JPH0251665B2 - - Google Patents

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JPH0251665B2
JPH0251665B2 JP57154381A JP15438182A JPH0251665B2 JP H0251665 B2 JPH0251665 B2 JP H0251665B2 JP 57154381 A JP57154381 A JP 57154381A JP 15438182 A JP15438182 A JP 15438182A JP H0251665 B2 JPH0251665 B2 JP H0251665B2
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JP
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oil
water
emulsion
surfactant
phase
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Yoshe Muramatsu
Sadao Hoshizaki
Shinya Okabe
Yoshikazu Hirai
Kazuo Nabeta
Hiromichi Sagya
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Pola Chemical Industries Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なゲル状エマルシヨン及び水中油
型エマルシヨンの製造法に関するものである。更
に詳しく述べると、水溶性溶媒と水からなる水相
成分と非イオン界面活性剤とを溶解させた界面活
性剤連続相に対し、油相成分を徐々に添加せしめ
て界面活性剤中油よりなるゲル状エマルシヨンを
得る製造法、及び該エマルシヨンに水相を添加す
ることによつて得られる安定な水中油型エマルシ
ヨンの製造法に関するものである。 一般に、これまで行われている界面活性剤の添
加方法としては、予め界面活性剤を油相中に添加
しておく所謂エージエントインオイル(agent in
oil)法や、逆に水相中に界面活性剤を添加して
おくエージエントインウオーター(agent in
water)法、さらに親水性界面活性剤を水相に親
油性界面活性剤を油相中に溶解しておく方法があ
る。従来、ゲル状エマルシヨンは、前記エージエ
ントインオイルの製造過程における転相直後の重
粘な状態を利用したり、ペースト法すなわち少量
の水相に乳化剤を加えこれに油相を少量づつ加え
て行く方法によつて製造されていたが、転相法、
ペースト法共に使用するHLBの調節が極めて難
しいとされている。例えば、前者の転相法におい
ては、親油側に傾いていると水を添加しても反転
しないのでゲル状エマルシヨンは得られない。逆
に親水側にHLBが傾いていた場合には、ゲル状
エマルシヨンに油相が分散せず、反転後ただちに
分離してしまう状態を呈する。後者のペースト法
においては、親油側の場合、界面活性剤の水への
分散性が悪く油相を加えてもエマルシヨン状態に
はならず、単なる分離系を呈するにすぎない。逆
に親水側では水相に界面活性剤が完全に溶解して
しまい、油相を添加したときに油滴が大きくて瞬
時にて合一、分離してしまう傾向がある。 これらの背景から、安定なゲル状エマルシヨン
の製造法として、界面活性剤の親水性−親油性バ
ランス(HLB)を厳密に調整し、界面活性剤を
予め油相へ溶解しておくことが大切であると指摘
されている。そして、乳化剤の選定にあたつて
は、グリフインによつて確立されたHLB値の概
念が利用されている。この概念によると、ゲル状
エマルシヨンを製造するのに適したHLB値は8
〜13の範囲とされているが、実際に安定なエマル
シヨンを得るには油の種類や配合量によつてかな
り精度のよいHLB値の調整が必要であつた。さ
らに、これまで提供されているゲル状エマルシヨ
ン製品は共通して耐温性が比較的悪く、例えば
