JP3016159U - 放熱板の接地構造 - Google Patents

放熱板の接地構造

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JP3016159U JP1995003395U JP339595U JP3016159U JP 3016159 U JP3016159 U JP 3016159U JP 1995003395 U JP1995003395 U JP 1995003395U JP 339595 U JP339595 U JP 339595U JP 3016159 U JP3016159 U JP 3016159U
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ground
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田 和 幸 岡
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウム製の放熱板をプリント基板にか
しめて取り付けることにより、はんだ付けすることな
く、放熱板を接地する。 【構成】 プリント基板の貫通孔に放熱板の取付け部を
貫通し、かしめて、放熱板をプリント基板に固定すると
ともに、プリント基板のグランドに接続した接地体に放
熱板を押圧する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は放熱板の接地構造に関し、例えば、電気、電子機器にに蔵するプリン ト基板に実装される発熱する電子部品、例えば、ICまたはTr等の発熱体を保 持する放熱板をプリント基板に立設するとともにグランドに接続する放熱板の接 地構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、放熱板の接地構造としては一般に放熱板がアルミ製のため、ハンダ付が 困難なため、図4に示すような接地構造11がとられている。発熱するIC12 を保持する放熱板13は、IC12の熱の伝達及び輻射が良いようにアルミニウ ム板が用いられているため、プリント基板15との直接のハンダによる接続が難 しい。このため、通常は、プリント基板15に長方形の貫通孔15aを設け、放 熱板13の下部にこの貫通孔15aを貫通する取付け足13aを設けている。放 熱板13は、取付け足13aをプリント基板15の貫通孔15aの下側まで貫通 させて、さらに、取付け足13aの下部をプリント基板15の下側で貫通孔15 aの長手方向に対してペンチ等の治具でほぼ直角に変形して、放熱板13の下部 13bと、取付け足13aの下部とで、プリント基板15をはさみ込むようにし て固定している。
【0003】 また、放熱板13はラインにノイズを発生させないため、接地する必要がある が、アルミニウム製であるため、ハンダが直接に使用できず、通常は、リード線 16を用いて、放熱板13にはビス17で固定し、プリント基板15のグランド にはリード線16の端をハンダ18で固定して放熱板13をグランドに接続して 接地している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の放熱板の接地構造11では、放熱板13の取 付け足13aの下部を治具等により、プリント基板15をはさみ込むように変形 して固定しなければならず、さらに、放熱板13を接地するのに、リード線16 を用い、さらに、ビス17により放熱板13にビス止めしなければならず、部品 点数も増え、取付けにも手間がかかり、組立コストが増加するという問題点があ った。
【0005】 そこで、本考案は、このような従来の課題を鑑みてなされたものであり、プリ ント基板のグランドに接続した導電性の接地体の上面に放熱板を押圧しながら放 熱板をプリント基板に固定する取付け部を設けることにより、部品数を低減し組 立工数を減じ、さらに、コスト低減できる放熱板の接地構造を提供することを目 的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1は、発熱体を保持した放熱板と、グランドを裏面に備えたプ リント基板と、該プリント基板に設けた複数のかしめ用貫通孔および接地体用貫 通孔と、該接地体用貫通孔に貫挿され、プリント基板の裏面側が前記グランドに 接続され、かつ、表面側がプリント基板表面と同一面あるいはやや突出した接地 体と、前記放熱板の下側に突設して前記複数のかしめ用貫通孔に貫挿され、かし められた複数の取付部とを有し、プリント基板に放熱板がかしめられることによ って、放熱板が接地体の上面を押圧するようになっていることを特徴とする。
【0007】 また、本考案の請求項2は、上述の放熱板の接地構造において、接地体が放熱 板と接する上面と接地体用貫通孔に貫挿される複数の足部とからなっている。 更に、また、本考案の請求項3は、これらの放熱板の接地構造において、取付 部がプリント基板の厚みより短い頸部分と、頸部分から先に向かって広がる肩部 分とを有し、肩部分を捩ってかしめている。
【0008】
【作用】
本考案の放熱板の接地構造では、導電性部材からなる接地体は、プリント基板 上に配置され、他のプリント基板上の部品のピン等の接続と同時にプリント基板 のグランドに接続され接地する。放熱板の取付け部はプリント基板の貫通孔を通 り下側に突出し、押圧部は接地した接地体の上面に接触する。放熱板は取付け部 をかしめて変形し、プリント基板に固定するとともに、接地体に押圧して電気的 に接続する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る放熱板の接地構造の実施例を示す全体分解斜視図である。 図2は取付片と接地体との拡大図である。図2において、プリント基板3の裏 面のアースパターン7には接地体2が接続されている。 まず、構成について説明する。図1、2において、100は放熱板の接地構造 であり、放熱板の接地構造100はアルミニウムからなる放熱板1と、放熱板1 の直下に厚さt1 約1.6mmのプリント基板3上に配置された導電性部材であ る例えば銅メッキした接地体2と、から構成されている。
