JP2556492Y2 - パネルシャッター用電力供給装置 - Google Patents

パネルシャッター用電力供給装置

Info

Publication number
JP2556492Y2
JP2556492Y2 JP1990020404U JP2040490U JP2556492Y2 JP 2556492 Y2 JP2556492 Y2 JP 2556492Y2 JP 1990020404 U JP1990020404 U JP 1990020404U JP 2040490 U JP2040490 U JP 2040490U JP 2556492 Y2 JP2556492 Y2 JP 2556492Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
power
contact
leaf spring
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990020404U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03111797U (ja
Inventor
隆 岩塚
Original Assignee
文化シヤッター 株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 文化シヤッター 株式会社 filed Critical 文化シヤッター 株式会社
Priority to JP1990020404U priority Critical patent/JP2556492Y2/ja
Publication of JPH03111797U publication Critical patent/JPH03111797U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556492Y2 publication Critical patent/JP2556492Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパネルシャッター用電力供給装置に係り、特
にパネルに設けられたデイスプレイ等の電力被供給部に
電力を供給するパネルシャッター用電力供給装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来より、パネルシャッターのパネルに電力被供給部
であるデイスプレイ装置等の電気機器を設け、シャッタ
ーカーテンが建物の開口部を閉鎖したときに電力を供給
して電気機器を作動させるパネルシャッターが知られて
いる。このパネルシャッターの電気機器に電力を供給す
る装置としては、パネルシャッターの近傍にコードが巻
回されたリールを固定設置し、リールに巻回されている
コードをパネルに設けられた電気機器に接続して電力を
供給する装置が知られている。このリールに巻回された
コードはシャッターカーテンが開放方向に移動するとき
には巻き取られ、シャッターカーテンが閉鎖方向へ移動
するときには引き出される。
また、パネルシャッターの電力被供給部である電気機
器に電力を供給する他の装置としては、パネルの電気機
器に接続されたコンセントと屋内配線に接続されたプラ
グとから構成され、シャッターカーテン閉鎖後に手動で
コンセントにプラグを差し込み、パネルに設けられた電
気機器に電力を供給し、シャッターカーテンを開放する
ときには手動でコンセントからプラグを抜き取る装置が
知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、リールをパネルシャッターの近傍に固
定設置する装置では、パネルシャッター設置工事とは別
にリールを固定設置し、コードの配線工事を行わなけれ
ばならない、という問題がある。また、コンセントとプ
ラグを用いる装置では、コンセントからプラグを抜き取
る作業とコンセントにプラグを差し込む作業とを手動で
行われなければならず、作業が煩雑になる、という問題
点がある。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもの
で、電気機器に電力を供給するための配線工事が不要で
あり、シャッターカーテンを閉鎖するだけで電力供給可
能状態にすることができるパネルシャッター用電力供給
装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、駆動チェーンで連結された複数枚のパネル
により構成されかつ建物開口部を閉鎖したときに各パネ
ルが相互に接触するシャッターカーテンのパネルに設け
られた電力被供給部に電力を供給するパネルシャッター
用電力供給装置において、前記パネルの上端部に取付け
られた固定接点と、前記パネルの下端部に取付けられ一
定の範囲内で前記固定接点と接触可能な板ばね接点と、
前記パネルの下端部に形成され、前記シャッタカーテン
閉鎖時に、前記板ばね接点が収納される凹部と、前記パ
ネル内に収納され前記固定接点と前記板ばね接点とを接
