JPH06195195A - 表示処理装置 - Google Patents

表示処理装置

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JPH06195195A
JPH06195195A JP34398192A JP34398192A JPH06195195A JP H06195195 A JPH06195195 A JP H06195195A JP 34398192 A JP34398192 A JP 34398192A JP 34398192 A JP34398192 A JP 34398192A JP H06195195 A JPH06195195 A JP H06195195A
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JP34398192A
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English (en)
Inventor
Muneyuki Ogawa
宗之 小川
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、データ形式が特定されない文章デ
ータを、多くのメモリ容量を必要とすることなく、高速
にワードラップ表示することを可能とする。 【構成】 少なくとも1ライン分の表示画面を有し、1
ライン中に所定数の文字を表示する表示部18と、表示
部18によって表示される文章の文章データを記憶する
ための表示データメモリ15と、表示データメモリ15
に記憶された文章データを、表示画面の表示ライン毎
に、文章中の単語が2ラインに跨がらない文字数に割り
当てることによって得られた各ラインの割り当て文字数
を記憶するためのRAM13中のレングスポインタ13
aが設けられ、レングスポインタ13aに記憶された各
ラインに割り当てられた文字数に基づいて、文章データ
についての文章を、1文字単位または1ライン単位で選
択的に表示部18の表示画面に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子辞書装置に
おけるデータベース辞書の内容をワードラップ表示する
表示処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば電子辞書装置等において
は、データベース辞書として登録されたデータは、表示
処理装置によって表示装置に応じた所定の形式によって
表示されている。例えば、表示データが英文である場合
には、英文が読み易くなるようにワードラップ表示され
ている。従来、電子辞書装置では、データベース辞書の
データをワードラップ表示させるために、例えば次のよ
うな方式が用いられている。
【0003】第1の方式は、図8に示すように、データ
ベース辞書のデータをワードラップ表示される形式でデ
ータベース化するものである。図8では、1文章毎にデ
ータベース化されるものとし、各文章のデータは可変長
データとなるため、最終文字後に文章の最後を表わす終
了コード(「00H」)が格納されている。各文章は、
表示処理装置によって表示される1ライン分の文字列毎
に格納されているもので、すなわち、ワードラップ表示
される形式であるため、表示行の行末に当たる部分に適
宜空白を入れて調整している。表示処理装置は、図8に
示すような形式によって格納されたデータベース辞書か
ら読み出された文章データを、その形式のまま表示させ
る。
【0004】第2の方式は、可変長データである文章デ
ータを、図9(a)に示すように、つめて(不要なスペ
ースを入れないで)格納しておき、表示する際に、図9
(b)に示すように、ワークエリア内で表示形式に展開
するものである。図9(a)では、各文章データの最終
文字後に終了コードが格納されており、展開される際に
は各文章データ毎に実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の方式では、文章
データ毎に、そのままワードラップ表示できる形式でデ
ータベース化されているために、本来文章データとして
は不要なスペースが存在するため、その分メモリ容量が
多く必要となる。
【0006】第2の方式では、第1の方式に比べて同一
のメモリ容量であれば、より多い件数の文章データを登
録することができる。しかしながら、データベース辞書
のためのメモリ容量のほかに、文章データを展開するた
めのワークエリアを確保しなければならず多大のメモリ
容量が必要となる。さらに、図9(a)に示す形式か
ら、図9(b)に示す形式に展開しなければならないた
め、表示するまでに時間がかかってしまう。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、データ形式が特定されない文章データを、多くのメ
