JP2619996B2 - 電動昇降装置 - Google Patents

電動昇降装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場や体育館などの天
井のように高天井に昇降可能に設置される照明器具、ス
ピーカ等の電気機器を昇降させる電動昇降装置に係り、
特に、前記電気機器とこれに連結されて昇降する昇降体
との間の電気的接続をなす構造を改善した電動昇降装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は電動昇降装置の概略図であり、
符号1は工場や体育館等の高天井に設置された昇降装置
本体である。この本体1には、モータ2およびこれによ
って正逆回転されてワイヤロープ3を巻取・巻戻しする
巻取ドラム4が搭載されている。ワイヤロープ3は、複
数のワイヤガイド9を経由して引回されているととも
に、照明器具5を連結支持した昇降体6を吊持してい
る。このロープ3の巻取ドラム4への巻取・巻戻しによ
り照明器具5が昇降され、それによってこの器具5の保
守・点検が容易に行える。
【0003】昇降体6は、図12に示すように下面が開
口された円形のカップ形状をなす金属製本体部6aの下
面開口に底蓋6bをねじ止めして形成されている。この
昇降体6内にはワイヤロープ3を案内する一対のローラ
11が収納されているとともに、底蓋6bを挿通する機
器側リード線12が収納されている。機器側リード線1
2は照明器具5から導かれたもので、その先端は後述す
るようにして前記受電接点7に接続されている。機器側
リード線12は照明器具5が備えるランプ数が多い程に
多数使用される。なお、図12中12aはコードブッシ
ュである。
【0004】昇降体6の上壁にはばね10で上向きに付
勢されて上下動可能な複数の受電接点7が突設されてい
る。すなわち、図13に示すように受電接点7は、本体
部6aの上壁6cを貫通して止め輪13で止められたブ
ッシュ状の電気絶縁体14を上下方向に貫通している。
この接点7は、ばね10で常に上向きに付勢されている
とともに、受電接点7の下端部に形成したねじ部7aに
嵌合しナット15で固定された平ワッシャ16により、
上方への抜け止めをされている。ねじ部7aには、機器
側リード線12の先端部に取付けられた圧着端子17が
嵌合されているとともに、この端子17をナット15と
の間に挟むばねワッシャ18が嵌合されている。さら
に、ねじ部7aにはナット19が螺合され、その締付け
により圧着端子17が受電接点7に固定されて、この接
点7と照明器具5との電気的接続がなされている。な
お、図12中20は薄片状の合成樹脂板からなるセパレ
ータで、機器側リード線12相互間に挿入されている。
【0005】受電接点7は昇降体6が上昇位置に配置さ
れたとき、換言すれば、昇降装置本体1に支持されたと
きに、この本体1に設けられ電源につながった複数の給
電接点8(図11参照)に、夫々別々に圧接される。そ
の際に受電接点7はばね10に抗して押し下げられる。
また、昇降体6が下降されたときには、受電接点7は給
電接点8から離れると同時にばね10の力で押し上げら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように受電接点
7に機器側リード線12の先端部が直接接続された従来
の構成では、昇降のたびに受電接点7の上下動とともに
機器側リード線12が昇降体6内で動かされる。ところ
で、機器側リード線12は、それを受電接点7に接続す
る際の作業上の余裕長さを必然的に持っており、その余
裕長さ分は昇降体6内に収納される。しかし、昇降体6
自体はさほど大きくないから、その内部に収納された複
数本の器具側リード線12は過密状態にある。この過密
状態は、照明器具5の使用ランプ数が増えるほど顕著で
ある。
【0007】そのために、セパレータ20で器具側リー
ド線12相互を分離しているにも拘らず、このセパレー
タ20の動きを介して機器側リード線12相互に実質的
な干渉を生じて、受電接点7の上下動が妨げられるおそ
れがある。また、昇降体6に照明器具5等の電気機器を
取付ける際に、その作業中に器具側リード線12が引張
