JPH05340178A - 電動シャッター等の開閉体の安全装置 - Google Patents

電動シャッター等の開閉体の安全装置

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JPH05340178A
JPH05340178A JP4177545A JP17754592A JPH05340178A JP H05340178 A JPH05340178 A JP H05340178A JP 4177545 A JP4177545 A JP 4177545A JP 17754592 A JP17754592 A JP 17754592A JP H05340178 A JPH05340178 A JP H05340178A
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JP
Japan
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opening
closing body
shutter
guide rail
obstacle
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JP4177545A
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English (en)
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Keitaro Mori
桂太郎 森
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DMG Mori Co Ltd
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Mori Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降するシャッター等の配線の省略を可能と
し、かつ信頼性を高める。 【構成】 検知部材12が障害物Sに当たると座板1b
と接触し、それらの両側端部に設けたローラー17,2
7との間に導通があるようにしておく。両側のガイドレ
ール2の内面2aをシャッター1の昇降方向に沿って導
通可能に形成し、上端をシャッターの昇降用の電動機の
開閉制御装置と接続する。ローラー17,27を各ガイ
ドレール2の内面2aに導通可能に当接させる。シャッ
ター1の下降時、検知部材12が障害物Sに当たると、
ガイドレール2,2を介して開閉制御装置に異常事態の
信号が伝達され、シャッターは停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の出入り口等の開
口に設置される電動シャッター等の開閉体の安全装置に
関し、詳しくは、電動シャッター等の開閉体(シャッタ
ーカーテン)の下降時に、人や障害物の挟み込みを検知
させて、開閉体の昇降駆動用の電動機を停止させたり逆
転させたりして、挟み込み事故や開閉体機構の破損を未
然に防止するための安全装置(以下、単に安全装置とも
いう)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の安全装置は、開閉体を構
成する最下部のエンドスラット(座板)に障害物検知手
段を設けておき、障害物が障害物検知手段の受圧面(下
面)に近接ないし接触したり、それを押圧することで異
常事態を検知させ、その検知信号を開閉体駆動用の電動
機の開閉制御装置に伝えて電源を切って開閉体の下降を
停止させ、或いは上昇させるように構成されている。
【0003】例えば、エンドスラットに障害物検知部を
設け、これによる検知によってガイドレール内に設けら
れた赤外線発光素子から赤外線による検知信号を発信さ
せ、この信号を上方の赤外線受光素子で受信して開閉制
御装置に伝える無線方式の技術がよく知られている。
【0004】また、有線方式のものとして、エンドスラ
ットに設けた障害物検知部と開閉制御装置を導線で接続
(配線)し、障害物検知による検知信号をその導線を通
して開閉制御装置に伝えるという技術も知られている。
【0005】さらに、障害物検知部における検知の動き
を開閉体の幅(横)方向への動きに変換し、その動きを
ガイドレール内に長手方向に沿って連続して取付けられ
た、いわゆるテープスイッチに伝え、これと接続されて
いる開閉制御装置からの信号で電動機を停止又は反転す
