JP3937115B2 - 防火シャッターの安全装置 - Google Patents

防火シャッターの安全装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3937115B2
JP3937115B2 JP19961198A JP19961198A JP3937115B2 JP 3937115 B2 JP3937115 B2 JP 3937115B2 JP 19961198 A JP19961198 A JP 19961198A JP 19961198 A JP19961198 A JP 19961198A JP 3937115 B2 JP3937115 B2 JP 3937115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding member
seat plate
fixed seat
movable
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19961198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000017977A (ja
Inventor
克己 前田
Original Assignee
東工シャッター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東工シャッター株式会社 filed Critical 東工シャッター株式会社
Priority to JP19961198A priority Critical patent/JP3937115B2/ja
Publication of JP2000017977A publication Critical patent/JP2000017977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3937115B2 publication Critical patent/JP3937115B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は防火シャッターが熱や煙を感知して自動的に閉まる際に、障害物が存在した場合にはシャッターの降下が即座に停止するようにした防火シャッターの安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シャッターの安全装置には色々な型式があり、一般的には電波や赤外線等を利用したセンサーで障害物を感知し、あるいは障害物に接触することで切り替わるスイッチを用い、これらセンサー及びスイッチから発信される信号をシャッターの駆動部(開閉機)に伝達して、該シャッターカーテンの降下を停止するように制御している。しかし、上記センサーやスイッチは電気系統のトラブル等により作動しなかったり、誤作動したりすることで、安全装置としての信頼性が低い。
【0003】
そこで電気制御ではなく、機械的に制御することでより信頼性の高い安全装置として、出願人は平成6年12月26日付で電動シャッターの安全装置に関する特許出願を行っている。これは、シャッターの最下段を構成する固定座板の下側に、可動座板を上下動自在に設けると共に、シャッターの側端部を案内する竪枠(ガイドレール)内に、上端部をシャッター降下停止スイッチの作動部に連結した線状部材を同ガイドレールの上下にわたって設け、固定座板には、線状部材に向かって進退自在に保持された押圧部材と、押圧部材との間で線状部材を挟持する受け部を設け、固定座板に対する可動座板の上下動範囲内において、固定座板及び可動座板の何れか一方に、押圧部材に対して摺動自在に係合し且つ固定座板に対する可動座板の上下動に伴って同押圧部材を進退させる傾斜案内部を設けると共に、可動座板には、押圧部材に対して摺動自在に係合し且つシャッター下降停止スイッチの作動ストロークよりも長い上下寸法を有すると共に同押圧部材を前進位置に保持する垂直案内部を設けている。
【0004】
ところが防火シャッターは火災発生時の熱や煙を感知すると同時に、開閉機のブレーキを開放することでシャッターカーテンは自重によって降下する構造と成っている。これは、非常時の停電を考慮した構造であり、シャッターカーテンの自重を利用した方がより信頼性は高くなるが、一旦ブレーキを開放してしまうならば、重いシャッターカーテンはその降下速度に勢いが付いて閉じることになる。そこで、避難する人に降下するシャッターカーテンが当たったり、又挟まれたりして、非常に危険でもある。
【0005】
従って、シャッターカーテンの下端に取り付けした可動座板が障害物に当たることで、シャッター降下停止スイッチを作動して該シャッターカーテンの降下を停止するように構成している上記電動シャッターの安全装置では、本発明が対象とする防火シャッターに適用することは出来ない。勿論、この種の電動シャッターであっても蓄電池を非常用電源として使用する場合には適用可能であるが、非常用蓄電池を備える場合には常に定期点検をしなくてはならず、しかもコスト的には高くなってしまう。
【0006】
