JPH06113653A - 芝刈機 - Google Patents

芝刈機

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Publication number
JPH06113653A
JPH06113653A JP26092692A JP26092692A JPH06113653A JP H06113653 A JPH06113653 A JP H06113653A JP 26092692 A JP26092692 A JP 26092692A JP 26092692 A JP26092692 A JP 26092692A JP H06113653 A JPH06113653 A JP H06113653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed change
walking
riding
lever
control section
Prior art date
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Pending
Application number
JP26092692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Tomiyama
芳雄 冨山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP26092692A priority Critical patent/JPH06113653A/ja
Priority to US08/062,016 priority patent/US5355661A/en
Publication of JPH06113653A publication Critical patent/JPH06113653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗用操縦形態と歩行操縦形態のいずれでも採
ることができ、かつ、非操縦側の変速操作具が操縦者の
意思に反して操作され、機体が不安定になるのを回避で
きる芝刈機を提供する。 【構成】 モーア5を装着した走行機体における前後車
輪3,4の中間部上方に乗用操縦部Aを設けるととも
に、機体後部に歩行操縦部Bを設け、機体の走行用無段
変速装置Hの変速操作具と、乗用操縦部Aに配設した変
速ペダル17及び歩行操縦部Bに配設した変速レバー1
8夫々とを、連係機構23を介して各別に操作可能に連
係し、乗用操縦形態において、歩行操縦部における変速
レバー18による変速操作を不能にする操作牽制機構を
備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芝刈機に関し、詳しく
は、乗用操縦形態と歩行操縦形態とのいずれも採ること
が可能な芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記芝刈機において、従来では、機体の
走行用無段変速装置の変速操作具と、乗用操縦部に配設
した変速ペダル及び歩行操縦部に配設した変速レバー夫
々とを、連係機構を介して各別に操作可能に連係すると
ともに、各連係機構途中に長孔融通を設け、乗用操縦形
態においてペダル操作しても歩行用変速レバーが作動し
ないよう構成したものが考えられた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成
は、芝刈り作業箇所が平坦な状態にあるときは、前後車
輪の中間に位置する運転座席に着座した乗用操縦形態で
機体操縦することで、作業面積が広い場合に長時間歩行
するような作業労力を軽減するとともに、凹凸が多く乗
用操縦形態では機体が不安定になり危険である場合に
は、歩行操縦形態に設定して安全に作業を行えるよう使
い分けが可能なように構成し、夫々の操縦形態において
機体走行速度を任意に無段階に変更できる操作具を配設
したものである。しかし、上記従来構造においては、乗
用変速ペダルと歩行用変速レバーの夫々により常に変速
操作可能に連係される構造であるから、例えば乗用操縦
形態による操縦の際に、歩行用変速レバーを誤って別の
作業者が操作したり、木の枝等が接触したりすると、機
体が不安定になって乗用操縦者の姿勢が不安定になるお
それがある。又、歩行操縦形態による操縦の際にも同様
に乗用変速ペダルを誤って別の作業者が操作したり、外
物が接触したりすると、歩行操縦者の意思に反して機体
が速度変更して危険である等の弊害があり、改善の余地
があった。本発明は上記不具合点を解消することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、モ
ーアを装着した走行機体における前後車輪の中間部上方
に乗用操縦部を設けるとともに、機体後部に歩行操縦部
を設け、機体の走行用無段変速装置の変速操作具と、乗
用操縦部に配設した変速ペダル及び歩行操縦部に配設し
た変速レバー夫々とを、連係機構を介して各別に操作可
能に連係し、乗用操縦形態又は歩行操縦形態のいずれか
において、非操縦側操縦部における変速ペダル又は変速
レバーによる変速操作を不能にする操作牽制機構を備え
てある点にある。
【0005】
【作用】歩行操縦形態又は乗用操縦形態のいずれかにお
いて、変速レバーあるいは変速ペダルを操作すること
で、無段変速装置を任意の変速位置に操作することがで
き、非操縦側の操作具、つまり、歩行操縦形態の場合に
は変速ペダル、乗用操縦形態の場合には変速レバーが、
外物に接触する等により誤って動かされようとしても、
その操作が不能であるから、操縦者の意思に反して機体
の速度変更が行われることが無く、安全に作業走行を行
える。
【0006】
【発明の効果】従って、乗用操縦形態と歩行操縦形態の
いずれでも採ることができ、走行安全性を確保しなが
ら、極力、作業労力を軽減させることが可能なものであ
りながら、非操縦側の変速操作具〔レバーあるいはペダ
