JP2754778B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2754778B2
JP2754778B2 JP1225884A JP22588489A JP2754778B2 JP 2754778 B2 JP2754778 B2 JP 2754778B2 JP 1225884 A JP1225884 A JP 1225884A JP 22588489 A JP22588489 A JP 22588489A JP 2754778 B2 JP2754778 B2 JP 2754778B2
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修平 畠山
信夫 谷津
智幸 高橋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 相手コネクタへの挿入時に、特定のコンタクトが他の
コンタクトより先に相手側のコンタクトに接触するコネ
クタに関し、 一種類のコンタクト設置部材と、一種類のコンタクト
を用いて、電源用コンタクトを任意な位置に配置できる
活線保守機能を備えたコネクタを提供することを目的と
し、 相手側のコンタクトと接触する接触部と、圧入固定さ
れる固定部と、プリント配線板やケーブルに接続される
端子部が前側から順次形成された複数のコンタクトと、
該コンタクトを圧入保持する同一形状の複数のコンタク
ト孔が形成されたコンタクト設置部材とからなり、前記
コンタクト孔は前記コンタクトを裏返した状態で挿入で
きる形状を有しかつ中心軸の左右にコンタクトの挿入方
向に関して位置が異なる一対の段差部が設けられ、また
前記コンタクトの固定部には中心軸の左右に挿入方向に
関して位置が異なる一対のストッパ部が設けられてお
り、コンタクトの挿入姿勢の正逆に対応して異なるスト
ッパ部が一つの段差部に当接するかまたは一つのストッ
パ部が異なる段差部に当接してコンタクトが位置決めさ
れる構成である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、相手コネクタへの挿入時に、特定のコンタ
クトが他のコンタクトより先に相手側のコンタクトに接
触するコネクタに関する。
複数枚のプリント板ユニットをマザーボードへプラグ
インして接続する実装構造の電子機器等では、マザーボ
ードへ電源を供給したまま、試験・保守等のためプリン
ト板ユニットを挿抜する必要がある。
特にIC等を用いたプリント板ユニットでは、半導体素
子に電源を印加して正常の動作バイアス状態にしてから
信号を入力しないと、素子の破壊等の障害が発生する。
このためマザーボードとプリント板ユニットとを接続
するコネクタは、挿入時には電源(アースを含む)を接
続する特定のコンタクトのみが他の信号接続用のコンタ
クトよりも先に接続し、また抜去時には信号線用のコン
タクトが切り離された後に電源用のコンタクトが切り離
されるような機能を持つことが要求される。以下このよ
うな機能を活線保守機能と称する。本発明は活線保守機
能を有するコネクタに関するものである。
〔従来の技術〕
コネクタに活線保守機能を持たせるためには、複数の
コンタクトのうち、電源(アースを含む)接続用に用い
るコンタクトのみ接点を前側に位置させ、相手コネクタ
への挿入時には最初に接触し、抜去時には最後に分離す
るようにすればよい。
第3図は活線保守機能付の従来のコネクタを示す分解
斜視図である。
このコネクタは絶縁物のコンタクト設置部材1に複数
のコンタクト2(図は1個だけを示す)が植設されてな
っている。コンタクト2は、先端に接点21aを有する一
対のばね片を対向させた音叉状の接触部21と、該接触部
から90゜捩じれた幅広の固定部22と、後端の端子部23と
からなり、金属ばね板条等から連続プレス加工で製造さ
れる。
コンタクト設置部材1は、絶縁樹脂のモールド成形品
よりなり、コンタクトが圧入保持する複数のコンタクト
孔11が所定の配列で形成されている。このコンタクト孔
11は、前後面を貫通する幅狭縦長の接触部収容孔11a
と、後方から途中までの深さを有しコンタクトの固定部
22の幅より若干小さい幅の圧入保持孔11bとが十字型に
直交した孔で、前側からは、相手側コネクタ3の幅広の
雄コンタクトを受容する挿入孔11dが途中まで形成され
ている。この複数のコンタクト孔11のそれぞれに矢印の
如くコンタクト1が挿入されると、圧入保持孔11bの突