又、広い間口に装着される防火シャッターでは、シャッターカーテンの幅に応じた可動座板が必要となるが、長い可動座板は障害物に当たった場合にその作用負荷も大きく、また長い可動座板は撓み変形して正しく上下動しにくく、その為にシャッターカーテンの降下停止が即座に行われなく、時には作動しないといったことになる。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】
このように、防火シャッターの安全装置には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であって、仮に幅広のシャッターであっても、可動座板から作用する負荷が小さく、しかも誤作動や不作動することなく信頼性の高い防火シャッターの安全装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る防火シャッターの安全装置はシャッターカーテン下端に可動座板を取付けし、この可動座板が障害物に当ることで降下が妨げられ、この可動座板の動きを利用してブレーキ機能を復帰し、シャッターカーテンの降下を停止することが出来るように構成している。間口両側にはシャッターカーテンが上下動する竪枠(ガイドレール)が設けられているが、このガイドレールには線状部材をダブ付かせることなく沿設し、その上端は開閉機のブレーキ装置に接続している。
【0009】
上記可動座板はシャッターカーテン下端の固定座板下側に上下動自在に取付けられ、しかも幅広のシャッターカーテンの場合には中央にて分離している。固定座板には線状部材に向かって進退自在に保持された摺動部材が可動座板の両サイド部に設けられ、ガイドレール側の摺動部材との間で上記線状部材を挟み込む受け部を有している。可動座板の両サイドに設けた摺動部材は互いに連結し、障害物が可動座板の如何なる箇所で当たっても、ガイドレール側の摺動部材は作動して線状部材を挟み込むことが出来るようにしている。
【0010】
ところで、シャッターカーテンの下降中において障害物に可動座板が当接すると、可動座板の下降が阻止された状態で固定座板が下降し続ける。このとき、可動座板と固定座板の間において、傾斜案内部によって摺動部材が線状部材に対して前進し、摺動部材と受け部で線状部材を挟着する。そして、更に固定座板が下降すると、垂直案内部によって摺動部材が前進位置に保持されるので線状部材を引き下げることとなり、その結果シャッターカーテン下降を停止するようにブレーキ装置が作動する。
【0011】
このような動作を行う安全装置では、固定座板に対する可動座板の上下動範囲内において摺動部材が摺動自在に係合する傾斜案内部及び垂直案内部を設けていると共に、垂直案内部の上下寸法がシャッターカーテン下降停止ブレーキが作動する為のストロークよりも長くなっている。可動座板が垂直案内部の下端部に達する以前、つまり固定座板と可動座板との間に上下の可動範囲を残した状態においてシャッターカーテンの下降を停止するブレーキが働くこととなり、障害物には可動座板の重量のみを与えるだけでシャッターカーテンの下降を停止させることが出来る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
【実施例】
図1は防火シャッターの実施例であり、同図の1はシャッターカーテン、2はガイドレール、3は固定座板、4は可動座板、又5は線状部材をそれぞれ示している。シャッターカーテン1は間口6の上部に設けているドラムに巻付き・巻戻しされ、間口両側のガイドレール2、2に沿って昇降動することが出来、ドラムは開閉機7によって回転駆動する。そして、シャッターカーテン1の下端には固定座板3が設けられ、この固定座板3の下側には可動座板4が上下動自在に取付けられている。
【0013】
したがって、シャッターカーテン1が降下する際に障害物が可動座板4に当るならば、該可動座板4はその降下が妨げられ、固定座板3に対して上昇することになる。固定座板3には第1摺動部材8と第2摺動部材9が設けられ、可動座板4の上昇によって両摺動部材8、9はガイドレール2に張設されている線状部材5側へ前進スライドすることが出来、線状部材5を受け部との間に挟み込むことになる。第1摺動部材8により線状部材5が挟まれると同時に固定座板3の降下により、下方に引っ張られて開閉機7のブレーキ装置10を作動し、シャッターカーテン1の降下を停止することになる。
【0014】
ところで、上記摺動部材8と受け部11とで線状部材5を挟み込むための具体的構造を説明するが、図2、図3、図4はその一例を示している。そして図3は図2の縦断面図を、図4は図2の展開図を表している。固定座板3の下側には可動座板4が上下動自在に取付けられ、ガイドレール内には上端をブレーキ装置10に連結した線状部材5が上下にわたって設けられ、固定座板3には線状部材5に向って進退することが出来る摺動部材8と、該摺動部材8との間で線状部材5を挟み込む受け部11を備えている。
【0015】
固定座板3は図3に示すように、下向きに開口してその開口端部に内向きの受け12、12を有し、可動座板4は上端部に外向きの支持片13、13を有していて、該支持片13、13は受け12、12に載って支えられている。そして可動座板4は下面14に作用する上向きの力によって持ち上げられ、所定の範囲で昇降動することが出来る。
【0016】
