JP2003022856A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003022856A
JP2003022856A JP2001208082A JP2001208082A JP2003022856A JP 2003022856 A JP2003022856 A JP 2003022856A JP 2001208082 A JP2001208082 A JP 2001208082A JP 2001208082 A JP2001208082 A JP 2001208082A JP 2003022856 A JP2003022856 A JP 2003022856A
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JP2001208082A
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Shinichiro Kawaguchi
慎一郎 川口
Akira Okada
彰 岡田
Noboru Shimizu
登 清水
Masahiro Hamazaki
雅裕 浜崎
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジングが基板に確実に固着される構造を
有するコネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタ20は、プリント基板22に挿
通されるコンタクト10と、プリント基板22の両面に
背中合わせに配置される1対のハウジング24、26と
を有する。ハウジング26には、圧入ピン34が設けら
れる。ハウジング24に取り付けられたコンタクト10
を介してプリント基板22にハウジング24が固着され
る。ハウジング26に取り付けられた圧入ピン34を介
してプリント基板22にハウジング26が固着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関し、
より詳細には、複数のコンタクトおよび1対のハウジン
グを備え、複数のコンタクトをプリント基板に形成され
た複数の貫通孔部に挿通してプリント基板の両面から突
出させ、1対のハウジングを複数のコンタクトの突出領
域を覆ってプリント基板の両面に背中合わせに配置する
ためのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】電算機、サーバ、交換機、大型コンピュ
ータ等において、プリント基板の両面にコンタクトを突
出させて後述するピンフィールドを形成し、このピンフ
ィールドを覆い、他のコネクタと接続するためのコネク
タ部をプリント基板の両面に背中合わせに設けることが
行われている。
【0003】例えば、図1に示すコネクタ1の場合、一
方のハウジング2aに複数のコンタクト3を取り付け、
コンタクト3の先端3aを基板4の孔部4aに挿通す
る。そして、基板4から突出したコンタクト3の先端3
aを孔部5に挿通するようにして、他方のハウジング2
bを基板4に取り付ける。なお、図2の基板4の平面図
に示すように、複数のコンタクト3は、基板4に行列状
に配置されてピンフィールドを形成する。また、基板4
には、複数のコネクタ1が併設されることが多い。
【0004】このとき、コンタクト3の先端3aを上記
のように他方のハウジング2bの孔部5に挿通させるた
め、コンタクト3の先端3aには所謂バルジ等のハウジ
ング2bの孔部5に係止する係止部を設けることができ
ず、コンタクト3の先端3aをストレートに形成するこ
とになる。このため、他方のハウジング2bの孔部5を
挿入側が拡大したテーパ状に形成するとともに、孔部5
の狭径寸法d1をコンタクト3の先端3aの幅寸法d2
と略同一に形成し、孔部5に挿入されたコンタクト3が
狭径寸法の箇所で他方のハウジング2bに係止する構造
とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
コネクタ1において、コンタクト3を他方のハウジング
2bに確実に固定するためには、孔部5の狭径寸法d1
をコンタクト3の先端の寸法d2よりも小さめに形成
し、ハウジング2bがコンタクト3の先端3aを締り嵌
めするように構成することになるが、この場合、コンタ
クト3を孔部5に挿通する際に孔部5の周壁から擦り取
られ、あるいは削り取られたハウジング材料である樹脂
がコンタクト3に付着し、コンタクト3の導通不良を招
くおそれがある。
【0006】一方、上記の不具合を避けるためには、孔
部5の狭径寸法d1をコンタクト3の先端3aの寸法d
2と同一に形成することが考えられるが、この場合、ハ
