JP4080470B2 - 文字パターン生成装置 - Google Patents
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Description
前記構成によれば、例えば、漢字の部首を構成する部首構成情報として共通のストローク配置情報を共有化することにより、さらに文字情報記憶部のデータ容量が削減できる。
前記構成によれば、共通ストローク構成情報の位置・サイズを示す位置・サイズ情報も別にもつことにより、例えば、共通ストローク構成情報で構成される漢字の部首のバランスとサイズを考慮してビットマップフォントを生成することができる。
前記構成によれば、共通ストローク構成情報で構成される漢字の部首のバランスを修正することができる。
前記構成によれば、文字パターンを構成する各ストロークの骨格座標データから直接ビットマップフォントを書体別に生成することができる。
前記構成によれば、文字毎にストローク配置情報を修正することができる。
前記構成によれば、共通のストローク配置情報を高速にビットマップデータに変換し、変換したビットマップデータを組み合わせてビットマップフォントに生成することができる。
前記構成によれば、共通ビットマップデータを組み合わせてビットマップフォントを生成する際に、ビットマップデータを修正データにより修正できる。
前記構成によれば、書体に応じた共通ビットマップデータを組み合わせてビットマップフォントに生成することができる。
前記構成によれば、書体別の共通ビットデータを組み合わせて、指定した書体のビットマップフォントを生成することができる。
前記構成によれば、文字情報のサイズに従って拡大縮小率を決定することにより、指定した文字サイズに合ったビットマップフォントを生成することができる。
前記構成によれば、ストロークの骨格データから高品位のビットマップデータを生成することができる。
前記構成によれば、輪郭座標データをあらかじめ記憶しておくことにより、アウトラインフォントも生成することができる。
3はCPUとプログラムROMで構成されるアウトラインフォント生成部を示し、アウトラインフォント生成部3は、展開制御部2からの文字生成パラメータと文字情報、及び共通ストローク配置情報記憶部10、輪郭データ記憶部11等から、ストローク配置情報、輪郭データを読み出してアウトラインフォントを生成する。
5はCPUとプログラムROMで構成されるアウトラインフォント展開部を示し、アウトラインフォント展開部5は、アウトラインフォント拡大縮小変換部4で変換されたアウトラインフォントをビットマップフォントに展開し、ビットマップフォント展開記憶部13に格納する。
7はCPUとプログラムROMで構成される文字情報展開部を示し、文字情報展開部7は、文字情報拡大縮小変換部6で変換された文字情報と、文字生成パラメータ、共通ストローク配置情報記憶部10、共通ビットマップデータ記憶部12から共通のストローク配置情報、共通のビットマップデータを読み出しビットマップフォントを展開し、ビットマップフォントデータ記憶部メモリ13に格納する。
9はROM・RAMで構成される文字情報記憶部を示し、文字情報記憶部9は、文字コードに応じて文字生成に必要な、ストローク配置情報、共通ストローク構成情報、修正データ等の文字情報を記憶する。
11はROM・RAMで構成される輪郭データ記憶部を示し、輪郭データ記憶部11は、ストローク配置情報に合わせて貼り付け、またはアウトラインフォント生成するための輪郭データである。
13はROM・RAMで構成されるビットマップフォント展開記憶部を示し、ビットマップフォント展開記憶部13は、文字生成パラメータに従って展開したビットマップフォントデータを格納する。
17はCPU、ROM、RAM、I/Oポートからなるマイクロコンピュータで構成される制御部を示し、制御部17は、バス18を介して装置全体を制御する。
18は制御部17によりアドレス、文字情報及び各種データを転送するバスを示す。
stepS1:ビットマップフォント生成処理を開始する。
stepS2:生成する文字コード、書体の種類、文字サイズ、文字パターン生成方法(ビットマップフォント展開、またはアウトラインフォント展開による文字パターン生成)等の文字生成パラメータを入力部1より入力する。
stepS4:文字生成パラメータの文字コードに該当する文字情報を文字情報記憶部9から読み込む。
図4(1)は文字情報が全てストローク配置情報から構成されている場合であり、文字のシフトJISコードと、ストローク配置情報の座標データとそれに対応した輪郭データの番号と書体毎に文字情報を変更するためのデータからなる。
共通ストローク構成情報を含む文字情報は、個々のストローク配置情報に全て展開した後にビットマップフォントへの変換を行うので、以降は、図4(2)の共通ストローク構成情報からなる文字情報の展開について説明する。
書体Tを生成する場合は、共通ストローク構成情報の番号A100に変更データ(修正データ)が含まれていると判断され、stepS6に進む。
それ以外の書体を生成する場合は、変更データが存在しないので、stepS7に進む。
これは、文字生成パラメータと共に入力部分1から入力して指定してもよいし、文字サイズや出力デバイスの解像度、展開速度の条件等によって判断しても構わない。
アウトラインフォント展開を行う場合は、stepS13、文字情報展開を行う場合はstepS8に進む。
次に、「培」の共通ストローク構成情報の展開方法について説明する。漢字「培」の文字情報には、図4(2)に示すように、共通ストローク構成情報A100が含まれている。そこで、共通ストローク構成情報記憶部10から生成書体に応じたA100の共通ストローク構成情報を読み出す。
但し、A101には共通ストローク構成情報A102,A103が含まれているため、さらに共通ストローク構成情報A102,A103を読み出す。また、A102には共通ストローク構成情報の変更データがあるので、読み出したA102のP67の座標にΔP67を加えて座標を変更する。
その後、サイズ変換された座標(P56〜P59)を用いてA102,A103を展開する。