モリ容量を必要とすることなく、高速にワードラップ表
示することが可能な表示処理装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る表示処理装置は、少なくとも1ライン分の表示画面を
有し、1ライン中に所定数の文字を表示する表示手段
と、前記表示手段によって表示される文章の文章データ
を記憶するためのデータ記憶手段と、前記データ記憶手
段に記憶された前記文章データを、前記表示画面の表示
ライン毎に、前記文章中の単語が2ラインに跨がらない
文字数に割り当てる割り当てて手段と、前記割り当て手
段によって割り当てられた各ラインの割り当て文字数を
記憶するための文字数記憶手段と、前記文字数記憶手段
に記憶された各ラインに割り当てられた文字数に基づい
て、前記データ記憶手段に記憶された文章データについ
ての文章を、1文字単位または1ライン単位で選択的に
前記表示手段の表示画面に表示させる表示制御手段とを
備えて構成したものである。
【0009】
【作用】つまり、表示画面中の各ラインに対して、単語
のライン跨がりがないようにして割り当てられた文字数
に基づいて、文字単位または1ライン単位で表示させる
ことにより、データ記憶手段にされた文章データの形式
に関係なく、ワードラップされた状態で文章の表示が行
なわれる。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。
【0011】図1は本発明の表示処理装置を搭載した電
子辞書装置の電子回路の構成を示すブロック図である。
電子辞書装置は、CPU(中央処理装置)11を備えて
いる。CPU11は、キーボード12から供給されるキ
ー操作信号に基づき、RAM13に記憶されたプログラ
ムに従って、回路各部のと動作制御を行ない、電子辞書
機能、表示機能等を実現する。
【0012】CPU11には、キーボード12、RAM
13の他、辞書メモリ14、表示データメモリ15、語
境界テーブルメモリ16、及び表示駆動部17が接続さ
れる。
【0013】RAM13は、プログラムや各種データが
格納されるもので、レングスポインタ13a、データポ
インタ13b、語境界ポインタ13c、カウンタ13
d、及びデータ長カウンタ13eを記憶するエリアが含
まれる。レングスポインタ13aには、文章データ毎
に、表示画面の各ラインに割り当てられた、ワードラッ
プ表示するための文字数が格納される。データポインタ
13bは、表示される文字データを1文字単位でポイン
トする。語境界ポインタ13cは、語境界テーブルメモ
リ16中の文字コードをポイントする。カウンタ13d
は、改行処理において、ワードラップした時の表示文字
の最後尾から表示ラインの最終桁までのブランク数をカ
ウントする。また、ワードラップ表示処理において、表
示対象ラインに表示すべき文字数をカウントする。デー
タ長カウンタ13eは、表示画面中の各ラインに文字列
を割り当てる処理の際に、表示対象とする文章データの
残り文字数を記憶する。辞書メモリ14には、データベ
ース辞書として登録された文章データ等が格納される。
文章データは、可変長データであり、文章の長さが限定
されない。
【0014】表示データメモリ15は、辞書メモリ14
から読み出されたデータベース辞書中の表示対象とする
データを保存するためのものである。図1中の表示デー
タメモリ15には、データベース辞書のデータ形式が表
現されている。すなわち、各文章データの先頭に文章中
の文字数を示す文字数データが格納され、また各文章デ
ータの最終文字データの後に終了コード(「00H」)
が格納され、各文章データがつめて格納される。
【0015】語境界テーブルメモリ16には、表示ライ
ン中に表示される文字列の最後尾、すなわち語境界を判
別するために参照される文字コード及びそのデータ数が
格納されている。語境界テーブルメモリ16に格納され
る文字コードとしては、例えばスペース「 」、コンマ
「,」、コロン「;」、ハイフン「−」、ポイント
「・」がある。
【0016】表示駆動部17は、表示データメモリ15
に格納された文章データを、表示部18に表示させるも
のである。表示駆動部17は、CPU11からの指示に
応じて、表示ライン単位で表示する1行表示処理、また
は1文字毎に表示する1文字表示処理を実行する。表示
部18は、例えば28桁×6行表示可能な液晶ディスプ
レイ(LCD)等によって構成される。次に、上記構成
による電子辞書装置の動作について説明する。
【0017】図2は上記電子辞書装置のデータ表示処理
の概略を示すフローチャートである。はじめに、電子辞
書機能によって辞書メモリ14から所定のデータベース
