JPH0255778B2 - - Google Patents

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JPH0255778B2
JPH0255778B2 JP52064530A JP6453077A JPH0255778B2 JP H0255778 B2 JPH0255778 B2 JP H0255778B2 JP 52064530 A JP52064530 A JP 52064530A JP 6453077 A JP6453077 A JP 6453077A JP H0255778 B2 JPH0255778 B2 JP H0255778B2
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JP
Japan
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signal
size
paper
input
scanning
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JP52064530A
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English (en)
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Yutaka Komya
Katsumi Murakami
Tsuneki Inuzuka
Hisashi Sakamaki
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to GB23806/78A priority patent/GB1605092A/en
Priority to FR7816059A priority patent/FR2406239A1/fr
Priority to GB5620/81A priority patent/GB1605093A/en
Priority to GB5697/81A priority patent/GB1605095A/en
Priority to GB5621/81A priority patent/GB1605094A/en
Priority to DE19782823889 priority patent/DE2823889A1/de
Priority to DE2858746A priority patent/DE2858746C2/de
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Priority to US06/156,645 priority patent/US4456366A/en
Priority to US06/425,706 priority patent/US4557587A/en
Priority to US06/771,302 priority patent/US4671647A/en
Priority to US07/512,537 priority patent/US5021827A/en
Priority to US07/588,935 priority patent/US5093688A/en
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は複写機等の画像形成装置に関する。 本発明が適用される複写機の複写プロセス例を
説明すると、導電層、光導電層、絶縁層から成る
感光体を有する感光ドラムの表面はドラム回転に
従つてまず一次帯電器によつて、一様に前帯電
(例えばプラス帯電)され次に原稿台(もしくは
光学系)の移動とともに光像が走査投影され同時
に再帯電器により交流(もしくは前帯電器とは逆
極性の直流)で除電されて光像の明暗に応じた静
電潜像が形成される。更に上記潜像は全面露光さ
れてコントラストの高い静電潜像にされた後現像
器中のトナーを主とする現像剤により可視化され
る。その後上記トナーと同極性(例えば前帯電が
プラスの場合はマイナス)のコロナ放電により上
記可視像は転写され易くされ、そして普通紙に転
写され、搬送されつつヒータにより転写機上に定
着される。一方の転写済みの感光ドラム表面に残
留する着色粒子等の現像剤はクリーニングブレー
ドにより、又残留電荷はランプとコロナ放電器と
により除去され感光体の繰返しが可能となる。以
上の様な複写プロセスを繰返すことにより、所望
枚数の複写物が得られる。 以上の如きプロセスシーケンスの制御に対して
従来トランジスタ(TTLと呼ぶ)などを使用し
て回路構成していたが、TTLはノイズマージン
が小さく、ノイズに対して極めて弱い性質があ
り、特に複写機などの様な高圧を使用するものに
於いては著しい。したがつて、ノイズ防止対策と
してRCフイルタ(抵抗、コンデンサより成るフ
イルタ)を多く用い部品点数が多くなり、複雑な
回路構成になつていた。 更に制御回路構成に際し、複雑な論理式を立て
る必要があり設計時間を多くした。 又コピーサイズに応じてプロセス処理手段を無
駄な動作を少なくして適切なタイミング動作させ
るには更に余分の回路構成を要するものである。 更にいわゆるハードワイヤ論理回路等で構成さ
れた制御回路は、複雑な制御回路構成故に多くの
素子が必要とされるのでコストが高くなるととも
にシーケンス制御の変更が簡単にできない欠点を
有するものであつた。 この不都合を防止すべくシーケンス制御プログ
ラムをメモリに格納し、そのプログラムを読み出
してシーケンス制御を行うものがある(例えば特
開昭50−62644号)。 しかし、処理機器や入力条件の多い複写機等の
シーケンス制御においては多数の入力条件を単純
にコンピユータの各入力に接続するだけでは、入
力端子や入力制御信号が増えてしまい、限られた
入出力端子しかないマイクロコンピユータにとつ
ては入力機能を損なうことがある。 特に原稿走査位置の制御をする場合、その制御
位置が多くなるとそのための位置入力やサイズ入
力が増加して、他の入力のための端子が不足す
る。 本発明は、以上の不都合を除去し、サイズ別の
原稿走査制御に対する機能を損なうことなく、か
つ入力端子を節約するもので、 原稿載置台上に載置された原稿を露光する露光
手段、原稿を露光走査するための往復動部材を含
む原稿走査手段、複数の複写再生サイズの内から
所望の複写再生サイズを示す信号を発生するサイ
ズ信号発生手段、上記原稿走査手段の走査時に上
記複写再生サイズの各々に対応した走査位置で反
転制御に使用可能な信号を順次発生する位置信号
発生手段、上記サイズに応じた走査位置で上記往
復動部材を反転制御するためのプログラムを格納
したプログラムメモリと、少なくとも上記サイズ
信号発生手段からのサイズデータを格納するデー
タメモリとを有する制御手段、上記位置信号発生
手段からの位置信号と、上記サイズ信号発生手段
からのサイズ信号とを上記制御手段へ入力する入
力ポート、上記原稿走査手段へ往復制御信号を上
記制御手段から出力する出力ポートとを有し、上
記位置信号発生手段からの位置信号を上記入力ポ
ートの1つの所定の入力端子へ順次入力せしめ、
上記サイズ信号発生手段からのサイズ信号を上記
入力ポートの所定の入力端子へ入力せしめ、サイ
ズ判定して上記データメモリにサイズデータとし
て格納させ、上記所定の入力端子へ順次入力され
た位置信号のどれかを上記格納されたデータサイ
ズを基準にして判定し、それにより上記往復動部
材を反転制御する制御信号を上記出力ポートから
出力することを特徴とする画像形成装置にある。 更に、基準信号の他に回転体の回転により得ら
れるクロツクパルスをCPUに入力して前処理、
プロセスサイクル、後処理の適切なタイミング処
理を行なうものである。 更に、サイズ信号をCPUに入力してプロセス
サイクル、後処理のサイズに応じたタイミング処
理やジヤム判別を行なうものである。 ここに走査手段は回転体に光ビーム走査して潜
像を形成するものでもよく、基準信号が一定走査
後に得られる。感光体は絶縁層のない二層を使用
し像形成プロセスをカールソンプロセスを適用し
てもよい。 又クロツクパルスは例えばドラム1回転につき
