JPH0415899Y2 - - Google Patents

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JPH0415899Y2
JPH0415899Y2 JP93485U JP93485U JPH0415899Y2 JP H0415899 Y2 JPH0415899 Y2 JP H0415899Y2 JP 93485 U JP93485 U JP 93485U JP 93485 U JP93485 U JP 93485U JP H0415899 Y2 JPH0415899 Y2 JP H0415899Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案に係る引戸障子用片寄せ装置は、各種
建造物の開口部を開閉し、閉鎖時には引戸内外に
亙る音の伝播を低く抑えられる様にした防音式の
引戸障子に付設し、閉鎖時に窓枠内に建て込んだ
引戸障子をこの窓枠の端に迄片寄せ、閉鎖作業が
確実に行われる様にするものである。
(従来の技術) 所謂防音サツシと呼ばれる引戸障子に於いて
は、閉鎖時に障子の框側面を、この框が対向する
サツシ枠等に装着したパツキングに押し付ける様
にしている。この為、防音式の引戸障子の固定を
行なうロツク装置には、引戸障子全体を上記した
パツキングに向けて平行移動させる為の、引寄せ
機構が付設されている。
第8〜10図はこの様な引寄せ機構を付設した
従来のロツク装置の1例として、出願人会社が発
行した『ビル用総合カタログ:1980年版』の第
358頁に記載された構造を示しているが、先ず、
この従来のロツク装置に就いて説明する。
1はロツク装置を走査する為のハンドルで、引
戸障子2の竪框3にねじ止め固定される基体4
に、回動自在に支持されている。このハンドル1
の基部には、先端にローラ5を支承したアーム6
が設けられている。ハンドル支承用の基体4を固
定した竪框3と対向する竪枠或いは召合せ方立7
の側面で、基体4と同じ高さ位置の部分には、側
面に略L字形の突壁8を形成した受具9が、ねじ
止め固定されている。上記ローラ5を支承したア
ーム6は、ハンドル1を第10図に示す実線位置
から鎖線位置に迄150度程度回動させた場合に、
同図に実線と鎖線とで示す様に90度程度回転し
て、ローラ5と受具9の突壁8とを係合させる。
この為、アーム6はハンドル1に対して、60度程
度回転自在に装着している。上記したローラ5と
突壁8との係合により、引戸障子2の竪框3が召
合せ方立7に向けて、第10図の長さ分だけ近
付き、竪框3の側面が召合せ方立7の側面に装着
されたパツキングに向けて押し付けられる。
一方、竪框3の内側に固定されたロツク装置の
基板10には、前記したハンドル1の回転軸の端
部が挿入され、このハンドル1の回動と共に回動
する駒11が支承されている、この駒11の端部
と、上記基板10の下部に上下方向の移動のみ自
在として支承した下摺動板12とは、図示しない
リンクにより連結して、駒11の回動に伴なつて
下摺動板12が上下動する様に構成している。こ
の下摺動板12の上端は、中心を基板10に枢支
した回転板13の一端に枢着している。更に、こ
の回転板13の他端には、基板10の上部に上下
方向の移動のみ自在として支承した、上摺動板1
4の下端を枢着している。
この様に構成される為、前記のハンドル1を回
動させる事によりローラ5と受具9とを係合させ
ると、基板10に装着された上摺動板14が下方
に移動すると同時に、下摺動板12が上方に移動
する。上下各摺動板14,12には、それぞれ連
結棒15の一端部が結合されている。竪框3の内
側に上下方に亙つて配設された各連結棒15,1
5の他端は、竪框3の上下両端部に軸16を中心
とする回転を自在として支持した、引寄せ駒17
の一端に係合させている。各引寄せ駒17,17
の他端は、上枠18の下面の突条19或は下枠2
0の上面の戸車レール21の室内側面に対向して
いる。
ハンドル1を回転させる事によりローラ5と受
具9とを係合させると同時に、上摺動板14を下
方に、下摺動板12を上方に、それぞれ移動させ
ると、竪框3の上端に枢支した引寄せ駒17は軸
16を中心として第9図の反時計方向に、下端の
引寄せ駒17は同じく時計方向に、それぞれ回動
し、各引寄せ駒17の端部が突条19或は戸車レ
