JP3649857B2 - ドア付き間仕切り - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドア装置を備えた間仕切りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、間仕切りにおいては、各可動パネルを互いに閉じた状態のままで所定の可動パネルを必要に応じて通り抜けできれば大変便利である。そのため、互いに開閉可能な各可動パネルのうち所定の可動パネルにドア装置を設けた間仕切りが提案されている。例えば実開昭60ー130992号公報に示す従来のドア付き間仕切りにおいては、開口に対しドアが回動可能に支持されて開閉できるようになっている。また、前記各可動パネルには、接天部材を有する接天装置と、接床部材を有する接床装置が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記ドア装置は手動により駆動する構造になっているため、ドアを開閉する場合、ドア装置の操作が面倒であるばかりではなく、荷物を床面に置いてドア装置を操作しなければならない場合もあり、実用上不便であった。また、前記接天装置及び接床装置も手動により駆動する構造になっているため、可動パネルを開閉する場合、接天装置及び接床装置の操作が面倒であるばかりではなく、荷物を床面に置いて接天装置及び接床装置を操作しなければならない場合もあり、実用上不便であった。
【0004】
この発明は、間仕切りにおいて、ドア装置並びに接天装置及び接床装置を自動化してそれらの操作を容易にすることを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
後記実施形態の図面(図1〜5に示す第一実施形態、図6〜10に示す第二実施形態、図11〜14に示す第三実施形態)の符号を援用して、本発明を説明する。
【0006】
請求項1及び2の発明にかかるドア付き間仕切りは、下記の構成を有している。
互いに隣接する空間を開閉するように移動し得る可動パネル(3,4,52)を備えている。この可動パネル(3,4,52)に設けた開口(6,7,54)に対しドア(8,9,55)をドア駆動手段(A,B,C)により開閉可能に支持している。前記ドア駆動手段(A,B,C)は、ドアセンサ(51)からの電気的信号により駆動する駆動部(19,22,65)と、この駆動部(19,22,65)の駆動によりドア(8,9,55)を開閉させる連動部(20,23,64)とを有している。
請求項1の発明は、前記ドア(8,9)は、床面(F)に沿って回動可能に支持されたヒンジドア(10,12)と、該ヒンジドア(10,12)内で床面(F)に沿って移動可能に支持されたスライドドア(11,13)とを有していることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記ドア(55)は、前記可動パネル(52)の移動方向と直交する方向に沿って移動可能な昇降ドア(55)であることを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明に下記の構成を追加している。
前記開口(6,7,54)及びドア(8,9,55)を設けた可動パネル(3,4,52)は、レール(1)に対し接離するように移動可能に支持した接天部材(14)と、床面(F)に対し接離するように移動可能に支持した接床部材(15)とを備えている。前記ドア(8,9,55)は床面(F)に対し接離するように移動可能に支持した接床部材(16)を備えている。
【0008】
請求項4の発明は、請求項3の発明に下記の構成を追加している。
前記可動パネル(3,4,52)の接天部材(14)及び接床部材(15)を接離させる駆動手段(D)と、前記ドア(8,9,55)の接床部材(16)を接離させる駆動手段(E)とを備えている。前記可動パネル(3,4,52)の接天部材駆動手段(D)は、可動パネル(3,4,52)に設置されて電気的信号により駆動する駆動部(26)と、この駆動部(26)の駆動により接天部材(14)を接離させる連動部(27)とを有している。前記可動パネル(3,4,52)の接床部材駆動手段(D)は、可動パネル(3,4,52)に設置されて電気的信号により駆動する駆動部(26)と、この駆動部(26)の駆動により接床部材(15)を接離させる連動部(28)とを有している。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4の発明に下記の構成を追加している。
前記ドア(8,9,55)の接床部材駆動手段(E)は、ドア(8,9,55)を開いたとき接床部材(16)を床面(F)から離間させる駆動機構(39)と、ドア(8,9,55)を閉じたとき接床部材(16)を床面(F)に接触させる駆動機構(39)とを備えている。
【0010】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のうちいずれか項の発明に下記の構成を追加している。
電気的信号により駆動する各駆動部(19,22,26,65)は、可動パネル(3,4,52)をレール(1)に対し吊下した状態で移動可能に支持するランナー(2)からの給電により、駆動する。
【0011】
請求項7の発明は、請求項から請求項6のうちいずれか項の発明に下記の構成を追加している。
ドア(55)を閉じたとき可動パネル(52)の開口(54)とドア(55)との間に位置するドアシール部材(63,16)を設けている。
【0012】
【発明の実施形態】
〔第一実施形態〕
