JPH07506693A - コンポネント・ボードを電気的に相互接続するためのシステムおよびコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンポネント・ボードを電気的に相互接続するためのシステムおよびコネクタ この発明は、それぞれのコネクタが、さらに別の接点部材と接触を行なうための 接触端部と、導線を接続するためのターミナル端部を有する複数の導電体の接点 部材とで構成され、ボードが、ターミナル端部を収容するホールパターンを備え るボードの両面上に互いに向き合って位置するコネクタを有するコンポネント・ ボードを電気的に相互接続するためのシステムまたはコネクタ／ボード組立体に 関する。

このタイプのシステムは、実際に例えば、コンポネント・ボードを積み重ねて相 互接続を行なうために、または、例えば、コンポネント・ボードを「親」ボード または「親」パネルと称する１つまたはそれ以上のコンポネントｅボードを接続 するために、または、コンポネント・ボードの両面と「子」ボードまたは「子」 パネルとを接続するために使用される。

これらの「子」ボードは、その両面に「子」ボードを積み重ねるためにコネクタ を形成してもよく、「孫」ボードと称されるさらに別のコンポネント・ボードを 接続するためのコネクタを形成してもよい。

このタイプのシステムは、例えば、ＤＥ−Ａ−３，３２３，０２９によって開示 されているが、ここでは、それぞれのコネクタハウジングをネジまたはリベット の結合手段によってコンポネント拳ボード上にマウントするためにハウジングの 両端面に位置する突起を有するコネクタが利用されている。ハウジングをコンポ ネント拳ボード上にマウントするこの態様は、突起部材がマウントを目的として コネクタハウジングから横に突出している結果として、コンポネント・ボード上 における接点部材の配置を損失することなく複数のコネクタを互いに隣り合うよ うにマウントすることが不可能であるという不利な点を有している。英語文献中 では、これは「端部同士を整合した積み重ねＪ　（’ｅｎｄ−１ｏ−ｅｎｄ　ｓ ｌａｃｋｉｎｇ’　）としてやはり知られている。

この発明は、それぞれのコンポネント・ボード上に充分に強固にマウントされる 、端部同士が整合するように積み重ねられるコネクタを有する最初に述べたタイ プのシステムまたは組立体を提供することをその目的とする。

この発明によれば、このことは、ボードの一方の面に設けられたコネクタの１つ の接点部材の少なくとも１つのターミナル端部とボードの他方の面に設けられた コネクタの接点部材の少なくとも１つのターミナル端部とが、ホールパターンの 孔内に収容され、少なくとも１つのターミナル端部が、ボードのホールパターン のしかるべき孔内にクランプ部材を収容する手段を備えることによって達成され る。

多くの接点部材が、ホールパターンの孔内でクランプ部材のそのようなマウント 手段を備えていれば、対応するコネクターが、コンポネント・ボード上で機械的 により強固に保持される点が理解されるであろう。コネクタの寸法が大きいほど 、多くの接点部材にクランプ手段を設けることが勧められる。

多くの適用例においては、信号接地（ｓｉｇｎａｌ　ｅａｒｌｈ）または信号接 地に対して減結合された供給ターミナルと接続された少なくとも１つの接点部材 が、信号搬送接点の間に設けられるように、コネクタの接点部材を電気的に接続 することが普通である。

この発明のシステムは、特に、この態様で接続された接点部材を有するコネクタ を接続するために好適であり、さらに別の実施例においては、この目的のために コンポネント・ボードが、１つまたはそれ以上の相互に電気的に絶縁された結線 層と、１つまたはそれ以上の結線層と電気的接触をなすホールパターンの孔内の クランプ部材を収容するための接点部材手段とを備えている。

例えば、結線層の１つは、システムの信号接地と接続することができ、１つまた はそれ以上の他の結線層は、供給電圧と接続することができる。

ＵＳ−Ａ−３，９６３，３０１号には、最初に述べたタイプのシステムが開示さ れており、２つの向き合って設けられる接点端部を有する接点部材を備えるコネ クタが使用されており、この接点端部の少なくとも１つは、プラグまたはピン接 点として設計され、これらのプラグ接点は、コネクタのハウジングから外へ同じ 方向に突出する。各コネクタをマウントした状態では、プラグ接点は、ホールパ ターンを経てコンポネント・ボード内を一方の面から他方の面に延在する。この 点によって、２つのコネクタが、コンポネント・ボードの一方の面と他方の而と 向かい合ってマウントされることとなる。それぞれの別のハウジングは、コンポ ネント・ボード上にいがなるマウント手段も持たず、ハウジングの通路開口部壁 と収容されるプラグ接点の間の全摩擦力によってひたすらコンポネント拳ボード 上に保持される。そのようなシステムは、例えば、乗り物内部の設備におけるよ うに、振動に晒されるコンポネント・ボードと共用するには相応しくない。別の ハウジングがら横方向に延在するマウント手段は、端部同士を整合して積み重な るコネクタシステムを構築できないという欠点を有する。

この発明の別の実施例においては、この問題は、コネクタの１つまたはそれ以上 の接点部材が、第１および第２の向かい合って設けられた接点端部を備え、クラ ンプ部材をホールパターンの孔内に収容するための手段が、２つの接点端部の間 に設けられ、接点端部の少なくとも１つがプラグまたはピン接点として設計され 、孔内の前記プラグ接点およびクランプ部材収容手段が、コネクタのハウジング から外に同じ方向に突出し、ハウジングが、別のプラグ接点を収容する通路開口 部を備え、ボードの一方の面上にある接点部材と通路開口部とが、ホールパター ンの孔と同様に、ハウジングの外に延在するコネクタのプラグ接点が、ホールパ ターンを介して、他方の向き合って設けられたコネクタの通路開口部と係合し、 ２つのコネクタが、クランプ部材収容手段を介して、ホールパターンの孔を介し てボードと強固に接続される態様で配列されることによって解決される。