15・75パルスを発生する様に構成されてある。こ
の様にすることにより、16個のクロツクパルスを
カウントすることによりドラムは完全に1回転又
は若干オーバーすることが出来る。 このことは複写サイクルの前後に於ける感光体
の後述する前処理又は後処理工程に於て、未処理
部分をなくし、したがつてエンドレスドラムの長
所である感光体の任意の部分から複写工程に入る
ことを可能とする。 (前処理) 1) 前露光、感光体は光照射前歴により光感度
特性が異り、従つて、一枚目のコピーと二枚目
のコピーでは感光板の感度が異つている。従つ
て感光体上に潜像形成に先立つて均一露光をす
る事により、感光体の疲労効果により感光板の
特性を一枚目とそれ以降のコピーとで同じにし
てしまう。 2) 更に後述如く、コピー後放置した場合クリ
ーニングブレードと感光体との接触部にトナー
が固着する事があり、この場合複写サイクルに
先立つて、これをクリーニングする必要を生ず
ることがある。 (後処理) 感光体は各種の電位を有する高圧帯電を受ける
ため、感光体の各部の表面電位及び極性が異な
り、この状態で放置した場合、ドラムの特性に悪
影響を与えるため、複写サイクル終了時にこれを
例えばACコロナにより表面を除電しておくこと
が望ましい。更に、従来の有端感光体の如く、ド
ラムが1定のホームポジシヨンに停止するが如き
ものであると、停止位置が常に一定なので、コロ
ナ帯電による影響が同じ部分に累積されること及
びドラムクリーナがかなりの圧力でドラムに圧接
されているため、感光体の同じ部分に物理的な変
形を受けることも不可避である。しかるに本発明
の如く、ドラム1回転につき適当なクロツクパル
ス発生せしめる事により、ドラムの停止位置更に
はスタート位置が刻々づれて行き前記の如き、悪
影響を累積的に受けることを回避出来ると共に感
光体の全長にわたり満遍なく使用出来、感光体の
長寿命化に寄与する。 以下第1,2図によつて本発明の複写機例の作
動を説明する。まずメインスイツチ10をONに
すると、デジタル制御回路をリセツトし及び他の
電気系統の立上りのため短時間を要し(ここでは
約4秒)その後後述する感光ドラム15を回転す
る感光ドラム1回転につき約16回のクロツクパル
スを出す様に駆動系の一部にクロツクパルス発生
機構を設けてある。そこでこの感光ドラム15が
回転をはじめるとまず16クロツクパルス(以後
16CPと書く)分、ドラムは1回転もしくはほぼ
1回転する。これは複写工程に入る前段階と考え
て良く、複写工程に入つた場合に良質なコピーを
取るためであり省略しうることもある。ここでも
しコピー釦13をONにすればそのまま複写工程
に入る。まずコピー釦13をONすると先の16CP
分プラス3CP分だけ感光ドラム15が回転し、そ
こで始めて原稿台ガラス5上に原稿をおいた原稿
台2はスタートし、照明ランプ16により照射さ
れ、その像は反射ミラー17、インミラーレンズ
18により露光部19でドラム15上に結像す
る。 尚感光ドラムはつぎ目のない感光体をドラム周
上に装着し、表面使用の効率をうる。感光ドラム
15の表面つまり感光層の上を、透明絶縁層で覆
われた感光体はまず高圧電源20から+の高電圧
を供給するプラス帯電器21からのコロナ電流に
より+に帯電させられる。続いて露光部19に達
すると、先にも述べた通り、照明ランプ16に照
射された被写体の像が感光ドラム15上にスリツ
ト露光される。それと同時に高圧電源20から
AC高電圧が供給されている。AC帯電器22によ
りAC帯電うける。そしてその次に行なわれる全
面露光ランプ23による全面露光によつてドラム
表面上に高コントラストの静電潜像を形成し、次
の現像工程へ入る。現像器24は現像液25を入
れる容器26、現像液を撹拌し且つ現像電極部に
押し上げるポンプ27、現像電極28、及びドラ
ム上に顕像化された画像にかぶりがある場合その
かぶりを除去するため、ドラムに極く近接して回
転し、一方はアースされている電極ローラ29よ
り成り立つ、感光ドラム15上に形成された静電
潜像はポンプ27により現像電極28上に押し上
げられた現像液25中のナトーにより現像され
る。次にポスト帯電器30で高圧電源20から高
電圧による帯電を受けて感光ドラム15上の余分
な現像液を像を乱すことなく絞りをとる。次いで
給紙部より送られてきた転写紙7が感光ドラム1
5に密着し、転写帯電器31で高電源20からの
+高電圧による電界で感光ドラム15上の像が転
写7上に転写される。転写を終つた転写紙7は分
離ベルト32で分離され乾燥定着部33に導かれ
る。感光ドラム15は圧接されたブレードクリー
ナ34のエツジ部35で残余のトナー現像液が拭
い去られ、再び次のサイクルを繰り返す。ブレー
ドクリーナ34で拭われた現像液は感光ドラム1
5の両端部に設けられた溝36(第3図)により
現像器24に導かれ再び現像に用いる。 ここで先に述べたメインスイツチ10をONに
して16CP相当ドラムが回転し、その16CP分+
3CP分ドラムが回転してから何故はじめて原稿台
2が動きはじめるかを説明すると、本機において
は、感光ドラムにエンドレスタイプのドラムを使
用しており、そのために、感光ドラムのどの面も
画像形成に寄与出来るようになつている。したが
つてなるべくむだな回転をはぶいて単時間当り複
写枚数をふやすことになると、まず最初のドラム
1回転分はブレードクリーナエツジ部35にいく
らかでも残余しているトナーがもし、この機械を
例えば1週間も使用しないときに乾燥し、ドラム
に固着する等のことが最悪の場合生じ、その場合
潜像形成に先立つて感光ドラムを清掃する必要が
あるためである。 次に3CP分であるがこれは先に述べた複写工程
の中で、スリツト露光される前に+帯電工程があ
るわけで、それに前述のクリーナエツジ部分のと
ころを最初の1枚目のコピーのときは避けた方が
より信頼出来うる機械になるということからの処
理である。 転写紙7はカセツト6に収められ、カセツトは
機体左下の給紙部に着脱可能であり転写紙のサイ
ズに応じて各種用意される。原稿台が予め定めた
位置に到達すると、原稿台側に固定された作動片
161(第4図)により本体側の検知手段が作動
させられ信号が出て、常に回転している給紙ロー
ラ40が降下してカセツト6内の最上部の転写紙
接触し、分離爪39との動きで転写紙を一枚分離
してカセツト6から送り出す。しかしすぐ近くに
あるレジスタローラ41,42は給紙ロール40
の降下と同時に停止するのでカセツト6から送り
出された転写紙7はその先端がレジスタローラ4
1,42の接触部に当つた状態でガイド43,4
4の間でたるみをつくる。そして給紙ローラが上
昇しようとする頃に感光ドラム上の像の先端にタ
イミングをとつて再びレジスタローラ41,42
は回転し転写紙7は感光ドラム15の周速と一致
した速度で送られる。 次に原稿台移動につき説明する。原稿台ガラス
5の上に複写すべき原稿をその先端をガラスの先
端Aにあわせて載せ、押へカバー3(第1図)で
押えて、コピーボタン13(第1図)を押すと、
ドラムが回転を開始し、それと同時に作動を始め
る。クロツクパルス発生機構からの9CP後の原稿
台スタート信号により原稿台2は第1図の左方
へ、感光ドラム15の周速と同期して移動し、ス
リツト露光を行なう。露光が終ればカセツト内の
紙サイズに応じ原稿台2自身からの信号で原稿台
2は左方への動きをやめ直ちに逆方向即ち右方へ
戻る。この戻りに要する時間は複写に於るロス時
間であるから短かい事が望ましい。本機に於ては
戻り速度を往動時の約4倍の速度とし複写の能率
を上げている。この様に戻り速度が速い為停止時
のシヨツクを生じ易いが本機ではブレーキ機構に
よりシヨツクを吸収し、速やかに原稿台2を所定
位置に停止させる。同じ原稿から連続して多数枚
の複写を行なう場合にもコピーボタン13と連動
した計数装置(図示せず)によつて容易に行なえ
る。連続複写時の原稿台再スタートは原稿台2が
所定位置ホームポジシヨンに停止した後、直ちに
行なう。コピーボタンは枚数設定器に(第1図)
で設定された枚数のコピー紙が給紙されるまでオ
ンしつづける。又本実施例の複写機は最大B4サ
イズから最小B5サイズまでの各種サイズの複写
が可能ある。このような場合いかなる複写サイズ
に於ても原稿台2が最大複写サイズであるB4の