続する電線と、を有することを特徴としている。
〔作用〕
本考案によれば、パネルを鉛直方向へ送り出し上下に
吊り下げた状態で建物の開口部を閉鎖すると、パネルの
上端部に取付けられた固定接点と、隣接するパネルの下
端部に取付けられた板ばね接点が接触する。これによっ
て、パネル内に収納された電線が接続され、パネルに設
けられた電力被供給部に電力を供給することができる。
また、隣接する上下のパネルの間に形成される隙間の
大きさが変わったり、また、隣接するパネルが水平方向
にズレても、板ばね接点が弾力性をもって広く固定接点
に接触するので、パネル間の位置ズレによる接触不良が
回避される。
さらに、シャッターカーテンで開口部を閉鎖している
とき以外は、隣接するパネルの板ばね接点と固定接点が
離れるので、電力被供給部に電力が供給されない。
このように、本考案では、シャッターカーテンのパネ
ルに設けられた電力被供給部に電力を供給するために配
線工事を行う必要がなくなる。
また、シャッタカーテン閉鎖時に、固定接点に押され
て、板ばね接点が凹部内に収納されるので、パネルとパ
ネルとの間に隙間が生じない。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図、第2図に示される如く、複数のパネル12はそ
の上端両端部がピン14により駆動チェーン16に軸支さ
れ、このピン14を介して一対の駆動チェーン16に一定間
隔隔てて連結されている。駆動チェーン16の中間部は、
建物開口部の上部に設けられたスプロケットホイル18に
噛合されている。スプロケットホイル18は図示しないモ
ータの駆動力により回転し、駆動チェーン16を長手方向
へ移動させる。スプロケットホイル18が第1図の反時計
方向に回転すると、スプロケットホイル18から下方へ駆
動チェーン16が送り出される。このとき駆動チェーン16
は複数枚のパネル12を上下に並べて吊り下げた状態でパ
ネル12の両側部をコ字形ガイドレール22に沿って案内さ
せて降下させ、建物開口部を閉鎖する。
また、スプロケットホイル18の近くには水平面より下
方向に傾斜した一対の支持レール24がパネル12の両側に
対応して配置されている。これらの支持レール24は駆動
チェーン16に軸支されたピン14の先端部へ回転可能に取
付けられたガイドローラ26を収容できる。このガイドロ
ーラ26が支持レール24に沿って転動することにより、パ
ネル12は自重で支持レール24の下部へ移動する。このた
め支持レール24の下部では複数枚のパネル12が重合され
た状態で集積して収納される。この集積状態では駆動チ
ェーン16のガイドローラ26とガイドローラ26との間の部
分は垂下した状態となる。
支持レール24の中間部には、支持レール24の傾斜を部
分的に弛くするための略中央部が隆起した山型のポーズ
プレート28が固着されている。このポーズプレート28の
一片は、支持レール24の傾斜角度よりも弛い角度となっ
ており、他の一片は支持レール24の傾斜角度よりも急な
角度となっている。また、ポーズプレート28の側面には
立設片28Aが形成されてガイドローラ26の支持レール24
からの脱落を防止している。
複数のパネル12のうち最上部のパネル12の上端略中央
部には、一端が下辺に設けられてた板ばね接点34に接続
された一対のカールコード30が取付けられている。この
カールコード30の他端は図示しないパネル用電源に接続
されている。
パネルシャッターの略中央部のパネルには、電力が供
給される図示しないデイスプレイ装置が設けられてい
る。最上部のパネルからデイスプレイ装置が設けられた
パネルまでの複数のパネルに電力供給路を設けることに
よって電力が供給される。
電力供給路の最上部のパネル12以外のパネル12の上端
部には、接触面が露出するように絶縁縁製固定接点ケー
ス42に埋設された固定接点44が一対取付けられている。
固定接点ケース42は、パネル12内に嵌め込まれ、四角に
螺合された取付ねじ48によってパネル12に取付けられて
いる。
また、電力供給路の最下部のパネル12以外のパネル12
の下端部には、基部と基部に形成された可撓性接触部と
から成る板ばね接点34が一対取付けられ、その基部は絶
縁製板ばねケース32に埋設されている。板ばねケース32
はパネル12内に嵌め込まれ、四角に螺合された取付ねじ
48によってパネル12に取付けられている。一方、板ばね
接点34の接触部は押圧されていない状態ではパネル12の
下端部から突出しており、シャッターカーテン閉鎖時に
は隣り合うパネル12が接触するため、板ばね接点34の接
触部分は、板ばねケース32内に開口が下方を向くように
穿設された凹部36に収納される。
各々のパネル12の板ばね接点34と固定接点44とは電線
37によって接続されている。電線37は銅線38と被覆体39
とによって構成され、板ばね接点34と銅線38の一端は半
田40によって接着され、固定接点44と銅線38の他端も半
田46によって接着されている。
第2図に示される如く支持レール24に集積される複数
