JPH0714618Y2 - 扉体における接床部材の上下機構 - Google Patents

扉体における接床部材の上下機構

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JPH0714618Y2
JPH0714618Y2 JP16262688U JP16262688U JPH0714618Y2 JP H0714618 Y2 JPH0714618 Y2 JP H0714618Y2 JP 16262688 U JP16262688 U JP 16262688U JP 16262688 U JP16262688 U JP 16262688U JP H0714618 Y2 JPH0714618 Y2 JP H0714618Y2
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渡辺  勝
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、扉体の下端面に出し入れ自在に接床部材を設
け、この接床部材を上下するための機構に関するもので
ある。
[従来の技術] 扉体を閉じた時扉体の下端面と床との間に隙間が生じる
という問題があった。
[考案が解決しようとする課題] そこで、本考案者は本考案に至る過程で扉体を閉じた状
態で扉体の下端面と床との間の隙間を隠すように扉体の
下端面に上下自在に接床部材を設け、この接床部材と扉
体に設けた回転板とをリンク機構により連結し、操作ハ
ンドルにより回転する回転板の回転運動をリンク機構を
介して上下運動に変換して接床部材を上下することを考
えた。ところが、リンク機構により接続しているのみで
は接床部材を下降して扉体が完全閉塞している状態で外
力が加わると接床部材が上昇するおそれがあり、接床部
材による扉体と床との固定が解除されて扉体ががたつく
おそれがあった。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したもので
あって、その目的とするところは全閉状態において回動
板を回転することで接床部材を下降させるとともに下降
状態をロックすることができ、しかも回動板を回転する
ことでロックの解除をして接床部材を上昇させることが
でき、この結果簡単な機構で接床部材の接床状態のロッ
クとロック解除及び接床部材の上下移動ができる扉体に
おける接床部材の上下機構を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の扉体における接床部材の上下機構は、扉体2に
回動板50を回転自在に設け、この回動板50の軸部51に回
転板25の中央孔部25aを回転自在に嵌め込むとともに回
転板25の回動板50に対する回転を一定の回転範囲に限定
するための回転規制手段52を設け、回転板25の回転を上
下運動に変換して接床部材23を上下するように回転板25
と接床部材23とをリンク機構Aを介して接続し、接床部
材23の最大下降状態において回転板25に設けた係止部26
に弾性的に係止する被係止部43を設け、回動板50に係止
部26に係止した被係止部43の係止を解除するための係止
解除手段を設けて成るものであって、このような構成を
採用することで、上記した本考案の目的を達成したもの
である。
[作用] しかして、接床部材23の最大下降状態において回転板25
に設けた係止部26に弾性的に係止する被係止部43を設け
ることで、接床部材23の最大下降状態において(つまり
接床状態において)外力が加わっても接床部材23が上昇
することがないようにでき、しかも、回動板50に係止部
26に係止した被係止部43の係止を解除するための係止解
除手段を設けることで、回動板50を回動することで係止
部26と被係止部43との係止を解除してそのまま回動板50
を回動することで接床部材23を上昇させることができる
ようになった。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
上下のレール4間には複数枚の間仕切りパネル3(後述
の扉体付き間仕切パネル3aも含む)が各々走行移動自在
に建て込んである。これら間仕切りパネル3は第1図の
ように上下のレール4に沿って一直線状に引き出し、隣
接のものを互いに当接することで閉じて室内の間仕切り
を行うことができるようにしてある。間仕切りパネル3
