JPH024909Y2 - - Google Patents

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JPH024909Y2
JPH024909Y2 JP1983202845U JP20284583U JPH024909Y2 JP H024909 Y2 JPH024909 Y2 JP H024909Y2 JP 1983202845 U JP1983202845 U JP 1983202845U JP 20284583 U JP20284583 U JP 20284583U JP H024909 Y2 JPH024909 Y2 JP H024909Y2
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peripheral wall
cylinder
horizontal
wall
box
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JP1983202845U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、液体注出容器に係る。
「従来の技術」 この種容器としてキヤツプに形成した出入口か
らノズルを出入させることが可能に形成したもの
があり、例えば、第5図が示すように、容器体口
頸部嵌合用の周壁30を頂壁31周縁から垂設す
ると共に、該頂壁の左右両側部から案内壁32,
32を、かつ、頂壁の周縁左右両部から側壁3
3,33を、それぞれ起立し、左右案内壁32,
32間の頂壁部分に注出孔34を穿設したキヤツ
プ状部材35と、上記左右両案内壁32,32間
に筒部36を摺動可能に貫通させると共に、該筒
部内に倒L字状のノズル孔37を形成し、かつ、
筒部36後部に溝部38を形成したノズル39
と、上記側壁33の後部に頂板40後部を枢着さ
せると共に、該頂板の後部から垂下した棒部41
を上記溝部38に係合させ、かつ頂板40前部か
ら垂下した前板42内面によりノズル孔37を密
閉した回動体43とからなり、回動体43上面後
端から突出した指掛け部44に指を掛け、回動体
43とキヤツプ状部材35との枢着部を中心とし
て回動体を後方へ回動すると、ノズル孔37の先
端が開口し、かつ棒部41が溝部38の前壁面に
当接して、ノズル39を前方へ押出し、ノズル孔
37とキヤツプ状部材の注出孔34とが連通する
よう形成したものが知られている(実公昭53−
27649号公報)。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来例のものは、回動体43外面、特に指
掛け部44に他物が接触して、回動体43が上後
方へ回動し、ノズル孔37と注出孔34とが不用
意に連通する虞があり、該状態のまま放置する
と、収容液体が蒸発して減少し、また、容器を誤
つて倒して液体を流出させる虞がある。
本案は回動体が不用意に後方へ回動する虞がな
いよう形成した注出容器を提供することを目的と
する。
「課題を解決するための手段」 圧搾可能に形成した胴部2の上端に頂壁3を横
設し、該頂壁一部から口頸部4を起立する容器体
1と、該容器体の胴部上端部に第2頂壁5周縁か
ら垂設した周壁6を嵌合させると共に、該周壁内
には、垂直筒部10上端から水平筒部11を突出
して形成する液体流出筒部9を、その垂直筒部1
0を容器体口頸部に水密に嵌合させると共に、水
平筒部を前方へ突出して、かつ液体流出筒部9と
上記周壁とを連結させて設け、更に水平筒部前方
の周壁部分を開口13する箱状部材7と、上記水
平筒部11外面に、筒部16の後部を摺動自在に
嵌合させると共に、該筒部の中間部内面に設けた
透孔17付き仕切板18から栓19を後方へ突出
し、該栓を水平筒部11前部内に水密に嵌合させ
た摺動筒15と、上記周壁開口部分を前壁22で
閉塞させると共に、該前壁の左右両側から後方へ
突出する側壁23,23を周壁側壁部分内面に枢
着させた蓋板21とを、主要部材となし、上記箱
状部材周壁の側壁に水平長孔25を穿設して、該
長孔に遊挿させた第2ピン27内端を上記摺動筒
15の一部に、第2ピン外端を周壁6外面に当接
させたスライド板26一部に、それぞれ固定さ
せ、該スライド板を介して摺動筒15を前進させ
ることで蓋板21が上記枢着部を中心として上方
へ回動可能に、摺動筒15の一部と蓋板側壁2
3,23の一部とを係合させると共に、箱状部材
第2頂壁5前部の左右両側に蓋体側壁23,23
移動用の通路溝14,14を穿設し、更に、摺動
筒15前進時に、上記栓19が外れて水平筒部1
1内と筒部16の前部内とが連通し、かつ該筒部
