JPH0311168Y2 - - Google Patents

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JPH0311168Y2
JPH0311168Y2 JP1984149359U JP14935984U JPH0311168Y2 JP H0311168 Y2 JPH0311168 Y2 JP H0311168Y2 JP 1984149359 U JP1984149359 U JP 1984149359U JP 14935984 U JP14935984 U JP 14935984U JP H0311168 Y2 JPH0311168 Y2 JP H0311168Y2
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hole
tube
tip
fitting
top wall
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はノズル付きの液体注出容器に係る。
「従来の技術」 例えば実公昭38−10490号公報の容器が知られ
ている。該容器は、頂壁の一方側部に隆起部を形
成すると共に、その頂壁の他方側部に嵌合孔を穿
設した容器本体と、上記嵌合孔内へ回動可能に嵌
合させた基筒部上端から上記頂壁上へ載置させた
ノズルを突出するノズル付き部材とからなり、上
記基筒部を中心とする回動によりノズル先端を上
記隆起部の側面へ当接することでノズル孔先端が
閉塞されると共に、ノズル先端を上記隆起部と向
い合う頂壁部分の容器体外方側へ向けることで、
そのノズル先端部が容器体外方へ突出するよう設
けたものである。
「考案が解決しようとする課題」 上記容器は、ノズル先端を容器体外方へ突出さ
せた状態で収納物の注出を行い、又ノズル先端面
を隆起部側面へ接触させることでそのノズル孔を
閉塞するよう設けたものであるが、隆起部断面へ
ノズル先端面を水密に接触させるためには高精度
の加工が必要となり、特に合成樹脂材でそれ等部
材を形成すると、溶融材料冷却時におけるヒケ等
の関係で上記ノズル孔の水密な閉塞が困難となる
欠点があつた 本案はその欠点を除去して、ノズルを回動させ
るだけで確実にそのノズル孔を開閉できるよう設
けたものである。
「課題を解決するための手段」 弾性圧搾可能な胴部2を有する容器体1と、該
容器体口頸部に嵌合させた周壁5を頂壁6周縁か
ら垂設し、かつ該頂壁の任意に定めた前方偏心位
置に穿設した円形透孔7の下外縁から適宜間隙を
おいて透孔下面中心方向へ突出する適当数の連結
片8により下端を支持して透孔よりも小外径の支
持杆9を透孔内壁面との間に間隙をおいて起立
し、更に該支持杆上端面からは、透孔中心線に対
し前方へ偏心する嵌合ピン10を起立したキヤツ
プ本体4と、上記頂壁上に載置させた注出筒部1
2の基部下面から垂設した嵌合筒13を、上記透
孔7内へ水密にかつ回動自在に嵌合させると共
に、該嵌合筒の筒孔内に、上記嵌合ピン10およ
び支持杆9を遊挿させたノズル部材11と、上記
注出筒部の筒孔12a内に小径杆を遊挿させて該
小径杆基端に付設したリング16を上記嵌合ピン
10に回動可能に嵌合させると共に、該小径杆先
端には注出筒部孔12a先端を開閉する栓部17
を付設した栓部材14とからなり、上記嵌合筒1
3を中心として回動させることで注出筒を前方に
向けたとき、該注出筒先端が頂壁6前縁よりも前
方に突出し、かつ上記栓部17が注出筒前端から
更に前方へ突出して注出筒孔を開口し、かつ注出
筒先端を後方に向けたとき、注出筒先端が頂壁上
に位置すると共に栓部が注出筒孔前端を閉塞する
よう形成させた。
「作用」 第1図状態で、栓部材14先端の栓部17はノ
ズル部材11の注出筒部孔12a先端を密閉して
いる。該状態から第3図二点鎖線が示すように嵌
合筒13を中心に回動させて注出筒部12先端を
容器体の頂壁6外方へ突出させると、上記栓部材
14基端のリング16が嵌合ピン10に嵌合させ
てあり、かつその嵌合ピンは、支持杆9の、透孔
7中心線に対し前方へ偏心する部分から突出され
ているため、その偏心距離だけ注出筒部12先端
面と栓部17先端面とはずれた位置を回動するこ
ととなり、よつて注出筒部12先端が容器外方へ
突出したとき栓部17が注出筒部12a先端から
抜出して開孔する。
「実施例」 本案容器は、容器体と、キヤツプ本体と、ノズ
ル部材と、栓部材とからなる。
容器体1は、弾性圧搾可能な胴部2を有し、口
頸部3を起立する。
キヤツプ本体4は、上記容器体口頸部3に嵌合
させた周壁5を頂壁6周縁から垂設し、該頂壁の
任意に定めた前方偏心位置に円形透孔7を垂直に
穿設すると共に、該透孔下縁から適宜間隙をおい
て透孔下面中心方向へ突出する適当数の連結片8
…により下端を支持して、透孔7よりも小外径の
支持杆9を透孔内壁面との間に間隙をおいて起立
し、かつ該支持杆上端面からは、透孔中心線に対
し前方へ偏心して嵌合ピン10を起立する。
ノズル部材11は、キヤツプ本体の頂壁上に載
置させた注出筒部12の基部下面から垂設した嵌
合筒13を、上記透孔7内へ水密にかつ回動可能
に嵌合させると共に、該嵌合筒の筒孔内に、上記
嵌合ピン10および支持杆9を遊挿させている。
栓部材14は、上記注出筒部の筒孔内12a内
に小径杆15を遊挿させて、該小径杆基端に付設
したリング16を、上記嵌合ピン10に回動可能
に嵌合させると共に、該小径杆先端には注出筒部
孔12a先端を開閉する栓部17を付設してい
る。
上記各部材は、嵌合筒13を中心に回動させて
注出筒部12を前方へ向けたとき、該注出筒先端
が頂壁前縁よりも前方へ突出すると共に、上記栓
部17が注出筒孔前端から更に前方へ突出して突
