JPH0720046Y2 - クリーム状物収納容器 - Google Patents
クリーム状物収納容器Info
- Publication number
- JPH0720046Y2 JPH0720046Y2 JP1989035926U JP3592689U JPH0720046Y2 JP H0720046 Y2 JPH0720046 Y2 JP H0720046Y2 JP 1989035926 U JP1989035926 U JP 1989035926U JP 3592689 U JP3592689 U JP 3592689U JP H0720046 Y2 JPH0720046 Y2 JP H0720046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom wall
- wall
- container body
- base plate
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はクリーム状物収納容器に係る。
「従来の技術」 弾性圧搾可能な胴部上端から口頸部を起立すると共に、
該口頸部外面にキャップを螺合させ、かつ該キャップの
頂壁を支持板として容器を倒立状態に起立させるよう形
成したクリーム状物収納容器がある。
該口頸部外面にキャップを螺合させ、かつ該キャップの
頂壁を支持板として容器を倒立状態に起立させるよう形
成したクリーム状物収納容器がある。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来容器は、使用の度にキャップを複数回螺動させ
ないとキャップを着脱できない不便があった。
ないとキャップを着脱できない不便があった。
本案は、容器体口頸部に嵌合させた注出キャップ外面に
ピンを付設すると共に、注出キャップの頂壁に穿設した
注出孔を閉塞する水平板部の周縁左右両部から側板を垂
設し、かつこれ等側板に穿設した縦長の長孔下部内にピ
ンを摺動および回動可能に挿通させることで、注出孔を
容易に開閉することができ、また指先を水平板部に掛け
易いよう設けた。
ピンを付設すると共に、注出キャップの頂壁に穿設した
注出孔を閉塞する水平板部の周縁左右両部から側板を垂
設し、かつこれ等側板に穿設した縦長の長孔下部内にピ
ンを摺動および回動可能に挿通させることで、注出孔を
容易に開閉することができ、また指先を水平板部に掛け
易いよう設けた。
「課題を解決するための手段」 頂壁４周縁から弾性圧搾可能な胴部５を、かつ該胴部下
端から内向きフランジ状壁を介して下面開口の底部筒６
を、それぞれ垂設した倒立形の容器体２と、上記底部筒
６外面へ嵌合させた内周壁８を底壁16中央部から、かつ
外周壁７を底壁16周縁から、それぞれ起立し、また、上
記底部筒６下端が囲む底壁16部分に吐出口９を穿設した
注出キャップ３と、上記底壁16下方へ位置しかつ該底壁
と略同一大きさに形成した台板12の上面前後両部と底壁
16の下面前後両部との間に間隙をあけて、台板12の上面
中央部に付設した棒栓13を上記吐出口９内へ嵌合させ、
かつ台板12の左右両側縁から側板14,14を起立した容器
体２支持用の台座11とからなり、上記側板14,14の前後
方向中間上部に縦設した長孔15,15の下部内に、外周壁
７の外面左右両部に付設したピン10,10を摺動可能に、
かつ該摺動による台座11に対する容器体２の引上げによ
って上記吐出口９内から棒栓13を離脱可能に挿通させ、
また、該棒栓離脱状態でのピン10,10を中心とする容器
体２の回動が可能に形成した。
端から内向きフランジ状壁を介して下面開口の底部筒６
を、それぞれ垂設した倒立形の容器体２と、上記底部筒
６外面へ嵌合させた内周壁８を底壁16中央部から、かつ
外周壁７を底壁16周縁から、それぞれ起立し、また、上
記底部筒６下端が囲む底壁16部分に吐出口９を穿設した
注出キャップ３と、上記底壁16下方へ位置しかつ該底壁
と略同一大きさに形成した台板12の上面前後両部と底壁
16の下面前後両部との間に間隙をあけて、台板12の上面
中央部に付設した棒栓13を上記吐出口９内へ嵌合させ、
かつ台板12の左右両側縁から側板14,14を起立した容器
体２支持用の台座11とからなり、上記側板14,14の前後
方向中間上部に縦設した長孔15,15の下部内に、外周壁
７の外面左右両部に付設したピン10,10を摺動可能に、
かつ該摺動による台座11に対する容器体２の引上げによ
って上記吐出口９内から棒栓13を離脱可能に挿通させ、
また、該棒栓離脱状態でのピン10,10を中心とする容器
体２の回動が可能に形成した。
「作用」 第１図、第２図が示す状態から、台座11に対して容器体
１を引上げると、ピン10,10が長孔15,15内上部へ摺動す
ると共に、棒栓13が引く抜かれて吐出口９が開口し、次
いで第３図が示すように、ピン10,10を中心として容器
体１を台座11に対して回動させ、該状態で容器体胴部５
を弾性圧搾し、容器体内クリーム状物を吐出する。使用
後、容器体１を回動させかつ台座11に対して押下げる
と、吐出口９内に棒栓13が嵌合され、容器体１の起立状
態が台座11によって保持される。
１を引上げると、ピン10,10が長孔15,15内上部へ摺動す
