JPH0243180Y2 - - Google Patents
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- JPH0243180Y2 JPH0243180Y2 JP7375784U JP7375784U JPH0243180Y2 JP H0243180 Y2 JPH0243180 Y2 JP H0243180Y2 JP 7375784 U JP7375784 U JP 7375784U JP 7375784 U JP7375784 U JP 7375784U JP H0243180 Y2 JPH0243180 Y2 JP H0243180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- shoji
- vertical
- rotating plate
- gremont
- Prior art date
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案は、縦辷り出し窓等に使用されるグレ
モン錠に関する。
モン錠に関する。
(従来の技術)
周知のように、此の種のサツシ類に装着して使
用されるグレモン錠には、その用途に応じて種々
多様なものが使用されているが、基本的には、操
作ハンドルの回転運動を障子内部の回動板に伝達
し、その回転運動をクランク機構などにより直線
運動に変換して錠杆を往復動させる型式のものが
殆んどである。
用されるグレモン錠には、その用途に応じて種々
多様なものが使用されているが、基本的には、操
作ハンドルの回転運動を障子内部の回動板に伝達
し、その回転運動をクランク機構などにより直線
運動に変換して錠杆を往復動させる型式のものが
殆んどである。
(考案が解決しようとする問題点)
けれども、前記のグレモン錠を例えば両開き型
式の縦辷り出し窓に装着して障子をロツクしよう
とする場合、窓枠の上下枠中央部に左右障子の戸
当り竪框を位置させて固定する必要があるので、
障子を閉鎖する際に、左右いずれか一方の障子の
戸当り竪框を先に窓枠の上下枠にロツクした後で
なければ、他方の障子を不動に固定することがで
きず、然かも戸当り竪框の上下端部には障子を反
転させるための腕杆や戸車を走行させるレール等
の部分品が設けられている関係上、この部分にグ
レモン錠の錠杆を組込んで作動させるには、上下
動ストロークの大きな錠杆を用いて錠開閉を行な
う必要が生じるが、戸当り竪框の内部空間は非常
に狭く、錠杆ゆ昇降するクランク機構の回転半径
には自ら限界があつて、従来のグレモン錠ではス
トロークの大きな錠杆の昇降動作を得る事ができ
なかつた。
式の縦辷り出し窓に装着して障子をロツクしよう
とする場合、窓枠の上下枠中央部に左右障子の戸
当り竪框を位置させて固定する必要があるので、
障子を閉鎖する際に、左右いずれか一方の障子の
戸当り竪框を先に窓枠の上下枠にロツクした後で
なければ、他方の障子を不動に固定することがで
きず、然かも戸当り竪框の上下端部には障子を反
転させるための腕杆や戸車を走行させるレール等
の部分品が設けられている関係上、この部分にグ
レモン錠の錠杆を組込んで作動させるには、上下
動ストロークの大きな錠杆を用いて錠開閉を行な
う必要が生じるが、戸当り竪框の内部空間は非常
に狭く、錠杆ゆ昇降するクランク機構の回転半径
には自ら限界があつて、従来のグレモン錠ではス
トロークの大きな錠杆の昇降動作を得る事ができ
なかつた。
本考案の目的は、前記の問題を解消し、回動範
囲の小さなハンドル操作でストロークの大きな錠
杆の昇降運動が得られるコンパクトな構造を持つ
グレモン錠を提供することにある。
囲の小さなハンドル操作でストロークの大きな錠
杆の昇降運動が得られるコンパクトな構造を持つ
グレモン錠を提供することにある。
考案の構成
(問題点を解決するための手段)
本考案者は、この点について鋭意研究を重ねた
結果、ハンドルを設けた操作軸を回転可能に支持
するブラケツトの内部に、前記の操作軸に固着し
た第1回動板に連動して直線往復動を行なう摺動
板を設け、この摺動板の縦壁に設けた切欠溝を竪
框内部に軸支された第2回動板の片方の面に植立
した入力ピンに係合させると共に、第2回動板の
他方の面に前記入力ピンの回転半径よりも大きな
回転半径を持つ位置に一対の出力ピンを突設し、
前記の出力ピンに各々連結板及び連杆を介して直
線往復動を行なう錠杆を連結してあるグレモン錠
を開発し、これによつて前記の問題点を解決する