何故ならば、この実施例では、先行技術とは対照的に、互いに向かい合って設け られる両接点が、ボールパターンの孔内に、一方および他方のコネクタの接点部 材が、マウントされた状態で互いのハウジング内で相互に係合して上記のコネク タの接続が生じるように、クランプ部材収容手段を持つ接点部材を備えており、 ＵＳ−Ａ−３，９６３，３０１号のものとは対照的に、２つのハウジングがコン ポネント−ボードに強固にマウントされるからである。

この発明のシステムまたは組立体は、特に、導電体のシールド部材と結線部と接 続するためのターミナル端部を備えるコネクタに用いるのに適しており、コネク タのシールド部材の少なくとも１つのターミナル端部が、ボードのホールパター ンの孔内にクランプ部材収容手段を具備する。

この発明のシステムのこの実施例もまた、表面マウント技術の適用対象となるタ ーミナル端部を備える接点部材とコネクタがコンポネントφボードに強固にマウ ントされる１つまたはそれ以上のシールド部材を有するコネクタに用いるのに相 応しい。

シールド部材は、シグナル搬送接点部材および／または接続供給電圧を相互に電 気的にシールドするために、コンポネント・ボードの１つまたはそれ以上の結線 層と有利に接続することが可能である。シールド部材のターミナル端部とホール パターンも、接点部材またはターミナル端部を所望のピッチで設けたコネクタを ｈｏするシステムまたは組立体が達成されるように互いにマツチさせることがで きる。

比較的厚いフンポネント争ボード用に、向かい合って配置されるコネクタのコン ポネント・ボードの孔内にクランプ部材を収容するためのターミナル端部は、同 じ孔内に向き合って収容されることができる。

しかしながら、ボードのホールパターンが１つまたはそれ以上の孔の列からなる 、この発明のシステムまたは組立体の別の実施例において、比較的薄いコンポネ ント・ボードまたは上記の結線層を有するボードの場合は、孔内にクランプ部材 収容手段をａするターミナル端部もまた、向き合って配置されるコネクタのター ミナル端部が、それぞれ、列の異なった孔内で係合するように、列をなして配列 される。

ボードが曲がることを防ぐために、この発明のさらになお別の実施例においては 、向き合って配置されるコネクタのターミナル端部は、列の孔内で交互に係合す る。

平行なコンポネント・ボードの積み重なりを提供するために、この発明のシステ ムまたは組立体の他の実施例においては、ボードの１面上のコネクタが、別のボ ードの他方の面上のコネクタと接合するように設計される。

このように、例えば、コンポネント・ボードの一方の面にマウントされたコネク タは、もっばら雌接点として設計される接点端部を備えることができ、他方、ボ ードの他方の面に配置されるコネクタは、もっばら雄接点として設計されること ができる。このタイプのコンポネント・ボードもまた、「両性ｊのボードと呼ば れ、それらの一方の面および他方の面と向き合ってそれぞれ接続することができ る。雄雌接点端部の混合体を有するコネクタ、およびボードの両面に接合態様で マウントされる雄雌コネクタの混合体も使用できることが明かである。

この発明はまた、上記のシステムまたは組立体において、導電体で作られる複数 の接点部材を有する電気的絶縁材製のハウジングを備え、さらに別の接点部材お よび結線部と接触させるためのターミナル端部を有するコンポネント・ボードの 両側に向き合って配置するためのコネクタに関連しており、１つまたはそれ以上 のターミナル端部が、コンポネント・ボードの孔内にクランプ部材収容手段を備 える。

この発明はさらに、シールド部材の少なくとも１つのターミナル端部が、コンポ ネント・ボードの孔内にクランプ部材収容手段を備える点を特徴とする、上記の システムまたは組立体において、導電体で作られる複数の接点部材を有する電気 的絶縁材製のハウジングを備え、さらに別の接点部材および結線部と接触させる ためのターミナル端部を有し、ハウジング内に収容される導電体製のシールド部 材を有し、結線部と接続するためのターミナル端部を備えるコンポネント・ボー ドの両側に向き合って配置するためのコネクタに関連する。

この発明は、さらになお、１つまたはそれ以上のコネクタの接点部材が、第１お よび第２の向き合って配置される接点端部と、ホールパターンの孔内にクランプ 部材を収容するために２つの接点一部の間に設けられる手段と、プラグ接点とし て設計される少なくとも１つの接点端部とを備え、孔内の前記プラグ接点とクラ ンプ部材収容手段が、コネクタのハウジングから外へ同じ方向に突出しており、 前記ハウジングが、別のプラグ接点を収容するための開口部を備える点を特徴と する、上記の複数の導電体の接点部材を有する電気的絶縁体製のハウジングを備 える、上記のシステムまたは組立体において、コンポネント・ボードの両面に向 き合って配置されるコネクタに関連する。

この発明を添付図面に示される模範実施例を参照しつつ極めて詳細に説明する。

図１は、表面マウント技術による処理に供される、積み重なって配列され、表裏 どちらかの面上で、端部と端部が整合して積み重なることができる向き合って配 置されるコネクタを白′する複数枚のコンポネント・ボードで構成されるこの発 明のシステムを概略的に示す斜視図である。

