JP2001143779A - テレビコンセント - Google Patents

テレビコンセント

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JP2001143779A
JP2001143779A JP32230999A JP32230999A JP2001143779A JP 2001143779 A JP2001143779 A JP 2001143779A JP 32230999 A JP32230999 A JP 32230999A JP 32230999 A JP32230999 A JP 32230999A JP 2001143779 A JP2001143779 A JP 2001143779A
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JP
Japan
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housing
circuit board
printed circuit
input
side connection
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Application number
JP32230999A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Hamaguchi
博隆 濱口
Takeshi Saito
齋藤  健
Masahito Nakaue
真仁 中植
Hiroshi Hatano
博司 畑野
Hiroo Inoue
博夫 井上
Mikio Komatsu
幹生 小松
Koji Kobayashi
浩治 小林
Mitsuru Maeda
充 前田
Nobuhiro Matsuda
亘弘 松田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント基板のがたつきを防いで作業性を向上
させる。 【解決手段】金属筐体2は、平板状の金属材を折曲して
互いに略コ字形に形成された第1の金属板3と固定板た
る第2の金属板4を結合して構成される。第2の金属板
4は矩形平板状の主片4aと、主片4aの長手方向に対
向する両側端縁より同一方向へ垂下された側片4b,4
bとで構成される。両側片4b,4bには、主片4aか
ら所定の間隔を空け且つ主片4aに対向する支持部4
i,4iがそれぞれ一対ずつ切り起こして形成されてい
る。すなわち、これら複数の支持部4i…にプリント基
板9を載置して支持させることができ、プリント基板9
が第2の金属板4内でがたついたりすることが無く、上
記半田付け作業が行い易くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ信号用の信
号ケーブルを接続するテレビコンセントに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のテレビコンセントと
して、図7及び図8に示す構造のものが知られている。
このテレビコンセントは、絶縁性を有する合成樹脂によ
り背面が開口する略箱状に形成されたハウジング50
と、金属板を略コ字形に折曲して成り、ハウジング50
の背面上部に取り付けられるシールド板51と、絶縁性
を有する合成樹脂により板状に形成され、ハウジング5
0の背面下部に取り付けられてシールド板51とともに
ハウジング50の背面開口を塞ぐカバー52と、分配回
路が実装されてハウジング50内に収納されるプリント
基板53と、プリント基板53に実装され、テレビ放送
受信用のアンテナ等に接続された同軸ケーブル(以下、
入力側同軸ケーブルという)の内部導体に接続する接触
ばね54と、絶縁性の合成樹脂成形品であり、接触ばね
54を内部に収める収納部55aを有しプリント基板5
3の背面側に配設される端子カバー55と、ハウジング
50の前面に設けられ、テレビ受像機と接続する同軸ケ
ーブル(以下、出力側同軸ケーブルという)の一端に取
り付けられた図示しないプラグが接続される一対の同軸
コネクタ部56,56と、シールド板51の背面に露設
され、入力側同軸ケーブルの外部導体が接続される接続
部57とを備え、入力側同軸ケーブルを通して入力され
たテレビ信号を分配回路により各同軸コネクタ部56,
56に分配して出力するものであり、いわゆる分配器内
蔵型のテレビコンセントである。
【0003】ハウジング50は、絶縁性を有する合成樹
脂によって背面が開口する箱状に形成されている。ハウ
ジング50の長手方向に沿った両側面の上部には側方へ
突出する膨出部50aが形成され、各膨出部50aの前
部側面からは、規格化された既製の埋込型の配線器具
(例えば、JISに規定される大角形連用配線器具な
ど)を埋込ボックスに取り付ける場合に用いる取付枠へ
の取付用の一対の係止爪50bがそれぞれ突設され、さ
らに膨出部50aの前面には図示しない金属製の取付枠
への取付用の嵌合孔50dが凹設された凸部50cが設
けてある。一方、ハウジング50の長手方向に沿った両