まず、本発明の第一実施形態に係る間仕切りを図1〜5を参照して説明する。
【0013】
<図1及び図2に概略的に示すドア付き間仕切りの概要>
この間仕切りにおいては、レール1が床面Fの上方で延設され、このレール1を走行し得る各ランナー2に各可動パネル3,4,5が吊下された状態で支持されてレール1と床面Fとの間で互いに並設されている。この各可動パネル3,4,5は、互いに隣接する空間を開閉するようにレール1に沿って移動し得る。
【0014】
各可動パネル3,4,5のうち互いに隣接する所定の両可動パネル3,4においては、それぞれ、片側開口6,7に対し片側ドア8,9を開閉可能に支持したドア装置Pが設けられている。一方の可動パネル3側で、片側ドア8は、床面Fに沿って回動可能に支持されたヒンジドア10と、このヒンジドア10内で床面Fに沿って移動可能に支持されたスライドドア11とを有している。他方の可動パネル4側で、片側ドア9は、床面Fに沿って回動可能に支持されたヒンジドア12と、このヒンジドア12内で床面Fに沿って移動可能に支持されたスライドドア13とを有している。一方の可動パネル3側で、片側開口6は、片側ドア8においてスライドドア11により開閉される片側第一開口6aと、ヒンジドア10により開閉される片側第二開口6bとを有している。他方の可動パネル4側で、片側開口7は、片側ドア9においてスライドドア13により開閉される片側第一開口7aと、ヒンジドア12により開閉される片側第二開口7bとを有している。一方の片側第二開口6bに隣接する一方の片側第一開口6aと、他方の片側第二開口7bに隣接する他方の片側第一開口7aとが互いに隣接した位置に配設されているとともに、一方の片側第二開口6bと他方の片側第二開口7bとがこれらの片側第一開口6a,7aを挟んだ位置に配設されている。
【0015】
前記可動パネル3,4及びそのドア8,9においては、前記ヒンジドア10,12を開閉させるヒンジドア駆動手段A(後で詳述)と、前記スライドドア11,13を開閉させるスライドドア駆動手段A(後で詳述)とを備えている。
【0016】
前記可動パネル3,4においては、接天部材14をレール1に対し接離させる接天部材駆動手段D(後で詳述)と、接床部材15を床面Fに対し接離させる接床部材駆動手段D(後で詳述)とを備えている。また、前記ドア8,9においては、接床部材16を床面Fに対し接離させる接床部材駆動手段E(後で詳述)を備えている。
【0017】
そのほか、可動パネル駆動手段G(後で詳述)を備えている。
前記可動パネル3,4においては、このヒンジドア駆動手段Aやスライドドア駆動手段Aや接天部材駆動手段Dや接床部材駆動手段Dや可動パネル駆動手段Gに対する電気的制御手段H(後で詳述)を備えている。
【0018】
<前記ヒンジドア駆動手段A及び前記スライドドア駆動手段A>
前記ヒンジドア10,12は、前記片側第二開口6b,7bで、各ヒンジ17により回動可能に支持されている。このヒンジドア10,12内にガイド18が延設されている。前記スライドドア11,13は、このガイド18に吊下された状態で支持され、ヒンジドア10,12に対し出没するように移動可能になっている。
【0019】
このヒンジドア駆動手段Aは、可動パネル3,4に設置された電動モータ19(電気的信号により駆動する駆動部)と、この電動モータ19の駆動によりヒンジドア10,12を回動させる連動部20とを有している。この連動部20においては、ヒンジドア10,12とともに回動するヒンジ17の回動中心軸17aに対し電動モータ19の回転がベルト21により伝達される。
【0020】
このスライドドア駆動手段Aは、ヒンジドア10,12に設置された電動モータ22(電気的信号により駆動する駆動部)と、この電動モータ22の駆動によりスライドドア11,13を移動させる連動部23とを有している。この連動部23においては、スライドドア11,13に雌ねじ体24が取着され、電動モータ22により回転する雄ねじ棒25がこの雌ねじ体24に螺合されている。
【0021】
<前記接天部材駆動手段D及び前記接床部材駆動手段D>
この接天部材駆動手段Dにおいては、可動パネル3,4に設置された電動モータ26(電気的信号により駆動する駆動部)と、この電動モータ26の駆動により接天部材14を接離させる連動部27とを有している。この連動部27においては、電動モータ26により回転する雌ねじ体29に雄ねじ棒30が螺合され、固定中心軸31を中心に回動するレバー32にこの雄ねじ棒30が連結されているとともに、このレバー32に接天部材14が連結されている。この接天部材14は、可動パネル3,4に取着されたブラケット33に対し上下動可能に支持され、圧縮コイルばね34により下方へ付勢されている。電動モータ26が回転すると、雌ねじ体29に対し雄ねじ棒30が上下動し、レバー32が回動して接天部材14が上下動する。
【0022】
この接床部材駆動手段Dにおいては、前記電動モータ26と、この電動モータ26の駆動により接床部材15を接離させる連動部28とを有している。この連動部28においては、電動モータ26により回転する雌ねじ体35に雄ねじ棒36が螺合され、固定中心軸37を中心に回動するレバー38にこの雄ねじ棒36が連結されているとともに、このレバー38に接床部材15が連結されている。電動モータ26が回転すると、雌ねじ体35に対し雄ねじ棒36が上下動し、レバー38が回動して接床部材15が上下動する。
【0023】
<前記接床部材駆動手段E>