枚のパネル12を覆うようにケース20が設けられている。
このケース20には、スプロケットホイル18を回転させる
図示しない駆動装置が取付けられている。この駆動装置
には、シャッターカーテンが建物開口部を閉鎖したとき
にオンする下限リミットスイッチが取付けられている。
第5図には、電力被供給部に電力を供給する回路図が
示されている。60は下限リミットスイッチのオンと連動
してオンする専用リミットスイッチである。専用リミッ
トスイッチ60の一端はタイミング用信号電源64に接続さ
れ、他端はリレー56の励磁コイル58を介してタイミング
用信号電源64と接続されている。リレー56のリレー接点
52、54の一端はカールコード30と接続され、他端は図示
しないパネル用電源スイツチを備えたパネル用電源66に
接続されている。
次に本実施例の作用を説明する。
スプロケットホイル18が第1図、第2図の反時計方向
に回転すると、駆動チェーン16は支持レール24へ集積さ
れている複数枚のパネル12を引き出して鉛直方向に送り
出すので、複数枚のパネル12は両側部がガイドレール22
に案内されて建物開口部を閉鎖する。建物開口部が閉鎖
されると、隣り合う複数枚のパネル12の上端部と下端部
とが接触し、板ばね接点34と固定接点44とが接触する。
また、下限リミットスイッチがオンされ、この下限リミ
ットスイッチと連動する専用リミットスイッチがオンさ
れる。このとき第5図に示されるようにタイミング用信
号電源64により励磁コイル58が励磁され、リレー56のリ
レー接点52、54がオンされ電気機器への電力の供給が可
能となる。この状態でパネル用電源66のパネル用電源ス
イッチをオンすると、パネル用電源からカールコード3
0、隣接するパネルの板ばね接点34と固定接点44、各パ
ネル12内の板ばね接点34、電線37および固定接点44を介
してパネル12内の電力被供給部であるデイスプレイ装置
に電力が供給される。なお、シャッターカーテンの開閉
に応じて電力を供給する場合にはパネル用電源スイツチ
は設けなくてもよい。
また、シャッターカーテンが上昇されて専用リミット
スイッチがオフされると、励磁コイル58が消磁され、リ
レー接点52、54がオフされるので、パネル用電源66から
の電力の供給が停止される。
以上説明した如く、本実施例では、各々のパネル12の
上端部に固定接点44を設け、下端部に板ばね接点34を設
け、かつ固定接点44と板ばね接点34を接続する電線37を
パネル12内に設けたので、パネル用電源はシャッターカ
ーテン閉鎖時にパネル12の板ばね接点34、電線37および
固定接点44を介してパネル12内の電気機器に電力を供給
することができる。これにより、パネル12内の電気機器
に電力を供給する配線の配線工事が不要となり、シャッ
ターカーテン閉鎖時にのみ電気機器に電力を供給するこ
とが可能となる。
また、各パネル12に固定接点44、電線37および板ばね
接点34を設けているので、個々のパネルに電力被供給部
を設ける場合にも分電によって各電力被供給部へ電力を
供給することができる。
また、板ばね接点34の復元力によりシャッターカーテ
ン閉鎖時に隣り合うパネル12が確実に接触していなくて
も、板ばね接点34の有効振幅範囲内であれば、通電可能
となる。同様に隣り合うパネル12が水平方向にずれてい
ても、板ばね接点34の有効表面積内であれば、通電可能
となる。
また、上記一対の板ばね接点34に代えて一対の接触子
を備えたプラグ70をパネルの下端部に設け、一対の固定
接点44に代えて一対の接触子が挿入されるコネクタ72を
パネル12の上端部に設けた他の実施例が第6図に示され
ている。シャッターカーテン閉鎖時にはプラグ70の接触
子がコネクタ72内に挿入されてプラグ70とコネクタ72と
が接触し、パネル12内に設けられた図示しない電線を介
してパネル12内の電気機器に電力を供給することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案は上記構成としたので、シャッターカーテンの
パネルに設けられた電力被供給部に電力を供給するため
に配線工事を行う必要がなくなる。また、パネル間の位
置ズレによる接触不良も回避され、さらに、シャッタカ
ーテン閉鎖時にパネルとパネルとの間に隙間が生じな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたパネルシャッターの斜視
図、第2図は本考案が適用されたパネルシャッターの断
面図、第3図は板ばね接点と固定接点を示す拡大正面
図、第4図は板ばねと固定接点を示す拡大断面図、第5
図は電力被供給部に電力を供給する回路の回路図、第6
図は本考案の他の実施例を示す斜視図である。 12……パネル、30……カールコード、34……板ばね接
点、37……電線、44……固定接点。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動チェーンで連結された複数枚のパネル
    により構成されかつ建物開口部を閉鎖したときに各パネ
    ルが相互に接触するシャッターカーテンのパネルに設け
    られた電力被供給部に電力を供給するパネルシャッター
    用電力供給装置において、 前記パネルの上端部に取付けられた固定接点と、前記パ
    ネルの下端部に取付けられ一定の範囲内で前記固定接点
    と接触可能な板ばね接点と、前記パネルの下端部に形成
    され、前記シャッタカーテン閉鎖時に、前記板ばね接点
    が収納される凹部と、前記パネル内に収納され前記固定
    接点と前記板ばね接点とを接続する電線と、を有するこ
    とを特徴とするパネルシャッター用電力供給装置。
JP1990020404U 1990-02-28 1990-02-28 パネルシャッター用電力供給装置 Expired - Lifetime JP2556492Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990020404U JP2556492Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 パネルシャッター用電力供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990020404U JP2556492Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 パネルシャッター用電力供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03111797U JPH03111797U (ja) 1991-11-15
JP2556492Y2 true JP2556492Y2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=31523496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990020404U Expired - Lifetime JP2556492Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 パネルシャッター用電力供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2556492Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012104938A1 (ja) * 2011-02-04 2014-07-03 パナソニック株式会社 ディスク装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0453438Y2 (ja) * 1986-08-20 1992-12-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03111797U (ja) 1991-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5556195A (en) Motorized electrical apparatus for movement of an electrical fixture with uninterrupted electricity
FR2758395B1 (fr) Sonde a ressort pour tests electriques
JP2556492Y2 (ja) パネルシャッター用電力供給装置
KR200429777Y1 (ko) 승강식 무대장치의 케이블 지지구조
KR100905039B1 (ko) 일체형 무대장치
JP2004158428A (ja) 昇降装置
JPH0616084Y2 (ja) パネルシヤツターにおける配線装置
JP2619997B2 (ja) 電動昇降装置
KR102582144B1 (ko) 가공배전선 연결용 애자탑재형 고정기구
JP2533607Y2 (ja) コンベヤシステムにおけるパレット給電装置
JPH0453438Y2 (ja)
JPH10241448A (ja) 照明器具用昇降装置
JPH0528814A (ja) 電動昇降装置
JPH05340178A (ja) 電動シャッター等の開閉体の安全装置
JP3078737B2 (ja) 間仕切りパネルの接天接床装置
JPS608335Y2 (ja) 昇降機のワイヤ外れ防止装置
JP2526871Y2 (ja) シャッター
JP2619996B2 (ja) 電動昇降装置
KR100257351B1 (ko) 엘리베이터의 도어
JPH051489A (ja) 間仕切りパネルへの給電装置
JPH043522Y2 (ja)
JP2508610Y2 (ja) 分電盤
JP2544218B2 (ja) 建物用パネルシャッタ―
JPS5829252Y2 (ja) オ−バ−ヘツドドアにおける上・下限設定装置
JPS5812483Y2 (ja) カイヘイソウチ