40゜〜45℃の過酷条件では生成ゲルがこわれて流
動性を呈する傾向にあつた。 一方、安定な水中油型エマルシヨンを得る製造
法としては、今日まででは、上記したエージエン
トインオイル法が優れていると報告されている。
このエージエントインオイル法は、非イオン界面
活性剤を油相に溶解させ、次にこの油相に水相を
添加し転相によつて水中油型エマルシヨンを得る
方法であるが、実際の水中油型の製造において
は、前述のゲル状エマルシヨンの問題を含め、本
方法を用いてもいくつかの難点がある。それは乳
化の過程で水の添加量、撹拌時間の設定、反転を
行わせる水量の設定などの諸条件について、極め
て細心の注意を要し、使用する原料特に界面活性
剤のHLBに関しては影響が大きく、ロツトブレ
などの品質変動や作業者の技術欠除により、再現
性の乏しいものとなりがちである事である。ま
た、界面活性剤と油相との相溶性にも影響され、
相溶性が良すぎてもあるいは悪すぎても良好なエ
マルシヨンが得られない等の難点が存在する。 本発明者等は、上記諸点を解決するため鋭意研
究した結果、界面活性剤中油型ゲル状エマルシヨ
ンを利用することにより、粒子が均一で極めて細
かく、過酷条件下でも安定なゲル状エマルシヨン
と水中油型エマルシヨンが得られると共に、従来
になく再現性の良いしかも簡易なゲル状エマルシ
ヨン及び水中油型エマルシヨンの製造法を提供す
ることに成功した。すなわち、本発明は、プロピ
レングリコール、1,3−プロパンジオール、
1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、平均分子量300以下のポリエチレングリ
コール、ジプロピレングリコールの1種あるいは
2種以上から選択された水溶性溶媒と水からなる
水相成分と非イオン界面活性剤とを溶解して界面
活性剤連続相を作製し、次いで油相成分を添加せ
しめて界面活性剤相中油よりなるゲル状エマルシ
ヨンを得ることを特徴とするゲル状エマルシヨン
の製造法に関する。 さらに、本発明は、上記製造法で得られたゲル
状エマルシヨンに水相を添加して連続相を界面活
性剤相から水に変化させて水中油型エマルシヨン
を得ることを特徴とする水中油型エマルシヨンの
製造法にも関する。 本発明に係るゲル状エマルシヨンの製造法を詳
細に述べると、上記の水溶性溶媒と水との重量比
が3:7から8:2の範囲からなる水相成分に非
イオン界面活性剤を溶解させた界面活性剤連続相
を攪拌しながら、これに油相をゆつくり添加し
て、界面活性剤相中油よりなるゲル状エマルシヨ
ンを作製する工程からなる。本工程においては油
相をゆつくり添加して、十分に界面活性剤連続相
に油相を分散させる。これにより、界面活性剤と
油の界面張力が十分に小さく、連続相が水の場合
と比べずつと細かい乳化滴が得られるため、特別
のホモゲナイザー等の機械装置を使わなくても、
極めて細かい均質エマルシヨンを容易に得ること
ができる。これらの工程における上記水相成分中
の水溶性溶媒と水との比率は、前記のとおり重量
比で3:7から8:2の範囲であり、好ましい重
量比は4:6から7:3の範囲である。 ここで、水の重量比が7を越えるとラメラ液晶
またはヘキサゴナル液晶が出現する。この場合、
水の重量比が7を越えしかも界面活性剤のHLB
値が7〜12と比較的低い場合はラメラ液晶相とな
る。ラメラ液晶は多量の油を溶解してしまい、油
相を添加するだけでは界面活性剤相中油エマルシ
ヨンとはならない。また、界面活性剤のHLB値
が12より高い場合は、ヘキサゴナル液晶の非常に
硬いゲルが出現し、油相を分散させることは非常
に困難である。 水の重量比が2未満の場合は、界面活性剤が水
−水溶性溶媒中で会合することなく分子溶解して
いるものと思われ、ミセル形成も行われない。そ
のため、油相への界面活性剤の吸着性が低下し、
ゲル状の界面活性剤相中油エマルシヨンを形成せ
ず、低粘の油分散系が得られるのみである。 かかる工程における水相成分に溶解する界面活
性剤の含有割合は水相成分と非イオン界面活性剤
との混合系全体に対して20重量%以上で80重量%
