JPS5840208Y2 - ファイリングキャビネットにおける抽斗の安全係止装置 - Google Patents

ファイリングキャビネットにおける抽斗の安全係止装置

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Publication number
JPS5840208Y2
JPS5840208Y2 JP17319278U JP17319278U JPS5840208Y2 JP S5840208 Y2 JPS5840208 Y2 JP S5840208Y2 JP 17319278 U JP17319278 U JP 17319278U JP 17319278 U JP17319278 U JP 17319278U JP S5840208 Y2 JPS5840208 Y2 JP S5840208Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drawer
operating rod
rotating plate
drawers
locking device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17319278U
Other languages
English (en)
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JPS5589757U (ja
Inventor
善雄 柳原
吉郎 柿崎
Original Assignee
高橋 保元
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Filing date
Publication date
Application filed by 高橋 保元 filed Critical 高橋 保元
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Publication of JPS5589757U publication Critical patent/JPS5589757U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数段の抽斗を有する多段式のファイリングキ
ャビネットにおいて、1個の抽斗を引出して使用中は他
の抽斗が係止されて引出されず、キャビネットの一転側
等の事故を未然に防止し得るようにした、ファイリング
キャビネットにおける抽斗の安全係止装置に関するもの
である。
次にその詳細を図示の実施例について説明すると、1は
開口の比較的広い横架多段式キャビネットの本体、2は
上方に回転し本体内に収納するようにした回転扉、2は
引手、3は抽斗、4は本体1の上部に設けたシリンダ錠
で、第2図〜第4図に示す如く、本体の天板1の下面に
支持板5を設け、これに穿設された支持孔5aに後部の
突縁6aを係合し、シリンダ錠4の偏心軸4aに中央の
係合孔6bを係合せしめて揺動板6が揺動自在に支持さ
れており、一方本体内側に従設された保持溝7には断面
コ字状の作動杆8が上下摺動自在に嵌装され、この作動
杆8は上端の係合孔8aを上記揺動板6両端の支持突起
6Cに係合せしめて垂下されており、上記シリンダ錠の
偏心軸4aの回動に伴い揺動板6を介し上下に摺動する
ようになっている。
また、第5図、第6図に示す如く、本体1内側の断面コ
字状の前部補強板9には各抽斗の対応位置に先端に鉤片
10 aを有する掛止片兼用の駆動片10が枢着10′
され、回動板10の後端部に突設された保合ピン11が
作動杆8に穿設した横長の係合(L12に係合し、扉2
の裏板2″には上記鉤片10aの係合すべき係止孔13
が穿設され、また作鋤杆8の各抽斗対応位置には抽斗3
の外側面に突設された保合片14を該作動杆8の上昇位
置において係止すべきストッパー15が設けられ、さら
に各抽斗3の外側面には同抽斗3を引出した際、上記掛
止片兼用の回動板10の前端部と係合してこれを回動せ
しめ、作動杆8を上昇位置に移動せしめると共に、該抽
斗3を引出し中は回動板10の前端部に当接して該作動
杆8を常時上昇位置に保持するようにした先端部が前部
りに屈曲した断面はぼコ字状の保持レール16が前後方
向に延出して設けられている。
図は鎖錠状態を示し、作動杆8はシリンダ錠の偏心軸4
aにより上昇位置に保持され、扉2は係止孔13の孔縁
に係止する鉤片10 aにより係止され、また抽斗3は
係合片14を介し作動杆8のストッパー15に係止され
ている。
シリンダ錠4を解錠すれば、偏心軸4aの回動に伴い作
動杆8は自重により下方に付勢されているので下降し、
これに伴い第5図鎖線で示す如く、鉤片10 aが上方
に回動すると共にストッパー15が下降して係止が解除
されるので、各抽斗3は扉2を開いて引出し得る状態と
なる。
しかし1個の抽斗3を引出すときは、保持レール16が
回動板10の前端部と係合し、これを回動せしめて係止
位置に抑止するので、他の抽斗の錠板兼回動板10も作
動杆8を介し連動して係止位置に抑止され、ストッパー
15も係止位置に移動するので、1個の抽斗3を引出し
中は他の抽斗を引出し、または扉を開くことができなく
なり、キャビネット本体1の転倒が防止されて安全であ
る。
上記引出した抽斗3を閉じるときは保持レール16によ
る回動板10の抑止が解除されるので作動杆8は元の位
置に復帰し、全ての扉、抽斗等の係止は解除される。
本考案の安全係止装置は上記の如き構造であるから1個
の抽斗3を引出すときは保持レール16の先端部が回動
板10の前端部と係合してこれを回動させ、作動杆8を
介しストッパー15を抽斗の保合片14を係止すべき位
置まで上昇させると共に、抽斗を引出し中はこの保持レ
ール16が回動板10の前端部を抑止して常時係止位置
に作動杆8を保持し得るので、係止位置に上昇した作動
杆を別に設けた係止部材をもって係止してその位置に保
持するようにしたもの等に比べ構造が著しく簡単になる
と共に、振動、衝撃等により係止が外れる等のことがな
く、キャビネット本体1の転倒を確実に防止し得る等の
実用的な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示し、第1図はキャビネット
本体の斜視図、以下拡大して示し、第2図はシリンダ錠
と作動杆の連結状態を示す部分縦断側面図、第3図は支
持板、第4図は揺動板の各斜視図、第5図はキャビネッ
ト本体の側板を取除き扉および抽斗の係止状態を示す部
分縦断側面図、第6図は部分横断平面図、第7図は作動
杆の側面図である。 図中、1・・・・・・キャビネット本体、2・・・・・
・回動扉、3・・・・・・抽斗、4・・・・・・シリン
ダ錠、5・・・・・・支持板、6・・・・・・揺動板、
7・・・・・・保持溝、8・・・・・・作動杆、9・・
・・・・前部補強板、10・・・・・・掛止片兼用回動
板、11・・・・・・係合ピン、12・・・・・・係合
孔、13・・・・・・係止孔、14・・・・・・係合片
、15・・・・・・ストッパー、16・・・・・・保持
レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数段の抽斗を有する多段式ファイリングキャビネット
    において、同キャビネット本体1の内側に作動杆8を下
    方に付勢して上下摺動自在に縦設し、その各抽斗3の対
    応位置には同抽斗3の外側面に突設された保合片14を
    該作動杆8の上昇位置において係止すべきストッパー1
    5を突設す番−と共に、上記作動杆8より前方のキャビ
    ネット本体1内側の各抽斗対応位置にはまた回動板10
    を枢着10′シてその後端部を上記作動杆8にピン11
    とこれに摺動自在に係合する横孔12をもって連結し、
    これに対し各抽斗3の外側面には同抽斗3を引出した際
    、上記回動板10の前端部と係合してこれを回動せしぬ
    、作動杆8を上昇位置に移動せしめると共に、該抽斗3
    を引出し中は回動板10の前端部に当接して該作動杆8
    を常時上昇位置に保持する如くした保持レール16を前
    後方向に延設してなるファイリングキャビネットにおけ
    る安全係止装置。
JP17319278U 1978-12-19 1978-12-19 ファイリングキャビネットにおける抽斗の安全係止装置 Expired JPS5840208Y2 (ja)

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JP17319278U JPS5840208Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 ファイリングキャビネットにおける抽斗の安全係止装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17319278U JPS5840208Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 ファイリングキャビネットにおける抽斗の安全係止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5589757U JPS5589757U (ja) 1980-06-20
JPS5840208Y2 true JPS5840208Y2 (ja) 1983-09-09

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ID=29178666

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JP17319278U Expired JPS5840208Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 ファイリングキャビネットにおける抽斗の安全係止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175569U (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 株式会社 くろがね工作所 施錠装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5589757U (ja) 1980-06-20

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