JP3110313U - 引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システムと総合警報システム - Google Patents

引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システムと総合警報システム Download PDF

Info

Publication number
JP3110313U
JP3110313U JP2005000639U JP2005000639U JP3110313U JP 3110313 U JP3110313 U JP 3110313U JP 2005000639 U JP2005000639 U JP 2005000639U JP 2005000639 U JP2005000639 U JP 2005000639U JP 3110313 U JP3110313 U JP 3110313U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leakage
alarm
zero
alarm system
phase current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005000639U
Other languages
English (en)
Inventor
義範 佐藤
Original Assignee
義範 佐藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 義範 佐藤 filed Critical 義範 佐藤
Priority to JP2005000639U priority Critical patent/JP3110313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3110313U publication Critical patent/JP3110313U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】自家用受電設備において、簡単な構成で比較的広範囲の漏電現象を検知する。
【解決手段】引込高圧ケーブル12の1芯の遮蔽層接地線151が貫通する零相変流器160を、警報システム総合盤18内に設置された漏電検出器の入力端子1に配線170を介して接続し、引込高圧ケーブルの漏電電流を検出する。また、電灯トランス、動力トランスの2次側中性線に接続された接地線が貫通する零相変流器を、警報システム総合盤18内に設置された漏電検出器の入力端子2、3に配線171、172を介して接続し、低圧配線の漏電電流を検出する。
【選択図】図2

Description

本考案は、自家用高圧受電設備に備えられ、低圧漏電検出機能と、電話回線を介し若しくは無線通信機で漏電を通報し又は有線で接続された警報器で漏電を報知する機能とを有する絶縁監視装置に関する。
以下においては、この絶縁監視装置(通称)を漏電警報システムと称す。その理由は、このシステムを主体として火災通報機能や防犯警報を付け加えた総合警報システムが実用されるからである。漏電警報システムは、総合警報システムを構成する1つのシステムになる。
工場、ビル、大手スーパー、ホテル、病院などの建物又は敷地内に設置された自家用受電設備は、電気事業法に定められた保安規定に基づいて自主点検が定期的に行われている。電気設備の保守保安業務の委託契約を受けた電気主任技術者は、自分で点検し、点検結果を報告書に記載して顧客に手渡し、絶縁不良等が判明した場合には、報告書に改修要請を記載する。電気主任技術者には、絶縁監視装置の取扱いの職務がある。
高圧受電設備では、6,600Vの高圧が変圧器により単相100V及び3相200Vの商用電圧に変換される。単相100V回路及び3相200V回路では、漏電検出のために、変圧器2次側の中性線に接続された接地線に、貫通型ZCT(零相変流器)が取り付けられ、その検出漏電電流が絶縁監視装置に流入される。絶縁監視装置では、従来、上記低圧の漏電のみ検出するのが一般的であった。
本考案の目的は、変圧器の2次側低圧のみならず該変圧器の1次側に接続される引込高圧ケーブルの漏電電流も検出することにより、比較的広範囲の漏電現象を簡単な構成で検知することが可能な、引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システム及び火災通報システムや防犯警報システムを含有した総合警報システムを提供することにある。
本考案による漏電警報システムの第1態様では、
3心引込高圧ケーブルの1心又は3心の遮蔽層接地線が貫通する零相変流器と、
変圧器の2次側の中性線に接続された接地線が貫通する零相変流器と、
それらの零相変流器が検出した漏電電流が設定電流値以上であることを設定時間継続した時に警報出力接点を導通する漏電検出部と、
漏電検出部の警報出力接点に接続する入力がその接点が導通する事により、通電し、設定した情報信号を電話回線又は無線通信機に伝送する漏電通報部を有する。
本考案による漏電警報システムの第2態様では、
3心引込高圧ケーブルの1心又は3心の遮蔽層接地線が貫通する零相変流器と、
その零相変流器が検出した漏電電流が設定電流値以上であることを設定時間継続した時に警報出力接点を導通する漏電検出部と、
漏電検出部の警報出力接点に接続する入力1がその接点が導通する事により、及び漏電火災警報器の警報出力接点に接続する入力2がその接点が導通する事により、通電し、設定した情報信号を電話回線又は無線通信機に伝送する漏電通報部を有する。
本考案による漏電警報システムの第3態様では3心引込高圧ケーブルの1心又は3心の遮蔽層接地線が貫通する零相変流器と、
変圧器の2次側の中性線に接続された接地線が貫通する零相変流器と、
それらの零相変流器が検出した漏電電流が設定電流値以上であることを設定時間継続した時に警報出力接点を導通する漏電検出部と、
漏電検出部の警報出力接点に接続する警報器の入力がその接点が導通する事により通電し、警報器が鳴動する警報部を有する。
上記第1、第2、第3態様のいずれによっても、簡易で安価なシステム構成により、自家用受電設備における引込高圧ケーブルの漏電電流と変圧器2次側低圧の漏電電流とを常時検出し、異常を電気主任技術者に電話で又は無線通信機により自動通報し又は受電設備側の事務所に設置した警報器を鳴動させて通報することが可能となる。
本考案の他の目的を持ったシステムを合わせた総合警報システムの構成及び特徴は、以下の説明から明らかになる。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
実施例1は、種々の理由で実施例3の方式が不適な比較的小・中規模の受電設備の場合を示し、実施例2は比較的大規模の受電設備の場合の標準を示し、実施例3は比較的小・中規模の受電設備の場合を示す。
実施例1は、上記態様1のシステムを主体として火災通報機能を合わせた総合警報システムの構成を示している。
実施例2は上記態様2のシステムを主体として火災通報機能を合わせた総合警報システムの構成を示している。
実施例3は上記態様3のシステムを主体とした構成を示している。
図2(A)は、図1の総合警報システムの適用例を示す概略ブロック図であり、図2(B)は、図2(A)中の引込高圧ケーブルの断面構成と零相変流器の接続とを示す図である。
建物10の屋上に、自家用受電設備が収容されたキュービクル11が設置され、不図示の電力会社所管のキャビネットから地下を通った後に建物10を通ってキュービクル11内に引き込まれたAC6,600Vの引込高圧ケーブル12が、キュービクル11内の受電設備13の変圧器1次側に接続されている。キュービクル11内には3心引込高圧ケーブル12に対しケーブルヘッド14が設けられ、引込高圧ケーブル12の3心のそれぞれについて接地線151〜153が引き出され、共通の接地線15を介して接地されている。接地線151には、コイル内側に接地線151が貫通するように零相変流器160が取り付けられている。零相変流器160に接続する配線170はキュービクル11の側面に取り付けられた警報システム総合盤18内に引き込まれる。
なお、接地線151〜153の3本が1つの零相変流器160を貫通する方式が採用される場合もある。
引込高圧ケーブル12は、図2(B)に示す如く3心のそれぞれについて、コアを構成している多心の導体20が内部半導電層21で覆われ、さらに架橋ポリエチレン絶縁体22、外部半導電層23、遮蔽層としての遮蔽軟銅テープ24、押さえテープ25及びビニルシース26で順次覆われている。図2(A)の高圧ケーブル遮蔽層接地線151〜153は、図2(B)の3心のそれぞれの遮蔽軟銅テープ24と中継端子27との間を接続する。
図3は、図2中の受電設備13内の低圧漏電検出機能の主要部を示す回路図である。
変圧器TR1及びTR2の1次側コイルにはAC6,600Vが並列に供給され、変圧器TR1及びTR2の2次側コイルからそれぞれ電灯用AC100V及び動力用AC200Vが取り出される。変圧器TR1及びTR2の2次側コイルの中性線にはそれぞれ接地線191及び192が接続され、さらに共通の接地線19を介して接地されている。接地線191及び192には、それぞれが貫通する零相変流器161及び162が取り付けられている。零相変流器161及び162はそれぞれ、配線171及び172を介して図1の警報システム総合盤18A内部の漏電検出器30に接続されている。
図1は、漏電警報システムが適用された総合警報システムB3の概略ブロック図であり、後述の実施例3が不適の場合の、比較的小・中規模な電気設備に対応している。
この総合警報システムB3は、火災通報器内蔵警報システム総合盤18Aとキュービクル11内の零相変流器160〜162(図2及び図3参照)とで構成される。火災通報器内蔵警報システム総合盤18Aは、漏電検出器30、漏電通報器40、火災通報器50、リレー60、70、モデム81及びPHS83の主要機器を備えている。
零相変流器160〜162に接続された配線170〜172はそれぞれ、漏電検出器30の入力端子311〜313に接続されている。漏電検出器30は、動作電流設定部32と、応答時間設定部33と、警報表示・リセット部34とを備えており、応答時間設定部33で設定された時間継続して、零相変流器160〜162で検出された電流が動作電流設定部32で設定された値以上であることを検知すると、警報表示・リセット部34の入力に対応する警報表示ランプを点灯させる。この警報表示ランプは管理者が警報表示・リセット部34のリセットボタンを押すまで自己保持され、警報履歴となる。管理者はこの警報履歴により、警報部位を特定する。また、その点灯と同時に出力端子35に接続する警報出力接点が導通する。
出力端子35は、配線を介して漏電通報器40の入力端子411に接続されている。漏電通報器40は、漏電検出器30の内部で出力端子35に接続されている警報出力接点が導通したことに応答して、予め設定された電話番号の情報信号をモデム81を介してPHS83に伝送する。この設定は、LCD表示部44を見ながら設定部42を操作することにより行われる。PHS83は、当該情報信号に基づいて、無線電波を発し通報する。
通報先は、本実施例1では電気設備の保守保安業務の委託契約を受けた電気主任技術者(管理者)の携帯電話及びファックスである。管理者は、委託先に設置したPHS83の電話番号と委託先名を自己の携帯電話に登録しており、PHS83から電話がかかってくると、画面にPHS83の電話番号と委託先名が表示されることを見て、異常発生先を特定する。
この通報と同時に、管理者のファックスにも通報されて、ファックスの着信番号履歴リストに日時付で記録される。管理者は一日一回このリストを見て確認し、委託先名と委託先のPHS番号がリストに記入されている場合、これを保管する。
通報を受けた管理者は、委託契約先の連絡責任者に電話で警報があった事を伝え、連絡責任者は警報システム総合盤18Aを自分で開け、警報表示ランプ名を確認し、管理者に伝達する。連絡責任者も携われるように警報システム総合盤18Aはキュービクル外面に取り付けられ、盤内に取り付けられる機器はオーソドックスなユニバーサルデザインなものが採用され、連絡責任者が戸惑う事が無いようになっている。
一方、外部から供給される火災信号S1に対応して、漏電通報器40と同一構成の火災通報器50が備えられており、LCD表示部54を見ながら設定部52を操作することにより、通報先の電話番号が設定される。この通報先は通常、受電設備の設置者(オーナー)又は防火管理者である。
火報信号S1は、平常は0Vであり、火災発生時にはDC24Vとなる。
火災通報器内蔵警報システム総合盤18Aは、リレー60及び70を備えており、火災信号S1がリレー60のコイル61及びリレー70のコイル71に供給される。リレー60は、コイル61で開閉される接点62を閉じて導通することにより、火災信号S2として火災通報器50の入力端子511を通電状態にする。すなわち、火災通報器50の内部回路が接点62のオンで閉じられて接点62に電流が流れる。
リレー70はコイル71で切り換えられる接点72、73を介してAC100V電源を、平常時には漏電通報器40の電源入力端子PWへ、火災発生時には火災通報器50の電源入力端子PWへ選択的に供給する。
漏電通報器40又は火災通報器50が発生する電話番号の情報信号は、RS232Cケーブル80を介してモデム81に伝送される。平常時には火災信号S1が0Vであり、この場合に漏電通報器40の入力端子411が通電状態になると、RS232Cケーブル80及びモデム81を介し、PHS83に、漏電通報器40に設定されている電話番号の情報信号が伝送され、電気主任技術者に通報される。
火災検出時には火災信号S1が24Vであり、この場合、RS232Cケーブル80及びモデム81を介し、PHS83に、火災通報器50に設定されている電話番号の情報が伝送され、PHS83により受電設備のオーナー又は防火管理者に通報される。受信者は、携帯電話に表示された電話番号と事業所の名称を読み取ることにより、そこで火災が発生したことを認識する。
このように、火災警報はメールではなく直接電話で通報されるので、緊急を要する連絡法として最適である。
本実施例1では、漏電警報は電気主任技術者に、火災警報はオーナー又は防火管理者にPHS83で通報される。電気主任技術者は委託契約先の連絡責任者に警報システム総合盤18Aを見てもらい、異常箇所を特定する。警報システム総合盤18Aは委託契約先の連絡責任者でもすぐ分かり、不安なく操作できるデザインになっている。また、機器の交換、増設に対応するスペースも確保されており、保守管理もし易くなっている。
請求項1は、実施例1の構成を含んでいる。
図4は、漏電警報システムが適用された総合警報システムB4の概略ブロック図であり、このシステムは比較的大規模な電気設備において漏電火災警報器が設置されている場合に対応している。
この総合警報システムB4は、火災通報器内蔵警報システム総合盤18Bと、キュービクル11内の零相変流器160〜16n(図5参照)とで構成される。火災通報器内蔵警報システム総合盤18Bは、実施例1の主要機器に加え、漏電警報器の外部接点に対応するリレー84が設けられている。
図5は、図4中の受電設備13A内の低圧漏電検出機能の主要部を示す回路図である。
比較的大規模の受電設備13Aでは、n個の変圧器TR1〜TRnの2次側コイルの中性線に接続された接地線191〜19nのそれぞれに零相変流器161〜16nが取り付けられ、これらがそれぞれ漏電火災警報器30A1〜30Anに接続されている。漏電火災警報器30A1〜30Anはいずれも、消防法に基づき設置されるものであり、図1の漏電検出器30と名称が異なるが、機能的には漏電検出器30と同一である。
漏電火災警報器30A1〜30Anの出力は、共通に結線されてワイヤードOR出力となっており、この出力がオンになると、図4のリレー84のコイルに電流が流れてコイルが励磁され、その接点が閉になり、導通する。これにより、該接点に接続された漏電通報器40の入力端子412が通電し、漏電通報器40が実施例1で述べたように漏電通報の動作をする。
他の構成及び動作は上記実施例1と同一である。
本実施例2では、低圧の漏電警報は委託先の建物内の事務室に設置された警報盤に通報される。この警報盤は、本システム設置前に設置されていたものである。この通報と同時に、電気主任技術者にも通報される。漏電は間欠的に夜間休日に起こる場合があり、この場合でも電気主任技術者が異常を把握できるという厳密性がある。また、警報履歴を確認することもできるという利点もある。火災警報は実施例1と同じく、オーナー又は防火管理者にPHS83で通報される。
請求項2は、実施例2の構成を含んでいる。
図6は漏電警報システムが適用された漏電警報システムA1の概略ブロック図であり、このシステムは比較的小、中規模な受電設備に対応している。
漏電警報システムA1は、警報システム総合盤18Cと、キュービクル11内の零相変流器160〜162(図3参照)と、事業所建物に設置された警報BOX97とで構成される。
警報システム総合盤18Cは、実施例1の主要機器から漏電通報器40を除いたものになっており、また、火災通報器50、モデム81、PHS83もない。漏電検出器30の出力信号を自己保持して警報器95に警報信号を送るためのリレー94が設けられている。
事業所建物に設置された警報BOX97は、リレー94から送り込まれた警報信号を鳴動音に変換して事業所使用者に通報する警報器95と、この鳴動音を停止させる遮断器96とで構成されている。
漏電検出器30で出力された警報信号は、リレー94を介して有線で、事業所建物に設置された警報BOX97内の警報器95に伝送される。リレー94が自己保持機能を持つので、深夜、間欠的に漏電検出した場合でも、事業所使用者が出社して来るまで鳴動が継続する。警報停止は、事業所使用者が遮断器96を手動操作することにより、簡単にできる。遮断器96は、オーソドックスなデザインのものが採用され、事業所使用者が戸惑う事がないようになっている。また、鳴動音の強弱は調整できるようになっている。
漏電検出動作は、上記実施例1と同一である。
この漏電警報システムA1は、実施例1、2の総合警報システムB3、B4と異なり、漏電通報器、火災通報器、PHSがなく、簡単な構成になっている。
請求項3は、実施例3の構成を含んでいる。
実施例3は実施例1及び2よりも基本的な構成になっているが、この基本構成にさらに火災通報器を取り付けた、図7(A)及び図7(B)に示すような変形例1及び2も本考案に含まれる。
[変形例1]
変形例1は、実施例3の警報システム総合盤18Cに火災通報器50を取り付けて警報システム総合盤18Dとしたものであり、火災報知盤98からの火災信号を警報BOX97Aを介して警報システム総合盤18D内の火災通報器50に伝送し、火災通報器50は警報BOX97Aを介して電話回線に情報信号を伝送させる。
変形例1は、実施例1と同様の火災通報機能を実施例3に付随させたものになっている。この変形例1の構成を総合警報システムA2と称す。
さらに、漏電検出器30において、複数入力に対応して動作電流設定部32と応答時間設定部33とを複数組備え、複数入力のそれぞれに対応して設定を変える構成であってもよい。
[変形例2]
変形例2は変形例1の場合と異なり、事業所建物に火災報知盤が設置されていない場合に、新たに住宅用火災警報器991〜993を設置し、変形例1のように警報BOX97Aを介して火災通報器50内蔵の警報システム総合盤18Eと結線し、変形例1と同様に、火災通報のため電話回線に情報信号を伝送する機能を持つ。このような変形例2の構成を、総合警報システムA3と称す。
なお、変形例1、2の警報BOXは、防犯機器のセンサーライトの電源を供給する役割や、防犯アラームの役割も果たす。
本考案はさらに、図8(A)及び図8(B)に示すような変形例3及び4を含む。
[変形例3]
変形例3は、実施例1から火災通報機能を除去した構成であり、この場合、事業所建物に既に警備会社の警報システムに火災通報機能が付随しているので、オーナー又は防火管理者がさらなる火災通報機能の付加を望まないケースである。請求項1は、この変形例3の構成を含んでいる。このような変形例3の構成を漏電警報システムB1と称す。
[変形例4]
変形例4は、実施例2から火災通報機能を除去したケースであり、この場合、事業所建物に既に火災通報機能付の警備システムが備えられ又は防火管理者が該機能の追加を望まないケースである。請求項2は、この変形例4の構成を含んでいる。このような変形例4の構成を漏電警報システムB2と称す。
本考案の漏電警報システムが適用された、実施例3の方式が不適な比較的小・中規模の受電設備に対応した実施例1の総合警報システムB3を示す概略ブロック図である。 (A)は、漏電警報システムの適用例を示す概略ブロック図であり、(B)は、(A)中の引込高圧ケーブルの断面構成と零相変流器の接続とを示す図である。 図2中の受電設備13内の主要部を示す回路図である。 本考案の漏電警報システムが適用された、比較的大規模な電気設備において漏電火災警報器が設置されている場合に対応した実施例2の総合警報システムB4の概略ブロック図である。 図4中の受電設備13A内の主要部を示す回路図である。 本考案の漏電警報システムが適用された、比較的小・中規模の受電設備に対応した実施例3の漏電警報システムA1を示す概略ブロック図である。 (A)は実施例3に火災通報器50を取り付けて警報システム総合盤18Dとした変形例1を示す概略ブロック図であり、(B)は実施例3に火災通報器50と住宅用火災警報器991〜993を取り付けて総合警報システムとした変形例2を示す概略ブロック図である。それぞれ総合警報システムA2、A3と呼ぶ。 (A)は実施例1から火災通報機能を除去した変形例3を示す概略ブロック図であり、(B)は実施例2から火災通報機能を除去した変形例4を示す概略ブロック図である。それぞれ漏電警報システムB1、B2と呼ぶ。
符号の説明
12 引込高圧ケーブル
15、151〜153、19、191〜19n 接地線
160〜16n 零相変流器
18A、18B、18C、18D、18E、18F、18G 警報システム総合盤
20 導体
24 引込高圧ケーブル遮蔽層としての遮蔽軟銅テープ
27 接地線中継端子
30 漏電検出器
30A1〜30An 漏電火災警報器
40 漏電通報器
60、70、84、94 リレー
81 モデム
83 PHS
95 警報器
96 遮断器
97、97A 警報BOX
98 火災報知盤
991〜993 住宅用火災警報器
A1、B1、B2 漏電警報システム
A2、A3、B3、B4 総合警報システム
TR1〜TRn 変圧器

Claims (3)

  1. 3心引込高圧ケーブルの一心又は3心の遮蔽層接地線が貫通する零相変流器と、
    変圧器の2次側の中性線に接続された接地線が貫通する零相変流器と、
    それらの零相変流器が検出した漏電電流が設定電流値以上であることを設定時間継続した時に警報出力接点を導通する漏電検出部と、
    漏電検出部の警報出力接点に接続する入力がその接点が導通する事により、通電し、設定した情報信号を電話回線又は無線通信機に伝送する漏電通報部を有することを特徴とする漏電警報システム。
  2. 3心引込高圧ケーブルの一心又は3心の遮蔽層接地線が貫通する零相変流器と、
    その零相変流器が検出した漏電電流が設定電流値以上であることを設定時間継続した時に警報出力接点を導通する漏電検出部と、
    漏電検出部の警報出力接点に接続する入力1がその接点が導通する事により、及び漏電火災警報器の警報出力接点に接続する入力2がその接点が導通することにより、通電し、設定した情報信号を電話回線又は無線通信機に伝送する漏電通報部を有することを特徴とする漏電警報システム。
  3. 3心引込高圧ケーブルの一心又は3心の遮蔽層接地線が貫通する零相変流器と、
    変圧器の2次側の中性線に接続された接地線が貫通する零相変流器と、
    それらの零相変流器が検出した漏電電流が設定電流値以上であることを設定時間継続した時に警報出力接点を導通する漏電検出部と、
    漏電検出部の警報出力接点に接続する警報器の入力がその接点が導通することにより通電し、警報器が鳴動する警報部を有することを特徴とする漏電警報システム。
JP2005000639U 2005-02-10 2005-02-10 引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システムと総合警報システム Expired - Lifetime JP3110313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000639U JP3110313U (ja) 2005-02-10 2005-02-10 引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システムと総合警報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000639U JP3110313U (ja) 2005-02-10 2005-02-10 引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システムと総合警報システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3110313U true JP3110313U (ja) 2005-06-16

Family

ID=43272856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005000639U Expired - Lifetime JP3110313U (ja) 2005-02-10 2005-02-10 引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システムと総合警報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3110313U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06341865A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Nippondenso Co Ltd 表示計器のターミナルピン接続構造
CN106324431A (zh) * 2016-08-24 2017-01-11 张甘霖 一种高压电缆非接触式漏电检测装置
JP2021523674A (ja) * 2018-05-09 2021-09-02 アイティーイー カンパニー リミテッド 電気故障万能探知および復旧配電システムおよびその工事方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06341865A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Nippondenso Co Ltd 表示計器のターミナルピン接続構造
CN106324431A (zh) * 2016-08-24 2017-01-11 张甘霖 一种高压电缆非接触式漏电检测装置
CN106324431B (zh) * 2016-08-24 2023-04-14 贵州元龙综合能源产业服务有限公司 一种高压电缆非接触式漏电检测装置
JP2021523674A (ja) * 2018-05-09 2021-09-02 アイティーイー カンパニー リミテッド 電気故障万能探知および復旧配電システムおよびその工事方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101412711B1 (ko) 구내방송장치용 이상부하분석 처리방법 및 장치
KR101336317B1 (ko) 유시티(U-city) 등 대규모 도시의 전기설비를 실시간으로 관리 및 운영을 하는 웹감시 기반 유시티 전기안전 통합관리시스템
WO2009081912A1 (ja) Dc配電システム
JP3953495B2 (ja) 電力供給システムにおける保安管理方法
JP6389065B2 (ja) 非常放送設備
JP3110313U (ja) 引込高圧ケーブル漏電検出機能を備えた漏電警報システムと総合警報システム
JP2009159678A (ja) 配電システム
KR100643790B1 (ko) 첨단아파트 화재경보시스템 및 운영방법
CN101259932A (zh) 电梯报警召修装置
JP4944755B2 (ja) 住宅情報システム
GB2407719A (en) Fire alarm triggered safety system
KR20210001515A (ko) 스마트 전기사고 예방 및 에너지 관리 시스템
JPH0991579A (ja) 火災試験機能を備えた住戸用受信機及び試験機能を備えた火災監視システム
JP2009159732A (ja) 直流配電システム
CN112701567A (zh) 配电板系统、配电板和控制方法
WO2005124711A2 (en) Safety system
CN216014436U (zh) 一种楼宇自动火灾报警系统
JPS639038Y2 (ja)
JP3238908U (ja) 引込高圧ケーブル及び高圧機器の漏電検出機能を備えた高圧漏電警報システムと低圧漏電検出機能を備えた低圧漏電システムを組み合わせた高圧及び低圧漏電警報システム
JP7336891B2 (ja) 中継器及び火災報知システム
JP4093178B2 (ja) 自動通報装置
JP2009157494A (ja) センサシステム
JP2020022123A (ja) 集合住宅用開閉システム
Raina Electrical Design Estimating and Costing
JPH04208760A (ja) 双方向通信セキュリティシステム

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080427

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term