側面の下部には、先端縁に上記取付枠への取付用の係止
爪50f,50fが突設されるとともに基部に上記金属
製の取付枠への取付用の嵌合孔50hが凹設された凸部
50gを有する突出片50e,50eがハウジング50
の側方へ突設されている。
【0004】同軸コネクタ部56は、ハウジング50前
面の上下両端部を環状に凹設し、中央の円柱部50iの
略中心に形成された貫通孔50jに埋設される内部接触
子59と、円柱部50iの外周に被嵌する円筒状の外部
接触子60とで構成されている。外部接触子60は背面
側に突出する一対の脚片60aを備えている。外部接触
子60は、ハウジング50の円柱部50iの外周に被嵌
した状態で各脚片60aをプリント基板53のスルーホ
ール53aに挿通し且つ半田付けされる。また、内部接
触子59は円柱部50iの貫通孔50jに埋設されて上
記プラグの内部コンタクトを挟み込む形で受けるピン受
け部59aが一端側に形成されるとともに、プリント基
板53のスルーホール53bに挿通し且つ半田付けされ
る端子片59bが他端側に一体に形成されている。
【0005】プリント基板53は上部を幅広とした略T
字形に形成され、一面に分配回路を構成する回路部品が
実装されるとともに、他面に各回路部品間を電気的に接
続する配線パターンが形成されている。接触ばね54は
プリント基板53の幅広の上部先端縁近傍に実装されて
おり、先端には入力側同軸ケーブルの内部導体に接続す
る受け部54aが設けてある。また、プリント基板53
における接触ばね54の実装面と同一面には、プリント
基板53に形成された配線パターンを介して同軸コネク
タ部56の外部接触子60と電気的に接続されるととも
に一対のばね片61a,61aでシールド板51に前面
側より弾接するばね部材61が実装されている。
【0006】シールド板51は、略矩形の主片51a
と、主片51aの長手方向両端縁における略中央部より
前方へ突出し、ハウジング50の膨出部50a背部に突
設された係合突起50kの周囲に係合する係合孔51c
を有した係合片51bと、係合片51bの両側より前方
へ突出し先端部においてプリント基板53に固定される
固定脚51dとが一体となった略コ字形に形成されてい
る。すなわち、シールド板51の各係合片51bの係合
孔51cを膨出部50aの係合突起50kの周囲に係合
させることにより、図7及び図8に示すようにシールド
板51がハウジング50の背面上部に取りつけられる。
ここで、端子カバー55の収納部55aに対応するシー
ルド板51の上端部には収納部55aを外部へ突出させ
る切欠部51eが設けてあり、さらにシールド板51の
背面の切欠部51eの両側からは一対の軸支片51f,
51fが突設してある。
【0007】シールド板51の軸支片51fには、入力
側同軸ケーブルを張力止めする押さえ金具62が回動自
在に取り付けられる。この押さえ金具62の基端部に
は、先端が夫々外側に折曲された一対の枢支片62aが
形成され、押さえ金具62は枢支片62aを軸支片51
fの切込部(図示せず)にかしめてシールド板51に回
動自在に取り付けられる。この押さえ金具62の先端部
は中央部を円弧状に曲成し、この曲成部62bで入力側
同軸ケーブルを挟み込むようになっている。この曲成部
62bの一側部には、ねじ63が抜け止め状態で取り付
けられた固定片62cを備え、ねじ63をシールド板5
1のねじ孔に螺合して入力側同軸ケーブルの保持状態を
固定するようになっている。この押さえ金具62、シー
ルド板51及び接触ばね54で、入力側同軸ケーブルの
接続部57が構成されている。
【0008】入力用同軸ケーブルの接続は次のように行
う。押さえ金具62をシールド板51から外し、入力用
同軸ケーブルの内部導体を端子カバー55の収納部55
aに設けた挿通孔(図示せず)を通して接触ばね54の
受け部54aに差し込み、さらに内部導体を略90度折
り曲げる。そして、入力用同軸ケーブルの外部導体とし
ての編組線を折り返して外皮に被せた部分を押さえ金具
62で挟み込み、ねじ63をシールド板51に締め付け
ることで入力用同軸ケーブルがテレビコンセントに接続
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
ではプリント基板53がハウジング50内で固定されて
おらず、外部接触子60の脚片60a等を半田付けする
際にプリント基板53ががたついて作業がしづらいとい
うような不具合があった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、プリント基板のがたつ
きを防いで作業性を向上させたテレビコンセントを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、テレビ信号入力用の入力用信号
ケーブルが接続される入力側接続部と、テレビ信号出力
用の出力用信号ケーブルが接続される出力側接続部と、
入力側接続部及び出力側接続部と電気的に接続される配
線パターンが形成されたプリント基板と、出力側接続部
が固定される固定板と、背面側が開口する略箱形に形成