距離を移動していたのでは単位時間当りの複写枚
数が少く、時間的損失が大きい。そこで本複写機
では各複写サイズに対応し(例えばA4,B5に対
応し)原稿台反転信号発生部材48A,B,C
(第4図)を複数個有し、各複写サイズに対応し、
複写サイクルを変更し、複写能率を高めている。
上記のような複写サイズによるサイクルの違いは
サイズ別にあるカセツト6からの信号で判別して
いる。 次に複写終了後の休止状態及び再スタートにつ
いて述べる。 複写操作が全て終了した後に電源を入れたまま
放置しておくと感光ドラム15が常に感光ドラム
15が常に回転し、又高圧電源が入つていたので
は感光ドラム15やブレードクリーナ34の耐久
性の面で好ましくない。したがつて本実施例の複
写機では、ある複写操作が終了して一定時間たつ
ても次の複写操作が行なわれない時にはメインス
イツチ10がONであつても自動的にドラムが停
止して休止状態に入るようになつている。この時
間は転写された転写紙7が機外へ排出され、感光
ドラム15の全面がクリーニングされるのに要す
る時間より長く設定されている。この休止状態の
時複写を行なうには操作部9のコピーボタン13
を押せば全て休止前に状態に復帰し、ドラムが回
転し9CP後に原稿台2は往動を始める。この休止
中にコピーボタン13を押すと、高圧電源20が
入り、感光体15が回転を始める。 コピーボタン13を押す以前では感光体15上
はAC除電器22で均一な電位に保持されている。
そこへ次のコピーボタン13を押し−帯電器3
0、+転写帯電器31が入り、感光体15が回転
し始めると、−帯電器30、+転写帯電器31間が
+に帯電され、−帯電器以後は+帯電器31で電
位的に中和される。したがつて−帯電器30付近
を境にして、感光体15上は極端な電位差となり
この領域が画像形成上に入ることは画像に悪影響
を及ぼす。 画像形成の始まるAC除電器22からこの−帯
電器30までの距離をクロツク数に換算し、画像
に影響を及ぼさないクロツク数が9CPである。 第4図は駆動系及び信号発生部である。 後フレーム50の上端部には制御信号用磁気検
知素子48,71,72を取付ける部材73,7
4が固定されている。(第2図及び第3図)ガイ
ドレール取付台73,74には磁気検出素子48
A,71,72,48B,48Cが固定されてお
り原稿台2に取り付けられた磁石161,162
によつて順次制御信号を出す。今コピーボタンが
押され、原稿台2が往動を開始すると、まず磁石
161と、素子71により給紙指令が出る。更に
原稿台が往動し、各複写サイズ(B5,A4,B4)
の露光が終了し磁石161が素子48A又は48
B又は48C上に達する反転指令が出、原稿台2
は往動から復動へ移る。復動が進行し、磁石16
2が素子72に達すると停止指令により原稿台2
は所定位置に停止する。サイズ切換指令はカセツ
ト6により出される。 クロツクパルス発生機構は、メインモータM1
に取付けられたスプロケツトホイール85からチ
エーン86を介し、駆動されるスプロケツトホイ
ール112にはギアー113が一体的に固定され
ており該ギア113はクロツクパルス発生用磁石
163を保持したアーム114に固定されたギア
115と咬み合い、磁石を回転させ、後フレーム
50に対し固定された磁気検知素子164と該磁
石により該メインモータM1の回転速度と同期し
た一定間隔のクロツクパルスを発生させる。 次に紙送り不良時の操作について述べる。 本実施例の複写機は転写紙が所定の工程(給
紙、転写、分離、定着)を終へ、所定時間内に機
外に排出されたか否かを確認するジヤム検出手段
を有しており、上記工程中に転写紙が事故により
停止し、所定時間後に機外に排出されない場合に
は機械を停止させ、発火等の事故を起さない様構
成されている。転写紙到来の有無を検出する方法
は、転写紙が定着ヒータ124を通過し、排紙ロ
ーラ46上に到来した時、排紙ローラと同軸上に
設置されたジヤム検コロ180を押し上げる。す
るとレバー181が左右上方に押し上げられ、レ
バー181の先端に取付けられた磁石130も押
上げられ、固定されている磁気検知素子129か
ら遠ざかり信号を出す。 ジヤムを検知したきは定着器ヒータは切れ、メ
インモータMが停止する為にドラム95は停止す
るが原稿台2は所定位置(ホームポジシヨン)ま
で戻つた後停止する。停止した場合には第1図に
於てヒンジ131を中心として開く事の出来る上
カバー127をダクト128と共に垂直に開く。
この状態で熱板124上には何も残つておらず定
着部でジヤムを起した場合には上カバー127を
開ければ手で安易に転写紙を取り去る事が出来
る。次に熱板124を含む分離部と共に軸132
により回転自在に支持され通常は、ロツク機構1
33で定位置に保持され、上カバー127を開け
た後にロツク機構をはずす事によつて軸132を
中心に反時計方向に回動し、レジスターローラ4
1,42以後の転写通路は開放され、手によつて
容易にジヤムした転写紙を取除く事が出来る。こ
の時分離ベルト32は感光ドラム15から離れる
ので分離部にジヤムした転写紙の取出しも容易で
ある。 ジヤムした転写紙を取除いた後にジヤム解除操
作を行ない上カバー127を閉じる事によつて機
械は全て元の状態に復帰する。 次にカセツト6の本体1に対する装着法につい
て述べる。機体に固定されたカセツト置台144
上にカセツト6の定部145を置きカセツトを機
体内に押し込むとカセツト下部の突出部146が
カセツト置台の位置決め板147に当る様にロー
ラ148を有するバネ149によつてカセツト6
は所定位置に押圧装着される。この時カセツト側
壁に設けられたカム150とカセツト置台144
に設置されたマイクロスイツチ151(MS1),
152(MS2)によつてカセツト装着信号とサイ
ズ信号を出す。 次に本複写機中の各機器を動作制御する全体の
回路構成を第6図に示す。コンピユータのI1
I2,I4,I8に入力信号群として、前述した各磁気
検知素子、マイクロスイツチ等から各々信号が入
つてくる。O1〜O15から出力群として、パルスト
ランス、豆ランプ、ソレノイド、電磁クラツチ等
を駆動するための信号が出力される。中央には上
記入力信号群からの信号を処理するマイクロコン
ピユータがあり、マイクロコンピユータは時系列
的処理をするため、多くの入力信号群から、ある
1つの入力信号を読込まなければならない。その
ため、マイクロコンピユータの出力の一部(以後
プローブ信号と書く)を入力信号群に介し、どの
入力信号を読込むかをプローブ信号として使用
し、マトリツクス回路(第15図)に入力し、取
り出された1つの信号をマイクロコンピユータは
I1からI8から読込む。読込まれた情報をマイクロ
コンピユータは処理し、後述第11図,第12図
に示すようなフローチヤートにしたがつて順次出
力端子O1〜O15に出力する。この出力信号が出力
制御回路(第16図)に入力され、論理処理され
た後、出力信号群に出力され、各負荷を駆動す
る。 第7図によりマイクロコンピユータについて説
明する。第7図はTEXAS社製マイクロコンピユ
ータTMS―1000の内部回路ブロツク図である。
その中でROMは複写装置の後述第11図,第1
2図のシーケンス内容をコードで予め順序立てら
れて、各番地に組込み、番地を設定する毎にその
内容を取り出すことの出来る読出し専用メモリで
ある。 0番地から必要最終番地迄順に8bitの2進コー
ドで制御内容を記憶する。 RAMはプログラム実行中一時、データ等を記
憶する読出し書込み用メモリーで2進化コードの
1組を格納するメモリである。詳しくは第8図に
示され、各ビツトはフリツプフロツプで構成され
ていて、番地指定信号により組が選択され、その
中の複数個のフリツプフロツプへデータを書込ん
だり読出したりする。RAM中のどの番地に格納
された情報かはXレジスタとYレジスタで指定す
る。又cpuは入力されたデータの解読、データを
処理する加減算論理演算機能をもつALU,ROM
に格納されている命令の番地を指定するためのプ
ログラムカウンタPC,ROMに格納されている命
令のページ番地群を指定するページアドレスレジ
スタPA、ROMのページを換えるためのページ
バツフアPB、サブルーチンを呼び出し、サブル
ーチンの実行終了し、元の戻り番地を記憶するた
