JP3360099B2 - 両引き扉の密閉機構 - Google Patents

両引き扉の密閉機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、扉によって仕切られ
た空間内を密閉するための両引き扉の密閉機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の引き扉の密閉機構として
は、特開平2-269286号公報に開示されているものがあ
り、これについて以下に図面を参照しつつ概説する。
【0003】図6に示すように、扉体101の上部左右
に一対の懸吊装置102が固設され、この懸吊装置10
2に軸着された戸車102aが無目103内に横架され
た左右一対のレール104に各々転動自在に載置される
ことによって、扉体101が開閉自在に吊設され、且
つ、適宜な駆動装置105によって駆動する駆動プーリ
106と従動プーリ107に卷回されたベルト108に
連結金具109を介して連結されて開閉動するようにな
っている。
【0004】そして、図7に示すように、床面111に
取り付けられて下方の横框112の下部に形成された案
内溝113に配設された押付けローラ114によって扉
体101の下方は閉扉時に周壁110側に案内されると
ともに、扉体101の上方は、上記レール104が、図
8及び図9に示すように、周壁110の両側方位置で周
壁110側に湾曲されているため、閉扉位置に来た時
に、扉体101の上方が周壁110側に案内されるよう
になっている。
【0005】また、上記周壁110は、図7乃至図9に
示すように、開口部近傍の上方及び両側方の三方に弾性
部材等のシール材を有する三方枠115が設けられ、扉
体101の周壁110側の面の上部及び両側部には、弾
性部材で形成された上部パッキン116及び側部パッキ
ン117が取り付けられているため、閉扉位置に来た時
に、湾曲されたレール104によって扉体101が周壁
110側に案内されると、上部及び側部パッキン11
6,117が周壁110の三方枠115に圧接されて扉
体101の上方と両側部とを密閉するようになってい
る。
【0006】一方、扉体101の下方には、図7及び図
10に示すように、下方の横框112内に配装さた板バ
ネ118と連接された当接棒119が扉体101の戸先
側に突出しており、閉扉時に、この当接棒119が押圧
されると、下方の横框112内に配装された板バネ11
8が弾性的に湾曲することによって、下部パッキン12
0が図11に一点鎖線で示すように下方斜め方向に押し
出されて床面111に圧接され、扉体101の下部を密
閉するようになっている。
【0007】以上のようにして、閉扉時に扉体101の
周壁110との密閉を確保する密閉機構が構成されるよ
うになっている。
【0008】このような密閉機構を、両引き扉に使用す
る場合には、上記と同様の駆動装置、懸吊装置等(図示
せず)によって、図12に示すように、左右両側に開閉
動自在に懸吊された扉体101R,101Lには、各々
の上部に上部パッキン116が取り付けられ、戸尻側に
側部パッキン117が取り付けられており、この上部及
び側部パッキン116,117が閉扉時に周壁110に
圧接されることによって上部及び側部の密閉を確保して
いる。
【0009】そして、左右の扉体101R,101Lが
当接し合う各々の戸先側の端面には戸先パッキン121
R,121Lを取り付けることによって閉扉時に相対向
する戸先パッキン121R,121Lが圧接しあうこと
によって戸先側の密閉を確保している。
【0010】前記戸先パッキン121R,121Lは、
図13に示すように、両側の扉体101R,101Lの
戸先側の竪框122に各々嵌め込まれて締結部材123
によって締結固定されており、扉体101R,101L
の戸先パッキン121R,121Lは互い違いに膨出箇
所124が形成され、閉扉時に図に一点鎖線で示すよう
に一方の戸先パッキン121R(121L)の膨出箇所
124が他方の戸先パッキン121R(121L)の膨
