JP3008159B2 - コンタクト - Google Patents

コンタクト

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JP3008159B2
JP3008159B2 JP18124895A JP18124895A JP3008159B2 JP 3008159 B2 JP3008159 B2 JP 3008159B2 JP 18124895 A JP18124895 A JP 18124895A JP 18124895 A JP18124895 A JP 18124895A JP 3008159 B2 JP3008159 B2 JP 3008159B2
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昌広 山田
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Corp
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方側の接触端子
部が相手側部品の接続用導電部に接触されると共に、接
触端子部より延在する他方側の実装部に設けられた圧入
部が相手側板状部品の貫通孔に圧入接触される構造のコ
ンタクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンタクトとしては、図
3(a)及び(b)に示されるようなタイプのものが挙
げられる。但し、図3はこのコンタクト1の基板2に対
する実装状態を示したもので、同図(a)はその側面図
に関するもの,同図(b)はその正面図に関するもので
ある。
【0003】このコンタクト1は、一軸方向に延びたピ
ン状の接触端子部1aと、この接触端子部1aより同じ
一軸方向に延在して導電パターンを有する相手側板状部
品としての基板2に当接される実装部1bと、この実装
部1bより一軸方向と垂直方向に突設された弾性を有す
る圧入部1cとから成っている。
【0004】このうち、圧入部1cは図示のように基板
2の導電パターン中に設けられた貫通孔(スルーホー
ル)2a壁面に圧入接触され、接触端子部1aは相手側
部品の接続用導電部(通常は相手側コネクタにおける相
手側コンタクト)に接触されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したコンタクトの
場合、相手側板状部品としての基板に設けられた導電パ
ターン中の貫通孔壁面に圧入接触される圧入部が1個だ
け設けられているため、基板及び圧入部の圧入接触に際
して大きな保持力が要求されたり、或いは比較的肉厚の
薄い基板を対象にすると、圧入部の形状を工夫してもそ
の弾性により充分な保持力が得られなくなってしまい、
相手側板状部品に対する接続用として適用し難くなって
しまうという問題がある。
【0006】又、1個の圧入部で基板に設けられた導電
パターン中の貫通孔壁面へ圧入接触を行う構造である場
合、例えば図3(b)に示されるように、コンタクト1
の接触端子部1aに矢印で示す方向に力Fが加えられる
と、そのときのモーメントが大きくなって圧入部に作用
するため、圧入部が回動してコンタクト1本体が位置ず
れを生じてしまうという問題がある。
【0007】こうした場合、コンタクト1本体を元の位
置に正確に戻すことが容易でなく、一旦位置ずれを生じ
た状態となると、相手側部品の接続用導電部(相手側コ
ネクタにおける相手側コンタクト)への接触が困難にな
るばかりでなく、無理やり接触を強行するとコンタクト
本体が変形し、相手側部品の接続用導電部への接続に際
して支障を来してしまうことがある。特に、位置ずれに
よる問題はコンタクト本体を複数並設して高密度接続を
行う場合には防止される必要がある。
【0008】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、比較的肉厚の薄い
相手側板状部品との間でも高保持力で圧入接触を計り得
ると共に、位置ずれを生じること無く適確に相手側部品
の接続用導電部に対する接触を計り得るコンタクトを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、相手側
部品の接続用導電部に接触される一軸方向に延びた接触
端子部と、接触端子部より一軸方向に延在して導電パタ
ーンを有する相手側板状部品に当接される実装部と、実
装部より一軸方向と垂直方向に突設されると共に、相手
側板状部品に設けられた貫通孔に圧入接触される圧入部
とから成るコンタクトにおいて、圧入部は実装部に複数
設けられており、貫通孔が複数設けられた相手側板状部
品に圧入可能であり、更に、複数の圧入部は、少なくと
も一つが圧入に際して弾性変形を伴って圧入接触され、
且つ残りのもののうちの少なくとも一つが弾性変形を伴
わずに圧入接触されるコンタクトが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明のコ
ンタクトについて、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係るコンタク
トの外観を示したもので、同図(a)はその正面図に関
するもの,同図(b)はその側面図に関するもの,同図
(c)は(b)中のA−A´線矢視方向の断面図に関す
るもの,同図(d)は(b)中のB−B´線矢視方向の
断面図に関するものである。
【0012】このコンタクト10も、図3(a)及び
(b)に示した従来のコンタクト1と同様に、相手側部
品の接続用導電部(通常は相手側コネクタにおける相手
側コンタクト)に接触される一軸方向に延びたピン状の
接触端子部10aと、この接触端子部10aより一軸方
向に延在して導電パターンを有する相手側板状部品に当
接される実装部10bとを備えている。但し、ここでの
実装部10bより一軸方向と垂直方向には、弾性を有す
る圧入部10cと弾性を有しない圧入部10dとが突設
されている。
【0013】即ち、このコンタクト10は、従来のコン
タクト1と比べて各圧入部10c,10dが実装部10
bに複数設けられている点で相違している。従って、こ
のコンタクト10は、導電パターン中に貫通孔が複数設