前端が開口13前方へ突出可能に形成した。
「作用」 上記構成においてスライド板26を前方へ押す
と、摺動筒15が前方へ押され、長溝29側縁に
より第3ピン28が前方へ押されることで、第1
ピン24,24を中心として蓋板21が後方へ回
動し、開口13が開く。摺動筒15前進により水
平筒部11前端から栓19が外れるが、摺動筒1
5はそのまま前進して開口13からその前端を突
出させる。該状態で容器体胴部を圧搾すれば、容
器体内液体は液体流出筒部9、仕切板の透孔17
を通り摺動筒15前端から流出される。必要量流
出させた後、スライド板26を後退させると、摺
動筒15が後退して栓19が水平筒部11前端を
閉塞すると共に蓋体21が倒れてその前壁22で
開口13を閉塞する。
「実施例」 以下図面について説明すると、1は容器体であ
る。該容器体は圧搾可能に形成させた胴部2の上
端に頂壁3を有し、該頂壁後部から口頸部4を起
立させている。
容器体胴部の上端部には、第2頂壁5周縁から
垂設させた周壁6の下部を嵌合させて箱状部材7
が嵌合させてある。該部材は、連結板部8で周壁
6と連結させて、周壁内に液体流出筒部9を有す
る。該筒部は、垂直筒部10と、該垂直筒部上端
から任意に定めた前部へ水平筒部11を突出させ
るもので、その垂直筒部の下部は口頸部4内に弾
性筒体12を介して水密に嵌合させ、又水平筒部
は後方へ延長させて周壁内面と連結させている。
水平筒部前方の周壁部分は開口13させてあり、
該開口部と水平筒部11前端との間には相当の間
隙が設けてある。水平筒部下方には、間隙をおい
て支持板兼用の連結板部8を横設させる。第2頂
壁前部の左右両側には、通路溝14,14を、か
つ周壁6の側部に水平長孔25を、それぞれ穿設
させる。
箱状部材内には更に摺動筒15が内装させてあ
る。該摺動筒は、筒部16の後部を既述水平筒部
11の外面に嵌合させ、筒部中間部には透孔17
…付き仕切板18を設けて、該仕切板から後方へ
突出させた栓19を水平筒部前端部内に水密に嵌
合させている。第4図が示すように摺動筒一方の
側部には側板20を付設させ、該側板の前部に長
溝29を縦設している。
既述箱状部材周壁の前部開口13部分には蓋板
21が装着させてある。該蓋板は、上記開口を閉
塞させた前壁22の左右両側から側壁23,23
を後方へ突出させたもので、その側壁と箱状部材
周壁の前方左右側壁部分とを第1ピン24,24
で枢着させ、かつ、該第1ピンの斜下後方の側壁
23内面から突出した第3ピン28を既述長溝2
9に係合させ、摺動筒15の前進により、上記第
1ピン24,24を中心として蓋体21が上後方
へ回動可能としている。
既述水平長孔25には第2ピン27を挿通さ
せ、該第2ピンの内端を既述側板20も連結させ
ると共に、第2ピンの外端を、箱状部材周壁6外
面に当接させたスライド板26の内面に固定さ
せ、該スライド板を前進させると、摺動筒15が
ともに前進し、既述栓19が外れて水平筒部11
内と筒部16の前部が連通し、かつ筒部16の前
端が開口13前方へ突出可能に形成している。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、スライド板
26と摺動筒15とを第2ピン27により連結す
ると共に、スライド板26を介して摺動筒15を
前進させることで蓋板21が上後方へ回動するよ
う形成したから、つまり、スライド板26を使用
して蓋体21の回動操作を行うよう形成し、か
つ、スライド板26は、その内面を箱状部材周壁
6外面に当接させてあつて他物が接触して不用意
に前方に押される虞がないから、既述従来例のよ
うに、回動体43が上後方へ回動して不用意に注
出可能な状態となることがなく、使用上極めて都
合が良い。また、スライド板操作によつて蓋体2
1が起伏し、かつ摺動筒が前進後退して水平筒部
11前端を開閉栓するから、容器注出口の開閉を
極めて容易に行うことが出来る。液体注出口を形
成する摺動筒前端は、容器不使用時箱状部材7内
に収納され、かつ該箱状部材前端の開口は蓋板2
1により閉塞されるから、その注出口たる摺動筒
15前端に埃等が付着して不衛生となることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の斜視図、第2図はその容器
を縦断した状態で示す斜視図、第3図はその縦断
面図、第4図はその横断面図、第5図は、従来例
の縦断面図である。 1……容器体、7……箱状部材、21……蓋
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧搾可能に形成した胴部2の上端に頂壁3を横
