JPH0246252Y2 - - Google Patents

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JPH0246252Y2
JPH0246252Y2 JP18618183U JP18618183U JPH0246252Y2 JP H0246252 Y2 JPH0246252 Y2 JP H0246252Y2 JP 18618183 U JP18618183 U JP 18618183U JP 18618183 U JP18618183 U JP 18618183U JP H0246252 Y2 JPH0246252 Y2 JP H0246252Y2
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JP
Japan
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clutch
pedal
rice transplanter
operating
operating tool
Prior art date
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JP18618183U
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English (en)
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JPS6094029U (ja
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  • Transplanting Machines (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンから走行部及び描付装置へ
の共通伝動系に主クラツチが介在され、この主ク
ラツチを入切操作自在で、かつ、入り方向に弾性
付勢されたクラツチペダルが設けられている乗用
田植機に関する。
この種の乗用田植機では、植付作業途中での苗
補給時において機体を走行停止状態に保持する場
合、一般に、「植付クラツチを切り操作する→ク
ラツチペダルを踏込み操作して、主クラツチを切
り作動させる→変速レバーを変速中立位置に操作
する→クラツチペダルから足を離す」といつた煩
雑な操作が必要である。
このような操作上の問題点を改善する手段とし
て、従来から次のイ又はロで記載の構成を要旨と
するものが存在する。
(イ) 第6図で示すように、ステツプ11に、クラ
ツチ切り位置に踏込み操作されたクラツチペダ
ル20の踏み板20aに対して係合離脱自在な
揺動式の係止部材50とこの係止部材50を係
合方向に揺動付勢するバネ51とを設けて、前
記クラツチペダル20を切り位置に踏込み操作
したとき、このクラツチペダル20を切り位置
で自動的に係止保持する状態と係止解除状態と
に切替自在に構成したもの。
(ロ) 第7図で示すように、クラツチペダル20の
踏み板20aをペダル本体20bに対して横軸
芯P周りで揺動自在に構成するとともに、前記
踏み板20aには、前記クラツチペダル20が
クラツチ切り位置に踏込み操作された状態にお
いてステツプ11に設けた部材52に対して係
合離脱自在な係止部材53を固着し、もつて、
前記踏み板20aを矢印方向に傾動させた状態
でクラツチペダル20を切り位置に踏込み操作
したとき、このクラツチペダル20を切り位置
で自動的に係止保持する状態と係止解除状態と
に切替自在に構成したもの。
これら何れのものも、クラツチペダルを踏み込
み操作するだけで、これをクラツチ切り位置に自
動的に係止保持することができるから、植付けク
ラツチや変速レバーを一々操作する必要がなく、
苗補給作業時の操作の簡素化を図ることができる
利点を有するものの、次のような次点があつた。
即ち、前者(イ)の場合は、植付走行途中での変速
のためにクラツチペダルを踏み込むと、このクラ
ツチペダルが操縦者の意図に反してクラツチ切り
位置で自動的に係止保持され、また、後者(ロ)場合
も、一つのクラツチペダルの踏み板20aの姿勢
を変えるだけであるため、この踏み板20aを矢
印方向に傾動させた状態で踏み込み操作する可能
性が高く、前者と同様にクラツチペダルが操縦者
の意図に反してクラツチ切り位置で自動的に係止
保持され易い。それ故に、何れの場合も、その都
度自動係止保持機構を係止解除操作する必要があ
り、この面での操作の煩雑化を招来するばかりで
なくまごつき易い。
また、このような従来欠点を改善する手段とし
て、エンジンから走行部及び苗植付装置への共通
伝動系に主クラツチとは別のクラツチを介在し、
このクラツチを入切操作自在な操作具を設けると
ともに、前記操作具を切り操作位置に操作したと
き、この操作具を切り操作位置で自動的に係止保
持する機構を係止解除自在に設けて構成すること
が考えられる。これによる場合は、通常用のクラ
ツチペダルと苗補給用の操作具とを意識して使い
分けなければならないため、従来の比して植付作
業途中での変速時に操縦者の意図に反して主クラ
ツチが切り状態でロツクされることを良好に抑制
することができるものの、伝動構造が複雑化、大
型化するばかりでなくコスト的にも高く付き易い
問題がある。
本考案は、上述の従来欠点を伝動構造面での不
利益を蒙ることなく合理的に改善する点に目的を
有する。
かかる目的を達成するために溝じられた本考案
による乗用田植機の特徴構成は、前記クラツチを
入切操作自在な別の操作具が前記クラツチペダル
とは独自して設けられているとともに、前記操作
具を切り操作位置に操作したとき、この操作具を
切り操作位置で自動的に係止保持する機構が係止
解除自在に設けられている点にある。
上記特徴構成による作用効果は次の通りであ
る。
苗補給時には、クラツチペダルとは別の操作具
を意識して切り操作することにより、前記自動係
止保持機構にて主クラツチを切り状態でロツクす
ることができる。それでいて、通常の走行時にお
いては、本来のクラツチペダルを踏込み操作する
ことにより操縦者の意図に反した主クラツチの切
り状態でのロツクを回避することができる。
従つて、クラツチペダルとは別に、主クラツチ
を入切操作自在な操作具を設けるだけで良いか
ら、伝動構造の簡素化、小型化ならびにコストの
低廉化を図り乍ら、苗補給作業時及び通常走行時
における操作の簡便化を達成し得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図示すように、走行部の構成部材である前
後車輪1,2を備えた走行機体Aの後部に、4条
植えの苗植付装置Bを駆動昇降ならびに前後軸芯