出していない箇所125に圧接することによって密閉す
るようになっている。
【0011】また、戸先パッキン121R,121L
は、上部パッキン116の周壁110側の面と面一とな
るように周壁110側に突出する突出部126が形成さ
れて閉扉時に一方の戸先パッキン121L側の突出部1
26が周壁110の上枠に圧接されるとともに、この突
出部126は開閉方向にも突出して形成されることによ
って横框112の端面から突出され、閉扉時に他方の扉
体101Rの竪框122に一体形成されている側部パッ
キン嵌め込み枠127に圧接されることによって、ここ
でも密閉を確保するようになっており、また、この突出
部126には断面矩形の空洞部128が長手方向に貫通
形成されていて、前記した側部パッキン嵌め込み枠12
7から受ける押圧力を吸収できるようになっている。
【0012】尚、このような戸先パッキン121R,1
21Lは、合成樹脂或いは合成ゴム等の弾性部材で構成
されており、製造コスト削減等の観点から押し出し形成
等によって連続的且つ一体的に製造されるため、断面同
一形状とされており、また、戸先側の竪框122と戸尻
側の竪框122’も部品品種削減等の観点から同一部品
が使用さている。
【0013】更に、上記と同様にして、当接棒119が
左右の扉体101の下方の横框112の戸先側端面から
突出し、閉扉時にこの当接棒119が互いに押圧される
ことによって下部パッキン120が斜め下方に突出し床
面111に圧接されることによって下部の密閉を確保す
るようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術で示した両引き扉の密閉機構では、下方の横框1
12の戸先側の端面には、下部パッキンを突出作動させ
る当接棒119を突出させる必要があるために戸先側パ
ッキン121R,121Lを扉体101R,101Lの
下端部にまで取り付けることができず、また、戸先パッ
キン121R,121Lは、気密性を向上させるために
弾性部材により形成されていて、両側の扉101R,1
01Lの戸先パッキン121R,121Lが当接した時
に弾性圧縮されることによって密閉するため、戸先パッ
キン121R,121Lは長手方向に沿って略半分を互
い違いに膨出した膨出箇所124が形成されて、その膨
出分xだけ下方の横框112よりも突出しており、この
膨出箇所124が互い違いに当接するようになってい
る。
【0015】このため、閉扉時には、図14に示すよう
に、戸先パッキン121Lと両側の下部パッキン120
との間であって、当接棒119が突出している横框12
1の端面に、前記した膨出分xから圧縮分を差し引いた
分だけ両扉の下方の横框112の端面間に間隙Xが生じ
ることによって、完全な密閉が確保できず、また、遮音
性を低下させるという問題があった。
【0016】尚、下部パッキン120は下方の横框11
2の端面よりも戸先側に図に示す寸法wだけ少し突出さ
せておくことによって、閉扉時に両側の扉101R,1
01Lの下部パッキン120は端面同志が当接し合い、
また、この下部パッキン120も弾性部材により形成さ
れているので弾性的に圧接されることによって密閉を確
保することができるようになっている。
【0017】この発明は、前記問題点を解決するため
に、両引き扉の閉扉時に扉の内側と外側とを完全に密閉
して、気密性と遮音性の優れた両引き扉の密閉機構を提
供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
を解決するために、懸吊装置によって吊り下げられた2
つの扉体を引き分けて開閉する両引き扉であって、前記
両扉体が閉じ位置にある時に、前記両扉体の上部と対向
する周壁との間に密閉する上部パッキンと、前記両扉体
の戸尻部と対向する周壁との間を密閉する側部パッキン
と、前記両扉体が対向する戸先部を密閉する戸先パッキ
ンと、前記両扉体の戸先部より突出する当接棒が互いに
押圧することにより、前記両扉体の下部より斜め下方に
突出して両扉体と床面との間を密閉する下部パッキンと
を備えた両引き扉の密閉機構において、斜め下方に突出