めのサブルーチンリターンレジスタSP,ROMに
格納された命令を解読するためのインストラクシ
ヨンデコーダの演算結果を一時格納するためのア
キユムレータAR等から構成されている。入力端
子I1,I2,I4,I8はKINPUTに接続され、出力端
子O1〜O15はO,ROVTPVTに接続される。 概略説明すると、CPUからまずシーケンスを
プログラムしたROMの番地を指定し、指定され
た番地の内容がデータラインを通して、CPUに
読込まれ、CPUはこれを解読し、解読された内
容に従い、電源投入から順次時系列に、ある時は
CPU自体の内容でデータを処理したり、ある時
はCPU内のデータをRAMのある指定された番地
へ格納したり、RAMのある指定された番地のデ
ータをCPU内へ入力したり、ある時はCPU内の
データを出力部の出力信号線へ出力したり、入力
部の入力信号線からCPU内へ入力したりしてシ
ーケンス制御を行なうものである。 TMS1000のプログラム処理の為の基本タイミ
ングは第9図である。 第9図の数μsecのクロツクφ(第6図のoscから
の)がプログラム処理の基本である。即ちプログ
ラムカウンタを解読するのに、2クロツク要し、
解読されたROM番地指定するのに2クロツク要
し、これと同時刻にプログラムカウンタPCを+
1ないし、ROMの1つのプログラムの命令を解
読するのに1クロツク、RAMに書込む場合に1
クロツク要し、合計6クロツクで1つの命令を完
了する。前記の番地に続くプログラムされた命令
を同様な時間間隔で行う。 (入力ポート) 複写装置から入力させる状態信号数が多く、コ
ンピユータの入力ポートのbit数が4bitなためそ
れと同数とならず従つて変換器として第15図の
マトリツクス回路を設けた。第1表にプローブ端
子θ1〜3と入力ポートI1〜I8との関係を示す。
【表】 CLKPはクロツクパルス(感光体と同期して発
生する)、PEPは紙無し信号、LEPは液無し信
号、CSTPはコピーボタン、CBHPは原稿台ホー
ムポジシヨン、TSCはトナー供給命令、PDPは
紙検知信号(転写紙)、B5,A4,B4BPは各
紙サイズの原稿台反転信号、MS1,MS2はマイク
ロスイツチ(紙サイズ検知用)、JAMKは上ジヤ
ム検出不能信号である。 尚、入力ポートI1はドラムクロツクCLKPと放
置時間信号IDEN(後述)とを入力するものであ
る。 表1に於いて入力信号群からの状態は刻々変化
するが、コンピユータは読込みたい時刻にO1
O2,O3のいずれかにプロープ信号を出力し、(こ
れらO1,O2,O3は同時に信号が出る事はない)
所望の状態信号を4bit(I1,I2,I4,I8並列)で読
み込み、どのbitの内容が1か0かを判定する。 この操作を時系列に順次繰り返すことにより
時々刻々変化する入力状態信号を判断することが
可能となる。 第15図は入力マトリツクス回路である。30
0〜308,310,311,313,314は
ナンドゲート、309はインバータ、312はア
ンドゲートである。回路の端子番号は第6図の番
号と対応する。 カセツトに紙がなくなつた場合のデータ読込
み、紙なし表示ランプの点灯を例にして説明す
る。 この紙がなくなつた信号は、本体のカセツト装
着付近に設定された、ランプと受光素子の組合わ
せから得られる。紙がなくなつた場合、受光素子
の抵抗が小さくなり検出回路にて紙がなくなつた
信号(PEP=1)を出力する。従つてマトリツ
クス回路のナンドゲート300の入力3がOレベ
ルになる。一方ナンドゲート300の4に第6図
マイクロコンピユータからのプローブ信号O1
入力する。このPEP信号はO1をセツトしてI2の入
力端子から読み込むことになる。他の入力信号の
読込みは表1に従う。 制御フローにおいて紙などの読込みは第11図
STEP8のSUB2Pにて実行され、このSTEP8
にプログラムが進行して来た時、SUB2Pを通
過す毎にO1に1レベルがセツトされ読込みが終
了するとO1はすぐ0レベルにリセツトされる命
令になつている。このO1がセツトされ読込みが
完了するまでの時間は約60μsecである。 このO1がセツトされている間は他の読込み用
プローブ信号O2,O3は0レベルである。即ち、
今O1がセツトされているので、第15図ナンド
ゲート300の入力4が0レベルになり、300
の出力は1となる。ナンドゲート310の出力は
0レベルとなる。なぜならば310の他の入力即
ち303の出力、308の出力はO2,O3がセツ
トされていないため1レベルとなつている。 この310の出力24ラインは第6図マイクロコ
ンピユータに入力されSuBLPのプログラムにて
読込まれる。読込まれたデータは第8図に示され
たRAM領域のYレジスタの0番地BIT1(以下
(0、1)と称す)に格納される。SUB LPにて
BIT1が0か1か判定し0のとき紙なし信号を第
6図O13に1レベルとして出力する。第16図3
4に1レベルが出力されると、バツフアインバー
タ427がONとなり、427の出力は0レベル
となり、紙なし表示ランプが点灯する様になつて
いる。 もし、カセツトに紙がある場合は第15図30
0の入力3は1レベルとなつているため、300
の出力はO1が1レベルで読込まれるので0レベ
ルとなり、310の出力は1レベルで、第6図
RAMのBIT1は1レベルとなる。 BIT1が1レベルでは紙があると判定されるた
め紙なし信号はO13に出力されない。 以上各プログラムステツプにて同様な方法で他
の入力群のデータが読込まれては判定されるが、
第15図マトリツクス回路の入力群信号と論理ゲ
ート中310はPEP,CBHP,BP信号のオア、
311はLEP,TSC,MS1信号のオア、313
はCSTP,PDP,MS2,JAMK信号のオア、を
CPUに供給するものである。 本マトリツクス回路実施例の特徴は、各紙サイ
ズの原稿台反転信号、即ちB5,A4,B4を
OR回路に入力し、マトリツクス上では、反転位
置信号としては1つしか設けてないことである。
本来なら制御すべき入力信号は11になるはずで
あるが、この場合プローブ信号を1本増加しなけ
ればならなく、制御すべき負荷に制限がありプロ
ーブ信号としては3本しか使用出来ないことにな
つている。 ところが、同時には、紙サイズの異なる原稿台
反転信号は入力されない事に着目し、サイズブル
ーチンにて紙サイズをRAM領域にメモリして、
それにより原稿台反転位置信号を区別する方法
(後述)を採用している。この事により、プロー
ブ信号が3本で済む効果がある。 次に出力回路を第16図により説明する。回路
の端子番号は第6図と対応する。 第16図に於いて、インバータ402、インバ
ータ405、抵抗401、抵抗406、コンデン
サ403、コンデンサ404から構成されている
回路は5KHz発振器である。この発振器は、本複
写装置に於いて、メインモータなどのAC負荷を
駆動するためにトライアツク(図示せず)を使用
しこのトライアツクトリガ用としてパルストラン
スを使用しているが、このパルストランスを通し
て、トライアツクをドライブするための発振器で
ある。従つてアンドゲート409,410,41
1,412,413はいずれもパルストランス負
荷となる。 出力52は前述した電源投入時からの4秒タイ
マ出力である。26はメインモータ信号である。
この信号は電源投入時から4秒間0レベルで、4
秒後1レベルになる。インバータ407の出力は
4秒間1レベルを出力する。一方アンドゲート4
08の他方の入力31は現像器モータ信号で、電
源投入時から後処理に入るまで1レベルを出力す
る。したがつてこれらのアンド信号は電源投入時
から4秒間1レベルを出力する。以後、0レベル
になることは決してない。 37には原稿台が前進し、B5の反転位置に来
る前に給紙の信号が入力される。給紙信号が入力
されると37は0レベルとなる。一方27は原稿
台前進時1レベルになる。したがつてアンドゲー
ト415は原稿台前進時のみ給紙信号を出力し、
原稿台後進時37には前進時と同位置で信号が入
力されるが、27がその時0レベルになつている
ためアンドゲート415には1レベルが出力され
ない。 インバータ416から429までは負荷を駆動
するためのダーリントン型トランジスタであり、
入力1レベルで負荷を駆動する。 次にインバータ416〜429の負荷の内容を