この接床部材駆動手段Eは、スライドドア11,13をヒンジドア10,12内へ没入させるように移動させて開いたとき接床部材16を床面Fから離間させるとともに、スライドドア11,13をヒンジドア10,12内から突出させるように移動させて閉じたとき接床部材16を床面Fに接触させる駆動機構39をスライドドア11,13に備えている。この駆動機構39においては、固定中心軸40を中心に回動するレバー41にロッド42が連結されているとともに、このレバー41に接床部材16が連結されている。この接床部材16は、可動パネル3,4に取着されたブラケット43に対し上下動可能に支持され、圧縮コイルばね44により上方へ付勢されている。さらに、この駆動機構39においては、両スライドドア11,13の相対向面側でレバー45が固定中心軸46により回動可能に支持され、ロッド42に支持された圧縮コイルばね47がこのレバー45に圧接されている。
【0024】
<前記可動パネル駆動手段G>
前記レール1内にトロリーレール48が延設され、前記各ランナー2に取り付けられた集電子49がこのトロリーレール48に接触している。各ランナー2は、この集電子49からの給電により電動モータ(図示せず)が駆動して、自走する。
【0025】
<前記電気的制御手段H>
前記可動パネル3,4内にコントローラ50が設置されている。このコントローラ50は、前記ヒンジドア駆動手段Aの電動モータ19及びスライドドア駆動手段Aの電動モータ22や、前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dの電動モータ26や、前記各ランナー2の電動モータ(図示せず)等に接続されて、これらを駆動制御する。このコントローラ50は前記可動パネル駆動手段Gの集電子49から給電している。図1に示すように、可動パネル3の両面にはタッチセンサ51(ドアセンサ)が取り付けられ、コントローラ50に接続されている。図示しないが、このタッチセンサ51は閉モード部と第一開モード部と第二開モード部と第三開モード部を有している。
【0026】
<各可動パネル3,4,5を閉じたまま両ドア8,9を開く場合の一例>
* 図1(a)及び図2に示す両可動パネル3,4の状態
前記各タッチセンサ51のうちいずれかのものが第三開モード部に設定されていると、下記の状態になる。
【0027】
一方の片側開口6において、一方の片側ドア8のスライドドア11が片側第一開口6aを閉じているとともに、一方の片側ドア8のヒンジドア10が片側第二開口6bを閉じている。また、他方の片側開口7において、他方の片側ドア9のスライドドア13が片側第一開口7aを閉じているとともに、他方の片側ドア9のヒンジドア12が片側第二開口7bを閉じている。
【0028】
前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dにおいては、接天部材14が上動してレール1に接触しているとともに、接床部材15が下動して床面Fに接触している。
【0029】
前記接床部材駆動手段Eにおいては、両スライドドア11,13が互いに閉じられているため、それらのレバー45が当接して圧縮コイルばね47の弾性力に抗して回動し、ロッド42及びレバー41により接床部材16が下動して床面Fに接触している。
【0030】
* 図1(b)及び図3に示す両可動パネル3,4の状態
図1(a)及び図2に示す状態で、前記各タッチセンサ51のうちいずれかのものに触れてこれを第三開モード部に設定すると、コントローラ50は、このタッチセンサ51からの電気的信号に基づき、前記スライドドア駆動手段Aの電動モータ22を駆動する。そのため、雌ねじ体24が雄ねじ棒25に沿って移動し、まず一方の片側ドア8のスライドドア11及び他方の片側ドア9のスライドドア13が両片側ドア8,9のヒンジドア10,12内に没入して片側第一開口6a及び片側第一開口7aのみが開く。その後、コントローラ50はこの電動モータ22を停止させる。この場合、前記接床部材駆動手段Eにおいては、両スライドドア11,13が互いに開くため、それらのレバー45が離れて圧縮コイルばね47の弾性力により回動し、ロッド42及びレバー41により接床部材16が上動して間隙Sだけ床面Fから離れる。
【0031】
* 図1(c)に示す両可動パネル3,4の状態
図1(b)及び図3に示す状態で、コントローラ50は、一方のヒンジドア駆動手段Aの電動モータ19を駆動する。そのため、一方の片側ドア8においてスライドドア11を収納したヒンジドア10が回動して片側第二開口6bが開く。その後、コントローラ50はこの電動モータ19を停止させる。
【0032】
次に、コントローラ50は、他方のヒンジドア駆動手段Aの電動モータ19を駆動する。そのため、他方の片側ドア9においてスライドドア13を収納したヒンジドア12が回動して片側第二開口7bも開く。その後、コントローラ50はこの電動モータ19を停止させる。
【0033】
* 詳述しないが、図1(c)に示す状態から両ドア8,9を閉じる場合には、逆に、図1(b)及び図3の状態を経て図1(a)及び図2の状態に戻る。
* 詳述しないが、図1(a)及び図2に示す状態で、前記各タッチセンサ51のうちいずれかのものに触れてこれを第一開モード部に設定すると、前述したように、図1(b)及び図3に示す両可動パネル3,4の状態(片側第一開口6a及び片側第一開口7aのみが開いた状態)になる。
【0034】
また、図1(a)及び図2に示す状態で、前記各タッチセンサ51のうちいずれかのものに触れてこれを第二開モード部に設定すると、前述したように、片側第一開口6a及び片側第一開口7aに加えて、片側第二開口6bも開いた状態になる。
【0035】
<両ドア8,9を閉じたまま各可動パネル3,4,5を開く場合>
* 図4に示す両可動パネル3,4の状態