は上下のレール4の長さ方向に対して略直交して突出す
るようにスイング回動させて開き、このように非間仕切
り状態にスイング回動させた間仕切りパネル3は上下の
レール4の一端に集められ、このことにより室内の間仕
切りを解除するようにしてある。以下そのスイング回動
構成を説明する。
第3図に示すように上のレール4内は全長にわたるラッ
ク・ピニオン室8とこれよりも下方のランナー室9とに
分けてあり、下のレール4はラック・ピニオン室8のみ
を全長に形成してある。上下のレール4のラック・ピニ
オン室8の一側の縦壁に沿ってラックギア10を上下のレ
ール4の全長わたって設けてある。上下のレール4のラ
ック・ピニオン室8内に設けたラックギア10には間仕切
りパネル3側に水平回転自在に設けたピニオンギア11を
各々噛合させるとともに間仕切りパネル3側に横軸廻り
に上下回転自在に設けたランナー12を上のレール4のラ
ンナー室9のランナー受け面13上に転動自在に載設して
あり、間仕切りパネル3が走行するに当たって、ラック
ギア10にピニオンギア11が噛合している噛合状態を維持
しながらランナー12がランナー受け面13上を転動するよ
うにしてある。ここで、間仕切りパネル3の上下に設け
たピニオンギア11は縦軸7を介して同調して回動するよ
うになっている。また、この縦軸7に対してランナー12
は回転自在となっている。しかして、互いの間仕切りパ
ネル3同士の当接が解除され、間仕切りパネル3の走行
可能状態において、間仕切りパネル3をピニオンギア11
を回転自在に保持している縦軸7を回転軸として開き回
転させることができるようにしてある。
そして、複数枚の間仕切りパネル3のうち任意の間仕切
りパネル3(例えば第1図の右端の間仕切りパネル3)
は扉体付き間仕切りパネル3aとなっており、この扉体付
き間仕切りパネル3aは逆L字状の枠体1の縦枠部1aに扉
体2の一側端部を回動自在に取り付けて構成してある。
第4図には扉体付き間仕切りパネル3aの具体例の分解斜
視図が示してある。逆L字状の枠体1の縦枠部1aと扉体
2の一側端部とはヒンジ部材14により回動自在に連結さ
れるものであり、縦枠部1aに縦軸7が内装され、縦枠部
1a部分に貫通した縦軸7がレール4に対する回転中心と
なるものである。枠体1の上横枠部1bの上下に貫通する
切り欠き部15には第1ロック手段5を有するロックケー
ス16が取り付けてある。ロックケース16内には回動体17
が軸18を中心にして回動自在に取り付けてあり、この回
動体17にはばね材19により回動力を付勢してあり、回動
体17に付勢されたばね材19による回動力により第1ロッ
ク手段5である棒が上横枠部1bから上方に突出している
ものである。図中20はコ字状をした外カバーであって、
ロックケース16は外カバー20内に取り付けられた状態で
切り欠き部15に取り付けられる。扉体2のヒンジ部材14
と反対側の端部には上下にわたる凹溝条21が設けてあ
り、この凹溝条21の上下方向の略中央部付近に操作ボッ
クス22が内装される。この操作ボックス22内には後述の
第2ロック手段6の上下操作と後述の接床部材23の上下
操作とを行うための機構が内装してある。第2ロック手
段6は扉体2の上端面から上方に突出自在となってお
り、この第2ロック手段6は操作ボックス22内の機構に
より上横枠部1b内への突入が2段階となるようにしてあ
る。つまり、第2ロック手段6は第5図(d)のイの状
態(つまり第2ロック手段6が上横枠部1b内に突入して
いない状態)、ロの状態(第2ロック手段6が上横枠部
1b内に第1段目に突入している状態)、ハの状態(第2
ロック手段6が上横枠部1b内に第2段目に突入している
状態)の3つの位置のいずれかとなるようになってい
る。そして、第5図のイの状態、ロの状態では第2ロッ
ク手段6の上端が回動体17の押片24を押さないようにな
っており、ハの状態の時にのみ第2ロック手段6の先端
が押片24を押し上げることで回動体17をばね材19のばね
力に抗して回動し、このことにより回動体17の先端によ
り上方に押し上げられていた第1ロック手段5が下降し
てレール4から下方い抜けるようになっている。
次に操作ボックス22内の機構について説明する。第6
図、第7図には操作ボックス22内部が示してあり、操作
ボックス22内には中央部に回動板50が回動自在に取り付
けてある。回動板50の片面には同軸に回転板25が重ねて