固定座板3内の中央にはスライド溝15を有すガイド16をネジ止めにて取着し、スライド溝15には摺動部材8がスライド可能に遊嵌している。該摺動部材8がスライド溝15に沿ってスムーズにスライドすることが出来るように、摺動部材8には2個の長穴17、17が所定の距離をおいて設けられ、ガイド16に取り付けしたベアリング18、18がこの長穴17、17に遊嵌している。そして両長穴17、17の中間には概略三角形のガイド穴20が設けられ、このガイド穴20にはガイド16の縦溝21に遊嵌して上下方向に移動する軸19が嵌っている。
【0017】
上記軸19はその両端がガイド16の側片22、22から突出して可動座板4の側片23、23内側に設けているガイド溝24、24に嵌っている。そして上記摺動部材8にはガイドレール2の方向へアーム25を延ばし、アーム先端には概略コ型の挟持部26を形成し、一方、固定座板3に取着されるガイド16には同じくアーム27を延ばしてその先端には受け部11を取り付けしている。受け部11はコイルバネ28、28を介して取着され、該受け部11に作用する押圧力によって圧縮変形することになる。
【0018】
ガイドレール2に沿って張設されている線状部材5は複数の小さなボール29、29…が繋がれて構成され、この線状部材5は挟持部26と受け部11に挟まれる。すなわち、摺動部材8がスライドして受け部11側へ移動することにより挟み込まれ、その状態で下方へ引っ張られる。シャッターカーテン1は火災発生によってブレーキが開放されることで降下し、この際、可動座板4は支持片13、13が受け12、12に載って最下端にあり、又ガイド溝24、24に嵌っている軸19はガイド16の縦溝21の下端部に位置している。しかし可動座板4が障害物に当たって停止するならば、固定座板3の降下に伴い軸19は縦溝21を上昇する。そしてガイド穴20のA部に位置して嵌っている軸19は傾斜面30に沿って移動し、その結果、摺動部材8は挟持部26を線状部材5側へスライドさせ、受け部11とで線状部材5を挟み込むことになる。
【0019】
受け部11の表面は凹凸を成している為に、ボール29、29…を繋ぎ合わせた線状部材5は挟持部26とで挟まれ、そのまま降下しても滑ることなく引っ張ることが出来る。ガイド穴20には垂直案内部31が上方へ延びていて、可動座板4に取り付けした軸19がこの垂直案内部31に沿って上昇し、垂直案内部31の上端までの長さは、線状部材5を挟持した後で引き下げることにより、ブレーキ機能が復帰するに必要な長さとなっている。
【0020】
そして、障害物が取り除かれた場合には即座に可動座板4は降下し、軸19も降下してガイド穴20のコーナーBに位置する。同時にガイド16の他端にはコイルバネ32が設けられていて、該コイルバネ32のバネ力の作用で摺動部材8は押し戻され、線状部材5を解放する。線状部材5が解放されるならばブレーキは再び解放されてシャッターカーテンは降下することになる。本発明では、線状部材5により機械的にコントロールされる開閉装置の形態は特に限定しない。
【0021】
図5はシャッターカーテン反対側に設けている安全装置を表している実施例であり、図6はこの展開図を示している。基本構造は前記図2、図4に示している場合と同じであり、可動座板4の上下動により摺動部材9は水平方向にスライドすることが出来る。固定座板3には同じくガイド33がネジ止めにて中央に取り付けされ、このガイド33のスライド溝15に上記摺動部材9がスライド出来るように嵌っている。摺動部材9には2個の長穴17、17が設けられ、これら長穴17、17にはベアリング18、18が嵌り、摺動部材9はベアリング18、18をガイドとして水平方向にスライドすることが出来る。
【0022】
両長穴17、17の間には傾斜案内部34と垂直案内部35から成るガイド溝36が形成され、このガイド溝36にはガイド33の縦溝21に遊嵌して上下動する軸21が嵌り、軸21の両サイドは外方向へ延びて可動座板4のガイド溝24、24に嵌っている。従って、シャッターカーテン1が降下し、この際、可動座板4に障害物が当たるならば降下が停止し、可動座板4に取り付けしている軸19はガイド16の縦溝21を上昇し、同時にガイド溝36に沿って動くことで摺動部材9は矢印方向へ移動する。
【0023】
ところで、本発明では一方のガイドレール側の摺動部材8と反対側ガイドレールの摺動部材9は線状部材37により連結されている。そこで一方のガイドレール側の摺動部材8が他方ガイドレール側へ移動する際には他方の摺動部材9はスライドすることなく両摺動部材8、9を連結している線状部材37は撓むことになり、他方ガイドレール側に位置する摺動部材9が移動する際にはガイドレール側の摺動部材8を引っ張り、受け部11とで線状部材5を挟み込むことになる。従って、可動座板4の如何なる箇所に障害物が当たった場合であっても、ガイドレール2に沿って張設されている線状部材5を挟み込んで引っ張り、ブレーキ機能を復帰してシャッターカーテン1の降下を停止する。
【0024】
ところで、実施例ではシャッターカーテン下端に連続した1本の可動座板を取り付けした場合を説明したが、中央にて分離した2本の可動座板を使用する場合も同じである。2本の分割可動座板を用いる場合には両ガイドレールに線状部材5、5を設けていて、何れの側の線状部材を挟んで引っ張ってもブレーキ機能を復帰することが出来るように構成する。そしてこの線状部材5を引っ張ることで開閉機のブレーキ機能を復帰してシャッターカーテンの降下を停止することになるが、開閉機並びにブレーキ装置の具体的構成及び配置形態は本発明では限定しない。
【0025】
