断面図である。
図14(a)に示すように、入力端子105は、接続端116に形成された鍔部121より先端側の部分が取付孔130に挿入されている。そして、箱状ケース131の外面と鍔部121との間に配置された皿バネ座金140と、箱状ケース131の内部にて、溝部122に取り付けられた係止片(例えば、E型止め輪)145とにより、入力端子105は、取付孔130に枢着されている。
なお、皿バネ座金140とは、図15(a)に示す平面形状と、図15(b)に示す断面形状を有する周知のものである。また、出力端子108も同様の構造で取付孔130に枢着されている。
<効果>
以上説明したように、直列ユニット1Eでは、入力端子105及び出力端子108とユニット筐体103とが接触する部分(以下、枢着部分という)に、接触部位が線接触となる皿バネ座金140を配置している。
従って、直列ユニット1Eによれば、この枢着部分に、接触部位が点接触となる摺動部材40を用いる場合と比較して、枢着部分からユニット筐体103内への電磁波の侵入を、より確実に防止することができるため、イミュニティを更に向上させることができると共に、枢着部分の全周にわたって均一な弾性が得られるため、入力端子105及び出力端子108をスムーズで滑らかに回動させることができる。
なお、本実施形態では、鍔部121を、ユニット筐体103の外面と平行となるように直線的に構成したが、図14(b)に示すように、鍔部121の先端部分を、溝部122側に向けて屈曲させ、ユニット筐体103の外面と共に袋状の空間を形成する形状に構成してもよい。この場合、皿バネ座金140によって鍔部121とユニット筐体103の外面との間に生じる隙間をより小さくすることができ、その結果、直列ユニット1Eのイミュニティをより一層向上させることができる。
なお、本実施形態にて説明したユニット筐体103,入力端子105,出力端子108の構造、及び入力端子105,出力端子108を枢着するための構造は、第1実施形態の直列ユニット1に限らず、第2〜第3実施形態として示した直列ユニット1A〜1Cに適用してもよい。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
本実施形態の直列ユニット1Fは、第4実施形態の直列ユニット1Eとは一部構成が異なるだけであるため、この異なる部分を中心に説明する。
<全体構成>
図16は、直列ユニット1Fの斜視図であり、図17は、直列ユニット1Fを分解した状態で示した斜視図である。但し、いずれも端子台7を除去した状態を示す。また、図17では、図面を見やすくするため、入力端子105及び出力端子108を簡易化して示すと共に、入力端子105及び出力端子108の枢着に用いる皿バネ座金140の図示を省略している。
図16及び図17に示すように、直列ユニット1Fは、テレビ端子106を二つ備えている。
つまり、入力端子105から入力された信号を三分岐して、出力端子108及び二つのテレビ端子106から出力するように構成されている。
また、各端子105,106,108が設けられるユニット筐体203は、第1のプリント配線板150を収納し、第6実施形態におけるユニット筐体103と同様の外形形状を有する第1筐体部203aと、その下部に延設され、第2のプリント配線板155を収納する第2筐体部203bとからなり、両者は連続した内部空間を形成するように構成されている。
<ユニット筐体の構成>
そして、ユニット筐体203は、第1筐体部203aの上面、及び第2筐体部203bの背面に、プリント配線板150,155の収納を可能とするための開口が形成された箱状ケース231と、それらの開口を塞ぐ蓋体232,233とからなり、これら箱状ケース231及び蓋体232,233を一体に固着することで形成されている。
なお、第1のプリント配線板150は、第2のプリント配線板155との接続に用いる接続端子(図示せず)を有する以外は、第6実施形態におけるプリント配線板150と同様に構成され、第2のプリント配線板155は、下側のテレビ端子の中心導体が半田付け等によって固定されると共に、第1のプリント配線板150の接続端子に半田付けされる接続端子(図示せず)を有している。
また、入力端子105,出力端子108の構成及び枢着構造は、第6実施形態の場合と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<効果>
以上説明したように、直列ユニット1Fは、テレビ端子106が二つ設けられている以外は、第6実施形態の直列ユニット1Eと同様に構成されているため、これと同様の効果を得ることができるだけでなく、多くのテレビ端子106を設ける必要がある場合に、好適に用いることができる。
[他の実施形態]
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、以下に示すように各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
例えば、上記各実施形態において、入力端子5,105と出力端子8,108とを入れ替えて構成してもよい。
また、出力端子8,108は必ずしも必要ではなく、省略されていてもよい。但し、この場合、入力端子5,105の回転面は、テレビ端子6,106の中心軸と直交するように構成する必要がある。
また、テレビ端子6,106は、3個以上設けられていてもよい。
また、第5及び第6の実施形態の入力端子105の代わりに、第3実施形態にて示した二又端子95を用いてもよい。
また、第5,第6実施形態において、皿バネ座金140の挿入位置は、鍔部121とユニット筐体103,203の外壁面との間に限らず、ユニット筐体103,203の内壁面と係止片145との間であってもよい。更に、第4〜第6実施形態では、入力端子5,105や出力端子8,108の枢着部位に、半円形状の弾性金属材を波型に成形してなる摺動部材40や皿バネ座金140を挿入しているが、これら以外の座金を挿入してもよい。