周りでローリング自在に連結して乗用田植機を構
成している。
前記走行機体Aを構成するに、機体フレーム3
の前部に、エンジン4と前車輪1を支承するミツ
シヨンケース5とを配備し、このエンジン4から
前部ミツシヨンケース5への伝動系にベルトテン
シヨン式の主クラツチ6を介在するとともに、前
記機体フレーム3の後部には、後車輪2を支承
し、かつ、前記苗植付装置Bへの出力軸を備えた
ミツシヨンケース7を配備し、更に、前記の前部
ミツシヨンケース5から伝動軸8を介して後部ミ
ツシヨンケース7に動力を伝達すべく構成してい
る。
また、前記機体フレーム3の中央部には、前車
輪1に対するステアリングハンドル9と運転席1
0ならびに乗降用ステツプ11とを配備してい
る。
前記主クラツチ6は、機体フレーム3に固着さ
れた横向き姿勢の第1支軸12に、エンジン4の
駆動軸とミツシヨンケース5の入力軸との間に亘
つて掛張される高速用及び低速用伝動用ベルト1
3A,13Bに対するテンシヨンアーム14A,
14Bと操作レバー15とを回動自在に外嵌保持
し、そのうち、前記テンシヨンアーム14A,1
4Bを夫々クラツチ入り方向に付勢するスプリン
グ16A,16Bを設けるとともに、前記操作レ
バー15とテンシヨンアーム14A,14Bとの
間には、この操作レバー15の揺動操作に連動し
てテンシヨンアーム14A,14Bを背反的に入
切作動させることにより高速状態と低速状態とに
切替えるシーソー揺動式のリンク機構17を設け
ている。
また、機体フレーム3に固着された横向き姿勢
の第2支軸18に、前記両テンシヨンアーム14
A,14Bにロツド19を介して連係されたクラ
ツチペダル20を回転自在に外嵌するとともに、
前記クラツチペダル20を上方(クラツチ入り方
向である。)に付勢するスプリング21を設け、
もつて、前記スプリング21の付勢力に抗しての
クラツチペダル20の踏込み操作により、テンシ
ヨンアーム14A,14Bをクラツチ切り状態に
作動させるべく構成している。
而して、前記第2支軸18に、前記クラツチペ
ダル20をクラツチ切り位置側にのみ押圧揺動可
能な舌片22を有するペダル(操作具の一例)2
3を外嵌するとともに、前記ステツプ11には、
前記ペダル23を切り操作位置に操作したとき、
このペダル23をクラツチペダル20と共にクラ
ツチ切り操作位置で自動的に係止保持する機構2
4を係止解除自在に設けている。
前記自動係止保持機構24は、前記ペダル23
に固着されたピン24aとこのピン24aに対し
て揺動により係合離脱自在な係止部材24bなら
びにこの係止部材24bを係合方向に揺動付勢す
るネジリコイルバネ24cからなり、かつ、前記
係止部材24bには係合解除用操作片24dが一
体形成されている。
尚、図中27はペダル23の戻しスプリング、
28はペダル23のストツパーである。
次に、別実施例について説明する。
() 第4図で示すように、前記両ペダル2
0,23を前後方向に離して設ける。
() 第5図で示すように、前記ペダル23
に、クラツチペダル20に連設した舌片25に
係合して該両ペダル20,23を連動させる状
態と連動解除状態とに揺動切替自在な部材26
を設ける。
() 上述実施例では操作具23としてペダル
を使用したが、これの代わりに手動操作レバー
を使用する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る乗用田植機の
実施例を示し、第1図は全体側面図、第2図、第
3図は主クラツチ操作部の斜視図と縦断側面図で
ある。第4図,第5図は夫々別の実施例を示す縦
断側面図と斜視図であり、第6図、第7図は夫々
従来の主クラツチ操作部を示す縦断側面図であ
る。 4……エンジン、6……主クラツチ、20……
クラツチペダル、23……操作具、24……自動
係止保持機構、B……苗植付装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン4から走行部及び苗植付装置Bへの
    共通伝動系に主クラツチ6が介在され、この主
    クラツチ6を入切操作自在で、かつ、入り方向
    に弾性付勢されたクラツチペダル20が設けら
    れている乗用田植機であつて、前記主クラツチ
    6を入切操作自在な別の操作具23が前記クラ
    ツチペダル20とは独立して設けられていると
    ともに、前記操作具23を切り操作位置に操作
    したとき、この操作具23を切り操作位置で自
    動的に係止保持する機構24が係止解除自在に
    設けられている乗用田植機。 前記操作具23がペダルである実用新案登録
    請求の範囲第項に記載の乗用田植機。 前記操作具23が手動操作レバーである実用
    新案登録請求の範囲第項に記載の乗用田植
    機。
JP18618183U 1983-12-01 1983-12-01 乗用田植機 Granted JPS6094029U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18618183U JPS6094029U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 乗用田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18618183U JPS6094029U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 乗用田植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094029U JPS6094029U (ja) 1985-06-27
JPH0246252Y2 true JPH0246252Y2 (ja) 1990-12-06

Family

ID=30402207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18618183U Granted JPS6094029U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 乗用田植機

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JP (1) JPS6094029U (ja)

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JPS6094029U (ja) 1985-06-27

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