き当たりの段差部11cにコンタクトの固定部先端のスト
ッパ部22bが当接する位置まで挿入され、固定部22の幅
方向側面の突起22aが圧入保持孔11bの幅方向の壁面に食
い込んで固着保持されるようになっている。
そして電源用のコンタクトが挿入されるコンタクト孔
では、段差部を奥側(相手コネクタに近い側)に形成す
ることによって、コンタクトを奥まで圧入できるように
してその接点を他のコンタクトより前側に位置せしめ、
挿入時に最初に相手側の雄コンタクトと接触させるよう
にいていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところがコンタクト配列のどの位置を電源用やアース
用のコンタクトとして用いるかは、装置設計によって異
なる。従って電源コンタクトの位置が異なるごとに、対
応するコンタクト孔の段差部の位置をずらしたコンタク
ト設置部材を用意する必要があり、その都度モールド成
形型を準備するため時間とコストがかかるという問題点
があった。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、一種類
のコンタクト設置部材と、一種類のコンタクトを用い
て、電源用コンタクトを任意の位置に配置できる活線保
守機能を備えたコネクタを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点は、 相手側のコンタクトと接触する接触部と、圧入固定さ
れる固定部と、プリント配線板やケーブル接続される端
子部が前側から順次形成された複数のコンタクトと、 該コンタクトを圧入保持する同一形状の複数のコンタ
クト孔が形成されたコンタクト設置部材とからなり、 前記コンタクト孔は前記コンタクトを裏返した状態で
挿入できる形状を有しかつ中心軸の左右にコンタクトの
挿入方向に関して位置が異なる一対の段差部が設けら
れ、また前記コンタクトの固定部には中心軸の左右に挿
入方向に関して位置が異なる一対のストッパ部が設けら
れており、コンタクトの挿入姿勢の正逆に対応して異な
るストッパ部が一つの段差部に当接するかまたは一つの
ストッパ部が異なる段差部に当接してコンタクトが位置
決めされることを特徴とする本発明のコネクタにより解
決される。
〔作用〕
コンタクトをコンタクト設置部材に組み込む工程で、
所望のコンタクトのみを裏返して挿入すると、位置決め
作用するストッパ部と段差部との組み合わせが正方向に
挿入されたコンタクトと異なるので、両コンタクトは異
なった深さに圧入固定される。従って接点部の位置にも
差が生じ奥まで圧入されたコンタクトが相手側コネクタ
に先に接触し、最後に分離するようになる。そしてコン
タクトとコンタクト設置部材とが一種類で済むので製造
コストを低減することができる。
〔実施例〕
以下添付図面により本発明の実施例を説明する。第1
図は本発明のコネクタを示す分解斜視図であり、第2図
は本発明のコネクタの断面図である。なお全図を通し同
一対象物は同一符号で表している。
第1図において、本発明のコネクタは、絶縁物のコン
タクト設置部材4に複数のコンタクト2,2′が植設され
てなっている。そしてコンタクト2とコンタクト2′と
は同一形状のものを長手方向を軸にして180゜回転した
互いに逆向きの姿勢で挿入されている。
コンタクト設置部材4は従来例と異なり、コンタクト
2,2′を収容保持する複数のコンタクト孔41は、電源コ
ンタクト用か信号コンタクト用かには無関係に全て同一
形状に形成されている。即ち、コンタクト孔41は、前後
面を貫通する幅狭縦長の接触部収容孔41aと、後方から
奥行きの途中までの深さを有しコンタクトの固定部22の
幅より若干小さい幅の圧入保持孔41bとが十字型に直交
した孔で、前側からは、相手側コネクタの幅広の雄コン
タクトを受容する挿入孔41dが途中まで形成されてい
る。そして圧入保持孔41bの裏面からの深さは、中心軸
の左右で異なっており、右側の段差部41cと左側の段差
部41eとでは、挿入方向に関してδだけ異なった位置
に形成されている。
コンタクト2,2′は、第3図で前述したものと同じ
で、先端に接点21aを有する一対のばね片を対向させた
音叉状の接触部21と、該接触部から90゜捩じれた幅広の
固定部22と、後端の端子部23とからなり、金属ばね板条
等から連続プレス加工で製造される。そしてその固定部
22は、コンタクト2の姿勢の場合で説明すると、接触部
12との連結する前側の部分で中心軸から右側へ直角に曲
折して前側のストッパ部22bが形成され、その後側で中
心軸から左側に広がって後側のストッパ部22cが形成さ
れている。従って中心軸の左右に、距離δだけ隔たっ
た2つのストッパ部22b、22cが形成されていることにな
る。
コンタクト2を図示の姿勢でコンタクト孔41に後方か
ら挿入すると、圧入保持孔41bの右側の段差部41cにコン
タクト2の固定部先端右側のストッパ部22bが当接して
位置決めされ、固定部の22の幅方向側面の突起22aが内
壁に食い込んで固着保持される。
そして電源用として用いるコンタクト2′は、コンタ
クト設置部材41のコンタクト孔41への挿入する際に、そ
の姿勢を長手方向を軸として180゜回転して、信号用の
コンタクト2に対して裏返しの状態で挿入する。するこ
とのコンタクト2′は、δ<δに設定さている場合
は、中心軸の左側にある前側のストッパ部22bが、コン
タクト孔の左側の段差部41eに当接して位置決めされ、
δの寸法だけコンタクト2の位置より奥まで挿入され
て圧入保持される。またδ>δの場合は、左側より
先に右側の段差部41cと後側のストッパ部22cとが当接す
るので、距離δだけ信号用のコンタクト2より奥側ま
で挿入される。
なおこの逆姿勢挿入が可能なように、コンタクト孔41
には、コンタクトの固定部22の直角曲げ内側のRを逃げ
るための逃げ面取り41fが、対角線上の2つの稜に形成
されている。
第2図は、δ<δの場合のコネクタ完成体の横断
面を示すもので、上側の信号用のコンタクト2は紙面向
う側の段差部41cにコンタクトの前側のストッパ部22bが
当接して位置決めされ、逆の姿勢で挿入さた下側の電源
用のコンタクト2′は前側のストッパ部22b′が紙面手
前の段差部(図示せず)に当接して両段差部の位置の差
δだけ前側(左側)に位置決めされている。これによ
り同一コンタクトを用いても接点部21aにδの位置差
があり、挿入される相手コネクタ3の雄コンタクト31は
電源用のコンタクト2′に先に接触する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、同一形状の複数の
コンタクト孔が形成されたコンタクト設置部材に同一形
状のコンタクトを姿勢を変えて組み込むだけで、相手コ
ネクタとの挿入方向に関するコンタクト植設位置を変え
るので、任意のコンタクト位置に電源用コンタクトが配
設された多種類の活線保守機能を有するコネクタを一種
類のコンタクトおよびコンタクト設置部材から製造する
ことができコスト削減効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコネクタを示す分解斜視図、 第2図は本発明のコネクタの断面図、 第3図は従来のコネクタを示す分解斜視図、 である。 図において、 2,2′……コンタクト、21……接触部、 22……固定部、22b,22c……ストッパ部、 23……端子部、4……コンタクト設置部材、 41……コンタクト孔、41b……圧入保持孔、 41c,41e……段差部、41f……逃げ面取り、 3……相手側コネクタ、31……相手コンタクト、 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手側のコンタクトと接触する接触部(2
    1)と、圧入固定される固定部(22)と、プリント配線
    板やケーブルに接続される端子部(23)とが前側から順
    次形成された複数のコンタクト(2,2′)と、 該コンタクト(2,2′)を圧入保持する同一形状の複数
    のコンタクト孔(41)が形成されたコンタクト設置部材
    (4)とからなり、 前記コンタクト孔(41)は前記コンタクト(2)を裏返
    した状態で挿入できる形状を有しかつ中心軸の左右にコ
    ンタクトの挿入方向に関して位置が異なる一対の段差部
    (41c,41e)が設けられ、また前記コンタクトの固定部
    (22)には中心軸の左右に挿入方向に関して位置が異な
    る一対のストッパ部(22b,22c)が設けられており、コ
    ンタクトの挿入姿勢の正逆に対応して異なるストッパ部
    (22b,22c)が一つの段差部(41c)に当接するかまたは
    一つのストッパ部(22b)が異なる段差部(41c,41e)に
    当接してコンタクト(2,2′)が位置決めされることを
    特徴とするコネクタ。
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