本発明の第1実施形態に係る直列ユニットの模式図であり、(a)は背面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は上面図である。 (a)は図1に示される入力端子及び出力端子を拡大した側面図であり、(b)は正面図、(c)は図2(b)におけるB−B線断面図である。 (a)は図1(a)におけるA−A線断面図であり、(b)は下側筐体の一部を破断した斜視図である。 入力端子及び出力端子の中心導体と筐体内部に引き込むための接続方法を示す一部を拡大した説明図である。 直列ユニットをスイッチボックスに引き込むための配線の状態を示す概略説明図である。 本発明の第2実施形態に係る直列ユニットの模式図であり、(a)は背面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は上面図である。 本発明の第3実施形態に係る直列ユニットの模式図であり、(a)は背面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は上面図である。 第3実施形態の変形例に係る直列ユニットの模式図であり、(a)は背面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は上面図である。 本発明の第4実施形態を示す説明図であり、(a)は図1(a)におけるA−A線断面図、(b)は摺動部材を説明する概略図、(c)は摺動部材を2つ組み合わせた時の斜視図である。 端子台を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る直列ユニットを、端子台を取り外した状態で示した斜視図である。 (a)は図11に示される入力端子及び出力端子を拡大した側面図であり、(b)は正面図、(c)は図12(b)におけるB−B線断面図である。 第5実施形態に係る直列ユニットを分解した状態で示す斜視図である。 (a)は入力端子を枢着する取付孔付近の構造を示す断面図であり、(b)はその変形例の構造を示す断面図である。 (a)は皿バネ座金の平面形状を示す平面図、(b)はその断面形状を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る直列ユニットを、端子台を取り外した状態で示した斜視図である。 第6実施形態に係る直列ユニットを分解した状態で示す斜視図である。
符号の説明
1,1A〜1F…直列ユニット、3,103,203…ユニット筐体、3a,103a,203a…第1筐体部、3b,103b,203b…第2筐体部、5,105…入力端子、6,106…テレビ端子、7…端子台、8,108…出力端子、9,11,17,111…中心導体、12,112…外部導体、13,18,113,118…絶縁体、14…蓋体、15,115…着脱端、16,116…接続端、20,120…端子側接続手段、21…突起部、22,122…溝部、30…筐体側接続手段、30a…凹部、30b…リング状壁、31…上側筐体、32…下側筐体、33…前面壁、34…ネジ孔、35…貫通孔、36…ネジ棒、38…突設片、40…摺動部材、50,150,155…プリント配線板、54…止着爪、55…接続端子、56…基体、57…接触片、57a…付勢片、57b…摺動保持部、57c…受け部、71…孔、73…係止部、95…二又端子、121…鍔部、130…取付孔、131,231…箱状ケース、132,232,233…蓋体、140…皿バネ座金、153…コネクトピン。

Claims (12)

  1. 中心導体および該中心導体と同心的に設けられた外部導体を有する円筒状接栓座から成る入力端子および出力端子、ならびにテレビ端子と、前記入力端子および出力端子、ならびにテレビ端子を支持するユニット筐体とを備え、各端子は、前記外部導体が前記ユニット筐体を介して電気的に接続され、前記中心導体はユニット筐体内部に形成された空間内において電気的に接続された直列ユニットにおいて、
    前記入力端子および出力端子は、いずれも、前記ユニット筐体との接続端の向きとケーブル側の端子が着脱される着脱端の向きとが直交する形状を有し、且つ、前記ユニット筐体との接続端において回転可能な可動端子として構成され、しかも、両可動端子の回転により前記着脱端の中心軸がなす平面が、互いに交差するように配設されていることを特徴とする直列ユニット。
  2. 前記可動端子のいずれか一方は、該可動端子の回転により前記着脱端の中心軸がなす平面が前記テレビ端子の中心軸に直交するように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の直列ユニット。
  3. 中心導体および該中心導体と同心的に設けられた外部導体を有する円筒状接栓座から成る入力端子および出力端子、ならびにテレビ端子と、前記入力端子および出力端子、ならびにテレビ端子を支持するユニット筐体とを備え、各端子は、前記外部導体が前記ユニット筐体を介して電気的に接続され、前記中心導体はユニット筐体内部に形成された空間内において電気的に接続された直列ユニットにおいて、
    前記入力端子および出力端子のうち少なくとも一方は、前記ユニット筐体との接続端の向きとケーブル側の端子が着脱される着脱端の向きとが直交する形状を有し、且つ、前記ユニット筐体との接続端において回転可能な可動端子として構成され、しかも、該可動端子の回転により前記着脱端の中心軸がなす平面が、前記テレビ端子の中心軸に直交するように配設されていることを特徴とする直列ユニット。
  4. 前記ユニット筐体は、前記テレビ端子が形成された面を前面とする第1筐体部、及び該第1筐体部の背面の一部に突設され、前記第1筐体部の内部に形成された空間と連設した空間を内部に有する第2筐体部を備えた形状に形成され、