ール21の室内側面に衝合して、引戸障子2の上
下両端部を室内側(第9図右側)に向けて移動さ
せ、この引戸障子2の上框22と下框23との室
内側面を、上枠18或は下枠20に装着したパツ
キング24に押し付ける。
ロツク装置は引戸障子2の両端部に設ける為、
両ロツク装置のハンドル1を何れも回動させれ
ば、引戸障子は四周に亙りパツキング24に押し
付けられ、引戸障子との窓枠との間の気密を保持
して、引戸障子内外間の防音が図られる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述の様なロツク装置による引戸障
子の防音を効果的に行なう為には、上述した様に
ロツク装置を引戸障子2の左右の竪框の何れにも
内蔵し、本考案の実施例を示す第7図の様に、そ
れぞれの竪框3,3aに、ロツク装置を操作する
為のハンドル1を設けなければならない。
ところが、この様に左右の竪框3,3aに何れ
も操作用のハンドル1を設ける事により、従来は
次に述べる様な不都合を生じる。
即ち、それ迄開放状態にあつた引戸障子2を閉
鎖する場合、竪枠25に対向する竪框3a或はこ
の竪框3aに設けたハンドル1に手指を掛けて、
この竪框3aを竪枠25に向けて移動させるが、
この移動を勢い良く行なうと、竪框3aが竪枠2
5の内側面或は上下枠18,20に固定したブロ
ツクに衝突し、更にその勢いではね返り、この竪
框3aと竪枠25との間に所定以上の隙間が生じ
てしまう。
この状態で、引戸障子移動の為手指を掛けてい
た竪框3a側のハンドル1により、引戸障子2を
ロツクする操作を行なうと、引戸障子2が完全に
閉じ切れていないにも拘らず、この引戸障子2を
構成する各框の内側面と窓枠に装着したパツキン
グ24(第2,7,9図)とが密接し、この引戸
障子2を移動する事が出来なくなる。この状態
で、召合せ方立7に対向する竪框3に設けたハン
ドル1を操作し、このハンドル基部のアーム6に
設けたローラ5と召合せ方立7に固定の受具9と
を係合させようとしても、ローラ5が受具9の突
壁8と噛み合わず、召合せ方立7に対向する竪框
3の側に於けるロツク操作を行なえなくなつてし
まう。
本考案の引戸障子用片寄せ装置は、上述の様な
不都合の解消を目的としている。
(課題を解決する為の手段) 本考案の引戸障子用片寄せ装置は、引戸障子の
閉鎖時に竪枠と対向する竪框に設けたハンドル
と、このハンドルの回動により、上記竪框に沿つ
て昇降する昇降腕と、上記竪框の外面部分に形成
された透孔と、この透孔部分に若干昇降自在に係
合した状態で上記昇降腕に固定され、上記竪框の
外面から露出する端部で上記竪框の外面に対向す
る部分を、端縁に向う程この外面から遠くなる方
向に傾斜する第一の傾斜面とした昇降側片寄せ金
具と、上記竪枠の内面に固定された固定側片寄せ
金具と、この固定側片寄せ金具の一部に設けら
れ、上記第一の傾斜面と対向する端部で、上記竪
枠の内面に対向する部分を、端縁に向う程上記内
面から遠くなる方向に傾斜し、上記ハンドルをロ
ツク状態に回動させる事に伴なつて上記第一の傾
斜面と摺接する第二の傾斜面とした、係合板部と
から構成される。
(作用) 上述の様に構成される本考案の引戸障子用片寄
せ装置に於いては、引戸障子を閉鎖状態に移動さ
せ、竪枠に対向する竪框に設けたハンドルにより
ロツク操作を行なうと、昇降腕と共に上下方向に
移動する昇降側片寄せ金具端部の第一の傾斜面
と、固定側片寄せ金具の係合板部に形成した第二
の傾斜面とが摺接し、引戸障子の竪框を竪枠に向
けて片寄せる。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第1〜7図は本考案の実施例を示しており、1
図は第7図のA−A断面に相当する図、第2図は
第1図のB−B断面図、第3図は固定側片寄せ金
具を第1図の右方から見た図、第4図は昇降側片
寄せ金具を設けた部分を第1図の左方から見た
図、第5図はこの昇降側片寄せ金具を昇降させる
ロツク装置を示す側面図、第6図は第5図の下部
縦断面図、第7図は引き戸障子の横断面図であ
る。
引戸障子2を閉鎖した場合に互いに対向する竪
框3aと竪枠25との内、竪枠25の内側面に
は、金属板を折り曲げ形成して成る、固定側片寄
せ金具26を固定している。この固定側片寄せ金
具26は、上記内側面にねじ止め固定する基板部