示す 第2表 インバータ416は全面露光ランプ(AEXP)に、 417は前 露 〃 (PEXP)に、 418はAC除電器(HVAC)メインモ
ータ(DRMD)に、 419は原稿台前進モータ(CBFW)
に、 420は 〃 後進モータ(CBRV)
に、 421は+一次帯電器,−帯電器、+転写
帯電器(HVDC)、原稿露光ランプ
(IEXP) 422はブランク露光ランプ(BEXP)
に、 423は現像器モータ(DVLD)に、 424はパワーホールドリレー(PHLD)
に、 425は給紙クラツチ、給紙カウンタ
(PESD/CNTD) 426はトナーなし表示ランプ(TEL)
に、 427は紙 〃 (PEL)
に、 428は液 〃 (LEL)
に、 429はJAM表示ランプ(JAML)に、 接続される。 尚給紙クラツチはメインスイツチオン後常に回
転している給紙ローラ40を紙上に下げる為のも
のであり、パワホールドリレーは第21―1図の
スイツチSWをオンするものである。又ブランク
露光は第13図,第14図のタイムチヤートにあ
る如く、露光ランプ(IEXP)と略逆の点灯をす
るもので、感光体表面電位の差をなくす様にして
いる。給紙カウンタはコピー終了枚数を計数する
もので、CNTD信号1回毎に+1して設定枚数
と比較して同じときコピー終了信号(コピーボタ
ンオフする)を出すものである。第13図、第1
4図に入力信号、出力負荷のタイムチヤートが示
される。図より明らかなので説明は省略する。 第10図にシーケンス制御のシステムフローチ
ヤート、第11図,第12図に更に詳細なフロー
チヤートを示す第10図に電源投入からプロセス
実行、スタンバイの概略が明らかである。 前回転、後回転と称するは感光ドラム面の前処
理、後処理に相当する。前処理によりドラム面、
ブレードに付着していたトナーをぬぐい去り良好
な潜像形成に寄与する。又後処理によりドラム面
の残余トナーが乾燥する前にそれを除去できる。
又前処理、後処理中帯電器を作動させたままにし
てドラム表面の不均一な電位を減少できる。本例
ではブレードは終始ドラムに接したままである
が、電源のオンオフに応じて接触、非接触させる
と、ドラム面に対するブレード跡を少なくでき
る。 (リセツト) 電源投入に続いて、本複写機の電源投入前の放
置時間を判定するタイミング、及び回路全体のリ
セツトの命令する時間として、電源投入時から約
4秒間パワーアツプリセツト信号(PURS)を作
る。この4秒間はプログラムによつて作つてい
る。即ち前述した通り、ROM内に格納されてい
る命令群の内の1つの命令を実行するのに要する
クロツク数は6クロツクである。このクロツク周
波数は第6図に示すOSCにより、300KHzに設定
されている。即ちクロツク1つの時間はT=1/
f〔秒〕より、約3.3〔μSec〕になり、6クロツク
では約20〔μSec〕になる。したがつて1つの命令
を実行する時間は20〔μSec〕の時間を要するので
200000個の命令数により4秒タイマを作る。即ち
電源投入に続いて、RAM領域Yアドレス1に
15,2に15,3に15,4に10を入れており、まず
RAM領域1に入つている15という数の減算を0
になるまで繰返す。0になつたならRAM領域2
に入つている15から1を減算し14にする。次に、
0になつているRAM領域1に再び15を入れる。
そこで再度RAM領域1の減算を0になるまで繰
り返す。0になる毎にRAM領域2の内容から1
を減算し、RAM2の領域が0になる毎にRAM3
の領域から1を減算し以後RAM領域1,2,
3,4が全て0になるまで繰返す。この間の命令
数が約200000個になる様にRAM領域の数値が決
定されている。尚本実施例以外にこの4秒タイマ
を実現する方法として第20図に示す。第20図
aに示す方式は、例えば1秒間隔に信号を発振す
る発振器である。マイクロコンピユータのある出
力信号を使用し発振器の信号をマイクロコンピユ
ータに読込ませる。例えば1秒の発振器とすれば
マイクロコンピユータは4回カウントすれば良い
ことになり、プログラムステツプ数を極端に少な
くすることが出来る。又、第20図bの方法は、
感光体と同期して発生するクロツク、周波数の比
較的低い場合に於いて、このクロツクをカウント
する方法である。第20図cに示す方法は、マイ
クロプロセツサ駆動用クロツク周波数を分周器で
低周波にし、この周波数をカウントする方法であ
る。この法は、非常に精度の良いタイマを作る場
合に有効である。 又長時間本複写機を使用しないので、放置され
た場合クリーニングブレード上にトナーが固着し
てしまう傾向があるため7時間以上放置された場
合、前処理を通常より多く(約40秒)実行するよ
うになつている。 第21―1図にその為の外部回路構成、第21
―2図にタイムチヤートを示す。回路構成はCR
タイマ回路、リセツト回路、遅延回路、比較回
路、ドライバ回路から成立つている。 動作を説明すると本複写機動作中はメインスイ
ツチ(SW)がONになつているため直流24V
を介してCRタイマのコンデンサを充電している。
充電時間は30秒以上であれば、チヤージアツプす
るようになつており、このコンデンサは漏れ電流
の非常に小さいものである。そこでメインスイツ
チをOFFにすると、コンデンサが放電を開始し、
放置時間が7時間以上(トナーがクリーニングブ
レードに固着する時間)経過するとコンデンサの
電位が下がり次にメインスイツチオンしたとき比
較器(CMP)が所定以下の電位入力により作動
し、遅延回路による時間(約10秒)の間出力トラ
ンジスタをONし、長時間放置信号IDEN信号を
出力する。遅延時間が終了するとリセツト回路が
働き再びコンデンサの充電が始まる、一方放置時
間が7時間以下の場合はコンデンサの電位が所定
以上なので比較器は作動せず、出力トランジスタ
はOFFの状態で再びコンデンサの充電を開始す
る。設定時間はコンデンサの静電容量により決ま
る。 第11図において電源投入後まず前記方法で
STEP1を実行し、現像器モータがONとなる
(STEP2)この現像器モータで現像液をブレー
ドとドラム面との接触付近にそそぐこともでき、
それによりブレードやドラムの乾燥トナーを溶か
し前処理におけるクリーニングを容易にする。 次にSTEP3でジヤム検出回路不能(以下ジヤ
ム殺しと称す)にするか否かを判断する。ジヤム
殺しとは、本複写機をメンテナンスサービス等を
する時紙を送らないでシーケンスの動作を確認す
る場合がしばしば実施される。コンピユータ制御
においてはこの場合ジヤム検出回路を動作不能に
して置かないと、ジヤム表示ランプが動作し、シ
ーケンスがストツプしてしまい、シーケンスの確
認が出来なくなつてしまう。このため本実施例で
は、第6図に於いて、電源投入前にCP1をアース
に短絡しておくと、インバータ200の出力はハ
イレベル(以後1と書く)となり、マトリツクス
回路(第15図)21に入る。一方、マトリツク
ス回路1には源投入から4秒間1レベルが出力端
子52から入力されている。従つてナンドゲート
314の出力は4秒間0レベルとなる。アンドゲ
ート312の出力はこの間1レベルになつてい
る。何故なら4秒タイマはマイクロコンピユータ
のプログラムのみで作つておりO1,O2,O3から
プローブ信号が出ていないためである。するとナ
ンドゲート313の出力は1レベルになる。 STEP3はこの1レベルを読込む。後述する
が、このSTEP3で読込んだ情報はRAMに格納
され、第12図STEP38で転写紙が到達したか判
定する時に用いる。次にSTEP4に進み前述の4
秒タイマがタイムアツプしたかを判別し、タイム
アツプのときSTEP5に進みメインモータ等の負
荷がONとなる。 STEP6では、前述した第21―1図の放置時
間計測回路によりIDEN信号が電源投入から前述
の如く約90秒間出力されているので、電源投入か
ら4秒後にIDEN信号をコンピユータは読込み
RAMの1画にフラグをたてる、この時感光体は
まだ回転していないためCLKPは入力されていな
い。 尚4秒タイマが終了後はアンドゲート201の
PURS信号は0レベルになるので、IDEN信号の
1レベルが入力されていてもアンドゲート201
の出力は0レベル故オアゲート202の出力は感
光ドラムと同期して発生するクロツクパルス