以下である必要がある。好ましい含有割合は30重
量%以上で60重量%以下である。 界面活性剤の含有割合が20重量%より小さいと
界面活性剤は連続−相を形成することができず、
水溶性溶媒に油相が分散した状態になつてしま
い、ゲル状エマルシヨンは形成されない。また、
含有割合が、80重量%より大きくなつても界面活
性剤はミセル会合を起すことができず、ゲル状エ
マルシヨンは形成されない。 本発明方法におけるゲル状エマルシヨンの作製
において用いられる水相成分としての水溶性溶媒
は、プロピレングリコール、1,3−プロパンジ
オール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、平均分子量300以下のポリエチ
レングリコールおよびジプロピレングリコールよ
りなる群から選択されるものであり、これらの中
から1種または2種以上を選択して用いるもので
ある。 なお、本明細書中における「平均分子量300以
下のポリエチレングリコール」の用語は、以下の
如き意味で用いられている。通常、ポリエチレン
グリコールに関してはその平均分子量に基づき、
例えば、ポリエチレングリコール200、ポリエチ
レングリコール300などと平均分子量をもつて規
定された名称が使用されており、公定書(例えば
日本薬局方、化粧品原料基準など)においても平
均分子量に基づいてポリエチレングリコール物質
の特定がなされている。本発明の説明においても
平均分子量300以下のポリエチレングリコールと
は、慣用の称呼に従つて定義されたものである。
上記したこれらの水溶性溶媒は、水溶液中におけ
る非イオン界面活性剤の性質を親水的にし、水溶
液に対する非イオン界面活性剤の溶解性を高める
働きを有している。このため、水溶液中における
非イオン界面活性剤の分子会合数は低下し、液晶
相を形成する範囲は大幅に減少する。それ故、本
発明方法においては、液晶相を形成することなく
界面活性剤中油型のゲル状エマルシヨンを形成す
ることが可能となるものである。かかる必須成分
としての上記の水溶性溶媒に加え、ゲル状エマル
シヨンを崩壊しない程度であれば、必要に応じ、
化粧品、食品等の各種製品に配合される他のどの
ような水溶性溶媒も併せて利用することができ
る。 本発明方法に適用される非イオン界面活性剤と
しては、HLB値を5.5から18に調整したもの、1
種または2種以上を混合して用いられる。HLB
値が5.5未満のものは油相が界面活性剤相に溶解
してしまうため、ゲル状エマルシヨンが得られな
い。逆に、18を超える場合油相への吸着性が低下
するため、これもゲル状エマルシヨンとはならな
い。具体的な非イオン界面活性剤としては、ソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導
体、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエー
テル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシ
エチレンフイトスタノール、フイトステロール等
が挙げられ、これらの中から1種を選び、あるい
は1種で目的のものが得られない場合には、2種
以上を選択して組合せて用いるものである。本発
明方法における使用量は従来の乳化法とくらべ70
%程度以下でよい。従つて、界面活性剤の使用に
よる皮膚刺激、皮膚障害等の低減を図ることがで
き、安全性に優れたものを得ることが可能であ
る。 また油相成分に用いる油剤としては通常使用さ
れるものでよく、その例としては、スクワラン、
流動パラフイン、ワセリン、オリーブ油、グリセ
ロールトリス−2−エチルヘキサノエート、ミン
クオイル、イソプロピルミリステート、ミリスチ
ン酸ミリスチル、オレイン酸オクチルドデカノー
ル、ホホバ油、ミツロウ、ラノリン、メチルポリ
シロキサン等が挙げられ、特に好ましい例は炭化
水素系油剤およびエステル系油剤であり、トリグ
リセライドの使用にあたつてはこれらと併用する
ものである。 ここで、添加される油相成分の量は前述した界