図1(a)及び図2に示す状態で、図示しない操作スイッチからの電気的信号に基づき、コントローラ50は、前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dの電動モータ26を駆動する。そのため、雄ねじ棒30,36が雌ねじ体29,35を移動し、レバー32により接天部材14が下動してレール1から間隙Sだけ離れるとともに、レバー38により接床部材15が上動して床面Fから間隙Sだけ離れる。その後、コントローラ50はこの電動モータ26を停止させる。
【0036】
* 図5に示す両可動パネル3,4の状態
図4に示す状態で、コントローラ50は、各可動パネル3,4,5において前記可動パネル駆動手段Gの各ランナー2の電動モータ(図示せず)を駆動する。そのため、両可動パネル3,4が互いに開く。この場合、前記接床部材駆動手段Eにおいては、両スライドドア11,13のレバー45が互いに離れて圧縮コイルばね47の弾性力により回動し、ロッド42及びレバー41により接床部材16が上動して間隙Sだけ床面Fから離れる。その後、コントローラ50は各ランナー2の電動モータを停止させる。
【0037】
* 詳述しないが、図5に示す状態から各可動パネル3,4,5を閉じる場合には、逆に、図4の状態を経て図2の状態に戻る。
<第一実施形態の特徴>
第一実施形態は下記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。
【0038】
* 荷物を持ったまま単にタッチセンサ51に触れるだけで、このタッチセンサ51からの電気的信号により、ドア8,9を自動的に開閉させることができる。従って、ドア装置Pの操作を容易に行うことができ、実用上便利である。
【0039】
* 接天部材14及び接床部材15,16により、間仕切りの防音機能を高めることができる。
* 可動パネル3,4の接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dを自動的に駆動させることができる。従って、その操作を容易に行うことができ、実用上便利である。また、接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dにより、接天部材14及び接床部材15の接離を円滑に行うことができる。
【0040】
* ドア8,9の接床部材駆動手段Eにより、接床部材16の接離を円滑に行うことができる。
* ランナー2を利用して、各電動モータ19,22,26への給電を容易に行うことができる。
【0041】
〔第二実施形態〕
次に、本発明の第二実施形態にかかる間仕切りを図6〜10を参照して説明する。
【0042】
<図6及び図8に概略的に示すドア付き間仕切りの概要>
この間仕切りにおいては、レール1が床面Fの上方で延設され、このレール1を走行し得る各ランナー2に各可動パネル52,53が吊下された状態で支持されてレール1と床面Fとの間で並設されている。この各可動パネル52,53は、互いに隣接する空間を開閉するようにレール1に沿って移動し得る。
【0043】
各可動パネル52,53のうち所定の可動パネル52においては、開口54に対し昇降ドア55を開閉可能に支持したドア装置Pが設けられている。この可動パネル52はドア駆動手段B(後で詳述)を備えている。
【0044】
前記可動パネル52においては、接天部材14をレール1に対し接離させる接天部材駆動手段D(後で詳述)と、接床部材15を床面Fに対し接離させる接床部材駆動手段D(後で詳述)とを備えている。また、前記昇降ドア55においては、図7に示すように、接床部材16(ドアシール部材)を床面Fに対し接離させる接床部材駆動手段E(後で詳述)を備えている。
【0045】
そのほか、可動パネル駆動手段G(後で詳述)を備えている。
<前記ドア駆動手段B>
図7,9に示すように、前記昇降ドア55は、中央に位置する支持枠56と、この支持枠56の両側に位置する両ドア板57と、この支持枠56に対し両ドア板57を接近離間させる接離機構58とを備えている。
【0046】
この接離機構58においては、支持枠56に雄ねじ棒59が回動可能に支持されているとともに、この雄ねじ棒59に両雌ねじ体60が螺合され、この両雌ねじ体60に対し回動可能に連結された各リンク61が前記両ドア板57の内側に対し回動可能に連結されている。さらに、支持枠56に電動モータ62(電気的信号により駆動する駆動部)が取り付けられ、この電動モータ62により雄ねじ棒59が回動する。そして、この雄ねじ棒59の回動に伴い、両雌ねじ体60が互いに接近離間すると、各リンク61を介して両ドア板57が支持枠56に対し接近離間する。
【0047】
前記両ドア板57の外側において、その上辺部及び両側辺部でドアシール部材63がコ字形状に貼着されている。
前記昇降ドア55の支持枠56は各昇降ワイヤ64(連動部)により吊下されている。この各昇降ワイヤ64は、電動モータ65(電気的信号により駆動する駆動部)により回転するドラム66に対し、巻取りまたは巻戻し可能になっている。そして、各昇降ワイヤ64の巻取りまたは巻戻しに伴い、ドア55は両ガイド67に沿って昇降し、前記開口54を開閉する。
【0048】
<前記接天部材駆動手段D及び前記接床部材駆動手段D>
この接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dは、前記開口54及び昇降ドア55の両側に設置され、そのほかは第一実施形態の場合と同様な構成になっている。
【0049】
<前記接床部材駆動手段E>