ことに成功したものである。
結果、ハンドルを設けた操作軸を回転可能に支持
するブラケツトの内部に、前記の操作軸に固着し
た第1回動板に連動して直線往復動を行なう摺動
板を設け、この摺動板の縦壁に設けた切欠溝を竪
框内部に軸支された第2回動板の片方の面に植立
した入力ピンに係合させると共に、第2回動板の
他方の面に前記入力ピンの回転半径よりも大きな
回転半径を持つ位置に一対の出力ピンを突設し、
前記の出力ピンに各々連結板及び連杆を介して直
線往復動を行なう錠杆を連結してあるグレモン錠
を開発し、これによつて前記の問題点を解決する
ことに成功したものである。
(作 用)
上記の構成によれば、グレモン錠のハンドルに
より操作軸を回転すると、該軸端部の第1回動板
に連動して摺動板を直線往復動させ、この摺動板
の切欠溝に係合する入力ピンを介して第2回動板
を回転し、前記第2回動板の反対側の面に突設し
た出力ピンにより、その運動量を拡大しながら連
杆を通じて上下の錠杆を大きなストロークで昇降
させることができる。
より操作軸を回転すると、該軸端部の第1回動板
に連動して摺動板を直線往復動させ、この摺動板
の切欠溝に係合する入力ピンを介して第2回動板
を回転し、前記第2回動板の反対側の面に突設し
た出力ピンにより、その運動量を拡大しながら連
杆を通じて上下の錠杆を大きなストロークで昇降
させることができる。
(実施例)
以下、本考案によるグレモン錠の構造並びにそ
の使用操作を実施例の図面について具体的に説明
すると、図面はこの考案を両開き型式の縦辷り出
し窓に適用した場合の実施例を示したものであ
る。
の使用操作を実施例の図面について具体的に説明
すると、図面はこの考案を両開き型式の縦辷り出
し窓に適用した場合の実施例を示したものであ
る。
図面中の符号1は窓枠、2L,2Rは窓枠1の
内部に装着した左右一対の障子で、窓枠1の上下
枠1a,1b内面には上下のガイドレール4a,
4bが設けられ、障子2L,2Rの一側端の摺動
側端部の上下には、前記のガイドレール4a,4
bに沿つて走行するローラー5と戸車6がそれぞ
れ水平方向に回転し得るように取付けてある。ま
た7a,7bは上下のガイドレール4a,4b中
央部に対向して設置された上下一対のヒンジ板
で、このヒンジ板7a,7bの対向面には左右一
対の枢軸8,8を突設すると共に、左右の枢軸
8,8間にU字状の切欠溝9aを有する錠杆係止
部9が突設してある。10,10は前記のローラ
ー5及び戸車6と協動して障子2L,2Rの開閉
動作を行なうアームで、このアーム10,10の
基端部はヒンジ板7a,7bの各枢軸8,8に、
先端部は障子2L,2Rの上下框2a,2b中間
部に各々回動自在に枢着して連結されており、障
子2L,2Rの開閉動作は、後記する各旋錠装置
のハンドルを回動してロツクを解除した後、左右
の戸当り竪框2c,2cを押圧するようにして左
右の障子2L,2Rを室外側に押し開けば、従来
の縦辷り出し窓と同様に、アーム10,10の基
端部を固定枢支点として該アームの先端部を室外
側に旋回し、同時にローラー5と戸車6を上下の
ガイドレール4a,4bに沿つて中央に移動しな
がら障子2L,2Rを開放してゆき、アーム1
0,10の先端部とローラー5及び戸車6を結ぶ
線がガイドレール4a,4bに対して直角に向合
した位置で窓の開放面積が最大になり、その後、
次第に障子2L,2Rの内外面が反転してゆき、
最後にローラー5と戸車6が各々ヒンジ板7a,
7bの端部に当接した時点では、障子2L,2R
が約180゜近く回転するようになつている。
内部に装着した左右一対の障子で、窓枠1の上下
枠1a,1b内面には上下のガイドレール4a,
4bが設けられ、障子2L,2Rの一側端の摺動
側端部の上下には、前記のガイドレール4a,4
bに沿つて走行するローラー5と戸車6がそれぞ
れ水平方向に回転し得るように取付けてある。ま
た7a,7bは上下のガイドレール4a,4b中
央部に対向して設置された上下一対のヒンジ板
で、このヒンジ板7a,7bの対向面には左右一
対の枢軸8,8を突設すると共に、左右の枢軸
8,8間にU字状の切欠溝9aを有する錠杆係止
部9が突設してある。10,10は前記のローラ
ー5及び戸車6と協動して障子2L,2Rの開閉
動作を行なうアームで、このアーム10,10の
基端部はヒンジ板7a,7bの各枢軸8,8に、
先端部は障子2L,2Rの上下框2a,2b中間
部に各々回動自在に枢着して連結されており、障