され入力側接続部を背面側から露出させるとともに出力
側接続部を前面側に臨ませるようにしてプリント基板並
びに固定板を内部に収納する合成樹脂製のハウジングと
を備え、固定板にプリント基板を支持する支持部を設け
たことを特徴とし、支持部でプリント基板を支持するこ
とによりプリント基板のがたつきを防いで作業性を向上
させることができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、複数の出力側接続部が固定された固定板と一体に形
成され且つ固定板と対向する背面側に入力側接続部が設
けられた略箱状の金属筐体と、プリント基板に実装され
入力用信号ケーブルを通して入力されるテレビ信号を各
出力側接続部に分配して出力する分配回路とを備え、金
属筐体内に少なくともプリント基板を収納して成ること
を特徴とし、請求項1の発明の作用に加えて、分配回路
が実装されたプリント基板を金属筐体内に収納すること
でシールド性を向上させることができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、金属筐体とハウジングを係合する係合手段を金属筐
体並びにハウジングに設けたことを特徴とし、請求項2
の発明の作用に加えて、係合手段によってハウジングに
金属筐体を係合して固定することができるから、組立が
容易に行える。
【0014】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、ハウジングの背面側を略長方形としたことを
特徴とし、請求項2又は3の発明の作用に加えて、ハウ
ジングの形状が簡素化できるために製造し易く、生産性
の向上が図れる。
【0015】請求項5の発明は、請求項2又は3又は4
の発明において、金属筐体前面の出力側接続部が設けら
れていない部位に外側へ突出する凹所を形成し、プリン
ト基板の凹所に対向する部分に分配回路を構成する回路
部品を実装して成ることを特徴とし、請求項2又は3又
は4の発明の作用に加えて、プリント基板に実装された
回路部品を金属筐体の凹所で逃げることができるため、
シールド性を損なうこと無しに回路部品を効率よく金属
筐体内に収納することができるとともに薄型化が図れ
る。
【0016】請求項6の発明は、請求項2〜5の何れか
の発明において、ハウジングを埋込型の配線器具につい
て規定された3個モジュール寸法に形成し、この埋込型
の配線器具を埋込ボックスに取り付ける取付枠への取付
手段を設けたことを特徴とし、請求項2〜5の何れかの
発明の作用に加えて、埋込型の配線器具と同様に取付枠
を用いて壁面などに埋込配設することができるから施工
性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図6を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。
【0018】本実施形態のテレビコンセントAは従来例
と同様のいわゆる分配器内蔵型であって、テレビ信号入
力用の入力用信号ケーブルが接続される入力側接続部、
及びテレビ信号出力用の出力用信号ケーブルがそれぞれ
接続される複数の出力側接続部が互いに対向する前面及
び背面に設けられた略箱状の金属筐体(シールドケー
ス)2と、入力側接続部及び複数の出力側接続部と電気
的に接続される配線パターンが形成されて金属筐体2内
に収納されるプリント基板9と、プリント基板9に実装
され入力用信号ケーブルを通して入力されるテレビ信号
を各出力側接続部に分配して出力する分配回路と、背面
側が開口する略箱形に形成され入力側接続部を背面側か
ら露出させるとともに複数の出力側接続部を前面より外
部に臨ませるように金属筐体2を収納する合成樹脂製の
ハウジング1とを備えている。
【0019】金属筐体2は、平板状の金属材を折曲して
略コ字形に形成された第1の金属板3と、同じく平板状
の金属材を折曲して略コ字形に形成された固定板たる第
2の金属板4とを結合して構成される。但し、第1及び
第2の金属板3,4の形状はコ字形に限定されるもので
はなく、例えば、一方を一面が開口する箱形とし且つ他
方を上記開口を塞ぐ平板状としたり、その他種々の形状
が可能である。
【0020】第1の金属板3は矩形平板状の主片3a
と、主片3aの長手方向に対向する両側端縁より前方
(図1における下方)へ垂下された側片3b,3bとで
構成され、主片3aの長手方向に沿った一端部には段差
を介して背方へ突出する台部3cが形成されている。こ
の台部3cの端部が切り欠かれて開口部3dが形成され
るとともに、台部3cにおける開口部3dの両側部から
は一対の軸支片3eが突設してある。これら一対の軸支
片3eには、テレビ放送受信用のアンテナやダウンコン
バータ等との間を接続する信号ケーブルたる同軸ケーブ
ル(以下、入力側同軸ケーブルと呼ぶ)を張力止めする
押さえ金具5が回動自在に取り付けられる。この押さえ
金具5の基端部には、先端が夫々外側に折曲された一対
の枢支片5aが形成され、押さえ金具5は枢支片5aを
軸支片3eの切り込み部3fにかしめて第1の金属板3
の台部3cに回動自在に取り付けられる。この押さえ金