ル〕が操縦者の意思に反して操作されて機体操縦が不安
定になったりする弊害を確実に回避できる芝刈機を提供
できるに到った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に芝刈機を示している。この芝刈機は、機体前後方向に
亘って配設した機体フレーム1の後部に縦向き出力軸2
aを有するエンジン2を搭載するとともに、エンジン2
の下方側に左右一対の駆動後輪3,3を配備し、機体フ
レーム1の前端部下方側に左右一対のキャスター輪式の
前輪4,4を配設して前後車輪3,4の中間の機体下腹
部にモーア5を上下位置調節自在に装着してある。又、
エンジン2の前部側箇所において機体フレーム1から立
設した支持部材6により運転座席7を支持して乗用操縦
部Aを設けてあり、この運転座席7の前方側には運転部
ステップ8のみ設けるようにして、運転座席着座状態に
おける前方視界を良好にするよう構成してある。機体フ
レーム1の後部から機体後方上方に向けて歩行操縦用ハ
ンドル9を延設して、機体後方側から歩行操縦を行える
歩行操縦部Bを構成してある。
【0008】前記エンジン2の出力軸2aから伝動ベル
ト10を介して左右静油圧式無段変速装置H,Hに動力
を伝えるよう構成するとともに、ベルト伝動機構11を
介してモーア5に動力を供給するよう伝動系を構成して
ある。前記各後輪3,3は、左右各別に静油圧式無段変
速装置H,Hにより駆動するよう構成してあり、各無段
変速装置H,Hは、乗用操縦部A及び歩行操縦部Bの夫
々において走行操縦操作可能に構成してある。つまり、
図5に示すように、各無段変速装置H,Hの変速操作軸
13、13に一体回転自在に取付けた変速アーム14,
14と変速操作軸13,13に相対回動自在に外嵌した
操作アーム15,15とをバネ16,16により追随操
作可能に連係させ、前記各操作アーム15,15を乗用
操縦部Aにおける変速ペダル17及び歩行操縦部Bに設
けた変速操作レバー18のいずれでも操作できるよう連
動連係してある。この操作アーム15,15は、変速ペ
ダル17あるいは変速操作レバー18のいずれかの操作
により一体的に無段変速装置Hの中立位置から前進側へ
の増速操作方向に回動するよう構成し、その回動に伴っ
て、バネ16,16を介して各変速アーム14,14が
追随回動して左右後輪3,3がほぼ同一速度で前進増速
操作される。そして、各変速アーム14,14は、前記
操縦ハンドル9における握り操作部9aに左右一対設け
た握り操作レバー19,19あるいは乗用操縦部Aに配
設した握り操作レバー20,20のいずれかの握り操作
により、無段変速装置Hの中立位置から減速側に向かう
方向に回動操作されるよう連係され、例えば、変速操作
レバー18の操作により前進方向に直進走行している場
合、片方の握り操作レバーを操作すると、その操作され
た側の変速アーム14がバネ力に抗して減速側に操作さ
れ、旋回走行が可能となる。又、中立状態から各握り操
作レバー19,19を大きく操作すると、後進走行状態
に操作されるよう構成してある。尚、変速操作レバー1
8は連係途中に皿バネによる摩擦保持部を介装して任意
操作位置で位置保持できるよう構成してある。歩行操縦
用握り操作レバー19,19は連係リンク21及び横軸
芯周りで回動自在に支持された中継回動部材22を介し
て連係し、変速操作レバー18も同様に連係リンク23
〔連係機構の一例〕及び中継回動部材24を介して連係
してある。又、モーア5に対するベルトテンションクラ
ッチCの歩行操縦側操作具25も同様に連係リンク26
及び中継回動部材27を介して連係してある。各中継回
動部材22,24,27は同一軸芯周りで回動するよう
構成してある。
【0009】機体フレーム1の後端部には、乗用操縦形
態において、不整地走行に際に機体が後方に転倒するの
を防止する転倒防止フレーム28を下方側に位置する作
用位置と上方に持ち上がる非作用格納位置とに切り換え
揺動自在に配設してあり、又、操縦ハンドル9は機体後
方上方に突出する歩行操縦位置と機体前方に引退する乗
用操縦格納位置とに切り換え回動自在に構成してある。
つまり、図2に示すように、操縦ハンドル9の基端部を
機体フレーム1に対して横軸芯X1周りで回動自在に支
持するとともに、転倒防止フレーム28は左右両側を機
体フレーム1にハンドル回動軸芯X1とは異なる横軸芯
X2周りで回動自在に枢支して平面視でループ状に形成
してある。そして、ハンドル基端部と転倒防止フレーム
28の基端部とを連係ロッド29を介して連動連係し、
ハンドル回動に伴って転倒防止フレーム28が姿勢切り
換えされるよう構成してある。操縦ハンドル9は、下端
側左右2箇所にピン挿通孔30を形成し、機体フレーム
1側のブラケット31に形成した挿通孔といずれかのピ
ン挿通孔30とに亘って貫通ロッド34を差し込み挿通
して上記2位置に固定できるよう構成してある。図3、
図4に示すように、貫通ロッド34はバネ35により差
し込み側に付勢してあり、左右中央の縦軸芯周りで回動
支持された天秤アーム37に枢支され、ペダル38によ
り天秤アーム37を回動操作して左右の貫通ロッド3
4,34が共にピン挿通孔30から抜き外すことがで
き、この状態で操縦ハンドル9の切り換え操作を行うこ
とができる。尚、下方側作用位置に設定される転倒防止
フレーム28にも貫通ロッド34,34が貫通して位置
固定できるよう構成してある。
【0010】上記した歩行操縦形態から乗用操縦形態へ
の切り換えに伴って、歩行操縦用変速操作レバー18に
よる変速操作を不能にする操作牽制機構Kを備えてあ
る。つまり、図4、図6に示すように、変速操作レバー
18に連動連係された中継回動部材24と操作アーム1
5側の中継回動部材40とをピン41の抜き差しによ
り、一体回動する状態と連係を解除する状態とに切り換
え自在に構成し、かつ、このピン41を前記貫通ロッド
34と連動して抜き差しするよう構成するとともに、各
中継回動部材24,40の間にピン41に差し込みを許
す状態と、それを阻止する状態とに切り換え回動自在な
接当部材42を配備してある。この接当部材42は、歩
行操縦形態においては上方格納位置にある転倒防止フレ
ーム28に形成したアーム28aにより押し上げられて
ピン41の挿通を許容する状態に設定され、乗用操縦形
態において転倒防止フレーム28が下方側の作用位置に
切り換わると、前記アーム28aによる押し作用が解除
され自重で下方に回動して、レバー側中継回動部材24
に対するピン41の挿通を阻止する状態となる。このよ
うにして、乗用操縦形態においては歩行操縦部Bにおけ
る変速操作レバー18が操作されても、何ら変速操作に
は関与しないこととなる。尚、乗用操縦用変速ペダル1
7はロッド43〔連係機構の一例〕を介して前記操作ア
ーム15に直接連動連係してある。
【0011】〔別実施例〕前記操作牽制機構Kは、上記
したように乗用操縦形態において歩行操縦用変速操作レ
バー18による変速操作を不能にする構成に代えて、歩
行操縦形態において乗用操縦用変速ペダル17による変
速操作を不能にするよう構成してもよい。つまり、図
7、図8に示すように、前記操作アーム側の中継回動部
材40の左右両側にペダル側の連係用ロッド43が連結
される中継回動部材44とレバー側中継回動部材24と
を相対回動自在に配備するとともに、ペダル側中継回動
部材44とレバー側中継回動部材24に形成した接当部
44a,24aのいずれかが、操作アーム側の中継回動
部材40に形成したアーム40aを接当回動させて増速
操作できるよう構成し、歩行操縦形態においては、転倒
防止フレーム28に形成した係止部28bがペダル側中
継回動部材44の接当部44aに係止して回動を阻止す
るよう構成してある。従って、歩行操縦形態においては
乗用操縦部Aの変速ペダル17は操作不能となる。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝刈機の全体側面図
【図2】ハンドル回動部の側面図
【図3】回動切り換え用ペダル配設部の側面図
【図4】回動切り換え部の平面図
【図5】変速操作系を示す平面図
【図6】操作牽制機構の側面図
【図7】別実施例の操作牽制機構の平面図
【図8】別実施例の操作牽制機構の側面図
【符号の説明】
3,4 車輪 5 モーア 15 変速操作具 17 変速ペダル 18 変速レバー 23,43 連係機構 A 乗用操縦部 B 歩行用操縦部 K 操作牽制手段 H 無段変速装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーア(5)を装着した走行機体におけ
    る前後車輪(3),(4)の中間部上方に乗用操縦部
    (A)を設けるとともに、機体後部に歩行操縦部(B)
    を設け、機体の走行用無段変速装置(H)の変速操作具
    (15)と、乗用操縦部(A)に配設した変速ペダル
    (17)及び歩行操縦部(B)に配設した変速レバー
    (18)夫々とを、連係機構(23),(43)を介し
    て各別に操作可能に連係し、乗用操縦形態又は歩行操縦
    形態のいずれかにおいて、非操縦側の操縦部における変
    速ペダル(17)又は変速レバー(18)による変速操
    作を不能にする操作牽制機構(K)を備えてある芝刈
    機。
JP26092692A 1992-05-25 1992-09-30 芝刈機 Pending JPH06113653A (ja)

Priority Applications (2)

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JP26092692A JPH06113653A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 芝刈機
US08/062,016 US5355661A (en) 1992-05-25 1993-05-17 Lawn mower having a steering handle switchable between a walking mode and a riding mode

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JP26092692A JPH06113653A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 芝刈機

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JPH06113653A true JPH06113653A (ja) 1994-04-26

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ID=17354688

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JP26092692A Pending JPH06113653A (ja) 1992-05-25 1992-09-30 芝刈機

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JP (1) JPH06113653A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103283402A (zh) * 2013-06-21 2013-09-11 苏州金威特工具有限公司 一种割草机油门控制机构
CN103299777A (zh) * 2013-06-21 2013-09-18 苏州金威特工具有限公司 一种割草机油门控制机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103283402A (zh) * 2013-06-21 2013-09-11 苏州金威特工具有限公司 一种割草机油门控制机构
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