あり、回転板25の中央孔部25aが回動板50の軸部51に回
転自在にはめ込んである。回動板50の軸部51には角孔54
が穿孔してあり、この角孔54にハンドル45がはめ込まれ
るものであって、ハンドル45を回動することで回動板50
を回動することができるようになっている。回転板25の
外周の一部には回転規制用凹部52aが設けてあり、回動
板50の片面の外周部分から回転規制用突部52bが突設し
てあって回転規制用凹部52a内に突入させてある。ここ
で、回転規制用突部52bの周方向の幅は回転規制用凹部5
2aの周方向の切り欠き幅よりも小さくて回転規制用凹部
52a内で回転規制用突部52bが回転できる分だけ回転板25
が回動板50に対して回転できるようになっている。そし
て、回転規制用突部52bが回転規制用凹部52aの周方向の
側壁に当たると回動板50の回転に連動して回転板25が回
転するようになっている。回転板25の外周には更に凹部
が設けてあって、この凹部が係止部26となっている。一
方、回動板50の外周の係止部26に対応する位置には台形
溝55が設けてあり、回転規制用突部52bが回転規制用凹
部52aの略中央に位置している状態では台形溝55の両側
の傾斜縁55aがいずれも係止部26となる凹部内に対応す
る位置に位置せず、回転規制用突部52bが回転規制用凹
部52aの周方向の一方の側壁に当接した状態では台形溝5
5の一方の傾斜縁55aが係止部26となる凹部内に対応する
位置に位置し、回転規制用突部52bが回転規制用凹部52a
の周方向の他方の側壁に当接した状態では台形溝55の他
方の傾斜縁55aが係止部26となる凹部内に対応する位置
に位置するようになっている。ここで、上記した傾斜縁
55aが係止部26に係止した被係止部43の係止を解除する
ための係止解除手段となっている。また、回転板25の係
止部26となる凹部からそれぞれ時計廻り及び反時計廻り
にそれぞれ90°回転した位置には第2ロック手段6の最
大上昇時において被係止部43が係止する上段落ち部56
と、第2ロック手段6の最大下降時に被係止部43が係止
する下段落ち部57とが設けてあり、また回動板50の外周
には上段落ち部56に対応した上傾斜部58と下段落ち部57
に対応した下傾斜部59とが設けてあり、これら上傾斜部
58及び下傾斜部59は回転規制用突部52bが回転規制用凹
部52aの周方向の一方の側壁に当たっている時は上段落
ち部56及び下段落ち部57内に位置し、他方の側壁に当た
っている時は上段落ち部56及び下段落ち部57に対して周
方向にずれて位置するようになっている。回転板25には
略J字状をしたクランク27の一端と略I字状をした第1
リンク28の一端とがそれぞれ軸29、30により枢支してあ
る。ここで、クランク27を枢支している軸29と第1リン
ク28を枢支している軸30とは回転板25の中央孔部25aを
中心にして90°の開き角度はなれた位置に位置してい
る。操作ボックス22の側部には上部と下部とにそれぞれ
ガイド溝部31が設けてあり、この、上下のガイド溝部31
にそれぞれ上下移動自在に上移動部材32と下移動部材33
がはめ込んであり、上移動部材32の上端部の長尺の上連
結部材34の下端部が連結され、上連結部材34の上端部に
第2ロック手段6が取り付けてあり、他方下移動部材33
の下端部に長尺の下連結部材35の上端部が連結してあ
り、この下連結部材35の下端に接床部材36が接続してあ
る。上移動部材32の下端部には上クランク27の上端部が
軸37により回転自在に枢支してある。下移動部材33の上
端部は第2リンク38の一端の長尺39に軸40により回転自
在に枢支してあり、第2リンク38の他端は操作ボックス
22に設けた固定軸41に回転自在に枢支してあり、更に第
2リンク38の略中央部に第1リンク28の下端が軸42によ
り枢支してある。操作ボックス22には被係止部43が移動
自在に設けてあり、この被係止部43にはばね44に直接設
けてもよくあるいは第6図に示すようにばね44により押
される回動腕46に設けてもよい。この被係止部43はばね
44により押されて回転板25の外周に押圧されていて下移
動部材33の最大下降状態で(つまり接床部材23の接床状
態で)係止部26に被係止部43が弾入係止するようになっ
ている。また、回動板50の外周には90°の開き角度を介
して3つの係止凹溝60が設けてあり、ばね材よりなる弾