辞書が読み出され、表示データメモリ15に格納されて
いるものとする。ここで、CPU11は、表示対象とし
て、表示データメモリ15中の1つの表示ブロックを指
定する(ステップA1)。
【0018】本発明では、指定した表示ブロック中の文
章データについて、表示を行なう前に割り当て処理を行
なう。すなわち、表示境界判定処理(ステップA2)、
及び改行処理(ステップA3)により、文章データを表
示画面中の各ラインに割り当てる。
【0019】表示境界判定処理では、単語がある表示ラ
インのライン末あって、次ラインに跨がるか否かを判定
する(ステップA2)。改行処理では、表示境界判定処
理によって単語がライン跨がりしていると判定された場
合に、ライン末から最も近い改行可能な位置を検出し、
文章データの割り当ての区切りを決定する(ステップA
3)。ワードラップ表示は、割り当て処理によって得ら
れた結果に基づいて、表示データメモリ15中の文章デ
ータについて行なわれる(ステップA4)。次に、ステ
ップA2〜A4の各処理の詳細について説明する。
【0020】図3は表示境界判定処理の詳細を示すフロ
ーチャート、図4は改行処理の詳細を示すフローチャー
トである。ここでは、図5(a)に示すような、文字数
が「99」の英文の文章データを例にして説明する。
【0021】まず、初期化処理として、RAM13のデ
ータ長カウンタ13eに、文章データの先頭にある文字
数、すなわちデータ長を入力すると共に、データポイン
タ13bをリセット(「0」にセット)する(ステップ
B1)。
【0022】CPU11は、表示部18における1ライ
ン分の表示桁(ここでは28桁とする)と、データ長カ
ウンタ13eに格納されたデータ長とを比較する(ステ
ップB2)。この比較の結果、データ長(初期段階では
1文章データの長さを示す)が表示桁以下の場合には、
1ライン中に1文章を表示できるので、1ライン中の文
字数を確定し、レングスポインタ13aに対して、デー
タ長の値を格納し、また1文章データに関するレングス
ポインタの終りを示す終了コードを格納する(ステップ
B13)。
【0023】これに対し、ステップBの比較の結果、表
示桁の方が少ない場合、すなわち1ラインに1文章を表
示できない場合には、RAM13のデータポインタ13
bの値を、「データポインタの値+表示桁数−1」とし
て更新する(ステップB3)。従って、データポインタ
13bの値は、「0+28−1=27」として求められ
る。
【0024】次に表示ラインの最終桁が区切りの良い文
字であるかを判別する。CPU11は、語境界テーブル
メモリ16に格納された第1番目の文字コード(スペー
ス「」)を指すように、語境界ポインタ13cをセット
する(ステップB4)。
【0025】そして、データポインタ13bが示す文字
(対象ラインの最後尾の文字)と、語境界ポインタ13
cが示す文字コードが同じであるか判別する(ステップ
B6)。ここでは、データポインタ13bが文字「n」
を示しているので一致しない。同様にして、語境界ポイ
ンタ13cの値を更新しながら、語境界テーブルメモリ
16中の各文字データと順次比較する(ステップB4〜
B7)。
【0026】語境界テーブルメモリ16中の何れの文字
コードとも一致しなかった場合、データポインタ13b
の値を+1し、次ラインの先頭に位置する文字を指す値
にする(ステップB8)。従って、データポインタ13
bの値は、「27+1=28」として求められる。そし
て、データポインタ13bが示す文字が空白(スペー
ス)であるか判別する(ステップB9)。すなわち、表
示画面の次ラインの先頭に位置する文字がスペースであ
る場合、対象ラインのライン末に単語の末尾の文字があ
ると判別するものである。この判別の結果、スペースで
ない場合には、改行処理に移る。
【0027】改行処理では、まずRAM13のカウンタ
13dを初期化する(ステップC1)。CPU11は、
データポインタ13bの値を−2する(ステップC
2)。すなわち、ステップB8において、データポイン
タ13bが次ラインの先頭に位置する文字を指す値にさ
れているので、これを現在対象としているラインの終り
から2番目まで戻す。従って、データポインタ13bの
値は、「28−2=26」として求められ、文字「a」
を示す(図5(a)参照)。
【0028】ライン末から1文字分戻したので、CPU
11は、カウンタ13dの値を+1する(ステップC
3)。そして、カウンタ13dの値と表示桁数とを比較
する(ステップC4)。なお、ステップC4は、カウン
タ13dの値が表示桁以上戻ってしまうことがないよう
にチェックするためである。
【0029】ここで、現在のデータポインタ13bが示
す文字が行末として区切りが良い文字(語境界テーブル
メモリ16中の文字コード)かを判別する(ステップC