面活性剤連続相と油相とからなる混合系全体すな
わち得られるゲル状エマルシヨンに対して30〜95
重量%で、好ましくは70〜90重量%である。 次に、本発明方法におけるゲル状エマルシヨン
の作製において水の使用が有効な理由について、
水を用いる場合と用いない場合の溶解性の違いを
相平衡図を用いて調べた結果を図−1及び図−2
に示す。この場合、界面活性剤としてポリオキシ
エチレン(6)オレイルエーテル、油剤としては流動
パラフイン、水溶性溶媒としては1,3−ブタン
ジオールを用いた。図−1は水相として1,3−
ブタンジオールを用いた系の相図である。1,3
−ブタンジオールとポリオキシエチレン(6)オレイ
ルエーテルは溶解しあい、無色透明溶液を示す。
ここに流動パラフインを添加していくと、初めは
溶解して行くが、飽和溶解度以上になると分離し
て、流動パラフインと1,3−ブタンジオール・
界面活性剤溶液に分かれる。 この分離領域には安定なゲル状エマルシヨンは存
在しない。一方、水相として水と1,3−ブタン
ジオールを1:1重量比で用いた場合は、1,3
−ブタンジオール・水・界面活性剤溶液に流動パ
ラフインを添加すると初めは図−1と同様に無色
透明一相を示すが、さらに流動パラフインが添加
されて分離領域になると、この領域の一部にゲル
状エマルシヨンを示す部分が現われる。ゲル状エ
マルシヨンは無色透明あるいは青白色透明で非常
に粘度が高い状態を示している。ここに水相を加
えることによつて微細な水中油型エマルシヨンが
作られる。ゲル状エマルシヨンを示さない領域に
水相を添加しても微細な水中油型エマルシヨンは
得られない。水相として水溶性溶媒のみを用いた
場合と水溶性溶媒と水を併用した場合の現象の違
いは、非イオン界面活性剤の会合に与える影響の
差に起因しているものと考えられる。すなわち、
水を併用することにより、界面活性剤の会合を適
当に促し、油表面への界面活性剤の吸着をより向
上させ、細かい油滴を持つたゲル状エマルシヨン
を与えることになる。それと同時に界面活性剤相
を低濃度域まで広げている。水溶性溶媒だけで
は、非イオン界面活性剤がミセルを形成しにくい
ことは既に文献にも報告されている(R.
Rigamonti,M.T.Cereti Mazza,Riv,Ital.
Sostanze Grasse,47,532(1970))。 以上示すように、水溶性溶媒と水を混合させて
界面活性剤の油滴への吸着性を高め、微細なゲル
状エマルシヨンを形相させている。(逆に水だけ
だと界面活性剤は無限に会合してしまい、液晶を
形成してしまう。液晶は非常に硬度が高かつた
り、合一安定性が悪いため油相を液晶中に均一に
分散させることが困難な場合が多い。) かくして、本発明に係るゲル状エマルシヨンの
製造法により得られたゲル状エマルシヨンは合一
に対して安全であるため、製造工程における諸条
件、例えば撹拌速度、時間、温度、装置等の制約
を受けることが少なく、より容易に安定なO/W
エマルシヨンの製造を可能にするとともに、ゲル
状エマルシヨンそれ自体、製品として利用するこ
とが可能である。 また、かかるゲル状エマルシヨンは、これに水
相を添加して製造される水中油型エマルシヨンを
得るために必要であるばかりでなく、さらに優れ
た特徴を有するものである。これまで市販されて
いるゲル状のクレンジングクリーム、コールドク
リーム等は油分や界面活性剤の配合量が多量に用
いられているため、皮膚に塗布された後にこれを
払拭する場合、水で洗い落すことは不可能であ
り、通常は水性洗顔料を用いることによつて初め
て皮膚に残存した化粧品内容物を洗い落すことが
できる。これに対して、本発明方法により得られ
るものは、このような水性洗顔料を用いることな
く、水だけの使用により容易かつきれいに内容物
を払拭することができる。 本発明に係る水中油型エマルシヨンの製造法
は、上記工程で得られたゲル状エマルシヨンに水
または必要に応じて水溶性添加物を溶解した水相
を加えて、連続相を界面活性剤から水へと連続的
に変化させ、水中油型エマルシヨンを得る方法で
ある。この場合の水相成分の添加は徐徐に行うこ