この接床部材駆動手段Eにおいては、前記昇降ドア55の両ドア板57の下辺部で、前記接床部材16(ドアシール部材)が挿嵌され、各圧縮コイルばね68により下方へ付勢されて突出している。前記ドアシール部材63はこの接床部材16(ドアシール部材)まで延設され、それらが両ドア板57の周辺部全体に対応する。
【0050】
<前記可動パネル駆動手段G>
この可動パネル駆動手段Gは第一実施形態の場合と同様な構成になっている。
<図示しない電気的制御手段>
第一実施形態の電気的制御手段Hと同様に、前記可動パネル52内にコントローラが設置されている。このコントローラは、前記ドア駆動手段Bの電動モータ65や、前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dの電動モータ26や、前記各ランナー2の電動モータ(図示せず)等に接続されて、これらを駆動制御する。前記可動パネル52にはタッチセンサ51(ドアセンサ)が取り付けられ、コントローラに接続されている。このタッチセンサ51は閉モード部と開モード部とを有している。
【0051】
<各可動パネル52,53を閉じたままドア55を開く場合>
* 図6及び図7(a)に示す可動パネル52の状態
タッチセンサ51が閉モード部に設定されていると、下記の状態になる。
【0052】
昇降ドア55が開口54まで下降し、両ドア板57が支持枠56に対し離間してドアシール部材63が開口54の上辺部54a及び両側辺部54bに圧接され、開口54が閉じられている。
【0053】
前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dにおいては、接天部材14が上動してレール1に接触しているとともに、接床部材15が下動して床面Fに接触している。
【0054】
前記接床部材駆動手段Eにおいては、接床部材16(ドアシール部材)が床面Fに接触し、各圧縮コイルばね68の弾性力に抗して上動している。
* 図7(b)に示す可動パネル52の状態
タッチセンサ51に触れてこれを開モード部に設定すると、下記の状態になる。
【0055】
図7(a)に示す状態で、電動モータ62の回転により両ドア板57が支持枠56に対し接近してドアシール部材63が開口54の上辺部54a及び両側辺部54bから離れる。次に、電動モータ65の回転により昇降ワイヤ64がドラム66に巻き取られて昇降ドア55が開口54で上昇し始める。この場合、前記接床部材駆動手段Eにおいては、接床部材16(ドアシール部材)が圧縮コイルばね68の弾性力により下動する。
【0056】
* 図8及び図9(a)に示す可動パネル52の状態
図7(b)に示す状態で、昇降ドア55がさらに上昇して開口54を開く。
* 図9(b)に示す可動パネル52の状態
図9(a)に示す状態で、電動モータ62の回転により両ドア板57が支持枠56に対し離間してドアシール部材63が可動パネル52の内側に圧接される。
【0057】
* 詳述しないが、図9(b)に示す状態からドア55を閉じる場合に、タッチセンサ51に触れてこれを閉モード部に設定すると、逆に、図8及び図9(a)の状態から図7(b)の状態を経て図6及び図7(a)の状態に戻る。
【0058】
<ドア55を閉じたまま各可動パネル52,53を開く場合>
* 図10に示す可動パネル52の状態
図6に示す状態で、図示しない操作スイッチにより前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dの電動モータ26が駆動する。そのため、雄ねじ棒30,36が雌ねじ体29,35を移動し、レバー32により接天部材14が下動してレール1から間隙Sだけ離れるとともに、レバー38により接床部材15が上動して床面Fから間隙Sだけ離れる。
【0059】
また、ドアシール部材63が開口54の上辺部54a及び両側辺部54bから離れた後、昇降ドア55が開口54で若干上昇し、接床部材16(ドアシール部材)が圧縮コイルばね68の弾性力により下動するとともに床面Fから間隙Sだけ離れる。
【0060】
* 図10に示す状態で、各可動パネル52,53において前記可動パネル駆動手段Gの各ランナー2の電動モータ(図示せず)が駆動する。そのため、各可動パネル52,53が互いに開く。
【0061】
* 詳述しないが、各可動パネル52,53を閉じる場合には、逆に、図10の状態を経て図6の状態に戻る。
<第二実施形態の特徴>
第二実施形態は下記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。
【0062】
* 荷物を持ったまま単にタッチセンサ51に触れるだけで、このタッチセンサ51からの電気的信号により、昇降ドア55を自動的に開閉させることができる。従って、ドア装置Pの操作を容易に行うことができ、実用上便利である。
【0063】
* 接天部材14及び接床部材15,16により、間仕切りの防音機能を高めることができる。
* 可動パネル52の接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dを自動的に駆動させることができる。従って、その操作を容易に行うことができ、実用上便利である。また、接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dにより、接天部材14及び接床部材15の接離を円滑に行うことができる。
【0064】
* 昇降ドア55の接床部材駆動手段Eにより、接床部材16の接離を円滑に行うことができる。
* ランナー2を利用して、各電動モータ65,26への給電を容易に行うことができる。
【0065】