CLKPの信号のみがコンピユータに入力される。 以上4秒タイマ終了後STEP6で読込んだデー
タの内容をSTEP7で判定し、放置時間が7時間
以上であればSTEP8,9によりドラムを更に回
転し前処置を40秒間行う。この間STEP5でON
になつた負荷のみがドライブされている。もし放
置時間が7時間以内であれば、前処理40秒タイマ
は動作せず、STEP10に移行する。ここで40秒
タイマがタイムアツプしていない間にはサブルー
チンSUB CBRV,SUB LP,SUB SIZEを実行
する。 このSUB CBRV,SUB LP,SUB SIZEは40
秒タイマ動作中、原稿台に接触して原稿台が定位
置からはずれたり、紙カセツトに紙が挿入されて
いなかつたり、途中で紙サイズの異なるカセツト
を差し換えたりするのを常に検知するためのルー
チンである。 以後のステツプにおいてもこれらのサブルーチ
ンを随所に設けている。 40秒タイマは前述した感光体と同期して発生す
るクロツクパルス(CLKP)(1クロツク時間は
約0.5秒)を80クロツクカウントすることによつ
ている。40秒の処理が終了するとSTEP10,1
1にてCLKPを10個カウントする。前述した通り
本複写機は40秒前処理実行いかんにかかわらず前
処理を1回転行う。40秒前処理をした場合はこれ
以降前処理を1回転、40秒前処理をしない場合は
PURS終了後前処理を1回転行う。STEP11で
CLKPを10カウントしたかどうか判定する。これ
はコピーボタンが、前処理中に押される場合を想
定し、最低10クロツクカウントするまではコピー
動作に入らない様にするためである。 第17図にSTEP10,STEP11の内容を詳
しく示す。第17図に於いてSTEP10―1で10
クロツクカウント開始し、STEP10―2でクロ
ツク読込み開始をし、クロツク信号CLKPが1レ
ベルか、0レベルか判定する。今CLKPが1レベ
ルの時はSTEP10―4に進み、原稿台が走査前
の定位置(ホームポジシヨン)にあるかどうか判
定する。定位置になければ原稿台バツクモータ
ON信号(第6図O6出力)を出力する。さらに紙
サイズを判別しカセツトの装着を監視する、又液
の有無を判定し警告表示する。CLKPが0レベル
になつた場合はSTEP10―7、STEP10―8
に進み同様の事を繰返す。CLKPが再度1レベル
になつたなら、1クロツクカウントしたことにな
るので、これをくり返してSTEP10―12で10
クロツクカウントしたかどうか判断する。 以上10クロツクカウントする間、クロツクが1
レベルであろうが、0レベルであろうが、常に連
続的に他の制御が可能である。 この様な制御方法は以降CLKP読込みながら他
の制御する場合の基本的な制御方法となつてい
る。この方式はクロツクをカウントしながら他の
仕事例えば原稿台のホームポジシヨンからの飛び
出しを検知しなければならない場合などに特に有
効である。つまり原稿台が反転位置信号で反転し
て、ホームポジシヨンを検知して、原稿台バツク
モータをOFFにしても、原稿台がホームポジシ
ヨンから飛び出している(本機使用者が原稿台に
接触したため)ことがある。しかるにこの飛び出
しを補正すべくクロツクの0レベル、あるいは1
レベルの時に原稿台飛び出し検出をするならば、
例えば0レベルのみで飛び出し検出する様なプロ
グラムにして置くと、0レベルの時原稿台バツク
モータをONにして原稿台を停止位置に戻そうと
するが戻つている途中で、クロツクが1レベルに
変化しても原稿台バツクモータがONを保つので
バツクモータが過負荷となる恐れがある。 次にCLKP10がカウント終了後、コピーボタン
が押されているか確認するためSTEP12を実行
する。コピーボタンが押されていない場合は、前
処理1回転の残り6クロツクをカウントするため
STEP13,STEP14を実行する。コピーボタ
ンが押されていればSTEP21に進みコピープロ
セスを実行する。 前処理1回転終了すると、STEP15に進み
STEP15でONにしたメインモータ、高圧AC、
ブランク露光を残し全てOFFとする。そして前
述した後処理ステツプに移行する。この後処理
中は感光体上の電位を均一にする。この後処理中
にメインスイツチがOFFにされても制御回路へ
供給する為に電源を保持するパワーホールド信号
を発生する。 後処理中でもSTEP16を実行しコピーボタン
が押されているかを検知して後処理の為にドラム
を2回転する即ち32クロツクをカウントする。コ
ピーボタンがオンであればプロセスSTEP21に
進む。後処理終了すると本複写機はスタンバイと
なる。STEP19で全ての負荷をOFFにしている
のはこのためである。スタンバイ中は常にコピー
ボタンが押されているか検知している必要があり
STEP20でそれが実行されている。複写機をこ
のスタンバイのままで長時間放置する場合がしば
しばあるが、機内温度は室内温度より高いためク
リーニングブレードに付着しているトナーが固着
し易い。従つて次の画像形成に悪影響を及ぼす可
能性がある。そこでスタンバイ中は、第20図に
示す手段でクロツクをカウントして数分後経過の
後メインスイツチをOFFにする。 次にコピーボタンを押すとSTEP12,16,
20でそれを判別してSTEP21に進みSTEP2
1に示す負荷がONとなり、ドラム回転する。そ
して画像に悪影響を及ぼすドラム領域を避ける為
に9クロツクカウントをする。STEP22はスト
ツプボタンが押されてコピー指令が中断されたか
を判別するステツプである。中断されなければス
テツプ24にて9クロツクカウント終了後出力端
子O5からCBFW信号を出力して原稿台を前進さ
せる。最小紙サイズはB5サイズなので、まず原
稿台はB5の反転位置に到達する。そしてその信
号B5BPが出力される。尚、給紙信号は
原稿台の移動に従つてB5の反転位置よりも手前
の移動位置に設けたホール素子から得られる。 STEP26にてB5BPを確認するとSTEP2
7にてSUBTSLのルーチンを行ない現像液濃度
を検出する。もしこの時点で現像液濃度が薄けれ
ば、トナーなしフラツグをRAMにセツトし、後
述のシーケンス処理に利用する。次にSTEP28
の紙サイズ判定ルーチンにて今どの紙サイズカセ
ツトが装着されているか判断する。 これは前述した通り、マイクロスイツチMS1
MS2の組合わせで紙サイズ信号を作つている。組
合わせとしては4通り出来るが、本複写機では、
使用サイズが3通りなので残り1通りはカセツト
が装着されていない場合の信号として使用してい
る。 STEP28で紙サイズを判断するとRAMにそ
のサイズフラグを立ててB5,A4,B4サイズに係
るフローのいずれかのフロー(第12図)へと分
岐する。尚コピーボタン押した後9クロツク以上
ドラム回転させて、ドラム表面をクリーニングす
るとよい。 以下B4サイズにつき詳述する。 第12図のSTEP84においてB5の反転位置
の通過を待つ。原稿台反転位置を検出するため
の、原稿台に設けた磁石はある巾をもつている。
したがつて原稿台がホール素子上を通過するに
は、ある時間(数百m sec)を要する。この間
マイクロコンピユータは、先の紙サイズ判別ルー
チンを実行する。そして所望の紙サイズ以外の反
転位置の通過を待つ様になつている。 即ち、A4サイズではB5バツク位置検出用ホ
ール素子の信号の立下りと立上りを検出し、又
A4より大きなB4サイズではB5,A4反転位置
検出用ホール素子の信号の立下り、立上りを検出
することによりその通過を判別する(STEP8
4,85,86)。そしてSTEP87によりB4の
反転位置に原稿台の到達を判別するとSTEP88
によつて原稿台前進信号CBFW、ブランク用ラ
ンプBEXPをオフし後進信号CBRVを出力する。 次にSTEP89は滞留ジヤム検出ルーチンPDP
1で、原稿台がB4の反転位置に到達したとき紙
検出器180(第1図)にて紙検出するか否かを
判別し、先のプロセスにより排出された転写紙が
機内に滞留しているときプロセスSTEPの進行を
止め滞留警報をし次の紙送りを停止させる。これ
は連続コピーのとき有効である。 紙滞留していないときはSTEP90によつてホ
ーム位置に原稿台が戻つたかを判別し、戻つたと
き原稿台後進を止め(STEP91)、紙の遅延ジ
