JPH0246251Y2 - - Google Patents

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JPH0246251Y2
JPH0246251Y2 JP18617883U JP18617883U JPH0246251Y2 JP H0246251 Y2 JPH0246251 Y2 JP H0246251Y2 JP 18617883 U JP18617883 U JP 18617883U JP 18617883 U JP18617883 U JP 18617883U JP H0246251 Y2 JPH0246251 Y2 JP H0246251Y2
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JP
Japan
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clutch
locking
clutch pedal
locking member
held
Prior art date
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JP18617883U
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JPS6094028U (ja
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Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンから走行部及び苗植付装置
への共通伝動系に主クラツチが介在され、この主
クラツチを入切操作自在で、かつ、入り方向に弾
性付勢されたクラツチペダルが設けられている乗
用田植機に関する。
この種の乗用田植機では、植付作業途中での苗
補給時において機体を走行停止状態に保持する場
合、一般に、「植付クラツチを切り操作する→ク
ラツチペダルを踏込み操作して主クラツチを切り
作動させる→変速レバーを変速中立位置に操作す
る→クラツチペダルかり足を離す」といつた煩雑
な操作が必要である。
このような操作上の問題点を改善する手段とし
て、従来では、第7図で示すように、ステツプ1
1に、クラツチ切り位置に踏込み操作されたクラ
ツチペダル24の踏み板24aに対して係合離脱
自在な揺動式の係止部材50とこの係止部材50
を係合方向に揺動付勢するバネ51とを設けて前
記クラツチペダル24を切り位置に踏込み操作し
たとき、このクラツチペダル24を切り位置で自
動的に係止保持するべく構成していたのである。
これによる場合は、クラツチペダルを踏み込み
操作するだけで、これをクラツチ切り位置に自動
的に係止保持することができるから、植付けクラ
ツチや変速レバーを一々操作する必要がなく、苗
補給作業時の操作を簡素化を図ることができる利
点を有する。その反面、植付走行時等において
は、変速のためにクラツチペダルを踏み込み操作
すると、このクラツチペダルが操縦者の意図に反
してクラツチ切り位置で自動的に係止保持される
ため、その都度、自特停止保持機能を係止解除す
る必要があり、この面での操作の煩雑化を招来す
るばかりでなく、まごつき易い欠点があつた。
本考案は、上述の従来欠点を合理的に改善する
点に目的を有する。
かかる目的を達成するために溝じられた本考案
による乗用田植機の特徴構成は、前記クラツチペ
ダルを切り位置踏込み操作したとき、このクラツ
チペダルを切り位置で自動的に係止保持可能な部
材が係止方向に移動付勢された状態で設けられて
いるとともに、前記係止部材が前記の付勢力に抗
して係止解除姿勢で保持可能に構成されている点
にある。
上記特徴構成による作用効果は次の通りであ
る。
苗補給時には、前記係止部材を係止姿勢に移動
付勢しておくことにより、クラツチペダルを踏み
込み操作するだけで該クラツチペダルを切り位置
で自動的に係止保持することができる。それでい
て、通常の走行時には、前記係止部材を付勢力に
抗し係止解除姿勢に保持することにより、操縦者
の意図に反した主クラツチの切り状態でのロツク
を回避することができる。
従つて、前記係止部材を既述の如く係止解除姿
勢で保持可能に構成するだけの簡単かつ経済的な
改造をもつて、苗補給作業時及び通常走行時にお
ける操作の簡便化を達成し得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図で示すように、走行部の構成部材である
前後車輪1,2を備えた走行機体Aの後部に、4
条植えの苗植付装置Bを駆動昇降ならびに前後軸
芯周りでローリング自在に連結して乗用田植機を
構成している。
前記走行機体Aを構成するに、機体フレーム3
の前部に、エンジン4と前車輪1を支承するミツ
シヨンケース5とを配備し、このエンジン4から
前部ミツシヨンケース5への伝動系にベルトテン
シヨン式の主クラツチ6を介在するとともに、前
記機体フレーム3の後部には、後車輪2を支承
し、かつ、前記苗植付装置Bへの出力軸を備えた
ミツシヨンケース7を配備し、更に、前記の前部
ミツシヨンケース5から伝動軸8を介して後部ミ
ツシヨンケース7に動力を伝達すべく構成してい
る。
また、前記機体フレーム3の中央部には、前車
輪1に対するステアリングハンドル9と運転席1
0ならびに乗降用ステツプ11とを配備するとと
もに、エンジンボンネツト12の左右両側部部に
は夫々、上端に予備苗運搬用把持部13を有する
予備苗のせ台14を着脱自在に設け、そのうち、
一方の予備苗のせ台14とエンジンボンネツト1
2との間には、前記ステツプ11に連なる状態で
機体前方からの乗り降りを許す補助ステツプ15
を設けている。
従つて、前記予備苗のせ台14の予備苗運搬用
把持部13が乗降時の手摺りに兼用構成されてい
る。
前記主クラツチ6は、第2図乃至第4図で示す
ように、機体フレーム3に固着された横向き姿勢
の第1支軸16に、エンジン4の駆動軸とミツシ