* ドアシール部材63とドアシール部材としての接床部材16とにより、間仕切りの防音機能を高めることができる。
〔第三実施形態〕
次に、本発明の第三実施形態にかかる間仕切りを図11〜14を参照して説明する。
【0066】
<図11及び図13に概略的に示すドア付き間仕切りの概要>
この間仕切りにおいては、レール1が床面Fの上方で延設され、このレール1を走行し得る各ランナー2に各可動パネル69,70,71が吊下された状態で支持されてレール1と床面Fとの間で並設されている。この各可動パネル69,70,71は、互いに隣接する空間を開閉するようにレール1に沿って移動し得る。
【0067】
各可動パネル69,70,71のうち互いに隣接する所定の両可動パネル69,70においては、開口72に対しスライドドア73を開閉可能に支持したドア装置Pが設けられている。この両可動パネル69,70はドア駆動手段C(後で詳述)を備えている。
【0068】
前記両可動パネル69,70においては、接天部材14をレール1に対し接離させる接天部材駆動手段D(後で詳述)と、接床部材15を床面Fに対し接離させる接床部材駆動手段D(後で詳述)とを備えている。また、前記スライドドア73においては、図12に示すように、接床部材16(ドアシール部材)を床面Fに対し接離させる接床部材駆動手段E(後で詳述)を備えている。
【0069】
そのほか、可動パネル駆動手段G(後で詳述)を備えている。
<前記ドア駆動手段C>
図13に示すように、前記両可動パネル69,70の開口72は、両可動パネル69,70を閉じたとき互いに隣接する。この両開口72においては図12に示すようにスライドドア73の両側に面する上辺部72a及び一側辺部72bの内側でドアシール部材74が貼着され、この両ドアシール部材74は両可動パネル69,70を閉じたとき互いに隣接してコ字形状をなす。
【0070】
図11に示すように、前記両スライドドア73は往復ベルト75(連動部)により吊下されている。この両往復ベルト75は電動モータ76(電気的信号により駆動する駆動部)により回転する。そして、両往復ベルト75の回転に伴い、両スライドドア73は、その上側各ローラ77及び下側各ローラ78でガイド79及び床面Fに支えられながら往復移動し、前記両開口72を開閉する。
【0071】
<前記接天部材駆動手段D及び前記接床部材駆動手段D>
この接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dは、第一実施形態の場合と同様な構成になっている。
【0072】
<前記接床部材駆動手段E>
この接床部材駆動手段Eにおいては、前記両スライドドア73の下辺部両側で、前記接床部材16(ドアシール部材)が挿嵌され、各圧縮コイルばね68により下方へ付勢されて突出している。前記ドアシール部材74はこの接床部材16(ドアシール部材)まで延設され、それらが両スライドドア73の周辺部全体に対応する。
【0073】
<前記可動パネル駆動手段G>
この可動パネル駆動手段Gは第一実施形態の場合と同様な構成になっている。
<図示しない電気的制御手段>
第一実施形態の電気的制御手段Hと同様に、前記可動パネル69,70内にコントローラが設置されている。このコントローラは、前記ドア駆動手段Cの電動モータ76や、前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dの電動モータ26や、前記各ランナー2の電動モータ(図示せず)等に接続されて、これらを駆動制御する。前記可動パネル69にはタッチセンサ51(ドアセンサ)が取り付けられ、コントローラに接続されている。このタッチセンサ51は閉モード部と開モード部とを有している。
【0074】
<各可動パネル69,70,71を閉じたまま両ドア73を開く場合>
* 図11及び図12に示す両可動パネル69,70の状態
タッチセンサ51が閉モード部に設定されていると、下記の状態になる。
【0075】
両スライドドア73によりが両開口72が閉じられている。
前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dにおいては、接天部材14が上動してレール1に接触しているとともに、接床部材15が下動して床面Fに接触している。
【0076】
前記接床部材駆動手段Eにおいては、接床部材16(ドアシール部材)が床面Fに接触し、各圧縮コイルばね68の弾性力に抗して上動している。
また、両開口72にあるドアシール部材74は、両スライドドア73に接触している。
【0077】
* 図13に示す両可動パネル69,70の状態
タッチセンサ51に触れてこれを開モード部に設定すると、下記の状態になる。
【0078】
図11,12に示す状態で、両往復ベルト75が両電動モータ76により回転し、両スライドドア73が両開口72を開く。この場合、前記接床部材駆動手段Eにおいては、接床部材16(ドアシール部材)が床面Fに接触したままの状態である。また、両開口72にあるドアシール部材74は、両スライドドア73から離れる。
【0079】
* 詳述しないが、両ドア73を閉じる場合に、タッチセンサ51に触れてこれを閉モード部に設定すると、逆に、図13の状態から図11の状態に戻る。
<両ドア73を閉じたまま各可動パネル69,70,71を開く場合>
* 図14に示す両可動パネル69,70の状態