性係止部材61が弾性的に係止しており、被係止部43が係
止部26に係止している状態、被係止部46が上段落ち部56
に係止している状態、被係止部46が下段落ち部57に係止
している状態でそれぞれ弾性係止部材61が3つのうちの
いずれかの係止凹溝60に弾性的に係止するようになって
いる。そして、第 図に示すように上移動部材32の最大
上昇位置における上クランク27の軸29の位置と上移動部
材32の最大下降位置における上クランク27の軸29の位置
とはそれぞれ回転板25の中央孔部25aを中心にして上下
に対象となる位置に位置するものであり、また、上移動
部材32の中間上昇位置においては軸29が中央孔部25aの
右側方に位置するようになっている。更に、軸29と軸30
とは90°の開き角度で離れており、このことにより、上
移動部材32が最大上昇時及び最大下降時にそれぞれ下移
動部材33が最大上昇位置となり、且つ上移動部材32の中
間上昇位置において下移動部材33の最大下降位置となる
ようになっている。そして、下移動体の最大下降時(す
なわち上移動体32の中間上昇時)には被係止部43が係止
部26に係止しており、また下移動体33の最大上昇時(す
なわち上移動部材32の最大上昇時または最大下降時)に
それぞれ上段落ち部56または下段落ち部57に被係止部43
が弾性的に係止しており、回動板50を回動しないかぎり
下移動部材33に連結した接床部材23または第2ロック手
段6に外力が加わっても回転板25の回転を阻止するよう
になっている。
しかして、間仕切りパネル3の全閉状態では、扉体付き
間仕切りパネル3aの第1ロック手段5が上のレール4内
にばね材20の弾性力により突入して上横枠部1bが上のレ
ール4とロックされている状態となっている。ここで、
上移動部材32が第6図(a)のように中間突出状態にお
いては、第2ロック手段6が第1段目の突出状態となっ
て上横枠部1b内には突入して扉体2を上横枠部1bにロッ
クしているが、第2ロック手段6が回動体17を操作せず
このため第1ロック手段5を下降させない状態となって
いる。この状態は同時に下移動部材33の最大下降状態と
なっており、接床部材23が下降して床に接して気密を保
つようになっている。そして、回転板25の係止部26に被
係止部43が係止され、接床部材23を押し上げる外力が作
用したり、あるいは第2ロック手段6を下降させる外力
が加わってもロック状態が保持されるようになってい
る。
一方、上記の状態において、回動板50の角孔50bにハン
ドル46を差し込んで時計方向に回転すると、回転板25は
すぐには回転しないが回動板50が回転して台形溝55の一
方の傾斜縁55a(これが係止解除手段となっている)が
被係止部43をばね44に抗して押して係止部26と被係止部
43との係止を解除し(第6図(b)参照)、同時に回転
規制用突起52bが回転規制用凹部52aの一方の側壁に当た
って回転板25が回動板50と回動し、第6図(a)の状態
から第6図(c)の状態となり、下移動部材33が最大上
昇状態となって接床部材23が上昇し、また上移動部材33
が最大下降状態となって第2ロック手段6が上横枠部1b
よりも下方に移動して上横枠部1bと扉体2とのロックを
解除するので、全閉状態において枠体1を上のレール4
にロックしたままの状態で扉体2のみを回動して出入り
することができるものである。この状態では上段落ち部
56に被係止部43が係止してロックされることになる。
一方、第6図(c)の状態から回動板50を反時計方向に
回動すると上傾斜部58が被係止部43をばね44に抗して移
動して上段落ち部56との係止を解除し、同時に回転規制
用突部52bが回転規制用凹部52aの一方の側壁に当たって
回転板25が回動板50と回動して90°回転して第6図
(a)の状態に戻って係止部26に被係止部43が係止され
る。
そして、更に第6図(a)の状態で回動板50を反時計方
向に90°回転すると台形溝55の他方の傾斜縁55a(これ
が係止解除手段となっている)が被係止部43と係止部26
との係止を解除し、回転規制突部52bが回転規制凹部52a
の他方の側壁に当たって回転板25が回動板50とともに回
動し、90°回動した状態で第6図(a)から第6図
(d)の状態となり下移動部材33が最大上昇状態となっ
て接床部材23が上昇し、また上移動部材32が最大上昇状