出筒孔12aを開口し、又注出筒先端を後方に向
けたとき、注出筒先端が頂壁上に位置すると共に
栓部が注出筒孔12a前端を閉塞するよう形成さ
せる。
図示例のように、頂壁後部には三ケ月形の隆起
部6aを、その凹部6bを前方側に位置させて付
設させ、注出筒部先端を後方へ向けたとき、該注
出筒部先端面がその凹面により閉塞されるように
形成させるとよい。更に図示例では、注出筒部先
端上縁から指掛け片12bが突出させてあつて、
注出筒部先端面を凹面6bが閉塞したとき、その
指掛け片が隆起部6aへ乗上げるよう設けてあ
る。このようにすることで注出筒孔先端面に埃等
が付着することを防止でき、又注出筒部を回動さ
せることが容易となる。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、透孔7内から起
立する支持杆9の上端面から、透孔中心線に対し
前方へ偏心させて嵌合ピン10を更に起立し、該
嵌合ピンに、注出筒部の筒孔12a内に遊挿させ
た小径杆15基端のリング16を回動可能に嵌合
させたから、注出筒部を介して栓部材14が回動
されたとき、小径杆先端の栓部17が注出筒部の
筒孔先端に対して自動的に着脱することとなり、
よつてその筒孔先端の開閉を確実とすることが出
来ると共に、その栓部17により筒孔12a先端
の開閉を自動的に行うことが出来て便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器に使用するキヤツプの縦断面
図、第2図はその分解斜視図、第3図は斜視図で
ある。 1……容器体、4……キヤツプ本体、11……
ノズル部材、14……栓部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性圧搾可能な胴部2を有する容器体1と、該
    容器体口頸部に嵌合させた周壁5を頂壁6周縁か
    ら垂設し、かつ該頂壁の任意に定めた前方偏心位
    置に穿設した円形透孔7の下外縁から適宜間隙を
    おいて透孔下面中心方向へ突出する適当数の連結
    片8により下端を支持して透孔よりも小外径の支
    持杆9を透孔内壁面との間に間隙をおいて起立
    し、更に該支持杆上端面からは、透孔中心線に対
    し前方へ偏心する嵌合ピン10を起立したキヤツ
    プ本体4と、上記頂壁上に載置させた注出筒部1
    2の基部下面から垂設した嵌合筒13を、上記透
    孔7内へ水密にかつ回動可能に嵌合させると共
    に、該嵌合筒の筒孔内に、上記嵌合ピン10およ
    び支持杆9を遊挿させたノズル部材11と、上記
    注出筒部の筒孔12a内に小径杆を遊挿させて該
    小径杆基端に付設したリング16を上記嵌合ピン
    10に回動可能に嵌合させると共に、該小径杆先
    端には注出筒部孔12a先端を開閉する栓部17
    を付設した栓部材14とからなり、上記嵌合筒1
    3を中心として回動させることで注出筒を前方に
    向けたとき、該注出筒先端が頂壁6前縁よりも前
    方に突出し、かつ上記栓部17が注出筒前端から
    更に前方へ突出して注出筒孔を開口し、かつ注出
    筒先端を後方に向けたとき、注出筒先端が頂壁上
    に位置すると共に栓部が注出筒孔前端を閉塞する
    よう形成させたことを特徴とする液体注出容器。
JP1984149359U 1984-10-01 1984-10-01 Expired JPH0311168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984149359U JPH0311168Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984149359U JPH0311168Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6166149U JPS6166149U (ja) 1986-05-07
JPH0311168Y2 true JPH0311168Y2 (ja) 1991-03-19

Family

ID=30707543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984149359U Expired JPH0311168Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0752039Y2 (ja) * 1989-06-01 1995-11-29 株式会社吉野工業所 噴出器の押下げ噴出ヘッド

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333545B2 (ja) * 1977-07-22 1978-09-14

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5726840Y2 (ja) * 1976-08-27 1982-06-11
JPS58133553U (ja) * 1982-03-05 1983-09-08 ムサシノ化学工業株式会社 ストロ−付き容器

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333545B2 (ja) * 1977-07-22 1978-09-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6166149U (ja) 1986-05-07

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