るようにした技術もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の安全装置に
おける無線式のものにあっては、発光素子等の電子機器
を用いるためにコスト高となる。また、電源として電池
が必要である上に、電池切れ等に基づく誤作動、すなわ
ち障害物に接触しても安全装置が働かないといったトラ
ブルが発生しがちであり、安全性の確保の点で必ずしも
十分でないといった問題があった。また、定期的に電池
の交換を要するといった煩わしさも問題として指摘され
ていた。
【0007】また、有線式のものにあっては、開閉体に
配線が必要であるといった本質的な問題点の存在もさる
ことながら、開閉体の昇降(上下動)に同調して頻繁に
その導線も動くために、開閉とその巻き取り及び巻き戻
しが正確に同調しないとリード線の弛緩や緊張により、
巻取不良や導線のキンクを生じ、断線して昇降を不能と
してしまうおそれが大きいといった問題があった。ま
た、導線の巻取用ドラムが必要となる分、シャッターケ
ースが大型化する。
【0008】さらに、テープスイッチによる技術では、
テープスイッチ自体が高価であるために低廉な電動シャ
ッターには不向きである。その上に、作動を繰り返すこ
とで、スイッチの接触部位が摩耗して故障したり、接触
時の衝撃で破損することがあり、信頼性に欠けるとの指
摘もあった。本発明は、上記従来の安全装置の持つ諸問
題を解消すべく案出したものであって、従来の無線式の
ものやテープスイッチ方式のものに比べてコストが低減
され、しかも昇降する開閉体等の配線の省略を可能と
し、かつ信頼性の高い安全装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、シャッター等の開閉体がガイドレールに
沿って下降する際、障害物等がその開閉体の下部に組み
込まれた障害物検知手段の受圧面を押圧することで異常
事態を検知し、その信号に基づいて開閉体の下降を停止
させる構成の電動シャッター等の開閉体の安全装置にお
いて、上記ガイドレールは、その内面を開閉体の昇降方
向に沿って導通可能に形成すると共に、その内面を開閉
体の開閉制御手段と接続し、開閉体の側部を上記障害物
検知手段と導通可能に構成すると共に、開閉体の下降時
にその側部を上記ガイドレールの内面に対して導通可能
に当接させる構成としたことにある。
【0010】この場合、障害物検知手段の受圧面が開閉
体の下部の幅とほぼ同じ長さを有する構成としておくと
よい。また、左右両方のガイドレールの内面を開閉体の
昇降方向に沿って導通可能に形成し、その一方の内面に
対して開閉体の一側部を導通可能に当接させると共に、
その他方の内面に対して開閉体の他側部を導通可能に当
接させ、この両側部の間に障害物検知手段を設けて構成
し、開閉体の一側部を集電装置として電流を取り入れる
ようにし、他側部及び当接するガイドレールを帰線とし
て、それぞれ上記開閉制御手段と接続するとよい。
【0011】
【作用】上記のように構成された本発明に係る安全装置
においては、開閉体の下降中その下部の障害物検知手段
の受圧面に障害物が当たり、その受圧面を押圧すると、
障害物検知手段が作動し、開閉体の側部と導通可能に当
接しているガイドレールを介して、開閉体の開閉制御手
段に異常事態の信号が伝達される回路が構成される。か
くして、所定の設定に基づき、開閉体の昇降駆動手段を
構成する駆動用の電動機が停止されると、開閉体の下降
が停止する。
【0012】
【実施例】本発明に係る安全装置を具体化した実施例1
について図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図
中、1は、建物の開口Kに装着された巻き取り式の電動
シャッターの開閉体としてのシャッターであって、スラ
ット1a,1aを屈曲自在にして上下に複数連結されて
なり、両側縁部を、左右、両側のガイドレール2,2に
案内されて昇降するよう構成されている。ただし本例で
は、シャッター1の昇降は、上端部をシャッターケース
3内の巻取軸4に止着させ、巻取軸4を電動機5と、シ
ャッターの開閉制御手段を構成する、開閉制御装置6及
び操作スイッチ7によって制御されるように構成されて
いる。
【0013】一方、本例におけるシャッター1の障害物
検知手段は、その下縁部材である最下部のスラット(座
板ともいう)1bに次のように構成されている。すなわ
ち、最下部のスラット1bは、その平板部(垂直部位)
8の下端が長手(幅)方向に沿い、両側端部を除き、縦
断面視、二股状に形成され、その両脚板部9,9の下端