けられた比較的肉厚の薄い相手側板状部品を対象にして
圧入接触を行い得る構造となっている。
【0014】ところで、各圧入部10c,10dのう
ち、圧入部10cは従来のコンタクト1の圧入部1cと
同じ構造になっているが、圧入部10dの方はリジッド
10dを本体とすると共に、このリジッド10d
側面に相手側板状部品への圧入接触に際し、弾性を有し
ない圧入部としての突出したダボ10dが設けられて
いる。
【0015】図2は、このようなコンタクト10を導電
パターン中に貫通孔が2個設けられた相手側板状部品と
しての基板20に対する実装状態を示したもので、同図
(a)はその側面図に関するもの,同図(b)はその正
面図に関するもの,同図(c)は(a)中のC−C´線
矢視方向の断面図に関するもの,同図(d)は(a)中
のD−D´線矢視方向の断面図に関するものである。
【0016】このようなコンタクト10における各圧入
部10c,10dを基板20が有する各貫通孔20aに
それぞれ圧入すると、従来のコンタクト1の場合と同様
な圧入部10cの貫通孔20a壁面に対する圧入接触以
外に圧入部10dの貫通孔20a壁面に対する圧入接触
が計られ、しかも圧入部10dのダボ10dが図2
(d)に示されるように貫通孔20a壁面の局部に食い
込む。
【0017】このコンタクト10は、高い保持力を有し
て基板20との間で圧入接続される上、接触端子部10
aに力が加えられてそのときに大きなモーメントが各圧
入部10c,10dに作用した場合にも圧入部が複数存
在するため、コンタクト10本体が回転せずにその位置
ずれが防止される。又、このようにコンタクト10本体
の位置ずれが防止されると、接触端子部10aを相手側
部品の接続用導電部(相手側コネクタにおける相手側コ
ンタクト)に接続する際にも適確に行い得る。更に、コ
ンタクト10本体を複数並設して高密度接続を行う場合
にも、各圧入部10bの圧入接触及び各接触端子部10
aの接触が安定して容易に計られるものとなる。
【0018】尚、上述した実施例のコンタクトでは2個
の圧入部を有するものとしたが、圧入部の数は3個以上
であっても良い。但し、この場合も各圧入部を圧入接触
するための基板には各圧入部と同じ数の貫通孔が設けら
れたものが対象となる。因みに、こうしたコンタクトに
おいては、圧入部及び貫通孔の数に比例して相手側板状
部品及びコンタクトの間の圧入接触に際しての保持力が
増大されるため、圧入部及び貫通孔の数は相手側板状部
品やコンタクトの機械的強度を考慮して選定されれば良
い。
【0019】又、本実施例では、接触端子部がピン状の
ものである場合を説明したが、これに代えてソケット等
の他のタイプのものとしても構わない。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のコンタ
クトによれば、相手側板状部品の貫通孔に圧入接触され
る圧入部を実装部に対して複数設けているので、その数
と同じ数の貫通孔を有する比較的肉厚の薄い相手側板状
部品との間でも高い保持力で圧入接触を計り得るように
なると共に、圧入部が複数存在するためにコンタクト本
体の位置ずれが防止され、圧入部より延在する接触端子
部を相手側部品の接続用導電部(相手側コネクタにおけ
る相手側コンタクト)に接続する際にも適確に行い得る
ようになる他、特に圧入接触時に複数の圧入部のうちの
少なくとも一つを弾性変形を伴わないようにして(ダボ
を設けて)貫通孔との圧入接触に際しての保持力を強化
させているため、他の圧入部が弾性変形により僅かな回
動を生じても高い保持力の圧入部側からの復元力の作用
により元の位置へ引き戻されることにより、コンタクト
本体を複数並設して高密度接続を行う場合にも、各圧入
部の圧入接触及び各接触端子部の接触が安定して容易に
計られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンタクトの外観を示
したもので、(a)はその正面図に関するもの,(b)
はその側面図に関するもの,(c)は(b)中のA−A
´線矢視方向の断面図に関するもの,(d)は(b)中
のB−B´線矢視方向の断面図に関するものである。
【図2】図1に示すコンタクトの基板に対する実装状態
を示したもので、(a)はその側面図に関するもの,
(b)はその正面図に関するもの,(c)は(a)中の
C−C´線矢視方向の断面図に関するもの,(d)は
(a)中のD−D´線矢視方向の断面図に関するもので
ある。
【図3】従来のコンタクトの基板に対する実装状態を示
したもので、(a)はその側面図に関するもの,(b)
はその正面図に関するものである。
【符号の説明】
1,10 コンタクト 1a,10a 接触端子部 1b,10b 実装部 1c,10c,10d 圧入部 2,20 基板 2a,20a 貫通孔(スルーホール) 10d1 ダボ 10d2 リジット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−343115(JP,A) 特開 平4−359875(JP,A) 実開 平4−31268(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/09 - 9/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側部品の接続用導電部に接触される
    一軸方向に延びた接触端子部と、前記接触端子部より前
    記一軸方向に延在して導電パターンを有する相手側板状
    部品に当接される実装部と、前記実装部より前記一軸方
    向と垂直方向に突設されると共に、前記相手側板状部品
    に設けられた貫通孔に圧入接触される圧入部とから成る
    コンタクトにおいて、前記圧入部は前記実装部に複数設
    けられており、前記貫通孔が複数設けられた相手側板状
    部品に圧入可能であり、更に、前記複数の圧入部は、少
    なくとも一つが圧入に際して弾性変形を伴って圧入接触
    され、且つ残りのもののうちの少なくとも一つが弾性変
    形を伴わずに圧入接触されることを特徴とするコンタク
    ト。
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