ウジング2bからコンタクト3が容易に抜け、ハウジン
グ2bが基板4と分離してしまうおそれがある。
【0007】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、ハウジングが基板に確実に固着される構造を
有するコネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコネクタ
は、接触部と、該接触部から延出したプレスフィット部
と、該プレスフィット部から延出し、該プレスフィット
部よりも幅広のバルジ部とを有する複数のコンタクトお
よび1対のハウジングを備え、該複数のコンタクトをプ
リント基板に形成された複数の貫通孔部に挿通して該プ
リント基板の両面から突出させ、該1対のハウジングを
該複数のコンタクトの突出領域を覆って該プリント基板
の両面に背中合わせに配置するためのコネクタにおい
て、該複数のコンタクトが、該1対のハウジングのう
ち、一方のハウジングに形成した複数の孔部に該バルジ
部が係止して該一方のハウジングに固定されるととも
に、該挿通孔部に該プレスフィット部が係止して該プリ
ント基板に固定されることにより、該複数のコンタクト
を介して該一方のハウジングが該プリント基板に固着さ
れ、該1対のハウジングのうち、他方のハウジングは、
圧入ピンを有し、該圧入ピンを該プリント基板に形成し
た圧入孔に圧入することにより、該圧入ピンを介して該
他方のハウジングが該プリント基板に固着される構成を
有することを特徴とする(請求項1に係る発明)。
【0009】これにより、ハウジングがプリント基板に
確実に固着されるコネクタを得ることができる。
【0010】また、本発明に係るコネクタは、該複数の
コンタクトの一部が、該1対のハウジングのうち、一方
のハウジングに形成した複数の孔部に該バルジ部が係止
して該一方のハウジングに固定されるとともに、該挿通
孔部に該プレスフィット部が係止して該プリント基板に
固定されることにより、該複数のコンタクトの一部を介
して該一方のハウジングが該プリント基板に固着され、
該複数のコンタクトの残部が、該1対のハウジングのう
ち、他方のハウジングに形成した複数の孔部に該バルジ
部が係止して該他方のハウジングに固定されるととも
に、該挿通孔部に該プレスフィット部が係止して該プリ
ント基板に固定されることにより、該複数のコンタクト
の残部を介して該他方のハウジングが該プリント基板に
固着される構成を有することを特徴とする(請求項2に
係る発明)。
【0011】これにより、圧入ピン等の格別な部材を設
けることなく、上記本発明の効果を奏することができ
る。
【0012】また、本発明に係るコネクタは、該複数の
コンタクトが、該1対のハウジングのうち、一方のハウ
ジングに形成した複数の孔部に該バルジ部が係止して該
一方のハウジングに固定されるとともに、該挿通孔部に
該プレスフィット部が係止して該プリント基板に固定さ
れることにより、該複数のコンタクトを介して該一方の
ハウジングが該プリント基板に固着され、該1対のハウ
ジングのうち、他方のハウジングは、突出部を有し、該
突出部を該プリント基板に形成した嵌入孔に嵌入するこ
とにより、該突出部を介して該他方のハウジングが該プ
リント基板に固着される構成を有することを特徴とする
(請求項3に係る発明)。
【0013】これにより、ハウジングに突出部を形成す
るという簡易な構成により、上記本発明の効果を奏する
ことができる。
【0014】また、本発明に係るコネクタにおいて、前
記1対のハウジングは、それぞれ前記プリント基板に固
着される粘着テープを有すると(請求項4に係る発
明)、より確実に固着させることができて好適である。
【0015】また、本発明に係るコネクタにおいて、前
記1対のハウジングは、前記複数のコンタクトの前記接
触部を受け入れる側のハウジングに設けた前記複数の孔
部が受け入れ側に拡大したテーパ状に形成されてなると
(請求項5に係る発明)、コンタクトが変形等すること
なく円滑にハウジングの孔部に挿通され、複数のコンタ
クトを整然と配列することができて好適である。
【0016】また、本発明に係るコネクタにおいて、前
記1対のハウジングは、少なくとも一方が前記プリント
基板にグランドとして接続されるシールド部を有すると
(請求項6に係る発明)、シールド部を有するコネクタ
のノイズを防止することができて好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るコネクタの好適な実
施の形態(以下、本実施の形態例という。)について、
図を参照して、以下に説明する。
【0018】まず、本実施の形態例で用いるコンタクト
の形状について、図3を参照して説明する。
【0019】コンタクト10は、導電性金属材料で形成
された、一般的に用いられる所謂プレスフィットピンタ
イプのコンタクトである。コンタクト10は、棒状に形
成された接触部12と、接触部12から延出し、中央部
が二股に分岐したプレスフィット部14と、プレスフィ
ット部14から延出し、プレスフィット部14よりも幅
広のバルジ部16と、バルジ部16からさらに延出した
接触部18とを有する。
【0020】詳細は、具体例において説明するが、2つ
の接触部12、18はそれぞれコネクタのハウジングに
囲まれた状態で配置され、他の相補形状のコネクタと接
続される部位である。プレスフィット部14は、プリン
ト基板の貫通孔部に撓みながら挿入され、取り付け状態
において原形状に戻ろうとする復元力によって孔部の周
壁を押圧し、プリント基板にコンタクト10を固定する
作用を奏する部位である。バルジ部16は、コネクタの
ハウジングに圧入され、ハウジングにコンタクト10を
固定する作用を奏する部位である。
【0021】つぎに、本実施の形態の第1の例に係るコ
ネクタについて、図4を参照して説明する。
【0022】本実施の形態の第1の例に係るコネクタ2
0は、プリント基板22に挿通される複数の上記コンタ
クト10と、プリント基板22の両面に背中合わせに配
置される、例えば絶縁性樹脂材料で形成された1対のハ
ウジング24、26とを有する。
【0023】ハウジング24には、コンタクト10のバ
ルジ部16の最大幅寸法W1(図3参照)より僅かに狭
径の複数の孔部(圧入孔)28が形成される。一方、ハ
ウジング26には、コンタクト10が挿入される側の開
口がテーパ状に大きく形成されるとともに、他の部分が
コンタクト10の接触部12の幅寸法W2と同じかある
いは僅かに大きく形成された複数の孔部30を有する。
また、ハウジング26には、図4中下向きに突出した複
数の圧入ピン34が設けられている。
【0024】コンタクト10が挿通されるプリント基板
22には、プリント基板22に取り付ける前の自然の状
態におけるコンタクト10のプレスフィット部14の幅
寸法W3よりも僅かに小さい径寸法の複数の貫通孔部3
2が形成されている。また、プリント基板22には、複
数の圧入孔36が形成されている。
【0025】上記のように構成されたコネクタ20をプ
リント基板22に取り付ける方法を説明する。
【0026】まず、コンタクト10の接触部18をハウ
ジング24の孔部28に挿通した後さらに圧入して、孔
部28にコンタクト10のバルジ部16を係止させる。
これにより、コンタクト10が接触部(突出領域)18
を囲まれた状態でハウジング24に固定される。なお、
図4の状態では、バルジ部16は幅広寸法側が紙面上下
に貫通する方向に配置されているため、紙面左右方向に
はバルジ部16と孔部28との間に隙間がみえる。
【0027】ついで、コンタクト10の接触部12をプ
リント基板22の貫通孔部32に挿通した後さらにに圧
入して、貫通孔部32にコンタクト10のプレスフィッ
ト部14を係止させる。これにより、コンタクト10が
プリント基板22に固定される。この結果、コンタクト
10を介してプリント基板22にハウジング24が固着
される(図4に示した状態)。
【0028】ついで、テーパ状の開口に案内されなが
ら、ハウジング26の孔部30にコンタクト10の接触
部12を挿通するとともに、プリント基板22の圧入孔
36にハウジング26の圧入ピン34を圧入して、圧入
孔36に圧入ピン34を係止させる。これにより、接触
部(突出領域)12がハウジング26に囲まれた状態に
配置されるとともに、圧入ピン34を介してプリント基
板22にハウジング26が固着される。なお、このと
き、コンタクト10の接触部12は、接触部12の幅寸
法W2と同じかあるいは僅かに大きく形成された孔部3
0を挿通する構成のため、従来例のように、挿通時にコ
ンタクトの接触部が孔部の周壁を擦りあるい削って接触
部にハウジング材料である樹脂が付着し、導通不良を来
たすことがない。また、コンタクト10は、変形等する
ことなく円滑にハウジング26の孔部30に挿通され、
整然と配列される。
【0029】以上説明した手順により、プリント基板2
2とハウジング24、26とが一体的に固着される。
【0030】本実施の形態の第1の例に係るコネクタ2
0は、ハウジング24がコンタクト10を介してプリン
ト基板22に固着されるとともに、ハウジング26が圧
入ピン34を介してプリント基板22に確実に固着され
ているため、ハウジング26がプリント基板22と分離
するおそれがない。
【0031】つぎに、本実施の形態の第1の例に係るコ
ネクタ20の第1および第2の変形例について、図5、
図6を参照して説明する。なお、第1および第2の変形
例は、図5、図6において、一部構成を簡略化して表示