図11,12に示す状態で、図示しない操作スイッチにより前記接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dの電動モータ26が駆動する。そのため、雄ねじ棒30,36が雌ねじ体29,35を移動し、レバー32により接天部材14が下動してレール1から間隙Sだけ離れるとともに、レバー38により接床部材15が上動して床面Fから間隙Sだけ離れる。この場合、前記接床部材駆動手段Eにおいては、接床部材16(ドアシール部材)が床面Fに接触したままの状態である。
【0080】
各可動パネル69,70,71において前記可動パネル駆動手段Gの各ランナー2の電動モータ(図示せず)が駆動する。そのため、両可動パネル69,70が互いに開く。
【0081】
* 詳述しないが、各可動パネル69,70,71を閉じる場合には、逆に、図14の状態から図11の状態に戻る。
<第三実施形態の特徴>
第三実施形態は下記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。
【0082】
* 荷物を持ったまま単にタッチセンサ51に触れるだけで、このタッチセンサ51からの電気的信号により、両スライドドア73を自動的に開閉させることができる。従って、ドア装置Pの操作を容易に行うことができ、実用上便利である。
【0083】
* 接天部材14及び接床部材15,16により、間仕切りの防音機能を高めることができる。
* 可動パネル69,70の接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dを自動的に駆動させることができる。従って、その操作を容易に行うことができ、実用上便利である。また、接天部材駆動手段D及び接床部材駆動手段Dにより、接天部材14及び接床部材15の接離を円滑に行うことができる。
【0084】
* スライドドア73の接床部材駆動手段Eにより、接床部材16の接離を円滑に行うことができる。
* ランナー2を利用して、各電動モータ76,26への給電を容易に行うことができる。
【0085】
* ドアシール部材74とドアシール部材としての接床部材16とにより、間仕切りの防音機能を高めることができる。
〔他の実施形態〕
前記実施形態以外にも下記*のように構成してもよい。
【0086】
* 前記実施形態では、ドアセンサとして、タッチセンサ51を利用したが、そのほか例えば光センサなどを利用する。
* 前記実施形態では、電気的信号により駆動する駆動部として、電動モータ19,22,26,65,76を利用したが、そのほか例えば電磁ソレノイドなどを利用する。
【0087】
〔他の技術的思想〕
各実施形態から把握できる技術的思想(請求項以外)を効果と共に記載する。
* 第二実施形態に対応する発明
請求項6において、ドア(昇降ドア55)は、支持枠56と、この支持枠56の両側に位置する両ドア板57と、この支持枠56に対し両ドア板57を接近離間させる接離機構58とを備え、ドアシール部材63はこの両ドア板57に取着されている。そして、このドアシール部材63は、ドア(昇降ドア55)を閉じた状態で開口54に圧接され、ドア(昇降ドア55)を開いた状態で可動パネル52に圧接される。従って、間仕切りの防音機能を高めることができるばかりではなく、それぞれの状態でドア(昇降ドア55)を確実に位置決めすることができる。
【0088】
【発明の効果】
請求項1又は2の発明にかかるドア付き間仕切りによれば、ドア(8,9,55)が自動的に開閉するので、ドア装置(P)の操作を容易に行うことができ、実用上便利である。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の発明の効果に加え、接天部材(14)及び接床部材(15,16)により間仕切りの防音機能を高めることができる。
【0089】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加え、可動パネル(3,4,52)の接天部材駆動手段(D)及び接床部材駆動手段(D)が自動的に駆動するので、その操作を容易に行うことができ、実用上便利である。
【0090】
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、ドア(8,9,55)の接床部材駆動手段(E)により接床部材(16)の接離を円滑に行うことができる。
【0091】
請求項6の発明によれば、請求項1から請求項5のうちいずれか項の発明の効果に加え、ランナー(2)を利用して各駆動部(19,22,26,65)への給電を容易に行うことができる。
【0092】
請求項7の発明によれば、請求項から請求項6のうちいずれかの請求項の発明の効果に加え、ドアシール部材(63,16)により間仕切りの防音機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第一実施形態にかかるドア付き間仕切りにおいて各可動パネルを互いに閉じるとともにすべてのドアを閉じた状態を示す概略斜視図であり、(b)は(a)の状態から各ドアの一部を開いた状態を示す概略斜視図であり、(c)は同じくすべてのドアを開いた状態を示す概略斜視図である。
【図2】 図1(a)の状態を示す概略断面図である。
【図3】 図1(b)の状態を示す概略断面図である。
【図4】 第一実施形態にかかるドア付き間仕切りにおいてすべてのドアを閉じた状態で各可動パネルを互いに開く過程を示す概略断面図である。
【図5】 図4の状態からさらに各可動パネルを互いに開く過程を示す概略断面図である。
【図6】 第二実施形態にかかるドア付き間仕切りにおいて各可動パネルを互いに閉じるとともにドアを閉じた状態を示す概略断面図である。
【図7】 (a)は図6の状態にあるドア装置を示す概略断面図であり、(b)は(a)の状態からドアを開く過程を示す概略断面図である。