具5の先端部は中央部を円弧状に曲成し、この曲成部5
bで入力側同軸ケーブルを挟み込むようになっている。
この曲成部5bの一側部には、ねじ6が抜け止めワッシ
ャ6aにより抜け止め状態で取り付けられた固定片5c
を備え、ねじ6を第1の金属板3aのねじ孔3gに螺合
して入力側同軸ケーブルの保持状態を固定するようにな
っている。
【0021】一方、第2の金属板4は矩形平板状の主片
4aと、主片4aの長手方向に沿った両側端縁より背方
(図1における上方)へ垂下された側片4b,4bとで
構成され、主片4aの長手方向両端部に一対の長孔状の
取付孔4c,4cが穿設されるとともに、主片4aの略
中央には外側へ突出する略矩形の凹所4dが形成されて
いる。各取付孔4cには、テレビ受像機やチューナなど
と接続するための信号ケーブルたる同軸ケーブル(以
下、出力用同軸ケーブルと呼ぶ)40の一端に付設され
たプラグ(例えば、F型接栓プラグ)41が着脱自在に
接続されるコネクタ(例えば、F型接栓コネクタ)7が
取りつけられる。
【0022】コネクタ7は、外周面にねじ部が形成され
且つ一端側に円盤状のフランジ部7bを具備した円筒形
のシェル7aと、シェル7a内に収納された絶縁体7c
と、絶縁体7cの略中心に配設されてプラグ51の中心
コンタクト(おす)が接続される中心コンタクト(め
す)と、フランジ部7bの背面側に突設されたシェル用
端子7d,7d及び中心コンタクト用端子7eと、同じ
くフランジ部7bの背面側に突設され、第2の金属板4
の取付孔4cの周縁にかしめられるかしめ片7f,7f
とを具備している。
【0023】また、第2の金属板4の両側片4b,4b
には第1の金属板3の台部3cに対応する位置に背方へ
突出する段部4eが設けられ、各段部4eの先端縁にそ
れぞれ一対のかしめ爪4f,4fが背方へ突設されると
ともに、各側片4b,4bの段部4e以外の先端縁にも
かしめ爪4fが突設されている。これに対して、第1の
金属板3の主片3aには、長手方向に沿った両端部近傍
を切り起こして切起爪3h並びに切起孔3iが台部3c
に2つ、台部3c以外の部位に1つずつそれぞれ形成さ
れており、図2及び図5に示すように第2の金属板4の
かしめ爪4f,4fをそれぞれ第1の金属板3の切起孔
3iに挿通し且つ切起爪3hによりかしめ爪4fをかし
めることで第1の金属板3と第2の金属板4が結合され
て略箱状の金属筐体2を構成している。また、切起爪3
hとかしめ爪4fとで第1及び第2の金属板3,4同士
が電気的に接続されて両者が同電位に保たれる。
【0024】ここで、第2の金属板4の主片4aには凹
所4dが設けてあり、プリント基板9を内部に収納し第
1の金属板3と第2の金属板4を結合して金属筐体2を
組み立てた場合、図2(b)に示すようにプリント基板
9に実装された回路部品20が主片4aと干渉しないよ
うに上記凹所4dで逃げることができる。そのため、シ
ールド性を損なうこと無しに回路部品20を効率よく金
属筐体2内に収納することができるとともに、金属筐体
2の薄型化が図れるという利点がある。
【0025】さらに本実施形態では、第2の金属板4の
主片4aの長手方向に対向する両端縁から各一対の端子
片4g,4gが背方に折曲形成され、こられ端子片4g
の外側面には略円形の突起4hがそれぞれ突設されてい
る。而して、第1及び第2の金属板3,4を結合して金
属筐体2を組み立てると、図2(b)に示すように第1
の金属板3の側片3bに、第2の金属板4の各端子片4
gの突起4hが圧接され、端子片4gを介して第1及び
第2の金属板3,4同士が電気的に接続されることにな
る。このため、切起爪3hとかしめ爪4fのみで接続す
る場合に比較して安定して確実に同電位にすることがで
き、高周波特性並びにシールド性をより向上させること
ができる。
【0026】上述のように構成される金属筐体2内に
は、接触子8、プリント基板9並びに端子カバー10が
収納される。接触子8は、図1に示すように入力用同軸
ケーブルの内部導体と接続する受け部8aと、プリント
基板9のスルーホール9a1,9a1に挿通されて各スル
ーホール9a1,9a1の周囲に形成されたランド9b1
に半田付けされるリード片8b,8bと、受け部8a並
びにリード片8b,8bを一体に連結する連結片8cと
が帯板状の導電性部材を折曲して一体に形成されてい
る。受け部8aは、略へ字形に形成されて互いに対向配
置された一対のばね片8d,8dを有し、このばね片8
d,8dの間に入力用同軸ケーブルの内部導体を差し込
んで挟持するものである。なお、第1の金属板3、押さ
え金具5並びに接触子8により入力側接続部を構成し、
コネクタ7により出力側接続部を構成している。
【0027】プリント基板9は絶縁性部材から成る矩形
平板状であって、前面(以下、「実装面という)に分配
回路を構成するインダクタやトランス等の回路部品20
が実装されるとともに背面(以下、パターン面という)
には複数のランド9b及び各ランド9b間を導通するた
めの配線パターン(図示せず)が形成されている。ここ
で、プリント基板9の長手方向に沿った両端部にはコネ