られることがある。そうすると、引張り力が受電接点7
に加わって受電接点7の上下動が妨げられることもあ
る。
【0008】前述のような原因で受電接点7に動作不良
を生じると、昇降体6を上昇させた際に、給電接点8に
対する受電接点7の接触不良を起こす。そうすると、導
通時における両接点7,8間の接触抵抗が著しく増大
し、それに伴う発熱により接点部が焼損するという問題
があった。
【0009】本発明の目的は、器具側リード線が引張ら
れた場合においても受電接点の円滑な上下動を保証し
て、接点部の焼損を防止できるようにした電動昇降装置
を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電動昇降装置は、天井側高所に配置された
昇降装置本体が備えた巻取ドラムに巻取・巻き戻しされ
るワイヤロープを介して吊持される昇降体に、電気絶縁
製の接点取付け台を設け、前記本体に設けられて電源に
電気的に接続する複数の給電接点に夫々接離される複数
の受電接点を、前記接点取付け台に夫々上下動可能に支
持し、かつ、前記取付け台内に前記受電接点と同数の中
継導電金具を取付け、これら金具と前記受電接点とを中
継リード線で夫々別々に接続するとともに、前記中継導
電金具に前記昇降体に連結した電気機器から導かれた機
器側リード線を接続したものである。
【0011】
【作用】前記構成によれば、受電接点と器具側リード線
とを、直接接続することなく、中継リード線および中継
導電金具を介して電気的に接続したから、器具側リード
線の長さを、少なくとも前記中継リード線および中継導
電金具に相当する分について短くして、このリード線が
昇降体内に収納される長さを短くできる。また、昇降体
への電気機器の取付けにあたり、その作業中に器具側リ
ード線が引張られた場合に加えられる引張り力は、中継
導電金具に作用するに止められて、中継リード線および
受電接点に及ぶことがない。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図10を参照して本発明の一実
施例を説明する。図8〜図10に示す電動昇降装置21
は、昇降装置本体22と、この本体22の下方にワイヤ
ロープ23を介して吊持され、保守・点検などの際に昇
降される昇降体24とを備えている。昇降装置本体22
は体育館等の天井側の高所に配置される。昇降体24に
は図7に示すように照明器具Aが連結して支持される。
【0013】昇降装置本体22には、モータ25および
これにより正逆回転される巻取ドラム26が固定されて
いる。モータ25は、無励磁作動形の電磁ブレーキを有
するとともに、減速部を有したものであり、その減速部
の出力端には巻取ドラム26が連結されている。このド
ラム26は図9に示すようにセパレータ27により仕切
られた第1巻取部26aと第2巻取部26bとを有して
いる。
【0014】昇降装置本体22には昇降体24が不用意
に落下しないように支持する昇降体ホルダ28が固定さ
れている。このホルダ28は、昇降体24の外周に形成
された一対の係止段部24aに係脱する回動可能な係止
爪29およびこの爪29を付勢するコイルばね30を有
している。
【0015】係止爪29は図10に示すように係止段部
24aに斜め下側から係合されることによって昇降体2
4を支持するものであり、この状態でコイルばね30は
撓んでいる。したがって、昇降体24が更に上方に移動
されて、昇降体24の下部周面24bに係止爪29の先
端が対向するようになると、その時点で、周面24bと
係止段部24aとの半径方向の位置の違いにより、コイ
ルばね30の力で係止爪29は下方向に向けて回動され
て、昇降体24の下方への動きに対して邪魔にならない
ようになる。
【0016】図8および図10中符号50は昇降体ホル
ダ28の内側に配置された合成樹脂製の接点取付け板
で、これには複数の給電接点31が取付けられている。
これらの接点31は電源に接続される。接点取付け板5
0と昇降装置本体22の天井壁22aとの間には、図示
しない複数のコイルばねが取付けられており、そのばね
力で係止爪29に支持された昇降体24を下方に押圧し
て、昇降体24が不用意に動くことがないようにしてい
る。
