JPH043502Y2 - - Google Patents

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JPH043502Y2
JPH043502Y2 JP9310184U JP9310184U JPH043502Y2 JP H043502 Y2 JPH043502 Y2 JP H043502Y2 JP 9310184 U JP9310184 U JP 9310184U JP 9310184 U JP9310184 U JP 9310184U JP H043502 Y2 JPH043502 Y2 JP H043502Y2
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JP
Japan
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power transistor
printed circuit
circuit board
heat sink
hole
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JP9310184U
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は音響製品等の電気機器に使用されるプ
リント基板上にパワートランジスタを固定するた
めの固定装置に関する。
「従来の技術」 従来の、この種のパワートランジスタの固定装
置として、第11図と第12図で示すようなもの
があつた。
まず、第11図の従来例において、Aはパワー
トランジスタで、このパワートランジスタAはビ
スBにより放熱器Cに固定されている。また、パ
ワートランジスタAのリード線Dは副プリント基
板Eに半田付けされている。Fはケーブルで、そ
の一端は副プリント基板Eに接続され、他端はコ
ネクタGを介して主プリント基板Hに接続されて
いる。
そこで、図示しないが主プリント基板Hに実装
されている電子部品が動作すると、ケーブルFで
接続されたパワートランジスタAが動作し発熱す
る。そして、この熱は放熱器Cを介して外部に放
熱される。
次に、第12図の従来例においては、放熱器C
は主プリント基板Hに直接ビス止めされている。
また、リード線Dは主プリント基板Hに半田付け
されている。その他の点については上記の従来例
と同様である。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし、前者の従来例では副プリント基板Eや
ケーブルF等を用いるため部品点数が多く、コス
ト高となる。特に、パワートランジスタAを複数
個用いる場合には、それに対応した数の副プリン
ト基板EやケーブルFが必要となる。また、パワ
ートランジスタAの取付け時にリード線Dを折損
する欠点があつた。
また、後者の従来例ではパワートランジスタA
を放熱器Cに、また、放熱器Cを主プリント基板
Hに夫々取付ける際の作業性が低く、放熱器Cが
大きいと輸送効率が悪い等の欠点があつた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記のような欠点を解決するために成
されたもので、パワートランジスタを保持する絶
縁性のホルダと、パワートランジスタの発熱を放
熱する放熱板と、パワートランジスタのリード線
を半田付けするプリント基板とから成り、ホルダ
にはパワートランジスタの厚み方向を押える圧着
爪と、パワートランジスタを支持し、かつ放熱板
の穴に挿入自在なストツパと、プリント基板の取
付孔に挿入自在な位置出し用のボスとを設け、圧
着爪とストツパとで保持したパワートランジスタ
を放熱板に密着固定するようにしたパワートラン
ジスタの固定装置を提供するにある。
「実施例」 以下、本考案を図面の実施例に基づいて説明す
る。第1図は本考案に係るパワートランジスタの
固定器具の組立前の斜視図で、第2図は同固定器
具の平面図、第3図は同底面図、第4図は同右側
面図、第5図は第2図の−の断面図、第6図
は第2図の−の断面図、第7図は第2図の
−の断面図、第8図は同固定器具の使用状態を
示す縦断面図である。
上記の図面において、1はパワートランジスタ
で、1aはこのパワートランジスタ1の本体、2
はパワートランジスタ1のリード線、3はパワー
トランジスタ1の放熱片、4は放熱片3の穴5に
挿入する固定用のネジである。
6は樹脂等の絶縁材で一体成形したパワートラ
ンジスタ1のホルダである。このホルダ6では複
数個のパワートランジスタ1を取付るように構成
されているが、その構造は全て同一なので、一箇
所について説明する。7はホルダ6に形成した方
形状の窓穴で、この窓穴は後壁部8と、左右の側
面部9a,9bと、前部横桟部10とから形成さ
れ、窓穴7の内周形状は、パワートランジスタ1
の外周形状と同一に設定されている。
11は後壁部8の中央から前部横桟部10の方
向に突設した圧着片で、この圧着片11にはパワ
ートランジスタ1の本体1aを下方向に押圧する
弾性力が付与されている。また、圧着片11の自
由端の下面は、テーパ面11aに形成して後述す
るように、パワートランジスタ1の挿入を容易に
している。
一方、前部横桟部10には上記の圧着片11と
対応する位置に、パワートランジスタ1の放熱片
3側を支持するストツパ12が形成されている。
また、上記の後壁部11にはパワートランジス
タ1のリード線2を挿入する貫通孔13が後面に
開口されている。更に、後壁部11の後面には、
上記の貫通孔13と対応する位置に、パワートラ
ンジスタ1の各リード線2を電気的に絶縁し、か
つ下方向に折曲してガイドするガイド溝14が形
成されている。また、後壁部11の後面には、下
方に向つて先細りのテーパ面を有する位置決め用
のボス15が設けられている。16は放熱板で、
この放熱板16には前記のネジ4が螺合する雌ネ
ジ17と、ストツパ12が嵌合する穴18とが形
成されている。
19はプリント基板で、この基板19にはパワ
ートランジスタ1のリード線2を挿入する小孔2
0と、上記のボス15が嵌合自在な取付穴21と
が形成されている。
「作用」 次に、上記の実施例の作用について説明する。
まず、ホルダ6の後壁部8に形成した貫通孔13
に対して、窓穴7側からパワートランジスタ1の
リード線2を挿入し、パワートランジスタ1を窓
穴7に嵌合すれば、パワートランジスタ1の本体
1aは圧着片11により下方向に押圧されると共
に、放熱片3の上端部分はストツパ12により維
持される。この際、パワートランジスタ1の底面
は、ホルダ6の下面と同一面となつている。ま
た、貫通孔13からガイド溝14側に突出したリ
ード線2は、該ガイド溝14に沿つて下方向に折
曲する。
次いで、放熱板16の上面にホルダ6の下面を
当接し、雌ネジ17にパワートランジスタ1の放
熱片3の穴5を合せ、ストツパ12を穴18に嵌
合した後、放熱片3の穴5に挿入したネジ4を雌
ネジ17に螺合して放熱片3を放熱板16に密着
固定する。
しかる後、ホルダ6のボス15をプリント基板
19の取付穴21に圧入してプリント基板19に
ホルダ6を固定すると共に、小孔20にリード線
2の先端を挿入し半田付けすれば組立完了であ
る。
そこで、パワートランジスタ1が発熱すれば、
その熱は放熱片3から放熱板16に伝達され、外
部に放熱される。
なお、上記の実施例では、プリント基板19は
ネジ4の締結方向に対して直交方向にレイアウト
しているが、第9図で示すように、リード線2を
折曲することなくプリント基板19に半田付けし
て、プリント基板19をネジ4の締結方向と平行
するように直立させるか、第10図で示すよう
に、プリント基板19をネジ4の締結方向と所定
の角度をなすようにレイアウトしても同様の効果
を奏する。
「考案の効果」 本考案は叙上のように、パワートランジスタ1
を保持する絶縁性のホルダ6と、パワートランジ
スタ1の発熱を放熱する放熱板16と、パワート
ランジスタ1のリード線2を半田付けするプリン
ト基板19とから成り、ホルダ6にはパワートラ
ンジスタ1の厚み方向を押える圧着爪11と、パ
ワートランジスタ1を支持し、かつ放熱板16の
穴18に挿入自在なストツパ12と、プリント基
板19の取付孔21に挿入自在な位置出し用のボ
ス15とを設け、圧着爪11とストツパ12とで
保持したパワートランジスタ1を放熱板16に密
着固定するようにしたので、パワートランジスタ
1と、ホルダ6と、プリント基板19との3点の
固定は治具なしでマウントすることができる。
また、パワートランジスタ1とホルダ6をマウ
ントしたまま、プリント基板19を半田デイツプ
又はオートデイツプすることができる。更に、ホ
ルダ6を小型に設計可能なため、ユニツトの輸送
上、支障がない。また、プリント基板19に対し
てパワートランジスタ1の高い位置精度が求めら
れる。パワートランジスタ1の専用基板、結線線
材等が不要のため低コストとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパワートランジスタの固
定装置を示す組立前の斜視図で、第2図は同固定
装置の平面図、第3図は同底面図、第4図は同右
側面図、第5図は第2図の−の断面図、第6
図は第2図の−の断面図、第7図は第2図の
−の断面図、第8図は同固定装置の使用状態
を示す縦断面図、第9図及び第10図はいずれも
同固定装置の異種実施例を示す使用状態の側面
図、第11図及び第12図は従来の異なる固定装
置を示す斜視図である。 1……パワートランジスタ、2……リード線、
6……ホルダ、11……圧着爪、12……ストツ
パ、15……ボス、16……放熱板、18……
穴、19……プリント基板、21……取付穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パワートランジスタを保持する絶縁性のホルダ
    と、パワートランジスタの発熱を放熱する放熱板
    と、パワートランジスタのリード線を半田付けす
    るプリント基板とから成り、ホルダにはパワート
    ランジスタの厚み方向を押える圧着爪と、パワー
    トランジスタを支持し、かつ放熱板の穴に挿入自
    在なストツパと、プリント基板の取付孔に挿入自
    在な位置出し用のボスとを設け、圧着爪とストツ
    パとで保持したパワートランジスタを放熱板に密
    着固定するようにしたことを特徴とするパワート
    ランジスタの固定装置。
JP9310184U 1984-06-21 1984-06-21 パワ−トランジスタの固定装置 Granted JPS619851U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310184U JPS619851U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 パワ−トランジスタの固定装置

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JP9310184U JPS619851U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 パワ−トランジスタの固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS619851U JPS619851U (ja) 1986-01-21
JPH043502Y2 true JPH043502Y2 (ja) 1992-02-04

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ID=30650474

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JP9310184U Granted JPS619851U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 パワ−トランジスタの固定装置

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JP5336448B2 (ja) * 2010-09-22 2013-11-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置
JP2013243264A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Yaskawa Electric Corp 電子部品取付モジュールおよび電力変換装置

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JPS619851U (ja) 1986-01-21

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