27の側縁から直角に折立てた折立片28の端部
を、更に直角に折り曲げて係合板部29とし、こ
の係合板部29の下端部を上記内側面から離れる
方向に少し折り曲げる事により、下端に向かう程
基板部27から遠くなる様に傾斜した傾斜部30
を設け、この傾斜部30の片面(第1図の左下
面)を、第二の傾斜面としている。又、基板部2
7の下部にはローラ31が、回転自在に支承され
ている。
一方、竪框3aの側に設けられ、ロツク装置を
操作するハンドル1の回動により昇降自在とした
昇降側片寄せ金具32は、竪框3aに昇降自在に
設けた昇降ブロツク33の外側面に、ねじ止め固
定している。昇降側片寄せ金具32は前述した固
定側片寄せ金具26の場合と同様、上記外側面に
固定する基板部34の側縁から直角に折立てた折
立片35の端部を更に直角に折り曲げて摺接片3
6としている。そしてこの摺接片36の上端部を
外方に向けて少し折り曲げる事により、上端に向
かう程基板部34から遠くなる様に傾斜した傾斜
部37を設け、この傾斜部37の片面(第1図の
右上面)を、第一の傾斜論としている。
この様に構成された昇降側片寄せ金具32を外
側面に固定する昇降ブロツク33は、全体をナイ
ロンでその他の合成樹脂により一体に形成したも
ので、外面中央部は凹部38とし、上記昇降側片
寄せ金具32はこの凹部38の内側上部に固定し
ている。凹部38の下部室内側部には、衝合突部
39が形成されている。この衝合突部39は、引
戸障子2をロツクさせる為にハンドル1を回動さ
せ、昇降ブロツク33を上昇させた場合に、前記
した固定側片寄せ金具26のローラ31の内側部
分と衝合して竪框3aを室内側(第2図下側)に
移動させる為のもので、衝合突部のローラ31と
衝合する上部内側面は、下に向かう程昇降ブロツ
ク33の中心に向かう傾斜面40としている。
この様な昇降ブロツク33を装着する竪框3a
の竪辺41,41には、透孔である、上下方向に
長い長孔42,43が形成されており、昇降ブロ
ツク33は各長孔42,43の内側に、若干上下
方向に摺動自在に嵌装されている。昇降ブロツク
33の内端部は、スペーサ44を介して昇降腕4
5の下端部に連結し、ロツク装置操作用ハンドル
の回動によつて昇降する昇降腕45により、外面
に設けた衝合突部39と昇降側片寄せ金具32と
を昇降させる様にしている。
ハンドル1の回動により昇降腕45を昇降させ
るロツク装置は、例えば第5〜6図に示す様に、
引戸障子2の竪框3に固定する基板46の下部両
側に、左右1対の駒47a,47bを装着してい
る。各駒47a,47bは全体を達磨形に形成し
たもので、回転中心となる端部に、操作用のハン
ドルを挿通する為の非円形の孔48を有する。こ
れらの駒47a,47bの孔48から少し離れた
部分には、リンク機構を構成する連結腕49a,
49bの一端が、軸50により枢支されている。
更に、各連結腕49a,49bの他端は、軸5
1により互いに連結されており、各連結腕49
a,49bよりこの軸51が突出した端部51a
は、基板46の下部に上下移動自在に支持され
た、第一の摺動板52の長孔53に係合してい
る。更に、この端部51aの第一の摺動板52よ
りも突出した部分が、前記した昇降腕45の上端
部に係止されている。54は、この第一の摺動板
52に穿設した上下方向に長い長孔、55は、昇
降腕45に穿設した、上記長孔54よりも長い長
孔で、両長孔54,55と基板46に植立したピ
ン56,56とが係合している。
一方、第一の摺動板52の上端部には横方向に
長い長孔57が形成されており、この長孔57と
回転板13の一端に設けたピン58とが係合して
いる。この回転板13は、中心部に設けた軸59
により基板46に回転自在に支承したもので、他
端にも同様のピン60を設けている。この回転板
13の他端に設けたピン60は、基板46の上部
に上下方向の摺動自在に設けた第二の摺動板61
の中間部に設けた、横方向に長い長孔62に係合
している。この第二の摺動板61の上下部に形成
した上下方向に長い長孔63,63には、それぞ
れ基板46に植立したピン64,64を係合させ
て、上記第二の摺動板61を基板46に対して、
上下方向の移動のみを自在に支持している。
但し、1対の駒47a,47bを互いに反対方
向に回動させる為の手段は、第5図に示した様な
リンク機構に限定されるものではなく、他にも例
