JPH02646Y2 - - Google Patents

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JPH02646Y2
JPH02646Y2 JP12922881U JP12922881U JPH02646Y2 JP H02646 Y2 JPH02646 Y2 JP H02646Y2 JP 12922881 U JP12922881 U JP 12922881U JP 12922881 U JP12922881 U JP 12922881U JP H02646 Y2 JPH02646 Y2 JP H02646Y2
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JP
Japan
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case
plates
screws
side plates
cover
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JP12922881U
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は計測器用のケースに関するものであ
る。さらに詳しくは、計測器用のケースには、大
はシステム機器用架体から小はポケツトサイズケ
ースまで、その種類、構成などには種々のものが
あるが、本考案はこのようなケースの中でも最も
汎用的に使用されている一般計測器用の標準ケー
スに関するものである。
このようなケースの従来例として、本願出願人
によつて提案された実公昭53−47970号がある。
この既提案のケースは第1図にその分解斜視図を
示すごとく、上下のカバー1,1′と左右側板2,
2′の他に、前横板3,3′、前縦板4,4′、後
横板5,5′および後縦板6,6′を構成部材とし
たもので、前横板3,3′と前縦板4,4′で構成
される前枠組の組立と、後横板5,5′と後縦板
6,6′で構成される後枠組の組立、およびこれ
ら枠組への側板2,2′の取付けにはすべてねじ
が用いられている。このようなケースは計測器用
の標準ケースとして一般に用いられているが、前
後の枠組を構成する横板3,3′、5,5′および
縦板4,4′、6,6′等をケースの必須の構成要
件とするため、部品点数が多くなる。また、これ
ら前後の枠組の組立および側板2,2′の取付け
にはそれぞれねじが用いられているので、その組
立に工数がかかり、その結果コストが高くなる等
の欠点がある。さらに、主たる構成部品が金属で
構成されていることにも起因してケース全体が重
くなる。標準計測器としては携帯する場合があ
り、その場合のケースは可及的に軽いものが望ま
れる。また、この種のケースには高さの異なるも
のが必要とされるが、その場合左右側板2,2′、
前縦板4,4′、後縦板6,6′等の構成部品の変
更が必要であるという欠点があつた。
本考案は従来のケースが有する上記のような種
種の問題点を除去すべくなされたもので、全体構
成が簡略化され、軽量でさらに高さが異なるもの
を容易に製作することのできるケースを提供する
ものである。
第2図は本考案にかかるケースの一実施例の外
観図、第3図は第2図のケースの分解図である。
第3図において、10は提手、11,11′は縁
板、12,12′は側板、13,13′はカバー、
14,14′は化粧板である。側板12,12′は
板金または異形材で構成されている。カバー13
および13′の断面の形状は同一で第4図に示す
ようなコ字形になつている。これらカバー13,
13′において、カバーの内側となる端面には奥
行方向の全長にわたつて(一部であつてもよい)
溝A,A′が設けられている。これらの溝A,
A′の幅は側板12,12′の板厚を受容できるよ
うな大きさに定められている。このような断面の
カバー13,13′は強化プラスチツク例えば
FRPにより構成されている。化粧板14,1
4′の断面の形状は同一で、第5図のようになつ
ている。化粧板14,14′において、ケースに
取付けられる面には上下に離間して凸部B,
B′が設けられ、かつこれら凸部からさらに両端
部に近い位置にねじを覆うための凹凸部C,C′が
設けられている。このような断面の化粧板14,
14′はゴムにより構成されている。縁板11,
11′には、それぞれの両端部に前記化粧板14,
14′の凸部B,B′が嵌合される一対の穴D,
D′と中央部に一対のねじ穴E,E′が形成されてい
る。このような縁板11,11′は金属材で構成
されている。
このような各部材からなるケースにおいて、そ
の組立ては次の順序で行なわれる。まず側板1
2,12′の上端部がカバー13の溝A,A′にそ
れぞれ入るように組合わせ、その両端部をねじ2
1,22,31,32でねじ止めする。カバー1
3′についても同様に側板12,12′の下端部が
カバー13′の溝A,A′にそれぞれ入るように組
合わせ、それぞれの両端部をねじ23,24,3
3,34(34は図示せず)でねじ止めする。こ
れで上下および側面が覆われ、前面および後面が
開口したケースが形成される。次に縁板11を側
板12の前部にねじ穴E,E′を通してねじ41,
42でねじ止めする。同様に縁板11′を側板1
2′にねじ止めする。次いで提手10を側板12
の中央部にねじ43,44でねじ止めする。そし
て、化粧板14の凸部B,B′をスナツプイン方
式により縁板11に形成された穴D,D′に化粧
板14自身が有するゴムの弾性で嵌合することに