部が互いに外方に略水平に突出してなるフランジ10,
10を構成している(図2,3参照)。ただし、両脚板
部9,9の内側の上面には平板部8の下端部8aが垂下
状に突出しており、また、両脚板部9,9の下部内側は
幅狭に形成されており、内面にそれぞれ縦断面視L形を
呈してなる絶縁材11,11が張り付けられている。そ
して、その絶縁材11,11に挟まれる形で、縦断面、
I形を成し、シャッター1の横幅より若干幅狭で、脚板
部9の長さとほぼ同じ長さを有し、後述するように、受
圧面としての下端面が押し上げられることで障害物を検
知する検知部材12が上下にスライド可能で、下端部が
自重で、フランジ10の下面より下方に突出するように
して装着されている。本例では、シャッター1の下降過
程において検知部材12の受圧面13が押し上げられる
と、その上端部14の上面が平板部8の下端部8aの下
面に当接されるように設定されている(図3参照)。な
お、本例では、座板1b、検知部材12ともに導体で構
成されており、この当接により、はじめて、両者に導通
が保持されるように設定されている。また、座板1b
と、そのすぐ上に連結されているスラット1aとの間は
絶縁され、導通はない構造とされている。
【0014】一方、本例において、ガイドレール2,2
は、鋼材等の導体からなり、横断面において内方向に折
曲げられてなる略コ字状をなすリップ溝形鋼類似の形状
をしており、建物の開口K両側に絶縁状態で装着される
とともに、次記する構成のシャッター1の側部を案内し
て昇降自在に収容している。ただし、その開口側の両内
側には、図示はしないが、上端から下端に亘って、がた
つき(振れ)防止を兼ねた絶縁材が張付けられている。
【0015】図2に示すように、座板1bの一端部
(左)には、矩形板状のブラケット15が取付けられ、
そのほぼ中央を回転軸として、「く字形状」をなすレバ
ー16が揺動可能に取着されるとともに、先端にローラ
ー17が取付けられている。このローラー17は、レバ
ー16を押圧手段(押えプランジャー)18により外方
に付勢し、ガイドレールの内面2aに押付けられ、シャ
ッター1の側縁部とともにガイドレール2の内側に収容
されている(図4参照)。そして、ローラー17をガイ
ドレールの内面2aに押付け、回転しながら昇降させ、
その内面2aからローラー17を介して座板1bに電流
を取り入れる、集電装置を構成している。また、一方、
検知部材12の一端部(図2右側)には、この集電装置
を上下逆にした点を除いて同じ構成で、ブラケット2
5、レバー26、ローラー27、及び押圧手段28が装
着されている。こうして本例では、左のガイドレール2
と座板1b、また右のガイドレール2と検知部材12と
が、シャッター1の昇降過程においてそれぞれ導通が維
持される構成とされている。
【0016】一方、左右のガイドレール2,2の上端か
らは、それぞれ、導線Eが引き出され、シャッターの開
閉制御手段を構成する電動機5の開閉制御装置6に接続
されており、これに操作スイッチ7が接続されている
(図1参照)。ただし、本例では、正常時、開閉制御装
置6は、操作スイッチ7からの操作信号に基づいて電動
機5を停止させるように設定されている一方、上記障害
物検知手段を構成する、検知部材12が押し上げられ
て、その上端部14の上面が座板1bの平板部の下端部
8aの下面に接触すると、信号を出力して、電動機5の
回転を停止させるように設定されている。
【0017】次に、上記のように構成された本例の安全
装置の作用等について説明する。シャッターの通常の閉
鎖作動時、つまりシャッター1の下降に際しては、検知
部材12は自重により下がった位置にある。したがっ
て、その位置で、シャッター1を下降するときには、開
閉制御装置6は通常通り操作スイッチ7からの操作信号
に基づいて電動機5を適正に制御する。一方、この下降
途中、座板(検知部材)1bの下に障害物Sがあると、
それが検知部材の受圧面13に当接し、検知部材12を
押し上げて、座板の平板部8の下部8aに接触する。す
ると、その接触による検知信号が、ガイドレール2,2
等で構成される回路を通じて開閉制御装置6に伝達(入
力)され、電動機5を緊急停止させる。こうしてシャッ
ター1の下降は停止され、下降時の安全が確保される。
【0018】同様に、シャッター1が下降して全閉状態
となると、検知部材12の受圧面13は地面に当たるの
で障害物を検知した状態と同じになり、下降が停止す
る。ただし、この場合には、この検知信号と関係なく、
別個に設定されたリミットスイッチの信号に基づいて停