以上述べたように、本発明はシャッターカーテンの下端に可動座板を取り付けし、この可動座板の上下動によってガイドレールに沿って設けている線状部材を挟み込んで引っ張ることで、ブレーキ機能を復帰ならしめるように構成したものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0026】
【発明の効果】
本発明に係る防火シャッターの安全装置は、シャッターカーテンの下端に取り付けした可動座板が障害物に当たることで、ガイドレールに沿って設けている線状部材を挟持して引き下げ、この線状部材はブレーキ装置を作動してシャッターの降下を停止することが出来る。このように、本発明の安全装置は電気制御でなく、機械制御することで信頼性は高く、保守点検も容易である。そしてこの安全装置は障害物が床面の場合であっても同じように作動する為に、自重によって降下するシャッターカーテンはその下端が床面に接すると同時に停止し、閉鎖したシャッターカーテンが慣性にてダブ付いたり、ドラムがシャッターカーテンを逆巻きすることもなくなる。又、幅広のシャッターカーテンの場合であれば2本の可動座板を取り付けすることで、該可動座板の自重による撓み変形を防止すると共に、スムーズな上下動をなさしめて安全装置としての信頼性を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全装置を備えた防火シャッターの外観。
【図2】ガイドレール側の安全装置。
【図3】図2における縦断面図。
【図4】ガイドレール側の安全装置の展開図。
【図5】中央側の安全装置。
【図6】中央側の安全装置の展開図。
【符号の説明】
1 シャッターカーテン
2 ガイドレール
3 固定座板
4 可動座板
5 線状部材
6 開口
7 開閉機
8 摺動部材
9 摺動部材
10 ブレーキ装置
11 受け部
12 受け
13 支持片
14 下面
15 スライド溝
16 ガイド
17 長穴
18 ベアリング
19 軸
20 ガイド穴
21 縦溝
22 側片
23 側片
24 ガイド溝
25 アーム
26 挟持部
27 アーム
28 コイルバネ
29 ボール
30 傾斜面
31 垂直案内部
32 コイルバネ
33 ガイド
34 傾斜案内部
35 垂直案内部
36 ガイド溝
37 線状部材

Claims (3)

  1. 火災が発生した際に、熱や煙を感知して開閉機のブレーキを開放することで自重によってシャッターカーテンが降下する防火シャッターであって、障害物が存在する場合には即座にブレーキ機能を復帰してシャッターカーテンの降下を停止する安全装置において、シャッターカーテンの最下端に設けている固定座板の下側には可動座板を上下動自在に取り付けし、シャッターカーテンの側端部を案内するガイドレール内には上端をブレーキ装置に連結した線状部材を沿設し、固定座板の一方のガイドレール側には線状部材に向かって進退自在に保持された第1摺動部材と、該第1摺動部材との間に線状部材を挟み込む受け部を設け、固定座板の反対側のガイドレール側には別の第2摺動部材を設けると共に第1摺動部材と第2摺動部材は線状部材にて互いに連結し、固定座板に対する可動座板の上下動範囲内において、固定座板及び可動座板の何れか一方に、第1摺動部材及び第2摺動部材それぞれに対して摺動自在に係合し且つ固定座板に対する可動座板の上下動に伴って該摺動部材を進退させる傾斜案内部を設け、可動座板には摺動部材に対して摺動自在に係合し且つシャッターのブレーキ作動ストロークよりも長い上下寸法を有すと共に、摺動部材を前進位置に保持する垂直案内部を設けたことを特徴とする防火シャッターの安全装置。
  2. 火災が発生した際に、熱や煙を感知して開閉機のブレーキを開放することで自重によってシャッターカーテンが降下する防火シャッターであって、障害物が存在する場合には即座にブレーキ機能を復帰してシャッターカーテンの降下を停止する安全装置において、シャッターカーテンの最下端に設けている固定座板の下側には中央にて分離した2本の可動座板を上下動自在に取り付けし、シャッターカーテンの側端部を案内するガイドレール内には上端をブレーキ装置に連結した線状部材を沿設し、固定座板のガイドレール側には線状部材に向かって進退自在に保持された第1摺動部材と、該第1摺動部材との間に線状部材を挟み込む受け部を設け、固定座板の中央側には別の第2摺動部材を設けると共に第1摺動部材と第2摺動部材は線状部材にて互いに連結し、固定座板に対する可動座板の上下動範囲内において、固定座板及び可動座板の何れか一方に、第1摺動部材及び第2摺動部材それぞれに対して摺動自在に係合し且つ固定座板に対する可動座板の上下動に伴って該摺動部材を進退させる傾斜案内部を設け、可動座板には摺動部材に対して摺動自在に係合し且つシャッターのブレーキ作動ストロークよりも長い上下寸法を有すと共に、摺動部材を前進位置に保持する垂直案内部を設けたことを特徴とする防火シャッターの安全装置。
  3. 上記両摺動部材を連結する線状部材を湾曲自在な線材とし、ガイドレール側の第1摺動部材にはガイドレールに沿設した線状部材を解放する方向へ作用するバネ力を付勢した請求項1、又は請求項2記載の防火シャッターの安全装置。