ヨンケース5の入力軸との間に亘つて押張される
高速用及び低速用伝動用ベルト17A,17Bに
対するテンシヨンアーム18A,18Bと操作レ
バー19とを回動自在に外嵌保持し、そのうち、
前記テンシヨンアーム18A,18Bを夫々クラ
ツチ入り方向に付勢するスプリング20A,20
Bを設けるとともに、前記操作レバー19とテン
シヨンアーム18A,18Bとの間には、この操
作レバー19の揺動操作に連動してテンシヨンア
ーム18A,18Bを背反的に入切作動させるこ
とにより、高速状態と低速状態とに切替えるシー
ソー揺動式のリンク機構21を設けている。
また、機体フレーム3に固着された横向き姿勢
の第2支軸22に、前記両テンシヨンアーム18
A,18Bにロツド23を介して連係されたクラ
ツチペダル24を回転自在に外嵌するとともに、
前記クラツチペダル24を上方(クラツチ入り方
向である。)に付勢するスプリング25を設け、
もつて、前記スプリング25の付勢力に抗しての
クラツチペダル24の踏込み操作により、テンシ
ヨンアーム18A,18Bをクラツチ切り状態に
作動させるべく構成している。
而して、前記ステップ11に、クラツチ切り位
置に踏込み操作されたクラツチペダル24のピン
26に対して揺動により係止離脱自在な部材27
を枢着し、この係止部材27とステツプ11との
間には、前記係止部材27の死点を越えての揺動
により該係止部材27を係止姿勢と係止解除姿勢
とに安定的に付勢保持可能なスプリング28を張
設し、もつて、前記係止部材27が係止姿勢に付
勢保持されているときにのみおいて、クラツチペ
ダル24がクラツチ切り位置に踏込み操作された
とき、このクラツチペダル24を切り位置で自動
的に係止保持すべく構成している。
前記係止部材27には操作片29が連設されて
いる。
次に別実施例について説明する。
() 第5図で示すように、前記係止部材27
に揺動操作可能な操作片30を付設するととも
に、前記ステツプ11側には、前記操作片30
との係合により前記係止部材27をコイルバネ
28′の弾性付勢力に抗して係止解除姿勢で保
持可能な部材31を設ける。
() 第6図で示すように、前記ステツプ11
に連設したブラケツト32に、前記係止部材2
7に対してスライド移動により係合離脱自在
で、かつ、その係合時に前記係止部材27をコ
イルバネ28′の弾性付勢力に抗して係止解除
姿勢で保持可能なロツクピン33を設ける。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る乗用田植機の
実施例を示し、第1図は全体側面図、第2図は機
体前部の斜視図、第3図、第4図は主クラツチ操
作部の斜視図と縦断側面図である。第5図,第6
図は夫々別の実施例を示す縦断側面図であり、第
7図は従来の主クラツチ操作部を示す縦断側面図
である。 4……エンジン、6……主クラツチ、24……
クラツチペダル、27……係止部材、B……苗植
付装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン4から走行部及び苗植付装置Bへの
    共通伝動系に主クラツチ6が介在され、この主
    クラツチ6を入切操作自在で、かつ、入り方向
    に弾性付勢されたクラツチペダル24が設けら
    れている乗用田植機であつて、前記クラツチペ
    ダル24を切り位置に踏込み操作としたとき、
    このクラツチペダル24を切り位置で自動的に
    係止保持可能な部材27が係止方向に移動付勢
    された状態で設けられているとともに、前記係
    止部材27が前記の付勢力に抗して係止解除姿
    勢で保持可能に構成されている乗用田植機。 前記係止部材27が揺動自在で、かつ、その
    死点を越えこの揺動により係止姿勢と係止解除
    姿勢とに弾性付勢保持可能に構成されたもので
    ある実用新案登録請求の範囲第項に記載の乗
    用田植機。
JP18617883U 1983-12-01 1983-12-01 乗用田植機 Granted JPS6094028U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18617883U JPS6094028U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 乗用田植機

Applications Claiming Priority (1)

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JP18617883U JPS6094028U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 乗用田植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094028U JPS6094028U (ja) 1985-06-27
JPH0246251Y2 true JPH0246251Y2 (ja) 1990-12-06

Family

ID=30402201

Family Applications (1)

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JP18617883U Granted JPS6094028U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 乗用田植機

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JP (1) JPS6094028U (ja)

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JPS6094028U (ja) 1985-06-27

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