図２は、そこに収容されるシールド部材を有するコネクタを備えるこの発明のシ ステムを、図１と同じ態様で示す。

図３は、コンポネント・ボード上にマウントする前の図２のコネクタの斜視部の 概略的拡大図である。

図４は、２つの接触端部を備える接点部材と、向き合って配置されるコネクタの 接触端部を収容するためのハウジング内の通路開口部とを具備するコネクタの部 分的断面を示す立面図である。

図５は、コンポネント・ボードの孔内にクランプ部材を収容するための手段の色 々な実施例を示す線図的斜視図である。

図１は、ボードの表裏どちらかの面に互いに向き合ってマウントされる雌コネク タ４．５．６と雄コネクタ？、　８．９を備える多数枚のいわゆる雄雌両性の（ ｈｅｒｍａｐｂｒｏｄｉｔｅ）コンポネント・ボード１．２．３を示す。分かり やすくするために、ボード１、２．３上には、これ以上の数のコンポネントを示 していないが、それぞれのコンポネント・ボードに、所望に応じて、集積回路、 抵抗、キャパシタ、およびその他の電気的および／または電子的諸コンポネント をマウントすることが可能なことが明らかである。コンポネント・ボード２のコ ネクタ７−９と、コンポネント・ボード３のコネクタ４−６とは、それぞれ、接 合状態で示されている。

コンポネント・ボードの平行な積み重ねを形成する代わりに、別の「子」パネル または「子」ボードを、１つのコンポネント・ボードの上に、これを横断してマ ウントすることも、および／または、さらに別の「孫」ボードを、この（図示し ない）「子」ボード上にマウントすることも、もちろん可能である。図１のコネ クタ４−９は、すべてが、これまでに知られている表面マウント技術によって、 それぞれのコネクタの接点部材のターミナル端部をコンポネント・ボード上にマ ウントするタイプのものである。

図２は、図１と同様に多数枚のコンポネント・ボードではあるが、ハウジング内 に収容される電気導体材料のシールド部材１６．１７を有する雌コネクタ１０． １１．１２と雄コネクタ１３．１４゜１５を備えるものを図１と同様な態様で示 す。

図３は、図２のコネクタ１０．１３の一部の断面を、それぞれ、拡大して示す。

プラスチックハウジング２２を有するコネクタｌＯの接点部材スチックハウジン グ２３を有するコネクタ１３の接点部材１９は、雄またはプラグ接点を形成する 。接点部材１８と１９の間には、それぞれ、シールド部材１６．１７が、電導性 のあるボードという形態で存在する。シールド部材１７は、シールド部材１６の プレート型接点部材２１と接触を行うための接触フィンガー２１を備えている。

コネクタｌＯの場合に見られるように、シールド部材１６．１７は、もし互いに 電気的に接続することが必要な場合には、コネクタハウジング内に交互に配列さ れる。

コネクタ１０．１３をコンポネント・ボード１にマウントするために、シールド 部材１６．１７は、コネクタのマウント状態では、コンポネント・ボードｌ内に 設けられるホールパターン２６の孔２７内でクランプ態様で係合するクランプ部 材２５を有するターミナル端部２４を備えている。コネクタ１０．１３がマウン トされた状態においては、これらは、クランプ部材２５によって、コンポネント ・ボードｌ上に強固に保持される。

シールド部材１６．１７のみが、図３におけるクランプ部材２５を備えるが、１ つまたはそれ以上の接点部材２０．２１もまた、ホールパターンとマツチするよ うに設けられた孔内に収容するためのクランプ手段を備えることが可能であるこ とが明かである。図３に示すように、クランプ部材２５を備えるコネクタ１０． １３のターミナル端部は、孔列として設計されたホールパターン２６の孔２７内 で交互に係合する。孔２７とクランプ部材２５の位置は、適当な孔の位置が、接 点部材の所望の好ましく１配列ピッチに応じて見出たされるように自由に選択す べきである。

この実施例ではコンポネント・ボードｌが、３つの導電体の配線＠２８を備える 。さらに、接点部材１８．１９を、表面マウント技術によって接続するためのタ ーミナルＲ・ソチ２９が示されている。

図４は、この発明のシステムの１実施例を示しており、この実施例は、内部に収 容される導電性接点部材３２を持つ電気絶縁材のハウジング３１を備えるコネク タ３０に用０られ、その両端部にプラグまたはビン接点３３．３４を備え、プラ グ接点３４はハウジング３１のベース壁部３５から外側に突出する。ベース壁部 ３５は、さらに、例えば、接点部材３２の中心に配列される開口部３６を備える 。

コンポネント・ボード５０の他の面には、コネクタ３０と向き合って設けられ、 電気絶縁体材のハウジング４１を備え、導電体の接点部材４２と、第１のプラグ またはビン接点端部４３とハウジング４１のベース壁部４５から突出する第２の ビン接点端部４４をａする同様な別のコネクタ４０が示されて（する。ベース壁 部４５は、さらに、接点部材４２の両側に開口部４６を備える。

ハウジング３１．４１それぞれの外側に突出するプラグ接点３４、４４は、さら に、図３に示すクランプ部材２５を備えて０る。

コンポネント・ボード５０は、貫通孔５２を備えたホール、＜ターン５１を何す る。

孔５１．　プラグ接点３４．４４および、それぞれのコネクタハウジング内の開 口部３６．４６は、マウントされた状態において、プラグ接点４０が開口部４６ を経てコネクタ４０内に突出し、プラグ接点４４が開口部３６を経てコネクタ３ ０内に突出するように互いに位置関係が整合する。２つのコネクタ３０．４０は クランプ部材２５によって、振動で緩むなどの危険がなく、コンポネント・ボー ド５０に強固に接続される。コネクタ３０．４０がそれぞれ、製造上有利であり 低コストである接点部材３２．４２によって完全に負荷を受けるわけではない点 に注目されたい。