えば両駒47a,47bに固定した歯車同士を噛
合させる等の構造としても良い。又、第一、第二
の摺動板52,61を互いに逆方向に移動させる
為の機構も、第5図に示した回転板13に限定さ
れず、他にも、例えば第一の摺動板52の上端と
第二の摺動板61の下部とに固定したラツク同士
を、基板46に支承したピニオンを介して噛合さ
せる事で構成する事も出来る。
この様な構成される引戸用ロツク装置は、第7
図の様な引戸障子2の竪框3aの内側に装着す
る。即ち、基板46と蓋板65(第6図)とをね
じ止めしてケーシングを成し、このケーシングを
竪框3aの内側にねじ止めしている。図示の実施
例に於いては、引戸障子のロツク操作を引戸障子
の内外何れからでも行なえる様にする為に、従来
の引戸障子に使用する竪框に比べて見込み寸法
(第7図の上下方向の幅)を大きく形成した竪框
3aを用いており、この竪框3aはガラス66の
室外側と室内側とに十分な取付場所を確保してい
る。室内外に設ける1対の操作用ハンドル1,1
の回転軸は、この竪框3aの側面及び上記蓋板6
5に形成した孔を挿通して、駒47a,47bの
孔48,48に嵌合させている。
以上に述べた通り構成され、引戸障子に組付け
られる引戸障子用ロツク装置に於いては、引戸障
子2の室内外に設けた1対のハンドル1,1の内
の一方のハンドル1を回動させれば、他方のハン
ドル1も連動して回動し、室内外の何れからでも
引戸障子2のロツク及びその解除を行なう事が出
来る。
即ち、例えば室内側のハンドル1を回動させて
引戸障子2をロツクしようとする場合、ハンドル
1を第10図に示したハンドル1の場合と同様、
実線位置から鎖線位置に迄回動させる。この様な
ハンドル1の回動に伴なつて、第5図右側の駒4
7bが、同図に実線で示す位置から鎖線で示す位
置迄時計方向に回動し、左右の駒47a,47b
を連結している連結腕49a,49bが上方に移
動する。これにより、左側の駒47aが反時計方
向に同じ角度だけ回動する。連結腕49a,49
bが上昇すると、それにつれて昇降腕45が上昇
し、更に両腕49a,49bを連結している軸5
1の端部51aが第一の摺動板52の長孔53の
上端迄移動した後、ハンドル1を更に回動させる
事により、この第一の摺動板52も、ハンドル1
の回動と同期して上昇を開始していた昇降腕45
と共に上昇する。
ここで、連結腕49a,49bの上昇直後から
第一の摺動板52を引き上げない様にする為、上
記軸51の端部51aが係合する孔を長孔53と
した理由は、ローラ5と受具9とを係合させるの
にハンドル1を回動させなければならない角度や
昇降ブロツク33を上昇させなければならない距
離に比較して、第一、第二の摺動板52,61を
移動させなければならない距離が小さい為であ
る。従つて、ロツク時に両摺動板52、61を移
動させる距離を大きくしたい場合は、上記端部5
1aを係合させる為に第一の摺動板52に形成す
る孔を単なる円孔とし、連結腕49a,49bの
上昇直後から、この摺動板52が引き上げられる
様にする。
又、引戸障子2の上下両端部に設ける引寄せ機
構の構造によつては、第一、第二の摺動板52,
61を一体とし、両板52,61を同方向に移動
自在としても良い。但し、何れの場合に於いて
も、両連結腕49a,49bを連結する軸51は
基板46の上下方向にのみ移動自在とする。図示
の例に於いては、第一の摺動板52の上昇に伴な
い、この摺動板52の上端と回転板13を介して
結合された第二の摺動板61が下降する。第一、
第二の両摺動板52,61の端部には、それぞれ
連結棒15(第8〜9図)の端部が連結されてい
る為、上述した両摺動板52,61の上下移動に
伴ない引戸障子2の上下両端部で引寄せ駒17
(第8〜9図)が回動し、引戸障子2を室内側に
引寄せる動作が行なわれる。又、昇降腕45が上
昇する事により、この昇降腕45の下端部にスペ
ーサ44を介して固定された、昇降ブロツク33
の衝合突部39の傾斜面40と、竪枠内面のロー
ラ31とが衝合し、竪框3aがパツキング24に
向けて室内側(第2図下側)に押されるが、引戸
障子2の各框の内側面とパツキング24とが当接
してこの引戸障子2の横移動が制限される前に、
竪枠25の内側面側に固定の固定側片寄せ金具2
6の傾斜部30と昇降ブロツク33の上昇に伴な
つて上昇する昇降側片寄せ金具32の傾斜部37