ると共に、棒栓13が引く抜かれて吐出口９が開口し、次
いで第３図が示すように、ピン10,10を中心として容器
体１を台座11に対して回動させ、該状態で容器体胴部５
を弾性圧搾し、容器体内クリーム状物を吐出する。使用
後、容器体１を回動させかつ台座11に対して押下げる
と、吐出口９内に棒栓13が嵌合され、容器体１の起立状
態が台座11によって保持される。
「実施例」 １は倒立形の容器体であり、該容器体は、頂壁４周縁か
ら弾性圧搾可能な胴部５を垂設し、かつ該胴部下端から
内向きフランジ状壁を介して下面開口の底部筒６を垂設
している。
ら弾性圧搾可能な胴部５を垂設し、かつ該胴部下端から
内向きフランジ状壁を介して下面開口の底部筒６を垂設
している。
３は注出キャップであり、該注出キャップは、外周部を
斜め上外方へ彎曲させた底壁16の周縁から外周壁７を、
かつ底壁16中央部から既述底部筒６外面へ螺合させた内
周壁８を、また該内周壁下端が囲む底壁16部分から既述
底部筒６上部内面へ密に嵌合させた筒状栓を、それぞれ
起立すると共に、該筒状栓下端が囲む底壁16部分に吐出
口９を穿設し、また、上記外周壁７の外面左右両部に先
端部を大径とした一対にピン10,10を付設している。
斜め上外方へ彎曲させた底壁16の周縁から外周壁７を、
かつ底壁16中央部から既述底部筒６外面へ螺合させた内
周壁８を、また該内周壁下端が囲む底壁16部分から既述
底部筒６上部内面へ密に嵌合させた筒状栓を、それぞれ
起立すると共に、該筒状栓下端が囲む底壁16部分に吐出
口９を穿設し、また、上記外周壁７の外面左右両部に先
端部を大径とした一対にピン10,10を付設している。
11は台座であり、該台座は、記述底壁16下方へ位置しか
つ該底壁と略同一大きさに形成した台板12の上面前後両
部と底壁16の下面前後両部との間に間隙をあけて、台板
12の上面中央部に付設した棒栓13を記述吐出口９内へ嵌
合させ、かつ台板12の左右両側縁から起立する半円形の
側板14,14前後方向中間上部に、縦長かつ中間部を巾狭
として長孔15,15をそれぞれ穿設し、これ等長孔内下部
に記述ピン10,10を摺動可能に、かつ該摺動による当該
台座11に対する容器体１の引上げによって記述吐出口９
内から上記棒栓13を離脱可能に挿通させ、また、当該台
座は、棒栓離脱状態でピン10,10を中心に容器体１を回
動させることが可能に形成している。
つ該底壁と略同一大きさに形成した台板12の上面前後両
部と底壁16の下面前後両部との間に間隙をあけて、台板
12の上面中央部に付設した棒栓13を記述吐出口９内へ嵌
合させ、かつ台板12の左右両側縁から起立する半円形の
側板14,14前後方向中間上部に、縦長かつ中間部を巾狭
として長孔15,15をそれぞれ穿設し、これ等長孔内下部
に記述ピン10,10を摺動可能に、かつ該摺動による当該
台座11に対する容器体１の引上げによって記述吐出口９
内から上記棒栓13を離脱可能に挿通させ、また、当該台
座は、棒栓離脱状態でピン10,10を中心に容器体１を回
動させることが可能に形成している。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、側板14,14の前後方
向中間上部に縦設した長孔15,15の下部内に、外周壁７
の外面左右両部に付設したピン10,10を摺動可能に、か
つ該摺動による台座11に対する容器体２の引上げによっ
て上記吐出口９内から棒栓13を離脱可能に挿通させ、ま
た、該棒栓離脱状態でのピン10,10を中心とする容器体
２の回動が可能に形成したから、容器体１を引上げかつ
ピン10,10を中心に回動することによって、棒栓13を引
き抜いて吐出口９を開口させることができ、また、該状
態から、台座11に対して容器体１を押下げかつ回動させ
ることによって、吐出口９内へ棒栓13を嵌合させること
ができ、よって、吐出口９を迅速かつ容易に開閉するこ
とができ、また、注出キャップ３の外周壁７外面に台座
11の側壁14,14を枢着させ、かつ棒栓13を吐出口９内へ
嵌合させたから、容器体１の起立状態を台座11により安
定して保持することができ、更に、台板12の上面前後両
部と注出キャップ３の底壁16下面前後両部との間に間隙
をあけたから、容器体１を引上げる際、台板12の上面前
後両部に指先を深く掛けることができて滑り難く、よっ
て、台座11に対して容器体１を容易に引上げることがで
き、その上、注出キャップ３の底壁16の下方にかつ該底
壁と略同一大きさの台板12を形成したから、該台板が大
きく外方に突出して邪魔となることがない。
向中間上部に縦設した長孔15,15の下部内に、外周壁７
の外面左右両部に付設したピン10,10を摺動可能に、か
つ該摺動による台座11に対する容器体２の引上げによっ
て上記吐出口９内から棒栓13を離脱可能に挿通させ、ま
た、該棒栓離脱状態でのピン10,10を中心とする容器体
２の回動が可能に形成したから、容器体１を引上げかつ
ピン10,10を中心に回動することによって、棒栓13を引
き抜いて吐出口９を開口させることができ、また、該状
態から、台座11に対して容器体１を押下げかつ回動させ
ることによって、吐出口９内へ棒栓13を嵌合させること
ができ、よって、吐出口９を迅速かつ容易に開閉するこ