【図8】 第二実施形態にかかるドア付き間仕切りにおいて各可動パネルを互いに閉じるとともにドアを開いた状態を示す概略断面図である。
【図9】 (a)は図7(b)の状態からドアを開く過程を示す概略断面図であり、(b)は図8の状態にあるドア装置を示す概略断面図である。
【図10】 第二実施形態にかかるドア付き間仕切りにおいてドアを閉じた状態で各可動パネルを互いに開く過程を示す概略断面図である。
【図11】 第三実施形態にかかるドア付き間仕切りにおいて各可動パネルを互いに閉じるとともに各ドアを閉じた状態を示す概略断面図である。
【図12】 図11の状態にあるドア装置を示す概略断面図である。
【図13】 第三実施形態にかかるドア付き間仕切りにおいて各可動パネルを互いに閉じるとともに各ドアを開いた状態を示す概略断面図である。
【図14】 第三実施形態にかかるドア付き間仕切りにおいて各ドアを閉じた状態で各可動パネルを互いに開く過程を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…レール、2…ランナー、3,4…可動パネル、6,7…片側開口、8,9…片側ドア、14…接天部材、15…接床部材、16…接床部材(ドアシール部材)、19,22,65,76…電動モータ(駆動部)、20,23,64,75…連動部、26…電動モータ(駆動部)、27,28…連動部、39…駆動機構、51…タッチセンサ(ドアセンサ)、52,69,70…可動パネル、54,72…開口、55,73…ドア、63,74…ドアシール部材、A,B,C…ドア駆動手段、D…接天部材駆動手段及び接床部材駆動手段、E…接床部材駆動手段、F…床面、H…ドア制御手段、。

Claims (7)

  1. 床面(F)の上方に設けたレール(1)に吊下された状態で移動し得る可動パネル(3,4)を備え、この可動パネル(3,4)に設けた開口(6,7)に対しドア(8,9)をドア駆動手段(A)により開閉可能に支持したドア付き間仕切りにおいて、
    前記ドア(8,9)は、床面(F)に沿って回動可能に支持されたヒンジドア(10,12)と、該ヒンジドア(10,12)内で床面(F)に沿って移動可能に支持されたスライドドア(11,13)とを有し、
    前記ドア駆動手段(A)は、ドアセンサ(51)からの電気的信号により駆動する駆動部(19,22)と、この駆動部(19,22)の駆動によりドア(8,9)を開閉させる連動部(20,23)とを有していることを特徴とするドア付き間仕切り。
  2. 床面(F)の上方に設けたレール(1)に吊下された状態で移動し得る可動パネル(52)を備え、この可動パネル(52)に設けた開口(54)に対しドア(55)をドア駆動手段(B)により開閉可能に支持したドア付き間仕切りにおいて、
    前記ドア(55)は、前記可動パネル(52)の移動方向と直交する方向に沿って移動可能な昇降ドア(55)であり、
    前記ドア駆動手段(B)は、ドアセンサ(51)からの電気的信号により駆動する駆動部(65)と、この駆動部(65)の駆動によりドア(52)を開閉させる連動部(64)とを有していることを特徴とするドア付き間仕切り。
  3. 前記開口(6,7,54)及びドア(8,9,55)を設けた可動パネル(3,4,52)は、レール(1)に対し接離するように移動可能に支持した接天部材(14)と、床面(F)に対し接離するように移動可能に支持した接床部材(15)とを備え、前記ドア(8,9,55)は床面(F)に対し接離するように移動可能に支持した接床部材(16)を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドア付き間仕切り。
  4. 前記可動パネル(3,4,52)の接天部材(14)及び接床部材(15)を接離させる駆動手段(D)と、前記ドア(8,9,55)の接床部材(16)を接離させる駆動手段(E)とを備え、
    前記可動パネル(3,4,52)の接天部材駆動手段(D)は、可動パネル(3,4,52)に設置されて電気的信号により駆動する駆動部(26)と、この駆動部(26)の駆動により接天部材(14)を接離させる連動部(27)とを有し、前記可動パネル(3,4,52)の接床部材駆動手段()は、可動パネル(3,4,52)に設置されて電気的信号により駆動する駆動部(26)と、この駆動部(26)の駆動により接床部材(15)を接離させる連動部(28)とを有していることを特徴とする請求項3に記載のドア付き間仕切り。
  5. 前記ドア(8,9,55)の接床部材駆動手段(E)は、ドア(8,9,55)を開いたとき接床部材(16)を床面(F)から離間させる駆動機構(39)と、ドア(8,9,55)を閉じたとき接床部材(16)を床面(F)に接触させる駆動機構(39)とを備えていることを特徴とする請求項4に記載のドア付き間仕切り。
  6. 電気的信号により駆動する各駆動部(19,22,26,65)は、可動パネル(3,4,52)をレール(1)に対し吊下した状態で移動可能に支持するランナー(2)からの給電により、駆動することを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか項に記載のドア付き間仕切り。
  7. ドア(55)を閉じたとき可動パネル(52)の開口(54)とドア(55)との間に位置するドアシール部材(16,3)を設けたことを特徴とする請求項から請求項6のうちいずれか項に記載のドア付き間仕切り。
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