とが好ましく、これによらない場合には、撹拌に
長期間と強力な機械力などの援助が要求され、必
ずしも効果的なものと云えなくなるばかりでな
く、得られるエマルシヨン粒子が大きくなりやす
い。水相成分としては、水単独か又は水と他の水
溶性成分の混合水溶性が挙げられる。具体的な水
溶性成分としては、前述のゲル状エマルシヨンの
調製工程で必須成分として用いる前述の水溶性溶
媒の他に、各種製品に用いられている通常の水溶
性成分でよく、例えばグリセリン、ジグリセリ
ン、ソルビトール、マルチトール、エタノール、
ムコ多糖類、乳酸ナトリウム、パンテチン、ピロ
リドンカルボン酸ナトリウム等が挙げられる。 本発明方法により得られる水中油型エマルシヨ
ンは粒子が均一で、極めて細かく、過酷条件下に
おいてもかなり安定なものである。 従来、エマルシヨンの作製にあたり、水溶性溶
媒を応用した報告はいくつか見られる。例えば、
特開昭51−55783号においては、安定な水中油型
エマルシヨンの製造工程で水溶性溶媒中油エマル
シヨンを作製し、それを水で稀釈する方法を用い
ている。また、M.K.Sbarmaは親水性溶媒中油エ
マルシヨンについて報告している。更に特開昭56
−89832号においては、水中油型エマルシヨンの
作製時に水または水と水溶性溶媒とを用い、界面
活性剤の分子会合を促進して液晶相を作製し、こ
れに水を添加することにより水中油型エマルシヨ
ンを作製している。 上記特開昭51−55783号と本発明方法との差違
は、油の分散される連続相の相異にある。すなわ
ち、特開昭51−55783号ではエマルシヨンの作製
において、従来の水の替わりに水溶性溶媒を預い
て水溶性溶媒中油型エマルシヨンを作り、微細で
安定なエマルシヨンの作製において不可欠とされ
る界面張力の低下を図つている。それ故、水と比
較して界面張力の低下を図り得るメタノール、エ
タノール、グリセリン等のあらゆる水溶性溶媒を
利用できる利点はあるものの、反面、界面張力の
低下は不充分であり、真に微細で安定なエマルシ
ヨンを得るには自から制約の伴うものであつた。
これに対し、本発明方法は、水と水溶性溶媒を用
いて界面活性剤をミセル会合させ、界面活性剤連
続相となし界面活性剤相中油型ゲル状エマルシヨ
ンを作製することにより、界面張力の大巾な低下
を図つているものである。 一方、特開昭56−89832号記載の方法と本発明
方法との差違は油を含んだ相状態が全く異なる点
にある。すなわち、特開昭56−89832号では水を
中心とし、これにグリコール類、グリセリン、糖
類などあらゆる水溶性溶媒を補助成分として利用
して界面活性剤連続相を作り、これに油を加えた
系での液晶相の積極性な作製を図つている。ここ
で得られる液晶相は、界面張力が低く微細で安定
なエマルシヨンを得るには好都合であるが、反
面、界面活性剤と油との組合せを適切に選択した
り、又は界面活性剤のHLB調整を厳密に行なう
必要があり、これを誤まると、どんなにHLBを
調整しても液晶を形成できなかつたり、又液晶を
形成してもカメラ液晶の場合には界面張力が低く
なり過ぎ油が溶解してしまう、あるいは、ヘキサ
ゴナル液晶の場合にはゲルが固く油が分散しない
などの困難を生じる。 これに対し、本発明方法では水と水溶性溶媒の
比率、及び非イオン界面活性剤の分子会合に影響
を及ぼす水溶性溶媒の種類を厳密に選択して分子
会合数を調整し、液晶相を形成させることなく界
面活性剤相中油型のゲル状エマルシヨンを形成さ
せているものであるため、界面活性剤と油との組
合せの制約がなく、またHLBの厳密な調整を必
要としない。 本発明方法により得られる水中油型エマルシヨ
ンが如何に微細なものであるかを実証するため、
界面活性剤中油エマルシヨンの状態を示した電子
顕微鏡写真(倍率;10000倍)を図−3(略)に
示す。組成は非イオン界面活性剤としてポリオキ
シエチレンオレイルエーテルを用い、油相成分と
して流動パラフイン、水溶性溶媒として1,3−
ブタンジオールを用いたものである。写真に示す
ように油の粒子は約0.2μm程度で極めて細かい乳
化滴を示している。また乳化滴はクローズドパツ