stepS16:アウトラインフォント拡大縮小変換部4で変換されたアウトラインフォントを、アウトラインフォント展開部5でビットマップフォントに変換し、ビットマップ展開記憶部13に格納した後、stepS11に進む。
stepS8:文字情報拡大縮小変換部6で、展開制御部2からの文字情報に対し、文字生成パラメータの文字サイズに従って拡大縮小変換を行う。
従って、文字情報を展開する場合、指定した文字サイズよりも小さいビットマップフォントが得られる可能性がある。このため、文字毎にストローク配置情報の最大枠を求め、これを生成サイズに変換できるような変換率を決めて、文字情報の拡大縮小変換を行う。
図3は図2のステップ9のサブルーチンの処理の手順を示すフローチャートである。図3において、
stepS20:展開する文字情報の中に共通ストローク構成情報が含まれているかを調べ、あればstep21へ進み、なければstep27へ進む。
ここで、文字情報に共通ストローク構成情報A100が存在し、書体SでかつA100の展開サイズが6ビット×10ビットの場合は、共通ビットマップデータ記憶部の中に該当データが存在すると判断される。
ここでは、stepS13の処理と同様に、文字情報の共通ストローク構成情報の番号に従って共通ストローク構成情報記憶部10から該当するデータを読み出し、共通ストローク構成情報をその変更データにより変更し、拡大縮小変換して展開後、stepS10に進む。
stepS24:共通ストローク構成情報の中に、共通ビットマップデータの変更データがあるかどうかを判断し、あればstepS25へ、なければstepS26へ進む。
stepS27:文字情報の中にストローク配置情報の変更データがあるかどうかを判断し、あればstepS28に、なければstepS10に進む。
「培」の文字情報には、生成サイズが(16ビット×16ビット)の場合の共通ストローク構成情報の変更データがあるので、生成サイズが一致している場合のみ、変更があると判断する(図4(2)参照)。
stepS12:処理を終了する。
ストローク構成情報を共有化することにより、漢字の部首など同じストローク配置情報を組み合わせたデータについて、容量が削減できる。
共通ストローク構成情報を再帰的にもつことにより、共通ストローク構成情報の容量が削減できる。
共通ストローク構成情報に対応したビットマップデータをもつことにより、高速にビットマップフォントを生成できる。
書体毎に共通ビットマップデータを記憶することにより、書体形状に応じたビットマップを生成することができる。
文字情報のサイズに従って拡縮率を決定することにより、指定した生成サイズに合ったビットマップフォントを生成することができる。
ビットマップフォントの文字パターンをあらかじめ記憶しておくことにより、記憶しておいた文字パターンに関して、高速にビットマップフォントを生成することができる。
2 展開制御部
3 アウトラインフォント生成部
4 アウトラインフォント拡大縮小変換部
5 アウトラインフォント展開部
6 文字情報拡大縮小変換部
7 文字情報展開部
8 出力部
9 文字情報記憶部
10 共通ストローク構成情報記憶部
11 輪郭データ記憶部
12 共通ビットマップデータ記憶部
13 ビットマップ展開記憶部
14 ビットマップフォントデータ記憶部
15 記録媒体
16 媒体読取装置
17 制御部
19 バス
Claims (5)
- 文字コード、書体の種類および文字サイズからなる入力情報を入力する入力部と、
文字パターンを構成する各ストロークの骨格座標データからなるストローク配置情報と他の文字と共通化可能な1つ以上の前記ストローク配置情報を組み合わせた共通ストローク構成情報とを含む文字情報を記憶する文字情報記憶部と、
前記共通ストローク構成情報に対応付けられ、他の文字と共通化したビットマップデータを記憶する共通ビットマップデータ記憶部と、
文字パターンを生成する文字情報展開部と、
生成された文字パターンを出力する出力部とを備え、
前記文字情報展開部は、各ストロークについて
(1)入力された文字コードから決定される文字の文字情報に共通ストローク構成情報が含まれる場合は、当該共通ストローク構成情報に対応する共通ビットマップデータを検索し、
(1−1)検索した前記共通ビットマップデータが存在する場合には前記共通ビットマップデータを用いて文字パターンを生成し、
(1−2)検索した前記共通ビットマップデータが存在しない場合には前記共通ストローク構成情報の骨格座標データに基づく骨格をビットマップに展開して文字パターンを生成し、
(2)共通ストローク構成情報が含まれない場合は、ストローク配置情報の骨格座標データに基づく骨格をビットマップに展開して文字パターンを生成する
ことを特徴とする文字パターン生成装置。 - 前記ストローク配置情報は、文字パターンの生成において骨格座標データの変更を要するか否かと変更の内容とを示す第1変更データを含み、
前記文字情報展開部は、変更を要する場合に第1変更データの変更内容に沿って変更した骨格座標データに基づいて文字パターンを生成する請求項1に記載の文字パターン生成装置。 - 前記共通ストローク構成情報は、文字パターンの生成において対応する前記共通ビットマップデータの変更を要するか否かと変更の内容とを示す第2変更データを含み、
前記文字情報展開部は、変更を要する場合に共通ビットマップデータを第2変更データの変更内容に沿って変更したビットマップデータを用いて文字パターンを生成する請求項1に記載の文字パターン生成装置。 - 前記第2変更データが、書体別のデータである請求項3に記載の文字パターン生成装置。
- 骨格座標データに基づく骨格を拡大縮小変換する文字情報拡大縮小変換部をさらに備え、
前記文字情報拡大縮小変換部は、ストローク配置情報の骨格座標データから決定される最大枠を文字ごとに求め、文字サイズで与えられる文字パターンの生成サイズに前記最大枠を適合させるように前記骨格を拡大縮小変換し、
前記文字情報展開部は、拡大縮小変換された骨格に基づいて文字パターンを生成する請求項1に記載の文字パターン生成装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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