する前記下部パッキンと傾斜面において摺接するととも
に閉扉時に前記戸先パッキンと下部パッキンとの間に生
じる間隙を封止する繋ぎパッキンを、前記床面との間に
隙間を介して前記戸先パッキンの下部に取り付けたこと
とした。
【0019】また、前記繋ぎパッキンを前記戸先パッキ
ンに着脱自在に取り付けたこととした。
【0020】そして、前記繋ぎパッキンを弾性部材によ
り形成するとともに、前記戸先パッキンよりも戸先側に
所定寸法膨出して形成し、閉扉時に前記膨出箇所が押圧
され前記隙間を塞ぐように変形することとした。
【0021】
【作用】上記手段によると、戸先パッキンの下部に設け
た繋ぎパッキンは、閉扉時に戸先パッキンと下部パッキ
ンとの間に生じる間隙を封止するとともに、下部パッキ
ンに密接することとしたことによって、閉扉時の密閉を
確実にする働きをする。これによって扉体の全周囲の密
閉を確保するとともに、前記床面との間に隙間を介して
設けたことによって開閉動作時に床に擦れないようにし
て、扉開閉動作をスムースにする働きをする。
【0022】また、繋ぎパッキンは下部パッキンの突出
時において下部パッキンと密接するように配置されてい
ることにより、下部パッキンの出没動作により下部パッ
キンと繋ぎパッキンとの間に摩擦を生じるため、他の部
品に比較して磨耗し易すく、磨耗によって気密性及び遮
音性を損なうこととなるが、繋ぎパッキンを戸先パッキ
ンに着脱自在に取り付けて取り替えを容易にすることに
よって、定期的な交換を容易にし、気密性及び遮音性を
保持することができるとともに、繋ぎパッキンを着脱可
能にしたことによって、両扉体に取り付けられる戸先パ
ッキンを共通部品とすることができるためコストの削減
に繋がる。
【0023】更に、繋ぎパッキンを弾性部材により形成
するとともに、戸先パッキンよりも戸先側に所定寸法膨
出して形成し、閉扉時に前記膨出箇所が押圧され前記隙
間を塞ぐように変形するように形成したことによって、
閉扉時に両扉の下部パッキンの端面同志の間に間隙が生
じても、その間隙を塞ぐ働きをする。
【0024】
【実施例】以下、この発明に係る両引き扉の密閉機構の
実施例について、図1乃至図7に基づいて説明する。
尚、従来例と同様の構成部分については同符号を付して
その説明を省略し、特徴部分についてのみ説明する。
【0025】この発明に係る両引き扉の密閉機構の第1
実施例は、図1に示すように、一方の扉101の戸先に
取り付けられた戸先パッキン121Lの下部に繋ぎパッ
キン1を装着することによって、当接棒119の存在に
よって必然的に生じる戸先パッキン121R,121L
と下部パッキン120との間隙を封じて密閉を確保する
ものである。
【0026】上記繋ぎパッキン1は、図2に示すよう
に、戸先パッキン121Lの空洞部128に挿入される
挿入部2と、この挿入部2に連設された繋ぎ部3とから
構成されている。
【0027】前記挿入部2は、戸先パッキン121R,
121Lが弾性部材で形成されており、挿入部2を戸先
パッキン121Lの空洞部128に圧入することによっ
て取り付るようになっているため、通常使用では抜けな
いようになっており、また、挿入時に挿入し易いように
テーパー面2aが形成されている。
【0028】前記繋ぎ部3は、図3に示すように、第1
の傾斜面3aと段差部3bを介して第1の傾斜面3aと
同一傾斜角度で第2傾斜面3cが形成されており、図3
及び4に示すように、この第1の傾斜面3aは、下部パ
ッキン120の出没動時において常時下部パッキン12
0に摺接するようになっているとともに、第2の傾斜面
3cは下部パッキン120が収納されいるケーシング1
20aの横框112から突出している部分に密接するよ
うになっている。
【0029】また、繋ぎ部3は、図3及び図4によく表
れているように、挿入部2を前記空洞部128に圧入す
ることによって取り付けた時に、下方の横框112に密
接する横框密接面3dが形成されるとともに、摩擦によ
って扉体101R,101Lの開閉動作を妨げないよう
に床面111とは非接触となる寸法に設定されていて常