クの状態に詰つており、これがゲル状を形成して
いる理由と考えられる。さらに、この界面活性剤
相中油エマルシヨンに水を添加して水中油型エマ
ルシヨンとした場合の顕微鏡写真を図−4(略)
に及び通常のエージエントインオイル法を用いて
乳化し、さらにホモミキサーで10000RP M、5
分間乳化したエマルシヨンの顕微鏡写真を図−5
(略)に示す。図−4と図−5の写真を比較する
と、粒子の大きさや均質性において本発明の方法
が数段すぐれたものであることは明白である。 本発明方法において、水中油型エマルシヨンを
製造するにあたりゲル状エマルシヨンに対し、水
相成分を添加する際に留意すべきことは、既に前
述した如く、徐々に水相成分をゲル状エマルシヨ
ンに添加することが好ましい。徐々に水相成分を
添加させることにより、ゲルがままこ状に水相に
分散するのを防ぐと共に、乳化滴の成長を抑制す
るためでもある。た水相成分の添加量に対しては
範囲を設ける必要はないが、水中油型エマルシヨ
ンを得るのに許容される至適量が用いられる。 上記の如くして得られる水中油型エマルシヨン
は乳化粒子が殆んど0.5μm以下の細かい極めて均
一なものであり、エマルシヨンの安定性は通常の
方法により得られたエマルシヨンと比較してはる
かに安定であり、特に高温側における安定性は従
来になく優れたものである。 また、本発明に係る水中油型エマルシヨンの製
造法は各原料の使用量及び撹拌時間の細心で厳し
い条件設定、強力な機械的撹拌力などを要するこ
とのない簡易な方法であり、使用する原料のロツ
トブレや作業者の技術欠除に基く再現性の問題は
全くなく、工業スケールでの円滑な製造をなし得
るものである。 本発明方法により得られる水中油型エマルシヨ
ンは、その有する利点のため、化粧料、食品、医
薬品、塗料その他各種の用途に用いることができ
る。 次に、本発明方法によるゲル状エマルシヨンの
製造および水中油型エマルシヨンの製造の実施例
および比較例を示す。なお、実施例および比較例
における「部」は重量部を表わす。 実施例 1 1,3−ブタンジオール4部と精製水3部から
なる水相成分とソルビタンモノステアレート1
部、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノス
テアレート4部とを70℃で加温溶解させて界面活
性剤連続相を作製した。別にスクワラン30部、グ
リセロールトリス−2−エチルヘキサノエート20
部に適量の防腐剤を添加した油相成分を70℃に加
温し、これを前記の攪拌下にある界面活性剤連続
相に徐徐に添加して界面活性剤相中油ゲル状エマ
ルシヨンを得た。 実施例 2 1,3−ブタンジオール2部、ポリエチレング
リコール(200)2部と精製水2部からなる水相
成分にポリオキシエチレン(15)オレイルエーテ
ル4部を70℃で加温溶解させて界面活性剤連続相
を作製した。別にスクワラン60部、オリーブ油5
部、ミツロウ5部に適量の防腐剤、抗酸化剤を添
加した油相成分を70℃に加温溶解し、これを前記
の攪拌下にある界面活性剤連続相に徐々に添加し
て界面活性剤相中油ゲル状エマルシヨンを得た。
さらに、このゲル状エマルシヨンに70℃の精製水
20部を徐々に添加してゆき水中油型エマルシヨン
を得た。 実施例 3 1,3−ブタンジオール3部と精製水6部から
なる水相成分にポリオキシエチレン60硬化ヒマ
シ油4部とグリセリルモノステアレート1部を80
℃にて加温溶解させて界面活性剤連続相を作製し
た。別にスクワラン30部、バチルアルコール2部
に適量の防腐剤を添加した油相成分を80℃に加温
溶解し、これを前記の攪拌下にある界面活性剤連
続相に徐々に添加して界面活性剤相中油ゲル状エ
マルシヨンを得た。さらに、このゲル状エマルシ
ヨンに70℃の精製水50部とグリセリン4部との混
合水溶性を添加して水中油型エマルシヨンを得
た。 実施例 4 プロピレングリコール2部、ポリエチレングリ
コール(200)2部と精製水2部とからなる水相
成分にポリエキシエチレン(15)オレイルエーテ
ル4部を70℃にて加温溶解させて界面活性剤連続
相を作製した。別にスクワラン60部、オリーブ油