【0017】図9および図10中符号32はスイッチそ
の他の電気部品33を装着したプリント配線基板、34
はリレー35を取付けた回路基板、36はワイヤロープ
23の張りと緩みを検出する検出装置で、ばね37によ
り付勢された一対のシーソーレバー38と、これらレバ
ー38を枢支したベース39に固定されて、シーソーレ
バー38によりオン・オフされるマイクロスイッチ40
とを備えて形成されている。
【0018】昇降装置本体22には昇降体ホルダ28の
回りに位置して回転自在なガイドプーリを有した第1〜
第5ワイヤガイド41〜45が取付けられている。第
1,第2のワイヤガイド41,42は昇降体ホルダ28
を境にモータ25と反対側に配設されているとともに、
第3ワイヤガイド43は昇降体ホルダ28のプリント配
線基板32側の側面に近接して配設されている。第4ワ
イヤガイド44は昇降体ホルダ28の検出装置36側の
側面に近接して配設されているとともに、第5ワイヤガ
イド45は検出装置36と第1ワイヤガイド41との間
において配設されている。
【0019】第1,第2,および第5ワイヤガイド4
1,42,45は昇降装置本体22の水平な天井壁22
aに沿うような姿勢で取付けられているとともに、第
3,第4ワイヤガイド43,44は昇降体ホルダ28の
垂直な側壁外面に沿って縦に取付けられている。
【0020】前記ワイヤロープ23は、その一端を巻取
ドラム26の第1巻取部26aに固定して巻き取られて
いるとともに、他端部を巻取ドラム26の第2巻取部2
6bに固定して巻き取られ、かつ中間部を第1〜第5ワ
イヤガイド41〜45に掛けて引き回されている。
【0021】すなわち、図9に示すようにワイヤロープ
23の一端側部分は、第1巻取部26aから検出装置3
6の一方のシーソーレバー38を通って、第1〜第3ワ
イヤガイド41〜43に順次掛け渡されており、ワイヤ
ロープ23の他端側部分は第2巻取部26bから検出装
置36の他方のシーソーレバー38を通って第5,第4
ワイヤガイド45,44に順次掛け渡されている。さら
に、第3,第4ワイヤガイド43,44間に位置するワ
イヤロープ23の中間部分は、昇降体24に内蔵した一
対の回転自在なガイドプーリ46(図9参照)に掛け渡
されている。
【0022】したがって、巻取ドラム26の両巻取部2
6a,26bにワイヤロープ23が同時に巻き取られる
ことにより、昇降体24は上昇され、逆に、両巻取部2
6a,26bにワイヤロープ23が同時に巻き戻される
ことにより、昇降体24は下降される。なお、昇降体2
4の上昇の最終段階では、その係止段部24aに係止爪
29が自動的に係合して昇降体24が昇降装置本体22
に機械的に支持される。また、下降開始の場合には、は
じめに係止爪29が昇降体24の下部周面24bに対向
するまで昇降体24が少し上昇された後に、下降動作が
なされる。
【0023】前記昇降体24は、図6および図8に示す
ように上下両端を開口した短い円筒状をなす金属製の昇
降体本体51と、この上端開口を塞いで取付けた耐熱性
を有する合成樹脂製の接点取付け台52と、昇降体本体
51の下端開口を塞いで取付けた合成樹脂製の底蓋53
とで形成されている。なお、図2および図6中54,5
5は夫々着脱可能な取付けねじを示している。
【0024】昇降体本体51の上面部には図2に示すよ
うに一対のプーリ配設溝56が形成されており、これら
の溝には枢軸57(図10参照)を介して前記ガイドプ
ーリ46が回転自在に取付けられている。これらのプー
リ46に掛けられたワイヤロープ23は、接点取付け台
52の周部に設けた切欠き溝56に通されている。
【0025】接点取付け台52は、図1〜図6に詳しく
示したように円板状をなして昇降体本体51の上面開口
を塞ぐ蓋部57と、この下面に枠状をなして一体に突設
された一対の接点取付け枠58とから形成されている。
図4に示すように接点取付け枠58は例えば二つの仕切
り壁59を有して、内部を第1〜第3の小部屋60〜6
2に仕切っている。各小部屋60〜62の夫々には、図
5に代表して示すように金具取付け部63と接点取付け
部64とが設けられている。低位置に設けられる金具取
付け部63は階段状をなしているとともに、これよりも