しているが、基本的な構成はいずれも本実施の形態の第
1の例に係るコネクタ20と同じである。上記本実施の
形態の第1の例に係るコネクタ20と同一の構成要素に
ついては同一の参照符号を付すとともに、重複する説明
を省略する。
【0032】まず、第1の変形例に係るコネクタ54
は、コネクタ20においてハウジング26が有していた
圧入ピン34を備えていない。これに代えて、ハウジン
グ56の背面、すなわち、プリント基板22に固着され
る側に複数の突出部58が形成されている。また、突出
部58に対応して、プリント基板22には複数の嵌入孔
60が形成されている。
【0033】そして、コネクタ54をプリント基板22
に取り付けるとき、突出部58を嵌入孔60に嵌入する
ことによりがハウジング56がプリント基板22に固着
される。
【0034】第1の変形例に係るコネクタ54は、突出
部58および嵌入孔60からなる簡易な構成により、ハ
ウジング56がプリント基板22に確実に固着される。
【0035】なお、ハウジング56において、突出部5
8は、突起状に複数個形成すれば十分であるが、例え
ば、複数のコンタクト10、すなわち、ピンフィールド
(従来例参照)を囲うように軌条状に形成してもよい。
【0036】つぎに、第2の変形例に係るコネクタ62
は、コネクタ20においてハウジング26が有していた
圧入ピン34を備えていない。
【0037】コネクタ62は、ハウジング64が、絶縁
性樹脂材料で形成された本体64aを金属材料(シール
ド部)66で囲われている。金属材料66は、本体64
aの背面側、言いかえれば、プリント基板22に取り付
けられる側が本体64aの端面よりも突出して突出部6
6aに形成されている。一方、突出部66aに対応して
プリント基板22に嵌入孔68が形成されている。
【0038】そして、コネクタ62をプリント基板22
に取り付けるとき、突出部66aを嵌入孔68に嵌入す
ることによりがハウジング64がプリント基板22に固
着される。また、このとき、金属材料66の突出部66
aは、プリント基板22に形成した図示しないプリント
配線に電気的に接続される。
【0039】第1の変形例に係るコネクタ54は、金属
材料66がプリント基板22にグランドとして接続され
ることによりノイズ防止を図ることができるとともに、
金属材料66に簡易に形成した突出部66aがプリント
基板22との係止部材を兼ねる。
【0040】なお、ハウジング64において、突出部6
6aは、突起状に複数個形成すれば十分であるが、例え
ば、複数のコンタクト10、すなわち、ピンフィールド
(従来例参照)を囲うように軌条状に形成してもよい。
【0041】つぎに、本実施の形態の第2の例に係るコ
ネクタについて、図7を参照して説明する。なお、上記
本実施の形態の第1の例に係るコネクタ20と同一の構
成要素については、同一の参照符号を付すとともに重複
する説明を省略する。
【0042】本実施の形態の第2の例に係るコネクタ3
8は、複数のコンタクト10の全部が一方のハウジング
に固定されるのではなく、一部のコンタクト10がハウ
ジング40に固定され、残部のコンタクト10がハウジ
ング42に固定されている点がコネクタ20と異なる。
【0043】すなわち、一部のコンタクト10(図7
中、10a〜10cで表示)は、バルジ部16が孔部4
6に係止し、また、残部のコンタクト10(図7中、1
0d〜10eで表示)は、バルジ部16が孔部44に係
止することにより、それぞれハウジング40、42に固
定されている。
【0044】そして、ハウジング40、42に固定され
ているコンタクト10の接触部12をプリント基板22
の貫通孔部32に挿通した後、相手方のハウジング4
0、42に接触部12と略同一寸法に形成された孔部4
8、50に接触部12を挿通し、かつプレスフィット部
14をプリント基板22の貫通孔部32に係止すること
により、ハウジング40、42はそれぞれ各ハウジング
40、42に固定されたコンタクト10を介して個別に
プリント基板22に固着される。
【0045】本実施の形態の第2の例に係るコネクタ3
8は、プリント基板22に固着するための係止部材をハ
ウジングに格別に設けることなく、ハウジング40、4
2がそれぞれコンタクト10を介して個別にプリント基
板22に確実に固着され、ハウジング40、42がプリ
ント基板22と分離するおそれがない。
【0046】なお、この場合、2つのハウジングに振り
分けるコンタクトの数は、例えば、数本対残部であって
もよく、また、半数対半数であってもよい。
【0047】このとき、ハウジング40、42の背面、
言いかえればプレスフィット部14が突出する側の面に
粘着テープ52を取り付け、プリント基板22に粘着さ
せると、ハウジング40、42をプリント基板22によ
り確実に固着することができる(図7中、ハウジング4
2に取り付けられた粘着テープ52のみ表示)。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係るコネクタによれば、複数
のコンタクトが、1対のハウジングのうち、一方のハウ
ジングに形成した複数の孔部にバルジ部が係止して固定
されるとともに、挿通孔部にプレスフィット部が係止し
てプリント基板に固定されることにより、複数のコンタ
クトを介して一方のハウジングがプリント基板に固着さ
れ、1対のハウジングのうち、他方のハウジングは、圧
入ピンを有し、圧入ピンをプリント基板に形成した圧入
孔に圧入することにより、圧入ピンを介して他方のハウ
ジングがプリント基板に固着される構成を有するため、
また、請求項2に係るコネクタによれば、複数のコンタ
クトの一部が、1対のハウジングのうち、一方のハウジ
ングに形成した複数の孔部にバルジ部が係止して一方の
ハウジングに固定されるとともに、挿通孔部にプレスフ
ィット部が係止してプリント基板に固定されることによ
り、複数のコンタクトを介して該一方のハウジングが該
プリント基板に固着され、複数のコンタクトの残部が、
1対のハウジングのうち、他方のハウジングに形成した
複数の孔部にバルジ部が係止して他方のハウジングに固
定されるとともに、該挿通孔部に該プレスフィット部が
係止してプリント基板に固定されることにより、複数の
コンタクトを介して他方のハウジングがプリント基板に
固着される構成を有するため、ハウジングがプリント基
板に確実に固着されるコネクタを得ることができる。
【0049】また、請求項4に係るコネクタによれば、
1対のハウジングは、それぞれ前記プリント基板に固着
される粘着テープを有するため、より確実に固着させる
ことができる。
【0050】また、請求項5に係るコネクタによれば、
1対のハウジングは、複数のコンタクトの接触部を受け
入れる側のハウジングに設けた複数の孔部が受け入れ側
に拡大したテーパ状に形成されてなるため、コンタクト
が変形等することなく、複数のコンタクトを整然と配列
することができて好適である。
【0051】また、請求項6に係るコネクタによれば、
1対のハウジングは、少なくとも一方がプリント基板に
グランドとして接続されるシールド部を有するため、コ
ネクタのノイズを防止することができて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコネクタをプリント基板に取り付ける途
中の状態を示すコネクタおよびプリント基板の概略断面
図である。
【図2】プリント基板に形成されたピンフィールドを示
すプリント基板の平面図である。
【図3】本実施の形態例で用いるコンタクトの斜視図で
ある。
【図4】本実施の形態の第1の例のコネクタをプリント
基板に取り付ける途中の状態を示すコネクタおよびプリ
ント基板の概略断面図である。
【図5】本実施の形態の第1の例のコネクタの第1の変
形例を示すコネクタおよびプリント基板の概略断面図で
ある。
【図6】本実施の形態の第1の例のコネクタの第2の変
形例を示すコネクタおよびプリント基板の概略断面図で
ある。
【図7】本実施の形態の第2の例のコネクタをプリント
基板に取り付ける途中の状態を示すコネクタおよびプリ
ント基板の概略断面図である。
【符号の説明】
10 コンタクト 12、18 接触部 14 プレスフィット部 16 バルジ部 20、38、54、62 コネクタ 22 プリント基板 24、26、40、42、56、64 ハウジング 34 圧入ピン 52 粘着テープ 58、66a 突出部 66 金属材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 登 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 (72)発明者 浜崎 雅裕 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 AA26 BB02 BB12 BB22 CC22 EE02 EE27 EE29 GG15 HH08 HH17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触部と、該接触部から延出したプレス
    フィット部と、該プレスフィット部から延出し、該プレ
    スフィット部よりも幅広のバルジ部とを有する複数のコ
    ンタクトおよび1対のハウジングを備え、該複数のコン
    タクトをプリント基板に形成された複数の貫通孔部に挿
    通して該プリント基板の両面から突出させ、該1対のハ
    ウジングを該複数のコンタクトの突出領域を覆って該プ
    リント基板の両面に背中合わせに配置するためのコネク
    タにおいて、 該複数のコンタクトが、該1対のハウジングのうち、一
    方のハウジングに形成した複数の孔部に該バルジ部が係
    止して該一方のハウジングに固定されるとともに、該挿
    通孔部に該プレスフィット部が係止して該プリント基板
    に固定されることにより、該複数のコンタクトを介して
    該一方のハウジングが該プリント基板に固着され、 該1対のハウジングのうち、他方のハウジングは、圧入
    ピンを有し、該圧入ピンを該プリント基板に形成した圧
    入孔に圧入することにより、該圧入ピンを介して該他方
    のハウジングが該プリント基板に固着される構成を有す
    ることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 接触部と、該接触部から延出したプレス
    フィット部と、該プレスフィット部から延出し、該プレ
    スフィット部よりも幅広のバルジ部とを有する複数のコ
    ンタクトおよび1対のハウジングを備え、該複数のコン
    タクトをプリント基板に形成された複数の貫通孔部に挿
    通して該プリント基板の両面から突出させ、該1対のハ
    ウジングを該複数のコンタクトの突出領域を覆って該プ
    リント基板の両面に背中合わせに配置するためのコネク
    タにおいて、 該複数のコンタクトの一部が、該1対のハウジングのう
    ち、一方のハウジングに形成した複数の孔部に該バルジ
    部が係止して該一方のハウジングに固定されるととも
    に、該挿通孔部に該プレスフィット部が係止して該プリ
    ント基板に固定されることにより、該複数のコンタクト
    の一部を介して該一方のハウジングが該プリント基板に
    固着され、 該複数のコンタクトの残部が、該1対のハウジングのう
    ち、他方のハウジングに形成した複数の孔部に該バルジ
    部が係止して該他方のハウジングに固定されるととも
    に、該挿通孔部に該プレスフィット部が係止して該プリ
    ント基板に固定されることにより、該複数のコンタクト
    の残部を介して該他方のハウジングが該プリント基板に
    固着される構成を有することを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 接触部と、該接触部から延出したプレス
    フィット部と、該プレスフィット部から延出し、該プレ
    スフィット部よりも幅広のバルジ部とを有する複数のコ
    ンタクトおよび1対のハウジングを備え、該複数のコン
    タクトをプリント基板に形成された複数の貫通孔部に挿
    通して該プリント基板の両面から突出させ、該1対のハ
    ウジングを該複数のコンタクトの突出領域を覆って該プ
    リント基板の両面に背中合わせに配置するためのコネク
    タにおいて、 該複数のコンタクトが、該1対のハウジングのうち、一
    方のハウジングに形成した複数の孔部に該バルジ部が係
    止して該一方のハウジングに固定されるとともに、該挿
    通孔部に該プレスフィット部が係止して該プリント基板
    に固定されることにより、該複数のコンタクトを介して
    該一方のハウジングが該プリント基板に固着され、 該1対のハウジングのうち、他方のハウジングは、突出
    部を有し、該突出部を該プリント基板に形成した嵌入孔
    に嵌入することにより、該突出部を介して該他方のハウ
    ジングが該プリント基板に固着される構成を有すること
    を特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記1対のハウジングは、それぞれ前記
    プリント基板に固着される粘着テープを有することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記1対のハウジングは、前記複数のコ
    ンタクトの前記接触部を受け入れる側のハウジングに設
    けた前記複数の孔部が受け入れ側に拡大したテーパ状に
    形成されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記1対のハウジングは、少なくとも一
    方が前記プリント基板にグランドとして接続されるシー
    ルド部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載のコネクタ。
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