5〜C8)。なお、ステップC5〜C8の処理は、ステ
ップB4〜B7の処理と同じなので説明を省略する。
【0030】ここで、行末として区切りが良いと判別さ
れなかった場合には(ステップC8)、データポインタ
13bの値を−1し、対象とする文字を1文字分戻し
(ステップC9)、ステップC3の処理に移る。従っ
て、データポインタ13bの値は、「26−1=25」
として求められ、文字「 」(スペース)を示す(図5
(a)参照)。
【0031】データポインタ13bが文字「 」(スペ
ース)を示すため、ステップC6において、語境界テー
ブルメモリ16中の文字データ(「 」(スペース))
と一致すると判別される。この結果、1ラインに表示さ
れる文字列が確定されたので、「表示桁−カウンタ13
dの値」を1ラインに表示される文字数として、レング
スポインタ13aに格納する(ステップC10)。従っ
て、ここでレングスポインタ13aに格納される値は、
「28−2=26」として求められる。
【0032】次に、残りの文章データについての割り当
て処理を行なうために、データポインタ13bの値を+
1する(「25+1=26」)。さらに、データ長カウ
ンタ13eの値を、現在のデータ長カウンタ13eの値
から、ステップC10においてレングスポインタ13a
に格納した値(表示ラインに表示されると確定された文
字数)を減算した値に更新する(ステップC12)。従
って、データ長カウンタ13eの値は、「99−26=
73」として求められる。そして、表示境界判定処理の
ステップB2に処理を移し、2ライン目についての割り
当て処理を行なう。
【0033】ここでデータポインタ13bの値は「2
6」であり、文字「a」を示している。以下、前述のよ
うにして(ステップB2〜B9)が実行される。第2ラ
インについては、図5(a)に示すように、第3ライン
の先頭の位置に当たる文字が空白(スペース)であるた
め(ステップB9)、1ライン中に表示される文字列が
確定される。この場合、レングスポインタ13aに表示
桁数、すなわち「28」を格納する(ステップB1
1)。そして、データ長カウンタ13eの値から表示桁
数を減算して残りの文章データ長を求め(ステップB1
2)、次の表示ラインについての割り当て処理に移る
(ステップB2〜)。
【0034】こうして、第3ライン、第4ラインについ
て割り当て処理を行なうことにより、レングスポインタ
13aには、図5(b)に示すように、1文章データに
対して各表示ラインに割り当てられた文字数が格納さ
れ、割り当て処理が完了する。
【0035】次に、ワードラップ表示処理(ステップA
4)について、図6に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。本発明では割り当て処理によってレングス
ポインタ13aに格納されたデータを用いてワードラッ
プ表示を行なう。
【0036】まず、CPU11は、データポインタ13
bをリセットし(ステップD1)、レングスポインタ1
3aに格納された、表示対象とする文章データについて
の第1ラインに割り当てられた文字数を示すデータをカ
ウンタ13dにセットする(ステップD2)。
【0037】ここで、CPU11は、カウンタ13dに
セットされたレングスポインタ13aの値から、1行表
示処理が可能であるか判別する(ステップD3)。すな
わち、1ラインに割り当てられた文字数が表示可能な桁
数(本実施例では「28」)と同じであれば1行表示処
理可能と判別し、それ以外の文字数であれば1文字表示
処理を行なうものと判別する。
【0038】1行表示処理が可能であると判別された場
合、データポインタ13bに、表示メモリ15中の表示
対象とする文章データの先頭位置をポイントする値をセ
ットする(ステップD4)。
【0039】CPU11は、表示駆動部17を介して、
表示部18に1行表示させる(ステップD5)。すなわ
ち、データポインタ13bが示す文字から1ライン分、
まとめて表示する。そして、データポインタ13bに表
示桁数の値を加算し、次ラインに表示すべき文字を指す
値に更新する。
【0040】そして、レングスポインタ13aに次ライ
ンに関するデータが格納されていれば、ステップD2に
移り、次ラインについての表示を行なう。ステップD3
において、1行表示が行えないと判別された場合、1文
字表示処理を行なう(ステップD8)。すなわち、レン
グスポインタ13aが示す文字数分の文字を、カウンタ
13dの値を−1、データポインタ13bの値を+1し
ながら読出し、表示駆動部17を介して順次表示させる
(ステップD8〜D10)。
【0041】こうして、1行表示処理、または1文字表
示処理によって表示部18の各ラインに順次表示を進
め、レングスポインタ13aから終了コードが読み出さ