時床面111との間に隙間が生じるようになっている。
【0030】このようにして、繋ぎパッキン1は、戸先
パッキン121Lの下端から横框112を介して下部パ
ッキン120に渡って隙間なく密接するようになってい
る。
【0031】そして、上記したように戸先パッキン12
1Lの突出部126が下方の横框112の端面から突出
しているため、上記した第1,第2傾斜面3a,3c及
び横框密接面3dは、各々の面の面積の略半分程度だけ
が、一方の扉体101Lの横框112及び下部パッキン
120に密接するようになっており、残りの略半分の面
は、閉扉時に他方の扉体101Rの横框112及び下部
パッキン120に密接するようになっている。
【0032】このような構成を有する両引き扉の密閉機
構においては、図4に示すように、開扉時に下部パッキ
ン120は床面111から離れた位置にあって、繋ぎパ
ッキン1よりも後退位置にある。
【0033】そして、適宜の駆動装置の駆動により閉扉
位置に達すると、湾曲されたレール104及び押しつけ
ローラ114によって、図5及び図13に示すように、
周壁110側に案内されて側部パッキン117及び上部
パッキン116が周壁110に圧接され、左右の扉体1
01R,101Lの戸先パッキン121R,121Lが
互いに圧接しあうとともに、繋ぎパッキン1の横框密接
面3dは他方の扉体101Rの横框112にも密接し、
加えて、当接棒119が押圧されることによって左右の
扉体101R,101Lの下部パッキン120が繋ぎパ
ッキン1の第1の傾斜面3aに摺接しながら斜め下方に
突出動して床面111に圧接される。
【0034】このように、左右の扉体101R,101
Lの下部パッキン120は繋ぎパッキン1に摺接しつつ
床面111に圧接されるので下部パッキン120と繋ぎ
パッキン1との間の気密性が保持されるようになってい
るとともに、下部パッキン120が床面111に押圧さ
れることによって床面111からの抗力を受けて下部パ
ッキン120は上方に押され、繋ぎパッキン1と下部パ
ッキン120とが圧接されてより一層気密性が向上する
ようになっている。
【0035】以上、説明したようにこの発明に係る両引
き扉の密閉機構においては、図14で示した閉扉時に生
じる間隙Xを完全に封止することができるので、扉体1
01R,101Lと周壁110との密閉を確実に行うこ
とができる。
【0036】また、下部パッキン120は、扉体101
R,101Lの開閉動作に伴って出没動を繰り返すた
め、この下部パッキン120が摺接している繋ぎパッキ
ン1は磨耗し易くなっているが、前記したように、容易
に交換可能としているので、定期的に交換することによ
って繋ぎパッキン1の磨耗による気密性及び遮音性の低
下を防止できるようになっている。
【0037】尚、繋ぎパッキン1と戸先パッキン121
Rと一体形成とすると、この実施例においては、下方の
横框112が案内溝113を形成していることにより突
き出しているため他方の扉体101Rには戸先パッキン
121R(繋ぎパッキン1と一体形成されいるもの)を
取り付けることができず、その結果別個に生産しなけれ
ばならないが、繋ぎパッキン1を着脱自在としたことに
よって、左右の扉体101R,101Lに取り付ける戸
先パッキン121R及び121Lを共通部品化すること
ができるのでコストの削減に繋がる。
【0038】また、繋ぎパッキン1をゴム等の弾性部材
で形成するとともに、図3に一点鎖線で示すように、繋
ぎ部3を図の左側に膨出形成し、閉扉時に繋ぎパッキン
1が竪框122の側部パッキン嵌め込み枠127に横方
向から押圧されることによって縦方向に弾性変形するこ
とによって、床面111に密接するようにしておけば、
左右の扉体101R,101Lの下部パッキン120同
志が閉扉時に密接していない状態であっても、気密性及
び遮音性が得られる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る両引き扉の密閉機構によれば、下部パッキンを
出没動させるための当接棒を戸先側に突出させているた