5部、ミツロウ5部に適量の防腐剤、抗酸化剤を
添加した油相成分を70℃に加温溶解し、これを前
記の攪拌下にある界面活性剤連続相に徐々に添加
して界面活性剤相中油ゲル状エマルシヨンを得
た。 実施例 5 プロピレングリコール2部、1,3−ブタンジ
オール2部および精製水3部からなる水相成分と
ソルビタンモノステアレート1部、ポリオキシエ
チレン(20)ソルビタンモノステアレート4部と
を70℃にて加温溶解させて界面活性剤連続相を作
製した。別にスクワラン30部、グリセロールトリ
ス−2−エチルヘキサノエート20部に適量の防腐
剤を添加した油相成分を70℃に加温し、これを攪
拌下にある界面活性剤連続相に徐々に添加して界
面活性剤相中油ゲル状エマルシヨンを得た。さら
に、このゲル状エマルシヨンに70℃の精製水33部
とソルビトール5部よりなる水溶性を添加して水
中油型エマルシヨンを得た。 実施例 6 1,3−プロパンジオール5部と精製水2部と
からなる水相成分にポリオキシエチレン(10)オレイ
ルエーテル5部を70℃にて加温溶解させて界面活
性剤連続相を作製した。別に流動パラフイン30
部、ワセリン10部に適量の防腐剤を添加した油相
成分を70℃に加温溶解し、これを攪拌下にある界
面活性剤連続相を徐々に添加して界面活性剤相中
油ゲル状エマルシヨンを得た。さらに、このゲル
状エマルシヨンに70℃の精製水48部を添加して水
中油型エマルシヨンを得た。 実施例 7 ジプロピレングリコール2部と精製水2部とか
らなる水相成分にポリグリセリル(6)モノラウレー
ト6部を70℃にて加温溶解させて界面活性剤連続
相を作製した。別に流動パラフイン35部に適量の
防腐剤を添加した油相成分を70℃に加温溶解し、
これを攪拌下にある界面活性剤連続相を徐々に添
加して界面活性剤相中油ゲル状エマルシヨンを得
た。さらに、このゲル状エマルシヨンに70℃の精
製水50部とピロリドンカルボン酸ナトリウム5部
よりなる水溶性を添加して水中油型エマルシヨン
を得た。 実施例 8 1,4−ブタンジオール6部と精製水4部とか
らなる水相成分にポリオキシエチレン(6)オレイル
エーテル5部を70℃にて加温溶解させて界面活性
剤連続相を作製した。別に流動パラフイン60部お
よびオレイン酸オレイル25部に適量の防腐剤と抗
酸化剤を添加した油相成分を70℃に加温溶解し、
これを攪拌下にある界面活性剤連続相に徐々に添
加して界面活性剤相中油ゲル状エマルシヨンを得
た。 実施例 9 1,3−ブタンジオール2部、エチレングリコ
ール2部、ポリエチレングリコール(300)1部
と精製水3部とからなる水相成分にポリオキシエ
チレン(20)グリセリルモノステアレート5部を
70℃にて加温溶解させて界面活性剤連続相を作製
した。別にスクワラン50部、2−エチレンヘキサ
ン酸セチル5部およびオリーブ油5部に適量の防
腐剤、抗酸化剤を添加した油相成分を70℃に加温
溶解し、これを攪拌下にある界面活性剤連続相を
徐々に添加して界面活性剤相中油ゲル状エマルシ
ヨンを得た。さらに、このゲル状エマルシヨンに
70℃の精製水27部を添加して水中油型エマルシヨ
ンを得た。 実施例 10 ジエチレングリコール7部と精製水3部とから
なる水相成分にポリオキシエチレン(50)硬化ヒ
マシ油12部を80℃にて加温溶解させて界面活性剤
連続相を作製した。別に流動パラフイン100部お
よびホホバ油60部に適量の防腐剤を添加した油相
成分を70℃に加温溶解し、これを攪拌下にある界
面活性剤連続相に徐々に添加して界面活性剤相中
油ゲル状エマルシヨンを得た。さらに、このゲル
状エマルシヨンに70℃の精製水97部とグリセリン
15部よりなる水溶性を添加して水中油型エマルシ
ヨン得た。 実施例 11 トリエチレングリコール6部、1,5−ペンタ
ンジオール7部および精製水7部からなる水相成
分にポリオキシエチレン(30)フイトスタノール
20部を70℃にて加温溶解させて界面活性剤連続相
を作製した。別に、流動パラフイン240部、2−
エチルヘキサン酸セチル60部およびメチルポリシ
ロキサン60部に適量の防腐剤を添加した油相成分
