JPH0262598A - 文字処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は文字処理装置に関し、詳しくはビ・ソトマッ
プディスプレイ上に文字パターンを書き込むことにより
、文字表示を行うオフィスコンピュータ、ワークステー
ション、ワードプロセッサなどの文字処理装置に関する
。

（ロ）従来の技術 従来この種の文字処理装置例えば日本語ワードプロセッ
サにおいて、例えば縦２４ドツト×１１２４ドツトのマ
トリクスにより表現される文字（かな、アルファベット
、漢字など）は、ＲＯＭから構成される文字発生器（以
下キャラクタジェネレータと呼称する）に記憶されてお
り、例えば所望する文字をキャラクタジェネレータから
読み出す際には、文字コードを基にして目的の文字パタ
ーンのアドレスをソフトウェアで計算している。

第３図は図形文字用符号表の一部を示しており、同図に
おいて文字パターンは、区点コード順に格納されている
。よって縦２４ドツト×積２４ドツトの文字フォントＲ
ＯＭにおいてＪＩＳコードから所望する文字のフォント
アドレスを計算するには、まず目的の文字の区点コード
を次式によって求める。

区コード＝第１バイト−２０８ 点コード上第２バイト−２０，４ 次いで区点コードから、所望する文字フォントのアドレ
スＦＡを次の一般式により求めろ。

ＦＡ＝Ａ＋Ｂ＊（区コード）＋Ｃ＊（点コード）ただし
アドレスは！ビット毎にカウントする方式を採用してい
る。

第５図のフローチャートに、上記計算の処理内容を示す
。

（ハ）発明か解決しようとする課題 しかし上記のアドレス計算によると、ＣＰＵ　（中央処
理装置）にとっては負荷の大きい乗算を２回行わなくて
はならなかった。また、フォントＲＯＭ内には総ての区
点コードに対し、文字パターンが連続して格納されてい
ない場合も多いため、区点コードに応じた条件判断を行
い、ビット数を加減することにより、上記した計算式の
定数を置き換えてアドレス計算する必要もあった。

この発明は以上の事情を考慮してなされたらので、文字
パターン呼び出し処理を高速に行うことのできる文字処
理装置を提供する。

（ニ）課題を解決するための手段 第１図はこの発明の文字処理装置の構成を示すブロック
図であり、入力手段Ａから入力された文字変換情報を変
換処理手段Ｂにより区点コードに変換し、変換された区
点コードよりアドレス指定される文字パターンを文字発
生手段Ｃから読み出して表示手段りに表示する文字処理
装置において、区点コードから文字パターンが格納され
ているアドレスを計算する計算式を記憶するアドレス計
算式記憶手段ｌと、計算式における乗算部分を定数とし
、区点コードのどちらか一方のコードと対応して記憶し
ている定数記憶手段２と、区点コードを受けた際に定数
記憶手段２から該当する定数を読み出してアドレス計算
式に代入することにより、文字パターンのアドレスを算
出するアドレス算出手段３とを備えてなる文字処理装置
である。

（ホ）作用 この発明によれば、変換処理手段から文字コードが出力
されると、アドレス計算手段は文字コードを区点コード
に変換し、次いで区点コードに該当する定数を定数記憶
手段から読み出し、読み出した定数をアドレス計算式に
代入することにより、文字パターンのアドレスを求め、
求めたアドレスに基づいて文字発生手段に記憶されてい
る文字パターンを読み出し、表示手段に出力するよう作
用する。

（へ）実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。な
お、これによってこの発明は限定されるものではない。

第２図はこの発明の一実施例である日本語ワードプロセ
ッサの構成を示すブロック図であり、１０は入力手段と
してのキーボードであり、文字入カキ−や各種指示キー
を備え、かな漢字変換情報を変換処理部としての制御装
置１１に入力する。

制御装置２は例えば１６ビツトのマイクロプロセッサか
ら構成され、かな漢字変換情報を文字コードに変換して
グラフィックコントローラ１２に入力する。グラフィッ
クコントローラ１２は入力された文字コードを一時的に
記憶し、文字コードに該当する漢字を周期的にキャラク
タジェネレータ＋３から読み出してビットマツプメモリ
１４に記憶さ仕、デイスプレィ１５に表示する。キャラ
クタジェネレータ１３は、例えば縦２４　；ｔＪｉ２４
ドツトのマトリクスからなる文字フォントＲＯ〜■から
＋ｌｔ成される。デイスプレィ１４はＣＲＴ、ＬＣＤな
どから構成されろ。