【0010】 接地体2は、両端が下方に屈折した足部2aを有し、図3に示すように、プリ ント基板3のグランド7に接続可能な位置に配置され、足部2aは、プリント基 板3に形成された貫通孔3aを通してプリント基板3の下側に突出し、グランド 7にハンダ8により接続している。 放熱板1は、安定して立設できるように屈折した形状をなし、側壁には発熱量 の大きいIC4がビス5により固定されている。放熱板1は下端の押圧部1aが 接地体2の上面2bに交差して接触するよう配置され、下部にはプリント基板3 に形成された貫通孔3bを貫通してプリント基板3の下側に突出する取付け部1 bを有している。
【0011】 取付け部1bは、放熱板1の本体1Aと、本体1Aから下方に延びる幅狭の頸 部分1cと、頸部分1cに続き幅が下方側広い肩部分1dと、肩部分1dに続き 、さらに下方にほぼ同じ幅である胴部分1eとからなり、頸部分1c、肩部分1 d、胴部分1eは一体的に形成されている。頸部分1cの下方への長さt2 はプ リント基板3の厚さt1 より小さい。また、取付け部1bは図3に示すように、 本体1に対して矢印A方向に変形可能であり、この変形により肩部分1dの上面 でプリント基板3の下縁と係合さ、、かしめて、放熱板をプリント基板3上に固 定している。
【0012】 次に、作用について説明する。 接地体2の足部2aは、プリント基板3の貫通孔3aに挿入し、他のIC、T r等の電子部品とともに、同時にプリント基板3の所定の位置にハンダ等により 接続される。このとき足部2aはプリント基板3のグランド7に接続される。
【0013】 ついで、このプリント基板3上の貫通孔3b内にIC4をビス5にて固定した 放熱板1の取付部1aを挿入し、ついで、プリント基板3の下側に突出した取付 部1aの胴部分1cを約90°回動させる。このとき、厚さt1 >厚さt2 であ るめ、取付部1bは変形しながら胴部分1eがプリント基板3の下側に入り、肩 部分1dが大きく変形してプリント基板3の下縁に係合し、かしめられることに なる。肩部1dは下方程幅が大きくなり、上縁が傾斜しているため、変形が大き くなる程、本体1Aを下方に引く力が作用し、本体1Aはプリント基板3に強く 固定される。このとき放熱板1の押圧部1aは接地体2の上面2aに押圧され、 電気的に接続する。したがって、放熱板1は、取付部1aを約90°回動させ変 形させるという簡単な動作のみで、プリント基板3に固定される。
【0014】 この場合、接地体2はプリント基板3上面より若干盛り上がっている状態が好 ましい。また、放熱体の取付片1aは、本実施例では2箇所であるが、放熱板1 の大きさに応じ被接地体2とともに適当に数か所設けることが好ましい。 また、取付片1aの切欠形状はこれに限定されるべきものでなく本体1Aを下 方に引く力を発生させ、これにより接地を確実のものとさせるものであればよい 。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、接地体に設けられるアース板は他の電 子部品と一緒にディッピング時にハンダ付できるため工数の削減化が図れる。 放熱板は取付、押圧の両機能をかねそなえているとともに取付部を曲げるとい う簡単な動作により、放熱板に力が働き被接地体との押圧が確実なものとなる。 また、取付作業においても熟練を必要とせず、生産性の向上が図れるとともに各 工数削減による製造コストの低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の放熱板の接地構造の一実施例を示す分
解斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の放熱板と接地体との押圧状
態を示す拡大側面図である。
【図3】図1に示す実施例の取付部を曲げた状態を示す
平面図である。
【図4】従来の放熱板の接地構造の側面図である。
【符号の説明】
1 放熱板 1a 押圧部 1b 取付部 2 接地体 3 プリント基板 4 発熱体 5 ビス 6 リード線 7 グランド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を保持した放熱板と、グランドを
    裏面に備えたプリント基板と、該プリント基板に設けた
    複数のかしめ用貫通孔および接地体用貫通孔と、該接地
    体用貫通孔に貫挿され、プリント基板の裏面側が前記グ
    ランドに接続され、かつ、表面側がプリント基板表面と
    同一面の接地体と、前記放熱板の下側に突設して前記複
    数のかしめ用貫通孔に貫挿され、かしめられた複数の取
    付部とを有し、プリント基板に放熱板がかしめられるこ
    とによって、放熱板が接地体の上面を押圧するようにな
    っていることを特徴とする放熱板の接地構造。
  2. 【請求項2】 発熱体を保持した放熱板と、グランドを
    裏面に備えたプリント基板と、該プリント基板に設けた
    複数のかしめ用貫通孔および接地体用貫通孔と、該接地
    体用貫通孔に貫挿され、プリント基板の裏面側が前記グ
    ランドに接続され、かつ、表面側がプリント基板表面か
    らやや突出した接地体と、前記放熱板の下側に突設して
    前記複数のかしめ用貫通孔に貫挿され、かしめられた複
    数の取付部とを有し、プリント基板に放熱板がかしめら
    れることによって、放熱板が接地体の上面を押圧するよ
    うになっていることを特徴とする放熱板の接地構造。
  3. 【請求項3】 接地体が放熱板と接する上面と接地体用
    貫通孔に貫挿される複数の足部分とからなる請求項1ま
    たは2記載の放熱板の接地構造。
  4. 【請求項4】 取付部がプリント基板の厚みより短い頸
    部と、頸部から先に向かって広がる肩部分とを有し、肩
    部分を捩ってかしめた請求項1,2または3記載の放熱
    板の接地構造。
JP1995003395U 1995-03-23 1995-03-23 放熱板の接地構造 Expired - Lifetime JP3016159U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112657B2 (ja) * 1980-04-07 1986-04-09 Hitachi Netsu Kigu Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112657B2 (ja) * 1980-04-07 1986-04-09 Hitachi Netsu Kigu Kk

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