クタ7,7のシェル用端子7d,7dが挿通されるスル
ーホール9a2,9a2と、中心コンタクト用端子7e,
7eが挿通されるスルーホール9a3とが列設されると
ともに、各スルーホール9a2,9a3のパターン面側の
周囲にそれぞれランド9b2,9b3が形成されており、
スルーホール9a2,9a3に挿通されたシェル用端子7
d及び中心コンタクト用端子7eをランド9b2,9b3
に半田付けすることでコネクタ7,7が分配回路と電気
的に接続される。
【0028】また、プリント基板9の長手方向に沿った
両端縁近傍に形成されたランド9b 4…においてプリン
ト基板9が第2の金属板4の側片4b,4bに半田固定
されるとともに、これら複数(本実施形態では6個)の
ランド9b4…とコネクタ7のシェル用端子7d,7d
が半田付けされるランド9b2…とが配線パターンによ
り導通しており、コネクタ7のシェル7aが金属筐体2
と電気的に接続されて略同電位に保たれる。なお、プリ
ント基板9に実装される分配回路は、接触子8を通して
入力されるテレビ信号を分配して2つのコネクタ7,7
に出力するものであるが、このような回路構成は従来周
知の技術を用いて容易に実現可能であるから図示並びに
説明は省略する。
【0029】また、第2の金属板4の両側片4b,4b
には、主片4aから所定の間隔を空け且つ主片4aに対
向する支持部4i,4iがそれぞれ一対ずつ切り起こし
て形成されている。すなわち、プリント基板9を金属筐
体2内に収納する際に、これら複数の支持部4i…にプ
リント基板9を載置して支持させることができ、少なく
ともコネクタ7をプリント基板9に実装するとともにラ
ンド9b4…を側片4b,4bに半田固定するまでの
間、プリント基板9が第2の金属板4内でがたついたり
することが無く、上記半田付け作業が行い易くなるもの
である。しかも、複数の支持部4i…で支持しているか
ら、プリント基板9を支持する面積が大きくできてプリ
ント基板9を強固に支持することができる。
【0030】一方、端子カバー10は絶縁性を有する合
成樹脂製であって、短冊形の基部10aと、基部10a
の長手方向に対向する両端縁から同一方向に垂設された
一対の側部10b,10bと、基部10aより側部10
bと反対側へ突設されて内部に接触子8の受け部8aが
収納される収納部10cとを具備して成り、金属筐体2
内に収納されて接触子8と第1の金属板3との間を電気
的に絶縁している。なお、両側部10bの先端両側には
プリント基板9の対応する位置に穿設された嵌合孔9c
に嵌合する突起10dが設けてあり、突起10dを嵌合
孔9cに嵌合させて端子カバー10をプリント基板9に
固定するようになっている。
【0031】収納部10bの内部は基部10aを通して
開口させてあり、この開口から接触子8の受け部8aが
収納部10b内に挿入される。基部10aの短幅方向に
対向する収納部10bの両側面のうち、一方の側面には
入力用同軸ケーブルの内部導体を挿入する挿入口10e
が設けられ、他方の側面には矩形の開口孔10fが設け
られている。すなわち、挿入口10eから挿入された入
力用同軸ケーブルの内部導体が収納部10b内に収納さ
れている受け部8aに差込接続されるのである。ここ
で、収納部10b内において開口孔10fの周縁に受け
部8aを構成するばね片8d,8dの後端縁を当接させ
ており、挿入口10eから挿入された内部導体を受け部
8aに差込接続する際に受け部8aががたついたり変形
したりするのを防止している。
【0032】一方、ハウジング1は絶縁性を有する合成
樹脂製であり、背面が開口する略長方形の箱状に形成さ
れている。ここで、ハウジング1の外形は規格化された
既製の埋込型の配線器具(例えば、JISに規定される
大角形連用配線器具)の3個モジュール寸法の配線器具
と合わせてある。つまり、図6に示すように既製の埋込
型の配線器具を埋込ボックスに取り付ける場合に用いる
取付枠42(JISC 8357参照)の開口窓42a
内に嵌まる直方体状のボス部1aを前面に形成し、この
ボス部1aより1段低くなった両側部の長手方向両端部
から外方に、合成樹脂製の取付枠42への取付用の一対
の係止爪1b,1bをそれぞれ突設し、ボス部1aの両
側面下部に金属製の取付枠(図示せず)への取付用の嵌
合孔1dが穿設された凸部1cを設けてある。また、図
2に示すようにボス部1a前面の長手方向両端部には前
面に開口する略円形の凹所1e,1eが設けてあり、各
凹所1e,1eの底面に設けた挿通孔1f,1fを通し
てコネクタ7,7がボス部1aの凹所1e,1e内に配
置される。
【0033】また、ハウジング1の長手方向に沿った両
側面の両端部には前面側(ボス部1a側)に凹部1hを
有する係合突起1gがそれぞれ突設されており、係合突
起1gの周囲に係合する係合孔3kを有した係合片3j
が、第1の金属板3の長手方向に沿った両側端縁の両端
部から各一対ずつ突設されている。すなわち、図3に示
すようにハウジング1の内部に金属筐体2を収容した状
態で係合片3jをハウジング1の方へ折曲して係合突起
1gの周囲に係合孔3kを係合するとともに係合突起1
gの凹部1hに対向する係合片3jの先端部を凹部1h