また、グラフィックコントローラ１２はプログラムメモ
リ１６にｉ１ａ込まれたプログラムに従って、文字パタ
ーン読み出しのための処理を行う。

すなわち制御装置１ｉから出力される文字コードを受け
た際に、文字コードを区点コードに変換し、区点コード
と対応する定数を定数記憶手段としての定数テーブル１
７（後述する）から読み出し、その定数をアドレス計算
式に代入して文字パターンのアドレスを算出し、算出さ
れたアドレスに位置する文字パターンをキャラクタジェ
ネレータ！３から読み出し、ビットマツプメモリ１４を
介してデイスプレィ１５に表示する。

１７は定数テーブルであり、文字パターンのアドレス算
出の際の定数部分、すなわちＢ＊（区コード）の値とＣ
＊（点コード）の値とを記憶しているものであり、°区
“用として９４×２バイト、点”用として９４×２バイ
ト、合計３７６バイトの小容量のＲＯＭから構成されて
いる。この定数テーブルｔ７は、プログラムメモリ１６
内に収納することができる。また、定数テーブルＩ７を
、・キャラクタジェネレータＩ３の文字フォント収納エ
リアの後ろに収納すれば、従来のプログラムメモリのソ
フトウェアを変更しなくとも良いため、互換性のあるＲ
ＯＭとなる。

次にこの実施例の動作を第４図に示すフローチャートに
従って説明する。

キーボード１０から文字情報を入力すると、入力した文
字情報は、制御装置ｌｌによって文字コードに変換され
、グラフィックコントローラ１２に転送される。次いで
転送された文字コードは、区点コードに分解され、区コ
ードおよび点コードかそれぞれ計算される（ステップ２
Ｇ）。次に定数テーブル！７を参照することにより、Ｂ
＊（区コード）の結果である定数ｂ［区コを読み出しく
ステップ２１）、続いてＣ＊（点コード）の結果である
定数Ｃ［点〕を読み出しくステップ２２）、これらの定
数をアドレス計算式 アドレス＝Ａ＋ｂ［区］＋Ｃｃ点］ に代入して文字パターンのアドレスを計算する（ステッ
プ２３）。次いで求められたアドレスを基にしてビット
マツプメモリ＋４に文字パターンを展開し、デイスプレ
ィＩ５の画面上に表示する（ステップ２４）。

このように、この実施例ではアドレス計算における定数
部分を定数テーブルＩ７に記憶している。

また、この定数テーブル冨７は、２バイト長の定数テー
ブルで構成できるため、殆ど総てのグラフィックコント
ローラ１２が有するアドレス間接アクセスにより読み出
すことができ、従来のようにアドレスを乗算で求める場
合に比べると、グラフィックコントローラ！２の負荷は
著しく軽減される。まｊ；特定の区の文字フォントがキ
ーボード存在しない場合においても、定数ｂ〔区］だけ
で対応できるので、欠落部に対する条件判断ら省略でき
る。

（ト）発明の効果 この発明によれば、文字フォントのアドレス計算を高速
化することができる。定数記憶手段は小容量のＲＯＭで
構成することができ、かつ従来のグラフィックメモリの
プログラムメモリを変更することなく追加することかで
きるので、互換性を保ちつつ文字処理装置のアドレス計
算を高速化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の構成を示すブロック図、第２図はこ
の発明の一実施例の構成を示すブロック図、第３図はこ
の発明に係る図形文字用符号表、第４図は実施例の動作
を説明するフローチャート、第５図は従来例の文字フォ
ントアドレスを計算するフローチャートである。 Ａ・・・・・・入力手段、　　Ｂ・・・・変換処理手段
、Ｃ・・・・・文字発生手段、　Ｄ・・・・表示手段、
１・・・・・・アドレス計算式記憶手段、２・・・・・
・定数記憶手段、 ３・・・・・・アドレス計算手段。 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、入力手段から入力された文字変換情報を変換処理手
   段により区点コードに変換し、変換された区点コードよ
   りアドレス指定される文字パターンを、文字発生手段か
   ら読み出して表示手段に表示する文字処理装置において
   、 区点コードから文字パターンが格納されているアドレス
   を計算する計算式を記憶するアドレス計算式記憶手段と
   、計算式における乗算部分を定数とし、区点コードのど
   ちらか一方のコードと対応して記憶している定数記憶手
   段と、アドレス計算の際に定数記憶手段から該当する定
   数を読み出してアドレス計算式に代入することにより、
   文字パターンのアドレスを算出するアドレス算出手段と
   を備えてなる文字処理装置。