高い位置の接点取付け部64は蓋部57の肉厚部分によ
り形成されている。
【0026】金具取付け部63には、これに沿うように
階段状に折曲げられた中継導電金具65が第1,第2の
ねじ66,67を介して取付けられている。中継導電金
具65の一片65aを通る第1ねじ66は、前記照明器
具Aから導かれた機器側リード線68の先端部に固定さ
れた圧着端子69を共締めして、この端子69と中継導
電金具65とを電気的に接続している。同様に中継導電
金具65の他片65bを通る第2ねじ67は、中継リー
ド線70の一端に固定された圧着端子71を共締めし
て、この端子71と中継導電金具65とを電気的に接続
している。
【0027】接点取付け部64にはガイド孔72(図
4,図5参照)が上下方向に貫通されている。この孔7
2には前記給電接点31に接離する受電接点73が上下
方向に摺動可能に貫通支持されている。この接点73
は、コイル状のばね74で常に上向きに付勢されている
とともに、受電接点73の下端部に形成したねじ部73
aに嵌合しナット75で固定された平ワッシャ76によ
り、上方への抜け止めをされている。ねじ部73aに
は、中継リード線70の他端に固定された他の圧着端子
77とばねワッシャ78とが嵌合されている。これら圧
着端子77とばねワッシャ78とは、平ワッシャ76と
ナット75との間に挟まれている。したがって、受電接
点73は中継リード線68および中継導電金具65を介
して機器側リード線68に電気的に接続されている。
【0028】なお、前述のような中継導電金具65およ
び受電接点73の取付けは、両接点取付け枠58の少な
くとも1つの小部屋について実施される。図1〜図3は
3灯用の照明器具Aについて適した配線となるように各
小部屋60〜62の夫々について実施した例を示してい
る。
【0029】前記底蓋53には図9に示すように金具取
付け部64の第1ねじ66がねじ込まれる部分に対向す
る複数の通孔79が設けられている。これらの通孔79
には器具側リード線68が通されている。
【0030】前記構成の電動昇降装置の昇降体24は、
それに連結された照明器具Aの保守・点検等において、
既述のように巻取ドラム26の両巻取部26a,26b
にワイヤロープ23を同時に巻き取ることにより上昇さ
れ、逆に、両巻取部26a,26bにワイヤロープ23
を同時に巻き戻すことにより下降される。
【0031】昇降体24が上昇配置されて昇降装置本体
21に係合保持されたときに、受電接点73が給電接点
31に接触し、この受電接点73はばね74に抗して下
方に移動しながら給電接点31に圧接される。それによ
り、照明器具Aと電源とが電気的に接続される。なお、
前記圧接は、ばね74の付勢力だけではなく、接点取付
け板50を下方に付勢している図示しないコイルばねの
付勢力によって強化されている。また、昇降体24の下
降時には、受電接点73が給電接点31から離れて、照
明器具Aは電源から切離されるとともに、受電接点73
はばね74により押し上げられる。そして、前記昇降に
伴う受電接点73の上下動作は、以下の理由により円滑
になされるから、保守・点検後に接点部が焼損する恐れ
がなく使用できる。
【0032】すなわち、受電接点73と器具側リード線
68とは、直接接続することなく、中継リード線70お
よび中継導電金具65を介して電気的に接続されてい
る。そのために、器具側リード線68の長さを、少なく
とも中継リード線70および中継導電金具65に相当す
る分について短くでき、それに伴い器具側リード線68
が昇降体24内に収納される長さを短くできる。したが
って、器具側リード線68が昇降体24の内部に過密状
態に収納されることがなくなり、このリード線68と受
電接点73および中継リード線70との干渉を防止でき
るから、受電接点73は、中継リード線70のみを負荷
として上下動され、器具側リード線68により動作を妨
げられることがない。
【0033】しかも、本実施例では各小部屋60〜62
が接点取付け枠58と一体成形された仕切り壁59で仕
切られているから、一つの中継リード線70の動きが他
の中継リード線70に影響を及ぼすことがない。
【0034】また、昇降体24への照明器具Aの取付け
にあたり、その工事関係者が器具側リード線68を引張
った場合に、その引張り力は、中継導電金具65の第1
ねじ66による固定部に作用するにとどめられて、中継
リード線70よび受電接点73には及ぶことがない。
【0035】したがって、以上により受電接点73を円
滑に上下動させることができ、その動作不良を生じない
から、昇降体24を上昇させた際に、給電接点31に対
する受電接点73の接触不良を生じるおそれがない。そ
のため、導通時における両接点31,73間での接触抵
抗の増大がなく、それに伴う接点部の焼損を防止できる
ものである。
【0036】なお、本発明は前記一実施例に制約される
ものではなく、昇降体の昇降体本体が従来のように下面
開口の円形カップ形状をなし、その上壁にブッシュ状の
電気絶縁体を取付け、これを貫通して受電接点を上下動
可能に取付けた昇降体を用いたものにおいても適用でき
る。
【0037】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の電動昇降装
置においては、昇降体の内部に器具側リード線が過密状
態に収納されることがなくなり、このリード線と受電接
点および中継リード線との干渉を防止できるとともに、
昇降体への電気機器の取付けにあたり、器具側リード線
が引張られた場合に、その引張り力が中継リード線およ
び受電接点に及ぶこともないから、受電接点の円滑な上
下動を保証でき、したがって、給電接点と受電接点との
接触不良がなくなって、導通時における両接点間での接
触抵抗の増大に伴う接点部の焼損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電動昇降装置の要部を
示す分解斜視図。
【図2】同一実施例に係る電動昇降装置が備える昇降体
の昇降体本体と接点取付け台とを分離して示す分解斜視
図。
【図3】同一実施例に係り前記昇降体が備える接点取付
け台を配線を施した状態で示す裏面図。
【図4】同一実施例に係り前記接点取付け台を示す裏面
図。
【図5】同一実施例に係り前記接点取付け台を図3中Z
−Z線に沿って示す断面図。
【図6】同一実施例に係り前記昇降体全体を分解して示
す正面図。
【図7】同一実施例に係る電動昇降装置が照明器具を支
持した状態を示す斜視図。
【図8】同一実施例に係る電動昇降装置を図9中Y−Y
線に沿って示す断面図。
【図9】同一実施例に係る電動昇降装置をそのカバー類
を取外して図10中矢印X方向から見上げて示す図。
【図10】同一実施例に係る電動昇降装置をそのカバー
類を取外して示す側面図。
【図11】電動昇降装置の構成を概略的に示す図。
【図12】従来に係る電動昇降装置の昇降体部分を分解
して示す斜視図。
【図13】同従来に係る受電接点の取付け部分を示す断
面図。
【符号の説明】
21…電動昇降装置、22…昇降装置本体、23…ワイ
ヤロープ、24…昇降体、25…モ−タ、26…巻取ド
ラム、31…給電接点、52…接点取付け台、65…中
継導電金具、68…機器側リード線、70…中継リード
線、73…受電接点、A…照明器具(電気機器)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井側高所に配置されてワイヤロープを
    巻取・巻き戻しする巻取ドラムを駆動するモ−タを備え
    た昇降装置本体と、この本体に設けられ電源に電気的に
    接続する複数の給電接点と、前記ワイヤロープに吊持さ
    れるとともに電気機器を連結して昇降される昇降体と、
    この昇降体に設けられ前記各給電接点に夫々接離される
    とともに前記電気機器と電気的に接続される複数の受電
    接点とを備えた電動昇降装置において、 前記昇降体に前記複数の受電接点を夫々上下動可能に支
    持する電気絶縁製の接点取付け台を設け、この取付け台
    内に前記受電接点と同数の中継導電金具を取付け、これ
    ら金具と前記受電接点とを中継リード線で夫々別々に接
    続するとともに、前記中継導電金具に前記電気機器から
    導かれた機器側リード線を接続することを特徴とする電
    動昇降装置。
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