めに、閉扉時に戸先パッキンと下部パッキンとの間に必
然的に生じる隙間を繋ぎパッキンが封止するので、扉体
の全周囲に渡って周壁との密閉を確実に図り、気密性及
び遮音性を向上させることができるとともに、開閉動作
時に床に擦れないようにして扉開閉動作をスムースにす
る等の効果を有する。
【0040】また、請求項2に係る両引き扉の密閉機構
によれば、繋ぎパッキンを戸先パッキンに着脱自在に取
り付けて取り替えを容易にすることによって、繋ぎパッ
キンが磨耗によって気密性及び遮音性を損なう前に、定
期的な交換を容易にし、気密性及び遮音性を保持するこ
とができるとともに、コスト削減等の効果を有する。
【0041】また、請求項3に係る両引き扉の密閉機構
によれば、閉扉時に両扉の下部パッキンの端面同志の間
に間隙が生じていても、その間隙を塞いで気密性及び遮
音性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る両引き扉の密閉機構の1実施例
を示す要部正面図。
【図2】上記実施例の両引き扉の密閉機構の構成要素で
ある繋ぎパッキンを取り付ける状態を示す要部分解斜視
図。
【図3】繋ぎパッキンを斜め下方から見た拡大斜視図。
【図4】上記実施例の両引き扉の開扉時における一方の
扉の戸先側A視端面を示す部分断面要部端面図。
【図5】上記実施例の両引き扉の閉扉時における一方の
扉の戸先側端面を示す部分断面要部端面図。
【図6】従来の引き扉の密閉機構を示す一部省略全体
図。
【図7】図6のB−B線断面図。
【図8】従来の引き扉開放状態のレールと懸吊装置の概
略説明図。
【図9】従来の引き扉閉放状態のレールと懸吊装置の概
略説明図。
【図10】下部パッキンの概略説明図。
【図11】下部パッキンの要部拡大概略説明図。
【図12】従来の両引き扉の密閉機構を示す一部省略全
体図。
【図13】図12のC−C線断面図。
【図14】従来の両引き扉の閉扉時における下方要部拡
大図。
【符号の説明】
1 繋ぎパッキン 101R 扉体 101L 扉体 102 懸吊装置 110 周壁 111 床面 116 上部パッキン 117 側部パッキン 119 当接棒 120 下部パッキン 121R 戸先パッキン 121L 戸先パッキン X 間隙

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 懸吊装置によって吊り下げられた2つの
    扉体を引き分けて開閉する両引き扉であって、前記両扉
    体が閉じ位置にある時に、前記両扉体の上部と対向する
    周壁との間に密閉する上部パッキンと、前記両扉体の戸
    尻部と対向する周壁との間を密閉する側部パッキンと、
    前記両扉体が対向する戸先部を密閉する戸先パッキン
    と、前記両扉体の戸先部より突出する当接棒が互いに押
    圧することにより、前記両扉体の下部より斜め下方に
    出して両扉体と床面との間を密閉する下部パッキンとを
    備えた両引き扉の密閉機構において、斜め下方に突出する 前記下部パッキンと傾斜面において
    摺接するとともに閉扉時に前記戸先パッキンと下部パッ
    キンとの間に生じる間隙を封止する繋ぎパッキンを、前
    記床面との間に隙間を介して前記戸先パッキンの下部に
    取り付けたことを特徴とする両引き扉の密閉機構。
  2. 【請求項2】 前記繋ぎパッキンを前記戸先パッキンに
    着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載
    の両引き扉の密閉機構。
  3. 【請求項3】 前記繋ぎパッキンを弾性部材により形成
    するとともに、前記戸先パッキンよりも戸先側に所定寸
    法膨出して形成し、閉扉時に前記膨出箇所が押圧され前
    記隙間を塞ぐように変形することを特徴とする請求項1
    または2に記載の両引き扉の密閉機構。
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