ヤムの判別ルーチンPDP2(STEP92)に進
む。 尚B4BP及び原稿台停止位置を判別する合間
にサブルーチンTSSDを実行する。このルーチン
はSTEP27のTSLルーチンでRAMにセツトし
たフラグを、STEP87,90を実行するに当り
現像液濃度が回復したとき、リセツトするもので
ある。 又STEP92のジヤム検出PDP2のルーチンは
遅延ジヤム検出で、STEP89で1枚前の紙が滞
留していないことを判別した後なので今度は、現
在転写され排出されようとしている転写紙が機内
で紙づまりを起こしていたり、あるいは給紙ミス
したために、送られて来なかつたりした場合を検
出する。即ちSTEP92の時点でジヤム検出器に
転写紙が到達していないとき遅延警報を出し次の
紙送りを止めるか機械を停止させる。STEP92
でジヤムしてないことが判別されるとSTEP93
に進みコピーボタンをみて1枚複写か、多数枚複
写かを判断する。今仮り1枚複写とすると、7ク
ロツクを計数するSTEP94,STEP95を実行
する。これは、後処理STEPに入るためのタイ
ミングを整えているプログラムである。B5サイ
ズのような比較的短い紙はB4などに比べ早く排
紙されてしまうため、7クロツクより少ない数で
後処理へ入る。尚紙サイズが異なつても、常に紙
の後端が排紙ローラを通過し終る頃後処理に入る
様になつている。 又紙サイズに無関係に後処理に入る例えば、原
稿台がB5のバツクポジシヨンから何クロツク目
に後処理に入る様に、タイミングを変更すること
が出来る。 STEP96は補給トナーなし判定を行う。ルー
チンTELである。この判定はSTEP27において
B5のバツクポジシヨンで現像液濃度が薄いとき
セツトしたフラグをSTEP87,STFP90など
のSUB TSSDに於いて、現像液濃度が尚薄くて
リセトできなかつたとき、後処理に入る直前に再
び濃度判別して現像液が薄ければトナー無の警報
を出すものである。B5のバツクポジシヨンから
後処理に入るまでの時間は長いので現像液濃度が
薄くても補給トナーがある場合は補給後すぐ規定
濃度に回復する。その時の入力信号TSCは長時
間薄いという信号即ち補給トナーがないという信
号となる。 このことを詳しく説明したのが第19―1図の
ATR回路と第19―2図のフローチヤートであ
る。第19―2図はB5サイズについて示した。
第19―1図に於いて、501は現像液濃度判定
用回路であり、液濃度が薄ければ、501の出力
は1レベルになる。一方トナー供給可能区間は、
原稿台が前進してから後処理に入るまでである。 このトナー供給可能区間がなければ、例えば、
メインスイツチをON,OFF繰り返されたりする
と、そのたびに薄いという信号が出る可能性があ
る。なぜなら液濃度は、スリツト中を通過する液
をランプで照射し、受光素子でこれを受け受光素
子の抵抗値の変化により検出する。この場合メイ
ンスイツチをONにし、現像器モータが回転し始
め液がスリツト中に流れ込んで来るより早くラン
プが点灯するため、受光素子の抵抗値が小さく液
濃度が薄いということと同等になりトナーを供給
してしまう。そこで、メインスイツチのON,
OFFを繰り返すと現像液濃度が異常に濃くなり、
画像に悪影響及ぼす。 今濃度が薄く501の出力が1となつていたと
しても、TSCという信号はトランジスタ506
がONになつているためアースに短絡されてい
る。なぜならマイクロコンピユータからの信号よ
りθ7が0レベルになつているためインバータ5
08の出力は1になり、トランジスタ506は
ONになつているからである。 これに対しSTEP25―1にて原稿台が前進す
ると、次のSTEPでトナー補給可能信号を出力す
る。従つてこの時期で初めてインバータ508の
出力は0レベルとなりトランジスタ506は
OFFとなり、演算増巾器501の出力1レベル
がトランジスタ502に供給され、トナー供給用
ソレノイド503が作動する。 しかしトナーがない場合は演算増巾器501の
出力が1になつていて、インバータ505の出力
が0となりマトリツクス回路を通してマイクロコ
ンピユータに薄いという信号が読込まれる。即ち
STEP27のTSLルーチンでトナーなしフラツグ
がRAM領域にメモリされSTEP30,41の
TSSDルーチンでそのフラグがリセツトされずジ
ヤム判定終了後、後処理に入るとその直前に
STEP50のTELルーチン(B4サイズでは
STEP96)にて、先にセツトしてあつたRAM
領域内のフラツグのセツトを判別してトナーがな
いという表示をする。 ジヤム検出、トナーなし判定を終了すると
STEP50もしくは96から第11図のに移
り、後処理に入り前述した動作を繰返す。 今は1枚複写を説明したが、多数枚複写の場合
は原稿台がホームポジシヨンに到達して、STEP
93にて尚コピーボタンが押されていることを判
別すると第11図に移り再び原稿台前進信号を
ONにし以後同様の事を繰返す。 ここまでは、B4サイズのシーケンスを説明し
て来たが他のB5サイズ、A4サイズでも同様であ
り、ジヤム検出方式が異なるだけであるので省略
する。 ジヤム検出方法を第18図により具体的に説明
する。B5サイズ(第18―1図)ではまず
STEP30で原稿台がホームポジシヨンに到達し
てから、第12図のルーチンに進むとクロツク
を5カウントしSTEP45にて転写紙が紙検出器
180上にあるか判定し(1枚前の滞留)なけれ
ば、STEP48でさらにクロツクカウントして転
写紙が紙検出器180に到達しているか判定す
る。尚到達しているとホール素子129からの信
号は第23図Cの如く0レベルである。(転写紙
の遅延)の紙検出器180に着いていれば転写紙
が正常に送られて来ていることを示している。 一方B4サイズに関しては第18―2図の通り
である(前述)。この動作をタイムチヤートで示
すと第18―3図のようになる。したがつてB5
サイズではクロツクを使用し、B4サイズではB
4の反転位置信号、停止位置信号を使用してい
る。この様に紙サイズに応じてクロツクと原稿台
上の信号とを使い分けをしてジヤム検出するの
で、ジヤム判別と負荷動作の近いものでも都合よ
く判別制御ができる。更に第18―3図Cの様に
B5では多数枚連続コピーのときはB5BPによ
り遅延判別し最后のコピーだけクロツクによる。 また、本実施例ではB5、A4サイズでは、クロ
ツクを使用してジヤムを検出しているが、前述し
た、マイクロコンピユータのドライブ用クロツク
φを分周したものや、外部低周波発振器を利用で
きる。 これらのジヤム検出動作を不能にする方法に於
いて、本実施例では、第6図CP1(JAMK)を
アースに短絡して行うものであるが、複写枚数な
どを外部から電気的に入力操作にするテンキーを
用いて行なえる。つまりジヤム殺し、液殺し(信
号LEPの判別を無視する)、紙殺し、ジヤム殺
し、液殺し、紙殺し(信号PEPの判別を無視す
る)為の入力信号をコード化し、テンキーにより
データを入力させ(第11図STEP4の前に)、
RAM領域内の特定番地にフラグをたて、予めプ
ログラム中、ジヤム判別、液、紙判別ステツプの
直前にこのステツプをジヤンプする為のステツプ
を設けるもので、このステツプにプログラム実行
してくるとRAMの該当の殺しデータ格納番地を
読出してフラグが1か0かを判別し0のとき各判
別ステツプに進み、1のとき判別ステツプをジヤ
ンプして次のシーケンスステツプへ進むのであ
る。 又本発明ではB5,A4などの磁気検出素子が
破損しても最長紙サイズで原稿台を自動的に戻
す。最長紙サイズの原稿台反転信号を検知する磁
気検出素子が破損した場合反転入力がないので原
稿台前進モータに過負荷がかかつたりする。 原稿台が前進したらいかなる紙サイズに於いも
原稿台が前進してから最長紙サイズの原稿台反転
位置までの時間は、決つているのでこの一定時間
のタイマをCLKPを計数して作る。そこで紙サイ
ズフラグは前述の通り、メモリされているため、
所定の紙サイズで所定の反転信号(所定のCLKP
を計数した時点で)が出ない場合原稿台を自動的
に反転させる。このタイマは前述のCLKPをカウ
ントしたり、外部低周波器を使用したり、マイク
ロコンピユータドライブ用のクロツクφを分周し
た周波数を利用する。 第2表は第11図,第12図のフローをプログ