より取付ける。化粧板14′についても同様にし
て縁板11′に取付ける。化粧板14はねじ41,
42のねじかくしを行なう。同様にして化粧板1
4′は縁板11′を取付けるねじ(図示せず)のね
じかくしを行なう。これにより、ケースの組立て
は完了する。なお、提手10、縁板11,11′
および化粧板14,14′は本考案のケースにお
いては必ずしも必要としないものである。この場
合、化粧板14,14′はこれをゴムで構成する
ことにより、第6図に示すごとくケースを立てた
ときケースの滑り止めである利点がある。
このような構成の本考案のケースは、左右共通
部品の側板12,12′と上下同一部品のカバー
13,13′の4点を必須の構成部材として組立
てられ、第1図に示すごとく、上下カバー、側板
に加えて前枠組および後枠組を必要としたケース
に比して構成部材数をはるかに減少させることが
できる。このように、構成部品の数が少ないの
で、在庫管理がしやすく、在庫管理のスペースも
小さくてすむ利点がある。また、第1図に示す従
来のケースにおいては、前枠組と後枠組の組立お
よび側板の取付けにはそれぞれねじが用いられて
おり、使用ねじの本数は極めて多いが、それに比
し本考案のケースにおいては、上下のカバー1
3,13′を止めるねじの数は合計で8本と少く、
その結果組立工数は第1図のケースよりもはるか
に少ないものとなる。このようにねじが少なくて
も、側板12,12′の上下端部がカバー13,
13′の溝A,A′に入るように組合わさるように
なつているので、本考案においては斜め方向にも
強いケースが得られる。なお、本考案のケースに
おいてねじの数が少なく、またねじ止めの方向が
一定であることから自動組立も可能となる特徴が
ある。そして、このように部品点数が少なく、か
つねじも少ない本考案のケースにおいては、上下
カバー13,13′を例えば強化プラスチツク材
で構成することにより、第1図のケースより強く
てかつ軽いケースを得ることができる。また、従
来のケースにおいて高さを変えるには側板2,
2′と前後の縦板4,4′、6,6′の高さを変え
る必要があるが、本考案においては側板12,1
2′の高さのみ変えればよいので第1図より高さ
の異なる種々のケースを容易に作ることができ
る。
以上説明したように本考案によれば、部品点数
が少く、かつねじが少ないため、組立が容易で、
かつ高さを容易に変えることのできる軽量のケー
スを極めて簡単な構成によつて得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケースの分解斜視図、第2図は
本考案にかかるケースの一実施例の外観図、第3
図は第2図のケースの分解図、第4図は第2図の
ケースのカバーの断面の形状を示した図、第5図
は第2図のケースの化粧板の形状を示した図、第
6図はケースを立てて配置した状態を示した図で
ある。 12,12′……側板、13,13′……カバ
ー、A,A′……溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケースの内側となる端面に奥行方向に設けら
    れた一対の溝を有し断面形状が互いに同一のコ
    字形をした上下一対のカバーと、該カバーの溝
    に上下端部を挿入して取付けられる一対の側板
    とを具備したケース。 (2) 前記カバーを強化プラスチツク材で構成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のケース。
JP12922881U 1981-08-31 1981-08-31 ケ−ス Granted JPS5834010U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12922881U JPS5834010U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

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JP12922881U JPS5834010U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS5834010U JPS5834010U (ja) 1983-03-05
JPH02646Y2 true JPH02646Y2 (ja) 1990-01-09

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ID=29922901

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JP12922881U Granted JPS5834010U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 ケ−ス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5842222B2 (ja) * 2011-09-26 2016-01-13 オプテックス株式会社 防犯用センサ装置の化粧カバーおよび取付構造

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Publication number Publication date
JPS5834010U (ja) 1983-03-05

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