態となって第2ロック手段6が上横枠部1b内への第2段
目の突入状態となり、扉体2が第2ロック手段6により
上横枠部1bとロック関係を保つと同時に第2ロック手段
6により回動体17がばね材19に抗して回動させられ、こ
れにより第1ロック手段5が下降して第1ロック手段5
による上横枠部1bと上のレール4とのロックが解除され
る。この状態では被係止部43が下段落ち部57に係止して
ロックしている。したがって、この第6図(d)の状態
は扉体2と上横枠部1bとがロックされ、上横枠部1bと上
のレール4とがロック解除状態となっているので、扉付
き間仕切りパネル3a全体を回動して他の間仕切りパネル
3と同じように第2図のようにして間仕切りを開状態と
することができる。また、この状態では扉体付き間仕切
りパネル3aをレール4に沿って走行させることができ
る。この第6図(d)の状態における下段落ち部57と被
係止部43との係止を外すには上記と同様に回動板50を時
計方向に回転すれば下傾斜部59が被係止部43をばね44に
抗して移動して係止を解除する。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように扉体に回動板を回転自
在に設け、この回動板の軸部に回転板を回転自在に嵌め
込むとともに回転板の回動板に対する回転を一定の回転
範囲に限定するための回転規制手段を設け、回転板の回
転を上下運動に変換して接床部材を上下するように回転
板と接床部材とをリンク機構を介して接続し、接床部材
の最大下降状態において回転板に設けた係止部に弾性的
に係止する被係止部を設けてあるので、回動板を回動す
ることで接床部材を上下できるとともに接床部材の最大
下降状態において係止部と被係止部とで係止して接床部
材の最大下降状態において(つまり接床状態において)
外力が加わっても接床部材が上昇することがないように
でき、この結果接床部材を下降して扉体が完全閉塞して
いる状態で接床部材による扉体と床との固定が解除され
て扉体ががたつくおそれがないものであり、また回動板
に係止部に係止した被係止部の係止を解除するための係
止解除手段を設けることで、回動板を回動することで係
止部と被係止部との係止を解除してそのまま回動板を回
動することで接床部材を上昇させることができるもので
あある。このように、本考案は、全閉状態において回動
板を回転することで接床部材を下降させるとともに下降
状態をロックすることができ、しかも回動板を回転する
ことでロックの解除をして接床部材を上昇させることが
でき、この結果簡単な機構で接床部材の接床状態のロッ
クとロック解除及び接床部材の上下移動ができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の閉成状態の正面図、第2図
は同上の平面図、第3図は同上の断面図、第4図は同上
の扉体付き間仕切りパネルの分解斜視図、第5図(a)
(b)(c)(d)は同上の第1ロック手段を内装した
ロックケースの上面図、正面図、側面図及び断面図、第
6図(a)(b)(c)(d)は同上の操作ボックス内
の機構の作用説明図、第7図は同上の回転板と回動板と
の分解斜視図であって、2は扉体、23は接床部材、25は
回転板、25aは中央孔部、26は係止部、43は被係止部、5
0は回動板、Aはリンク機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉体に回動板を回動自在に設け、この回動
    板の軸部に回転板を回転自在に嵌め込むとともに回転板
    の回動板に対する回転を一定の回転範囲に限定するため
    の回転規制手段を設け、回転板の回転を上下運動に変換
    して接床部材を上下するように回転板と接床部材とをリ
    ンク機構を介して接続し、接床部材の最大下降状態にお
    いて回転板に設けた係止部に弾性的に係止する被係止部
    を設け、回動板に係止部に係止した被係止部の係止を解
    除するための係止解除手段を設けて成る扉体における接
    床部材の上下機構。
JP16262688U 1988-12-15 1988-12-15 扉体における接床部材の上下機構 Expired - Lifetime JPH0714618Y2 (ja)

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