    前記入力端子及び出力端子のうち、一方の端子は前記第1筐体の背面に配置され、他方の端子は前記第1筐体部の背面から立設された前記第2筐体部の側面に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の直列ユニット。
  5. 中心導体および該中心導体と同心的に設けられた外部導体を有する円筒状接栓座から成る入力端子およびテレビ端子と、前記入力端子およびテレビ端子を支持するユニット筐体とを備え、各端子は、前記外部導体が前記ユニット筐体を介して電気的に接続され、前記中心導体はユニット筐体内部に形成された空間内において電気的に接続された直列ユニットにおいて、
    前記入力端子は、前記ユニット筐体との接続端の向きとケーブル側の端子が着脱される着脱端の向きとが直交する形状を有し、且つ、前記ユニット筐体との接続端において回転可能な可動端子として構成され、しかも、該可動端子の回転により前記着脱端の中心軸がなす平面が、前記テレビ端子の中心軸に直交するように配設されていることを特徴とする直列ユニット。
  6. 前記可動端子の回転範囲は180°より大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の直列ユニット。
  7. 前記入力端子の代わりに、前記ユニット筐体との接続端と、ケーブル側の端子が着脱され、一方が入力用に他方が出力用に使用される一対の着脱端とを有する二又端子を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の直列ユニット。
  8. 前記可動端子の前記着脱端が、同軸ケーブルの先端に接続されたF型プラグを接続可能なF型コネクタからなることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の直列ユニット。
  9. 前記可動端子の接続端は、前記外部導体が前記ユニット筐体と電気的接続を保ち、且つ当該接続端の中心軸を回転軸として当該可動端子が回動するように、前記ユニット筐体に形成された取付孔に枢着される構造を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の直列ユニット。
  10. 前記ユニット筐体は、前記取付孔を2分割するように形成された一対の分割筐体を一体に固着した構造を有し、
    前記可動端子の前記接続端の外周面、及び前記分割筐体の前記取付孔を形成するを取付孔形成縁には、一方が溝部、他方が前記溝と係合する凸部となる端子側接続手段及び筐体側接続手段が形成され、
    前記端子側接続手段を、前記一対の分割筐体にそれぞれ形成された筐体側接続手段で挟み込むことによって、前記可動端子は前記ユニット筐体に枢着可能に組みつけられていることを特徴とする請求項9に記載の直列ユニット。
  11. 前記可動端子の接続端は、
    前記取付孔を挿通可能な挿通部と、
    前記取付孔の孔径より大径に形成された鍔部と、
    前記挿通部の外周面上、かつ、少なくとも前記取付孔の形成部位における前記ユニット筐体の壁面の厚さに等しい長さだけ前記鍔部から離れた位置に形成された溝部と、
    を有し、
    前記取付孔に前記挿通部を挿通させた状態で、前記溝部に前記取付孔の孔径より大径の係止片を固定することによって、前記可動端子は前記ユニット筐体に枢着可能に組み付けられていることを特徴とする請求項9に記載の直列ユニット。
  12. 前記可動端子と前記ユニット筐体との間には、座金が挿入されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の直列ユニット。
JP2007132996A 2006-05-18 2007-05-18 直列ユニット Expired - Fee Related JP4789858B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007132996A JP4789858B2 (ja) 2006-05-18 2007-05-18 直列ユニット

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006139333 2006-05-18
JP2006139333 2006-05-18
JP2006244152 2006-09-08
JP2006244152 2006-09-08
JP2007132996A JP4789858B2 (ja) 2006-05-18 2007-05-18 直列ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008091318A true JP2008091318A (ja) 2008-04-17
JP4789858B2 JP4789858B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=39375241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007132996A Expired - Fee Related JP4789858B2 (ja) 2006-05-18 2007-05-18 直列ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4789858B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009295495A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Uro Electronics Co Ltd 自在同軸接栓座ユニット
