JPH0339891Y2 - - Google Patents

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JPH0339891Y2
JPH0339891Y2 JP1985012015U JP1201585U JPH0339891Y2 JP H0339891 Y2 JPH0339891 Y2 JP H0339891Y2 JP 1985012015 U JP1985012015 U JP 1985012015U JP 1201585 U JP1201585 U JP 1201585U JP H0339891 Y2 JPH0339891 Y2 JP H0339891Y2
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press
electrical connection
pin
connection pin
fitted
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント基板の金属被覆スルーホー
ルに挿入接続される電気接続ピン、特に、コンプ
ライアントタイプと呼ばれる電気接続ピンに関す
る。
〔従来の技術〕
例えば、ソリツドタイプと呼ばれる電気接続ピ
ンは、接触部が断面形状に変形能力をもたないの
で、接続時の結合力はプリント基板の変形により
得なければならない。したがつてスルーホール径
の違いにより接触状態にバラツキが生じ易いた
め、接触の信頼性が劣る。
一方、コンプライアントタイプの電気接続ピン
は、断面形状に変形能力をもつ接触部を有する。
したがつてスルーホール径に違いがあつても、信
頼性の高い接触を得ることができる。
従来、接触部の断面形状に変形能力を与えるた
め、その接触部を様々な形状に加工している(第
6図a,b,c参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第6図に例示された形状の接触
部を得るには、複雑な加工作業を要する。そのた
め、それらの形状はきわめて細い接触部には適用
できない。したがつて小径、例えば0.5mm以下、
のスルーホールに圧入される電気接続ピンをコン
プライアントタイプに構成することはできない
か、もしくはきわめて高価につく。
それ故に、本考案の目的は、製造が簡単なコン
プライアントタイプの電気接続ピンを提供するこ
とにある。
本考案の他の目的は、小さな径のスルーホール
に対しても適用できる小形のコンプライアントタ
イプの電気接続ピンを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によれば、プリント基板の金属被覆スル
ーホールに挿入されて部分的に圧入保持される電
気接続ピンにおいて、導電薄板を一軸に関して折
り曲げて作つたものであり、断面略V字形をなす
圧入部と、実質的に二つ折りにされた形状をなす
非圧入部と、折り曲げ状態が上記一軸方向で徐々
に変化し、これにより上記圧入部と上記非圧入部
との間をなめらかに結合した結合部とを、上記一
軸に沿つて一体に有していることを特徴とする電
気接続ピンが得られる。
〔実施例〕
第1図は本考案による電気接続ピンの一実施例
を示している。この電気接続ピン10は導電性の
長尺薄板をその長軸に関して折り曲げて作つたも
のである。薄板の厚み寸法は例えば0.084mmであ
る。
ピン10は長軸方向の途中部分に、第2図に示
すような断面略V字形に折り曲げられた圧入部1
1を有している。圧入部11の折り曲げ角は、第
2図においてはほぼ90゜である。圧入部11の幅
寸法を決定する両端部にはそれぞれアール12が
形成されている。アール12の半径は板厚の2分
の1程度が適当である。
ピン10の長軸方向における両端近くの部分に
は非圧入部13,14が形成されている。非圧入
部13,14は第2図に断面を示すように、実質
的に折り返えされた形状を有する。非圧入部1
3,14の輪郭はU字形を呈している。一方の非
圧入部13には一対の係止片15が一体に設けら
れている。他方の非圧入部14の先端は先細にさ
れている。
圧入部11と非圧入部13,14との間には結
合部16,17が形成されている。結合部16,
17はいずれも、折り曲げ状態が長軸方向で徐々
に変化している。即ち結合部16,17の断面形
状は、圧入部11に隣接した部分ではV字形であ
るが、非圧入部13,14に隣接した部分では実
質的に折り返えされた形である。かくして結合部
16,17は、圧入部11と非圧入部13,14
との間をなめらかに結合する。
第4図は、ピン10がプリント基板20の金属
被覆スルーホール21に挿入された状態を示す。
プリント基板20の厚み寸法はここでは2〜5mm
程度である。ピン10の挿入は非圧入部14の先
端から行なわれ、係止片15がプリント基板20
に係合することで停止される。
さらに第5図をも参照して、圧入部11はスル
ーホール21に圧入される。圧入状態において圧
入部11はスルーホール21の内面に三点で接触
する。したがつてピン10はプリント基板20に
電気的にかつ機械的に接続される。
ところで圧入時には、圧入部11の断面V字形
のなす角度は弾力的に少し狭められ、その結果、
圧入部11の復元力により所定の接続が得られ
る。確実な圧入を得るには、圧入されていないと
きの圧入部11の外接円の径D1を、スルーホー
ル21の内径D2よりも僅かに大きく設計すれぱ
よい。
図示の実施例では圧入部11の断面V字形はほ
ぼ90゜であるが、これに限られることはない。
なおピン10の上部の非圧入部13に、ソケツ
トコンタクト又はピンコンタクトが一体に形成さ
れてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、プレス曲げ加工によつて簡単
に製造できる小形のコンプライアントタイプの電
気接続ピンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
第1図の−線に沿つた拡大断面図、第3図は
第1図の−線に沿つた拡大断面図、第4図は
実装状態を示す断面図、第5図は実装状態を示す
説明図、第6図a,b,cは従来例を示す夫々斜
視図である。 10……電気接続ピン、11……圧入部、1
3,14……非圧入部、16,17……結合部、
20……プリント基板、21……スルーホール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント基板の金属被覆スルーホールに挿入さ
    れて部分的に圧入保持される電気接続ピンにおい
    て、導電薄板を一軸に関して折り曲げて作つたも
    のであり、断面略V字形をなす圧入部と、実質的
    に二つ折りされた形状をなす非圧入部と、折り曲
    げ状態が上記一軸方向で徐々に変化し、これによ
    り上記圧入部と上記非圧入部との間をなめらかに
    結合した結合部とを、上記一軸に沿つて一体に有
    していることを特徴とする電気接続ピン。
JP1985012015U 1985-02-01 1985-02-01 Expired JPH0339891Y2 (ja)

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JPS61129276U JPS61129276U (ja) 1986-08-13
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JPS4992552A (ja) * 1972-09-28 1974-09-04
JPS5247764B2 (ja) * 1974-06-03 1977-12-05

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JPS61129276U (ja) 1986-08-13

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