にかしめることにより、ハウジング1と金属筐体2とを
固定することができる。このように金属筐体2に設けた
係合片3jの係合孔3kをハウジング1に設けた係合突
起1gの周囲に係合して金属筐体2をハウジング1に固
定しているため、組立が容易に行えるという利点があ
る。
【0034】ところで、本実施形態ではハウジング1を
略長方形の箱状に形成しているから、従来例のように一
端側に膨出部50aを有する略T字形のものに比較し
て、ハウジング1の形状が簡素化できるために製造し易
く、生産性の向上が図れるという利点がある。
【0035】このように構成される本実施形態のテレビ
コンセントAに対して入力用同軸ケーブルの接続は次の
ように行う。まず、ねじ6を緩めて押さえ金具5を第1
の金属板3から浮かし、入力用同軸ケーブルの内部導体
を、第1の金属板3の開口部3dより突出した端子カバ
ー10の収納部10cの挿入孔10eを通して接触子8
の受け部8aに差込接続する。そして、入力用同軸ケー
ブルの外部導体としての編組線を折り返して外皮に被せ
た部分を押さえ金具5で挟み込み、ねじ6を締め付ける
ことで入力用同軸ケーブルがテレビコンセントAに接続
される。ここで、図1に示すように第1の金属板3の台
部3cにおける入力側同軸ケーブルに当接する部位には
ローレット3mが形成されており、このローレット3m
によって第1の金属板3と上記編組線とを確実に接触導
通させるとともに、第1の金属板3に対する入力側同軸
ケーブルのずれを防止している。
【0036】また、本実施形態のテレビコンセントA
を、図6に示すように合成樹脂製の取付枠42に取り付
ける場合、取付枠42の両側片43に対向して設けられ
た係止孔44にハウジング1の係止爪1bを係止させる
ことによって、ハウジング1が取付枠42に取り付けら
れ、取付枠42の両側片43及び上下片で囲まれる開口
窓42aからボス部1aが露出する。そして、このよう
に取付枠42に取り付けて壁面などに埋込配設されたテ
レビコンセントAに、出力用同軸ケーブル40の先端に
付設されたプラグ41を接続する場合、テレビコンセン
トAの凹所1c内にプラグ41を挿入するようにしてコ
ネクタ7に差込接続し、プラグ41が具備する接続ナッ
ト41aをコネクタ7のシェル7aに螺合させて締め付
けることにより、プラグ41がコネクタ7から不用意に
外れてしまうことを防いでいる。
【0037】ところで、従来例ではシールド板51のみ
で十分なシールド性を得ることが困難であり、外来ノイ
ズの影響を受け易いというという問題がある。これに対
して本実施形態では、高周波のテレビ信号が流れる接触
子8や分配回路が実装されたプリント基板9を箱状の金
属筐体2内に収納しているので、シールド板51のみの
従来例に比較してシールド性を向上させることができ
る。また、第1の金属板3と第2の金属板4を結合して
金属筐体2を構成しているために金属筐体2内に接触子
8やプリント基板9等を収納する作業が容易になって組
立性が向上でき、しかも、第1の金属板3と第2の金属
板4は切起爪3eとかしめ爪4dによって同電位に保た
れるから、高周波特性並びにシールド性の向上も図れ
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、テレビ信号入力用の
入力用信号ケーブルが接続される入力側接続部と、テレ
ビ信号出力用の出力用信号ケーブルが接続される出力側
接続部と、入力側接続部及び出力側接続部と電気的に接
続される配線パターンが形成されたプリント基板と、出
力側接続部が固定される固定板と、背面側が開口する略
箱形に形成され入力側接続部を背面側から露出させると
ともに出力側接続部を前面側に臨ませるようにしてプリ
ント基板並びに固定板を内部に収納する合成樹脂製のハ
ウジングとを備え、固定板にプリント基板を支持する支
持部を設けたので、支持部でプリント基板を支持するこ
とによりプリント基板のがたつきを防いで作業性を向上
させることができるという効果がある。
【0039】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、複数の出力側接続部が固定された固定板と一体に形
成され且つ固定板と対向する背面側に入力側接続部が設
けられた略箱状の金属筐体と、プリント基板に実装され
入力用信号ケーブルを通して入力されるテレビ信号を各
出力側接続部に分配して出力する分配回路とを備え、金
属筐体内に少なくともプリント基板を収納して成るの
で、請求項1の発明の効果に加えて、分配回路が実装さ
れたプリント基板を金属筐体内に収納することでシール
ド性を向上させることができるという効果がある。
【0040】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、金属筐体とハウジングを係合する係合手段を金属筐
体並びにハウジングに設けたので、請求項2の発明の効
果に加えて、係合手段によってハウジングに金属筐体を
係合して固定することができるから、組立が容易に行え
るという効果がある。