この発明の口約に適う代替クランプ部材５５．５６．５７が、図５ａ、ｂ、ｃに 示される。英語文献中では、これらのクランプ手段は、’　ｐｔｅｓｓ−ｆｉｔ ’　または’　ｐｔｔｓｓ−ｉｎ’として言及される。

この発明はもちろん、図示のクランプ手段と接点部材の組み合わせに限定される ものではない。

補正書の關訳文提出書（特許法第１８４条の８）甲成６年７７１２２　ｒｌ 明　細　書 この発明は、それぞれのコネクタが、そのボードに保持され、別の接点部材と接 触を行うための接点端部と、結線部と接続するためのターミナル端部を有する導 電体の複数の接点部材を備える電気的絶縁材製のハウジングを含み、ボードが、 ターミナル端部を収容するためのホールパターンを備えるボードの両面上に互い に向き合って位置するコネクタを有するコンポネント・ボードを電気的に相互接 続するためのシステムまたはコネクタ／ボード組立体に関する。

このタイプのシステムは、実際に例えば、コンポネント・ボードを積み重ねて相 互接続を行なうために、または、例えば、コンポネント・ボードを「親」ボード または「親」パネルと称する１つまたはそれ以上のコンポネント・ボードを接続 するために、または、コンポネント・ボードの両面と「子」ボードまたは「子」 パネルとを接続するために使用される。

これらの「子」ボードは、その両面に「子」ボードを積み重ねるためにコネクタ を形成してもよく、「孫」ボードと称されるさらに別のコンポネント・ボードを 接続するためのコネクタを形成してもよい。

このタイプのシステムは、例えば、ＤＥ−Ａ−３，３２３，０２９によって開示 されているが、ここでは、それぞれのコネクタハウジングをネジまたはリベット の結合手段によってコンポネント・ボード上にマウントするためにハウジングの 両端面に位置する突起を何するコネクタが利用されている。ハウジングをコンポ ネント・ボード上にマウントするこの態様は、突起部材がマウントを目的として コネクタハウジングから横に突出している結果として、コンポネント・ボード上 における接点部材の配置を損失することなく段数のコネクタを互いに隣り合うよ うにマウントすることが不可能であるという不利な点を何している。英語文献中 では、これは「端部同士を整合した積み重ねＪ　（’ｅｎｄ−ｔｏ−ｃｎｄ　ｓ ｌｘｃｋｉｎｇ’　）としてやはり知られている。

この発明は、特に、それぞれのコンポネント・ボード上に充分に強固にマウント される、端部同士が整合するように積み重ねられるコネクタを有する最初に述べ たタイプのシステムまたは組立体を提供することをその目的とする。

この発明によれば、このことは、ボードの一方の面に設けられたコネクタの１つ の接点部材の少なくとも１つのターミナル端部とボードの他方の面に設けられた コネクタの接点部材の少なくとも１つのターミナル端部とが、ホールパターンの 孔内に収容され、少なくとも１つのターミナル端部が、ボードのホールパターン のしかるべき孔内にクランプ部材を収容する手段を備えることによって達成され る。

のそのようなマウント手段を備えていれば、対応するコネクターが、コンポネン ト・ボード上で＃ｉ械的により強固に保持される点が理解されるであろう。コネ クタの寸法が大きいほど、多くの接点部材にクランプ手段を設けることが勧めら れる。

クランプする態様で収容する手段をコンポネント・ボードの孔内に備えるターミ ナル端部を６する接点部材が、特に、υ５−Ａ−４．２３２．９２４号によって 開示されている点が注目される。

−しかしながら、前記接点部材を、このタイプの端部同士が整合するように積み 重なるコネクタ／ボード組立体を提供するように、ボードの各面に向き合って位 置するコネクタを釘するコネクタ／ボード組立体に使用することは、前記ＵＳ特 許明細書に開示がなく、これによっては示唆されない。

多くの適用例においては、信号接地（ｓｉｇｎａｌ　ｅａｒｔｈ）または信号接 地に対して減結合された供給ターミナルと接続された少なくとも１つの接点部材 が、信号搬送接点の間に設けられるように、コネクタの接点部材を電気的に接続 することが普通である。

この発明のシステムは、特に、この態様で接続された接点部材を有するコネクタ を接続するために好適であり、さらに別の実施例においては、この目的のために コンポネント・ボードが、１つまたはそれ以上の相互に電気的に絶縁された結線 層と、１つまたはそれ以上の結線層と電気的接触をなすホールパターンの孔内の クランプ部材を収容するための接点部材手段とを備えている。

例えば、結線層の１つは、システムの信号接地と接続することができ、１つまた はそれ以上の他の結線層は、供給電圧と接続することができる。

ｔｌｓ−Ａ−３，９６３，３０１号には、最初に述べたタイプのシステムが開示 されており、２つの向き合って設けられる接点端部を有する接点部材を備えるコ ネクタが使用されており、この接点端部の少なくとも１つは、プラグまたはピン 接点として設計され、これらのプラグ接点は、コネクタのハウジングから外へ同 じ方向に突出する。各コネクタをマウントした状態では、プラグ接点は、ホール パターンを経てコンポネント・ボード内を一力の面から他方の面に延在する。こ の点によって、２つのコネクタが、コンポネント・ボードの一方の面と他方の面 と向かい合ってマウントされることとなる。それぞれの別のハウジングは、コン ポネント・ボード上にいかなるマウント手段も持たず、ハウジングの通路開口部 壁と収容されるプラグ接点の間の全摩擦力によってひたすらコンポネント・ボー ド上に保持される。そのようなシステムは、例えば、乗り物内部の設備における ように、振動に晒されるコンポネント・ボードと共用するには相応しくない。別 のハウジングから横方向に延在するマウント手段は、端部同士を整合して積み重 なるコネクタシステムを構築できないという欠点を有する。