とができ、また、注出キャップ３の外周壁７外面に台座
11の側壁14,14を枢着させ、かつ棒栓13を吐出口９内へ
嵌合させたから、容器体１の起立状態を台座11により安
定して保持することができ、更に、台板12の上面前後両
部と注出キャップ３の底壁16下面前後両部との間に間隙
をあけたから、容器体１を引上げる際、台板12の上面前
後両部に指先を深く掛けることができて滑り難く、よっ
て、台座11に対して容器体１を容易に引上げることがで
き、その上、注出キャップ３の底壁16の下方にかつ該底
壁と略同一大きさの台板12を形成したから、該台板が大
きく外方に突出して邪魔となることがない。
第１図は、本案容器の一実施例を要部を切り欠いて示し
た側面図、第２図は同実施例を要部を切り欠いて示した
正面図、第３図、使用状態を示す側面図である。 １…容器体、３…注出キャップ、11…台座
た側面図、第２図は同実施例を要部を切り欠いて示した
正面図、第３図、使用状態を示す側面図である。 １…容器体、３…注出キャップ、11…台座
Claims (1)
- 【請求項１】頂壁４周縁から弾性圧搾可能な胴部５を、
かつ該胴部下端から内向きフランジ状壁を介して下面開
口の底部筒６を、それぞれ垂設した倒立形の容器体２
と、上記底部筒６外面へ嵌合させた内周壁８を底壁16中
央部から、かつ外周壁７を底壁16周縁から、それぞれ起
立し、また、上記底部筒６下端が囲む底壁16部分に吐出
口９を穿設した注出キャップ３と、上記底壁16下方へ位
置しかつ該底壁と略同一大きさに形成した台板12の上面
前後両部と底壁16の下面前後両部との間に間隙をあけ
て、台板12の上面中央部に付設した棒栓13を上記吐出口
９内へ嵌合させ、かつ台板12の左右両側縁から側板14,1
4を起立した容器体２支持用の台座11とからなり、上記
側板14,14の前後方向中間上部に縦設した長孔15,15の下
部内に、外周壁７の外面左右両部に付設したピン10,10
を摺動可能に、かつ該摺動による台座11に対する容器体
２の引上げによって上記吐出口９内から棒栓13を離脱可
能に挿通させ、また、該棒栓離脱状態でのピン10,10を
中心とする容器体２の回動が可能に形成したクリーム状
物収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989035926U JPH0720046Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | クリーム状物収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989035926U JPH0720046Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | クリーム状物収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02129056U JPH02129056U (ja) | 1990-10-24 |
| JPH0720046Y2 true JPH0720046Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31541703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989035926U Expired - Lifetime JPH0720046Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | クリーム状物収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720046Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2566048Y2 (ja) * | 1992-01-08 | 1998-03-25 | 株式会社吉野工業所 | クリーム状化粧品収納容器 |
| JP4990106B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2012-08-01 | 花王株式会社 | ２連式吐出器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59150748U (ja) * | 1983-03-26 | 1984-10-08 | 川瀬 重美 | 絞り出し容器の蓋 |
| JPS6021449U (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-14 | 株式会社資生堂 | クリ−ム状物注出容器 |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1989035926U patent/JPH0720046Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02129056U (ja) | 1990-10-24 |
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