子2L,2Rの開閉動作は、後記する各旋錠装置
のハンドルを回動してロツクを解除した後、左右
の戸当り竪框2c,2cを押圧するようにして左
右の障子2L,2Rを室外側に押し開けば、従来
の縦辷り出し窓と同様に、アーム10,10の基
端部を固定枢支点として該アームの先端部を室外
側に旋回し、同時にローラー5と戸車6を上下の
ガイドレール4a,4bに沿つて中央に移動しな
がら障子2L,2Rを開放してゆき、アーム1
0,10の先端部とローラー5及び戸車6を結ぶ
線がガイドレール4a,4bに対して直角に向合
した位置で窓の開放面積が最大になり、その後、
次第に障子2L,2Rの内外面が反転してゆき、
最後にローラー5と戸車6が各々ヒンジ板7a,
7bの端部に当接した時点では、障子2L,2R
が約180゜近く回転するようになつている。
次に、図面中の符号11は本考案の主体になる
グレモン錠で、このグレモン錠11は、本実施例
の場合、左右障子2L,2Rのうち、何れか一
方、図面では室内側から見て右側を固定側の障子
2Rとし、他方を可動側の障子2Lとして、固定
側障子2Rの戸当り竪框2c中間部にグレモン錠
11のハンドル12とブラケツト13を正面に露
出させて装着してある。
グレモン錠で、このグレモン錠11は、本実施例
の場合、左右障子2L,2Rのうち、何れか一
方、図面では室内側から見て右側を固定側の障子
2Rとし、他方を可動側の障子2Lとして、固定
側障子2Rの戸当り竪框2c中間部にグレモン錠
11のハンドル12とブラケツト13を正面に露
出させて装着してある。
第5図乃至第7図は前記グレモン錠11の操作
部の構造を示したもので、ハンドル12の基部に
固着した操作軸14は、竪框2cの正面に取付け
たブラケツト13で回転可能に支持され、ブラケ
ツト13の内部には、前記操作軸14の端部に固
着した第1回動板15とこれに連動するL字形断
面の摺動板16とが収設してある。そして摺動板
16の横壁16aには、操作軸14の端部に係合
する長孔17と、第1回動板15の板面の端部に
植立したピン18に係合する切欠部18aが設け
られ、この横壁16aの一側端から直角に折曲す
る縦壁16bの端部中央には、前記の操作部を竪
框2cに取付けたときに、竪框2cの内部に設け
た第2回動板22の入力ピン23に係合する切欠
溝19が設けてある。
部の構造を示したもので、ハンドル12の基部に
固着した操作軸14は、竪框2cの正面に取付け
たブラケツト13で回転可能に支持され、ブラケ
ツト13の内部には、前記操作軸14の端部に固
着した第1回動板15とこれに連動するL字形断
面の摺動板16とが収設してある。そして摺動板
16の横壁16aには、操作軸14の端部に係合
する長孔17と、第1回動板15の板面の端部に
植立したピン18に係合する切欠部18aが設け
られ、この横壁16aの一側端から直角に折曲す
る縦壁16bの端部中央には、前記の操作部を竪
框2cに取付けたときに、竪框2cの内部に設け
た第2回動板22の入力ピン23に係合する切欠
溝19が設けてある。
第8図乃至第13図は前記の操作部に連動して
旋錠用の錠杆3,3を上下に作動させる部分の構
造を示したもので、竪框2cの内部にはハウジン
グ20に横架した支軸21に第2回動板22が回
転可能に軸支され、第2回動板22の一方の板面
には入力ピン23を植立し、この入力ピン23に
前記摺動板16の縦壁16bに設けた切欠溝19
を係合させてあり、また第2回動板22の他方の
板面には、前記入力ピン23の回転半径r(支軸
21からの離心距離)よりも大きな回転半径R,
Rを持つ位置に上下一対の出力ピン24,24が
突設してある。また図面中符号25,25は前記
第2回動板22の出力ピン24,24に枢着した
上下の連結板で、この連結板25,25と上下の
錠杆3,3との間には、それぞれ竪框2c内部に
各2本の連杆26,27が介在し、末端部の連杆
27,27が錠杆3,3にピン28,28で連結
してある。
旋錠用の錠杆3,3を上下に作動させる部分の構
造を示したもので、竪框2cの内部にはハウジン
グ20に横架した支軸21に第2回動板22が回
転可能に軸支され、第2回動板22の一方の板面
には入力ピン23を植立し、この入力ピン23に
前記摺動板16の縦壁16bに設けた切欠溝19
を係合させてあり、また第2回動板22の他方の
板面には、前記入力ピン23の回転半径r(支軸
21からの離心距離)よりも大きな回転半径R,
Rを持つ位置に上下一対の出力ピン24,24が
突設してある。また図面中符号25,25は前記