【0041】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、ハウジングの背面側を略長方形としたので、
請求項2又は3の発明の効果に加えて、ハウジングの形
状が簡素化できるために製造し易く、生産性の向上が図
れるという効果がある。
【0042】請求項5の発明は、請求項2又は3又は4
の発明において、金属筐体前面の出力側接続部が設けら
れていない部位に外側へ突出する凹所を形成し、プリン
ト基板の凹所に対向する部分に分配回路を構成する回路
部品を実装して成るので、請求項2又は3又は4の発明
の効果に加えて、プリント基板に実装された回路部品を
金属筐体の凹所で逃げることができるため、シールド性
を損なうこと無しに回路部品を効率よく金属筐体内に収
納することができるとともに薄型化が図れるという効果
がある。
【0043】請求項6の発明は、請求項2〜5の何れか
の発明において、ハウジングを埋込型の配線器具につい
て規定された3個モジュール寸法に形成し、この埋込型
の配線器具を埋込ボックスに取り付ける取付枠への取付
手段を設けたので、請求項2〜5の何れかの発明の効果
に加えて、埋込型の配線器具と同様に取付枠を用いて壁
面などに埋込配設することができるから施工性が向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面断
面図、(c)は下面断面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の上面図である。
【図5】同上の背面図である。
【図6】同上の取付枠に取りつけた状態の斜視図であ
る。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【図8】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は下面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 金属筐体 3 第1の金属板 4 第2の金属板 4i 支持部 5 押さえ金具 7 コネクタ 8 接触子 8a 受け部 9 プリント基板 10 端子カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月1日(2000.5.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】第1の金属板3は矩形平板状の主片3a
と、主片3aの長手方向に対向する両側端縁より前方
(図1における下方)へ垂下された側片3b,3bとで
構成され、主片3aの長手方向に沿った一端部には段差
を介して背方へ突出する台部3cが形成されている。こ
の台部3cの端部が切り欠かれて開口部3dが形成され
るとともに、台部3cにおける開口部3dの両側部から
は一対の軸支片3eが突設してある。これら一対の軸支
片3eには、テレビ放送受信用のアンテナやダウンコン
バータ等との間を接続する信号ケーブルたる同軸ケーブ
ル(以下、入力側同軸ケーブルと呼ぶ)を張力止めする
押さえ金具5が回動自在に取り付けられる。この押さえ
金具5の基端部には、先端が夫々外側に折曲された一対
の枢支片5aが形成され、押さえ金具5は枢支片5aを
軸支片3eの切り込み部3fにかしめて第1の金属板3
の台部3cに回動自在に取り付けられる。この押さえ金
具5の先端部は中央部を円弧状に曲成し、この曲成部5
bで入力側同軸ケーブルを挟み込むようになっている。
この曲成部5bの一側部には、ねじ6が抜け止めワッシ
ャ6aにより抜け止め状態で取り付けられた固定片5c
を備え、ねじ6を第1の金属板のねじ孔3gに螺合し
て入力側同軸ケーブルの保持状態を固定するようになっ
ている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】収納部10cの内部は基部10aを通して
開口させてあり、この開口から接触子8の受け部8aが
収納部10c内に挿入される。基部10aの短幅方向に
対向する収納部10cの両側面のうち、一方の側面には
入力用同軸ケーブルの内部導体を挿入する挿入口10e
が設けられ、他方の側面には矩形の開口孔10fが設け
られている。すなわち、挿入口10eから挿入された入
力用同軸ケーブルの内部導体が収納部10c内に収納さ
れている受け部8aに差込接続されるのである。ここ
で、収納部10c内において開口孔10fの周縁に受け
部8aを構成するばね片8d,8dの後端縁を当接させ
ており、挿入口10eから挿入された内部導体を受け部
8aに差込接続する際に受け部8aががたついたり変形
したりするのを防止している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、本実施形態のテレビコンセントA
を、図6に示すように合成樹脂製の取付枠42に取り付
ける場合、取付枠42の両側片43に対向して設けられ
た係止孔44にハウジング1の係止爪1bを係止させる
ことによって、ハウジング1が取付枠42に取り付けら
れ、取付枠42の両側片43及び上下片で囲まれる開口