との係合により、引戸障子2が完全に閉鎖位置に
迄移動させられる。
尚、上述の実施例は、引戸障子のロツク操作を
障子の内外何れからでも行える様にする為、操作
用のハンドルを引戸障子の内外に設けた構造のも
のを示したが、本考案の片寄せ装置はこの様な構
造のものに限定されず、第8図に示す様に操作用
のハンドル1を内側にのみ設けた引戸障子にも適
用出来る。又、竪枠と竪框との間に設け、引戸障
子閉鎖時に竪框の内側面をパツキングに向けて移
動させるロツク機構は第1〜4図に示した様な構
造に限定されず、第8〜9図に示した様なローラ
5と受具9との係合であつても良い。更に、この
部分のロツク機構は、引戸障子の高さが低い等に
より、引戸障子の上下両端部での引寄せでのみ防
音、気密を図れるならば、省略しても良い。
(考案の効果) 本考案の引戸障子用片寄せ装置は以上に述べた
通り構成され作用する為、引戸障子のロツク操作
時に、この引戸障子を閉鎖位置に迄完全に移動さ
せる事が出来、召合せ方立(或は召合せ框)側の
ハンドルを操作出来なくなる事がない。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本考案の実施例を示しており、第
1図は第7図のA−A断面に相当する図、第2図
は第1図のB−B断面図、第3図は固定側片寄せ
金具を第1図の右方から見た図、第4図は昇降側
片寄せ金具を設けた部分を第1図の左方から見た
図、第5図はこの昇降側片寄せ金具を昇降させる
ロツク装置を示す側面図、第6図は第5図の下部
縦断面図、第7図は引戸障子の横断面図、第8図
は従来のロツク装置を示す斜視図、第9図はこの
ロツク装置を設けた引戸障子を中間部を省略して
示す縦断面図、第10図は操作用ハンドルの側面
図である。 1……ハンドル、2……引戸障子、3,3a…
…竪框、4……基体、5……ローラ、6……アー
ム、7……召合せ方立、8……突壁、9……受
具、10……基板、11……駒、12……下摺動
板、13……回転板、14……上摺動板、15…
…連結棒、16……軸、17……引寄せ駒、18
……上枠、19……突条、20……下枠、21…
…戸車レール、22……上框、23……下框、2
4……パツキング、25……竪枠、26……固定
側片寄せ金具、27……基板部、28……折立
片、29……係合板部、30……傾斜部、31…
…ローラ、32……昇降側片寄せ金具、33……
昇降ブロツク、34……基板部、35……折立
片、36……摺接片、37……傾斜部、38……
凹部、39……衝合突部、40……傾斜面、41
……竪辺、42,43……長孔、44……スペー
サ、45……昇降腕、46……基板、47a,4
7b……駒、48……孔、49a,49b……連
結腕、50,51……軸、51a……端部、52
……第一の摺動板、53,54,55……長孔、
56……ピン、57……長孔、58……ピン、5
9……軸、60……ピン、61……第二の摺動
板、62,63……長孔、64……ピン、65…
…蓋板、66……ガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引戸障子の閉鎖時に竪枠と対向する竪框に設け
    たハンドルと、このハンドルの回動により、上記
    竪框に沿つて昇降する昇降腕と、上記竪框の外面
    部分に形成された透孔と、この透孔部分に若干昇
    降自在に係合した状態で上記昇降腕に固定され、
    上記竪框の外面から露出する端部で上記竪框の外
    面に対向する部分を、端縁に向う程この外面から
    遠くなる方向に傾斜する第一の傾斜面とした昇降
    側片寄せ金具と、上記竪枠の内面に固定された固
    定側片寄せ金具と、この固定側片寄せ金具の一部
    に設けられ、上記第一の傾斜面と対向する端部
    で、上記竪枠の内面に対向する部分を、端縁に向
    う程上記内面から遠くなる方向に傾斜し、上記ハ
    ンドルをロツク状態に回動させる事に伴なつて上
    記第一の傾斜面と摺接する第二の傾斜面とした、
    係合板部とから成る引戸障子用片寄せ装置。
JP93485U 1985-01-10 1985-01-10 Expired JPH0415899Y2 (ja)

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