JPH0811686A - 作業車の駐車ブレーキ - Google Patents

作業車の駐車ブレーキ

Info

Publication number
JPH0811686A
JPH0811686A JP14727494A JP14727494A JPH0811686A JP H0811686 A JPH0811686 A JP H0811686A JP 14727494 A JP14727494 A JP 14727494A JP 14727494 A JP14727494 A JP 14727494A JP H0811686 A JPH0811686 A JP H0811686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
brake pedal
lever
brake
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14727494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Matsuda
賢二 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP14727494A priority Critical patent/JPH0811686A/ja
Publication of JPH0811686A publication Critical patent/JPH0811686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキペダルを踏込み位置でロックする作
業車の駐車ブレーキにおいて、ブレーキペダルの踏込み
によって自動的にロックできるようにする。 【構成】 ロックレバー16の揺動に伴って同方向に変
位するロック爪16aを設け、ロックレバー16がデッ
ドポイントPを越えてロック側に操作され、ロック可能
状態で、ロック爪16aをブレーキペダル15に係合す
る方向に付勢するバネ19を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用芝刈機やトラクタ
などの作業車の駐車ブレーキに関し、詳しくは、ブレー
キペダルを踏込み制動位置で係止固定する作業車の駐車
ブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタなどの作業車の駐車ブレ
ーキは、実開平2‐130866号公報に示されるよう
に、ブレーキペダルの近傍に、レバーによって操作され
るロック爪を設け、ブレーキペダルを踏込んだ状態でロ
ックレバーを操作してロック爪をブレーキペダルに係合
してブレーキペダルを踏込み制動位置で係止固定するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】駐車時には、手と足を
同時に使わなければならず、操作が行ない難いものとな
っている。
【0004】また、ロック爪は係合解除側に付勢された
構造のものであるため、誤って、ブレーキペダルを踏む
とロックが解除される不都合がある。
【0005】本発明の第1の目的は、ブレーキペダルの
ロック構造を工夫して、手と足を同時に使わなくても、
ブレーキペダルを踏込めば自動的にロックできるように
するとともに、ロック状態にあるブレーキペダルを誤っ
て踏んでもロックが解除されることがないようにする点
にある。
【0006】本発明の第2の目的は、ブレーキペダルの
ロックを解除する場合には、そのロック解除が容易に行
なえるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第1発明の特徴構成
は、ロックレバーの揺動に伴って同方向に変位するロッ
ク爪を設け、ロックレバーがデッドポイントを越えてロ
ック側に操作され、ロック可能状態で、ロック爪をブレ
ーキペダルに係合する方向に付勢するバネを設けた点に
ある。
【0008】本第2発明の特徴構成は、ロックレバーと
ロック爪とを別体にするとともに、前記ロック爪をレバ
ーに連動させるバネを設け、そのバネの付勢力を、ロッ
クレバーをデッドポイントを越えてロック側に付勢する
バネの付勢力よりも弱く設定した点にある。
【0009】
【作用】本第1発明の特徴構成によれば、ブレーキペダ
ルをロックする場合には、図3乃至図5に示すように、
ブレーキペダル15を踏込む前に、予めロックレバー1
6を図4に示すように、トッグル機構18によるデッド
ポイントPを越えてロック側に操作しておく。すると、
トッグル機構18のバネ19による付勢力でロック爪1
6aがブレーキペダルの被係合部15aに接した状態で
止まることとなる。この状態で図3に示すブレーキペダ
ル15を踏込むと、図5に示すように、ブレーキペダル
15の被係合部15aが移動してロック爪16aの係合
部16a’に自動的にロックされることとなる。
【0010】そして、ブレーキペダル15がロック爪1
6aによってロックされている状態において、誤って、
ブレーキペダル15を踏んでも、ロック爪16aは、ト
ッグル機構18のバネ19によりロック側に付勢された
状態であるから、ロックが解除されることがない。
【0011】本第2発明の特徴構成によれば、ロックを
解除する場合には、図6に示すように、ロックレバー1
6をロック解除側に操作する。すると、レバー16は、
トッグル機構18のバネ19による付勢力で解除位置に
保持されるものの、ロック爪16aはブレーキペダルの
被係合部15aに係止されたままとなる。つまり、ロッ
ク爪16aをレバー16に連動させるバネ17の付勢力
は、トッグル機構18のバネ19の付勢力よりも弱いた
め、ロック爪16aはブレーキペダルの被係合部15a