JP19961198A 1998-06-29 1998-06-29 防火シャッターの安全装置 Expired - Fee Related JP3937115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19961198A JP3937115B2 (ja) 1998-06-29 1998-06-29 防火シャッターの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19961198A JP3937115B2 (ja) 1998-06-29 1998-06-29 防火シャッターの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000017977A JP2000017977A (ja) 2000-01-18
JP3937115B2 true JP3937115B2 (ja) 2007-06-27

Family

ID=16410746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19961198A Expired - Fee Related JP3937115B2 (ja) 1998-06-29 1998-06-29 防火シャッターの安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3937115B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102535989A (zh) * 2012-01-18 2012-07-04 罗世同 电动卷帘门锁

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8016017B2 (en) 2007-07-26 2011-09-13 Smoke Guard, Inc. Barrier systems and associated methods, including vapor and/or fire barrier systems
US8113266B2 (en) 2007-07-26 2012-02-14 Smoke Guard, Inc. Barrier systems and associated methods, including vapor and/or fire barrier systems
US7735539B2 (en) 2007-12-28 2010-06-15 Nohara Guard System Co. Ltd. Fire-resistant smoke-suppressant device
JP5652998B2 (ja) * 2008-08-07 2015-01-14 文化シヤッター株式会社 開閉装置の開閉体停止装置
JP5318497B2 (ja) * 2008-08-13 2013-10-16 文化シヤッター株式会社 開閉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102535989A (zh) * 2012-01-18 2012-07-04 罗世同 电动卷帘门锁
CN102535989B (zh) * 2012-01-18 2014-07-02 罗世同 电动卷帘门锁

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000017977A (ja) 2000-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4253034B1 (ja) 扉自動開閉装置
JP3937115B2 (ja) 防火シャッターの安全装置
CN209906249U (zh) 下降遇阻保护机构和动力模块及晾衣机
JP4913145B2 (ja) エレベータのドア装置
JP5337593B2 (ja) 移動棚用安全装置および移動棚
US5651429A (en) Elevator safety apparatus
JP5996367B2 (ja) シャッター
JP3785694B2 (ja) シャッターの障害物感知装置
JP5246837B2 (ja) オーバーヘッドドア
JPH0614919A (ja) 断層撮影装置用ベッド
KR101843325B1 (ko) 엘리베이터 도어 안전개폐장치
JP2020037845A (ja) シャッター装置、シャッター装置の開放操作方法、シャッター装置の開閉操作方法
JP3304715B2 (ja) シャッターの停止装置
JPS6317834Y2 (ja)
CN217051216U (zh) 防夹手制动电梯门
JP5005217B2 (ja) シートシャッター装置
KR100772002B1 (ko) 동력 케이블 보호장치
JP2854085B2 (ja) シヤツタ装置の安全装置
KR200430678Y1 (ko) 동력 케이블 보호장치
JP5311602B2 (ja) シャッター装置
JP5755321B2 (ja) シャッター装置
JP2987773B1 (ja) シャッターの安全装置
JP2014231421A (ja) エレベータ用出入口装置
JP2000145337A (ja) 電動シャッター
KR101213114B1 (ko) 자동 방화 셔터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees