JPH0248623Y2 - - Google Patents
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- JPH0248623Y2 JPH0248623Y2 JP1984019505U JP1950584U JPH0248623Y2 JP H0248623 Y2 JPH0248623 Y2 JP H0248623Y2 JP 1984019505 U JP1984019505 U JP 1984019505U JP 1950584 U JP1950584 U JP 1950584U JP H0248623 Y2 JPH0248623 Y2 JP H0248623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- wall panel
- movable wall
- floor
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims description 16
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
この考案は天井のレールに吊下された複数の可
動壁パネルを互いに隣接した状態で同レールに沿
つて走行させることにより壁面の開閉を行うこと
ができる間仕切において、それらの可動壁パネル
のうちドアを備えた可動壁パネルの上部及び下部
と天井及び床面との間の間隙を塞ぐ密閉装置に関
するものである。
動壁パネルを互いに隣接した状態で同レールに沿
つて走行させることにより壁面の開閉を行うこと
ができる間仕切において、それらの可動壁パネル
のうちドアを備えた可動壁パネルの上部及び下部
と天井及び床面との間の間隙を塞ぐ密閉装置に関
するものである。
従来技術
従来、この種のドア付間仕切として特開昭57−
15747号に記載のものがある。このドア付間仕切
においては、可動壁パネルの上部及び下部と天井
及び床面との間の間隙を塞ぐために接天部材及び
接床部材を天井及び床面に対して可動壁パネル内
の操作機構により出没させることができるように
なつているが、可動壁パネルの接床部材並びにド
アの接床部材を可動壁パネル内の操作機構のみを
もつて同時に昇降させているため、これらの接床
部材間の連動機構を必要としていた。
15747号に記載のものがある。このドア付間仕切
においては、可動壁パネルの上部及び下部と天井
及び床面との間の間隙を塞ぐために接天部材及び
接床部材を天井及び床面に対して可動壁パネル内
の操作機構により出没させることができるように
なつているが、可動壁パネルの接床部材並びにド
アの接床部材を可動壁パネル内の操作機構のみを
もつて同時に昇降させているため、これらの接床
部材間の連動機構を必要としていた。
目 的
本考案の目的は可動壁パネルの接天部材及び接
床部材の昇降を従来と同様に可動壁パネル内の操
作機構により行うとともに、ドアの接床部材の昇
降をドアロツク機構に連動させて、可動壁パネル
の接床部材とドアの接床部材とをそれぞれ別操作
で昇降させることができ、これらの間の連動機構
を不要とする新規な密閉装置を提供することにあ
る。
床部材の昇降を従来と同様に可動壁パネル内の操
作機構により行うとともに、ドアの接床部材の昇
降をドアロツク機構に連動させて、可動壁パネル
の接床部材とドアの接床部材とをそれぞれ別操作
で昇降させることができ、これらの間の連動機構
を不要とする新規な密閉装置を提供することにあ
る。
考案の構成
本考案はこの目的を達成すべく、ドアが取着さ
れた可動壁パネルに、パネル接天部材及びパネル
接床部材と、これらを天井及び床面に対して出没
させる操作機構とを備えたドア付間仕切におい
て、前記ドアに設けたドアロツク機構と、ドアの
下部に配設された接床部材と、ロツク機構と接床
部材との間に位置する如くにドア内に配設され、
ドアロツク機構と接床部材とを連動させる連動機
構とからなり、ドアロツク機構の作動により接床
部材が、前記可動壁パネルの接床部材と関係なく
独立して作動し、ドアロツク時に床面に接触する
ようにしたものである。
れた可動壁パネルに、パネル接天部材及びパネル
接床部材と、これらを天井及び床面に対して出没
させる操作機構とを備えたドア付間仕切におい
て、前記ドアに設けたドアロツク機構と、ドアの
下部に配設された接床部材と、ロツク機構と接床
部材との間に位置する如くにドア内に配設され、
ドアロツク機構と接床部材とを連動させる連動機
構とからなり、ドアロツク機構の作動により接床
部材が、前記可動壁パネルの接床部材と関係なく
独立して作動し、ドアロツク時に床面に接触する
ようにしたものである。
実施例
以下、本考案の第一実施例を第1図に従つて説
明すると、可動壁パネル1は天井Cに設けたレー
ル2に対しランナー3を介して吊下され、同レー
ル2に沿つて移動可能であり、又片開きドア4が
取着されている。
明すると、可動壁パネル1は天井Cに設けたレー
ル2に対しランナー3を介して吊下され、同レー
ル2に沿つて移動可能であり、又片開きドア4が
取着されている。
ドアロツク機構はドア4の一側部に対し回動可
能に設けたドア操作ハンドル5と、ドア4の一側
縁下部において可動壁パネル1に対し係脱可能に
設けた第一のロツク部材6と、ドア4の上端縁に
おいて可動壁パネル1に対し係脱可能に設けた第
二のロツク部材12とを備え、第一のロツク部材
6はドア4に固着されたブラケツト9に対し支軸
10により回動可能に支持されたL状のロツクレ
バー7と、このロツクレバー7をドア操作ハンド
ル5と連動させる連動リンク11とからなり、こ
のロツクレバー7の縦杆7aの下端にロツク部8
が固定されるとともに、第二ロツク部材12の上
端部をロツク部12aとしている。ロツクレバー
7の横杆7bに連結された支持杆13の下端には
ドア接床部材14がクツシヨンばね15を介して
取付られている。なお、この横杆7b及び支持杆
13により、ドアロツク機構とドア接床部材14
との間の連動機構を構成する。
能に設けたドア操作ハンドル5と、ドア4の一側
縁下部において可動壁パネル1に対し係脱可能に
設けた第一のロツク部材6と、ドア4の上端縁に
おいて可動壁パネル1に対し係脱可能に設けた第
二のロツク部材12とを備え、第一のロツク部材
6はドア4に固着されたブラケツト9に対し支軸
10により回動可能に支持されたL状のロツクレ
バー7と、このロツクレバー7をドア操作ハンド
ル5と連動させる連動リンク11とからなり、こ
のロツクレバー7の縦杆7aの下端にロツク部8
が固定されるとともに、第二ロツク部材12の上
端部をロツク部12aとしている。ロツクレバー
7の横杆7bに連結された支持杆13の下端には
ドア接床部材14がクツシヨンばね15を介して
取付られている。なお、この横杆7b及び支持杆
13により、ドアロツク機構とドア接床部材14
との間の連動機構を構成する。
そして、ドア操作ハンドル5が垂直状態である
場合には、第一ロツク部材6のロツクレバー7の
ロツク部8が突出して可動壁パネル1に係入され
るとともに、第二ロツク部材12のロツク部12
aが突出して可動壁パネル1に係入され、又ドア
接床部材14が支持杆13を介して床面Dへ向け
て突出され、ドア4はロツク状態並びに密閉状態
となる。一方、ドア操作ハンドル5を第1図の想
像線で示すように水平状態にすると、第一ロツク
部材6のロツクレバー7の横杆7bが連動リンク
11を介して支軸10を中心に上方へ回動し、ロ
ツクレバー7の縦杆7aのロツク部8が没入して
可動パネル1から離脱するとともに、第二ロツク
部材12が下動し、そのロツク部12aが没入し
て可動壁パネル1から離脱し、又ロツクレバー7
の横杆7bの上方への回動によりドア接床部材1
4が没入して床面Dから離れ、ドア4はロツク解
除状態並びに非密閉状態となる。
場合には、第一ロツク部材6のロツクレバー7の
ロツク部8が突出して可動壁パネル1に係入され
るとともに、第二ロツク部材12のロツク部12
aが突出して可動壁パネル1に係入され、又ドア
接床部材14が支持杆13を介して床面Dへ向け
て突出され、ドア4はロツク状態並びに密閉状態
となる。一方、ドア操作ハンドル5を第1図の想
像線で示すように水平状態にすると、第一ロツク
部材6のロツクレバー7の横杆7bが連動リンク
11を介して支軸10を中心に上方へ回動し、ロ
ツクレバー7の縦杆7aのロツク部8が没入して
可動パネル1から離脱するとともに、第二ロツク
部材12が下動し、そのロツク部12aが没入し
て可動壁パネル1から離脱し、又ロツクレバー7
の横杆7bの上方への回動によりドア接床部材1
4が没入して床面Dから離れ、ドア4はロツク解
除状態並びに非密閉状態となる。
可動壁パネル1の一側部に設けられた運動変換
部16の上下部にはそれぞれ押杆17と支持杆1
8が連結され、この運動変換部16をその操作口
16aを通してクランクハンドル19で回動させ
ることにより、押杆17と支持杆18は互いに接
近離間するように上下動される。この押杆17の
上端にはてこ杆20の一端が水平状態で支軸20
aをもつて連結され、可動壁パネル1の他側部に
おいてこのてこ杆20の他端に支持杆21が支軸
20bをもつて吊下支持されている。この支持杆
21と前記支持杆18の下端にはパネル接床部材
22a,22bが前記ドア接床部材14の両側に
おいて固定されている。てこ杆20の中間部に支
軸20cをもつて連結された支持杆23の上端に
はパネル接天部材24が固定され、又このてこ杆
20の中間部にはドアロツク棒25が吊下支持さ
れ、ドア4の上端縁に対し係脱し得るようになつ
ている。なお、前記運動変換部16、押杆17、
支持杆18,21,23、てこ杆20、ドアロツ
ク棒25によつて操作機構が構成される。
部16の上下部にはそれぞれ押杆17と支持杆1
8が連結され、この運動変換部16をその操作口
16aを通してクランクハンドル19で回動させ
ることにより、押杆17と支持杆18は互いに接
近離間するように上下動される。この押杆17の
上端にはてこ杆20の一端が水平状態で支軸20
aをもつて連結され、可動壁パネル1の他側部に
おいてこのてこ杆20の他端に支持杆21が支軸
20bをもつて吊下支持されている。この支持杆
21と前記支持杆18の下端にはパネル接床部材
22a,22bが前記ドア接床部材14の両側に
おいて固定されている。てこ杆20の中間部に支
軸20cをもつて連結された支持杆23の上端に
はパネル接天部材24が固定され、又このてこ杆
20の中間部にはドアロツク棒25が吊下支持さ
れ、ドア4の上端縁に対し係脱し得るようになつ
ている。なお、前記運動変換部16、押杆17、
支持杆18,21,23、てこ杆20、ドアロツ
ク棒25によつて操作機構が構成される。
そして、クランクハンドル19の操作により押
杆17と支持杆18が互いに接近すると、支持杆
18の上動により一方のパネル接床部材22aが
没入して床面Dから離れる。これと同時に、押杆
17が下動し、この下動によりてこ杆20が支軸
20cを中心に傾動して支持杆21が上動し、他
方のパネル接床部材22bも没入して床面Dから
離れるとともに、パネル接天部材24も支持杆2
1の下動に伴い没入して天井Cから離れる。又、
てこ杆20の傾動に伴いドアロツク棒25が下動
してドア4に係入され、ドア4がロツク状態とな
る。一方、クランクハンドル19の操作により押
杆17と支持杆18が互いに離間すると、支持杆
18の下動により一方のパネル接床部材22aが
突出して床面Dに接触する。これと同時に、押杆
17が上動し、この上動によりてこ杆20が支軸
20cを中心に傾動して、支持杆21が下動し、
他方のパネル接床部材22bも突出して床面Dに
接触するとともに、パネル接天部材24も支持杆
23の上動に伴い突出して天井Cに接触する。
又、てこ杆20の傾動に伴いドアロツク棒25が
上動してドア4から離脱し、ドア4がロツク解除
状態となる。
杆17と支持杆18が互いに接近すると、支持杆
18の上動により一方のパネル接床部材22aが
没入して床面Dから離れる。これと同時に、押杆
17が下動し、この下動によりてこ杆20が支軸
20cを中心に傾動して支持杆21が上動し、他
方のパネル接床部材22bも没入して床面Dから
離れるとともに、パネル接天部材24も支持杆2
1の下動に伴い没入して天井Cから離れる。又、
てこ杆20の傾動に伴いドアロツク棒25が下動
してドア4に係入され、ドア4がロツク状態とな
る。一方、クランクハンドル19の操作により押
杆17と支持杆18が互いに離間すると、支持杆
18の下動により一方のパネル接床部材22aが
突出して床面Dに接触する。これと同時に、押杆
17が上動し、この上動によりてこ杆20が支軸
20cを中心に傾動して、支持杆21が下動し、
他方のパネル接床部材22bも突出して床面Dに
接触するとともに、パネル接天部材24も支持杆
23の上動に伴い突出して天井Cに接触する。
又、てこ杆20の傾動に伴いドアロツク棒25が
上動してドア4から離脱し、ドア4がロツク解除
状態となる。
さて、可動壁パネル1を所定位置に移動させた
後セツトする場合には、まずクランクハンドル1
9の操作でパネル接天部材24並びに両パネル接
床部材22a,22bを可動壁パネル1の上下部
から突出させて天井C並びに床面Dに対して接触
させる。この状態ではドアロツク棒25はロツク
解除位置にある。このパネルセツト時においてド
ア4を開閉する場合には、ドア操作ハンドル5を
水平状態にし、第一ロツク部材6及び第二ロツク
部材12をロツク解除位置にするとともに、ドア
接床部材14を非密閉状態にする。又、ドア4を
ロツクする場合には、ドア操作ハンドル5を垂直
状態にし、第一ロツク部材6及び第二ロツク部材
12をロツク位置にするとともに、ドア接床部材
14を密閉位置にする。
後セツトする場合には、まずクランクハンドル1
9の操作でパネル接天部材24並びに両パネル接
床部材22a,22bを可動壁パネル1の上下部
から突出させて天井C並びに床面Dに対して接触
させる。この状態ではドアロツク棒25はロツク
解除位置にある。このパネルセツト時においてド
ア4を開閉する場合には、ドア操作ハンドル5を
水平状態にし、第一ロツク部材6及び第二ロツク
部材12をロツク解除位置にするとともに、ドア
接床部材14を非密閉状態にする。又、ドア4を
ロツクする場合には、ドア操作ハンドル5を垂直
状態にし、第一ロツク部材6及び第二ロツク部材
12をロツク位置にするとともに、ドア接床部材
14を密閉位置にする。
一方、可動壁パネル1を移動させる場合には、
まずドア操作ハンドル5を垂直状態にしてドア4
が両ロツク部材6,12によりロツクされている
ことを確認し、その後クランクハンドル19の操
作でパネル接天部材24並びに両パネル接床部材
22a,22bを可動壁パネル1の上下部に没入
させて非密閉位置にする。この状態ではドアロツ
ク棒25はロツク位置にある。さらに、ドア操作
ハンドル5を水平状態にし、ドア接床部材14を
非密閉状態にするとともに、両ロツク部材6,1
2をロツク解除位置にする。しかし、ドア4のロ
ツクはドアロツク棒25により保持されている。
そして、可動壁パネル1を移動させる。
まずドア操作ハンドル5を垂直状態にしてドア4
が両ロツク部材6,12によりロツクされている
ことを確認し、その後クランクハンドル19の操
作でパネル接天部材24並びに両パネル接床部材
22a,22bを可動壁パネル1の上下部に没入
させて非密閉位置にする。この状態ではドアロツ
ク棒25はロツク位置にある。さらに、ドア操作
ハンドル5を水平状態にし、ドア接床部材14を
非密閉状態にするとともに、両ロツク部材6,1
2をロツク解除位置にする。しかし、ドア4のロ
ツクはドアロツク棒25により保持されている。
そして、可動壁パネル1を移動させる。
特にこの実施例では、可動壁パネル1の接床部
材22a,22bに対して単独で可動するドア接
床部材14をドアロツク時に床面Dに対して接触
させるようにドアロツク機構に連動させたので、
可動壁パネル1の接床部材22a,22bとは全
く別操作でドア接床部材14のみを出没させるこ
とができ、従来例とは異なり、可動壁パネル1の
接床部材22a,22bとドア接床部材14とを
同時に昇降させるためにこれらの間に設けられる
連動機構を必要としない。又、パネル移動時にお
いて可動壁パネル1の接天部材24及び接床部材
22a,22bをクランクハンドル19の操作で
非密閉位置にする場合、ドア接床部材14は密閉
位置で保持されているので、クランクハンドル1
9の操作時に可動壁パネル1は大変安定する。
材22a,22bに対して単独で可動するドア接
床部材14をドアロツク時に床面Dに対して接触
させるようにドアロツク機構に連動させたので、
可動壁パネル1の接床部材22a,22bとは全
く別操作でドア接床部材14のみを出没させるこ
とができ、従来例とは異なり、可動壁パネル1の
接床部材22a,22bとドア接床部材14とを
同時に昇降させるためにこれらの間に設けられる
連動機構を必要としない。又、パネル移動時にお
いて可動壁パネル1の接天部材24及び接床部材
22a,22bをクランクハンドル19の操作で
非密閉位置にする場合、ドア接床部材14は密閉
位置で保持されているので、クランクハンドル1
9の操作時に可動壁パネル1は大変安定する。
第2図に示す第二実施例は隣接する一対の可動
壁パネル1の相対向する一側部にそれぞれドア4
a,4bを取着して両開きにしたものである。そ
れぞれの可動壁パネル1には前記第一実施例にお
ける操作機構において支持杆21並びにこの支持
杆21の下端に固定された一方のパネル接床部材
22bが省略されるとともに、てこ杆20の一端
は可動壁パネル1に固定されたブラケツト26に
対し支軸27により回動可能に支持されている。
又、前記第一実施例ではクランクハンドル19が
挿入される運動変換部16の操作口16aが可動
壁パネル1の一側面に形成されているが、この第
二実施例では同操作口16aが両可動壁パネル1
の正面にそれぞれ形成されている。さらに、一方
のドア4bには前記第一実施例におけるドアロツ
ク機構のうち第一ロツク部材6のロツクレバー7
がなく、ドア接床部材14はドア操作ハンドル5
に対し連動リンク11、横杆7b及び支持杆13
を介して連動され、これらをドア接床部材14と
ドアロツク機構との間の連動機構としている。そ
して、他方のドア4aにおける第一ロツク部材6
のロツクレバー7のロツク部8は一方のドア4b
の一側縁に対し係脱し得るようになつている。な
お、この第二実施例における基本的作用は前記第
一実施例の場合と同様である。
壁パネル1の相対向する一側部にそれぞれドア4
a,4bを取着して両開きにしたものである。そ