に係止されたままとなる。そして、その連動バネ17の
付勢力がロック爪16aを解除させる方向に作用するた
め、ブレーキペダル15を軽く踏むとロックが解除され
ることとなる。
【0012】
【発明の効果】本第1発明によれば、ブレーキペダルを
ロックする場合には、ブレーキペダルの踏込みとロック
レバーの同時操作というように、手と足を同時に動作さ
せる必要がなく、ブレーキペダルをロックさせ易いもの
となる。
【0013】また、ブレーキペダルがロック爪によって
ロックされている状態において、誤って、ブレーキペダ
ルを踏んでも、ロックが解除されることがない。
【0014】本第2発明によれば、ロックを解除する場
合には、ロックレバーを予めロック解除側に操作してお
いて、ブレーキペダルを踏込めばロックが解除されるこ
ととなり、従来と同様に、ブレーキペダルのロック解除
が容易となる。
【0015】
【実施例】図1は、エンジン1、操縦ハンドル2、運転
座席3、前・後輪4,5、燃料タンク6、走行ミッショ
ンケース7を備えた走行機体Aの前・後輪4,5の間に
リンク機構8を介してモーア9を装着したミッドマウン
ト型乗用芝刈機を示し、前記ミッドマウント型乗用芝刈
機は、車体フレームF前部のエンジン1から伝動軸10
を介して正逆転駆動可能な静油圧式無段変速装置11に
伝動し、その静油圧式無段変速装置11からミッション
ケース7内のギア伝動装置に伝動して後輪5を駆動する
とともに、静油圧式無段変速装置11の前面に設けられ
たベルト伝動装置13を介してモーア9に伝動して、前
記モーア9を駆動可能に構成してある。
【0016】図2に示すように、操縦ステップの右側に
静油圧式無段変速装置11操作用の変速ペダル14とミ
ッションケース7内の走行ブレーキを操作するブレーキ
ペダル15、並びに、ブレーキペダル15を踏込み位置
でロック可能なパーキングレバーとしてのロックレバー
16が設けられており、車体フレームFの筒軸Faの内
部に変速ペダル14の支持軸14aが相対回転自在に内
嵌されおり、筒軸Faの外部にブレーキペダル15が相
対回転自在に外嵌されており、そして、前記ロックレバ
ー16が、図7に示すように、操縦デッキD側面の支持
軸Daに相対回転自在に外嵌されている。
【0017】次に、前記ブレーキペダル15のロック構
造に付いて説明すると、図3乃至図7に示すように、ロ
ックレバー16とブレーキペダル15の被係合部15a
に係合するロック爪16aとを機体に同芯上に相対回動
自在に枢支し、そのロック爪16aとレバー16との間
に、両者を連動させる巻きバネ17設け、さらに、前記
ロックレバー16を、トッグル機構18の引っ張りバネ
19を介してロック側とロック解除側の2位置で切換え
保持可能に構成してある。
【0018】前記ロック爪16aは、巻きバネ17を介
して引っ張りバネ19の係止部16bに接当付勢されて
おり、レバー16をロック側に操作する場合に、一体的
に操作されるようになっている。
【0019】前記トッグル機構18は、ロックレバー1
6の揺動軸芯Xと引っ張りバネ19の機体側の連結点a
とを結ぶ仮想延長線、所謂、デッドポイントPを境にし
て、レバー側の連結点bが右と左に切換わることによっ
て、ロックレバー16がロック位置とロック解除位置の
2位置で位置保持可能に構成されている。
【0020】前記ロック爪16aとレバー16との相対
姿勢を一定に保つ巻きバネ17の付勢力は、トッグル機
構18の引っ張りバネ19の付勢力よりも弱く設定され
ており、ブレーキペダル15のロックを解除する場合
に、ロックレバー16をロック解除側に操作しても、ブ
レーキペダル15に対する係合状態を維持するようにな
っており、ブレーキペダル15の再踏込みによってブレ
ーキペダル15に対するロックが解除されるようになっ
ている。
【0021】また、前記ロック爪16aは、ロック側に
操作されたとき、中立位置にある変速ペダル14の回転
軸14aの端部に固定した変速操作アーム14bを、ロ
ック爪16aの凹部16cと変速操作アーム14bのピ
ン14cを介して係合して、中立位置にある変速ペダル
14をロックするようになっている。
【0022】図8に示すように、前記モーア9に対する
ベルト伝動装置13は、静油圧式無段変速装置11の入
力軸に装着のプーリー13aと静油圧式無段変速装置の
ケース前面に遊転自在に取付けられたミッドPTO軸1
2に装着のプーリー12aとに亘ってベルトが架設され
て構成されており、ベルト伝動装置13のテンションア
ーム13bに、ミッドPTO軸12に装着のプーリー1
2aに圧接するブレーキ21を構成するブレーキシュー
21aとベルト外れ止めピン22aを設けて、ブレー
キ、ベルト外れ止めピンを別々に設ける場合に比して、
構造の簡素化をはかってあり、前記ベルトテンションク
ラッチ13AのON・OFFに連動して前記ブレーキ2
1をON・OFF可能に構成してある。つまり、ベルト
テンションクラッチ13Aの入りによってブレーキ21
解除、ベルトテンションクラッチ13Aの切りによって
ブレーキ21制動可能に構成してある。
【0023】前記ベルトテンションクラッチ13Aは、
常時、クラッチ入り状態に維持されており、テンション
スプリング23の付勢力に抗してテンションアーム13
bをクラッチ切り側に操作するとブレーキスプリング2
4によってブレーキシュー21aがプーリー12aに圧
接するようになっている。
【0024】また、車体フレームaには、静油圧式無段
変速装置11側のベルト外れ止めプレート22bが設け
られている。
【0025】〔別実施例〕上記第1発明においては、ロ
ックレバー16とロック爪16aとを別体に構成したも
のを例示したが、図10に示すように、ロックレバー1
6にロック爪16aを付設してレバー16とロック爪1