この発明の別の実施例においては、この問題は、コネクタの１つまたはそれ以上 の接点部材が、第１および第２の向かい合って設けられた接点端部を備え、クラ ンプ部材をホールパターンの孔内に収容するための手段が、２つの接点端部の間 に設けられ、接点端部の少なくとも１つがプラグまたはピン接点として設計され 、孔内の前記プラグ接点およびクランプ部材収容手段が、コネクタのハウジング から外に同じ方向に突出し、ハウジングが、別のプラグ接点を収容する通路開口 部を備え、ボードの一方の面上にある接点部材と通路開口部とが、ホールパター ンの孔と同様に、ハウジングの外に延在するコネクタのプラグ接点が、ホールパ ターンを介して、他方の向き合って設けられたコネクタの通路開口部と係合し、 ２つのコネクタが、クランプ部材収容手段を介して、ホールパターンの孔を介し てボードと強固に接続される態様で配列されることによって解決される。

何故ならば、この実施例では、先行技術とは対照的に、互いに向かい合って設け られる両接点が、ホールパターンの孔内に、一方および”他方のコネクタの接点 部材が、マウントされた状態で互いのハウジング内で相互に係合して上記のコネ クタの接続が生じるように、クランプ部材収容手段を持つ接点部材を備えており 、υ５−Ａ−３．９６３．３０１号のものとは対照的に、２つのハウジングがコ ンポネント・ボードに強固にマウントされるからである。

この発明のシステムまたは組立体は、特に、導電体のシールド部材と結線部と接 続するためのターミナル端部を備えるコネクタに用いるのに適しており、コネク タのシールド部材の少なくとも１つのターミナル端部が、ボードのホールパター ンの孔内にクランプ部材収容手段を具備する。

この発明のシステムのこの実施例もまた、表面マウント技術の適用対象となるタ ーミナル端部を備える接点部材とコネクタがコンポネントψボードに強固にマウ ントされる１つまたはそれ以上のシールド部材を何するコネクタに用いるのに相 応しい。

シールド部材は、シグナル搬送接点部材および／または接続供給電圧を相互に電 気的にシールドするために、コンポネント・ボードの１つまたはそれ以上の結線 層と有利に接続することが可能である。シールド部材のターミナル端部とホール パターンも、接点部材またはターミナル端部を所望のピッチで設けたコネクタを 有するシステムまたは組立体が達成されるように互いにマツチさせることができ る。

しかしながら、ボードのホールパターンが１つまたはそれ以上の孔の列からなる 、この発明のシステムまたは組立体の別の実施例において、比較的薄いコンポネ ント・ボードまたは上記の結線層を有するボードの場合は、孔内にクランプ部材 収容手段を有するターミナル端部もまた、向き合って配置されるコネクタのター ミナル端部が、それぞれ、列の異なった孔内で係合するように、列をなして配列 される。

ボードが曲がることを防ぐために、この発明のさらになお別の実施例においては 、向き合って配置されるコネクタのターミナル端部は、列の孔内で交互に係合す る。

平行なコンポネント・ボードの積み重なりを提供するために、この発明のシステ ムまたは組立体の他の実施例においては、ボードの１面上のコネクタが、別のボ ードの他方の面上のコネクタと接合するように設計される。

このように、例えば、コンポネント−ボードの一方の面にマウントされたコネク タは、もっばら雌接点として設計される接点端部を備えることができ、他方、ボ ー下の他方の面に配置されるコネクタは、もっばら雄接点として設計されること ができる。このタイプのコンポネント・ボードもまた、「両性」のボードと呼ば れ、それらの一方の面および他方の面と向き合ってそれぞれ接続することができ る。雄雌接点端部の混合体を有するコネクタ、およびボードの両面に接合態様で マウントされる雄雌コネクタの混合体も使用できることが明かである。

この発明のなお別の実施例においては、コネクタが、端部同士が整合して積み重 なるハウジングを備える。

この発明はまた、上記のシステムまたは組立体において、導電体で作られる複数 の接点部材を有する電気的絶縁材製のハウジングを備え、さらに別の接点部材お よび結線部と接触させるためのターミナル端部を何するコンポネント・ボードの 両側に向き合って配置するためのコネクタに関連しており、１つまたはそれ以上 のターミナル端部が、コンポネント−ボードの孔内にクランプ部材収容手段を備 える。

この発明はさらに、シールド部材の少なくとも１つのターミナル端部が、コンポ ネント・ボードの孔内にクランプ部材収容手段を備える点を特徴とする、上記の システムまたは組立体において、導電体で作られる複数の接点部材を有する電気 的絶縁材製のハウジングを備え、さらに別の接点部材および結線部と接触させる ためのターミナル端部を有し、ハウジング内に収容される導電体製のシールド部 材を有し、結線部と接続するためのターミナル端部を備えるコンポネント・ボー ドの両側に向き合って配置するためのコネクタに関連する。

この発明は、さらになお、１つまたはそれ以上のコネクタの接点部材が、第１お よび第２の向き合って配置される接点端部と、ホールパターンの孔内にクランプ 部材を収容するために２つの接点端部の間に設けられる手段と、プラグ接点と図 １は、ボードの表裏どちらかの面に互いに向き合ってマウントされる雌コネクタ ４．５．６と雄コネクタ？、　８．９を備える多数枚のいわゆる雄雌両性の（ｈ ｅｒｍａｐｈｒｏｄｔＩＣ）コンポネント・ボードＩ、　２．３を示す。分かり やすくするために、ボード１、２．３上には、これ以上の数のコンポネントを示 して（１な０が、それぞれのコンポネント・ボードに、所望に応じて、集積回路 、抵抗、キャパシタ、およびその他の電気的および／または電子的諸コンポネン トをマウントすることが可能なことが明らかである。コンポネント・ボード２の コネクタ７−９と、コンポネントΦボード３のコネクタ４−６とは、それぞれ、 接合状態で示されている。

コンポネント・ボードの平行な積み重ねを形成する代わりに、別の「子」パネル または「子」ボードを、１つのコンポネント・ボードの上に、これを横断してマ ウントすることも、および／または、さらに別の「孫」ボードを、この（図示し ない）「子」ボード上にマウントすることも、もちろん可能である。図１のコネ クタ４−９は、すべてが、これまで１こ知られている表面マウント技術によって 、それぞれのコネクタの接点部材のターミナル端部をコンポネント・ボード上ζ ニマウントするタイプのものである。

図２は、図１と同様に多数枚のコンポネント・ボードで番よあるが、ハウジング 内に収容される電気導体材料のシールド部材１６．１７を有する雌コネクタ１０ ．１１．１２と雄コネクタ１３．１４゜１５を備えるものを図１と同様な態様で 示す。

図３は、図２のコネクタ１０．１３の一部の断面を、それぞれ、拡大して示す。

プラスチックハウジング２２を６するコネクタＩＯの接点部材１８は、雌または 受入れ接点として設計されており、他方プラスチックハウジング２３を有するコ ネクタ１３の接点部材１９は、雄またはプラグ接点を形成する。接点部材１８と １９の間には、そ、れぞれ、シールド部材１６．１７が、電導性のあるボードと いう形態で存在する。シールド部材１７は、シールド部材１６のプレート型接点 部材２１と接触を行うための接触フィンガー２１を備えている。コネクタ１０の 場合に見られるように、シールド部材１６．１７は、もし互いに電気的に接続す ることが必要な場合には、コネクタハウジング内に交互に配列される。

コネクタ１０．１３をコンポネントφボードｌにマウントするために、シールド 部材１６．１７は、コネクタのマウント状態では、コンポネント・ボード１内に 設けられるホールパターン２６の孔２７内でクランプ態様で係合するクランプ部 材２５を有するターミナル端部２４を備えている。コネクタ１０．１３がマウン トされた状態においては、これらは、クランプ部材２５によって、コンポネント ・ボード１上に強固に保持される。

シールド部材１６．１７のみが、図３におけるクランプ部材２５を備えるが、１ つまたはそれ以上の接点部材２０．２１　もまた、ホールパターンとマツチする ように設けられた孔内に収容するためのクランプ手段を備えることが可能である ことが明かである。図３に示すように、クランプ部材２５を備えるコネクタ１０ ．１３のターミナル端部は、孔列として設計されたホールパターン２６の孔２． ７内で交互に係合する。孔２７とクランプ部材２５の位置は、適当な孔の位置が 、接点部材の所望の好ましい配列ピッチに応じて見出だされるように自由に選択 すべきである。

この実施例ではコンポネント・ボード１が、３つの導電体の配線層２８を備える 。さらに、接点部材１８．１９を、表面マウント技術によって接続するためのタ ーミナル１＜・ソチ２９が示されている。

図４は、この発明のシステムの１実施例を示しており、この実施例は、内部に収 容される導電性接点部材３２を持つ電気絶縁材のハウジング３１を備えるコネク タ３０に用いられ、その両端部にプラグまたはピン接点３３．３４を（、ｉｉ＋ え、プラグ接点３４はハウジング３１のベース壁部３５から外側に突出する。ベ ース壁部３５は、さらに、例えば、接点部材３２の中心に配列される開口部３６ を備える。

コンポネント・ボード５０の他の面には、コネクタ３０と向き合って設けられ、 電気絶縁体材のｌ＼ウジング４１を備え、導電体の接点部材４２と、第１のプラ グまたはピン接点端部４３とハウジング４１のベース壁部４５から突出する第２ のピン接点端部４４を有する同様な別のコネクタ４０が示されている。ベース壁 部４５は、さらに、接点部材４２の両側に開口部４６を備える。

ハウジング３１．４１それぞれの外側に突出するプラグ接点３４、４４は、さら に、図３に示すクランプ部材２５を備えて（する。

コンポネント・ボード５０は、貫通孔５２を備えたホール、？ターン５１を有す る。

孔５２．プラグ接点３４．４４および、それぞれのコネクタハウジング内の開口 部３６．４６は、マウントされた状態において、プラグ接点４０が開口部４６を 経てコネクタ４０内に突出し、プラグ接点４４が開口部３６を経てコネクタ３０ 内に突出するように互いに位置関係が整合する。２つのコネクタ３０．４０はク ランプ部材２５によって、振動で緩むなどの危険がなく、コンポネント・ボード ５０に強固に接続される。コネクタ３０．４０がそれぞれ、製造上有利であり低 コストである接点部材３２．４２によって完全に負荷を受けるわけではない点に 注目されたい。

この発明の目的に適う代替クランプ部材５５．５６．５７が、図５ａ、ｂ、ｃに 示される。英語文献中では、これらのクランプ手段は、’　ｐｒｅｓｓ−ｆｉｌ ’　または’　ｐｒ！５ｓ−ｉｎ’として言及される。

この発明はもちろん、図示のクランプ手段と接点部材の組み合わせに限定される ものではない。

請求の範囲 １．ボード（１−３）の一方の面に設けられるコネクタ（４−６；１Ｏ−１２） の接点部材（１６，１７，１８）の少なくとも１つのターミナル端部（２４）と 、 ボード（１−３）の他方の面に設けられるコネクタ（７−９，１３−１６）の接 点部材（１６，１７，１９）の少なくとも１つのターミナル端部（２４）とが、 ホールパターン（２６）の異なる孔（２７）内に収容され、前記少なくとも１つ のターミナル端部（２４）が、クランプ手段（２５）をボード（１−３）のホー ルパターン（２６）の対応する孔（２７）内に収容する点に特徴を有する、 各コネクタ（４−１５）が、そのボード（１−３）に保持され、別の接点部材と 接触を行うための接点端部（２０，２］）　と結線部と接続するためのターミナ ル端部（２４）とを有する導電体の複数の接点部材（１６，１７；１８．１９） を備える電気的絶縁体製のハウジング（２２，２３１を含み、 ボード（１−３１が、ターミナル端部（２４）を収容するホールパターン（２６ ）を備える、複数のコンポネント・ボード（１−３）を相互に電気的に接続する ためのシステムまたはコネクタ／ボード組立体。

２、コンポネント・ボード（１−３）が、１つまたはそれ以上の相互に電気的に 絶縁される結線層（２８）を備え、クランプ部材をホールパターン（２６）の孔 （２７）内に収容するための手段が、１つまたはそれ以上の前記結線層（２８） と電気的接触を行う請求の範囲１記載のシステム。

３、コネクタ（３０；４０）の１つまたはそれ以上の接点部材Ａ（３２；４２） が、向かい合って設けられる第１　（３３；４３）および第２　＜３４：４４） の接点端部を備え、クランプ部材（２５）をホールパターン（５１）の孔（５２ ）内に収容するための手段が、２つの接点端部（３３，４３；３４．４４）の間 に配置され、少なくとも１つの接点端部Ｄ４ｉ４４）がプラグ接点として設計さ れ、 前記プラグ接点とクランプ部材を孔（５２）内に収容する手段（２５）が、コネ クタＤＯ；４０）のハウジングＤＩ；４１）の外へ同じｈ゛向に突出し、 ハウジングＤＩ；４１）が別のプラグ接点を収容するための通路開口部０６；４ ６）を備え、 ボード（５０）の一方の面にある接点部材（３２）と通路開口部（３６）、およ びボード（５０）の他方の面にあるコネクタ（４０）の接点部材（４２）と通路 開口部（４６）が、ホールパターン（５１）の孔（５２）と同様に、ハウジング の外に延在する１つのコネクタのプラグ接点が、ホールパターン（５１）を経て 、他の向かい合って設けられるコネクタの通路開口部内で係合するように相互に 配列され、 ２つのコネクタＤＯ；４０）は、クランプ部材収容手段（２５）を介して、ホー ルパターン（５Ｉ）の孔（５２）内でボード（５０）に強固に接続される請求の 範囲１記載のシステム。

４、ボード（５０）のホールパターン（５１）が、孔（５２）の１つまたはそれ 以上の列からなり、クランプ部材収容手段（２５）を孔（５２）内にＨするター ミナル端部が、やはり、向き合って位置するコネクタＤ０．４０）が、それぞれ 、列の異なる孔（５２）内で係合するように列をなして配列される先行請求の範 囲のいずれか１こＳ己載のシステム。

５、向き合って配置されるコネクタの前記ターミナル端部が列の孔内で交互に係 合する請求の範囲４記載のシステム。

６、ボードの一方の面にあるコネクタ（４−６；１Ｏ−１２）が、平行なボード （１−３）の積み重なりを形成するために、他のボードの他方の面にあるコネク タ（７−９；１３−１５）と接合することができる先行請求の範囲のいずれかに 記載のシステム。

７、コネクタ（４−１５；３０；４０）が、端部同士が整合して積み重なるハウ ジング（２２；２３；３１；４１）を有する先行請求の範囲のいずれかに記載の システム。

８、コネクタ（１０−１５）が、結線部と接続を行うためのターミナル端部（２ ５）を有する導電体のシールド部材（１６，１７）を備え、少なくとも、コネク タ（１０−１５）のシールド部材（１６，１７）のターミナル端部（２４）が、 クランプ部材収容手段（２５）をボード（１−３）のホールパターン（２６）の 孔（２７）内に備える先行請求の範囲のいずれかに記載のシステム。

９、シールド部材（１６，１７）の少なくとも１つのターミナル端部（２４）が 、コンポネント・ボード（１）の孔（２７）内にクランプ部材収容手段（２５） を備える、 複数の導電体の接点部材（１８；１９）と、・別の接点部材と接触を行うための 接点端部と、結線部と接続するためのターミナル端部と、ハウジング（２１；２ ３）内に収容される導電体のシールド部材（１６，１７１とを有する電気的絶縁 体製のハウジング（２１；２３）からなり、前記シールド部材（１６，１７１が 、結線部と接続するためのターミナル端部（２４）を有する、請求の範囲８記載 のシステムまたは組立体におけるコンポネント・ボードの両面に向き合って配置 されるコネクタ。