止させてもよい。なお、本例では、異常検知時に、電動
機の駆動を緊急停止するよう設定したが、さらに、その
停止後、直ちに反転させ、所定量、或いは全開状態とな
るまでシャッターを上昇するように設定しておくことも
できる。また、電動機と巻取軸との間にクラッチが介在
されているような電動シャッター装置に適用する場合に
は、クラッチを切ると同時に巻取軸に制動をかけてシャ
ッターの下降を停止するように設定しておくこともでき
る。
【0019】本例の安全装置によれば、ガイドレール
2、座板1b、検知部材12を導体で構成し、そのまま
制御用の回路として利用したものであるから、上下動す
るシャッター1にまったく配線を要しないので、従来に
おける有線方式の場合のような断線による作動不良がな
いばかりか、ガイドレール2,2に沿った配線を要しな
いので、構造の簡略化を図ることもできる。また、シャ
ッター1の下降過程において、ローラー17はどの位置
でもガイドレール2に導通状態で接触している。したが
って障害物の大小に関わらず、検知部材12に当接(接
触)した高さ部位(位置)で、適宜にシャッターを停止
させることができるから、挟み込みによる事故や、シャ
ッターの破損防止に効果的である。さらに、本例におい
ては、検知部材12の受圧面13である下面が、座板1
bの幅(長さ)全体に亘って突出しているから、シャッ
ターの下部のどの部位に障害物があっても下降を停止す
ることができる。
【0020】上記実施例では、障害物検知手段を座板1
bと検知部材12で構成し、かつそれら自体を導体で形
成したが、この場合、図示はしないが、座板と検知部材
とを絶縁体で形成し、その相互の接触面に銅製(導体)
の帯板を張付けておき、その帯板相互が接触したとき
に、その接触による信号が開閉制御装置に伝達されるよ
うに、障害物検知手段とローラーとの間を導線で接続し
ておいてもよい。なお、この障害物検知手段について
は、受圧面を障害物等が押圧することで異常事態を検知
できる機構を備えたものであればよく、本例の機構のも
のに限定されるものでないことはいうまでもない。
【0021】また、上記実施例ではガイドレール自体も
導体で形成したが、これを絶縁体で形成し、若しくは内
面に絶縁材を塗布したものとしても、前記検知手段のそ
れと同様にすればよい。すなわち、ガイドレールの内面
(長手方向)に沿って銅製の帯板を接着、或いは導体か
らなる線(ワイヤー)を張設しておき、これにローラー
を押付けつつ回転及びスライドさせるようにしてもよ
い。なお、異常時に、その信号が、障害物検知手段及び
ガイドレールを介して開閉制御装置に伝達できればよい
から、上記実施例において、ローラーを介することな
く、座板と検知部材の端部に、ばね性を有するような接
触片(導体)を接続しておき、ガイドレールの内面に押
付けるようにして当接(接触)させながら滑らせてもよ
い。
【0022】また、上記実施例では、開閉体の下部であ
るエンドスラット(座板)部位の側部をガイドレールに
当接させたが、開閉体の下降時にガイドレールの内面に
対して導通可能に当接させることができればよいので、
それより上のスラット(開閉体の構成部材)の部位にお
ける側部をガイドレールに当接させてもよい。なお、ガ
イドレールは、取り外し自在のいわゆる中間柱にも同様
に適用できる。その場合、上記実施例では、その取り付
け時に上端の導線Eと導通状態が保持されるように構成
されていればよい。上記実施例では、巻取方式のシャッ
ター装置に具体化した場合で説明したが、パネルシャッ
ター装置についても同様に適用できる。
【0023】さて、次に実施例2について図5を参照し
て説明するが、本例は、前例が、両側のガイドレールを
介して回路を構成したものに対して、片側のガイドレー
ルのみ用いることで構成した点が相違するだけで本質的
には前例と同じのために、相違点のみ説明し、同一部位
には、同一の符号を付しその説明を省略する。すなわ
ち、本例では、一側のガイドレール2の内面に絶縁材
(ベース)31を張付けてガイドレール自体に絶縁処理
をし、その上にシャッター1の昇降方向に沿って、間隔
をおいて平行に、それぞれ上端から下端に帯板(導体)
32,33を張付け、座板1bの一側端部に取付けられ
たローラー17を一方の帯板32に押付け、同じ側であ
って検知部材12の一側端部に取付けられたローラー2
7をもう一方の帯板33に押付けるようにしたものであ
る。なお、帯板32,33の上端部は前例と同様にシャ
ッターの開閉制御手段に接続されている。また、本例で
は、ローラー17,27の銅帯板(ガイドレール内面)