れると(次ラインに関するデータがない場合)、ワード
ラップ表示処理を終了する(ステップD7)。この結
果、図7に示すように、表示データメモリ15中の文章
データに関して、ワードラップされた状態で表示され
る。
【0042】従って、上記構成の電子辞書装置によれ
ば、表示データメモリ15にワードラップ表示の形式と
は関係ない形式によって格納された文書データについ
て、割り当て処理によって得られた、表示画面中の各ラ
インに対して割り当てられた文字数に基づいて、1行表
示処理または1文字表示処理によって表示を行なうこと
によってワードラップ表示が行なわれる。
【0043】すなわち、ワードラップ表示のために本来
不要なメモリ容量を確保する必要がなく、またワードラ
ップ形式に文章データを展開するためのワークエリアを
確保する必要がない。また、展開処理を行なわず、レン
グスポインタ13aを用いるので、スクロール表示を含
めて高速な表示が可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も1ライン分の表示画面を有し、1ライン中に所定数の
文字を表示する表示手段と、前記表示手段によって表示
される文章の文章データを記憶するためのデータ記憶手
段と、前記データ記憶手段に記憶された前記文章データ
を、前記表示画面の表示ライン毎に、前記文章中の単語
が2ラインに跨がらない文字数に割り当てる割り当てて
手段と、前記割り当て手段によって割り当てられた各ラ
インの割り当て文字数を記憶するための文字数記憶手段
と、前記文字数記憶手段に記憶された各ラインに割り当
てられた文字数に基づいて、前記データ記憶手段に記憶
された文章データについての文章を、1文字単位または
1ライン単位で選択的に前記表示手段の表示画面に表示
させる表示制御手段とを備えて構成したので、データ形
式が特定されない文章データを、多くのメモリ容量を必
要とすることなく、高速にワードラップ表示することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示処理装置を搭載した電子辞書装置
の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】電子辞書装置のデータ表示処理の概略を示すフ
ローチャート。
【図3】表示境界判定処理の詳細を示すフローチャー
ト。
【図4】改行処理の詳細を示すフローチャート。
【図5】文章データの一例を示す図。
【図6】ワードラップ表示処理の詳細を示すフローチャ
ート。
【図7】ワードラップ表示された文章の一例を示す図。
【図8】ワードラップ表示される形式で格納された文章
データの一例を示す図。
【図9】文章データをワードラップ表示される形式に展
開する方式を説明するための図。
【符号の説明】
11…CPU、12…キーボード、13…RAM、13
a…レングスポインタ、13b…データポインタ、13
c…語境界ポインタ、13d…カウンタ、13e…デー
タ長カウンタ、14…辞書メモリ、15…表示データメ
モリ、16…語境界テーブルメモリ、17…表示駆動
部、18…表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1ライン分の表示画面を有
    し、1ライン中に所定数の文字を表示する表示手段と、 前記表示手段によって表示される文章の文章データを記
    憶するためのデータ記憶手段と、 前記データ記憶手段に記憶された前記文章データを、前
    記表示画面の表示ライン毎に、前記文章中の単語が2ラ
    インに跨がらない文字数に割り当てる割り当てて手段
    と、 前記割り当て手段によって割り当てられた各ラインの割
    り当て文字数を記憶するための文字数記憶手段と、 前記文字数記憶手段に記憶された各ラインに割り当てら
    れた文字数に基づいて、前記データ記憶手段に記憶され
    た文章データについての文章を、1文字単位または1ラ
    イン単位で選択的に前記表示手段の表示画面に表示させ
    る表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする表示処理装置。
JP34398192A 1992-12-24 1992-12-24 表示処理装置 Pending JPH06195195A (ja)

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JP34398192A JPH06195195A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 表示処理装置

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