    設し、該頂壁一部から口頸部4を起立する容器体
    1と、該容器体の胴部上端部に第2頂壁5周縁か
    ら垂設した周壁6を嵌合させると共に、該周壁内
    には、垂直筒部10上端から水平筒部11を突出
    して形成する液体流出筒部9を、その垂直筒部1
    0を容器体口頸部に水密に嵌合させると共に、水
    平筒部を前方へ突出して、かつ液体流出筒部9と
    上記周壁とを連結させて設け、更に水平筒部前方
    の周壁部分を開口13する箱状部材7と、上記水
    平筒部11外面に、筒部16の後部を摺動自在に
    嵌合させると共に、該筒部の中間部内面に設けた
    透孔17付き仕切板18から栓19を後方へ突出
    し、該栓を水平筒部11前部内に水密に嵌合させ
    た摺動筒15と、上記周壁開口部分を前壁22で
    閉塞させると共に、該前壁の左右両側から後方へ
    突出する側壁23,23を周壁側壁部分内面に枢
    着させた蓋板21とを、主要部材となし、上記箱
    状部材周壁の側壁に水平長孔25を穿設して、該
    長孔に遊挿させた第2ピン27内端を上記摺動筒
    15の一部に、第2ピン外端を周壁6外面に当接
    させたスライド板26一部に、それぞれ固定さ
    せ、該スライド板を介して摺動筒15を前進させ
    ることで蓋板21が上記枢着部を中心として上方
    へ回動可能に、摺動筒15の一部と蓋板側壁2
    3,23の一部とを係合させると共に、箱状部材
    第2頂壁5前部の左右両側に蓋体側壁23,23
    移動用の通路溝14,14を穿設し、更に、摺動
    筒15前進時に、上記栓19が外れて水平筒部1
    1内と筒部16の前部内とが連通し、かつ該筒部
    前端が開口13前方へ突出可能に形成したことを
    特徴とする液体注出容器。
JP20284583U 1983-12-23 1983-12-23 液体注出容器 Granted JPS60105354U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20284583U JPS60105354U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 液体注出容器

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JP20284583U JPS60105354U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 液体注出容器

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Publication Number Publication Date
JPS60105354U JPS60105354U (ja) 1985-07-18
JPH024909Y2 true JPH024909Y2 (ja) 1990-02-06

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ID=30765275

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JP20284583U Granted JPS60105354U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 液体注出容器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423813Y2 (ja) * 1986-07-10 1992-06-03
JPH0751479Y2 (ja) * 1987-03-13 1995-11-22 株式会社吉野工業所 注出キャップ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4525752Y1 (ja) * 1966-12-05 1970-10-07
JPS5327649U (ja) * 1976-08-17 1978-03-09

Patent Citations (2)

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JPS4525752Y1 (ja) * 1966-12-05 1970-10-07
JPS5327649U (ja) * 1976-08-17 1978-03-09

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