第2回動板22の出力ピン24,24に枢着した
上下の連結板で、この連結板25,25と上下の
錠杆3,3との間には、それぞれ竪框2c内部に
各2本の連杆26,27が介在し、末端部の連杆
27,27が錠杆3,3にピン28,28で連結
してある。
本実施例のグレモン錠11は上記構造になつて
いるので、竪框2c正面のハンドル12を水平方
向から右回りに回動すると、先ず操作軸14と共
に第1回動板15が正面から見て右回りに回転し
て端部のピン18で摺動板16を下方から上方に
移動し、摺動板16の切欠溝19に係合する入力
ピン23により第2回動板22を第8図の如く図
面上で左回りに回転させ、更に前記第2回転板2
2の反対側の面に突設した出力ピン24,24に
より、その運動量を拡大しながら上下の連結板2
5,25に伝達し、回転運動を上下運動(正確に
は左右の揺動成分が複合する)に変換して連結板
25,25を第8図の位置から第9図の位置に移
動する。そして前記の運動を各2本の連杆26,
27を介して上下方向の直線運動に修正しながら
竪框2c外部の錠杆3,3に伝え、上下の錠杆
3,3を大きなストロークで押進し、錠杆3,3
先端部の係合子3a,3aをそれぞれ上下ヒンジ
板7a,7bの錠杆係止部9,9に設けた切欠溝
9aに鎖線図示の如く係合させ、固定側障子2R
の戸当り竪框2cが外側に開かないように固定す
る。また障子2Rのロツクを解除する場合には、
ハンドル12を垂直位置から水平位置に向かつて
左回りに回動すれば、前記の場合とは全く逆方向
に第1回動板15を回転して錠杆3,3を元の状
態に復帰させることができる。
いるので、竪框2c正面のハンドル12を水平方
向から右回りに回動すると、先ず操作軸14と共
に第1回動板15が正面から見て右回りに回転し
て端部のピン18で摺動板16を下方から上方に
移動し、摺動板16の切欠溝19に係合する入力
ピン23により第2回動板22を第8図の如く図
面上で左回りに回転させ、更に前記第2回転板2
2の反対側の面に突設した出力ピン24,24に
より、その運動量を拡大しながら上下の連結板2
5,25に伝達し、回転運動を上下運動(正確に
は左右の揺動成分が複合する)に変換して連結板
25,25を第8図の位置から第9図の位置に移
動する。そして前記の運動を各2本の連杆26,
27を介して上下方向の直線運動に修正しながら
竪框2c外部の錠杆3,3に伝え、上下の錠杆
3,3を大きなストロークで押進し、錠杆3,3
先端部の係合子3a,3aをそれぞれ上下ヒンジ
板7a,7bの錠杆係止部9,9に設けた切欠溝
9aに鎖線図示の如く係合させ、固定側障子2R
の戸当り竪框2cが外側に開かないように固定す
る。また障子2Rのロツクを解除する場合には、
ハンドル12を垂直位置から水平位置に向かつて
左回りに回動すれば、前記の場合とは全く逆方向
に第1回動板15を回転して錠杆3,3を元の状
態に復帰させることができる。
なお、図面中符号30は可動側障子2Lの戸当
り竪框2cに設けたグレモン錠、31,32は左
右障子2L,2Rの摺動側端部の竪框2d,2d
に設けたグレモン錠であつて、このうち前者のグ
レモン錠30は、障子2L,2Rをロツクする際
にハンドル30aを回動すれば、可動側障子2L
の戸当り竪框2c外面に設けた係合子30bが上
下に昇降し、固定側障子2Rの戸当り竪框2c外
面に突設された係止部30cに係合して可動側の
障子2Lを固定する。また後者のグレモン錠3
1,32は、ハンドル31a,32aを回動した
場合、摺動側端部の竪框2d,2d外面に設けた
係合子31b,32bが上下に昇降して窓枠1の
竪框1c,1c内面に設けた突子31c,32c
に係合すると共に、図面には示してないが竪框2
d,2dの上下端に設けた係止杆を連動して、該
係止杆の先端部を上下枠1a,1b内面の係止孔
に突入する固定動作を行なうようになつている。
り竪框2cに設けたグレモン錠、31,32は左
右障子2L,2Rの摺動側端部の竪框2d,2d
に設けたグレモン錠であつて、このうち前者のグ
レモン錠30は、障子2L,2Rをロツクする際
にハンドル30aを回動すれば、可動側障子2L
の戸当り竪框2c外面に設けた係合子30bが上
下に昇降し、固定側障子2Rの戸当り竪框2c外
面に突設された係止部30cに係合して可動側の
障子2Lを固定する。また後者のグレモン錠3
1,32は、ハンドル31a,32aを回動した
場合、摺動側端部の竪框2d,2d外面に設けた
係合子31b,32bが上下に昇降して窓枠1の
竪框1c,1c内面に設けた突子31c,32c
に係合すると共に、図面には示してないが竪框2
d,2dの上下端に設けた係止杆を連動して、該
係止杆の先端部を上下枠1a,1b内面の係止孔
に突入する固定動作を行なうようになつている。
また図面中符号33は左右障子2L,2Rの内
部空間に装着した採光調節用ブラインド、34,
34は左右障子2L,2Rの戸当り竪框2c,2
c下端部にブラケツト34a,34aを介して軸
支した障子垂れ下がり防止用のローラーで、この
ローラー34a,34aは、障子2L,2Rの閉
鎖駆動時に下部ヒンジ板7b前端の斜面35で上
方に押し上げられ、障子2L,2Rの垂れ下がり
を閉鎖直前に修正し得るようになつている。
部空間に装着した採光調節用ブラインド、34,
34は左右障子2L,2Rの戸当り竪框2c,2
c下端部にブラケツト34a,34aを介して軸
支した障子垂れ下がり防止用のローラーで、この
ローラー34a,34aは、障子2L,2Rの閉
鎖駆動時に下部ヒンジ板7b前端の斜面35で上
方に押し上げられ、障子2L,2Rの垂れ下がり
を閉鎖直前に修正し得るようになつている。
考案の効果
以上のように、本考案のグレモン錠は、操作ハ
ンドルの回転を二つの回動部材とこれに連動する
往復動部材との組合わせによつて、操作部の回転
運動を一旦直線往復運動に変換し、更にこれを運
動量の大きな回転運動に拡大した後、再び直線往
復運動に変換して上下の錠杆を昇降させる仕組に
なつており、従つて、回動範囲の小さなハンドル
操作でストロークの大きな錠杆の昇降運動が得ら
れ、他の旋錠装置に干渉することなくストローク
の異なつた錠開閉が可能になり、然かもグレモン
錠の大きさを著しく小型化し、且つ、コンパクト
な構造にできる優れた機能を有するので、両開き
型式の縦辷り出し窓をはじめ、構造の複雑な各種
の多機能サツシに最適の使用効果を発揮し得るも
のである。
ンドルの回転を二つの回動部材とこれに連動する
往復動部材との組合わせによつて、操作部の回転
運動を一旦直線往復運動に変換し、更にこれを運
動量の大きな回転運動に拡大した後、再び直線往
復運動に変換して上下の錠杆を昇降させる仕組に
なつており、従つて、回動範囲の小さなハンドル
操作でストロークの大きな錠杆の昇降運動が得ら
れ、他の旋錠装置に干渉することなくストローク
の異なつた錠開閉が可能になり、然かもグレモン
錠の大きさを著しく小型化し、且つ、コンパクト
な構造にできる優れた機能を有するので、両開き
型式の縦辷り出し窓をはじめ、構造の複雑な各種
の多機能サツシに最適の使用効果を発揮し得るも
のである。
第1図は本考案のグレモン錠を装着した縦辷り
出し窓の一例を示す正面図、第2図は第1図A−
A線矢視の拡大断面図、第3図は同じく第1図B
−B線矢視の拡大断面図、第4図はグレモン錠の
取付状態を示す平面図、第5図はグレモン錠の操
作部を示す側面図、第6図及び第7図は操作部の
内部構造及び動作状態を示す背面図、第8図及び
第9図は摺動板と第2回動板との関係及び第2回
動板と連結板の動作状態を示す側面図、第10図
は第2回動板に設けた入力ピンと出力ピンの関係
を示す側面図、第11図は錠杆とヒンジ板との関
係を示す斜視図、第12図は錠杆の動作状態を示
す正面図、第13図は同じく側面図である。 1……窓枠、1a……上枠、1b……下枠、1
c……竪枠、2L……左障子、2R……右障子、
2a……上框、2b……下框、2c……戸当り竪
框、2d……摺動側端部の竪框、3……錠杆、3
a……係合子、4a,4b……ガイドレール、5
……ローラー、6……戸車、7a,7b……ヒン
ジ板、8……枢軸、9……錠杆係止部、9a……
切欠溝、10……アーム、11……グレモン錠、
12……ハンドル、13……ブラケツト、14…
…操作軸、15……第1回動板、16……摺動
板、16a……横壁、16b……縦壁、17……
長孔、18……ピン、18a……切欠部、19…
…切欠溝、20……ハウジング、21……支軸、
22……第2回動板、23……入力ピン、24…
…出力ピン、25……連結板、26……連杆、2
7……連杆、28……ピン、30……グレモン
錠、30a……ハンドル、30b……係合子、3
0c……係止部、31,32……グレモン錠、3
1a,32a……ハンドル、31b,32b……
係合子、31c,32c……突子、33……ブラ
インド、34……障子垂れ下がり防止用ローラ
ー、34a……ブラケツト、35……斜面。
出し窓の一例を示す正面図、第2図は第1図A−
A線矢視の拡大断面図、第3図は同じく第1図B
−B線矢視の拡大断面図、第4図はグレモン錠の
取付状態を示す平面図、第5図はグレモン錠の操
作部を示す側面図、第6図及び第7図は操作部の
内部構造及び動作状態を示す背面図、第8図及び
第9図は摺動板と第2回動板との関係及び第2回
動板と連結板の動作状態を示す側面図、第10図
は第2回動板に設けた入力ピンと出力ピンの関係
を示す側面図、第11図は錠杆とヒンジ板との関
係を示す斜視図、第12図は錠杆の動作状態を示
す正面図、第13図は同じく側面図である。 1……窓枠、1a……上枠、1b……下枠、1
c……竪枠、2L……左障子、2R……右障子、
2a……上框、2b……下框、2c……戸当り竪
框、2d……摺動側端部の竪框、3……錠杆、3
a……係合子、4a,4b……ガイドレール、5
……ローラー、6……戸車、7a,7b……ヒン
ジ板、8……枢軸、9……錠杆係止部、9a……
切欠溝、10……アーム、11……グレモン錠、
12……ハンドル、13……ブラケツト、14…
…操作軸、15……第1回動板、16……摺動
板、16a……横壁、16b……縦壁、17……
長孔、18……ピン、18a……切欠部、19…
…切欠溝、20……ハウジング、21……支軸、
22……第2回動板、23……入力ピン、24…
…出力ピン、25……連結板、26……連杆、2
7……連杆、28……ピン、30……グレモン
錠、30a……ハンドル、30b……係合子、3
0c……係止部、31,32……グレモン錠、3
1a,32a……ハンドル、31b,32b……
係合子、31c,32c……突子、33……ブラ
インド、34……障子垂れ下がり防止用ローラ
ー、34a……ブラケツト、35……斜面。
Claims (1)
- ハンドル12を設けた操作軸14を回転可能に
支持するブラケツト13の内部に、前記の操作軸
14に固着した第1回動板15に連動して直線往
復動を行なう摺動板16を設け、この摺動板16
の縦壁に設けた切欠溝19を竪框2c内部に軸支
された第2回動板22の片方の面に植立した入力
ピン23に係合させると共に、第2回動板22の
他方の面に前記入力ピン23の回転半径rよりも
大きな回転半径Rを持つ位置に一対の出力ピン2
4,24を突設し、前記の出力ピン24,24に
連結板25,25及び連杆26,27を介して直
線往復動を行なう錠杆3,3を連結してあること
を特徴とする縦辷り出し窓等のグレモン錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7375784U JPS60184961U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 縦辷り出し窓等のグレモン錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7375784U JPS60184961U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 縦辷り出し窓等のグレモン錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60184961U JPS60184961U (ja) | 1985-12-07 |
JPH0243180Y2 true JPH0243180Y2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=30613415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7375784U Granted JPS60184961U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 縦辷り出し窓等のグレモン錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60184961U (ja) |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP7375784U patent/JPS60184961U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60184961U (ja) | 1985-12-07 |
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