32,33への押し付けは、詳しくは図示しないがスプ
リングによっている。本例においては片方(1本の)の
ガイドレール内で回路を形成するようにしたので、建物
の開口つまりシャッター(開閉体)の幅が広いときに好
適である。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る電動シャッター等の開閉体
の安全装置は、以上の説明から明かなように次のような
効果がある。すなわち、開閉体の下降中その下部の障害
物検知手段の受圧面に障害物が当たり、その受圧面を押
圧すると、障害物検知手段が作動し、開閉体の側部と導
通可能に当接しているガイドレールを介して開閉制御手
段に異常事態の信号が伝達される回路が構成される。こ
れにより、所定の設定に基づき、開閉体の昇降駆動手段
を構成する電動機等を停止させるものであるから、従来
の無線式のものに比べ、電子機器や電源用の電池等を要
しないし、テープスイッチ方式のもののように、高コス
トの部品を要しないので、コストが低減される上に、安
全装置としての信頼性の向上に有効である。
【0025】また、昇降する開閉体にその昇降と同調し
て動くような格別の電気配線を要しないし、ガイドレー
ルを回路として用いたから、従来の有線方式のものに比
べ、配線を省略でき、コストの低減を図ることができ
る。その上、導線のキンク等に基づく断線等による昇降
不能の発生が防止されるし、導線の巻取用ドラムを要し
ないので、その分、シャッターケースの小形化を図るこ
とができる。
【0026】そして、障害物検知手段の受圧面が開閉体
の下部の幅とほぼ同じ長さを有する構成のものにおいて
は、障害物がその下部に対向するいずれの部位にあって
も、受圧面を押圧することができるので、安全性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動シャッター等の開閉体の安全装置
を具体化した実施例1を示す概略構成正面図である。
【図2】図1における要部を示す一部省略断面正面図で
ある。
【図3】図2におけるA−A線矢視断面図である。
【図4】図2におけるB−B線矢視断面図である。
【図5】本発明の電動シャッター等の開閉体の安全装置
を具体化した実施例2の要部を示すもので、(A)はそ
の部分断面正面図、(B)は(A)におけるC−C線矢
視断面図である。
【符号の説明】
1 シャッター(開閉体) 1b 座板(開閉体の下部) 2 ガイドレール 2a ガイドレール内面 5 電動機 6 開閉制御装置 7 操作スイッチ 12 検知部材(障害物検知手段) 13 受圧面 S 障害物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッター等の開閉体がガイドレールに
    沿って下降する際、障害物等がその開閉体の下部に組み
    込まれた障害物検知手段の受圧面を押圧することで異常
    事態を検知し、その信号に基づいて開閉体の下降を停止
    させる構成の電動シャッター等の開閉体の安全装置にお
    いて、上記ガイドレールは、その内面を開閉体の昇降方
    向に沿って導通可能に形成すると共に、その内面を開閉
    体の開閉制御手段と接続し、開閉体の側部を上記障害物
    検知手段と導通可能に構成すると共に、開閉体の下降時
    にその側部を上記ガイドレールの内面に対して導通可能
    に当接させる構成としたことを特徴とする電動シャッタ
    ー等の開閉体の安全装置。
  2. 【請求項2】 障害物検知手段の受圧面が開閉体の下部
    の幅とほぼ同じ長さを有する、請求項1記載の電動シャ
    ッター等の開閉体の安全装置。
  3. 【請求項3】 左右両方のガイドレールの内面を開閉体
    の昇降方向に沿って導通可能に形成し、その一方の内面
    に対して開閉体の一側部を導通可能に当接させると共
    に、その他方の内面に対して開閉体の他側部を導通可能
    に当接させ、その両側部の間に障害物検知手段を設けて
    なる、請求項1又は2記載の電動シャッター等の開閉体
    の安全装置。
JP4177545A 1992-06-10 1992-06-10 電動シャッター等の開閉体の安全装置 Pending JPH05340178A (ja)

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Cited By (5)

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