を70℃に加温溶解し、これを攪拌下にある界面活
性剤連続相に徐々に添加して界面活性剤相中油ゲ
ル状エマルシヨンを得た。さらに、このゲル状エ
マルシヨンに70℃の精製水400部を添加して水中
油型エマルシヨンを得た。 比較例 1 グリセリン4部と精製水3部からなる水相成分
とソルビタンモノステアレート1部およびポリオ
キシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート
4部を70℃で加温溶解させて界面活性剤連続相を
作製した。別にスクワラン30部およびグリセロー
ルトリス−2−エチルヘキサエート20部に適量の
防腐剤を添加した油相成分を70℃に加温し、これ
を攪拌下にある界面活性剤連続相に徐々に添加し
たが界面活性剤相中油ゲル状エマルシヨンは得ら
れなかつた。 比較例 2 D−ソルビトール3部と精製水6部からなる水
相成分にポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油
4部とグリセリルモノステアレート1部とを80℃
にて加温溶解させて界面活性剤連続相を作製し
た。別にスクワラン30部およびバチルアルコール
2部に適量の防腐剤を添加した油相成分を80℃に
加温溶解し、これを攪拌下にある界面活性剤連続
相に徐々に添加したが界面活性剤相中油ゲル状エ
マルシヨンは得られなかつた。 以下の結果を、下記第1表に示す。
【表】
【表】 油相成分
*2 油相成分含有割合=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プロピレングリコール、1,3−プロパンジ
    オール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタ
    ンジオール、1,5−ペンタンジオール、エチレ
    ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
    レングリコール、平均分子量300以下のポリエチ
    レングリコールおよびジプロピレングリコールよ
    りなる群から選択された1種あるいは2種以上の
    水溶性溶媒と水との重量比が3:7〜8:2の範
    囲からなる水相成分と非イオン界面活性剤とを、
    水相成分と非イオン界面活性剤との混合系全体に
    おける非イオン界面活性剤の含有割合が20〜80重
    量%である条件下で溶解して界面活性剤連続相を
    作製し、次いで油相成分を添加せしめて液晶相を
    形成せしめることなく界面活性剤中油よりなるゲ
    ル状エマルシヨンを得ることを特徴とするゲル状
    エマルシヨンの製造法。 2 プロピレングリコール、1,3−プロパンジ
    オール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタ
    ンジオール、1,5−ペンタンジオール、エチレ
    ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
    レングリコール、平均分子量300以下のポリエチ
    レングリコールおよびジプロピレングリコールよ
    りなる群から選択された1種あるいは2種以上の
    水溶性溶媒と水との重量比が3:7〜8:2の範
    囲からなる水相成分と非イオン界面活性剤とを、
    水相成分と非イオン界面活性剤との混合系全体に
    おける非イオン界面活性剤の含有割合が20〜80重
    量%である条件下で溶解して界面活性剤連続相を
    作製し、次いで油相成分を添加せしめて液晶相を
    形成せしめることなく界面活性剤中油よりなるゲ
    ル状エマルシヨンを得た後、これに水相成分を添
    加して連続相を界面活性剤相から水に変化させて
    水中油型エマルシヨンを得ることを特徴とする水
    中油型エマルシヨンの製造法。
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