１０、コネクタＤ０．４０）の１つまたはそれ以上の接点部材Ｄ２；４２）が、 向かい合って配置される第１０３；４３）および第２０４；４４）の接点端部を 備え、クランプ部材をコンポネント・ボード（５０）の孔（５２）内に収容する 手段（２５）が、２つの接点端部（３３，４３；３４．４４）の間に配置され、 そして、少なくとも、前記第２の接点端部０４；４４）が、プラグ接点として設 計され、前記プラグ接点と孔（５２）内にクランプ部材を収容する前記手段（２ ５）とが、コネクタＤＯ；４０）のハウジング（３１；４１）の外へ同じ方向に 突出し、ハウジング（３１；４１）は、プラグ接点を収容するための通路開口部 ０６；４６）を備える、請求の範囲３−７のいずれかに記載のシステムまたは組 立体におけるの両面に向き合って配置されるコネクタ。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．少なくとも１つの、ボードの一方の面に設けられるコネクタの接点部材のタ ーミナル端部と、少なくとも１つの、ボードの他方の面に設けられるコネクタの 接点部材のターミナル端部が、ホールパターンの孔内に収容され、前記少なくと も１つのターミナル端部が、ボードのホールパターンの対応する孔内にクランプ 部材収容手段を備える点を特徴とする、 ボードの両面上で、互いに向かい合って配置されるコネクタを有し、 各コネクタが、 別の接点部材と接触を行うための接点端部を有する導電体の複数の接点部材を備 える電気的絶縁体製のハウジングと、結線部と接続するためのターミナル端部と で構成され、ボードが、ターミナル端部を収容するためのホールパターンを備え る、 複数のコンポネント・ボードを相互に電気的に接続するためのシステムまたはコ ネクタ／ボード組立体。
2. ２．コンポネント・ボードが、１つまたはそれ以上の相互に電気的に絶縁される 結線層を備え、 クランプ部材をホールパターンの孔内に収容するための手段が、１つまたはそれ 以上の前記結線層と電気的接触を行う請求の範囲１記載のシステム。
3. ３．コネクタの１つまたはそれ以上の接点部材が、向かい合って設けられる第１ および第２の接点端部を備え、クランプ部材をホールパターンの孔内に収容する ための手段が、２つの接点端部の問に配置され、 少なくとも１つの接点端部がプラグ接点として設計され、前記プラグ接点とクラ ンプ部材を孔内に収容する手段が、コネクタのハウジングの外へ同じ方向に突出 し、ハウジングが別のプラグ接点を収容するための通路開口部を備え、 ボードの一方の面にある接点部材と通路開口部、およびボードの他方の面にある コネクタの接点部材と通路開口部が、ホールパターンの孔と同様に、ハウジング の外に延在する１つのコネクタのプラグ接点が、ホールパターンを経て、他の向 かい合って設けられるコネクタの通路開口部内で係合するように相互に配列され 、 ２つのコネクタは、クランプ部材収容手段を介して、ホールパターンの孔内でボ ードに強固に接続される請求の範囲１記載のシステム。
4. ４．コネクタが、結線部と接続するためのターミナル端部を有する導電体のシー ルド部材を備え、コネクタのシールド部材の少なくとも１つのターミナル端部が 、クランプ部材をボードのホールパターンの孔内に収容する手段を備える請求の 範囲１、２または３記載のシステム。
5. ５．ボードのホールパターンが、１つまたはそれ以上の孔の列で構成され、 孔内にクランプ部材を収容する手段を有するターミナル端部が、向かい合って設 けられるコネクタの対応ターミナル端部がそれぞれ列の異なった孔内で係合する ように、列内に配列される先行請求の範囲の１または２以上に記載のシステム。
6. ６．向かい合って設けられるコネクタの前記ターミナル端部が、交互に列の孔内 で係合する請求の範囲５記載のシステム。
7. ７．ボードの一方の面にあるコネクタが、平行なボードの積み重なりを形成する ために別のボードの他方の面と接合できる先行請求の範囲の１または２以上に記 載のシステム。
8. ８．複数の導電体の接点部材を有する電気的に絶縁体製のハウジングを備え、別 の接点部材と接続を行うための接点端部と、結線部と接続するためのターミナル 端部とを有し、１つまたはそれ以上のターミナル端部が、コンポネント・ボード の孔内にクランプ部材を収容する手段を備える先行請求の範囲の１または２以上 に記載のシステムまたは組立体におけるコンポネント・ボードの両面に向き合っ て配置されるコネクタ。
9. ９．シールド部材の少なくとも１つのターミナル端部が、コンポネント・ボード の孔内にクランプ部材収容手段を備える、復数の導電体の接点部材を有する電気 的に絶縁体製のハウジングを備え、別の接点部材と接続を行うための接点端部と 、結線部と接続するためのターミナル端部とを有し、そして、ハウジング内に収 容される導電体のシールド部材を有し、結線部と接続するためのターミナル端部 を備える請求の範囲１−７の１または２以上に記載のシステムまたは組立体にお けるコンポネント・ボードの両面に向き合って配置されるコネクタ。
10. １０．コネクタの１つまたはそれ以上の接点部材が、向かい合って配置される第 １および第２の接点端部を備え、クランプ部材をホールパターンの孔内に収容す る手段が、２つの接点端部の間に配置され、そして、接点端部の少なくとも１つ が、プラグ接点として設計され、前記プラグ接点とクランプ部材をホールパター ンの孔内に収容する前記手段とが、コネクタのハウジングの外へ同じ方向に突出 し、ハウジングは、プラグ接点を収容するための通路開口部を備える、復数の導 電体の接点部材を有する電気的に絶縁体製のハウジングを備える請求の範囲１− ７の１または２以上に記載のシステムまたは組立体におけるコンポネント・ボー ドの両面に向き合って配置されるコネクタ。