CN101950902A (zh) * 2010-09-13 2011-01-19 三门峡市成义电器有限公司 串并联转换接头
JP2015014597A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mitbeschrankter Haftung 基準尺を走査する走査ユニットと位置測定装置
JP2015095821A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 通信装置、通信システムおよびアンテナ構造体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004247228A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Uro Electronics Co Ltd 同軸ケーブル分配器
JP2005044746A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Uro Electronics Co Ltd 直列ユニット
JP2005050752A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Honda Tsushin Kogyo Co Ltd 同軸ケーブル用中継アダプタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004247228A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Uro Electronics Co Ltd 同軸ケーブル分配器
JP2005044746A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Uro Electronics Co Ltd 直列ユニット
JP2005050752A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Honda Tsushin Kogyo Co Ltd 同軸ケーブル用中継アダプタ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009295495A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Uro Electronics Co Ltd 自在同軸接栓座ユニット
CN101950902A (zh) * 2010-09-13 2011-01-19 三门峡市成义电器有限公司 串并联转换接头
JP2015014597A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mitbeschrankter Haftung 基準尺を走査する走査ユニットと位置測定装置
US10527399B2 (en) 2013-07-03 2020-01-07 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Scanning unit for scanning a scale and position-measuring device
JP2015095821A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 通信装置、通信システムおよびアンテナ構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4789858B2 (ja) 2011-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8512073B2 (en) Coaxial electric connector
KR100984223B1 (ko) 커넥터 유지 기구, 커넥터 리테이닝 구조 및 보강형 장치 측 커넥터
JP2015530724A (ja) ヘッダーアセンブリ
WO2007136008A1 (ja) 直列ユニット
JP4789858B2 (ja) 直列ユニット
WO2017163802A1 (ja) 基板用防水コネクタ
JP2008192474A (ja) 外導体端子及びシールドコネクタ
US20110006968A1 (en) Baylyn antenna mounting apparatus and system
WO2018163588A1 (ja) チューナモジュール及び受信装置
JP3775139B2 (ja) テレビコンセント
JP2016024862A (ja) コネクタ及びコネクタの取付方法
JP3938720B2 (ja) ダイバーシティ受信機用コネクタユニット
JP2022157987A (ja) ケーブルコネクタ
JP2023034101A (ja) 電子部品
JP4235055B2 (ja) 直列ユニット
JP3230630U (ja) テレビ端子
JP2008251456A (ja) 信号処理ユニット
JP3099545U (ja) 直列ユニット
JP3750445B2 (ja) テレビコンセント
JP5870363B2 (ja) 機器ケース
JP2018055927A (ja) 直列ユニット
KR100993490B1 (ko) 착탈식 안테나용 접속 장치
JP2001143779A (ja) テレビコンセント
JP3680667B2 (ja) テレビコンセント
JP2002270254A (ja) 端子金具及びコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4789858

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees