JPH0243360Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243360Y2 JPH0243360Y2 JP1985005841U JP584185U JPH0243360Y2 JP H0243360 Y2 JPH0243360 Y2 JP H0243360Y2 JP 1985005841 U JP1985005841 U JP 1985005841U JP 584185 U JP584185 U JP 584185U JP H0243360 Y2 JPH0243360 Y2 JP H0243360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power cord
- handle
- wiring terminal
- insulating plate
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 6
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は電子部品を有した基板を有する電気ア
イロンに関する。
イロンに関する。
(ロ) 従来の技術
近年、温度性能を良くするために電子温度制御
アイロンが要望されてきているが、温度センサー
はバイメタル式に比べて例えばサーミスタに代表
されるように小さいため、ベースの最適位置に取
付けることは容易であるものの、制御回路は例え
ばリレーまたはトライアツクといつた部品の他
に、ダイオード、トランジスタ、コンデンサ、抵
抗及び雰囲気温度上昇を極端に嫌うIC等の電子
部品があり、これらを組み込む場合、かなり広い
面積を必要とし、又断熱対策を必要とした。
アイロンが要望されてきているが、温度センサー
はバイメタル式に比べて例えばサーミスタに代表
されるように小さいため、ベースの最適位置に取
付けることは容易であるものの、制御回路は例え
ばリレーまたはトライアツクといつた部品の他
に、ダイオード、トランジスタ、コンデンサ、抵
抗及び雰囲気温度上昇を極端に嫌うIC等の電子
部品があり、これらを組み込む場合、かなり広い
面積を必要とし、又断熱対策を必要とした。
この様な問題を解決したものとして、例えば特
開昭58−136399号公報に記載された電子制御式ア
イロンの如く、把手の後部に配線ターミナルを設
けた断熱板を取付け、この断熱板に配線ターミナ
ルを覆う絶縁板を介して制御基板を固定し、且つ
この制御基板と異なる制御基板及び電源コードを
断熱板と把手裏板により挟持固定したものがある
が、ベースの熱が制御基板に影響するのを防ぐた
めに断熱板、そして配線ターミナルと制御基板を
絶縁するために絶縁板を設けており、部品点数の
増加によるアイロンの大型化を招くものであつ
た。又、組立の際、制御基板と電源コードを断熱
板に移動しない様に保持した上で把手裏板を固定
せねばならず、その作業が面倒であつた。
開昭58−136399号公報に記載された電子制御式ア
イロンの如く、把手の後部に配線ターミナルを設
けた断熱板を取付け、この断熱板に配線ターミナ
ルを覆う絶縁板を介して制御基板を固定し、且つ
この制御基板と異なる制御基板及び電源コードを
断熱板と把手裏板により挟持固定したものがある
が、ベースの熱が制御基板に影響するのを防ぐた
めに断熱板、そして配線ターミナルと制御基板を
絶縁するために絶縁板を設けており、部品点数の
増加によるアイロンの大型化を招くものであつ
た。又、組立の際、制御基板と電源コードを断熱
板に移動しない様に保持した上で把手裏板を固定
せねばならず、その作業が面倒であつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は上記の欠点を考慮して、簡単な構成で
断熱及び絶縁対策を行い、且つ組立性を向上する
ものである。
断熱及び絶縁対策を行い、且つ組立性を向上する
ものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は電気アイロンであて、把手の後面に設
けた電源コード取付部及び配線ターミナルと、把
手の後部より導入された配線ターミナルに接続す
る電源コードと、把手の後部に配線ターミナルを
覆う如く配設され、電源コード取付部と共に電源
コードを挟持固定する電源コード押え部を形成し
た絶縁板と、絶縁板の後部に配設した電子部品を
有する基板とを有することを特徴とするものであ
る。
けた電源コード取付部及び配線ターミナルと、把
手の後部より導入された配線ターミナルに接続す
る電源コードと、把手の後部に配線ターミナルを
覆う如く配設され、電源コード取付部と共に電源
コードを挟持固定する電源コード押え部を形成し
た絶縁板と、絶縁板の後部に配設した電子部品を
有する基板とを有することを特徴とするものであ
る。
(ホ) 作用
本考案は上記の如く構成したものであるから、
絶縁板は、電源コード取付部と共に電源コードを
挟持固定した状態で、ベースの熱が基板に影響す
るのを防止し、且つ配線ターミナルと基板を絶縁
する。
絶縁板は、電源コード取付部と共に電源コードを
挟持固定した状態で、ベースの熱が基板に影響す
るのを防止し、且つ配線ターミナルと基板を絶縁
する。
(ヘ) 実施例
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1
はヒータ2を埋設し、サーミスタ3を取付けたベ
ース、4は該ベースの上方に設けた熱硬化性樹脂
からなるアイロンカバーで、後部に前記ヒータ2
及びサーミスタ3のリード線を導出する導出孔5
を形成している。6は前記アイロンカバー4の上
面に固定した熱可塑性樹脂からなる把手で、上部
に把り部7を形成し、後面下端をアイロンカバー
4の上面近傍まで、且つ前記導出孔5より後方と
なる如く形成している。8は前記把手6の後面上
部に設けられ、電源コード9に被覆したコード1
0の支点を抱持するコード抱持部材で、電源コー
ド9が前後方向へ自由に回動できるようにするも
のである。11は把手6の後面で、且つ前記コー
ド抱持部材8の少許下方に設けた凸状の電源コー
ド取付部、12,12は把手6の後面下方に設け
られ前記電源コード9を接続する一対の配線ター
ミナルで、上下方向に延びた3枚の区画板13,
13,13により区画されている。14は把手6
の後面の両側部から下部に亘つて形成した案内板
で、前記区画板13,13,13より幅寸法を大
きく形成されている。又この案内板14は両側部
材と把手6の後部側壁との間に熱を上方に逃がす
熱通路14aを形成し、且つ前記配線ターミナル
12,12に対応する位置の下部材にヒータ2等
のリード線を導入する切欠部15,15を形成し
ている。16は前記案内板14に案内され前記配
線ターミナル12,12を覆う如く配設した例え
ば熱可塑性樹脂からなる絶縁板で、上部の肉厚を
他の肉厚よりも厚くして電源コード押え部17を
形成し、且つ下端を外方に向つて折曲し折曲片1
8を形成している。この絶縁板16は後述する把
手裏板22を固定するための把手裏板取付ボス1
9を挿通し、前記電源コード取付部11の両側に
設けた絶縁板取付ボス20,20にネジ止めされ
ている。この時、絶縁板16は区画板13,1
3,13により把手6の後面と所定間隔を存して
おり配線ターミナル12,12との絶縁を確実に
すると共に断熱空間を確保している。そして又、
電源コード押え部17は電源コード取付部11と
共に電源コード9を挟持固定し電源コード9が外
方からの張力に耐えるようにしている。21は電
子部品を有する基板で、前記絶縁板16の後部に
所定間隔を存して配設され、そして下端を折曲片
18の上面に載置固定されると共に上部をネジ止
めされている。22は前記絶縁板16及び基板2
1を覆う如く前記把手6の後部に配設した把手裏
板で、前記把手裏板取付ボス19にネジ止めされ
ている。
はヒータ2を埋設し、サーミスタ3を取付けたベ
ース、4は該ベースの上方に設けた熱硬化性樹脂
からなるアイロンカバーで、後部に前記ヒータ2
及びサーミスタ3のリード線を導出する導出孔5
を形成している。6は前記アイロンカバー4の上
面に固定した熱可塑性樹脂からなる把手で、上部
に把り部7を形成し、後面下端をアイロンカバー
4の上面近傍まで、且つ前記導出孔5より後方と
なる如く形成している。8は前記把手6の後面上
部に設けられ、電源コード9に被覆したコード1
0の支点を抱持するコード抱持部材で、電源コー
ド9が前後方向へ自由に回動できるようにするも
のである。11は把手6の後面で、且つ前記コー
ド抱持部材8の少許下方に設けた凸状の電源コー
ド取付部、12,12は把手6の後面下方に設け
られ前記電源コード9を接続する一対の配線ター
ミナルで、上下方向に延びた3枚の区画板13,
13,13により区画されている。14は把手6
の後面の両側部から下部に亘つて形成した案内板
で、前記区画板13,13,13より幅寸法を大
きく形成されている。又この案内板14は両側部
材と把手6の後部側壁との間に熱を上方に逃がす
熱通路14aを形成し、且つ前記配線ターミナル
12,12に対応する位置の下部材にヒータ2等
のリード線を導入する切欠部15,15を形成し
ている。16は前記案内板14に案内され前記配
線ターミナル12,12を覆う如く配設した例え
ば熱可塑性樹脂からなる絶縁板で、上部の肉厚を
他の肉厚よりも厚くして電源コード押え部17を
形成し、且つ下端を外方に向つて折曲し折曲片1
8を形成している。この絶縁板16は後述する把
手裏板22を固定するための把手裏板取付ボス1
9を挿通し、前記電源コード取付部11の両側に
設けた絶縁板取付ボス20,20にネジ止めされ
ている。この時、絶縁板16は区画板13,1
3,13により把手6の後面と所定間隔を存して
おり配線ターミナル12,12との絶縁を確実に
すると共に断熱空間を確保している。そして又、
電源コード押え部17は電源コード取付部11と
共に電源コード9を挟持固定し電源コード9が外
方からの張力に耐えるようにしている。21は電
子部品を有する基板で、前記絶縁板16の後部に
所定間隔を存して配設され、そして下端を折曲片
18の上面に載置固定されると共に上部をネジ止
めされている。22は前記絶縁板16及び基板2
1を覆う如く前記把手6の後部に配設した把手裏
板で、前記把手裏板取付ボス19にネジ止めされ
ている。
而して、絶縁板16は基板21と配線ターミナ
ル12,12とを絶縁し、把手6の後面からの熱
を遮断することになる。そして、アイロンカバー
4からの熱は、案内板14及び折曲片18により
遮断されると共に熱通路14aを介して上方に移
動することになる。又、把手6の後面下端は導出
孔5より後方にあり、ベース1から発生した熱が
導入孔5を介して上昇しても基板21側に影響し
ないようにされている。
ル12,12とを絶縁し、把手6の後面からの熱
を遮断することになる。そして、アイロンカバー
4からの熱は、案内板14及び折曲片18により
遮断されると共に熱通路14aを介して上方に移
動することになる。又、把手6の後面下端は導出
孔5より後方にあり、ベース1から発生した熱が
導入孔5を介して上昇しても基板21側に影響し
ないようにされている。
(ト) 考案の効果
本考案は上記の如く、把手の後面に配線ターミ
ナルを設け、そして絶縁板に絶縁及び断熱効果を
持たせる構成としたため、部品点数を減少でき、
アイロンの小型化が図れる。又、把手の電源コー
ド取付部と絶縁板の電源コード押え部とにより電
源コードを挟持固定する構成としたため、別の基
板を把手裏板と絶縁板とにより挟持固定する構成
としても、簡単にその作業が行なえるものであ
る。
ナルを設け、そして絶縁板に絶縁及び断熱効果を
持たせる構成としたため、部品点数を減少でき、
アイロンの小型化が図れる。又、把手の電源コー
ド取付部と絶縁板の電源コード押え部とにより電
源コードを挟持固定する構成としたため、別の基
板を把手裏板と絶縁板とにより挟持固定する構成
としても、簡単にその作業が行なえるものであ
る。
第1図は本考案の電気アイロンの要部断面図、
第2図は同じく要部分解斜視図である。 1……ベース、4……アイロンカバー、6……
把手、9……電源コード、11……電源コード取
付部、12,12……配線ターミナル、16……
絶縁板、17……電源コード押え部、21……基
板、22……把手裏板。
第2図は同じく要部分解斜視図である。 1……ベース、4……アイロンカバー、6……
把手、9……電源コード、11……電源コード取
付部、12,12……配線ターミナル、16……
絶縁板、17……電源コード押え部、21……基
板、22……把手裏板。
Claims (1)
- ヒータを有するベースと、該ベースの上方に設
けたアイロンカバーと、該カバーの上面に固定し
た把手と、該把手の後面に設けた電源コード取付
部及び配線ターミナルと、前記把手の後部より導
入され前記配線ターミナルに接続する電源コード
と、前記把手の後部に前記配線ターミナルを覆う
如く配設され、前記電源コード取付部と共に電源
コードを挟持固定する電源コード押え部を形成し
た絶縁板と、該絶縁板の後部に配設した電子部品
を有する基板と、前記絶縁板及び基板を覆う如く
前記把手の後部に配設した把手裏板とからなるこ
とを特徴とする電気アイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985005841U JPH0243360Y2 (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985005841U JPH0243360Y2 (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122800U JPS61122800U (ja) | 1986-08-02 |
JPH0243360Y2 true JPH0243360Y2 (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=30482726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985005841U Expired JPH0243360Y2 (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243360Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0824800B2 (ja) * | 1987-10-16 | 1996-03-13 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137100A (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-06 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
-
1985
- 1985-01-19 JP JP1985005841U patent/JPH0243360Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137100A (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-06 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122800U (ja) | 1986-08-02 |
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