6aとを一体的に構成しても良い。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】ブレーキペダルの取付け構造を示す縦断面図
【図3】同、側面図
【図4】ロックレバーのロック側への切換状態を示す側
面図
【図5】ブレーキペダルのロック状態を示す側面図
【図6】ロックレバーのロック解除側への切換状態を示
す側面図
【図7】ロックレバーの取付け構造を示す縦断面図
【図8】ベルト伝動装置の正面図
【図9】ベルト伝動装置のブレーキを示す側面図
【図10】別実施例の側面図
【符号の説明】 15 ブレーキペダル 16 ロックレバー 16a ロック爪 17 バネ 19 バネ P デッドポイント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダル(15)を踏込み制動位
    置で係止固定する作業車の駐車ブレーキであって、ロッ
    クレバー(16)の揺動に伴って同方向に変位するロッ
    ク爪(16a)を設け、ロックレバー(16)がデッド
    ポイント(P)を越えてロック側に操作され、ロック可
    能状態で、ロック爪(16a)をブレーキペダル(1
    5)に係合する方向に付勢するバネ(19)を設けてあ
    る作業車の駐車ブレーキ。
  2. 【請求項2】 ロックレバー(16)とロック爪(16
    a)とを別体にするとともに、前記ロック爪(16a)
    をレバー(16)に連動させるバネ(17)を設け、そ
    のバネ(17)の付勢力を、ロックレバー(16)をデ
    ッドポイント(P)を越えてロック側に付勢するバネ
    (19)の付勢力よりも弱く設定してある請求項1に記
    載の作業車の駐車ブレーキ。
JP14727494A 1994-06-29 1994-06-29 作業車の駐車ブレーキ Pending JPH0811686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14727494A JPH0811686A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 作業車の駐車ブレーキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14727494A JPH0811686A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 作業車の駐車ブレーキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0811686A true JPH0811686A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15426512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14727494A Pending JPH0811686A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 作業車の駐車ブレーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0811686A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2537722A2 (en) 2011-06-21 2012-12-26 Iseki & Co., Ltd. Parking lock mechanism and working vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2537722A2 (en) 2011-06-21 2012-12-26 Iseki & Co., Ltd. Parking lock mechanism and working vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3894757B2 (ja) 乗用型草刈り機
JP2007069763A (ja) 作業車両
JP3844838B2 (ja) 作業車の走行操作装置
US4248331A (en) Clutch-brake controls for a lawn and garden tractor
JP4098909B2 (ja) 作業車の走行速度解除装置
JPH0811686A (ja) 作業車の駐車ブレーキ
JPS6037628Y2 (ja) 動力伝導装置
JP5764074B2 (ja) 作業車両のブレーキ操作具
JP4673385B2 (ja) トラクタにおけるブレーキランプの点灯操作構造
JP4263062B2 (ja) 作業車の変速操作構造
JPH0450183Y2 (ja)
JP2011194948A (ja) 農用走行車輌
JPH0316759Y2 (ja)
JPS6224618Y2 (ja)
JPH01266023A (ja) Hstのオートクルージングペダル
JPH01262227A (ja) Hstのオートクルージング機構に於けるペダルロック装置
JP3333137B2 (ja) 乗用型水田走行作業機
JP2587616Y2 (ja) 乗用作業車のブレーキ装置
JP2002274342A (ja) 乗用作業機
JPH0423698Y2 (ja)
JP3327846B2 (ja) 乗用型水田走行作業機
JPH01254432A (ja) Hstのクルーズコントロール装置
JPH0715784Y2 (ja) トラクターの動力取出装置
JP2002347457A (ja) 水田作業機
JPH04103440A (ja) 作業車