れぞれの可動壁パネル1には前記第一実施例にお
ける操作機構において支持杆21並びにこの支持
杆21の下端に固定された一方のパネル接床部材
22bが省略されるとともに、てこ杆20の一端
は可動壁パネル1に固定されたブラケツト26に
対し支軸27により回動可能に支持されている。
又、前記第一実施例ではクランクハンドル19が
挿入される運動変換部16の操作口16aが可動
壁パネル1の一側面に形成されているが、この第
二実施例では同操作口16aが両可動壁パネル1
の正面にそれぞれ形成されている。さらに、一方
のドア4bには前記第一実施例におけるドアロツ
ク機構のうち第一ロツク部材6のロツクレバー7
がなく、ドア接床部材14はドア操作ハンドル5
に対し連動リンク11、横杆7b及び支持杆13
を介して連動され、これらをドア接床部材14と
ドアロツク機構との間の連動機構としている。そ
して、他方のドア4aにおける第一ロツク部材6
のロツクレバー7のロツク部8は一方のドア4b
の一側縁に対し係脱し得るようになつている。な
お、この第二実施例における基本的作用は前記第
一実施例の場合と同様である。
効 果
以上詳述した本考案によれば、可動壁パネル1
の接天部材24及び接床部材22a,22bの昇
降を従来と同様に可動壁パネル1内の操作機構に
より行うとともに、ドア4,4a,4bの接床部
材14の昇降をドアロツク機構に連動させて、可
動壁パネル1の接床部材22a,22bとドア
4,4a,4bの接床部材14とをそれぞれ別操
作で昇降させることができるので、従来例とは異
なり、可動壁パネル1の接床部材22a,22b
とドア接床部材14とを同時に昇降させるために
これらの間に設けられる連動機構を不要とし、接
床部分の構造が簡単になるとともに、パネル接天
部材24及びパネル接床部材22a,22bを非
密閉位置にする時ドア接床部材14の密閉で下動
壁パネル1は大変安定する。
の接天部材24及び接床部材22a,22bの昇
降を従来と同様に可動壁パネル1内の操作機構に
より行うとともに、ドア4,4a,4bの接床部
材14の昇降をドアロツク機構に連動させて、可
動壁パネル1の接床部材22a,22bとドア
4,4a,4bの接床部材14とをそれぞれ別操
作で昇降させることができるので、従来例とは異
なり、可動壁パネル1の接床部材22a,22b
とドア接床部材14とを同時に昇降させるために
これらの間に設けられる連動機構を不要とし、接
床部分の構造が簡単になるとともに、パネル接天
部材24及びパネル接床部材22a,22bを非
密閉位置にする時ドア接床部材14の密閉で下動
壁パネル1は大変安定する。
第1図は第一実施例においてパネルセツト状態
を示す概略正面図、第2図は第二実施例において
パネルセツト状態を示す概略正面図である。 可動壁パネル……1,ドア……4,4a,4
b、ドア操作ハンドル……5、第一ロツク部材…
…6、第二ロツク部材……12、ドア接床部材…
…14、パネル接床部材……22a,22b、パ
ネル接天部材……24、ドアロツク棒……25、
天井……C、床面……D。
を示す概略正面図、第2図は第二実施例において
パネルセツト状態を示す概略正面図である。 可動壁パネル……1,ドア……4,4a,4
b、ドア操作ハンドル……5、第一ロツク部材…
…6、第二ロツク部材……12、ドア接床部材…
…14、パネル接床部材……22a,22b、パ
ネル接天部材……24、ドアロツク棒……25、
天井……C、床面……D。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ドア4,4a,4bが取着された可動壁パネ
ル1に、パネル接天部材24及びパネル接床部
材22a,22bと、これらを天井C及び床面
Dに対して出没させる操作機構とを備えたドア
付間仕切において、 前記ドア4,4a,4bに設けたドアロツク
機構と、ドア4,4a,4bの下部に配設され
た接床部材14と、ロツク機構と接床部材14
との間に位置する如くにドア4,4a,4b内
に配設され、ドアロツク機構と接床部材14と
を連動させる連動機構とからなり、ドアロツク
機構の作動により接床部材14が、前記可動壁
パネル1の接床部材22a,22bと関係なく
独立して作動し、ドアロツク時に床面Dに接触
することを特徴とするドア付間仕切における密
閉装置。 2 ドア4は片開きであり、ドアロツク機構は回
動可能なドア操作ハンドル5と、可動壁パネル
1に対して係脱し得るように前記ドア操作ハン
ドル5の回動操作に連動されるロツク部材6,
12とを備えた実用新案登録請求の範囲第1項
に記載のドア付間仕切における密閉装置。 3 ドアロツク機構のロツク部材はドア4の一側
縁において可動壁パネル1に対し係脱し得る第
一のロツク部材6と、ドア4の上端縁において
可動壁パネル1に対し係脱し得る第二のロツク
部材12とを備えた実用新案登録請求の範囲第
2項に記載のドア付間仕切における密閉装置。 4 ドア4a,4bは両開きであり、一方のドア
4aにおけるドアロツク機構は回動可能なドア
操作ハンドル5と、ドア4aの一側縁において
他方のドア4bに対し係脱し得るように前記ド
ア操作ハンドル5の回動操作に連動される第一
のロツク部材6と、ドア4aの上端縁において
可動壁パネル1に対し係脱し得る第二のロツク
部材12とを備え、他方のドア4bにおけるド
アロツク機構は回動可能なドア操作ハンドル5
と、ドア4bの上端縁において回動壁パネル1
に対し係脱し得るロツク部材12とを備えてい
る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のドア
付間仕切における密閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1950584U JPS60130992U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ドア付間仕切における密閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1950584U JPS60130992U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ドア付間仕切における密閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60130992U JPS60130992U (ja) | 1985-09-02 |
JPH0248623Y2 true JPH0248623Y2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=30509145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1950584U Granted JPS60130992U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | ドア付間仕切における密閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60130992U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62289327A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-16 | Mitsubishi Electric Corp | 鉄鋼プロセスラインにおけるル−パ−同期位置制御方法 |
JP3649857B2 (ja) * | 1997-05-30 | 2005-05-18 | 立川ブラインド工業株式会社 | ドア付き間仕切り |
JP2001098773A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Daiwa House Ind Co Ltd | トイレの拡室構造 |
JP6874287B2 (ja) * | 2016-06-30 | 2021-05-19 | コクヨ株式会社 | 可動間仕切壁 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5422277U (ja) * | 1977-07-18 | 1979-02-14 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648870Y2 (ja) * | 1976-01-29 | 1981-11-14 | ||
JPS56135353U (ja) * | 1980-03-17 | 1981-10-14 |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP1950584U patent/JPS60130992U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5422277U (ja) * | 1977-07-18 | 1979-02-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60130992U (ja) | 1985-09-02 |
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