ラムコードで示した例で、命令語はTMS1000の
ユザーズマニユアルに明らかであるので省略す
る。 次にマイクロコンピユータへ供給している電源
回路第22図について説明する。この回路は15V
安定化電源回路と、15Vシヤツトオフ回路から構
成されている。 本複写機では、複写動作を終了し、前記後処理
中にメインスイツチがOFFになつた場合でも後
処理を最後まで実行してからドラム回転や負荷の
通電を停止するために、後処理に入つたならパワ
ーホールド信号を出す制御ステツプを設けてい
る。本複写機において制御回路、その他直流負荷
に直流を供給するための電源トランスがある。こ
の電源トランスの2次側で24V整流回路を使つて
いるが、この整流回路の平滑回路に非常に大きな
コンデンサ(例えば2200μF等)が挿入されてい
る。一方一次側には、この電源トランスのON,
OFF用としてメインスイツチでAC100Vが供給さ
れるラインと、後処理中メインスイツチがOFF
になつてもAC100Vが供給されるラインとがあ
る。この後処理中メインスイツチがOFFになつ
てもAC100Vが供給されるよう、この回路を駆動
する信号が、前述のパワーホールドPHLD信号で
ある。クリーニングブレードをこのPHLDオフに
よりドラムからはずすことができ、次に電源投入
によりドラムに接触せることができる。 今仮に後処理中にメインスイツチがOFFにな
り、パワーホールド信号が出力され後処理終了後
パワーホールド信号がOFFした場合電源トラン
スの一次側がOFFとなり電源トランス2次側の
整流回路もOFFとなる。しかし平滑回路に入つ
ている平滑用コンデンサの容量が大きいため、放
電時間が長い(約数百msec)。しかもマイクロコ
ンピユータの電源電圧の動作可能範囲には余裕が
ある。したがつてマイクロコンピユータの誤動作
し始める電圧付近を、ゆるやかなカーブで電源電
圧波形が下つて来た場合、マイクロコンピユータ
のRAM,ROMなどが誤動作し始める。この時
RAM,ROMの誤出力によりパワーホールド信
号が出ると、メインスイツチOFFし後回転終了
したにもかかわらず前述したAC100Vラインが再
び生きることになる。 この場合当然、マイクロコンピユータの他の
RAM領域内も不正な値となつていて、ジヤム表
示ランプなどの表示ランプが点灯したりして操作
に悪影響を及ぼすのである。 第22図はこの欠点を除去するシヤツトオフ回
路である。図中601はチエナ電流を流すための
抵抗、602は20Vチエナーダイオード、605
はNPNトランジスタ、604はトランジスタコ
レクタ抵抗、607はNPNトランジスタ、60
6はトランジスタコレクタ抵抗、608は電圧降
下用抵抗、611は16Vチエナーダイオード、6
10はシリコンダイオード、609は制御用トラ
ンジスタである。 動作を説明すると、抵抗608、トランジスタ
609、ツエナダイオード611で構成されてい
る回路は公知の定電圧回路であるため説明は省略
する。602のチエナダイオードのチエナ電圧は
約20Vであり、601の抵抗を通してトランジス
タ605にベース電流を供給している。今+24V
がこの回路に入力されている場合(トランス出力
を平滑する回路に入力接続し、コンピユータ電源
端子に15Vの出力接続)、即ち後処理を実行中は、
チエナダイオード602にチエナ電流が流れ、ト
ランジスタ605は導通状態となつて、抵抗60
4には電流が流れ、トランジスタのコレクタはほ
ぼ0電位となつている。一方604の抵抗を通し
て、トランジスタ607のベースにはベース電流
が供給されないため、トランジスタ607は非導
通状態となつている。したがつて抵抗606に
は、611に供給されるチエナ電流しか流れな
く、チエナダイオード612の両端は16Vのチエ
ナ電圧が、保持されていて、出力には15V定電圧
が供給されている。ところが、前述した通り後処
理が終了し、パワーホールド信号が制御回路から
出力され+24V電源も次第に下つてくる。+24V
電圧が20V付近になると、チエナーダイオード6
02が非導通状態となり、トランジスタ605は
非導通状態、トランジスタ607は導通状態とな
り、トランジスタ607のコレクタはほぼ0V電
位となり、611にチエナ電流は流れず、出力電
圧は0Vとなる。 ダイオード610は、この時一瞬、トランジス
タ609のベースエミツタ間に加わる逆方向電圧
阻止用として入つている。 この様に、+24V電圧が+20V付近になつた場
合に負荷には、強制的に電源供給を停止する様な
特徴になつている。 したがつて、平滑回路の放電時定数が極めて大
きい場合でも、メモリ回路を有する様な制御回路
には有効である。
【表】
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【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における複写機例の外観斜視
図、第2図は第1図の縦断面図、第3図は第1の
横断面図、第4図は複写装置の駆動関係を示す断
面図、第5図はカセツトを示す斜視図、第6図は
制御回路図、第7図はマイクロコンピユータのブ
ロツク図、第8図はRAM領域図、第9図はマイ
クロコンピユータの基本タイムチヤート、第10
図は第1図の複写機の動作のシステムフローチヤ
ート、第11図,第12図は第10図の詳細なフ
ローチヤート、第13図はB5サイズの動作タイ
ミングチヤート、第14図はB4サイズの動作タ
イミングチヤート、第15図は入力マトリツクス
回路図、第16図は出力制御回路図、第17図は
クロツク1レベル、0レベルでの制御フローチヤ
ート、第18―1図はB5サイズのジヤム検出フ
ローチヤート、第18―2図はB4サイズのジヤ
ム検出フローチヤート、第18―3図はジヤム検
出のタイミングチヤート、第19―1図はATR
フローチヤート、第19―2図はATR回路、第
20図はクロツク発生図、第21―1図は放置時
測定回路、第21―2図は第21―1図の動作タ
イムチヤート、第22図は電源回路、第23図は
第6図の入力センサの回路例であり、第6図中
I1,I2,I4,I8はコンピユータへの入力端子、O1
〜O15はコンピユータへの出力端子、A4BP,B
4BP,B5BPは原稿台反転位置信号、MS1
MS2はカセツトサイズ信号、DDPは紙検出信号、
TSCはトナー濃度信号、TSEはトナー補給可能
信号である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿載置台上に載置された原稿を露光する露
    光手段、 原稿を露光走査するための往復動部材を含む原
    稿走査手段、 複数の複写再生サイズの内から所望の複写再生
    サイズを示す信号を発生するサイズ信号発生手
    段、 上記原稿走査手段の走査時に上記複写再生サイ
    ズの各々に対応した走査位置で反転制御に使用可
    能な信号を順次発生する位置信号発生手段、 上記サイズに応じた走査位置で上記往復動部材
    を反転制御するためのプログラムを格納したプロ
    グラムメモリと、少なくとも上記サイズ信号発生
    手段からのサイズデータを格納するデータメモリ
    とを有する制御手段、 上記位置信号発生手段からの位置信号と、上記
    サイズ信号発生手段からのサイズ信号とを上記制
    御手段へ入力する入力ポート、 上記原稿走査手段へ往復制御信号を上記制御手
    段から出力する出力ポートとを有し、 上記位置信号発生手段からの位置信号を上記入
    力ポートの1つの所定の入力端子へ順次入力せし
    め、 上記サイズ信号発生手段からのサイズ信号を上
    記入力ポートの所定の入力端子へ入力せしめ、サ
    イズ判定して上記データメモリにサイズデータと
    して格納させ、 上記所定の入力端子へ順次入力された位置信号
    のどれかを上記格納されたデータサイズを基準に
    して判定し、それにより上記往復動部材を反転制
    御する制御信号を上記出力ポートから出力するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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