窓42aからボス部1aが露出する。そして、このよう
に取付枠42に取り付けて壁面などに埋込配設されたテ
レビコンセントAに、出力用同軸ケーブル40の先端に
付設されたプラグ41を接続する場合、テレビコンセン
トAの凹所1e内にプラグ41を挿入するようにしてコ
ネクタ7に差込接続し、プラグ41が具備する接続ナッ
ト41aをコネクタ7のシェル7aに螺合させて締め付
けることにより、プラグ41がコネクタ7から不用意に
外れてしまうことを防いでいる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】ところで、従来例ではシールド板51のみ
で十分なシールド性を得ることが困難であり、外来ノイ
ズの影響を受け易いというという問題がある。これに対
して本実施形態では、高周波のテレビ信号が流れる接触
子8や分配回路が実装されたプリント基板9を箱状の金
属筐体2内に収納しているので、シールド板51のみの
従来例に比較してシールド性を向上させることができ
る。また、第1の金属板3と第2の金属板4を結合して
金属筐体2を構成しているために金属筐体2内に接触子
8やプリント基板9等を収納する作業が容易になって組
立性が向上でき、しかも、第1の金属板3と第2の金属
板4は切起爪3hとかしめ爪4fによって同電位に保た
れるから、高周波特性並びにシールド性の向上も図れ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中植 真仁 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業株 式会社内 (72)発明者 畑野 博司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 井上 博夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小松 幹生 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小林 浩治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 前田 充 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 松田 亘弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5E077 BB06 BB22 BB31 DD01 DD14 EE03 JJ17 JJ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ信号入力用の入力用信号ケーブル
    が接続される入力側接続部と、テレビ信号出力用の出力
    用信号ケーブルが接続される出力側接続部と、入力側接
    続部及び出力側接続部と電気的に接続される配線パター
    ンが形成されたプリント基板と、出力側接続部が固定さ
    れる固定板と、背面側が開口する略箱形に形成され入力
    側接続部を背面側から露出させるとともに出力側接続部
    を前面側に臨ませるようにしてプリント基板並びに固定
    板を内部に収納する合成樹脂製のハウジングとを備え、
    固定板にプリント基板を支持する支持部を設けたことを
    特徴とするテレビコンセント。
  2. 【請求項2】 複数の出力側接続部が固定された固定板
    と一体に形成され且つ固定板と対向する背面側に入力側
    接続部が設けられた略箱状の金属筐体と、プリント基板
    に実装され入力用信号ケーブルを通して入力されるテレ
    ビ信号を各出力側接続部に分配して出力する分配回路と
    を備え、金属筐体内に少なくともプリント基板を収納し
    て成ることを特徴とする請求項1記載のテレビコンセン
    ト。
  3. 【請求項3】 金属筐体とハウジングを係合する係合手
    段を金属筐体並びにハウジングに設けたことを特徴とす
    る請求項2記載のテレビコンセント。
  4. 【請求項4】 ハウジングの背面側を略長方形としたこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載のテレビコンセン
    ト。
  5. 【請求項5】 金属筐体前面の出力側接続部が設けられ
    ていない部位に外側へ突出する凹所を形成し、プリント
    基板の凹所に対向する部分に分配回路を構成する回路部
    品を実装して成ることを特徴とする請求項2又は3又は
    4記載のテレビコンセント。
  6. 【請求項6】 ハウジングを埋込型の配線器具について
    規定された3個モジュール寸法に形成し、この埋込型の
    配線器具を埋込ボックスに取り付ける取付枠への取付手
    段を設けたことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記
    載のテレビコンセント。
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